*アラスカ級大型巡洋艦1番艦アラスカ [#Title]
 
&attachref(./Alaska1.jpg,29%);

#fold("その他画像"){{
兵装確認用アングル
&attachref(./Alaska2.jpg,24%);
}}

#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.5.0};

・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|9|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|-|
|~国家|[[アメリカ]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|60,800|
|~|>|装甲|16-330mm&br;・防郭 26-229mm&br;・艦首・艦尾 27mm&br;・砲郭 127-325mm&br;・装甲甲板 27-36mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|13%|
|~機動性|>|機関出力|180,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|33.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|850m|
|~|>|転舵所要時間|13.0秒|
&br;

|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|15.5km|-|19.0km|17.5km|12.1km|
|~|航空発見距離|9.7km|-|15.8km|12.7km|-|
&br;

|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|mod.1|19.0km|207m|
&br;

|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|305mm/50|3基×3門|HE弾 4300(27%)&br;AP弾 8900|20.0秒|30.0秒|HE &br;AP |
&br;

|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|-|127mm/38|6基×2門|HE弾 1800(5%)|6.0秒|5.0km|
//副砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~空襲|~船体|~機体|~小隊数|~出撃機数(HP)|~搭載量|~射程|~最大ダメージ|~準備時間|
|~|-|Consolidated PBY-2&br;Privateer|2|1(2,000)|2|7.0km|4,200|30秒|
&br;

|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|-|短|20mm Oerlikon Mk4|34基×1門|>| -| 245|85.0%|0.1-2.0km|
|~|~|中|40mm Bofors Mk2|14基×4門|>| -| 375|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~|長|127mm/38 Mk32|6基×2門| 5| 1610| 105|90.0%|0.1-5.8km|
&br;

・アップグレード
|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#aaccaa):スロット1|BGCOLOR(#aaccaa):スロット2|BGCOLOR(#aaccaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|○|
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#aaccaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空兵装の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|BGCOLOR(#aaccaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;対水雷防御ダメージ軽減率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室改良1|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空兵装改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM087_AirSupport_Mod_I.png,nolink,70%);|空襲改良1|兵装「空襲」の準備時間 -20%&br;航空機のHP +25%&br;爆雷ダメージ +15%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見飛行中隊の被発見距離 -10%&br;発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制発見距離 1.80km|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|消耗品の動作時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲装填時間 -20%&br;対空継続ダメージ +15%&br;対空砲弾の爆発によるダメージ +15%&br;消耗品「対空防御放火」を発動中に対空兵装の斉射によって生成される爆発数 +2|
}}

・消耗品
#fold(消耗品){{
消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|応急&br;工作班|∞|60|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|修理班|3|80|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png,nolink,70%);|対空防御砲火|4|80|40|継続ダメージ +50%&br;砲弾の爆発によるダメージ+300%|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY016_SonarSearchPremium.png,nolink,70%);|水中聴音|3|120|100|敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.00 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:4.00 [km]&br;最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km]|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY005_Spotter.png,nolink,70%);|着弾&br;観測機|4|240|100|主砲の射程を 20 [%]延伸する|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY012_FighterPremium.png,nolink,70%);|戦闘機|3|90|60|自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する&br;戦闘機数 4機|
|~|&attachref(消耗品/RLSSearch2.png,nolink,70%);|警戒&br;レーダー|3|120|35|一定範囲内のすべての敵艦を探知する&br;敵艦捕捉距離(水上):10.00 [km]|

}}

**ゲーム内説明 [#Explain]
1930年代後半、アメリカは巡洋艦に対抗するために305 mm 主砲を搭載した大型艦を設計していました。提案された派生案の中で最も重装甲だったのは CA2G案で、報告によれば、本案の装甲は「どの戦艦よりも劣るが、どの巡洋艦よりも優れていた」とされています。本艦はアラスカと命名され、太平洋で活動する高速空母戦隊の一員になりました。アラスカは東京攻撃の際に空母を援護し、硫黄島と沖縄への上陸作戦を支援しました。また、上海襲撃にも参加しました。

**解説 [#Manual]
''[[初心者で購入を検討されている方へ>プレミアム艦#ub90aa72]]''
実装時はフリー経験値で交換が可能だったが、現在は入手不可。

-''抗堪''
大型巡洋艦であるためか、HPは60800とマッチするティア帯の巡洋艦の中でも十分に多い。
側面装甲は229mmと分厚く、甲板についても36mmのHE弾及び、460mmのAP弾に対して耐性をしっかりと確保している。艦首・艦尾装甲はツリー米巡同様に27mmあるため、角度をとれば380mm級のAP弾を弾くことが可能だ。また、28mmある側面砲郭はIFHEを搭載した5インチHEをも遮断するため、対砲弾耐性は巡洋艦として非常に優秀である。ただし、IFHEの130mmのHE弾とIFHEの100mm砲HE弾は28mm装甲を貫通可能。
しかし、戦艦並の図体であるにもかかわらず、被雷ダメージ軽減率は僅か13%と非常に脆弱である。これは本艦がマッチしうるティア帯の日本巡洋艦以下の数値であり、対空防御砲火を消耗品として選択している場合、魚雷警戒が一切できないため下手な動き方は避けるべきである。
他に注意すべき点として、本艦の艦尾はトランサムスターン(平たくカットされている形状)となっている。そのため敵艦に艦尾を向けている状況では、たとえ巡洋艦のAPであったとしても容易に貫通を許してしまう。また、本艦の''火災時間は戦艦規格の60秒''である。いくらHE耐性があるとはいえ、何もしなければ簡単に燃やし尽くされる点には留意が必要だ。

-''主砲''
大口径砲を搭載したTier9巡洋艦としてライバルにあたる[[Kronshtadt]]と同様、305mm砲を3連装3基9門搭載している。
--''口径と威力''
素の装填時間は20秒であり、同格内ではやや長めである。AP弾の貫通力は[[Kronshtadt]]に劣り[[Hood]]に近い水準だが、大型巡洋艦としては十分な性能を持つ。弾道はやや高めで弾速は遅く、Tier8戦艦の[[North Carolina]]とほぼ一致する((より口径の小さい[[Henri IV]]や[[Dmitri Donskoi]]と同等か少し下回る))。これらの特性により向き不向きが分かれる独特な使用感だが、いずれも慣れで解決可能な範囲である。
一方で本艦は、[[Stalingrad]]と同じく''跳弾角度と散布界が優遇されている''という大きな強みを持つ。跳弾角度の優遇範囲は[[Stalingrad]]よりも広く、浅い角度で命中してもダメージを期待できるため、遅めの弾速を補っても余りある効果を発揮する。APの最大ダメージは口径相応に大きく、一般的な巡洋艦以上の貫通能力を持つため全艦種にとって脅威となる。なお、口径が280mmを超えているため、駆逐艦に対してはAP弾が強制過貫通判定となる点には注意が必要。
--''散布界''
散布界は[[Admiral Graf Spee]]に準じた計算式が採用されており、大口径砲ながら優秀な精度を誇る。シグマ値は2.05と標準的だが、最大射程でも偏差さえ合っていれば比較的安定して命中が見込めるため、跳弾優遇との相性は抜群である。
--''砲弾''
HE弾も実用的な性能を備えており、他の305mm砲と同様に素で50mmを貫通可能なほか、27%という[[Kronshtadt]]を上回る優秀な火災発生率を誇る。約19kmの射程も[[Kronshtadt]]を上回り同格戦艦に見劣りしない。アップグレードで22kmまで、観測機を使用すればさらに延長が可能。
もう一つの特筆すべき長所として、砲塔旋回速度が口径に比して破格であることが挙げられる。その速さは一部の巡洋艦をも上回る。しかし、注意すべきは主砲の斉射射角である。前方33°・後方37°という数値は、[[Kronshtadt]](前方25°・後方30°)と比較するとかなり悪い。むやみな引き撃ちは、先述の艦尾形状も相まって戦艦APを問答無用で叩き込まれるリスクがある。機動戦は可能だが、欲張りすぎると致命傷となる点に留意。

-''副砲''
127mm連装両用砲を亀甲配置で6基搭載し、射程は5.0kmと標準的である。わざわざステータスを強化する優先度は低い。

-''空襲''
航空爆雷の性能は同格ツリー艦と同程度の性能。

-''対空火力''
米国艦艇の例に漏れず、127mm・40mm・20mmの定番構成を備えており、それなりの対空能力を有する。船体の大きさを考慮すると小規模であり、[[Buffalo]]とほぼ同等である。対空防御砲火も搭載しているため、一般的な艦載機であれば十分に撃墜が可能であり、航空攻撃に過度に悩まされることはないだろう。
 
-''機動性''
速力33.0ノット、転舵所要時間13.0秒、旋回半径850mと、この巨体を考慮すれば決して悪い数値ではない。
むしろ推力・転舵改良のアップグレードを装備することで、かなり軽快な挙動が可能となる。高い砲塔旋回速度を活かした運用や、低い魚雷耐性を補う回避運動など、機動性を向上させるメリットは大きい。

-''隠蔽性''
素の被発見距離は15.5km、隠蔽特化で12.2kmであり、Tier9巡洋艦の中では[[Kronshtadt]]や[[Saint Louis]]に次ぐ最低クラスの数値である。Tier7の巡洋艦や隠蔽の悪い艦艇にとっては脅威となりうる。

-''消耗品''
消耗品についてはツリー艦艇の[[Buffalo]]と同じ構成。
 
-''総評''
[[Kronshtadt]]が「HPと主装甲帯で耐える対戦艦巡洋艦」ならば本艦は「巧妙な装甲厚・配置で耐える戦艦放火魔及び巡洋艦キラー」と言えるだろう。史実ではその性能や扱いづらさから「中途半端」と評されたが本ゲーム内では非常に強力な艦艇に仕上がっている。前述の主砲射角の悪さを除けば非常に使い勝手が良い艦といえる。
 
**史実 [#History]
#fold(史実欄を開く){{
-''建造''
アラスカ級巡洋艦1番艦として建造された本艦は、1941年12月17日にニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で起工し、1943年8月15日に進水、大戦の終わりが見え始めた1944年6月17日に就役した。
基準排水量27,000t(満載34,250t)、全長246.43m、全幅27.67m、最大速力33ノットという巨艦であった。全長で比較するとウースター207m、デモイン218m、大和263mであり、本艦の巨大さが分かるだろう。
-''戦歴''
調整や艤装の変更を経て、アラスカの実戦投入は1945年となる。1945年1月8日にハワイへ出航し、13日に真珠湾に到着。第12.2任務群に配属されると1月29日に西太平洋へ向け出航した。この部隊はアラスカを含め、エセックス級航空母艦(ベニントン、ランドルフ)などの新型艦を擁する一方で、サラトガやアーカンソーといった旧型艦も含む混合部隊であった。艦隊はウルシー環礁、カロリン諸島を経由し、2月6日に第58.5任務群として第58任務部隊に合流した。
~アラスカは1945年2月10日に日本本土空襲へ向けて出航する。任務は東京大空襲を行うサラトガ、エンタープライズの護衛であった。この時、アラスカ乗組員の4分の3は戦闘を経験したことがないルーキーだった。艦隊はマリアナ諸島の東から日本本土に接近し、任務を全うしてウルシー環礁に帰投、定期検査を行った。
~3月14日、第58任務部隊はウルシー環礁から出撃し北西へ向かった。3月18日、九州南西洋上で「九州沖航空戦」が勃発。アラスカが所属する第58.4任務群の艦載機は宇佐、大分、佐伯の航空基地を攻撃し、少なくとも107機の日本機を地上で破壊した。アラスカにとって初めての実戦であった。同日、第五航空艦隊部隊の彗星や銀河からなる攻撃隊が第58.4任務群に突入。アラスカは13時15分ごろにこれを迎え撃ち、彗星と銀河を各1機撃墜する初戦果を挙げた。
~翌3月19日、呉軍港空襲の際、第58.2任務群が日本軍機の迎撃にあう。銀河または彗星からの爆撃によりフランクリンが大破。続いて特攻機によりワスプも大破に追い込まれた。この事態を受け救援部隊が編成され、アラスカもこれに加わった。アラスカはピッツバーグに対し、フランクリンを曳航しグアムへ退避させるよう指示を出している。20日にはハンコックより指揮の委譲を受け、フランクリン離脱の援護任務にあたった。11時43分、アラスカのレーダーが約56kmの距離に屠龍を探知し、屠龍は11時49分に護衛の戦闘機によって撃墜された。3月22日にフランクリン救援の任を離れ原隊に復帰した。
~3月27日、僚艦グアムと共に沖縄県の南大東島へ艦砲射撃を行った。22時45分から翌28日0時30分まで主砲45発と5インチ砲352発を撃ち、大火災を発生させている。その後は護衛任務に従事し、5月14日には一時ウルシーへ帰投。6月9日には沖大東島へ艦砲射撃を行いレーダー施設を破壊した。9月8日に仁川への上陸支援を行う。その後、青島占領へ向かう海兵隊第6師団を支援し、11月13日まで青島に留まった。仁川に戻ると11月14日にマジック・カーペット作戦の一部として陸軍の帰還兵を乗艦させサンフランシスコへ向かった。
-''最後''
12月18日にボストン海軍造船所に到着し、不活性化前の信頼性試験を行う。これがアラスカの最後の任務となった。1946年8月13日に不活性化の上、ニュージャージー州ベイヨンで予備役として保管され、1947年2月17日に退役。1960年6月1日に除籍され、6月30日にスクラップとして売却された。
}}

**小ネタ [#Digression]
-''巡洋艦か、巡洋戦艦か''
艦種は「大型巡洋艦(Large Cruiser)」であり、WoWSにおいても巡洋艦枠として扱われている。しかし、その主砲口径や船体サイズは一世代前の戦艦に匹敵するため、資料によっては「巡洋戦艦」として分類されることもある。
本級は、日本が「秩父型大型巡洋艦」もしくは「かでくる型」なる艦を密かに建造しているという米軍の誤情報を端緒として計画された。この「かでくる」とは「翔鶴(Shokaku)」が伝言ゲームの末に誤認されたものだと言われている。
アラスカ級は両洋艦隊法に基づき6隻の建造が承認されたが、鋼材不足などの影響で1942年7月に未起工の4隻が建造延期となり、最終的に1944年までに就役したのは「アラスカ」「グアム」の2隻のみであった。
当初は「排水量27,000~30,000トン、12インチ砲6~8門、35ノット」という案が検討されたが、火力・防御力・対費用効果の面で議論が紛糾した。1941年7月にようやく正式案が確定し、排水量27,500トン、12インチ砲9門、速力33ノット、限定的な12インチ弾防御を備えた艦としてまとめられた。
一方で、機関出力不足や旋回性能の低さ、艦橋部の配置不具合、CIC(戦闘指揮所)の容量不足といった問題が多発し、主砲の追従性能も劣っていたため、艦隊側からの評価は必ずしも高くなかった。戦後、ミサイル艦への改装案も検討されたが、コストや性能面から見送られ、そのまま退役に至った。
-''戦闘記録''
史実では直接的な水上戦闘の機会は少なかった。1945年3月19日の呉軍港空襲において、対空戦闘中に40mm機関砲の操作員が火傷を負った記録がある。これがアラスカの艦歴における、唯一の死傷者とされる。

*公式動画[#youtube]
#youtube(de_73D-GYgE,640,360)

*編集用コメント [#EditorialComment]
#fold(''編集用のコメントはこちら''){{
#pcomment(./編集用,reply,5)
}}

*コメント欄 [#Comment]
#pcomment(./コメント2,reply,15)

*過去ログ [#Oldlog]

#fold(Alaskaログ一覧){{
Alaskaログ一覧
#ls2
}}