Tier4 ソ連 軽戦車 (読み方 ベーテー・スェーミ)

↑ BT-7 mod. 1937 + 37 mm ZiS-19
スペック(v2.0.0)
車体
| 耐久値 | 510⇒540 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 20/19/13 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 65.4/20 |
| 重量(初期/最終)(t) | 14.11/14.31 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 38.43 |
| 本体価格(Cr) | 137,000 |
| 修理費(Cr) | |
| 超信地旋回 | 不可 |
武装
| 名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| 45 mm 20K (BT-7) | 33.33 | AP APCR HE | 75 112 23 | 50 50 70 | 1,667 | 0.42 ⇒0.4 | 1.7 | 757 946 757 | 160 | 14 800 14 | 250 | -8°/+25° |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 37 mm ZiS-19 (BT-7) | 35.29 | AP APCR HE | 98 133 19 | 45 45 60 | 1,588 | 0.35 | 1.5 | 915 1,144 915 | 200 | 35 800 10 | 200 |
砲塔
| 名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
| BT-7 mod. 1935 | 20/15/15 | 38 | 340 | 950 |
|---|---|---|---|---|
| BT-7 mod. 1937 | 20/15/15 | 40 | 350 | 1,050 |
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| M-17T (BT-7) | 510 | 20 | 610 |
|---|---|---|---|
| V-2 (BT-7) | 550 | 15 | 750 |
履帯
| 名称 | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| BT-5 | 48 | 4,000 |
|---|---|---|
| BT-7 | 52 | 4,000 |
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| 12LL | 615 | 110 |
|---|
乗員
| 1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
|---|
拡張パーツ
| Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
| × | × | × | Class3 | × | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 16.53% | 4.96% |
| 移動時 | 16.53% | 4.96% |
派生車両
開発ツリー
| 45 mm 20K (BT-7) (初期/2,530) | ┏ ┃ | T-34 (11,500/356,700) | ||||
| BT-7 mod. 1935 (初期/1,500) | ━ | BT-7 mod. 1937 (925/3,460) | ━ | 37 mm ZiS-19 (BT-7) (160/2,560) | ┃ ┻ | A-20 (10,200/334,000) |
| M-17T (BT-7) (初期/13,460) | ━ | V-2 (BT-7) (1,250/18,750) | ||||
| BT-5 (初期/1,200) | ━ | BT-7 (815/3,400) | ||||
| 12LL (初期/33,600) | ||||||
車両に関する変更履歴
| v0.9.8 | BT-5サスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を11%縮小 BT-7サスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を12%縮小 |
| v0.9.15 | HDモデル化 |
| v1.9.0 | 車輌Tierを3から4に変更 23 mm VJa(総弾数: 300発)を削除 BT-5サスペンションの価格を600Crから1,200Crに変更 BT-7サスペンションの価格を1,700Crから3,400Crに変更 BT-7サスペンションの研究に必要なEXPを315から815に変更 BT-5サスペンションの移動に伴う照準拡散を12%ダウン BT-7サスペンションの移動に伴う照準拡散を13%ダウン BT-5サスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を12%ダウン BT-7サスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を13%ダウン BT-7 mod. 1937砲塔時の45 mm 20Kの着弾分布を0.46mから0.45mに変更 37 mm ZiS-19の着弾分布を0.39mから0.37mに変更 BT-7 mod. 1935砲塔時の45 mm 20Kの砲塔旋回に伴う照準拡散を20%ダウン BT-7 mod. 1935砲塔時の45 mm 20Kの射撃後の照準拡散を14%ダウン BT-7 mod. 1937砲塔時の45 mm 20Kの射撃後の照準拡散を14%ダウン 37 mm ZiS-19の装填時間を2.1秒から1.8秒に変更 BT-7 mod. 1935砲塔時の45 mm 20Kの照準時間を2.3秒から1.9秒に変更 BT-7 mod. 1935砲塔の視認範囲を280mから330mに変更 BT-7 mod. 1937砲塔の視認範囲を300mから350mに変更 BT-7 mod. 1935砲塔の旋回速度を36度/秒から38度/秒に変更 45 mm 20Kの総弾数を84発から160発に変更 37 mm ZiS-19の総弾数を84発から200発に変更 修理費用を26%ダウン 収益性を17%ダウン BT-5サスペンションのTierをIIからIIIに変更 BT-7サスペンションのTierをIIIからIVに変更 車輌の価格を37,000Crから137,000Crに変更 BT-7 mod. 1935砲塔のTierをIIからIIIに変更 BT-7 mod. 1937砲塔のTierをIIIからIVに変更 BT-7 mod. 1935砲塔の価格を750Crから1,500Crに変更 BT-7 mod. 1937砲塔の価格を1,730Crから3,460Crに変更 BT-7 mod. 1935砲塔時のHPを210から510に変更 BT-7 mod. 1937砲塔時のHPを230から540に変更 派生元・派生先車輌を変更 |
| v1.9.1 | BT-5サスペンションの移動に伴う照準拡散を9%ダウン BT-7サスペンションの移動に伴う照準拡散を20%ダウン BT-5サスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を9%ダウン BT-7サスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を20%ダウン BT-5サスペンションの車体旋回速度を50度/秒から48度/秒に変更 BT-7サスペンションの車体旋回速度を54度/秒から52度/秒に変更 45 mm 20K(BT-7 mod. 1935砲塔時)の着弾分布を0.46mから0.44mに変更 45 mm 20K(BT-7 mod. 1937砲塔時)の着弾分布を0.45mから0.42mに変更 45 mm 20Kの射撃後の照準拡散を33%ダウン 45 mm 20K(BT-7 mod. 1935砲塔)の装填時間を2.3秒から2.1秒に変更 45 mm 20K(BT-7 mod. 1937砲塔)の装填時間を2.1秒から1.9秒に変更 BT-7 mod. 1935砲塔の旋回速度を36度/秒から38度/秒に変更 BT-7 mod. 1937砲塔の旋回速度を38度/秒から40度/秒に変更 |
| v2.0.0 | 詳細 |
解説
- 火力
Tier4になって照準性能が向上したとはいえ、攻撃力や貫通力は据え置きであり相対的には弱体化していると言える。いずれの砲でも俯角-8°とソ連戦車としては優秀である。
2種類の主砲はそれぞれに長所と短所がある。自分のプレイスタイルに合った砲を選ぼう。- 45 mm 20K
BT-5から引き継いだ、BT-7の史実砲。
単発火力・DPMに優れており、改良砲塔では発射速度・照準時間が強化される。
重装甲車輌用に課金弾のAPCRを何発か携行しておこう。 - 37 mm ZiS-19
改良砲塔の次に開発できる37mm砲。
45 mm 20Kよりも単発火力が劣るが、貫通力・精度・弾速に優れる。
弱点狙撃や遠距離偏差射撃の命中率を求めるならこの砲一択となる。
貫通力は45 mm 20Kと大差なく、こちらも課金弾のAPCRを何発かは携行しておいたほうが良い。
ただしAPCRは貫通力の距離減衰が激しく、500m以遠では45mm砲はおろか本砲のAPより貫通力が低くなってしまう点には注意。*1
- 45 mm 20K
- 装甲
BT-5から車体装甲厚は増したが、相変わらずの紙装甲である。
耐久値が540まで向上しており、10榴に一撃で撃破されることはなくなりはしたが、被弾を避ける立ち回りは変わらず重要である。
- 機動性
BT-5から加速力はやや低下したものの、最高速度が65km/hとなり、戦場を縦横無尽に駆け回る事ができる。
砲塔・履帯の旋回性能も順当に強化され、小回りが利くものになっている。
なお、中間エンジンは500馬力だが、最終エンジンはエンジン耐久力が向上し火災発生率が低減する代わりに480馬力になってしまう。
中間エンジンの方が重量が軽く、エンジン出力も高いのでそちらの搭載が推奨される。*2
- その他
視認範囲は改良砲塔で350mとTier4軽戦車相応で、隠蔽性も悪い値ではない。
機動性を活かしての走り偵察や置き偵察も十分に担えるだろう。
- 総論(v1.8.0以前)
BT-2を順当に強化した快速軽戦車である。
BT-2のように敵の隙を突いて攪乱するのも悪くはないが、Tierが上がった事で一筋縄ではいかない敵車両が一気に増えている。
単独で特攻まがいの攻勢に出ても即死する事が多く、長く生き残って味方に視界を提供してアシストダメージを稼ぐ事も重要になってくる。
この辺りで後々の軽戦車でも必須となる「置き偵察」や「走り偵察」も少しずつ意識していこう。
機動性の高さゆえに臨機応変な立ち回りがしやすく、初心者にも最適な軽戦車である。
史実

(傾斜装甲を採用した砲塔を搭載したBT-7改良型)
BT-7は快速戦車として成果を挙げていたBT-2の発展型として、BT-5の開発が終了した1932年より早くも開発が開始され、1935年より生産が開始された。
当初は76.2mm KT-28を搭載する新型砲塔を装備する予定だったがこれはキャンセルされ、45mm20kを搭載するBT-5と同型の砲塔が装備された。また車体はエンジンがM-17Tに強化されたため全体に大型化し、装甲がやや強化されるとともに溶接工法が採用された。後述する改良型を含め、全体の半分弱の車両には71-TK-1無線機が搭載された。
1936年からのスペイン内戦に投入されたBT-5やT-26が対戦車砲や野砲によって多数撃破されたのを受けて、装甲を強化した新型戦車であるA-20の開発が始まるとともにBT-7の防御力強化が実施され、傾斜装甲を採用した新型砲塔を搭載した型が1937年より生産された。またその後も車体や武装、砲塔の小改良が繰り返し実施されている。
最後の大きな改良はディーゼルエンジンの搭載である。ディーゼルエンジンは燃費が良く、また燃料管理が容易で引火しにくかったため戦車への搭載が模索され、イスパノ・スイザ航空機用ガソリンエンジンをベースとしたV-2エンジンがBT-7に搭載され、BT-7Mと呼ばれて1939年12月より部隊配備が開始された。ただしこのBT-7Mと同じエンジンを積んだT-34がつくられたため生産数は多くない。
バリエーションとしては、T-26と同型の76.2mm KT-28を搭載する砲塔を装備したBT-7Aがある。
BT-7はノモンハン事件、冬戦争、独ソ戦に投入されたが、いずれでも強化されたとはいえ不十分な装甲のため対戦車火器によって多くが失われた。独ソ戦中期以降は、量産が進んだT-34に順次交代して行ったが、継続戦争や満州侵攻にも一部が投入されている。
史実のBT-7の標準型の仕様
全長: 5.66m
車体長: 5.66m
全幅: 2.29m
全高: 2.42m
全備重量: 13.8t
最大速度: 52km/h(装輪 72km/h)
武装: 46口径45mm戦車砲M1934×1
装甲厚: 6~22mm
史実のBT-7A標準型の仕様
全長: 5.66m
全幅: 2.29m
全高: 2.42m
全備重量: 14.65t
最大速度: 62km/h(装輪 86km/h)
武装: 16.5口径76.2mm戦車砲KT-28×1
装甲厚: 6~30mm
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実車解説動画(日本語字幕有り)
「World of Tanks: Inside the Chieftain's Hatch, BT-7 - Part I」
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