T69

Last-modified: 2020-09-18 (金) 23:34:28

Tier 8 アメリカ 中戦車

T69_2-min.PNG
↑ T178 + 76 mm Gun T185
初期状態。
AMX 13 75を参考にした揺動式砲塔が特徴的。車体は試作戦車T42のものを使用している。

 

T69_3-min.PNG
↑ T178 + 90 mm Gun T178
最終状態。T69の史実装備。
砲身がやや太くなり、マズルブレーキの形状も変更された。

v0.9.19.1以前

T69_0-min.PNG

 

T69_1-min.PNG

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,350
車体装甲厚(mm)102/76/38
最高速度(前/後)(km/h)51.5/20
重量(初期/最終)(t)33.9/34.53
実用出力重量比(hp/t)15.93
本体価格(Cr)2,403,000
修理費(Cr)約11,000
超信地旋回
 

武装

名称連射間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
76 mm Gun T1851.8216APCR
HEAT
HE
175
210
38
150
150
185
7500.382.31,219
975
975
5/60270
5,600
250
646-9°/+14°
90 mm Gun T178227AP
HEAT
HE
181
250
45
240
240
320
9600.382.9914
1,143
914
4/40255
4,000
255
1,075
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T178152/114/64384007,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Wright Continental R-975C446020550
Continental AOS-895-350020771
Continental AOSI-895-555020771
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T84E134.54388,000
T9536.56428,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 610420100
SCR 61975080
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒×砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時12.65%3.01%
移動時9.52%2.27%
 

派生車両

派生元T20(MT/118,000)
派生先T54E1(HT/170,000)
 

開発ツリー

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76 mm Gun T185
(初期/63,000)
90 mm Gun T178
(18,000/121,000)
T54E1
(170,000/3,600,000)
T178
(初期/46,000)
SCR 610
(初期/24,600)
SCR 619
(9,000/54,000)
Wright Continental R-975C4
(初期/13,900)
Continental AOS-895-3
(9,500/31,000)
Continental AOSI-895-5
(18,000/43,000)
T84E1
(初期/16,300)
T95
(14,800/33,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.2新規実装
v0.8.3装甲設定ミスを修正
v0.8.43Dモデルを修正
v0.8.10砲塔の形状を修正
v0.8.11サスペンションダメージモデルを修正
v0.9.1390 mm Gun T178 の通常弾の貫通力を173mmから181mmに変更
v0.9.20HDモデル化
砲塔装甲(mm)を152.4/76.2/114.3から152.4/114.3/63.5に変更
v1.9.0派生元車輌を変更

解説

  • 概要
    v0.8.2で追加されたTier8アメリカ中戦車
    1950年代初期、T42の派生型としてAMX 13を参考に開発された揺動砲塔の試作中戦車である。
     
  • 火力
    二種の主砲には一長一短があり、一概に上位砲である90mmが良いとは言い切れない。乗り手の好みに応じ選択して構わないだろう。
    俯角は-9°と優秀であり、地形を積極的に活かしていこう。
    • 76 mm Gun T185
      T71 DAの最終砲の強化版。弾倉ごとの弾数が一発減って合計5発になり、その代わりフル装填速度が4秒近く短くなっている。
      一見するとTier8中戦車としては火力不足の貧弱な砲に思えるが、利点も多い。

      利点詳細

      通常弾はAPCRであるが、貫通力の距離減衰が極めて少なく、200m以遠では90mm砲のAPとほぼ同等、500m以遠では逆転し、こちらのほうが貫通力が高くなる。
      弾速も速く、偏差射撃や弱点狙撃も当てやすい。
      また、90mm砲に比べて照準拡散も少ないため、連射と命中率を両立しやすい。
      弾倉交換も実際には15秒前後*1と、きわめて扱いやすい秒数に収まる。

      欠点は異常に高額なくせに貫通力の足りない金弾。
      貫通力210mmのHEATでは、重装甲車両の正面はまず抜けないと考えて良い。
      そのため、格下であっても重装甲車両との撃ち合いは徹底的に避けて立ち回る必要がある。
      まともに撃ち合えば一方的に撃ち負け、1対1ならかろうじて横に回るかキューポラ等を狙い撃つかでダメージ交換に持ち込める、といった有様なので、味方と連携した際の突破力は高いが、重戦車相手の前線維持能力はまるで望めなくなる。
       
    • 90 mm Gun T178
      T69の史実砲。
      単発火力が上がり1マガジンあたりの合計火力が向上している。標準弾薬は76mmがAPCR弾であるのに対し、90mmではAP弾であり、弾速では僅かに劣るものの至近距離での貫通力は向上している。
      オートローダーと言えども実戦ではワンチャンスに1~2発しか撃ち込めない事も多いため、基本的には初期砲よりこちらの方がダメージを取りやすい。
      欠点として照準時間が2.9秒と長くなっており、照準を絞り切る前に次弾が発射可能になってしまう。至近距離でない限り、即座に連射すると弾が無駄になりやすい。
      また、砲塔旋回時の拡散がかなり大きいため、対策として拡張パーツにはスタビ(砲垂直安定装置)に加えてガンレイ(改良型射撃装置)を装備しておくのも良いだろう。
      なお、この砲のHEAT弾の弾速はAPより速く、ほぼAPCRと同等。
      リロード時間や合計弾数の問題で通常弾との使い分けは難しいが、多めに持っておけば様々な局面で頼りになる。
       
  • 装甲
    T20と比べHPと装甲が強化された事で前線を担う事も可能になった。
    ただし、どう動いても弱点の砲塔基部への被弾を避ける事が難しく、防御効果は限定的である。
    • 砲塔
      砲塔正面は独特な傾斜装甲を持っており実際はスペック数値よりもはるかに硬い*2。HD化により砲塔上側の装甲が強化され、安定感が増している。
      ただし防御効果が得られるのは真正面のみであり、30°ほど斜めになるだけで格下にも抜かれる程度の柔らかさとなる。
      装甲が機能するのは敵が1両の時のみと考えた方が良いだろう。
      また、砲身が載る砲塔上側は硬いが、それを支える下側は傾斜もゆるく、更に旋回装置が破壊される恐れがある弱点となっている。
       
    • 車体
      そこそこの厚みと鋭い傾斜があり、中戦車の車体としては比較的硬め。
      正面上部は約50°~80°ほどの傾斜のついた101.6mm装甲で、一部はAPやAPCRの跳弾角度に達する。
      跳弾しない部分も実装甲厚は150mm~200mm程度となり、格下相手ならそれなりに防いでくれる可能性がある。
      正面下部は装甲が薄いが、こちらも傾斜が強めで、約50°ほど傾ければ強制跳弾角度に達する。街角などで飛び出し撃ちをする際には活用できるだろう。
      車体側面も76.2mm(一部63.5mm)と、豚飯でミスショットを誘う程度には使える。
      ただし、車体が見えているという事は必然的に砲塔基部という大きな弱点も見えているという事であり、基本的に車体を含めて砲身より下は隠しながら動く事が望ましい。
       
  • 機動性
    中戦車としては並程度。決して遅くはないのだが、序盤に要地を確保するための走り込みなど、強引な機動には全く足りない。
    旋回性や後退速度は良好。超信地旋回も可能で、細かな動きはやりやすい。
    初期状態ではエンジン出力が低く、乗り出し時は動きの重さに苦労するかもしれない。
    最終エンジンは自走砲M44でも開発が可能となっているので、そちらで開発済みなら乗り出しが幾分か楽。
     
  • その他
    本車の主砲に次ぐ長所が視認範囲の広さである。本車の視界はイギリスのCenturion Mk. Iと同等の400mと同格MTトップタイの長さであり、それでいてCenturionよりは隠蔽率が高めなので優秀な視界を生かしやすい。
    オートローダー特有の瞬間火力と相まって待ち伏せの適性が高く、マップによっては少数で敵を食い止める事も可能となるだろう。
    敵からの射線を一方向に限定できる場所では、石頭を活かしたチラ見偵察も効果的。
     
  • 総論
    装甲・機動性・隠蔽・俯角のいずれもそれなりの性能を備え、どんな場面においてもそれなりに戦える中戦車らしい汎用性と、オートローダーの瞬間火力を併せ持つ。
    T20からは機動力が劣った代わりに厚めの装甲を手にしており、ハルダウンを活用すれば一方的にダメージを与えることも可能になっている。
    ただし貫通力はTier8中戦車としてはかなり低く、装甲の厚い相手との正面戦闘は無謀。
    同格も含めて重装甲の車両や、継続火力とHPの高い車両にごり押しされると手も足も出なくなるので、退避路は常に意識しておくように。
    普段はいかに軽装甲の相手を削るか、相手の砲塔側面を撃つかを主眼に立ち回りつつ、オートローダーの瞬間火力を活かせる場面では味方と協力して一気に敵のHPを削りきろう。
    その性質上、同程度の機動力を持った車両と小隊を組むことで飛躍的に戦果をあげやすくなる。
     

史実

詳細

T69-2[1].jpg

アメリカは40年代末から50年代初頭頃にフランスの搖動式砲塔を備える戦車の開発に関心を寄せていたが、アメリカでの同種の戦車の開発は多くの困難に直面し、結局AMX-13の第二次試作車を入手することで技術を導入することとなった。
この技術導入によりアメリカでの搖動式砲塔を備える中戦車の開発は進展した。そして試作戦車であるT42の車体を使用し、90mm砲を搭載するT69が完成した。

 

最大の特徴はAMX-13においても導入されている自動装填装置の採用である。フランス製自動装填装置では再装填を車外から行う必要があったものの、T69では弾薬ドラムを砲の下に設置することにより比較的素早く、そして車内から安全に行うことが可能となっている。

 

主砲として搭載する90mm Gun T178はM26重戦車M36戦車駆逐車に搭載されるTJ39 90mm砲(原文ママ 恐らく90mm Gun M3が正しいと思われる)と一部の部品の差異を除いて基本的に同一である。
自動装填装置には8発の砲弾が装填可能であり、発砲後はハッチを通して自動で車外へと排莢され、その発射速度は分間18発に達する。
乗員は3名となっており、操縦手の他、砲塔左側に位置する装填手が鋳造砲塔に左側に位置し砲弾ドラムへの再装填を行い、砲手兼車長は照準器の使用に便利なよう砲塔搖動部右側に位置している。
エンジン出力は500馬力となっており、最大時速は51kmに達する。そしてサスペンションは油圧式ショックアブソーバーを備えたトーションバーとなっている。

 

1955年から1956年にこの戦車はアバディーン試験場にて試験を行っている。
その結果は失望的なものであり、自動装填装置の信頼性の低さなどの問題を露呈した。
そして不幸にも、砲塔搖動部の固定機構の安定化の問題は解決されず、最終的に計画は中止された。
しかしT69の開発で得た技術は他の搖動式砲塔を持つ試作戦車へと活かされた。

 

参考資料
WARGAMING.NET グローバルwiki該当ページ http://wiki.wargaming.net/en/Tank:T69より翻訳

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 100%装填手+戦友で15秒ジャスト
*2 おおむね実装甲厚200mm~300mm相当。一部は実質400mm超