Kiev

Last-modified: 2020-06-25 (木) 23:27:14

キエフ級駆逐艦

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他画像

Ver.0.6.10.1現在 無期限迷彩は2種類
・タイプ18-Kiev
画像
・祝儀-Kiev Wows2周年記念コレクション報酬
祝儀-Kiev_2周年サンクトペテルブルグ.jpg
 
他画像
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性能諸元

編集時 ver.0.8.0.2

・基本性能

Tier8種別通常艦艇
艦種駆逐艦派生元Minsk
国家ソ連派生先Tashkent
生存性継戦能力(A) 14,500
(B) 16,200
装甲13-19mm
・防郭 19mm
・艦首・艦尾 19mm
・砲郭 19mm
・装甲甲板 19mm
対水雷防御ダメージ低減(A-B) 0%
機動性最大速力42.5ノット[kt]
旋回半径690m
転舵所要時間(A) 6.7秒
(B) 4.8秒


隠蔽性 通常副砲主砲火災煙幕
海面発見距離9.0km--11.0km3.53 km
航空発見距離3.5km-0.0km6.5km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.111.1km99m
mod.212.3km107m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
A-B130mm/503基×2門HE弾 1900(8%)
AP弾 2500
5.0秒18.6秒HE-46
SAP-46


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
B85mm/52 92-K1基×2門HE弾 1200(4%)15.0秒5.0km


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
A-B533mm 53-38U2基×5門(10門)17933123秒4.0km65kt1.3km
B533mm 53-36 mod.22基×5門(10門)14400117秒8.0km55kt1.1km


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
A12.7mm DschKM-2B4基×2門-9190.0%0.1-1.9km
37mm 70-K
76mm 39-K
4基×1門
1基×2門
28056895.0%1.9-3.5km
B25mm 2M-34基×2門-16190.0%0.1-1.9km
37mm V-11
85mm/52 92-K
5基×2門
1基×2門
477011295.0%1.9-3.5km
1.9-3.5km



アップグレード

スロットAスロットBスロットCスロットDスロットEスロットF

搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

AMainWeapon1.png主砲兵装改良1主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%
主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%
主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%
SecondaryWeapon1.png副兵装改良1副砲の抗堪性 +100%
対空砲座の抗堪性 +100%
PowderMagazine1.png弾薬庫改良1自艦の弾薬庫誘爆率 -70%
BMainGun2.png主砲改良2主砲装填時間 +5%
主砲旋回速度 +15%
Guidance1.png射撃システム改良1主砲弾の最大散布界 -7%
魚雷発射管旋回速度 +20%
副砲最大射程 +5%
副砲弾の最大散布界 -5%
AirDefense2.png対空砲改良2対空砲座の最大射程 +20%
DDamageControl1.pngダメージコントロールシステム改良1浸水発生率 -3%
対水雷防御ダメージ軽減率 -3%
火災発生率 -5%
Engine1.png推力改良1主機損傷確率 -20%
主機修理時間 -20%
SteeringGear1.png操舵装置改良1操舵装置損傷確率 -20%
操舵装置修理時間 -20%
EDamageControl2.pngダメージコントロールシステム改良2浸水復旧時間 -15%
消火時間 -15%
Engine2.png推力改良2最大出力への到達時間 -50%
艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上
SteeringGear2.png操舵装置改良2転舵所要時間 -20%
FConcealmentMeasures_1.png隠蔽システム改良1発見距離 -10%
LookoutStation_1.png目標測距装置改良1敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%
最大目視範囲 +20%
魚雷捕捉範囲 +20%
SteeringGear3.png操舵装置改良3転舵所要時間 -40%
操舵装置修理時間 -80%

・消耗品

搭載可能消耗品

スロット消耗品使用
回数
準備
時間
有効
時間
効果
R応急工作班I.png605
(7)
火災・浸水・損傷したモジュールの修復
応急工作班II.png40
T発煙装置I.png224020
(26)
自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する
煙幕の持続時間:89 (84) [秒]
発煙装置II.png3180
修理班I.png212028自艦のHPを回復する
回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]
修理班II.png380
YエンジンブーストI.png2180120
(180)
艦艇の最大速度を向上させる
最大速度の上昇率:8 [%]
エンジンブーストII.png3120

注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値

ゲーム内説明

キエフ級駆逐艦(プロイェークト48)は、タシュケント型嚮導駆逐艦の発展型です。より洗練された射撃管制装置を採用し、より強力な雷装を備え、対空兵装も強化されていました。前級の高い速力と強力な兵装を備えつつも小型化され、隠蔽性と機動性が向上していました。

解説

ソ連Tier8駆逐艦。前TierMinskから派生するメインツリーである。サブツリーはOgnevoi
ソ連駆逐艦ツリーはver.0.6.2(2017年3月上旬)に改訂され、本艦はTier7からTier8へ移動した。旧Tier8のタシケントはTier9へ移動し、射程向上(&スロット3装備)の補正を受けた。
 
前Tierから更に大型化し、より強力な火力を持つ。
隠蔽能力や機動力は悪化しているが、アップグレードスロットFが使用可能になったため、一方を補うことが可能である。
 

  • 抗堪性
    HPは向上しているが、前Tierと比較すると特に高さ方向に巨大化しており被弾しやすくなっている。
    Tier8なので船体は全体的に19mm厚である。*1上部構造は13mm厚であり、砲塔も同様に装甲が無いので主砲停止に注意。
    0.8.0よりTashkentらと同じように発煙装置の代わりに修理班を装備できるようになった。
     
  • 主砲
    Minskと同じ主砲が連装3基の6門装備となった。このおかげでHE弾のDPMはツリー艦ではAkizukiBensonに次いで同格3位、プレミアム艦を含めるとCossackKiddHSF Harekazeに劣る。
    射界は改善され前後とも30°くらいで全門指向できる。あらゆる局面でその強大な火力を発揮できるだろう。
    これまで同様、砲戦になった場合は弾道性能の優位を生かして適切な距離を取ろう。
    注意点としては、連装砲塔になったものの砲塔に装甲が無く、火力喪失のリスクが常に付きまとうことである。特に、駆逐艦の戦術の1つである「真正面を向いて被弾面積を減らす」機動を行うと前方2基の砲塔が一度に停止するリスクがある。
     
    余談だが、B船体は射程が5kmもある副砲(高角砲)を持っている。接近戦を行うと一生懸命砲撃するカワイイやつだが、いかんせん主砲が強力すぎるので目立たない。
     
  • 対空火力
    対空射程は短い。単純に射撃時間が短くなるため敵攻撃機がなかなか減らない。
    キエフの場合、通常の艦速で航空魚雷の速度を凌駕しているため相手から見て雷撃は難しいのだが、しっかり射線に入れられてしまうと舵の重さで躱しきれないので投下前に回避行動は通常通り行うこと。また爆撃は艦の大きさもあって多めに受けやすい。
     
  • 魚雷
    初期は2基×5門となり、船体更新を経由して魚雷を更新すると雷速と威力の低下と引き換えに8km射程を獲得する。
    隠蔽能力を強化すれば本艦の発見距離は魚雷射程より縮めることはできる。そのため魚雷の使用機会は増えるが、連装数の増加によって装填時間が伸びている点は注意。普段は無理に雷撃に行かずとも強力な主砲を持っているのである。
     
  • 機動力
    前Tierと比較して速度、操舵とも若干低下している。
    特に操舵はかなり重い。速度があるので方向転換速度はあまり気にならないが、旋回半径は前級と変わらず大きく駆逐艦の感覚で操舵することはできないので注意。隠蔽を捨てた運用にして操舵装置改良3を装備すれば転舵時間が2.9秒と大きく改善する(転舵装置改良2も付けると2.3秒)。
    但し、主砲の項で述べたように照準速度と範囲の改善によって、大胆に舵を切っても砲撃に支障をきたさないようになっている。砲戦時の回避運動はやりやすくなっているだろう。
     
  • 隠蔽性
    9kmという海面発見距離はもはや駆逐艦とは言い難い目立ち具合だが、キエフは隙あらば砲撃するのであまり問題にならないだろう。(9kmでは巡洋艦のバイタル貫徹は望み薄なのは残念ではあるが。)
    これは7.1kmまで縮めることが可能だが、砲戦をメインに立ち回る場合、そこまで隠蔽強化せずに他の強化にリソースを回せることもある。プレイヤーの個性がでる面白い艦だと言えるだろう。

史実

長いので格納

1937年8月、国防人民委員部において「1型嚮導駆逐艦(レニングラード級)の改善案」を設計する決議が採択された。
この改善型には「48型」の型番が与えられ、設計にあたっては

  • 1型が5基搭載していた防楯付きの130mm単装砲を連装砲塔3基へまとめること
  • 1型に剥き出しで搭載されていた2基の76mm単装高角砲を1基の連装砲塔へとまとめること
  • 4~5基の45mm or 37mm半自動砲といくつかの12.7mm機銃を装備すること
  • 3連装魚雷発射管を3基搭載すること

といったことが要求された。
最高速度は1型から引き続き最大43ノットが要求値であった。
こうした要求仕様は基本的に20I型(タシケント)に求められたものとほぼ同じであったが、「兵站への影響を考慮して主兵装/主機/補機/その他機器を30型(オグネヴォイ級)とある程度共通化する」という新しい要求も追加された。

 

48型の実際の設計作業はニコラーエフの第198造船所で行われた。設計に際しては20I型(タシケント)の特徴もいくつか取り入れられた。
しかし、1938年7月に48型の位置付けを「1型嚮導駆逐艦の改善案」から「新設計の嚮導駆逐艦」へと変化させる決定と、それに併せた大幅な設計の見直しが指示された。
見直し前の設計案は1型よりも基準排水量が増加(2030t→2220t)したにもかかわらず安定性が悪化した上、航続距離は不十分で、しかも搭載火器の口径が多様すぎる(130mm/76mm/45mm/12.7mm/7.62mmの5種類)と様々な問題を抱えており、これが見直しに至った大きな要因だったようである。
設計側の経験不足が招いた事態であるらしい。

 

ここから安定性確保と航続距離増加のための悪戦苦闘が始まった。手始めに行われたのは軽量化であった。3基の3連装発射管は2基の二階建て式5連装発射管へと改められ、45mm半自動砲と7.62mm機銃の搭載は却下された。探照灯の大きさを90cmから60cmへと変更することさえ行われた。
再設計作業は1年以上にも及び、再設計が進むたびに排水量はジワジワと増えていった。

 

苦労の末に出来上がった完成案は1939年9月に海軍へ提出され、同年10月下旬に30型、48型、そして両級の搭載する新型主機がソビエト連邦人民委員会議の国防委員会においてスターリン立会いの下で審査されることになった。
30型、48型、新型主機の主任設計技師計3名はクレムリンのオーバルホールにおいて短いプレゼンテーションを行い、参加した人民委員たちからの肯定的な意見を勝ち取った。
肝心のスターリンはというと、会議の中で提示された図面やデータを国内の同級艦(=レニングラード級)や海外の同級艦と慎重に比較検討しており、48型の主任設計技師に48型の技術的信頼性や生存性、戦闘艦としての資質についての質問をいくつか投げかけた。技師の返答はスターリンを満足させるものであったようで、会議では無事48型と30型の建造承認がスターリンから提案され、11月21日に48型が新型嚮導駆逐艦として正式承認された。

 

承認に先立って既にニコラーエフの第198造船所で起工されていた「キエフ」に加え、39年中に同じくニコラーエフの第198造船所で「エレバン」、レニングラードの第190造船所で「スターリナバード」が起工され、翌40年には第190造船所で「アシガバード」と「アルマ・アタ」の起工準備作業が始まり、ニコラーエフで更に3隻(「ペトロザボーツク」「オチャーコフ」「ペレコプ」)、モロトフスクの第402造船所においても2隻(「アルハンゲリスク」「ムルマンスク」)の建造が発注され、着々と量産体制は整えられていった。

48型嚮導駆逐艦の諸元

基準排水量2350t
満載排水量3045t
全長(水線長)127.8m(126.0m)
全幅(水線長)11.7m(データなし)
喫水4.2m
機関出力90000hp
最高速度42.5ノット
航続距離(42ノット発揮時)900浬
航続距離(20ノットでの巡航時)2500浬
航続距離(15ノットでの巡航時)4100浬
兵装130mm連装砲B-2LM 3基
76mm連装高射砲39-K 1基
12.7mm連装機関砲DShKM-2B 4基
5連装発射管2基(船体中央部)
乗員264名(旗艦になった場合司令部要員+5名で269名)

しかし、前途洋々だった48型の運命は突如暗転してしまう。
1940年10月19日に突如発注が全て取り消され、さらには全ての起工準備作業の中止命令と「スターリナバード」の建造中止および解体までもが命令されたのである。
辛うじて「キエフ」と「エレバン」のみが建造作業の続行を許可され、「キエフ」は1942年第3四半期、「エレバン」は1942年第4四半期の竣工を目指して作業が続けられることとなった。

 

このような事態になった主な原因は、両用砲を搭載した大型駆逐艦である35号計画艦の登場にある。「駆逐艦」でありながら「嚮導駆逐艦」に匹敵する性能を持つ35号計画艦は嚮導駆逐艦という艦種の存在意義を粉砕してしまったのである。
ソ連海軍が対空戦闘を考慮しない主砲を「時代遅れ」と考えるようになっていたことも、この決定の大きな後押しとなった。

 

かくして建造段階で既に「コンセプトも能力も色褪せた旧式艦」となってしまった48型であるが、それでも建造作業は着々と進められ、「キエフ」は1940年12月11日にめでたく進水、「エレバン」もそろそろ進水が見えてきた……というところで残念ながら両艦の命運は尽きてしまった。
1941年6月22日が来てしまったのである。

 

開戦直後の6月29日に辛うじて「エレバン」を進水させるところまでは漕ぎ着けたものの、破竹の勢いでドイツ軍が進撃してくる状況では建造作業が続行できるはずもなく、7月10日に両艦揃って建造作業が完全に停止されてしまった。
そして、この日以降「48型嚮導駆逐艦」としての建造作業が再開される日は二度と来なかったのである。

余談:その後のキエフとエレバン

両艦が建造されていたニコラーエフは開戦一月少々でドイツ軍による占領が避けられなくなってしまったため、他の未完成の艦艇数隻とともに曳航されてセバストポリへと落ち延びることとなった。
ところがセバストポリも安住の地とはならず、8月6日に「エレバン」はケルチへ、8月12日に「キエフ」がカミシュ・ブルンへとそれぞれ曳航されていった。
しかし戦況悪化はとどまることを知らず、両艦の逃避行は更に続くことになる。9月18日には「エレバン」がエイスクへ、「キエフ」は10月6日にポチへと移された。10月15日になると「エレバン」はアゾフ小艦隊の艦艇数隻に連れられてケルチへと避難したものの、2日後には再度エイスクへとんぼ帰りをしている。
1942年1月、とうとう両艦ともにトルコとの国境にほど近いバトゥーミまで後退するハメになり、ここでセバストポリ以来久々の再開を果たした。

 

バトゥーミでの疎開生活真っ最中の1944年1月、ついに2隻の建造再開計画が動き出した。とはいえすっかり旧式化した当初計画通りに竣工させるわけにもいかず、48型嚮導駆逐艦は第17中央設計局の手によって再設計されることとなった。
48-K型と命名された改修案に対する海軍の当初の要求は「37mm 70-K機関砲を8基搭載すること」や「5連装魚雷発射管2基を3連装発射管2基へと交換すること」「新型ソナーの搭載」などといった小改修レベルのものであったが、数ヵ月後にこれは取り下げられた。
海軍から再度出された新要件は

  • 高射砲は76mm 39-Kに代えて85mm 92-Kを搭載すること
  • 37mm B-11連装機関砲を5基搭載すること
  • 新型の平屋建て式5連装魚雷発射管を2基搭載すること
  • 30-K型のものと同じ新型火器管制装置を搭載すること
  • 各種レーダーの搭載

といったものであり、これに従っての設計作業が44年12月に始まった。
戦争の終わった翌年秋、「キエフ」と「エレバン」は2隻揃ってようやくニコラーエフへと帰郷し、造船所の船台の上へと戻された。
これで後は設計作業を終わらせて工事再開に取り掛かるだけ……と行けば良かったのだが、設計作業では問題が噴出していた。
海軍の示した用件に従って設計した結果、排水量は2740tにまで増大し、最高速度は37.5ノットに低下し、安定性と凌波性も悪化してしまったのである。
その結果、1945年の末に48-K型の設計作業は一時棚上げされ、「キエフ」と「エレバン」の船体はモスボールされることになった。(「エレバン」はしばらくの間宿泊艦として利用されたようである)

 

一年の休眠期間を経て再開した設計作業は、大幅な近代化を目指すものとなった。主砲のB-2-LMは同口径の両用砲であるBL-109へと置き換えられ、対空兵装は45mm4連装機関砲3基と25mm4連装機銃2基にまとめられた。魚雷発射管は新型の5連装発射管へと換装された。
これは実質的に「旧式化した嚮導駆逐艦の船体のみを再利用した新型駆逐艦」を作る試みであった。実際、最高速度は36ノットにまで抑えられ、航続距離も3500浬で良しとされた。嚮導駆逐艦だった頃には決して受け入れられなかった部分の性能低下が甘受されたのである。
しかし、この大幅な改革案は「BL-109と45mm対空機関砲の速やかな供給が不可能である」という不本意な理由によって却下されてしまい、48-K型の武装は古い構成に戻ることを余儀なくされた。

 

その後も設計作業は続いたものの、武装を古い構成に戻すということは嚮導駆逐艦時代とあまり代わり映えしないものになるということであり、とうに「嚮導駆逐艦」から「駆逐艦」へと艦種が変更されていた48-K型にとって、これは致命傷になった。
「古い構成の武装を搭載した駆逐艦」という椅子には既に30-bis型(スコーリィ級)という「先客」が座っており、このクラスの駆逐艦と兵装や造船施設の食い合いになることが避けられなかったからである。

 

そして、とうとう「キエフ」と「エレバン」の建造は公式に断念されることとなった。
作業開始から11年目となる、1950年のことであった。

48型-Kと48型の諸元比較

48-K型(最終稿)48型
基準排水量2722t2350t
満載排水量データなし3045t
全長127.8m
全幅11.7m
喫水データなし4.2m
機関出力90000hp
最高速度39.5ノット42ノット
航続距離(巡航速度)3000浬(20ノット)2500浬(20ノット)
兵装130mm連装砲B-2LM 3基
85mm連装高射砲92-K 1基76mm連装高射砲39-K 1基
37mm連装機関砲B-11 8基12.7mm連装機関砲DShKM-2B 4基
5連装発射管(平屋建て) 2基5連装発射管(二階建て) 2基
乗員350名264名/269名

余談の余談:キエフとエレバンの最期

  • キエフ
    建造断念の決定以降しばらくの間放置されていたようだが、1955年にヴォルガ・ドン運河を伝ってカスピ海へと移され、カスピ小艦隊に実験用機材として引き取られた。
    1962年、バクー近海で行われたP-35(SS-N-3B)対艦ミサイルの発射実験において標的艦として用いられ、炸薬の入っていない模擬弾頭が撃ちこまれた。水線上への命中弾数発には耐えたが、水線下へ一発の命中弾が出るとこれが致命傷となり、命中後三分で轟沈した。
  • エレバン
    1953年にカスピ海へと運ばれ、1954年からはミサイル発射実験や戦闘演習に用いられる標的艦に再分類された。
    1957年の3~4月、レーダー反射波がアメリカのクリーブランド級巡洋艦と同じになるよう加工された上で、56-M型駆逐艦(キルディン級)によるKSShch対艦ミサイル(後のP-1/SS-N-1 スクラバー)の発射実験に標的艦として用いられた。25~30kmの距離から数発の模擬弾頭がエレバンへ向けて発射されたが、直撃弾は出なかったようである。
    同年8月、同じ条件で再実験が行われ、今度は舷側への命中弾を得ることに成功した。これによって水線下にまで広がる被弾孔が形成され、その結果沈没した。

小ネタ

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最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • おとなしめに解説を書いてみた。使いこなすとホントに強いので、我こそはと思う人に加筆修正は託したいと思う -- 2015-11-20 (金) 00:08:14
  • 0.5.2に合わせて解説を修正 -- 2015-12-24 (木) 22:01:51
  • 0.6.2に対応させました。Tierがひとつ上がりましたが実装当初のキエフにスロFが付いたと考えるとすごいですね -- 2017-03-12 (日) 01:24:58
  • どなたかvictoryの永久迷彩装備のスクショを上げてくれませんか?ウラジオストクとオグネヴォイは取れたんで上げたのですが、こいつは取れなかったので・・・ -- 2019-08-19 (月) 13:31:54
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

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  • ドレッドノート量産できていいね。そこそこ勝てるし -- 2019-06-28 (金) 07:29:54
  • ファンタスクに勝てる気がしない。装填ブースト準備できてる序盤に出会ったら死ぬしか無いわ -- 2019-07-29 (月) 01:58:56
    • がっつり撃ち合っちゃだめだ。弾速はキエフの方が速いしファンタスクは回復ないので、永らく戦っていれば次第にキエフが有利になるはず。 -- 2019-07-29 (月) 10:14:56
      • 状況に寄るけど正直引くのも難しい。お互い足が速いからお互い後ろがついて来てない可能性があって、フリータイムができる。相手は瞬間火力があるから追っかけ装填ブースト終わったら逃げるっていう選択肢がある -- ? 2019-07-29 (月) 17:59:52
  • これ乗って中距離からペチペチしてるとすぐ敵からdumbass kievとか罵倒されるんだけどなんなの… -- 2019-08-13 (火) 07:49:27
    • 単なるやっかみです。もっともっとペチペチしましょう♪ -- 2019-08-13 (火) 09:00:09
    • それは君がちゃんと仕事してる証拠 -- 2019-08-15 (木) 20:57:16
  • 腹むけ青葉にバイタル一斉射15000ダメうっほほーーーーい🎵 -- 2019-09-26 (木) 08:33:27
    • 同じことやったら8000吹っ飛んで青葉轟沈したわ -- 2020-04-05 (日) 01:20:09
  • 久々に乗ったらクソOPすぎて笑う -- 2019-09-30 (月) 20:29:55
  • 戦艦の横に回り込んで一方的にAPぶちこむのが楽しすぎる。ちなみに今まで一回も魚雷当てたことない。 -- 2019-10-10 (木) 22:03:01
  • 最近春雲と接近戦になったことがあるんだけど加減速をこまめに入れて撃ち合ってたら勝てた。こちらは回復ありの18000ちょっとで相手は20000以上あった。距離は7キロくらい。意外とキエフ君砲駆としては優秀だね。 -- 2019-10-13 (日) 09:10:59
    • 流石にボトムに撃ち負けるような春雲は参考にしちゃいけない -- 2019-11-19 (火) 23:38:05
  • 意外と魚雷が強い -- 2020-01-24 (金) 21:38:19
  • この駆逐に求められる視界の取り方は「威力偵察」って言葉がしっくりくる -- 2020-02-10 (月) 01:41:06
  • 40戦してはじめて修理班があるのに気が付いた (^-^ -- 2020-03-13 (金) 10:18:11
    • え?そんなのあった? (^^; -- 2020-04-05 (日) 11:40:51
    • え?そんなのあった? (^^; -- 2020-04-05 (日) 11:40:56
    • 前は無かったんだ。 -- 2020-04-16 (木) 08:59:55
  • HE貫通とった俺アホなの?みんなAP? -- 2020-05-06 (水) 14:09:29
  • この子を隠蔽9kmで運用している人居たら使用感を教えて欲しい。やはりスキルやらUGやらで隠蔽取ったほうが戦いやすいのかな -- 2020-06-13 (土) 11:19:28
    • 最近乗り始めたんですが、自分は中遠距離から砲戦して戦艦や巡洋艦からのヘイトを稼いで味方を助けるという戦法を取っているから隠蔽スキルは捨てて上級射撃訓練を取っています。消耗品も修理班にしてますが、なんとか戦えてます。 -- 2020-06-16 (火) 09:36:32
  • こいつの(というかソ駆の)地雷率は異常。SPOTもせず裸踊りした挙げ句序盤に沈むnoobばかり -- 2020-06-16 (火) 09:42:11
    • その裸踊りがspotになっているのだか、おかしいな? ソ駆は理解されないていうことか。悲しいな。 -- 2020-06-19 (金) 17:09:05
      • ハバロ&タシュもそうだが下手な雷駆より観測ダメが入るんだよな。低いと3万も行かないが基本的に8万は超えるし多いと16万も観測入る。 -- 2020-06-19 (金) 18:14:19
      • それで即沈するnoobばかりだから -- 2020-06-23 (火) 12:52:15
  • こいつで下手に減速転舵するとドンピシャで弾が当たる悲劇が起こる... -- 2020-06-19 (金) 15:18:31
    • ソ駆全般であるある。 -- 2020-06-19 (金) 17:11:10
  • キエフでランク戦に出ても大丈夫ですかね?熟達した艦と艦長はこいつくらいしかないので -- 2020-06-25 (木) 23:27:09
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*1 ver.0.6.1以前、Tier7だったころはTier7駆逐艦並の装甲だったが機関区のみ19mm厚を持っていた。ver.0.6.2以降は装甲厚の特殊性が相対的に無くなった。