Tier10 ソ連 中戦車 (配布戦車)
直線的なソ連MT3兄弟と比べ、貝殻状の車体が特徴的でわかりやすい。
車体側面上部は逆三角形という奇抜な形状。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 2,000 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 110/100/45 |
最高速度(前/後)(km/h) | 55/20 |
初期重量(t) | 36 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.94 |
本体価格 | 22,500G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 攻撃的中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
100 mm D-54TS | 9.23 | APCR HEAT HE | 264 330 50 | 320 320 420 | 2,954 | 0.36 | 2 | 1,535 900 900 | 45 | 1,100 4,800 1,170 | 2,557 | -5°/+16° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Object 907 | 228/180/46 | 48 | 400 | 8,000 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-2 610 h.p. | 610 | 10 | 700 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Object 907 | 39 | 54 | 7,000 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
R-123 | 850 | 80 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 17.21% | 3.41% |
移動時 | 12.94% | 2.56% |
車両に関する変更履歴
v0.9.5 | 通常弾をAP弾からAPCR弾に変更 通常弾の貫通力を219mmから264mmに変更 照準時間を2.3秒から2秒に変更 装填時間を7.1秒から6.5秒に変更 移動中のレティクル分散を20%減少 |
v0.9.7 | 収益性を強化 |
v0.9.17.1 | HDモデル化 車体正面/側面装甲(mm)を100/85から110/100に変更 |
解説
- 火力
T-62AやObject 140と同程度の攻撃力を持つ。- 100 mm D-54TS
先述の2両よりも発射速度が僅かに優れているが砲拡散値が2割程悪化しているため、比べると弾が当たりにくい。
中戦車としては俯角、単発火力、精度に劣るが、発射速度、DPM、貫通力、通常弾の弾速に優れる。
- 100 mm D-54TS
- 装甲
コンパクトな車体に厚めの装甲ときつい傾斜装甲が取り入れられており、Tier10MTの中でも高い防御力を誇る。
HPはObject 430Uと同値で中戦車としては高めの部類である。- 砲塔
ソ連お得意のお椀型砲塔で260mm以上の防御力を持つため通常弾では貫通は難しい。
以前は30mmしかない砲塔天板が弱点だったのだが、HD化により大部分が40mmに増厚、口径122mm砲以上の砲でなければ跳弾されるようになった。しかし薄いのには違いないので、大口径砲や高貫通HEAT相手だと75mm以上の厚い天板を持つT-62Aなどに比べて抜かれやすい。
キューポラは240mm相当と同格に比べてかなり硬い。また機銃が付いてる側は判定が小さく狙い辛い。 - 車体
正面上部は約250mm程度の防御力ではあるが、背の低さから撃ち下ろす事を考えると正味200mm~220mmといった所。とはいえその形状から姿勢や当たり所によって跳弾がしばしば起こるため、正面に近い面に対する的確な狙撃が求められる。
車体下部は220mm前後で上部と大差ない。一部180mm程度で抜ける箇所も存在するが範囲は狭い。また、両端は空間装甲となっているため中央に近い場所を狙う必要がある。
車体側面はかなり歪な装甲配置で、側面上部は100mmだが45度の傾斜があり、正面から車体を見ると逆三角形に見える。斜め前や斜め後ろから側面を撃つと跳弾されるため狙う際は注意。側面中央から下は45mm~30mmと極端に薄くなる。
↑側面装甲。履帯裏は外観上では垂直に見えるがここも空間装甲であり、その裏にはObject 257のようなキツい傾斜装甲が隠れている。
上の図の赤い線で囲った領域は本装甲が45~30mmに薄くなっている場所。その上の草色の部分は100mm厚ある。
下の図は車体底面装甲の図。最下部には垂直に出っ張った構造物があるが、ここを狙うと弾が股下に抜けてしまいがち。
装甲モデルはtanks.ggより
- 砲塔
- 機動力
ソ連中戦車らしく、厚い装甲を持ちながら優秀な機動性を有している。
T-62AやObject 140よりも出力重量比が高いが、履帯性能で劣っているため加速性能はやや悪い。
とはいえ、機動性自体は非常に優秀で気になることはほぼ無いだろう。
- 偵察性
隠蔽率はObject 430Uに次ぐ値で、中戦車の中でも上位である。
視認範囲は400mと平均的。
- 総論
全性能が非常に高いレベルで纏まっている中戦車である。
装甲、火力、機動性、隠蔽性に優れるため、援護の有無や距離を問わずに戦えるのが最大の強みと言えるだろう。特に至近距離でのドッグファイトは強力であり、まともに取り合える車輌は限られる。
CWCの景品ということもあり、乗り手の腕前も平均的に高いことが多いので相手取る場合は注意が必要である。
史実
1953年7月13日、新世代の中戦車の開発開始が決定され、第100研究所により開発が行なわれました。計画案は 1954年3月に提出され、1955年の初めには新車両の車体の防弾性試験が実施されました。しかしながらその後、計画は中止されました。
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
↓アーカイブに重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ1
コメントの際、当該wikiのモラルを尊重した行動をお願いします。
- ステ見る限り強すぎ -- 2015-01-18 (日) 08:57:44
- 実際に乗り回していると弾薬庫が壊れやすい点以外はソ連MT三兄弟と遜色ない。むしろ照準速度、跳弾しやすい、隠蔽がよい、砲塔前寄りといいとこ取りだったり利点がある。砲塔上部が薄いがこの部分をじっくり狙われて撃たれる動きはしないし。 -- 2015-01-26 (月) 03:08:22
- 加筆求むとあったので少し付け足しておきました -- 907,140,62A持ち? 2017-08-19 (土) 11:33:31
- 「この戦車で豚飯は控えた方が無難である。」ってあるけど、記載のある通り側面には傾斜がついてて、かなり豚めしでさばける印象がある。この記載によれば、側面の下半分は抜きやすいとのことだけど、実戦ではみんなそれで抜けてるの?弱点というにはあまりに範囲が狭すぎると思うし、俺が実験する限り下にすっぽ抜けるか、上にあたるかで全然安定して抜けない。 -- 2017-08-19 (土) 14:06:44
- 側面硬いなコイツ…T-44に乗ってた時ヒメルズで相対したけど側面すら抜けなかった… 格下で当たったらどうすればいいんですかね? -- 2017-08-28 (月) 05:23:56
- https://tanks.gg/tank/obj-907/model?cv=current&cs=t-44&vm=live&cl=51211f側面装甲の最下部は100mm以下で抜けるけど、そこを狙うと車体下素通りの可能性か高いかも。硬い・速い・DPMの三拍子が揃ってるソ連高tierMTに格下で対抗するのは無茶だと思う -- 2017-08-28 (月) 10:51:55
- レイアウト崩れを直そうと思ったけど直せませんでした。どなたかお願いします。 -- 2018-02-17 (土) 16:13:22
- このクラスで装填早過ぎ、バランスもなにもあったもんじゃないわ。 -- 2018-05-05 (土) 18:15:29
- 自分もティア8に乗ってるときに遭遇しました。単発300オーバーポンポン撃ってくるので格下で接敵したらもうダメとあきらめるしかない・・・ -- 2018-05-13 (日) 12:53:01
- それTier10ソ連MTなら全部同じじゃん。バランス関係ないよね。ソ連MT全部おかしいってなら通じるけど -- 2018-05-13 (日) 13:24:12
- 自分もティア8に乗ってるときに遭遇しました。単発300オーバーポンポン撃ってくるので格下で接敵したらもうダメとあきらめるしかない・・・ -- 2018-05-13 (日) 12:53:01
- 今の集団戦はコイツがないとタク的に話にならず、140でもできなくはないが代替すればするほど不利になるとかいう、集団戦でとれる車両がないと集団戦に出してもらえない悪循環が起きてたりする。結局のところ10MTでは実質LTとして使われるbatを除けば(ランダム含め)最強。中身も少なくとも下手ではないから、格下でバッタリあったらまずやられることを覚悟した方がいい。とはいえ足も隠蔽もいいから場所の予想もつけようがないし、本当の意味でどうしようもない戦車。 -- 2018-10-23 (火) 02:25:54
- 強さの理由として、他の戦車と違って弱点がない。例えばbatなら火力怖いけど装甲はないし、140も側面は抜けるし、48パットンは頭固いけど足は遅いから逃げられる上平地で戦えばそんなに脅威ではない。しかし907の場合、足、隠蔽、火力、装甲、どれをとっても平均以上なので、戦えば抜けず、撃ち合えばDPMでゴリゴリ削られ、逃げようにも追いかけられたら逃げ切れず、距離をとって側面撃っても抜けるかは怪しい。性能負けしている格下の場合、よほど何かに秀でている車輛でないと、明確な対処法がとれない。 -- 2018-10-23 (火) 02:45:51
- この車輌とチーフテンの有無でクランの力に差が付いてしまうのはやはり問題だと思う -- 2020-03-17 (火) 22:22:39
- 「T-62AやObject 140よりも出力重量比が高く~」って書いてあるけど、実際は履帯抵抗の関係で62A>140>907の順に加速が速い(通常地路面)が正しい……よね?旋回は一番だが -- 2021-10-20 (水) 21:07:02
- 最高速が5キロ違うから907の方が速いように錯覚しちゃうけど加速は62Aの方が速いね -- 2021-10-20 (水) 23:07:12
- 解説を少し修正。元々十分すぎるので加速を気にすることはほぼ無いでしょう -- 2021-10-21 (木) 17:57:28