*超甲巡 吾妻(超甲型巡洋艦設計案B65)[#t6b67414]
&attachref(./AzumaFinalForm.jpg,45%);
#fold("その他画像 迷彩カラバリ・公式予告画像"){{
&attachref(./Azuma2_res.jpg,34%);
日本巡洋艦第2カラースキーム
&attachref(./LargeGlassCannon.jpg,45%);
公式予告画像
}}
#fold(旧モデル){{
#attachref(./Azumaold.jpg,40%)
本実装前はボフォース40mm機銃や[[蔵王>Zao]]と同じウルツブルグレーダーが搭載されていたが、近代化版の[[Yoshino]]との差別化のためか機銃はすべて25mmになり電探もお馴染みのものへと変更された。
}}
#contents
*性能諸元 [#kbf4862a]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.2.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|9|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇(石炭)};|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''-''|
|~国家|[[日本]]|~派生先|''-''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|58,350|
|~|>|装甲|13-305mm&br;・防郭 0-1mm&br;・艦首・艦尾 25mm&br;・砲郭 96-195mm&br;・装甲甲板 0-1mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|22%|
|~機動性|>|機関出力| 170,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力| 34.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径| 920m|
|~|>|転舵所要時間| 13.9秒|
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|15.1km|-|-|16.7km|11.7km|
|~|航空発見距離|10.7km|-|-|13.7km|6.1km|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|Type10 mod. 1|19.1km|196m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|310mm/50 Type0|3基×3門|HE弾 5100(27%)&br;AP弾 8650|20.0秒|36.0秒|HE &br;AP |
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|-|100mm/65 Type98|8基×2門|HE弾 1700(6%)|3.0秒|5.0km|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|-|短|25mm/60 Type96 連装 mod.1|6基×2門|>| -| 203|83.0%|0.1-2.5km|
|~|~|~|25mm/60 Type96 3連装 mod.2|6基×3門|~|~|~|~|~|
|~|~|~|25mm/60 Type96 3連装|18基×3門|~|~|~|~|~|
|~|~|長|100mm/65 Type98|8基×2門| 8| 1470| 207|88.0%|0.1-5.8km|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|○|
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM038_Spotter_Mod_I.png,nolink,70%);|着弾観測機改良1|着弾観測機の有効時間 +30%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM040_AirDefenseDisp_Mod_I.png,nolink,70%);|対空防御砲火改良1|対空防御砲火の有効時間 +20%&br;消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM041_SonarSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|水中聴音改良1|水中聴音の有効時間 +20%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM087_AirSupport_Mod_I.png,nolink,70%);|空襲改良1|兵装「空襲」の準備時間 -20%&br;航空機のHP +25%&br;爆雷ダメージ +15%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;空母中隊の発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良2|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲装填時間 -20%&br;対空継続ダメージ +15%&br;対空砲弾の爆発によるダメージ +15%&br;消耗品「対空防御放火」を発動中に対空兵装の斉射によって生成される爆発数 +2|
}}
・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY016_SonarSearchPremium.png,nolink,70%);|[[水中聴音>消耗品#b2ea69cc]]|3|120|100|敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.50 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:5.00 [km]&br;最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km]|
|~|&attachref(消耗品/Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png,nolink,70%);|[[対空防御砲火>消耗品#ha0a8983]]|3|80|40|継続ダメージ +50%&br;砲弾の爆発によるダメージ+300%|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY005_Spotter.png,nolink,70%);|[[着弾&br;観測機>消耗品#p4a44272]]|4|240|100|主砲の射程を 20 [%]延伸する|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|[[修理班>消耗品#yd3903f6]]|4|40|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]|
}}
**ゲーム内説明 [#f5df9ca3]
吾妻は、強力かつ高速な巡洋艦の計画案 (B-65) であり、アメリカの重巡洋艦を撃沈し、アラスカ級「大型巡洋艦」に対抗すべく設計されていました。一部の設計ソリューションは、大和型戦艦から流用されたものでした。310 mm 砲を 9 門搭載し、優秀な対水雷防御を備えていました。
**解説 [#ne711b65]
''[[初心者で購入を検討されている方へ>プレミアム艦#ub90aa72]]''
~ver0.8.2にて実装された日本のTier9プレミアム艦艇。
wowsでは4隻目の大型巡洋艦であり、[[Kronshtadt]]や[[Alaska]]のライバルと言える。先の艦が主砲と耐久性が軒並み優れているのに対して、本艦は主砲性能に全振りしたような性能に仕上がっている。
実装初期はフリー経験値で購入可能だったが、現在は石炭とダブロンから購入可能に変更された。本艦を更に強化した[[吉野>Yoshino]]がTier10に実装されている。
-''抗堪性''
--''HPと装甲''
HP58,350は[[Alaska]]より気持ち少ないものの、大型巡洋艦だけあって他の同格巡洋艦より20~30%多い。しかし、数値とは裏腹に装甲の厚さ及び配置のおかげで''&color(red){非常に脆く};''、本艦の大きな弱点となっている。
船体中央部が27mmとなっており、381mm砲以下では跳弾判定が発生するようになった。しかし、16インチ以上の砲には強制貫通されるため、慎重な立ち回りが必要である。加えてVPが水面上に露出しており、飛び出している側面は178mmの装甲があるものの、[[Kronshtadt]]と[[Alaska]]のVPに載っている装甲帯が230mmあることを考えると見劣りする。しかも悪いことに形状が[[大和>Yamato]]のそれのように多角形になっているため、艦を斜めにしても貫通弾を容易に受ける。
--''水雷防御と火災''
対水雷防御は日本の大型艦にしては悪く22%と控えめ。後述するように機動性が悪いため、対空防御砲火と二者択一のソナーが有効な状況もあるかもしれない。また、本艦も大型巡洋艦の例に漏れず火災時間が一般の巡洋艦より長い60秒になっているためそこは留意しておこう。
--''弱点を理解した戦い方''
これら防御性能の問題から、他の大型巡洋艦勢とは違って長時間の被弾には到底耐えられない。遠距離でさえAPが刺さって手痛いダメージを負うため、複数の戦艦砲から砲撃される状況は立ち回りによって避けねばならない。もし16インチ以上の砲が正面にいたら容赦なく艦首から串刺しとなる。
極めて打たれ弱い本艦であるが、生存性をある程度補うものとして修理班が優遇されており特筆すべき強みといえる。回数が他の巡洋艦よりも1回多いほか、クールタイムが[[Gascogne]]同様に通常の半分の時間で終わるようになっている。轟沈さえしなければ比較的速やかに回復でき(回復可能な割合に限度はあるが)、後述の長射程を生かして味方に貢献できるのでしぶとく生き残りたいところである。
-''主砲''
大型巡洋艦らしい310mm砲という大きめの口径を3連装3基9門を搭載しており、''良好な弾道と変則的に高い精度、そして強力なHEと高貫通のAPを売りとしている''。
--''装填時間と射程''
装填時間は20秒と[[Alaska]]と同じで18.5秒の[[Kronshtadt]]よりは若干長い。射角は前方が35°と良くはないものの、後方は30°とこちらは良好。砲塔旋回速度は5度毎秒(36秒/180度)と速いとは言えず[[Kronshtadt]]より僅かに劣る。射程は19.1kmとあの[[Henri IV]]と同じ。[[Alaska]]よりは少し、[[Kronshtadt]]よりは1km近く長い。射程延長アップグレードにより22.1kmまで伸ばせるほか、消耗品のYスロットが観測機専用でありこれを使うことでも100秒間22.9kmまで伸ばすことができる。
--''弾速・弾道''
主砲弾の弾道特性は優秀であり、中初速・低減衰で特徴づけられる。
初速は836m/sと特筆すべきものではないが、飛翔中の速度減衰率がかなり少なく射程19kmを僅か10~11sで到達できる((本艦は日巡としては珍しくHEとAPの弾着時間がわずかに異なる))というゲーム内屈指の低空気抵抗率を誇る。[[Alaska]]よりは[[Kronshtadt]]に近い弾道・着弾時間であり、[[Richelieu]]より心持ち高く[[Bismarck]]や[[Republique]]とほぼ同じである。
--''集弾性''
精度も優秀だが少し特殊であり、σ値はティア9標準の2.05だが散布界が''吾妻専用仕様''となっている。
これの特色は「近距離では一般的な巡洋艦に匹敵、若しくは勝るレベルだが遠距離では大幅に劣悪化する」というものである([[主砲]]を参照)。基本的には大きめにばらけるという評価になるが、ことライバルとなる大口径砲を搭載した他の船との比較では良好な散布界となっている。具体的には10km付近までは通常の巡洋艦と遜色なく、20km付近でさえいわゆる[[シュペーの散布界>Admiral Graf Spee]]を採用した[[Alaska]]よりおよそ5%良好、戦艦と同じ散布界の[[Kronshtadt]]には20%以上の差をつけている。大口径砲としては破格の優遇でありライバルに大きな差をつけているといえる。
--''砲弾の威力''
HE弾はダメージが5100と非常に高く、ライバルを20-25%上回りフランスT8-T9戦艦の15インチHE砲弾に匹敵する((参考までに同じティア9の[[Jean Bart]]と比べ、装填速度がやや上、散布界が顕著に上、射程がやや下、火災率で顕著に下))。火災率は[[Alaska]]と同等の27%と常識的な範囲ではあるが高め。相手やその姿勢によらず手痛いダメージを与えられる優秀な性能の砲弾であり、それを高精度で多数命中させることにより継続的に大ダメージを与えつつ火災も発生させることができる。
~AP弾については8650ダメージでライバル/口径に比して若干低いものの、優秀な精度と低弾道であることも相まって中距離で一瞬の隙を見せた敵艦のVPを的確に抜きやすい。貫通力は[[Alaska]]と至近距離ではほぼ同値でそれ以遠では空気抵抗率の優遇によって突き放せるくらいはあり、巡洋艦の中でも重装甲な部類にある艦艇にとっても驚異的。[[Kronshtadt]]には差をつけられているものの巡洋艦相手に過貫通し辛いというメリットもある。ただし[[Alaska]]のように跳弾優遇がついているわけではないので、使用タイミングは慎重に判断すべし。
~総じて優秀なHEを主体にダメージを稼ぎ、ソ連バイアス風味のAP弾で油断した敵のHPを着実に削り取っていくという運用になると思われる。砲性能そのものは近距離から遠距離まで対応できる万能な性能があるといえ、[[Alaska]]の跳弾優遇や英国戦艦砲弾の特殊火災発生率のようなトリックなしに強い。
艦長スキルのIFHEを使った運用については、本艦の発展型である[[吉野>Yoshino]]を参照。
-''副砲''
長10cm砲を片舷4基づつ、計8基16門を搭載している。投射量はかなりのものだが、射程が普通であるほかそもそも船体が脆いため使用する機会は少ないだろう。
-''魚雷''
史実通り魚雷を搭載していない。
-''対空火力''
本艦を始めとする日本艦艇は基本的に中距離を担う対空砲(ボフォース砲など)が存在しないため、対空砲射程の重複が認められるようになると他の艦艇と比べても不利である。しかし、強力な長10cm砲は未だ健在であり、長距離対空能力に関しては大幅に強化された[[Neptune]]に次ぐ性能である。上記の通り良くも悪くも長距離対空砲に頼りきりなので、強化したい場合はスキルやアップグレードを使って強化すべし。
-''機動力''
素の速力34ノットは悪い数値ではなく寧ろ速い方だが、''小回りがきかない''。転舵所要時間が13.9sなのはまだしも旋回半径は920mもある。
転舵所要時間はアップグレードを転舵に全振りすることで6.7秒まで短縮でき、回避盾が可能なレベルにまで下げることができる。しかし旋回半径が大きいのは変わらないため、遠距離砲撃に対してでさえとっさの転舵で予想着弾地点の完全な外に逃げるといった芸当は難しい。またいずれにせよ転回時には長時間腹を晒しやすいということでもある。慎重な操艦が求められる。
-''隠蔽性''
素で15.1km、特化して11.9kmという数値は大型巡洋艦としては良好な数値になる。
足も十分に速いことと合わせると、撤退時に常時撃ち続けるのはもったいない。隠蔽を活用して回復班を使用する時間を稼ごう。
-''総評''
HPこそあるものの『巨大な被弾面積』『劣悪極まりない装甲』『小回りの効かなさ』の三重苦によって繰り出される生存性の低さはTier9戦場では随一のものであり、優遇された修理班を活かした慎重な操艦が求められる。大ダメージを与えやすい本艦は敵戦艦にとっては格好の獲物であり、20km以上離れていても姿を見せただけで執拗に狙われることもある。
一方で引き換えに得たともいえる優秀な主砲は、相手を選ばず敵艦をゴリゴリ削ることができ大きなダメージソースとなり得る。防空能力も高く、[[武蔵>Musashi]]と同じラインから砲撃できるだけの射程もある。レーダーを所持しておらず、また島裏射撃が難しい弾道であるため最前線に赴く必要性は薄い。戦線が膠着しているうちは後方からの火力投射に徹する一方、孤立無縁の敵艦には近づいて重い一撃でとどめを刺すというのが良いだろう。
**史実 [#History]
B65型、所謂『超甲巡』と呼ばれる大型巡洋艦が本艦吾妻の原型である。六六艦隊計画で建造された装甲巡洋艦に同名の船がいる。名前の由来は福島県の吾妻山。
日本海軍は来たる敵国との艦隊決戦に向け日清・日露戦争の経験から、夜戦を重視した水雷戦隊を編成した。これが軍縮条約の締結により主力艦の戦力差を多数の小型艦で埋めようとする、漸減邀撃作戦の要として夜戦部隊に発展することとなる。この部隊には直率と水雷戦隊を護衛する重巡戦隊が5個戦隊含まれていたが、水雷戦隊からは重巡洋艦の能力を不安視する声や重巡だけでは敵を突破できないとの意見もあり、甲型巡洋艦(重巡)を超える「超甲型巡洋艦」の発案に至った。最終的に基準排水量32000t、速力33kt、主砲31cm砲3基9門、防御能力は2-3万メートルに対応といった具体的な要求が出され、マル5計画により795号艦・796号艦の2隻の建造が計画され主砲も「試製乙砲」の名前で研究が進められていた。ちなみに殆ど同時期にアメリカでも[[アラスカ級大型巡洋艦>Alaska]]の計画が出されている。B65型はこのアラスカ級に刺激されてのものだとも言われているが、一方のアラスカ級も「日本が大型巡洋艦作ろうとしてる(誤報)」との情報を得て対抗しようとしたものだというのは、何とも不思議な話だ。アラスカ級は6隻の建造が計画され2隻が竣工した。B65型はそのあとマル6計画で4隻((老朽化する金剛型の代換も意図して))が計画されたが、戦局の悪化により計画は改マル5計画に改定されて結局全艦の建造が中止された。
~計画段階で中止されてしまった船なので資料は少ないが『丸スペシャルNo112 巡洋戦艦金剛型』などには完成予想図((おそらく公式図面を写したもの))が記載されている。見た目は艦橋や煙突、舵の配置が[[大和>Yamato]]に似ながらも、船体や飛行甲板の位置など全体的なレイアウトは[[阿賀野型>Yahagi]]に近い。
WoWsでは主砲の爆風を受け流すためか艦橋基部が独特の形状をしており[[高雄型>Atago]]のような趣がある。
#fold("装甲の話"){{
ゲーム上の装甲配置は概ね史実の計画通り。大和型に酷似したレイアウトを採用している。
「図解 日本帝国海軍全艦船1868-1945 戦艦・巡洋戦艦」によると詳細は以下の通り
垂直装甲
1番砲塔から3番砲塔までの水線部を195mmVHで防御。最上・大和と同じ傾斜20度の下方へと薄くなるテーパリング式を採っている。
日本艦としては珍しく25mmの艦首・艦尾装甲帯があるものの、ゲームでは船体そのものが25mmになっているだけで特に恩恵はない。
ゲームにある艦尾の175mm部分は舵取り機室を守る装甲。図面上では部屋だけを守る内装箱型のため、舷側に露出してるのは誤り。
水平装甲
中甲板に125mmNVNC甲鈑を貼っている。800kg爆弾に耐える能力を持つ。
主砲塔
要求性能からある程度の予想は出来るが防循の詳しい数値は不明。
バーベットは薄い後側が190mm。厚い側面が225mm。1番砲塔は正面が他より厚く、2番砲塔は甲板から露出する部分の側面が260mmになっているなど各砲で少し異なる。
重量は1基1000tでこの内の350tが装甲重量。
その他
司令塔は薄い上面が125mmNVNC。厚い側面で215mmVH。
横隔壁は195mmVH。大和型と同じ斜め形になっており上から見ると舷側装甲と接続する部分が切り落とされたような形になっている。
バルジは舷側装甲の配置から利根と同様のインナー式を採用したと思われる。がゲームでは舷側に角度があるせいであまり大きくない。
以上。
カタログでは金剛型に劣るが、材質の進歩や傾斜装甲の採用で数字以上の防御能力があると推測できる。
}}
**小ネタ [#obcc2a61]
-WG公式解説
[[乾ドック: 吾妻>https://www.youtube.com/watch?v=ge66gOmBXx4]]
-戦艦?巡洋艦?
主砲こそ戦艦に匹敵するが防御能力は低い。そのため「高速戦艦」には当てはまらない。どちらかと言えば初期の巡洋戦艦に近い。
資料では「大型巡洋艦」と呼ばれることが多い。
-夜戦部隊での役割
敵主力艦隊へ雷撃戦を仕掛ける水雷戦隊にとって最大の脅威は、敵艦隊の巡洋艦である。
仮想敵たる米国はボルチモア級やデモイン級などの、203mm砲に耐えうる装甲を持った重巡洋艦を建造しているのに対し、日本の最上型や高雄型、妙高型は性能が不足していた。
さらに、想定される夜戦部隊の総数は八〇隻以上にもなり、従来水雷戦隊の旗艦であった軽巡洋艦はもちろん、指揮艦性能を持つ重巡・高雄型ですらも指揮能力の不足が見込まれていた。
日本海軍はこれに対し、快速の金剛型戦艦を編入して指揮を採らせようとするが、金剛型は老朽化が激しく、今ひとつ不安が残っていた。
そこで大和型をベースとしたB65型を建造、配備し、水雷戦隊の護衛兼指揮艦としての機能を持たせようとしていた…。とする説もある。
-名前
リプレイファイルではAzumayaと表示される。
吾妻の名前を持つ山としては、この艦名の元となった福島県の吾妻山(あづまやま)の他、群馬・長野県境の吾妻山(あがつまやま)も有名であり、こちらの正式名称は四阿山(あずまやさん)となっているため、混同したのかもしれない。
-コラボ輸出
[[アズレン>アズールレーンコラボ]]では吾妻をモチーフとしたキャラクターが実装され、wowsに艦長として逆輸入された。
[[はいふり>ハイスクール・フリートコラボ]]にはコラボの縁からモデリング(レンダリング画像)が貸与され劇場版に『BCP-65あずま』として名前が登場している。
&color(red){アップデート12.4(2023年5月アプデ?)で、Groningen、疾風、吾妻、ÄgirがフリーEXPから石炭購入に変更予定}; [[公式リリース>https://worldofwarships.asia/ja/news/game-updates/update-120-lunar-new-year/#content-additions-and-changes]]
*編集用コメント [#w1074f01]
#region(''編集用のコメントはこちら'')
#pcomment(./編集用,reply,15)
#endregion
*コメント欄 [#tcf2f856]
#pcomment(./コメント2,reply,15)