Atago

Last-modified: 2024-04-17 (水) 19:07:24

高雄型重巡洋艦 2番艦 愛宕

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永久迷彩
  • 永久迷彩
    Atago_camo_20191010_001.jpg
    購入特典として無制限に使用出来る当迷彩が貰える。
追加課金迷彩
  • 特別
    atago new camo1.jpg
    アニバーサリーを記念した特別迷彩。明るめのオーソドックスな迷彩。
     
  • 戦時
    atago new camo2.jpg
    このゲームでは既に伝統となっている抹茶オレに黒と灰色を足した4色迷彩。好みが分かれそう。
  • 熱帯
    atago new camo3.jpg
    熱帯地域用に想定した迷彩。色調が近い4色を使った迷彩。香取同様の斑模様は秋津洲を彷彿させる。
    それぞれ2000ダブロン(販売開始1か月間半額1000ダブロン)。どれも付属無期限迷彩と効果は同じでコレクション用。
Atago B(ブラックフライデー)

Atago B
2018年11月のブラックフライデーセールにて発売されたブラック迷彩の愛宕。独立した艦艇でオリジナル愛宕と同時に所有できる。諸元はまったく同じ。

BはブラックのB.jpg
アズールレーンコラボ迷彩
AL_Atago.jpg

性能諸元

編集時 ver.11.1.1

・基本性能

Tier8種別プレミアム艦艇
艦種巡洋艦派生元-
国家日本派生先-
生存性継戦能力40,100
装甲25mm-127mm
・防郭 58mm-127mm
・艦首/艦尾 25mm
・砲郭 25mm
・装甲甲板 35mm-47mm
対水雷防御ダメージ低減16%
機動性最大速力35.5ノット[kt]
旋回半径790m
転舵所要時間8.1秒


隠蔽性 通常火災煙幕
海面発見距離11.9km13.9 km6.66 km
航空発見距離7.2km10.2km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
-Type8 mod.115.8km133m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
-203mm/505基×2門HE弾 3300(17%)
AP弾 4700
16.0秒29.0秒HE Type0
AP Type91


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
-127mm/40 Type89 A14基×2門HE弾 2100(8%)5.0秒6.6km


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
-610mm Type90 mod.14基×4門(8門)17233101秒10.0km62kt1.6km


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
-25mm/60 Type96 mod.130基×1門-22185.0%0.1-2.5km
25mm/60 Type96 連装 mod.16基×2門
25mm/60 Type96 3連装 mod.18基×3門
127mm/40 Type89 A14基×2門314706390.0%0.1-5.8km


・アップグレード

スロットAスロットBスロットCスロットDスロットEスロットF
搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

1MainWeapon1.png主兵装改良1主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%
主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%
主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%
SecondaryWeapon1.png副兵装改良1副砲の抗堪性 +100%
対空砲座の抗堪性 +100%
PowderMagazine1.png弾薬庫改良1自艦の弾薬庫誘爆率 -70%
応急工作班改良1.png応急工作班改良1 応急工作班の有効時間 +40%
2DamageControl1.pngダメージコントロールシステム改良1浸水発生率 -3%
対水雷防御ダメージ軽減率 -3%
火災発生率 -5%
Engine1.png推力改良1主機損傷確率 -20%
主機修理時間 -20%
SteeringGear1.png操舵装置改良1操舵装置損傷確率 -20%
操舵装置修理時間 -20%
水中聴音改良1.png水中聴音改良1 水中聴音の有効時間 +20%
対空防御砲火改良1.png対空防御砲火改良1 対空防御砲火の有効時間 +20%
3MainGun2.png主砲改良2主砲装填時間 +5%
主砲旋回速度 +15%
SecondaryGun2.png副砲改良1副砲最大射程 +20%
副砲弾の最大散布界 -20%
Guidance1.png射撃システム改良1主砲弾の最大散布界 -7%
魚雷発射管旋回速度 +20%
副砲最大射程 +5%
副砲弾の最大散布界 -5%
AirDefense2.png対空砲改良1長距離対空兵装によって生成される爆発数 +2
4DamageControl2.pngダメージコントロールシステム改良2浸水復旧時間 -15%
消火時間 -15%
Engine2.png推力改良2最大出力への到達時間 -50%
艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上
SteeringGear2.png操舵装置改良2転舵所要時間 -20%
5ConcealmentMeasures_1.png隠蔽システム改良1発見距離 -10%
LookoutStation_1.png目標測距装置改良1敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%
最大目視範囲 +20%
魚雷捕捉範囲 +20%
SteeringGear3.png操舵装置改良3転舵所要時間 -40%
操舵装置修理時間 -80%

※はレアアップグレード

・消耗品

搭載可能消耗品
スロット消耗品使用
回数
準備
時間
有効
時間
効果
R応急工作班I.png905
(7)
火災・浸水・損傷したモジュールの修復
応急工作班II.png60
T水中聴音I.png2180100
(120)
魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる
魚雷強制捕捉距離:3.50 [km]
敵艦強制捕捉距離:5.00 [km]
水中聴音II.png3120
対空防御砲火I.png218040
(48)
対空砲の性能を高め、敵機による攻撃の精度を低下させる
対空防御砲火性能の上昇率:300 [%]
対空防御砲火II.png3120
Y水上戦闘機I.png3180360自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する
速度・秒間平均ダメージ・弾薬・生存性は艦載機を参照
水上戦闘機II.png4120
U修理班I.png212028自艦のHPを回復する
回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]
修理班II.png380

注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値

ゲーム内説明

愛宕は、妙高型重巡洋艦の発展型であり、就役当時は世界でも最も強力な重巡洋艦のひとつでした。特に、速力においては、すべての仮想敵国の巡洋艦を凌駕していました。当時としては重装甲であり、有効性の高い対空兵装を備え、そして強力な主砲と雷装を備えていました。

愛宕(あたご)は、高雄型重巡洋艦の2番艦です。第二次世界大戦中には、マラヤおよびフィリピン侵攻作戦の際に強襲部隊を支援し、スラバヤ沖海戦に参加し、ソロモン諸島の東部、サンタクルーズ諸島、ガダルカナル島の付近、およびフィリピン海で作戦に従事しました。そして1944年10月23日、レイテ沖海戦の最中にアメリカ潜水艦ダーターの雷撃により撃沈されました。

解説

初心者で購入を検討されている方へ
 
日本のTier8巡洋艦、プレミアム艦艇。ver.0.4のパブリックテストにて北上と差し替える形でお披露目され、オープンβ移行後はそのまま実装された。現在はプレミアムショップや武器庫から購入可能。
 

  • 抗堪性
    • HP
      HP40,100はTier8巡洋艦としては平均的な値だが、同格以下の巡洋艦の中では珍しく消耗品「修理班」を使用可能。*1そのため本艦の継戦能力は数値の見た目以上に高く、Tier10のような格上の艦艇がいる戦場でも終盤まで戦う事が可能。
    • 装甲
      消耗品「修理班」と並ぶ特徴として厚い甲板装甲が挙げられる。砲弾システムの関係上30mm以下の甲板装甲しか持たない大半の巡洋艦は大和の460mm砲の砲弾を受けると強制貫通され大ダメージを受けやすい。だが、愛宕の甲板装甲は40mmと厚いため敵に頭を向けておけば大和の砲弾ですら甲板でガンガン弾いてくれる。甲板以外の装甲は同格最上と同程度である事と、船体や艦橋が巨体のため被弾面積が多い点には注意しよう。特に海面からはみ出ているVPは弱点であり、少し腹を見せるだけで容赦なくバイタルが抜かれるので、ヘイトと姿勢管理に気を遣う必要がある。
      Atago_VP_20191010_001.jpg
       
  • 主砲
    • 砲門と射角
      日巡の特徴である203mm連装砲を5基全10門を搭載している。配置は妙高と同じく艦首側に3基の砲塔をピラミッド配置している。船体が大きい故か日巡屈指の良射角を持ち、第三砲塔以外の砲塔は最大145°の射角を有する。第二砲塔と艦橋に挟まれた第三砲塔だけは射角がやや悪く、前後に約40°の死角が存在する。
    • 装填時間と照準速度
      装填速度は16秒とやや遅いが、照準速度は29秒/180度と203mm砲持ちの日巡の中では最速であり、アップグレードやスキルの補正無しでも舵一杯に十分追い付く砲塔なので使いやすい。射程は一応最上より0.1kmだけ長いが、それでも同Tier帯以上の巡洋艦と比べても短い。優秀な隠蔽性能を生かした立ち回りをしよう。
    • 散布界
      ver.0.7.11から散布界が向上し最大散布界が133mになった。UG「射撃システム改良1」を搭載すれば125mまで縮まり、駆逐艦のようなピンポイントで射撃する事が出来る。ただし、UGスロット3には「対空兵装改良1」があるため、散布界を縮めるか対空兵装を強化するかは空母の廃れ流行りに応じて判断しよう。
       
  • 副砲
    射程が5.5kmと結構長い。片舷4門なのでオマケ程度だが。*2
     
  • 魚雷
    • 門数と射角
      四連装魚雷発射管が左右に2基づつ設置されており片舷8門で指向が出来る。後方にしか射角が取れない同格の最上とは異なり、魚雷発射管が船体のほぼ中央に設置されており、2基それぞれが前と後ろに指向出来る設計になっている。このため魚雷の射角が非常に広く僅かに艦を傾けるだけで前方や後方に射撃出来るのが特徴。
      Atago_torped_001.jpg
      魚雷を選択した際の射角は前後左右に広いが、魚雷発射管一基毎の射角はそれぞれ異なる点に注意する必要がある。
      Atago_torped_002.jpg
      上図のように魚雷発射管が向いている方向と同方角に対して約60°の射角を有するが、逆側(艦首側なら後方、艦尾側なら前方)に約10°までしか指向出来ない。真横に前後約10°であれば8射線で射撃する事が可能だが、片舷全門を無理に射撃しようとすると横腹のVPを晒すため自殺行為に等しい。安易に傾けず場合によっては4本だけ射撃して残り1基は諦めることも検討しよう。
    • 魚雷性能
      射程は10kmと長く巡洋艦としては十分に実用的である。最良隠蔽であれば駆逐艦のような隠蔽雷撃を行えるが、そのような使い方をするのは稀である。魚雷の威力と雷速は並だが、雷速に対して魚雷発見距離が1.6kmと長いのが欠点。敵艦への侵入角度が甘かったり、魚雷を一定距離から強制的に発見出来る敵艦には回避されやすい。敵艦艇が追撃に夢中になったり周辺に駆逐艦が居ないと踏んで足元の警戒心を緩めている時に魚雷攻撃を行うと意外と当たってくれたりする。上図のように良好な射角と射程を有する魚雷性能を活かして敵のスキをついてみよう。
       
  • 対空性
    他の日巡同様に対空性能は低い。
    搭載しているのは短距離対空兵装の25㎜機銃と長距離対空兵装の127㎜連装両用砲のみ。*3日巡としては悪くないがT8巡洋艦としてはどちらも性能は低く同格空母相手に狙われれば大ダメージは避けられない。幸い本艦は消耗品「対空防御砲火」と「戦闘機」を使用出来るので併用すれば自衛くらいの対応は可能である。UGの「対空兵装改良1」で砲弾の爆発数を増やしたり消耗品「対空防御砲火」で対空性能を強化したいところだが、散布界が向上する「射撃システム改良1」や消耗品の「水中聴音」を切り捨てる事になるのが悩ましいところ。自分のプレイスタイルと相談しよう。
     
  • 機動性
    • 速力
      最高速度は35.5ktと日巡最速であり、最高速度のみを考慮すれば一部の駆逐艦より速い。*4速度旗を付ければ37.3ktまで増速する事が出来る。
    • 転舵
      転舵速度は8.1秒と日巡としてはやや重めだが、UG操舵装置改良2を載せることで6.5秒に改善され他の日巡とほぼ同数値となる。*5高い抗堪性も相まってかなりしぶとく戦うことができるだろう。舵については妙高と同様にかなり壊れやすい。艦長スキル「最後の抵抗」を取得するのもアリだが、UG「操舵装置改良3」を付ければ操舵装置の修理時間が10秒も掛からずに修理されるため選択の余地は十分にある。
       
  • 隠蔽性
    巡洋艦としてはかなり優秀な隠蔽性能を誇る。
    UG「隠蔽システム改良1」と艦長スキル「隠蔽処理専門家」、それに迷彩の効果を加えると海面発見距離は最良で9.3kmになる。敵駆逐艦への索敵・対処、敵巡洋艦・戦艦に対する先制攻撃、陣地占領、逃走時の逃げ切りなど、優秀な隠蔽性のメリットは計り知れない。
    一方で機動性にも記載した通り、本艦は継戦能力と機動性の高さを活かしUGの「隠蔽システム改良1」を外して「操舵装置改良3」と艦長スキル「敵弾接近警報」で回避盾プレイも十分に一考の余地がある。その場合、艦長スキルの隠蔽と迷彩だけで海面発見距離は10.4kmまで伸びるが十分実用範囲である。砲撃頻度が高いプレイスタイルであれば隠蔽特化よりも回避盾に強化した方が良い場合もある。
     
  • 消耗品
    本艦は非常に多彩な消耗品を搭載している。
    スロット2には「対空防御砲火」と「水中聴音」、スロット3「戦闘機」、スロット4には「修理班」と有用なものばかりである。
    • 修理班
      抗堪性にも記載した通り、本艦は消耗品「修理班」を独立スロットで使用する事が出来る。回復量は1回で5,600分だが、回復量が上昇する信号旗「India Delta」を掲げれば1回で6,720分のHPが回復出来る。艦長スキル「管理」を取得すればもう1回分追加され、理論上では66,980分のHPを有する事になる。巡洋艦としては分厚い装甲と良好な機動性を加えて考えれば非常にタフネスな戦い方が可能であり、多少のミスを犯しても修理班で取り返せるのはビギナーにも嬉しい。特に化け物が犇めくTier10がいる戦場ではこの修理班が重要になってくる。上手く活用すれば終盤まで安定した活躍が出来るのもこの艦の特徴である。
    • 対空防御砲火
      ver.0.8.0の空母刷新により空母がいる戦場に放り込まれる事が多くなり、本艦の対空防御砲火は有効かどうか気になる諸兄も少なくないだろう。結論から言えば「あまり効果は無い」である。本消耗品はver.0.8.0以降から効果が変更され「秒間ダメージが+50%・砲弾の爆発ダメージが+300%」になっている。本艦の短距離と長距離の対空兵装の秒間ダメージは重複を加味しても低く、元の数値が低いので消耗品で倍率を上げても大したダメージにはならないのが現状である。長距離対空兵装による砲弾の爆発ダメージの威力は高いので+300%も上昇させれば致命的なダメージを与えられるのだが、爆発数が3と少々少ない上に確実に当てられるとは限らないので消耗品が有用とは言いづらい。それよりも同枠の「水中聴音」を選択し、対空に関しては味方艦との艦隊行動を意識しつつ別枠の「戦闘機」を活用した方が良いだろう。
       
  • 総評
    Tier8の中でも屈指の強力な巡洋艦の一隻である。
    性能面においては非常にバランス良く仕上がっており、艦長スキルやアップグレードでプレイヤーのプレイスタイルに合わせてカスタマイズ(強化)が出来る自分の好みに合わせてくれる良い彼女である。
    注意点としては自分のプレイスタイルを理解した上で適切な強化を行う必要がある。比較的に前線に出て対駆狩りに精を出すのであれば隠蔽特化、常に発砲して攻撃するスタイルなら機動性重視の強化など、中途半端な強化ではなく一つに長けた性能に仕上げよう。
    また、Tier10の艦艇がいる戦場では射程が足りなかったり、少しでも腹を見せればVPを抜かれる事がザラである。常に敵からのヘイトや敵の砲塔向きなどに気を付け、味方の艦艇を援護するポジションで戦うのがベスト。精密な射撃と豊富な門数を活かし、敵を火炙りにするよう補助に徹しよう。

ARP Takao

アルペジオコラボイベント期間中に難易度が高いミッションを達成する事で入手する事が出来た艦艇。*6ver.0.6.9より日本人艦長を載せることが可能になった。艦自体の性能は愛宕と全くの同一だが、迷彩は使用できない(外装:迷彩のタブ自体が無い)。ver.0.8.10から迷彩も使用可能に。ただし愛宕用の永久迷彩は使えない

ARP-Takao_20191005_001.jpg

原作の漫画やアニメと同様、外見には輝く模様がある。煙突の煙や発火時の炎が通常のリアルなものと異なりトゥーン風の見た目になる。魚雷は原作の「侵蝕魚雷」を模しており、船や島に命中すると派手なエフェクトが発生する。

史実

愛宕は高雄型重巡洋艦2番艦として1番艦高雄と同じ日に起工したが、高雄より早く完成した。そのため高雄型は「愛宕型」と呼ぶ場合もある(計画番号・建造番号は高雄の方が若い)。
艦名は京都府の愛宕山に由来し、最初に愛宕の名を冠した軍艦は明治時代の砲艦愛宕である。

高雄型

高雄型は妙高型の改良型として昭和2年度艦艇補充計画により建造が計画された。船体は妙高型とほぼ同一のもので、設計方針も妙高を踏襲し索敵と砲撃戦を想定していたが、高雄型はこの他、水雷戦隊の旗艦・先導を務めるための指揮能力も重視されたため本艦型最大の特徴とも言える城郭を思わせる巨大な艦橋を持つことになった。これは各用兵者からの要望を可能な限り取り入れたためであり、設計者が良くも悪くも要求に応えようと努力した結果であるが、どうであれ重量や空気抵抗が問題視され後の近代化工事で縮小し、後継艦の最上型もコンパクトな艦橋に収められることとなる。
主兵装は20.3cm連装砲5基10門で妙高と同じと言っていいが、竣工後の改装で20cmから20.3cmに改められた妙高と違い最初から20.3cm砲として搭載していた。また新しいE型砲塔は最大仰角が70度に引き上げられ、対空射撃にも有用と考えられたためその分高角砲を12cm単装高角砲4基4門に減少させた。魚雷発射管は連装4基8門、こちらも片舷火力で妙高の6本から4本に減少しているが次発装填装置の搭載により実質的な水雷能力が高められたためである。
防御能力は最大垂直装甲が102mmから127mmへと増加。主に弾薬庫周りが堅牢となり、全体の装甲配置で見ても当時の重巡の中では高い防御力を誇った。機関全部分には中央縦隔壁を張り浸水被害の拡大を抑えようとしている。
居住性も飢えた狼の逸話を持つ妙高型から改善されたらしく、特に通風装置が増強され、船体装甲内の発令所には初めて冷房を設置した。改修での増備品と思われるが、ハンモックに換わる格納式固定寝具*7の部分的導入も行われている。
 
高雄型は高雄・愛宕・鳥海・摩耶の4隻が建造された。うち高雄と愛宕は1938年に大規模な近代化改装が行われ、この改造では艦橋の小型化をはじめ、後檣の移動・船体バルジの追加・高角砲と機銃の更新・魚雷発射管の換装が行われ二隻の艦影は様変わりした。鳥海・摩耶は後檣移設を除いた同様の改造工事を1941年に予定していたが、出師の気運が高まったことで中止となり艤装に変更なく開戦を迎えることとなる。
開戦時は4隻とも第2艦隊第4戦隊に編成されていたが、鳥海だけ南遣艦隊や第8艦隊に組み込まれ旗艦を勤めた。
高雄型は主に大戦前半に活躍し、大戦後半も全艦健在だったが1944年10月23日、レイテに向け航行中に愛宕と摩耶が米潜水艦デイス、ダータが放った魚雷を受け沈没。高雄も大破。残った鳥海は第5戦隊に臨時編入されレイテを目指したが米艦載機の攻撃を受け航行不能になった後自沈。たった2日で高雄型4隻は壊滅し、残った高雄も大破していたのでシンガポールから動くことが出来ず終戦を迎えた。

姉妹艦

1番艦高雄は1927年4月28日横須賀で起工。1930年5月12日進水、1932年5月31日竣工。
1938年5月から翌年8月まで大改修を行う。尚、高角砲換装については予算が下りず後日に見送られたようだ。
開戦後は南シナ海でマレー上陸・リンガエン上陸等を支援、機動艦隊のダーウィン空襲を護衛し行き掛けの駄賃かジャワ島南部に進出して米駆逐艦ピルズベリーと他4隻の船舶を共同撃沈した。1942年3月横須賀に帰還、後回しになっていた高角砲の換装を行う。5月に工事完了、アリューシャン方面の作戦に従事すると8月以降はソロモン諸島に投入され第二次・第三次ソロモン海戦に参加と、太平洋を駆けまわった。
1943年11月5日、ラバウル入港直後に空襲を受け2発直撃し中破、横須賀で翌年1月まで修理。6月マリアナ沖海戦参加後、機銃・電探増備を実施。10月23日パラワン水道にて米潜水艦ダーターの魚雷を右舷中央と艦尾に2本被雷、10度傾斜しながらもなんとか応急しブルネイにとんぼ返り、11月12日にシンガポールへ移動した。
シンガポールでは入渠しても脱落した舵やスクリューなど被害状況を確認するだけで大掛かりな修理は断念され、艦尾を切断整形し浮き砲台転用とされた。終戦直前には英小型潜水艇による爆破工作が行われるが被害は軽微、どうも不発だったらしい。
終戦時は妙高と同じく高角砲や機銃、魚雷発射管を降ろし迷彩が施された状態で、艦尾も切断と痛々しくはあったが、イギリス軍撮影の映像*8を見る限り手入れは行き届いているように見える。
しばらく残留日本軍の宿泊施設として利用された後1946年10月29日爆薬と英巡ニューファンドランドによる砲撃でマラッカ海峡に沈められた。
 
3番艦摩耶は1928年12月4日神戸で起工。1930年11月8日進水、1932年6月30日竣工。建造番号は8番、起工順では鳥海の妹。
1944年10月23日、パラワン水道で米潜水艦デイスの襲撃を受け被雷、沈没。詳細は摩耶
 
4番艦鳥海は1928年3月26日長崎で起工。1931年4月5日進水、1932年6月30日竣工。第7大型巡洋艦。
1936年に酸素魚雷搭載を備えた改造を受け、以降テストベッドに利用される。旧式の61cm連装発射管でも簡単な改造を施すだけで酸素魚雷の運用は可能で、大改装を受けなかった鳥海・摩耶も含め第4戦隊は真っ先に93式酸素魚雷の導入が進んだとされる。
開戦時は南遣艦隊旗艦としてマレー上陸・蘭印への侵攻を支援。1942年4月にはインド洋にまで進出して商船3隻を撃沈した。5月に横須賀へ帰還し入渠しているが、高角砲換装は行われていない。船体設計に余裕がなくバルジを付けずに高角砲を更新するのは難しかったらしい。8月8日の第一次ソロモン海戦に第8艦隊旗艦として参加、連合軍巡洋艦4隻を共同撃沈した。
1944年6月、マリアナ沖海戦に参加。摩耶と共に千代田を護衛した。帰投後、呉にて機銃・電探増備を行う。
10月24日、サマール沖海戦で米艦隊からの航空反撃に遭い航行不能となり落伍、駆逐艦藤波により自沈処分となった。鳥海の乗員を乗せた藤波はコロン湾を目指したようだが、目前のセミララ島沖で米軍機に襲われ轟沈し乗員は全滅した。

愛宕

2番艦愛宕は1927年4月28日呉で起工。1930年6月16日に進水、1932年3月30日に竣工した。翌月にはさっそく横浜へ回航し首相他閣僚の視察を行っている。なお当時の首相は犬養毅氏、五・一五事件の一ヶ月前のことである。翌1933年の横浜沖大演習観艦式では高雄型4隻が揃って先導艦・供奉艦を務め、高雄型は国民に広く知られることとなり人気を博した。
1938年大改装。開戦後は高雄と共に行動することが多く、上陸支援や小型船舶の共同撃沈を行っている。1942年5月に遅れていた高角砲の換装を済まし*9、アリューシャン方面で活動。11月、第三次ソロモン海戦参加、第二夜戦において戦艦サウスダコタに雷撃を行うも放った8本の魚雷は外れるか早爆し命中ならず。5kmまで肉薄し砲撃を行い高雄と共同で14発程の命中弾を与えたがサウスダコタは大した被害を受けなかった。高雄の状況から推測すると防空指揮所の設置はこの後と考えられるが、詳細時期は不明。
1943年11月、ラバウル空襲により小破。直撃弾はなかったようだが至近弾により艦長戦死の被害を受けている。
1944年6月、マリアナ沖海戦に参加。前衛艦隊の千歳を高雄と共に護衛。呉に帰還後機銃・電探増備。10月23日、パラワン島沖で潜水艦ダーターの襲撃を受け魚雷4本被雷、大傾斜して轟沈した。駆逐艦岸波・朝霜の救援で艦隊司令部の移乗に成功したが、360人の乗員が戦死した。20分という短時間で沈んだことは中央隔壁の弱点を象徴するものとされるが、艦首から艦尾にかけ広範囲にトーペックス魚雷を受ければいずれにせよ応急困難だったと思われる。
 
なおWoWsにおける愛宕のモデリングは1944年7月以降の高雄を基にしていると思われる。実装当初は性能バランスのためか機銃を全て単装にしていたが、ver0.11.1において強化が入り史実に近い機銃配置となった。

装甲の話
バイタルあたご.jpg
上画像はゲーム内での重要区画の装甲

高雄型の所謂バイタルパートと呼ばれる重要区画を守る装甲帯は、1番砲塔のフレーム62番から5番砲塔の292番までの全長123.6m(全長の6割ほどがVP)。うち機関部と弾薬庫の部分で分けると、機関部は艦橋真下から4番砲塔までの82.4m。弾薬庫は1番から3番砲塔下と4番・5番砲塔下の約40mである。

機関部
水線部舷側装甲は102mm。内側に12度傾斜。喫水線上0.8mから水線下2.7mの高さ3.5mをカバーしており上端は中甲板の水平装甲に接続している。舷側下端のバルジ内側は58mm。
水平装甲は35mm。ただし舷側装甲に接続する外側は32mm。煙路は約89mm。

弾薬庫
舷側装甲は喫水線下0.5mから下へ高さ2.5mの部分で、127mm。
水平装甲は下甲板に47mm甲鈑が貼られている。

その他
砲塔25mm。横隔壁は約90mmから64mm程度。舵取り機室は側面50mm、水平25mm、前後方38mm。
バルジや外板、構造板は10-15mm程度。バルジは長さ約93m、高さ2.5mである。
新造時の装甲重量は約2400トン。全体の約17%が装甲重量にあたる。設計が全く異なるため比較にはならないが参考までに、ペンサコラ級は排水量約9100tで装甲約1100t、12%。
尚、ゲーム内での装甲はバージョン0.5.11.0の装甲表示機能実装により確認できるようになったが「重要区画」表示が主要装甲部を含んでいるため、主要装甲より内側の構造材は作りこまれているかは判然としない。

以上の通り、装甲は弾薬庫を重視した傾向。装甲が薄めの機関部は水線から約1mはみ出ていることもあり不安を感じさせる部分であるが、弾薬庫を重視する装甲配置(と軽装甲な砲塔)は後の最上型や利根型へ引き継がれることとなる。

小ネタ

  • RV Petrelが2019年4月に姉妹艦の摩耶、同年5月に鳥海を発見。摩耶はパラワン水道の水深1850メートル地点、損傷が激しい状態にある。鳥海はサマール沖の5200メートルにあり、艤装などの状態がはっきりと見て取れる。
  • 北上からの差し替え
    ver.0.4パブリックテストにて北上と差し替える形でお目見えし、オープンベータ移行後はそのまま実装された経緯がある。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 若干の修正。また隠蔽性を隠蔽専門家前提にするのは何だと思ったので無い場合の値も追記。 -- 2016-05-24 (火) 22:43:45
  • 分かりにくいと思った装甲についての話を画像と共に改変しました。 -- 2016-09-08 (木) 22:10:51
    • パッチノートでは現在見えない装甲もあるとのことなので表現変えました。 -- 2016-09-08 (木) 22:27:15
  • 主砲改良2の「照準時間+15%」っておかしくないですか -- 2016-11-14 (月) 20:25:19
  • 0.6.8現在に合わせて若干記述を変更 -- 2017-07-27 (木) 21:32:35
  • 魚雷装填時間109秒から101秒に変更を反映。 -- 2018-03-18 (日) 19:27:02
  • 初心者向けへの誘導を追記。 -- 2018-11-18 (日) 11:56:31
  • 高雄型二番艦の愛宕はいかがですか?とても良い船なんですよ!超精度の連装砲が5基全10門!Tier8としては異例の修理班持ち!最良隠蔽なら10km以下という扱いの良さ!回避特化にすれば機敏に動く!魚雷は射程10kmで全16門!ボトム戦場でも角度に気を付ければ弾ける装甲!貴方の期待は裏切りません!さぁ、プレミアムショップから購入ボタンを押して手に入れよう!という意思を込めてトップ画像を変更 -- 2019-10-03 (木) 20:57:41
    • 魚雷の数、間違ってるよ。 -- 2019-10-06 (日) 00:00:52
      • 修正したッス -- 2019-10-06 (日) 00:16:23
      • 貴艦の活力に感謝する!! -- 2019-10-06 (日) 01:41:18
  • まだ途中ですけど解説をちょっと修正 -- 2019-10-05 (土) 20:12:51
    • 残りの箇所を修正 -- 2019-10-05 (土) 23:51:37
      • 解説の内容自体がかなり古かったので大部分で修正やら削除を行いました。あしからず -- 2019-10-05 (土) 23:52:23
      • 修理班の性能を追記、こうして数値にするとやっぱタフネスだなぁ -- 2019-10-08 (火) 00:16:42
    • 解説を色々修正 -- 2019-10-10 (木) 19:36:15
      • 永久迷彩の画像が少しボケたものだったのでクッキリとした解像度高めのものに変更しました。 -- 2019-10-10 (木) 21:50:43
      • 画像追加 -- 2019-10-10 (木) 22:25:27
  • 対空砲を修正 -- 2022-03-11 (金) 10:32:32
  • 装填時間が「同ティア日巡との比較すると、最上が7.1秒で利根が10.0秒である」と各艦の性能と異なる記述になっていたため差し戻しました -- 2022-09-13 (火) 01:27:05
  • 史実と被ってて誤植してる小ネタを削除 -- 2022-11-19 (土) 16:36:56
  • 単装機銃だった頃の記述を注釈に残しつつ整理 -- 2023-02-14 (火) 18:10:28
  • トップ画像にアズールレーンのコラボ迷彩を追加しました。 -- 2023-08-05 (土) 20:08:41
  • ゲーム内説明追記(v12.10) -- 2023-11-17 (金) 13:13:05
  • 史実加筆。ヘイトになるかもしれない部分から人名削除 -- 2023-12-09 (土) 01:19:03

コメント欄

  • 伊吹に普通に打ち勝てるのすごくない..? -- 2023-08-13 (日) 00:13:20
    • というより伊吹が微妙…。 -- 2023-08-13 (日) 01:24:41
  • なんでだろう?強艦なのにランクで乗ってるの地雷しかいない...。 -- 2023-08-21 (月) 00:01:23
    • こいつが強いのはほぼ修理班のおかげだからね…。高レベルでバランス良くまとまってはいるが防郭は高いし広いから迂闊な動きしたら複数戦艦に抜かれて即沈する。HPアドバンテージを活かせない人にとっては宝の持ち腐れなんだよね。 -- 2023-08-21 (月) 01:09:27
    • まぁ鯵鯖の日本艦はね…NA鯖の米艦みたいなもんと思って諦めるしかない。 -- 2023-08-21 (月) 01:18:46
    • 重巡全般に言えるけどソナー焚いて砲射程ギリギリで転舵と加減速で回避盾されてる時が相対してて一番厄介だし、愛宕はそれをできるだけのポテンシャルがあるから強艦になれる。なんだけどランク戦だと隠蔽特化で雑に前出て甘い動きして一気にHP持ってかれてるから地雷にしかなれないっていう感じ。 -- 2023-10-07 (土) 16:22:37
  • 見逃されがちだけど乾舷がかなり低いってのもポイントよな 他だったら当たってたのも上を抜けてなおかつ41mm甲板で弾くと おかげで通常貫通でごっそり削られるってのが少ない -- 2023-10-18 (水) 11:35:37
  • 愛宕B出たが無印ARP高雄ARP摩耶と持ってるからこれで4隻目。即再出撃できる現状てこんなに持っててもな…ビルド変えるって言っても限度がある -- 2023-11-05 (日) 01:50:39
  • B艦をゲットし、タブロン2500タスク,Coop戦で乗ってますが、何かピンときません。時には10000以上のダメージを取れ、大好きなスタイルで、それなりに強く素晴らしいのですが、最近のこのゲームのスピードに即さない。何だかずれている。私だけ感覚ですかね。「昔は強かった」の記念艦と言ったら失礼でしょうか。この艦、度々速射量の多い艦艇で、防壁狙って「はい、さよなら」をしてます。 -- 2023-11-05 (日) 08:28:57
    • 愛宕は日巡の中では抗堪性が優秀でバランス型。生き残ることが重要なランダム戦で強い船。強く感じないのは抗堪性が無意味で火力正義なcoopしか行かない「私だけ感覚」です。さようなら -- 2023-11-05 (日) 10:37:59
    • 上や以前から散々書かれてるけど修理班が使えることにより日巡の火力高い砲で継続的に戦えるから強い。それができてない人には弱く感じる -- 2023-11-05 (日) 11:39:04
  • 某怪獣映画で同型艦が出てきた記念に。暁・陽炎と一緒に怪獣を討伐するシナリオ戦を実装しよう(提案) -- 2023-11-05 (日) 11:58:25
    • 熱線一撃死の理不尽モードかネトゲ特有の大縄跳びイライラモードになりそう -- 2023-11-05 (日) 12:08:09
      • あれ食らったら、味方艦隊もまとめて消えて敗北って速攻でそう。 -- 2023-11-06 (月) 23:39:48
      • ゴジラから向かって縦方向に海面に赤い予測線が出ていくらか経った後熱線…………と想像したけどそんなことしたら足遅い艦から避けらず消えてくゲームになりそう -- 2023-11-07 (火) 20:12:51
    • やりたい -- 2023-11-05 (日) 12:28:44
    • 囮として吹き飛ばされる峯風(の同型艦)役は俺がやります -- 2023-11-07 (火) 16:30:57
    • 右弦から、巨大不明生物接近!(ピピッピピッ) -- 2023-12-16 (土) 08:25:39
    • 戦車で以前少なくとも2回はやったミールヌイだかのイベントで、でかい怪獣みたいな戦車にプレイヤー数人で挑むモードがあってな・・・攻撃をかいくぐって弱点狙うのがきつかった。 -- 2024-01-19 (金) 17:35:51
    • 非対称戦の逆みたいで面白そう。某映画に限らずコラボシナリオはぜひ実装してほしいな。 -- 2024-01-19 (金) 19:52:59
  • ゴジラみてカッコよかったのでセール中の愛宕B買った。ゲーツ内で観てもかっこええやー。 -- 2023-11-07 (火) 19:51:54
  • この子意外と副砲が仕事しているな。副砲射程伸ばしておる艦長はおるかい? -- 2023-11-30 (木) 10:55:08
  • この船カタログスペックほどは強く感じられない、何が悪いんだろう -- 2023-12-04 (月) 23:02:39
    • 多分乗り方 生き残ることを意識すればそこそこ上手く行くと思う -- 2023-12-05 (火) 01:20:36
  • さっきイベント箱から出たんだが過去に一度も使った記憶はないのに744xp持ってるのはなんだろう。昔持ってて使ったパターンだと思うけど、持ってた記憶ないんだよねぇ… -- 2023-12-09 (土) 03:12:49
    • つレンタル -- 2023-12-09 (土) 08:39:02
  • 対空火力を除けば生存性が素晴らしい。最上で涙をのんだ場面で巻き返せるからぐんぐん与ダメが伸びるな。修理班が染みるんじゃあ… -- 2023-12-19 (火) 09:13:41
  • 楽しいんだけど、プレ艦にしてはクレジット収集能力低いと思ったらT8だとクレジットボーナスつかないのか…石炭で吉野行こうと思ってたけどクレジット投げる砲が付いてるらしい何買えば良いんだ -- 2024-01-19 (金) 17:24:54
    • 要するにクレジット収集目的ならばティア9だと聞きますね。理由は知りませんが。吾妻に乗ってください。 -- 2024-01-19 (金) 21:03:28
    • マスクデータだから実際どれくらいの補正が掛かってるかは不明だけど装備画面の特徴欄にある通りクレジットにもちゃんとボーナスは掛かってる、が1枝の言うように効率詰めるならTier9プレ艦が鉄板 -- 2024-01-19 (金) 21:10:16
    • 愛宕がT8の中で特別劣るってことはないな、他のT8と同じくらいだ T9が優遇されてるのはオペレーションに参加できないからでは? -- 2024-01-20 (土) 11:13:34
  • 腹さえ見せないればカチカチやん -- 2024-03-11 (月) 12:11:42
    • 硬いのは範囲の狭い甲板だけだけど、そこで受けられればなんとかなる。でも基本は回避かね(謎形状のバイタルのせいで時々事故るし) -- 2024-03-25 (月) 20:55:56
  • この船を初心者の時に購入し、600戦近く乗ってwowsの基本を学びました(勝率58%、平均与ダメ約5万)。引き打ち、回避盾、駆逐処理、撤退時の置き魚雷、HEとAPの切り替え、戦線の押上げ、格上との戦い方等々挙げたらキリがないですが、この愛宕には空母以外のwowsのテクニックのすべてを勉強できるエッセンスが詰まっていると思います。また艦の性能も、機動性、装甲、HE・AP、魚雷の威力がすべてにおいて高いレベルなので、同格巡洋艦にはまず打ち勝てるし、ボトム戦場に突っ込まれた場合でもそこそこの活躍が期待できます。個人的にはt8.5位あるので、wowsを嗜むすべての方におすすめの艦です。 -- 2024-04-16 (火) 18:22:30
    • 下記は何パターンか試したビルドの中で最もおすすめのものです。ご参考までに。                               (アップグレード)→主兵装改良1、水中聴音改良1、射撃システム改良1、推力改良1、操舵装置改良2                       (艦長スキル(21pt))→レベル1歯車のグリスアップ、装填手、敵弾接近警報、最後の抵抗・レベル2爆発物専門家、危険察知・レベル3アドレナリンラッシュ、管理、抗堪専門家・レベル4隠蔽処理専門家 -- 2024-04-16 (火) 18:23:57
      • 私はランダムソロで愛宕の勝率52%で伸び悩んでるのですが必須だと思っていたRPFが入ってないことに目から鱗でした。木主氏のビルド構成だと駆逐の処理を多分に野良の何某かにゆだねるような気がするのですが、ランダムソロでの敵との距離感というか立ち回りみたいなのを教えてもらえるとありがたいです。またRPFを必要としない意図を教えてもらえないでしょうか。 -- 2024-04-17 (水) 09:20:26
      • 実装当初は味方にいたら負けるだの、初心者わからせ機だの言われてましたが、実際は優秀ですよね。 木主の構成としては、アップグレードから隠蔽を外しつつ、艦長スキルで補っている理由はありますか? 地味に隠蔽雷撃ができないのはきつくないですか? また、歯車のグリスアップ、装填手、危険察知(接近警報で補える)はRPFで補えませんか? -- 2024-04-17 (水) 11:45:25
      • RPFは相手(対面)に平均以上の奴が来たときに役に立つスキルだから、低辺ばかりだと要らんよ。 -- 2024-04-17 (水) 15:03:51
      • 木主です。自身の備忘録も兼ねた形で書いてみましたが読みづらかったら申し訳ありません。参考までにご覧いただければ幸いです。私は愛宕を回避盾ビルドとして利用しておりますので,それを前提として下記回答します。 -- 2024-04-17 (水) 16:38:26
      • 【立ち回りについて】序盤は,味方駆逐艦の3,4km後ろに追随して一番近い外周のキャプエリア(又は最外周)を目指す→ミニマップ上の愛宕の隠蔽円が外周キャプエリアの奥に差し掛かったところで魚雷をキャプエリア内にバラまきながら引き撃ち態勢を作る(ここまでは未発見状態であることが重要)。→未発見状態ならば,引き撃ち態勢のままバックに入れて前進し,発見されたらソナーを焚く→味方駆逐が敵駆逐を発見したらHE弾で援護する(大体8~12km先の駆逐を撃つことが多いです)→敵駆逐を撃沈後,数的優勢か劣勢かを判断してプッシュor引き撃ちを始める,という流れです。逆に味方駆逐が撃沈されてしまったならば,敵駆逐を発見できるまではソナーを焚いて敵の魚雷を警戒しつつ,置き魚雷+引き撃ちで敵戦艦や巡洋艦を燃やしてラインを維持します。                      注意していることは,①キャプ合戦中での敵戦艦との距離であり敵戦艦がおおよそ14㎞以内に迫っていた場合や潜水艦がいた場合は前線の駆逐と共に問答無用で引くこと②敵弾接近警報と危険察知のロック数を見ながら回避盾及び敵との距離を一定に保つこと,③敵駆逐艦を沈めていない状況で味方駆逐艦と別々の行動をしないこと(駆逐はキャプしているのに,巡洋艦だけ外周に開く。駆逐が外周に開いているのに,巡洋艦だけキャプ周辺にいるなど),④XVM(戦績mod)を見て信頼できる駆逐を援護することです。 -- 2024-04-17 (水) 16:39:40
      • 【RPF不搭載の理由】たしかにRPFには,自艦よりも隠蔽の良い船,すなわち駆逐艦のおおよその位置がわかることによって,
        ①魚雷の警戒がしやすいという点,②敵駆逐艦のいる方向に予め砲を向けておくことができるので発見できたら即砲撃できる点③(味方駆逐が全滅した場合や終盤に)どこにいるかわからない敵駆逐の位置がわかることによって(空母のスポット等によって)早急に沈めることができることがメリットとして挙げられると思います。
        しかしながら①について愛宕はソナーを持っていますし,②については,愛宕は元々砲旋回も早いので,味方駆逐の方向に砲を向けておけばすぐに砲撃できます。③については,序盤は味方駆逐が敵駆逐を見てくれますし(敵駆逐も味方駆逐を倒すために姿を現すことが多い),中盤以降は駆逐だけが残って勝利を左右するというギリギリの試合は体感かなり少なく,また位置が分かったとしても愛宕にはレーダーがないので自力で駆逐艦を発見することができないからです。
        さらに,愛宕が撃沈する一番の要因は駆逐艦からの魚雷ではなく,戦艦からの砲撃と次点で航空攻撃ですから,rpfの4ptを生存性(敵弾接近,危険察知,最後の抵抗,抗堪専門家etc.)や火力(装填手,爆発物専門家etc.)を高める方向で振った方がよいと思い上記のスキル構成で運用しています。
        よって,RPFは魚雷事故や隠蔽負けをする駆逐艦,自力で駆逐を発見できるレーダー艦には必要と思いますが,愛宕にはあったら便利程度のメリットしかなく,それよりも生存性や火力を重視した方のメリットの方が大きいと思えるのでRPFは外しています。実際RPFがなくて困ったことは駆逐処理等を含めほぼありません。
        もっとも,上記は私個人の一意見に過ぎず,愛宕にRPFを付けている方を否定する趣旨ではありませんのでその点ご了承願います。 -- 2024-04-17 (水) 16:42:02
      • 有難う御座います!伸び悩んでる愛宕乗りとしましてはまさに金言でした。ご恩に報いるべく精進いたします。 -- 2024-04-17 (水) 17:35:14
      • とても具体的なお答えありがとうございます。 確かにVPを撃ち抜かれる、撃ち抜くの両場面において途中隠蔽を割られている場面が多い印象です。 舵の効きも日巡にしては元々良いという点を強化するというのは、強みを強化するものになるといえますね。RPF切りも序盤こそ輝きますが、中後半の射線管理と考えれば重要度が変わってきますね。 プレ艦なので、スキル構成を好き嫌いせずに、艦長を使いまわして試せるのも気楽ですね。  -- 2024-04-17 (水) 17:38:27
    • 【隠蔽半切りの理由】
      私は敵駆逐を沈めた後は,専ら砲戦主体の回避盾運用をしており,魚雷は引き撃ち時の置き魚雷としてしか利用していないので隠蔽よりも機動性を重視して操舵装置改良2を付けています。それでも隠蔽は10.4㎞あるので隠蔽雷撃はできないですが,置き魚雷は敵戦艦や巡洋艦には当たっていますし,十分と感じています。
      また,隠蔽を両取りしたとしても,9,3㎞で,魚雷射程と0.7kmしかなく,隠蔽雷撃がそもそも難しい点,そして隠蔽雷撃をしようとしてもその途中で隠蔽を割られて腹を撃ち抜かれる危険性も高まりますし(隠蔽ビルドにしていたとき何回もやられています),また舵も重くなって防御姿勢を瞬時に採ることができないため,隠蔽が上がるメリットよりも,機動性が落ちるデメリットの方が大きいと思います。よって,隠蔽半切りで運用しています。
      【歯車のグリスアップ,装填手,危険察知がRPFで補えるかについて】
      砲戦主体の回避盾運用をしている以上,転舵しているときに砲旋回が少しでも遅いとストレスがたまるのでグリスアップは付けています。 
      装填手については,愛宕はAPも巡洋艦相手にはかなり強力ですので普段はHE主体ではありますが,敵巡洋艦が横を向ける素振りを見せた時等とっさにAPに切り替える必要性も高かったため付けています。 
      危険察知については,前線で回避盾をしている際に,複数艦艇から狙われることがありますので,戦艦からの砲撃か,巡洋艦からの砲撃かを見分けるため,また,愛宕は短射程であることから,引き撃ちでの砲撃を継続しながらロック数を確認しつつ後進や停止も織り交ぜることによって,敵との距離を一定に保つことができるため付けています。 
      回避盾運用ビルドであれば,グリスアップ,敵弾接近警報,危険察知は必須スキルだと思う故に,上記3スキルがRPFのみで補えるということは考え難いです。 -- 2024-04-17 (水) 16:43:34
      • 単体の木になってたからつなげといたぞ -- 2024-04-17 (水) 18:52:31
      • 気が付かず、申し訳ありません。ありがとうございます。お手数おかけいたしました。 -- 2024-04-17 (水) 19:00:08
  • やっぱ日本艦艇好きな奴はアレやな。 -- 2024-04-17 (水) 17:44:32
    • アレやね(めちゃくちゃ褒めてる) -- 2024-04-17 (水) 18:09:33
    • コメントじゃなくて解説の項目見たかと思った・・・ -- 2024-04-17 (水) 19:07:24

過去ログ

Atago過去ログ一覧

*1 イギリス巡洋艦ツリーが実装されるまではTier8以下の巡洋艦の中では唯一の修理班持ちだった。現在はAdmiral Graf SpeePrinz Eugenなど保有する巡洋艦が複数存在する。
*2 この副砲射程はver.0.6.8より前は巡洋艦ではモスクワに次ぐ2位であった。当該改訂で射程6kmの副砲を持つ巡洋艦が増加した。
*3 従来はゲームバランスによる調整として史実と異なり全ての機銃が単装にされていたが、アップデート 0.11.1 でバフを受け、単装は2基、連装と三連装が 6 基ずつ追加された為、同Tier最上を超えた
*4 ver.0.5.4のソ連巡洋艦ツリー実装までは巡洋艦最速であった。また、本艦が未実装であったクローズドβテスト時は球磨が36kt近い最高速度を持っていた。
*5 UG6の操舵装置改良3も同時に乗せることで3.9秒まで短縮可能である。
*6 Tier8プレミアム艦艇を実質無料で手に入るミッションだったため難易度は高めに設定されていた。それまで他のARP艦が1~2万の経験値取得で手に入る内容だったのに対して、ARP Takaoは基本経験値11万も要した。
*7 パイプバース
*8 帝国戦争博物館カタログ番号ADM 1231
*9 同時に羅針艦橋前面に遮風装置追加、1番主砲塔測距儀撤去(袖筒切断・天蓋段差未処理)