Tier 2 フランス 軽戦車
↑ D1 Berliet + 13.2 mm Hotchkiss mle. 1930
初期砲塔はRenault FTと同じもの。
↑ Schneider Tourelle 2 + 25 mm Canon Raccourci mle. 1934
改良砲塔は独創的なデザインが目に付く。
↑ Schneider Tourelle 2 + 47 mm SA34
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 325⇒340 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/30/30 |
最高速度(前/後)(km/h) | 28/12 |
重量(初期/最終)(t) | 11.34/12.16 |
実用出力重量比(hp/t) | 6.09 |
本体価格(Cr) | 3,800 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
25 mm Canon Raccourci mle. 1934 | 35.29⇒40 | AP APCR | 46 68 | 27 27 | 953 ⇒ 1,080 | 0.43 | 1.5 ⇒1.3 | 950 1,188 | 400 | 5 800 | 71 | -5°/+25° ⇒ -18°/+20° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
47 mm SA34 | 24 | AP APCR HE | 25 46 24 | 50 50 62 | 1,200 | 0.53 | 1.7 | 450 563 450 | 225 | 10 800 13 | 90 | -18°/+20° | |
名称(機関砲) | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
13.2 mm Hotchkiss mle. 1930 | 5/0.13 | 5⇒10 | AP APCR | 23 36 | 8 8 | 120 ⇒240 | 0.54 | 1.7 ⇒1.5 | 800 1,000 | 15/975 ⇒ 30/990 | 1 400 | 70 | -10°/+20° ⇒ -18°/+20° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
D1 Berliet | 22/22/16 | 24 | 280 | 500 |
---|---|---|---|---|
Schneider Tourelle 2 | 40/40/40 | 24 | 300 | 1,300 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Renault S4 | 65 | 20 | 266 |
---|---|---|---|
Renault S4F | 74 | 20 | 266 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
D1 | 12.19 | 32 | 1,200 |
---|---|---|---|
D1 bis | 14.25 | 34 | 1,200 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
ER 52 | 300 | 100 |
---|
乗員
1 | Commander(Gunner/Loader) | 2 | Driver | 3 | Radio Operator |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 14.25%⇒12.75% | 3.15% |
移動時 | 10.72%⇒9.59% | 2.37% |
開発ツリー
13.2 mm Hotchkiss mle. 1930 (初期/1,500) | ━ | 25 mm Canon Raccourci mle. 1934 (150/2,320) | ||
D1 Berliet (初期/120) | ━ | Schneider Tourelle 2 (135/830) | ━ | 47 mm SA34 (95/2,400) |
ER 52 (初期/0) | ||||
Renault S4 (初期/310) | ━ | Renault S4F (55/350) | ||
D1 (初期/340) | ━ | D1 bis (105/620) |
車両に関する変更履歴
v0.7.1 | 新規実装 |
v0.7.2 | 初期砲塔の耐久性を5ポイント増加 初期砲塔の旋回速度を1度/秒増加 改良砲塔の旋回速度を0.25度/秒増加 改良砲塔の視界範囲を2.5m増加 改良砲塔での 37mmのAPX SA18 のリロード速度を0.21秒減少 |
v0.8.2 | 装甲に関する小さなエラーを修正 |
v0.8.9 | 初期履帯の硬い/普通/柔らかい路面の性能をを8%/7%/4%減少 改良履帯の硬い/普通/柔らかい路面の性能をを8%/7%/4%減少 13.2mm Hotchkiss mle. 1930(初期砲塔)の照準時間を2秒から1.7秒に変更 13.2mm Hotchkiss mle. 1930(初期砲塔)の装填速度を5.8秒から5秒に変更 13.2mm Hotchkiss mle. 1930の精度を0.58mから0.54mに変更 25mm Canon Raccourci mle. 1934(初期砲塔)の装填速度を2.1秒から1.7秒に変更 25mm Canon Raccourci mle. 1934の精度を0.45mから0.43mに変更 初期砲塔の旋回速度を36°/sから24°/sに変更 13.2mm Hotchkiss mle. 1930(改良砲塔)の照準時間を2秒から1.5秒に変更 13.2mm Hotchkiss mle. 1930(改良砲塔)の俯角を-10°から-18°に変更 13.2mm Hotchkiss mle. 1930(改良砲塔)の装填速度を10.3秒から10秒に変更 25mm Canon Raccourci mle. 1934(改良砲塔)の照準時間を1.5秒から1.3秒に変更 25mm Canon Raccourci mle. 1934(改良砲塔)の俯仰角を-8°/+25°から-18°/+20°に変更 25mm Canon Raccourci mle. 1934(改良砲塔)の装填速度を1.8秒から1.5秒に変更 47mm APX SA34 の照準時間を2秒から1.7秒に変更 47mm SA34 の俯角を-10°から-18°に変更 改良砲塔の旋回速度を30°/sから24°/sに変更 |
v0.9.8 | D1 suspension の地面(硬地)での走破性を 17% 向上 D1 suspension の地面(普通)での走破性を 21% 向上 D1 suspension の地面(軟地)での走破性を 15% 向上 D1 bis suspension の旋回中の散布界を 3% 縮小 D1 bis suspension の地面(硬地)での走破性を 9% 向上 D1 bis suspension の地面(普通)での走破性を 23% 向上 D1 bis suspension の地面(軟地)での走破性を 17% 向上 |
v0.9.14 | 開発ツリー変更に伴い一部モジュールの削除・調整 |
v0.9.19.1 | 車輌モデルをHD化 |
v1.9.0 | 通常車輌からコレクション車輌に変更 D1 Berliet砲塔時の13.2 mm Hotchkiss mle. 1930の総弾数を420発から975発に変更 25 mm Canon Raccourci mle. 1934の総弾数を200発から400発に変更 Schneider Tourelle 2砲塔時の13.2 mm Hotchkiss mle. 1930の総弾数を420発から990発に変更 47 mm SA34の総弾数を112発から225発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を19%ダウン 砲塔D1 Berlietを搭載した場合のHPを155から325に変更 Schneider Tourelle 砲塔時のHPを170から340に変更 |
解説
- 概要
v0.7.1で追加されたTier2のフランス軽戦車。(コレクション車輌)
戦間期、Renault NCをベースに開発・少数量産された歩兵支援戦車である。
- 火力
37mm砲が無かったり、機関砲や47mm砲を使えたりと、他の同Tierフランス軽戦車とはややラインナップが異なる。
特筆すべきは日本戦車並みかそれ以上に大きな俯角であり、砲塔を換装すれば全ての砲で-18°となる。
このため、他の戦車では車体を乗り出さなければ撃てないような急斜面からでも、砲塔だけを出して相手を狙うことができる。- 25 mm Canon Raccourci mle. 1934
かつてはRenault FTの強さを支えていた25mm砲。Tier2フランス軽戦車の共通装備だが、本車は飛び抜けて発射速度が速い。
一発の威力こそ小さいものの、分間40発という脅威の連射速度と照準時間の短さから速射が容易で、加えて走行中でもレティクルが小さいため行進間射撃の命中率が高い。
他のフランスTier2軽戦車に比べるとHPも高いので、いざと言う時は与ダメージ優先のノーガード戦法も効果的。
また、この手の20mm程度の小口径砲は、弾の初速が速いという大きな利点がある。 - 47 mm SA34
単発威力は十分で有効射程も長い。
しかし、通常APの貫通力が25mmと非常に乏しいため、同格はおろかTier1のルノータイプの車両にさえ頻繁に弾かれる。側面攻撃の難しい本車ではAPCRを頻繁に使わないと、まともに戦えない。幸い、総弾数は豊富なので、APCRを40発ほど装備して、そちらをメインに使うのが望ましい。
クレジットに余裕がなければ、25mm砲を使おう。
ただし、APCRでも貫通力は、25mm砲のAPと同じ46mmしかない。
そのためTier3のAMX 38やT-127は正面からでは全く貫通できず、同格でもH35やR35、M2 Lightなどに昼飯の角度を取られると貫通させにくい。
結論としては、精度が悪く、貫通力が足りず、距離減衰も大きいため、遠距離戦にはまるで向かない。
HEも威力不足であまり有効とは言えない。
総合的に使い勝手が悪く、25mm砲とは対照的な性能と言える。
- 25 mm Canon Raccourci mle. 1934
- 装甲
車体全周30mmと側背面も均一な装甲を持っているのが特徴で、一部30mmよりも薄い部分もあるが、傾斜が存在するためハッチ以外は大きな弱点とはならない。
至近距離から機関銃を撃ち込まれても即大破とならない頑丈さを持つが、貫通力の高い弾を使われると車体正面ハッチと背面天板を抜かれる可能性はある。
また30mm装甲というのは大抵の戦車砲には正面から貫通される他、貫通38mmの一般的な75mm級榴弾にも貫通されてしまう程度の厚さであり、昼飯・豚飯・弱点隠しができなければ鉄壁とは言い難い。
改良砲塔は全周35-40mmとこのTierにしては中々の装甲を持ち、複雑な形状から部分的にはさらに厚い実装甲厚となる。
また、改良砲塔では主砲の取り付け位置が右に偏る。これにより、左を遮蔽物で隠しながらの射撃が行いやすくなる一方、右を隠しながらの射撃では正面を大きくさらけ出す事になる。
HD化によって、砲塔側面の覗視孔および砲塔後部のハッチが35mmから40mmに強化、またテールの当たり判定が無くなった。 - 機動力
他国に比べて鈍足なフランスTier2軽戦車の中でも最も遅い。
エンジンは換装しても僅か9馬力しか上昇せず、たった28km/hの最高速度すら平地では満足に出せない。
実戦においては20km/h前後がせいぜいで、さらにそこに至るまでの加速も鈍い。
馬力のある車両に押してもらえば少しは早くなるが、その場合も28km/hで頭打ちとなるため、さほど効率は良くない。
マップの大体どこでよく戦闘になるかを覚えて、ロスなく移動する事が重要になる。
エンジンが損傷すると、もはや坂道は殆ど登れなくなるため、修理キットは必ず積んでおこう。
車体旋回はわりと早いため、側背面に回り込まれても車体ごと回すと追いつきやすいが、回りすぎるとオートエイムで狙っていても砲があらぬ方向を向いてしまう。 - 総論
同じTier2フランス軽戦車であるH35などと比べると見劣りする装甲と機動力、他国戦車にくらべ威力や貫通が一歩劣る砲から、時には敵味方から舐められることもある。
ただし砲塔装甲の厚さと俯角を活かして、稜線射撃や昼飯の角度を適切に実行すればヘイトの低さからは想像もつかないような大戦果を挙げられるかもしれない。
どの砲も遠距離戦には向かないので、積極的に前進して距離を詰め、遭遇した敵に合わせて臨機応変に戦おう。
史実
1926年の防衛計画に沿ってルノーが設計した中型歩兵支援戦車。
輸出用に生産されていたNC型戦車をベースに世界で初めて鋳造砲塔を採用し、フランスとしては初の47mm対戦車砲搭載戦車である。
1931年以降配備されたものの、エンジン出力が低く機械的信頼性が乏しかったため大量生産されることなく終わり、主に北アフリカで1940年まで使用された。
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