*クロンシュタット級重巡洋艦/巡洋戦艦 [#wb0a6375]

#attachref(./Kronshtadt.jpg,32%)
0.7.4で2番砲塔横のクレーンが起倒式の格納状態となり主砲の旋回を邪魔しないようになった。

#fold(他画像){{
&attachref(./Kronstadt_20180206_0.jpg,35%);
開発者ブログで初めて公開された画像。時系列で考えればわかることだが、↓のファンメイク画像とアングルが同じなのはあきらかに開発側が寄せてきたから。
}}

#fold(エイプリルネタ){{
&attachref("./Kronstadt 1.png",125%);
ファンメイクのクロンシュタット
}}

#contents
*性能諸元 [#hac4e350]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.7.5.0};

・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|9|~種別| &color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''-''|
|~国家|[[ソ連]]|~派生先|''-''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力| 71,050|
|~|>|装甲|15-330mm&br;・防郭 15-330mm&br;・艦首・艦尾 25mm&br;・砲郭 90-330mm&br;・装甲甲板 21-25mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減| 34%|
|~機動性|>|機関出力|231,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|33.5ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|840m|
|~|>|転舵所要時間|14.9秒|
//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|
|~|海面発見距離|16.2km|-|-|18.2km|
|~|航空発見距離|10.4km|-|16.5km|13.4km|
//副砲がない場合は副砲の箇所に「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|mod.1|18.2km|242m|

&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|305mm/54|3基×3門|HE弾 4200(24%)&br;AP弾 9000|18.5秒|35.3秒|HE Model 1928&br;AP Model 1928|
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|CENTER:SIZE(12):|>|>|>|>|>|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|-|152mm/57&br;100mm/56| 4基×2門&br;4基×2門|HE弾 2200(12%)&br;HE弾 1400(6%)|8秒&br;3.8秒|5.0km|
//副砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|-| 短|12.7mm DShKM-2|6基×2門|>| -|  70|85.0%|0.1-1.5km|
|~|~| 中|37mm 46-K|7基×4門|>| -| 155|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~| 長|100mm/56 MZ-16|4基×2門| 4| 1400| 81|90.0%|0.1-5.8km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットA|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットB|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットC|BGCOLOR(#aaccaa):スロットD|BGCOLOR(#aaccaa):スロットE|BGCOLOR(#aaccaa):スロットF|h
|○|○|○|○|○|○|

#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#aaccaa):1|&attachref(アップグレード/MainWeapon1.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryWeapon1.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/PowderMagazine1.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|BGCOLOR(#aaccaa):2|&attachref(アップグレード/DamageControl1.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;対水雷防御ダメージ軽減率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine1.png,nolink,70%);|推力改良1|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear1.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/MainGun2.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 &color(red){+5%};&br;主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense2.png,nolink,70%);|対空砲改良2|対空砲座の最大射程 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryGun2.png,nolink,70%);|副砲改良2|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Guidance1.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/DamageControl2.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine2.png,nolink,70%);|推力改良2|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear2.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/LookoutStation_1.png,nolink,70%);|目標測距装置改良1|敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%&br;最大目視範囲 +20%&br;魚雷捕捉範囲 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/ConcealmentMeasures_1.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;敵艦からの砲撃の散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear3.png,nolink,70%);|操舵装置改良3|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/MainGun3.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/FireControl2.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense3.png,nolink,70%);|対空砲改良3|対空砲座の秒間平均ダメージ +25%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryGun3.png,nolink,70%);|副砲改良3|副砲装填時間 -20%|
}}

・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY005_Spotter.png,nolink,70%);|[[着弾&br;観測機>消耗品#p4a44272]]|4|240|100|主砲の射程を 20 [%]延伸する|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png,nolink,70%);|[[対空防御砲火>消耗品#ha0a8983]]|4|80|40|継続ダメージ +50%&br;砲弾の爆発によるダメージ+300%|
|~Y|&attachref(消耗品/RLSSearch2.png,nolink,70%);|[[警戒&br;レーダー>消耗品#n20de29a]]|3|120|25|一定範囲内のすべての敵艦を探知する&br;敵艦捕捉距離(水上):12.00 [km]|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|[[修理班>消耗品#yd3903f6]]|3|80|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]|
}}

**ゲーム内説明 [#e0377006] 
1937年、「B」型戦艦の代わりに254 mm主砲を搭載した重巡洋艦を建造することが決定されました。その後、ドイツにおけるシャルンホルスト級戦艦の建造に対抗して口径が 305mm に拡大されました。最終的な設計は 1939年に国防委員会に提出され、同年にクロンシュタット級として2隻の重巡洋艦が起工されました。しかしソ連が第二次世界大戦に巻き込まれた際、各艦の建造は中止されました。
//旧解説
//クロンシュタット級重巡洋艦は大型であり、その諸元は実質的には高速の「小型戦艦」でした。主砲として長射程の 305 mm 砲を採用していましたが、脆弱な対空兵装が欠点でした。

**解説 [#na5e642d]
有志がモデリングした艦((所謂ファンメイドの3Dモデル))。公式のものではないので実装の予定はなかったが、時を超えてまさかの[[公式が開発を言及>https://www.facebook.com/wowsdevblog/posts/2010968312562839]]。
ソ連Tier9プレミアム巡洋艦。
[[Musashi]]や[[Nelson]]と同じくダブロンや課金ではなく技術ツリーからフリー経験値750,000を消費して入手する事が可能だったが、2019年1月31日の0.8.0より「[[無期限に提供を停止することが公式発表>https://worldofwarships.asia/ja/news/game-updates/update-080-takeoff/]]」された。現在は特定のコンテナから低確率でしか入手できない。

-''抗堪性''
--HP
最大の特徴としてTier9巡洋艦の中で屈指の生存性を誇る。''HPは素で71,050と戦艦並み''にあり、同格戦艦の[[Lion]]や[[Jean Bart]]を凌ぐ。もちろんTier9巡洋艦中で断トツの1位であり、全巡洋艦中では誤差程度の差で[[Stalingrad]]と[[Puerto Rico]]に次ぐ3位。同国の巡洋艦であるTier10の[[Moskva]]を上回り、Tier9のライバルである[[Alaska]]にさえ10000以上の差をつけている。
--装甲
側面装甲は230mmもの厚さをもち、戦艦並とはいかないものの同格巡洋艦の1.5~2倍もある。戦艦APであっても跳弾判定をクリアしただけでは貫通は確定しない。更にソ連の巡洋艦としては珍しく、バイタルが喫水線上に飛び出していない。従来どおり全長の7割程度を占めて非常に長大であるが、これが前述の強固な装甲帯の長さに対応するため、ソ連艦の特徴の美味しいとこ取りをしていると言える。甲板装甲はTier9巡洋艦標準の27mmである。かつては25mmだったが増圧された事により15インチAPへの耐性を得た。HE耐性はまったくないが、APに対してはその下の砲郭に90mm装甲があるためVPへの到達を防ぐ。対水雷防御は34%と高く一部の戦艦より優秀であり、魚雷数本程度なら耐えることができる。
弱点と言える要素は2つ。艦首艦尾と火災時間。強固な側面とは対照的に艦首・艦尾は巡洋艦一般の25mm装甲であり、15インチ砲にさえ強制貫通される。一応バイタル隔壁は前方330mm、後方275mmとこれまた破格の装甲で守られているが、戦艦APが正面から貫入すれば高確率で貫通するだろう。また、火災時間はv0.8.0において他の大型巡洋艦と同様に60秒に延長された。本艦は巡洋艦であるため、戦艦とは異なり艦長スキルで火災を対策することは出来ない。応急工作班のクールタイムこそ巡洋基準(60秒)と普通ではあるが、使用するタイミングを誤ると燃やし尽くされてしまうだろう。
#fold(装甲レイアウト){{
#attachref(./KronshtadtLayout.png)
#attachref(./KronshtadtLayout02.png)
}}
--''防御姿勢''
装甲面も巡洋艦としては破格で強固な側面装甲を特徴とする。''船体を斜めに傾け側面で弾く''のが基本となる。正面が強固な[[Moskva]]や[[Stalingrad]]と傾向が異なることに注意が必要である。本艦は主装甲帯が長大で、その長さは艦の全長の3分の2ほどを占める。一方で砲塔は無類の良射角を誇る。艦体を少し傾ければ敵徹甲弾を弾きつつ自艦は主砲を全門斉射できるため、タンクや接近戦時に優位に立つことができる。ただし2方向から挟まれてしまうと急激に不利になるため、その点は注意が必要である。
 
-''主砲''
305mm砲を3連装3基搭載しており、装填時間は素で18.5秒、アップグレード込みで16.3秒となる。強制貫通が期待できない代わりに装填時間が6割になった戦艦砲と捉えて差し支えない。砲弾は極めて高弾速・低減衰((当初は実装艦でほぼ最速だったが、現在はイタリア巡洋艦のSAP弾などに劣る))であり、またAPは15インチ級戦艦砲に匹敵する高い貫通力を持つ。
良好な初速と低い弾道は[[Stalingrad]]とほぼ同一であり、偏差には全く苦労しない。距離10kmで4秒あまり、20kmまで10秒未満で着弾するため、撃たれてから回避することは非常に難しい。
貫通力は305mmという口径にかかわらず、''[[Bismarck]]の380mm砲と互角''((近距離ではビスマルク砲に一歩譲るが、15.9kmを境に貫通力の大小関係が逆転する))という恐ろしい威力を誇り、Tier10戦艦とて角度次第であるが15km弱からバイタルを抜かれうる。
一方で欠点としては、肝心の散布界も戦艦と同等((具体的に言えばアメリカ戦艦と同じ))となっていることが挙げられる。当然戦艦と巡洋艦の中間のいわゆる[[シュペーの散布界>Admiral Graf Spee]]を持つライバルの[[Alaska]]やTier10[[Stalingrad]]に比べると集弾性は見劣りする。とはいえσ値はTier9戦艦が1.6~2.0((σ値のTier9最低は[[Alsace]]で最高は[[Izumo]]))であるところ巡洋艦クラスの2.05あり、偏差をきちんと取るほど命中しやすい。また、これは305mmという口径の宿命であるが、Tier8以上の殆どの巡洋艦には角度次第で跳弾されてしまう。[[Alaska]]のような跳弾角度の優遇もないため、高速弾を活かしてタイミングよく側面を抜く必要がある。21mmの装甲までは強制貫通できるため、Tier7巡洋艦や英国巡洋艦の艦首や艦尾(艦によっては甲板も)には角度関係なく貫通弾を与えることができる。また口径が280mmを超えているため駆逐艦に対してはAP弾は過貫通と判定される。高速弾と適度なばらけ具合で比較的遠くの駆逐を削りやすい砲ではあるが、割り切るかHEに切り替えるべきだろう。
射程は18.2kmと巡洋艦としては十分に長いが、格下を含む殆どの戦艦にアウトレンジされる((Tier7~10戦艦でモジュール開発済で射程が18.2kmを下回るのは[[King George V]]と[[Roma]]だけである))。アップグレードで射撃管制装置IIを選択すると21.1kmまで伸ばすことができ、逆に多くの同格戦艦の射程を上回る値となる。瀕死の状態で後方に下がっても弾速を生かして前線への支援砲撃が可能なため検討に値する。
HE弾については、口径が大きいおかげで素で50mmを貫通できるため[[Khabarovsk]]の側面装甲や[[Grosser Kurfuerst]]の甲板装甲などをIFHEなしで抜くことができる。火災率も24%と良好な値であり、頭を向けた相手にはHEで燃やすといった柔軟な切り替えが可能。全門指向できる射角は前方25°、後方30°で非常に良好であり大きな強みである。砲旋回は戦艦としては速いが巡洋艦としては遅く[[Alaska]]に劣る。熟練砲手を習得すれば主砲改良3をつけても180°砲旋回時間が35.0秒で全力転舵に追いつく。
 
-''副砲''
巡洋艦であるのにもかかわらずソ連軽巡が主砲として扱っている152mm砲を連装形式で4基(片舷2基づつ)と、100mmの両用砲を4基(これもまた片舷2基づつ)搭載している。ただし、投射量や射程が短いためよほどのもの好きでもない限り副砲特化にするのは推奨できない。素直にほかのステータスを強化すべきである。
 
-''対空''
この艦の致命的な弱点といってもいいレベルで貧弱で、同格巡洋艦としてはほぼ最弱。対空防御砲火を使っても数機落とせる程度。空母がいる戦場においては他の対空の強い船に防空を頼ろう。
 
-''機動力''
速力は33.5ノットと標準的な値だが転舵所要時間は14.9秒とこれまた戦艦に極めて近い。強力な装甲帯を活かして機動戦を行うなら転舵改良をつけるのも手で、最短7.2秒まで縮めることができる。
 
-''隠蔽性''
ティア9巡洋艦中最悪であり、海面発見距離は[[Iowa]]と等しく、[[Lion]]に劣る。隠蔽特化で12.7kmまで縮めることができる。後述のレーダーが12kmであるので、被発見をトリガーとして発動させるために隠蔽特化も魅力がある。
 
-''消耗品''
他のソ連高ティア軽巡と同じようにレーダーを搭載でき、12kmの距離を25秒間照射できる。この状態で2回の斉射が可能。レアUGのレーダー改良で30秒に伸ばすことができ(現在艦長スキル込みで33秒まで延長可能)、主砲改良UGで装填を16.28秒としていた場合、消耗品改良UGの併用ないしアドレナリンラッシュのHP60%以下で3斉射が可能となる。
 
-''消費クレジット''
修理・補給にかかる費用は60,000クレジット(Co-opは45,000)で、[[Missouri]]とおなじくツリー艦(120,000クレジット)の半額。弾薬にかかる費用は1発あたり150クレジットと戦艦砲級。スタ垢でCo-opに出してもまず赤字にはならない。
 
-''総評''
一言で言えば戦艦そのものである。攻撃力も抗堪性もTier8のそれを上回る。
同格戦艦に次ぐ打たれ強さと攻撃力は、対面の敵にとって「非常に手間のかかる」相手であり、戦略的な優位性を発揮しやすい。WoWs初の大型巡洋艦であり開発も調整を難航させていたようだったが、後に実装された多くの大型巡洋艦の基準となる強大な性能となった。

**史実 [#g737460e]
クロンシュタット級重巡洋艦は1930年代、ソビエト連邦海軍が列強海軍の整備する条約型重巡洋艦に対抗すべく建造した重巡洋艦である。ソ連のみ重巡洋艦と主張したが、武装と排水量から世界的には巡洋戦艦並みの扱いを受けた。第二次世界大戦勃発により、未成艦で終わった。

#fold(詳細については長いので格納){{{
1936年に始まった艦隊整備十ヵ年計画(いわゆる「大艦隊」計画)の当初構想では、主力艦隊は
・敵主力艦隊の撃破を目的とする、406mm砲搭載戦艦『A』(後に23号計画艦)
・巡洋艦および敵主力艦隊の比較的小型/軽装甲の艦艇(シャルンホルストや金剛など)の撃破を目的とする、305mm砲搭載戦艦『B』(後に25号計画艦)
の二本立てで構成される予定であった。
#br
しかし、戦艦『B』は当初より仮想敵([[Scharnhorst]]、[[Dunkerque]]、[[金剛>Kongo]]など)に対する脆弱さやコストの高さなどが疑問視されており、当初構想の推進者が逮捕・粛清されるや否や猛烈な勢いで計画が根底から見直される始末であった。
#br
結果、「大艦隊」計画の主力艦隊は
・406mm砲を9門搭載する、太平洋艦隊用の『A』型戦艦(後に23号計画艦)
・356mm砲を9門搭載し、30~32ノット発揮可能な欧州艦隊用の『B』型戦艦(後に64号計画艦)
・主力艦の支援をする254mmないし280mm砲を搭載した重巡洋艦(後に22号計画艦)
の三本立てへと変更された。
(この後、『B』型戦艦は406mm砲対応防御が要求されサイズが肥大化してしまい、最終的に存在意義が失われ「大艦隊」計画において建造される戦艦は『A』型戦艦へ一本化されるのだが、それはまた別のお話。)
#br
こうして建造されることが決まった「大艦隊」計画における重巡洋艦の戦術的・技術的要件が作成されたのは1937年11月のことである。
それによれば、この重巡洋艦の用途は
・敵の巡洋艦との戦闘(とりわけ、敵の重巡洋艦)
・遠隔地における小型艦艇の支援
・単独行動による通商破壊
の三点であった。

#fold(技術的要件一覧){{
|~主砲|254mm三連装砲塔3基計9門|
|~副砲|130mm連装砲塔4基計8門|
|~高角砲|100mm連装高角砲4基計8門|
|~対空機関砲|37mm四連装機関砲4基(設計作業開始後に6基へと要求が引き上げられた)|
|~魚雷|533mm三連装発射管2基|
|~機雷|(過積載状態で)80個~100個搭載|
|~水上機|KOR-2偵察機2機|
|~基準排水量|22000~23000t|
|~最大速力|34ノット以上|
|~航続距離|8000浬|
|~食料搭載量|50日間の単独行動に耐えうるだけの分量|
}}
#br
これを受けて、第17中央設計局は上記の要件をベースとしたクロンシュタットの原案を設計。この設計案は海軍当局により適切なものと判断されスターリンに提出されたが、スターリン本人はこれを却下して「この重巡洋艦の主要任務はシャルンホルスト級を阻止することである」と言い出し、主砲口径を254mmから305mmに拡大することとなった。
#br
スターリンの本艦への強い関心を知った海軍当局はさらに改善の余地があるとして特別委員会を設置、シャルンホルスト級に限らずダンケルク級や金剛型、レナウン級やカイオ・デュイリオ級などと比較検討した。その結果、クロンシュタット級はシャルンホルスト級や金剛型よりは優位であるがダンケルク級には劣り、欧米諸国の重巡洋艦に対しては火力面で圧倒しうるが速力では劣っていると結論付けられた。それに加えて、対軽巡洋艦・駆逐艦用として130mm副砲を152mmに大型化、装甲も強化したほか航続距離も抑制された。
#br
以上の設計案を参考にし技術改良案が製作され国防委員会は間もなくこれを承認した。なお、スターリンが建造を急ぐよう指示したため技術最終案が承認される前に艦が起工されるという事態になっている。
#br
こうして建造が始まったが、主砲の開発が遅れておりスケジュールが遅延する可能性があったため急遽ドイツから380mm52口径SKC/34砲を取り寄せることになり、これに興味を持ったスターリンは海軍アカデミーに本砲を搭載するべく改良されたクロンシュタット級「[[Sevastopol(69i型)>Sevastopol]]」の研究を命じた。主砲を換装すれば船体は改設計されなければならず、海軍内からは本艦の建造中止を求める声が上がったがスターリンはこれを一蹴、他の艦首の建造を取りやめてまでこれの建造に集中するよう言った。しかし、肝心のドイツ側が故意的に機材の輸出を遅らせ設計図面の提供も断り続け、1941年6月に独ソ戦を迎えることになる。戦争が激化したことにより国防委員会はクロンシュタット級の建造中止を発表した。
#br
本艦級の改良発展型枠として[[Stalingrad]]があり、こちらもWoWsに実装されている。
}}}

''WGによる解説:''
[[計画艦艇: 巡洋艦 Kronshtadt (クロンシュタット)>https://worldofwarships.asia/en/news/history/paper-ships-kronshtadt/]]
[[乾ドック:Kronshtadt>https://www.youtube.com/watch?v=DWCES5YhlaM]]

**小ネタ [#Digression]

-''艦名''
本艦の名称はロシアのコトリン島にある都市「Кронштадт」からきており、バルチック艦隊の軍港があることでも有名。なお、都市名はドイツ語であり直訳すると「王冠の都」(Kron=Crown,Shtadt=City)となる。ソ連艦のくせに艦名はドイツ語。まぁヨーロッパではよくあることである。
 
*編集用コメント [#cd11c3c4]
#fold(''編集用のコメントはこちら''){{
#pcomment(./編集用,reply,15)
}}

*コメント欄 [#x11dc640]
#pcomment(./コメント,reply,15)