Tier8 ドイツ 駆逐戦車 (課金戦車) / 日本語表記: ラインメタル・スコーピオン 
Rheinmetall Skorpion G (略称:Skorpion G)
通称「スコジー」
ねじ巻きのようなマズルブレーキが特徴的。
赤い
Rheinmetall Skorpion (略称:Skorpion)
無塗装版。こちらはv1.4.0から期間限定で販売。
初期迷彩の有無を除いて性能差は無いが、好きな塗装や迷彩を施せるのは無塗装版だけの長所である。
ちなみにほぼ同名のアメリカのTier7プレミアム駆逐戦車はScorpionである。
本車両の砲塔内部にはドイツ人女優マレーネ・ディートリヒの写真が飾られている。
ちなみに画像はSkorpion Gだが、無塗装版にも彼女の写真が飾られているので一安心。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 1,150 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/16/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
重量(t) | 38.23 |
実用出力重量比(hp/t) | 17 |
主砲旋回速度(°/s) | 18 |
視認範囲(m) | 360 |
本体価格(Gold) | 9,800G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 狙撃型駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
12,8 cm Kanone 43 L/55 | 4.92 | AP APCR HE | 246 311 65 | 490 490 630 | 2,410 | 0.3 | 2.1 | 920 1,150 920 | 30 | 1,070 4,800 935 | 3,050 | -7°/+14° |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 210 TRM P30 | 650 | 20 | 850 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Rheinmetall 12,8 cm K 43 Skorpion | 45 | 30 | 15,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Fu.Spr.Ger. "f" A | 700 | 40 |
---|
乗員
1 | Commander(Loader) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator |
---|
拡張パーツ
![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Medium |
隠蔽性
無塗装 | G*1 | |||
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非発砲 | 発砲時 | 非発砲 | 発砲時 | |
静止時 | 9.29% | 1.42% | 13.29% | 2.03% |
移動時 | 5.59% | 0.85% | 9.59% | 1.47% |
車両に関する変更履歴
v0.9.15.1.1 | 新規実装 |
実装から数日後、通信範囲が400m→700mへ向上 | |
v1.0.1 | Skorpion Gの隠蔽性を修正 |
解説(v0.9.15.1.1) 
- 概要
v0.9.15.1.1で追加されたTier8ドイツ課金駆逐戦車。
ラインメタル社が提案した、Pantherの車体を用いた対戦車自走砲の計画案である。
Rheinmetall Skorpion Gは初めから迷彩が施されており、迷彩の購入・削除はできない。
- 火力
俯角は-7°とそこそこだが、正面の左右29°以内は-6°、後方の左右142°以降は-3°の俯角制限がかかる。
車高もあるので地形や射撃姿勢には気を使う必要があり、稜線射撃をするときは、相手に対して車体を30°以上傾けると良い。
また、全周旋回砲塔によって360°の射界を持っているが、砲塔旋回速度が約19°/sという事もあって至近距離での咄嗟の反撃は難しい。- 12,8 cm Kanone 43 L/55
Rheinmetall Skorpionが搭載予定だった史実砲。
Rhm.-Borsig Waffenträgerの初期砲と名前が似ている別の砲を装備している。
Rhm.-B. WTの初期砲と比べると装填時間が微増した代わりに精度・照準時間が大幅に改善されている。
砲塔旋回時の照準拡散は遅い砲塔旋回速度も相まって優秀だが、移動時の照準拡散が大きく、狙いをふらつかせるとせっかくの照準精度もまるで活かせなくなる。拡張パーツの改良型旋回機構で補うことも選択肢に入る(ちなみに、この拡張パーツではさらに旋回速度も上げることが出来るので、まさに一石二鳥である)。
なお、総弾数が30発しかないため、無駄撃ちはできるだけ避けたい。貫通に関してはあちらと同様、通常弾でも246mmと、Tier8TDとして充分な貫通力が確保されている。ただし、格上の重装甲車両相手には通常弾だけでは流石に厳しいので、貫通力311mmの課金弾もいくらか積んでおこう。
クレジット収支が良く、気軽に大量の金弾を持ち込めるのもこの車両の大きな強みである。注意すべきこととして、課金弾はAPCRで弾速こそ速いものの距離減衰が大きい(GSOR 1008程ではないが)。500m地点でAPが241mm(5mm減)なのに対してAPCRが263mmと48mmも減衰してしまう。本車両の特性上遠距離狙撃が主体であり、これより遠い敵を狙うことも十二分にあるので、遠距離狙撃でIS-3などの傾斜装甲を取り入れた相手を撃つ際は標準化の大きいAPの方が安定することもある。
総合的に見れば同格の通常ツリーの駆逐戦車と比較しても全く見劣りしないどころか優秀とさえ言える良砲であり、火力に難のある事の多い課金戦車としては破格の攻撃性能である。
- 12,8 cm Kanone 43 L/55
- 装甲
防御はまるで期待できない紙装甲である。
Pantherの車体をそのまま使用しているように見えるが、Grille 15と同じくベース車両から装甲厚は減厚されている。最も厚い車体正面でさえわずか30mm、車体側面は16mm、砲塔に至っては14mmしかない。主砲の周りと、向かって右上にある穴は、見た目のとおり装甲0mmとなっており、全ての砲弾が100%貫通してしまう。
モジュールや搭乗員に被害が出やすいので被弾は避けるようにしよう。独駆逐第2ルートと同じく日本重戦車やT49などの大口径榴弾砲は掠めただけで大ダメージなので、そういった相手が構えていそうな場所には安易に身を出してはいけない。車高の高さを意識して身を隠そう。
- 機動性
駆逐戦車としては優秀な機動性を有しており、平地であれば40km/h、走り続ければ60km/hも出る。曲がりの少ないコースを取れば、迅速に移動できる。
野戦改修レベル2との相性が非常に良く、速度維持性能(=履帯の接地抵抗)15%向上を取得すると加速がかなり改善される。しかし、旋回性能はお世辞にも良いとは言えず、砲塔旋回の遅さも相まって接近戦は不得手。軽戦車などに機動戦を仕掛けられる事態は極力避けたい。もしそうなったときは、車体を一緒に旋回させたり、壁際に逃げる、相手の移動先に割り込んで動きを止めるなどして対応したい。
基本的に接近戦は緊急時のみにして、移動のための足として考えよう。 - その他
隠蔽性能はあのPantherの車体を流用している都合上、Rhm.-B. WTに比べて大幅に悪化している(無塗装ver、つまり素の隠蔽率は駆逐第一ルート同格のJagdpanther IIやFerdinandより悪い)。
同じような立ち回りではあっさりと見つかってしまう可能性もあるので注意して戦おう。なお、乗員構成が4人乗りの車両としては少々特殊である。
装填手の代わりに無線手が入り、車長が装填手を兼任している。
すなわち装填手の育成ができないので、装填手も同時に育成したいという人は注意が必要だ。因みに実装当初、通信範囲が400mとTier8にしてはかなり低めの数値だったが、1週間もしないうちに700mに変更がなされた。
- 総評
高い攻撃能力、陣地転換能力を持つ駆逐戦車である。
Rhm.-B. WTに比べると精度・照準時間、機動力と僅かにHPで勝るが、紙装甲駆逐戦車として必要な隠蔽率が大きく低下している。
また、増大した投影面積は被弾の増加を招く。
ゆえに基本は敵の視認範囲外からの遠距離狙撃であるものの、状況を見て機動力を活かし、自ら射線を作りに行くことも重要。
決して扱いの簡単な車両ではないが、乗りこなせれば敵に対して大いなる脅威となるだろう。
史実 
Rheinmetall Skorpion Gとは、Pantherの車体を用いた自走砲開発計画の計画案の一つであり、本車両はラインメタル社から提案された設計案であった。
一方、クルップ社から提案された設計案を元にした自走砲が本ゲームにおけるG.W. PantherやGrille 15である。
この車両をはじめとした自走砲群は1943年1月に設計を開始された。
12,8cm K43 Sflを搭載した案は1943年1月に、 12,8cm砲を搭載したSkorpionと 15cm sFH 43 mit Panther Bauabteilenは1943年4月に、15cm sFH 18 mit Panther Bauabteilenは1944年1月にそれぞれ提案された。
しかしながら、戦局の悪化によってPantherの車体の確保が困難となってしまい、これらラインメタル社の設計案はクルップ社の設計案たちと同じ運命を辿る事になった。
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