Tier 7 アメリカ 自走砲
スペック(v1.13.0)
車体
耐久値 | 350 |
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車体装甲厚(mm) | 51/19/19 |
最高速度(前/後)(km/h) | 38.6/10 |
重量(初期/最終)(t) | 26.84/27.43 |
実用出力重量比(hp/t) | 18.23 |
砲塔旋回速度(°/s) | 12 |
視界範囲(m) | 270 |
本体価格(Cr) | 1,400,000 |
修理費(Cr) | 3,707~ |
ロール | 自走砲 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
155 mm Gun M1918M1 | 2.11 | HE HE AP | 39 49 206 | 600 750 420 | 6.4 3 - | 10.45~19 × × | 0.69 | 5.7 | 475 508 570 | 20 | 990 1,180 1,140 | 3,953 | -5°/+45° |
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155 mm Gun M1A1 | 2.17 | HE HE AP | 39 49 218 | 600 750 420 | 7.2 4 - | 11.5~23 × × | 0.67 | 5.5 | 490 524 588 | 20 | 1,120 1,320 1,290 | 4,352 | -3°/+45° |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Wright Continental R-975C1 | 400 | 20 | 516 |
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Wright Continental R-975C4 | 460 | 20 | 550 |
Ford GAA early | 500 | 20 | 708 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
M12T48 | 27 | 18 | 11,000 |
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M12T51 | 29.5 | 20 | 11,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 510 | 325 | 80 |
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SCR 610 | 420 | 100 |
SCR 619 | 750 | 80 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
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拡張パーツ
× | Class2 | × | Class2 | × | × | ||||||
× | × | Class2 | × | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 11.69% | 1.67% |
移動時 | 5.81% | 0.83% |
派生車両
射界
射界 | 左14°/右14° |
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開発ツリー
155 mm Gun M1918M1 (初期/61,200) | ━ | 155 mm Gun M1A1 (15,500/96,500) | ━ | M40/M43 (116,500/2,700,000) |
SCR 510 (初期/1,980) | ━ | SCR 610 (1,480/24,600) | ━ | SCR 619 (9,000/54,000) |
Wright Continental R-975C1 (初期/11,000) | ━ | Wright Continental R-975C4 (1,500/13,900) | ━ | Ford GAA early (5,100/29,000) |
M12T48 (初期/14,600) | ━ | M12T51 (7,965/19,700) |
車両に関する変更履歴
v0.7.0 | 防楯のモデルの修正 |
v0.7.4 | 主砲防盾が貫通できなかった現象を修正 |
v0.8.3 | 初期履帯の旋回速度17°→18°、移動・旋回による精度低下量それぞれ-10% 初期履帯の対地形性能変更:軟+26% 上位履帯の移動・旋回による精度低下量それぞれ-4% 上位履帯の対地形性能変更:硬-11% 視界範囲390m→380m 耐久力400→340 |
v0.8.4 | 当たり判定を修正 |
v0.8.6 | 当たり判定を修正 Tierを6から7へ引き上げ 性能を再設定 |
v0.8.11 | 収入を増加 |
v0.9.7 | 視認範囲を 370m から 330m に調整 |
v0.9.18 | M12T48サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を11%減少 BM12T51サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を26%減少 155 mm Gun M1918M1の精度を0.76から0.69に変更 155 mm Gun M1A1の精度を0.72から0.67に変更 155 mm Gun M1918M1の砲旋回時の拡散を10%減少 155 mm Gun M1A1の砲旋回時の拡散を30%減少 155 mm Gun M1918M1の照準時間を7秒から5.7秒に変更 155 mm Gun M1A1の照準時間を7.5秒から5.5秒に変更 155 mm Gun M1A1の装填時間を37.5秒から27.7秒に変更 155 mm Gun M1918M1の通常弾・課金弾の貫通を90mmか39mmに変更 155 mm Gun M1A1の通常弾の貫通を88mmから39mmに、課金弾を90mmから39mmに変更 155 mm Gun M1918M1の通常弾・課金弾のダメージを950から700に変更 155 mm Gun M1A1の通常弾・課金弾のダメージを1,250から700に変更 155 mm Gun M1918M1にスタン効果を追加 155 mm Gun M1A1にスタン効果を追加 視認範囲を330mから270mに変更 |
v0.9.20 | HDモデル化 |
v1.5.0 | 155 mm Gun M1918M1の爆発範囲(m)を7/8から6.7/7.6に変更 155 mm Gun M1918M1の最小スタン時間を11.4秒から10.45秒に変更 155 mm Gun M1A1の爆発範囲(m)を8/9から7.6/8.6に変更 155 mm Gun M1A1の最小スタン時間を12.65秒から11.5秒に変更 |
v1.13.0 | 155 mm Gun M1918M1に戦術砲弾(AP)を追加 155 mm Gun M1918M1の代替砲弾(HE)の弾速を475m/sから508m/sに変更 155 mm Gun M1918M1の代替砲弾(HE)の貫通力を39mmから49mmに変更 155 mm Gun M1918M1の標準砲弾(HE)のダメージ値を700HPから600HPに変更 155 mm Gun M1918M1の代替砲弾(HE)のダメージ値を700HPから750HPに変更 155 mm Gun M1918M1の標準砲弾(HE)の爆発範囲を6.7mから6.4mに変更(記載なし) 155 mm Gun M1918M1の代替砲弾(HE)の爆発範囲を7.6mから3mに変更(記載なし) 155 mm Gun M1918M1の標準砲弾(HE)の弾薬費を1,120Crから990Crに変更(記載なし) 155 mm Gun M1918M1の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,180Crに変更(記載なし) 155 mm Gun M1A1に戦術砲弾(AP)を追加 155 mm Gun M1A1の代替砲弾(HE)の弾速を490m/sから524m/sに変更 155 mm Gun M1A1の代替砲弾(HE)の貫通力を39mmから49mmに変更 155 mm Gun M1A1の標準砲弾(HE)のダメージ値を700HPから600HPに変更 155 mm Gun M1A1の代替砲弾(HE)のダメージ値を700HPから750HPに変更 155 mm Gun M1A1の標準砲弾(HE)の爆発範囲を7.6mから7.2mに変更(記載なし) 155 mm Gun M1A1の代替砲弾(HE)の爆発範囲を8.6mから4mに変更(記載なし) 155 mm Gun M1A1の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,320Crに変更(記載なし) |
解説(v1.12.1以前)
- 概要
Tier7のアメリカ自走砲。
M3 Leeの車体を流用した重自走砲である。 - 火力
M44と比較して精度、弾速が向上し単発火力が増しているが、左右の射界が狭くなり、最大速度と旋回速度も低下している。車体の向きや照準の置き方に気を配るようにしよう。
また若干射程が延び、低弾道化している。そのため障害物の陰への曲射には向かないが、弾着までの時間が短くなるため射線さえ通れば命中率は高め。
ちなみにM40/M43やM53/M55とは逆に、最終砲の方が低弾道である。なお、最終砲の搭載には履帯の研究が必要。
- 装甲
自走砲の例に違わず非装甲に等しいレベル。また、車体後方から弾薬庫が丸見えなので直撃弾や後方からの爆風に気をつけよう。
ISやO-Niなど一部の同格重戦車や格上戦車には一撃で破壊されてしまうが、T29やTiger I、同格以下の中戦車などは一撃を耐えられるので接近されても諦めずに戦おう。
- 機動性
機動性に関しては、M44から最高速度と旋回速度は低下している。
しかし旋回時は動きが鈍るものの直進での加速性能が良く、実用上十分な能力を持っており、長いリロード時間を利用してこまめに移動しながら射撃が行える。
- 開発について
最終無線機はM41 HMCから引き継げる。中間エンジンはM4A1 Sherman、T67、T69など、最終エンジンはM7 PriestかM10 Wolverineで開発可能。
無線機さえ最終状態にしてしまえば他はstockでも問題なく戦えるレベルではあるが、最終エンジンや無線機は次のM40/M43と共通なので、この車両で開発しておくと良い。 - 総論
他Tier7自走砲と比べると精度と装填時間はやや悪いが火力は及第点となり、M44に劣るが加速の良い足回りと広めの射界の柔軟性を活かした火力支援を行える、比較的扱い易い車両と言えるだろう。
史実
1941年6月にM3 Leeの車体を用いた155mm砲搭載の重自走砲の開発が指示され、翌年2月にはロック・アイランド工廠で試作車が完成してアバディーンの兵器試験場で試験を受けた。
ユーザーの機甲軍はこの自走砲を使うような事態が想定できないとして採用に消極的だったが、武器科は本車のような自走砲は同口径の牽引砲に比べて優秀であるとして需品科に対し50輌の生産を要求、需品科は砲兵委員会による再試験を経て本車の制式採用と量産を決定し、1942年8月にM12自走砲として制式化された。
M12の車体はM3 Leeをベースに大幅な改造を施したもので、搭載砲はストックされていた155mm野砲を用いたため車両によってM1917、M1917A1、M1918 M1といったバリエーションの違いがあった。これらの砲はすべて第一次世界大戦においてフランスが開発したCanon de 155 GPF mle.1917を元にしたものである。
本車両は巨大な155mm砲を搭載するため、エンジンは車体後部から中央へ移動しており、戦闘室はオープントップ、それも装甲板が乗員の腰あたりまでしかないものとなっている(操縦手席のみ完全密閉)。また、反動で車両が後退するのを防ぐために車両後部にブルドーザーのような「鋤」が設けられ、これを地面に食い込ませた状態で砲撃を行った。
本車両の車内にはわずか10発の砲弾しか置くことができないため、戦闘行動中はCargo Carriage M30が随伴した。M30は砲を搭載していないM12であり、40発の155mm砲弾と砲操作要員(1両あたり4名)を輸送することができた。
本車は大口径の榴弾砲を搭載する自走砲としてはかなり早く計画された車両(Hummelよりも1年近く早い)であるが、機甲軍は当初この車両の有効性に疑問を持っており、1942年9月から1943年3月までの生産数量はわずか100輌でしかもその用途は砲兵の訓練用であった。しかし、1944年に入ってからこの車両を実戦投入することが決定され、後継となるM40の開発開始と共に既存のM12のうち74両がオーバーホールを受けてヨーロッパ戦線へと送り込まれ、数は少ないながらもカーン攻防戦などの重要な戦場で活躍した。本車両は現代まで続くアメリカ軍155mm自走砲の系譜の最初の一台である。
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://combat1.sakura.ne.jp/M12.htm
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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。