Tier 7 ドイツ 駆逐戦車 (課金戦車) 
StuG III Ausf. Gとの大きさの比較。車体が一回り小さい事が見て取れる。
車高の低さや機動力の高さから「ゲルマン忍者」や「ドイツのゴキブリ」、「フナムシ」などとも呼ばれている。
ちなみに、史実の計画で予定された寸法はStuG IIIより全幅、全高ともに一回り大きく、ゲーム内での大きさはより小型のE計画車両E-10の方が近い。重量は計画に準拠しているため、StuG IIIより小さいのに6tも重いという少々不思議な車両となっている。HD化の際に激太りした車両もあるがプレミアタンク故かこの車両のサイズ変更は行われなかった。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 830 |
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車体装甲厚(mm) | 50/30/30 |
最高速度(前/後)(km/h) | 65/20 |
重量(t) | 26.3 |
実用出力重量比(hp/t) | 26.62 |
主砲旋回速度(°/s) | 44 |
視界範囲(m) | 360 |
本体価格 | 6,000G相当 |
修理費(Cr) | 約5,400 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 狙撃型駆逐戦車 |
主砲
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm Pak 42 L/70 | 20 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 2,700 | 0.3 | 1.5 | 925 1,156 925 | 60 | 109 2,800 98 | 955 | -8°/+15° |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 230 TRM P30 | 700 | 20 | 1,200 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
E 25 | 29 | 44 | 9,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 7 Ausf. F | 710 | 70 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
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拡張パーツ
![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | × | ![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Class2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 25.14% | 8.82% |
移動時 | 15.05% | 5.28% |
射界
射界 | 左12°/右12° |
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車両に関する変更履歴
v0.8.7 | 新規実装 |
v0.9.14 | HDモデル化 |
v0.9.18 | マッチメーカーの仕様変更に伴う戦力値+20%(HT扱い)の形骸化 |
解説 
- 概要
v0.8.7で追加されたTier7のドイツ課金駆逐戦車。
E計画の一環で開発された、Jagdpanzer IVの後継車輌の計画案である。
マッチング優遇があり、Tier9戦車とはマッチングしない。
2015年1/15付けで販売終了。以降、プレミアムショップで不定期販売されたり、イベント等の報酬で配布されている。Tier VII 車両「E-25」は比較的リーズナブルなコストでマッチング優遇とともに優れた性能を保有している駆逐戦車として知られ、 一部プレイヤーには「ドイツのゴキブリ」として親しまれていました。
しかし、この性能ゆえに E-25 の全体数は飛躍的に上昇し、戦闘のバランスを崩しかねない状況に至っています。
そのため、今回は我々も愛するこの E-25 の性能自体に手を加えるのではなく、徐々にその全体数を限定させることで戦闘のバランスを保つ目的で販売停止の苦渋の決断を下しました。
- 火力
平べったい見た目をしているが、俯角は-8°と悪くない。- 7,5 cm Pak 42 L/70
E 25の史実砲。
StuG III Gなどでお馴染みの主砲だが、Tier7駆逐戦車としては単発火力・貫通力が最低レベル。
通常弾のAPは貫通力150mm、金弾のAPCRでも貫通力194mmと低く、同格駆逐戦車の中では唯一貫通力が200mmに達しない車輌*1となっている。マッチング優遇があるとはいえ、重戦車の正面装甲を遠距離から射抜くという駆逐戦車の基本的な役割を果たすのは苦手である。
一方、精度・照準時間・発射速度は非常に優秀であり、特に発射速度は毎分20発、DPMは2,700と驚異的な数値を誇る。貫通可能な相手なら、15mルールなどのテクニックを駆使して一方的にガンガン削り殺していく運用もできるだろう。
総弾数は60発と決して少なくはないが、低単発ゆえに敵戦車の撃破にかなりの手数が必要となる為、戦闘終盤に弾切れにならないように気を付けたい。
- 7,5 cm Pak 42 L/70
- 装甲
全周に良好な傾斜が施されているものの正面で50mm、側背面は30mmとStuG III G以下のため、マッチングされる全ての車両に容易に抜かれる可能性がある。
ただし、側面の急傾斜のおかげで、昼飯の角度*2や正面からの撃ち下ろしで側面に当たった90mm口径以下のAP・APCR弾はもれなく強制跳弾する。
そもそも小柄な車体と相まって、相当の近距離でも外れ・跳弾となる確率は低くないため、場合によっては装甲の薄い駆逐戦車らしからぬ強気の撃ち合いも可能である事は覚えておこう。
また、射界の問題で攻撃と両立させる事はできないが、回避行動として相手の斜め横方向への全力疾走も有効。
- 機動性
軽い車体に比して高出力のエンジンはストレスのない良好な加速性能を誇り、車体の旋回性能も一般的な中戦車との接近戦に対処するだけの実力がある。
- 隠蔽率・視界
隠蔽率が静止時で25.14%と非常に優秀で、全車両で見てもトップクラス。
もちろん移動時は下がるものの、それでも同格軽戦車の多くと同等、一部では上回るほど。
さらにこの車両の強みとして、発砲時の隠蔽率が非常に高い点が挙げられる。*3
茂み・樹木による隠蔽を駆使すれば、他の車両では不可能な距離でも敵に視認されることなく一方的に砲撃を加える事ができる。
視界も360mと、同Tier帯の大型駆逐戦車と変わらない広さを有しており、視界負けしにくい。
- 総論
課金戦車のわりに、駆逐戦車として非常に高いポテンシャルを持った一台となっており、同時に、対峙する戦車の装甲厚の知識や、マップの地形や隠蔽のシステムに関する理解が試される車両でもある。
同格駆逐戦車と比べてもずば抜けて高い隠蔽率と砲精度を利用しての遠距離狙撃は、敵に悟られることなく一方的にダメージを稼ぐ事が可能であり、的確に弱点を狙えばモジュールの破壊も誘発できるだろう。
位置が特定されても、足の速さを生かして姿をくらますことも難しくない。
弱点も同じなJagdpanzer IVの強化版といった使い心地のこの車両は、基本に忠実な狙撃から強引な強襲まで幅広い運用で光り輝く可能性を秘めている。
なお、搭乗人数が4人の為、5人乗りが多いドイツTDの搭乗員育成用としてはやや微妙。
一撃のダメージが低いため如何に多く貫通させてダメージを稼ぐかが課題となり、貫通力不足からAPCRを多用せねばならないこともままあるため、課金戦車の中ではクレジット稼ぎにはあまり向かない。
史実 
↑引用元:http://www.trumpeter-china.com/a/gb2312/product/armor/1_35xilie/2010/0904/606.html
E 100、E 75、E 50、E 10の一連の戦車と同じく、戦車の各種構成品を共通化して生産性を高め、また重量ごとに戦車の標準化を行おうという E(Entwicklungstypen=開発タイプ)計画の一環として計画された。本車両においてはモックアップのみが実際に完成している。
主砲には70口径75mm対戦車砲(7.5cm PAK42 L/70)を採用、砲塔は無く固定戦闘室に装備されている。また車体上部に、2cm機関砲を収納した小型砲塔を装備する案もあった。
車体形状は軽駆逐戦車ヘッツァーと、後に西ドイツ陸軍が採用したカノーネンヤークトパンツァーの中間的なもので、全方位にわたって装甲板が傾斜し、避弾経始を考慮に入れている。
航空機メーカーであるアルグス社による開発で、同社製のガソリンエンジンが搭載される予定であった。
ドイツ戦車としては珍しく起動輪は車体後部にあり、戦後の戦車のような流体式操行装置と遊星歯車式変速機により、前進・後進ともに8段のギアチェンジが可能であった。
実際の生産はアルケット社で予定され、試作車の組み立てが行われている途中で終戦、完成車輌は存在しない。
余談だが史実の車両はE-10で正面装甲は60mm、E-25は80mmなのだが
WOTではどれにも該当しない正面50mmという謎装甲になっている。
又、計画では実車ではサスペンションを下げる事もできた事から
実装発表時にサスペンション制御の実装を匂わせていたが数年経つ現在も開発状況のアナウンスは無い。
出典:E-25(http://ja.wikipedia.org/wiki/E-25)
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