KV-220-2

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier5 ソ連 重戦車 (課金戦車)/KV-220-2 Tも併記

  • KV-220-2
    KV-220-2-min.PNG
    見た目はKV-1とほとんど同じだが車体が前後に長い。
    それもその筈、モデル的にはTier7のKV-3の車体にKV-1の初期砲塔を組み合わせた物である。
    ただし車体の装甲配置はKV-3とは異なる。
     
  • KV-220-2 Beta Test (略称: KV-220-2 T)
    KV-220-2T-min.PNG
    標準でⓉの徽章が施されている。
    KV-220-2との違いは車両名の表記と徽章やOVMのみであり、車両性能等は全て同等である。
特別スタイル「変圧器ボックス」

Transformer_Vault.jpg

HD化以前
KV-220.png
KV-220T.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値900
車体装甲厚(mm)120/100/100
最高速度(前/後)(km/h)33/10
初期重量(t)62.23
実用出力重量比(hp/t)13.66
本体価格1,500G相当
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
76 mm ZiS-514AP
APCR
HE
99
121
38
110
110
156
1,5400.462.29680
850
680
14556
2,400
56
1,155-8°/+24°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
KV-220-290/75/7521.883107,020
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-2SN85015700
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
KV-220-270.402015,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
10R440100
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時7.13%1.85%
移動時3.59%0.93%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.12KV-220から名称変更
HDモデル化
エンジン出力を650h.p.から850h.p.に増加
出力増加のバランス調整として走破能力を若干低下
車体上部装甲を100mmから120mmに増加
v1.9.0総弾数を120発から145発に変更
修理費用を24%ダウン
HPを690から900に変更

解説

  • 概要
    v0.9.12にてKV-220から名称変更されたTier5ソ連課金重戦車
    KV-1の発展型として開発された試作重戦車である。
    マッチング優遇があり、Tier7戦車とはマッチングしない。
    不定期にギフトショップで販売されている。
     
    KV-220-2 TはKV-220-2と全く同じ性能を持つが別車両扱い。
    KV-220-2 TのTは (Beta) TestのTでクローズドβテスト参加者に配布された車両である。
     
  • 火力
    俯角-8°はソ連戦車としてはかなり優秀。
    • 76 mm ZiS-5
      KV-1の初期砲と同名だが、通常弾・課金弾の貫通力が一回り強化されている。
      しかし、それでもTier5重戦車としては貫通力が明らかに不足しており、通常弾のAPは貫通力99mmとかなり低い。
      課金弾のAPCRを多めに携行したいが、それを用いても貫通力121mmしかなく、同格以上の重装甲車両が防御姿勢でいると苦戦しやすい。
      弱点狙撃をしようにも肝心の精度が劣悪であり、距離を詰めて戦う必要がある。
       
  • 装甲
    最も薄い箇所(砲塔の大部分)でも実装甲厚75mm以上と非常に強固。
    貫通力の低い格下相手にはとことん強気に出ることができる。
    • 砲塔
      砲塔装甲はKV-1の初期砲塔に類似している。
      防盾の二重装甲部分(75+90mm)と横の丸っこい部分(90mm)は強固だが、それ以外の全周が75mmの垂直装甲になっており、むしろKV-1より薄い弱点となっている。
      八角形のターレットリングは40mm+100mmの二重装甲であり、弱点ではない。
       
    • 車体
      Tier7のKV-3とよく似た装甲配置をしており、このTier帯では過剰なほどの重装甲である。
      車体上部が120mm、その下の傾斜部分と背面の上部が80mm、それ以外の全周が100mmとなっている。
      昼飯の角度を取ることで非常に優れた防御性能を発揮し、同格で安定してる抜ける車両はごく少ない。背後を取られても、角度を取れば十分な防御力が期待できる。
       
  • 機動性
    エンジン馬力はKV-1よりかなり高いが、履帯性能が低めでさほど優位性を感じさせず、僅かに優れている、と言える程度。
    v0.9.12でエンジンが650馬力から850馬力に強化された。
    しかし同時に履帯性能が悪化したので、加速力は上がったがより旋回性に難を抱える様になってしまった。
    やや直線番長な調整を受けたと言える。
     
  • その他
    • 視界
      KV-1と同じく310mの近視である。
      開けた場所で視界負けしてしまった場合、集中砲火を浴びかねない。孤立しないように注意しよう。
       
  • 総論
    KV-1のような戦い方で問題ない。ただ砲火力が貧弱な事、視界と無線範囲が狭いことに注意して戦ってもらいたい。
    装甲を活かして敵に接近し、的確に弱点を狙い貧弱な砲火力をカバーして行こう。
     
    敵として遭遇した場合は、貫通力に自信があるわけでない場合は車体は撃たないこと。砲塔はTier5の戦車砲であれば抜けるため、そちらを狙おう。
    視界が悪く隠蔽性や機動力、砲精度に劣るので、交戦距離を離すことで有利に戦えることもある。

史実

KV重戦車をベースとしたKV-220の開発は、1940年の夏に開始され、12月5日に試作車輌が製造されました。KVの他の派生型とは異なり、本車では車体が延長され、上部支持転輪が追加され、装甲が強化(100mm)され、85mm F-30砲を搭載する新型砲塔が装備されていました。1941年秋にKV-1の生産は中止され、本車は、量産型KVの砲塔を装備された上で前線へと送られました。(ゲーム内説明より)

 

以下、Wikipedia等を参照しているようだが詳細不明。

 

T-150(KV-3) KV-1の改良型。更に装甲やエンジンを強化、手直しをしたタイプ。
火力が据え置きな点と、エンジンに対してトランスミッションの加工精度不足などあって不採用。
更なる改良型となるKV-220が開発される元となる。
WoTで使っている改良砲塔を搭載する計画は存在しない。

KV-220(KV-3) T-150の開発を元に、KV-1の車体を延長して85mm砲や107mm砲を搭載するように改良した。
勿論、T-150同様に車体は延長され、装甲も強化されている。しかしこれ以上の生産ラインを複雑にさせる事で生じる現場の混乱と砲身の供給不足とISシリーズの開発も始まっており、将来的な発展性などの面でKV-1からの派生でそれに劣るKV-220は正式に採用される事は無かった。

KV-220-2(KV-220/76)KV-220の試作車両は複数存在しており、通常の「KV-1」と同じ砲塔を搭載したタイプも作られレニングラード攻防戦などに投入されたと言われている。WoTでの本車の仕様である。

特にこの時期はソ連内でのスターリン独裁体制の為の権力闘争などもあって開発に混乱が生じており、
文献によっては本車やT-150がKV-3と呼称され、混同している場合もある。
このKV-3はゲーム内にあるKV-4並びにKV-5に続く超重量戦車計画の元になったKV-3とは違う点に注意。

 

公式Wikiの説明:英語ロシア語

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