M44

Last-modified: 2020-08-27 (木) 14:01:19

Tier 6 アメリカ 自走砲

M44_stockHD.jpg
↑ 155 mm Howitzer M1
M41 Walker Bulldogの車体を前後逆に使っており、車体前方にエンジングリルが見える。
また誘導輪が接地型になっているのが特徴的。

 

M44_improvedHD.jpg
↑ 155 mm Howitzer M45
これがM44の史実状態。
砲が少しコンパクトになり、軽量化される。

v0.9.13まで

M44_stock.jpg

 

M44_improved.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値315
車体装甲厚(mm)13/13/13
最高速度(前/後)(km/h)56.3/14
重量(初期/最終)(t)29.42/29.03
実用出力重量比(hp/t)18.95
砲塔旋回速度(°/s)10
視界範囲(m)265
本体価格(Cr)920,000
修理費(Cr)
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力爆発範囲(m)スタン時間(s)精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
155 mm Howitzer M12.96HE3855076.24~10.40.744.6430445051,735-5°/+65°
155 mm Howitzer M453.02HE3955076.24~10.40.724.9430365051,347
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Continental AOS-895-350020771
Continental AOSI-895-555020771
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T99E129.52015,000
M44322215,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
AN/PRC-1050012
AN/PRC-257509
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器×追加グローサー×
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材×内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時9.75%1.46%
移動時4.9%0.74%
 

派生車両

派生元M41 HMC(SPG/33,800)
派生先M12(SPG/59,400)
 

射界

射界左30°/右30°

tm_M44_rev2.jpg

 

開発ツリー

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155 mm Howitzer M1
(初期/45,000)
155 mm Howitzer M45
(6,900/68,000)
M12
(59,400/1,400,000)
AN/PRC-10
(初期/22,000)
AN/PRC-25
(9,000/54,000)
Continental AOS-895-3
(初期/31,000)
Continental AOSI-895-5
(18,000/43,000)
T99E1
(初期/9,750)
M44
(4,200/16,500)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.7視認範囲を 360mから320mに変更
v0.9.14HDモデル化
v0.9.18全ての主砲のHEAT弾を削除
T99E1サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少
M44サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少
155 mm Howitzer M1の精度を0.82から0.74に変更
155 mm Howitzer M45の精度を0.8から0.72に変更
155 mm Howitzer M1の砲旋回時の拡散を21%減少
155 mm Howitzer M45の砲旋回時の拡散を22%減少
155 mm Howitzer M1の装填時間を22.5秒から20.3秒に変更
Canon de 155 mmの装填時間を22秒から19.9秒に変更
155 mm Howitzer M1の照準時間を6.5秒から4.6秒に変更
155 mm Howitzer M45の照準時間を6秒から4.9秒に変更
155 mm Howitzer M1の通常弾の貫通を78mmから39mmに変更
155 mm Howitzer M45の通常弾の貫通を78mmから39mmに変更
155 mm Howitzer M1の通常弾のダメージを700から550に変更
155 mm Howitzer M45の通常弾のダメージを700から550に変更
155 mm Howitzer M1にスタン効果を追加
155 mm Howitzer M45にスタン効果を追加
視認範囲を320mから265mに変更
v1.5.0155 mm Howitzer M1の最小スタン時間を6.76秒から6.24秒に変更
155 mm Howitzer M45の最小スタン時間を6.76秒から6.24秒に変更
v1.9.0155 mm Howitzer M1の総弾数を36発から44発に変更
修理費用を11%ダウン
収益性を3%ダウン
HPを280から315に変更

解説

  • 概要
    v0.8.6で追加されたTier6のアメリカ自走砲
    M41 Walker Bulldog軽戦車の車体をベースに開発・量産された自走榴弾砲である。
    v0.9.18の自走砲改変に伴い性能が変更された。
    射界の広さに代表される扱いやすさから人気が高く、全車輌中第3位、自走砲ではトップの使用率を誇る。*1また、全アメリカ戦車内、また全通常車両(2020上半期)の使用率でも堂々のトップ。*2*3
     
  • 火力
    全周砲塔を除く自走砲のなかではトップクラスの左右射界をもつ。
    障害物の有無に左右されるが、MAPの角に布陣した場合でも大部分が射撃可能となる。
    速めの装填速度と相まって、扱いやすさはかなりの物。
    ただし、単発火力はTier6自走砲としてはやや不足気味。重装甲車輌が内張り装甲を装備していた場合、正面からダメージを通すのは難しい。
    • 155 mm Howitzer M1
      M41 HMCから引き継いだ初期砲。
      前身から総弾数や装填速度、照準時間が強化されている。
      火力・貫通力は最終砲と一切差が無いので、乗り出しは楽な部類。
       
    • 155 mm Howitzer M45
      M44の史実砲。
      初期砲から精度・装填速度がそれぞれ強化されるものの、火力・貫通力は据え置きな上、照準時間が悪化する。
      なお、初期砲からかなり軽量化されるので初期履帯でも積載量に余裕が生まれる。
       
  • 装甲
    無いに等しい。
    M41 Bulldogの車体を前後逆にして利用している為、車体正面にはエンジンのモジュール判定が大きく広がっている。
    被弾すればエンジンが破損し、時には火災が発生する事もある。
     
    また、オープントップゆえに確認しやすいが、車体後部の左右には弾薬庫が設置されている。
    モジュール耐久値が特別低いわけではないが、その配置故か一撃は耐えられると思っていたら弾薬庫誘爆で吹き飛ぶ事もある。
     
  • 機動性
    M41 Bulldog譲りの良好な機動性を誇る。
    流石にLTである本家からは最高速度(後退速度含む)・加速力共に低下しているものの、自走砲としては優秀な部類。
    ただし、旋回性能は並の自走砲のそれである。
     
  • その他
    • 隠蔽
      軽戦車としては隠蔽の悪いM41 Bulldogの車体を用いているせいか、隠蔽率はかなり低い。
      精度を補う為に少し前進したら発見された、という事がないように気を付けよう。
       
    • 開発
      初期状態は履帯の搭載量を限界まで使用しているが、履帯を第一に開発する必要性は薄い。
      上述の通り、主砲を最優先で換装する事で積載量に余裕を持たせられるからだ。
      とはいえ、拡張パーツを3枠すべて*4搭載したいのならば履帯の開発が必須となる。
       
      M44のエンジンはT69と互換性がある。かつてはM41 Bulldogとも互換性があったが、同車のTier8格上げに伴い消失した。
      本車両の開発によりT69の中間エンジンが開発済みとなり、続く最終エンジンの開発によりT69の最終エンジンも開発済みとなる。
      T69を開発する目的があるならば、開発の楽なこの車両で研究しておくのも良いだろう。
       
      無線機も別途開発が必要となっている。
      それまではMAP端に穴ができる可能性が高いので、位置取りや味方の動向には注意が必要。
      こちらはM53/M55と共通である。
       
  • 総論
    v0.9.18の自走砲改変に伴い、性能が大きく変更。
    改変以前は、遠距離砲撃では精度の悪さを感じやすいものの、それ以外の性能はかなり優秀、金弾のHEATが抜群に高性能、といった扱いであったが、改変後は精度と照準時間が劇的に向上。一方で火力・スタン時間は同格に比べてかなり低めに抑えられている。
    機動力と左右射界の広さから全体的に扱いやすい自走砲であるが、格上重装甲車両に対して有効打を与えづらい。
    マッチングによっては、軽装甲の相手を積極的に狙う事も選択肢に入れよう。
     

史実

M44_Howitzer.jpg

M44 155mm自走榴弾砲は、M52 105mm自走榴弾砲と並んで第2次世界大戦後すぐに開発されたアメリカ陸軍の戦後第1世代自走砲である。
どちらもM41ウォーカー・ブルドッグ軽戦車の車体をベースに開発された自走榴弾砲で、1947年9月に105mm榴弾砲を装備する「T98」と155mm榴弾砲を備える「T99」の開発計画が並行して進められることになった。
このM44自走榴弾砲はT99の具現化であり、戦後初の自走榴弾砲としてそれなりの成功を収めている。

T99自走榴弾砲の開発はデトロイト戦車工廠が担当しており、当初はM41軽戦車の車体を前後逆にした形とし、その後部に密閉式の戦闘室を設けて155mm榴弾砲T97を搭載する案が計画され、1951年に完成した2両の試作車では計画着手時に公表されたスケッチとは少々異なるものの、密閉式戦闘室に155mm榴弾砲を限定旋回式に搭載して完成している。
この戦闘室は一見すると砲塔のように見えたが、実際は固定式で旋回はできなかった。

T99自走榴弾砲は車体にさらなる改良が加えられ1両の試作車には直接照準タイプの簡易型照準機が、もう1両にはコンピューターなどを介して命中精度の向上を図った究極型照準機がそれぞれ装備されて、名称も「T99E1」と改められた。
そして比較試験の結果アメリカ陸軍は簡易型照準機を搭載したT99E1自走榴弾砲を選定し、250両が発注される運びとなった。

しかし完成した車両は重量が30tにも達し、M41軽戦車の車体を用いるにはエンジンが非力でサスペンションも強度不足であり、機動性などの問題がクローズアップされてしまった。
このため戦闘室を改設計してオープントップとし、各部の重量軽減に努めた改良型のT194自走榴弾砲に生産が切り替えられ358両を生産する一方で、250両が生産されたT99E1自走榴弾砲もT194自走榴弾砲と同じ仕様に改造されることになり、合わせて608両が完成したことになる。

このような紆余曲折があったが、1953年11月には「M44 155mm自走榴弾砲」(155mm Self-propelled Howitzer M44)の制式名称が与えられた。
1956年にはM44自走榴弾砲のエンジンを燃料噴射型に換装することになり、このエンジン換装車には「M44A1」の呼称が与えられている。

1962年には後継のM109 155mm自走榴弾砲にその座を譲ってアメリカ陸軍から退役したが、一部の車両は西側各国に供与されている。
日本の陸上自衛隊にも、エンジンを換装したM44A1自走榴弾砲が10両供与された。
M44自走榴弾砲の車体はM41軽戦車をベースにしたとはいえ、車体を前後逆にして前部に機関室を配し接地長を稼ぐために誘導輪を接地型としているなど実際は全くの別物と見て良い。

引用元:http://combat1.sakura.ne.jp/M44.htm

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*1 2019.1~2019.3の戦闘記録より引用
*2 2019年の人気車両より
*3 ttps://worldoftanks.asia/ja/news/featured/1st_half-year_2020_infographic/より
*4 装填棒(200kg)、改良型射撃装置(100kg)、改良型旋回機構(200kg)