画像
スペック(v0.7.3)
車体
耐久値 | 560 |
---|---|
最高速(km/h) | 32 |
車体装甲厚(mm) | 60/45/45 |
砲塔旋回速度(deg/sec) | 13 |
視界範囲(m) | 332 |
修理費(cr) | |
本体価格(cr) | 2,860,000 |
初期重量(t) | 55.27 |
実用出力重量比(hp/t) | 10.77 |
主砲
名称 | 発射速度(round/min) | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 100mでの精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費 | 重量(kg) |
152mm BR-2 | 2.92 | 88/246/90 | 950/750/950 | 0.49 | 5.7 | 47 | 1,120/12G/13G | 7,500 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
203mm B-4 | 1.66 | 102/260/102 | 1850/1450/1850 | 0.55 | 6.9 | 40 | 1,442/1092/15G | 7,900 |
※攻撃力・貫通力のデータはともにHE/AP/広範囲HEの順
エンジン
名称 | 馬力(h.p.) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-5U | 580 | 15 | 700 |
---|---|---|---|
V-2IS | 600 | 15 | 750 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(deg/sec) | 重量(kg) |
Object 212 | 55.5 | 14 | 15,000 |
---|---|---|---|
Object 212M | 60 | 16 | 15,000 |
無線
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10R | 360 | 100 |
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12RT | 625 | 110 |
クルー
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.052 |
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移動時 | 0.022 | |
発砲補正 | 0.073 |
派生車両
射界
射界 | 左6°/右6° |
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解説
Tier7のソ連自走砲。
通称「ミニバス」。
武装はSU-14やS-51から変化しないが、発射速度と携行弾数が向上している。
ただし射界が狭く照準時間も変わらないため過剰な期待は禁物。
防御力はSU-14と比較すると強化されているほか、耐久値が増加している。
機動力はSU-14よりもマシという程度でよろしくない。
装備品はSU-14やS-51から流用可能だが、履帯を研究しないと搭載できないので注意。
史実
1930年代前半に開発されたT-28やT-35といった多砲塔戦車は、武装こそ豊富だったものの装甲が最大30mm程度と(当時としては厚い方ではあったが)薄かった。
1936年に勃発したスペイン内戦において、ソ連軍が投入したT-26やBT-5がフランコ軍の対戦車砲や野砲によって容易に撃破されるとの情報が入ると、それらの軽戦車をやや上回る程度の装甲しか持たない多砲塔戦車の防御力不足が懸念された。そのため軍首脳部は各種単砲塔戦車の改良・開発を進める一方、多砲塔戦車についても1937年に防御力を強化した新型戦車の開発を決定し、2つの工場に対して試作車の開発を指示した。開発コードネームは「SMK」と「T-100」であった。
当初はT-35と同様に計5つの銃砲塔が搭載される予定だったが、技術者の主張により銃塔を廃した3砲塔へと改められた。しかしそれでも最大60mmの装甲を提供しつつ機動力を確保するのは困難だったため、1938年にはともに2砲塔式に改められた。なおこの前後にスターリンは「君たちは戦車の上に百貨店を作るつもりなのかね」という有名な発言をしている。
2つの多砲塔重戦車のうちSMK重戦車は、当初はサスペンションに従来のリーフスプリングを採用していたが、後により新しいトーションバー式に変更された。武装は45mm20kを搭載する砲塔が前に、76mm L-11を搭載する砲塔が後方上部に配置されて、装甲は最大60mmを確保していた。エンジンは航空機用エンジンをベースに出力850馬力を有していたが、重量は55tに達した。
このSMK重戦車をベースにした自走砲がObject212である。本車はSMKのエンジンを車体中央に移動し、後部に密閉式戦闘室を設けて152mm BR-2や203mm B-4を搭載するもので、直接支援射撃を想定して装甲は戦車型とほぼ同じだった。コンセプトとしてはKV-2と同様である。
しかし1939年秋からの試験で、SMKは大重量による機動性の低さと多砲塔間の指揮連携の難しさをT-100ともども露呈し、さらに同年末に勃発した冬戦争に投入されたがフィンランド軍により行動不能に追い込まれ、1940年の戦闘終了後に回収されたものの、大重量のため切断して後方に輸送せざるを得なかった。一方SMKを開発していたコーチン技師はSMKを小型化した単砲塔重戦車を別に開発しており、これが良好な試験結果だったためKV-1重戦車として採用されていた。
そのためSMKは再び組み立てられることなくスクラップにされ、Object212は設計図を出ることはなかった。
参考資料
『ソビエト・ロシア戦闘車両大系(上)』古是三春 グランドパワー2003年10月号別冊
『KV1&KV-2重戦車 1939-1945』スティーヴン・ザロガ、ジム・キニア 大日本絵画
http://combat1.sakura.ne.jp/SMK.htm
コメント
- 貼った本人ですが、画質が悪すぎるので射界画像を削除。 -- 2011-12-13 (火) 21:27:40
- 拡張パーツを書いた本人ですが、問題があるので削除します。 -- 2011-12-13 (火) 22:28:00
- SU-14の方にも書いたけど、SPGにしては極めて珍しいことに換気扇が搭載可能。特にこだわりがなければ、拡張パーツはラマー・砲駆動装置・換気扇で決まりではないだろうか。 -- 2012-04-15 (日) 14:57:04
- 200戦は乗ったけど、やはりTier7としては難がある車輌だと言わざるをえない。火力に関しては精度と装填速度に優れるので射撃に専念できれば最も安定した前線支援ができるが、如何せんその他の性能が全て底辺をひた走っているのが問題で火力との引換というには明らかに割りに合っていない。特にどうにかして欲しいのが鈍重極まる足とでかすぎる図体、最悪の隠蔽の合わせ技で、マップによっては開始直後の退避に数秒てまどるだけで、開幕偵察に来た目の良いMTなどに視認されて撃破などがありうる。ソ連重SPGの宿命とはいえ、もう少しなんとかならないものか。 -- 2012-05-23 (水) 16:26:00
- それを何とかしたいなら261に乗れってことじゃないだろうか。 -- 2012-05-23 (水) 20:15:39
- tier7最良の自走砲だと思うけどな -- 2012-05-24 (木) 08:08:40
- 安全な場所から撃ってる時は一番優れてると思うんだけどね… M40と比べると動きの軽さが段違いなんがどうしても気になる。開幕射撃地点への移動や、被発見時の回避運動、戦線崩壊しそうな時の退避とかで差が物凄い。射界も3倍の差があるから支援のしやすさも差があるしね。 GW Tigerにも加速性では負けててなんとも言いがたい。 -- 2012-05-24 (木) 09:03:02
- まあ、旋回性の悪さは確かに頭の痛い部分ではあるな。 でもしっかり当ててダメージを取るという点ではコイツが一番お仕事できると思う。 -- 2012-05-24 (木) 10:59:42
- 勝率は60%維持できてるから弱いわけじゃ決して無いんだ。ただ偶に訪れる理不尽な死に方がどうにも… クラッチやカモフラ、戦友でカバーするにも元がひどすぎてどうにもなぁ。せめてエンジン出力、旋回、隠蔽のどれかだけももう少し何とかして欲しかった。なんでS-51から進歩してないどころか退化しとるんや… 贅沢な話なんかねぇ。 -- 2012-05-24 (木) 18:25:05
- お前に撃たれる側はもっと理不尽な思いをしとる!我慢せい。 -- 2012-05-25 (金) 05:27:50
- (´;ω;`)ごめんね、BatChatさん満タンから一撃死させまくってごめんね。 (´・ω・`)次からはTDとHTも一撃死させるようにするからね。 -- 2012-05-25 (金) 07:54:02
- ↑同情しそうだったが一撃蒸発するtier9で超速batchatのことを考えた瞬間気持ちは消え失せたwひどい!ひどすぎる!でもGJというかとんでもない腕前だなw -- 2012-05-25 (金) 10:40:26
- 火力と精度もあるのに旋回性と加速、もしくは隠蔽を上げろとか贅沢言いすぎだろwww -- 2012-05-24 (木) 19:36:15
- Tier6時代は同Tierと比べて圧倒的な火力だったからその他の性能が底辺でも気にならなかったけど、Tier7になって他国も火力が追いついたのに未だに火力以外は据え置き以下で、火力自体も大幅な向上というわけじゃないのがなんともね。まぁTCなんかの味方が前線維持してくれるのを信頼出来る状況だったら一番火力が安定してるしこんなもんなのかな。 -- 2012-05-24 (木) 22:03:16
- Tier7はM40/M43が優秀すぎて残りは最下位争いだからしゃーない -- 2012-05-25 (金) 09:33:25
- Tier6時代は同Tierと比べて圧倒的な火力だったからその他の性能が底辺でも気にならなかったけど、Tier7になって他国も火力が追いついたのに未だに火力以外は据え置き以下で、火力自体も大幅な向上というわけじゃないのがなんともね。まぁTCなんかの味方が前線維持してくれるのを信頼出来る状況だったら一番火力が安定してるしこんなもんなのかな。 -- 2012-05-24 (木) 22:03:16
- 体感だけど弾薬庫が非常に吹っ飛び安い。前線で撃ち合いする車輌じゃないのでそこまで致命的では無いものの、直射で迎え撃とうとするときなどに一撃で吹っ飛ぶことがよくある。 -- 2012-05-28 (月) 16:35:48
- 小さいMAPだと撃ってすぐ動いてもあいてのカウンターを避けられない -- 2012-05-29 (火) 06:05:38
- クラッチとブラザーで相当旋回はマシになるけど出足の遅さはどうしようもない。オイルで体感できるくらいは変化があるので出来れば積むといい。 -- 2012-06-22 (金) 08:46:13
- 開幕他人の212をみて、何ちんたらしてんださっさと動き出せよって思ったりしてたが、そういえば元のこいつはそれほど鈍重なんだった。最近はクラッチ戦友ガバナー常備なんで感覚がずれてたわ。それでもすっとろいんだが。 -- 2012-10-20 (土) 06:30:48
- 余談だけど、8.0の修理費バク上げでガバナーをちょっとふかすだけですぐ数kクレ吹っ飛ぶようになった。上昇度が低くてもオイルの方がいいかもしれない。 -- 2012-10-20 (土) 06:33:22
- 開幕他人の212をみて、何ちんたらしてんださっさと動き出せよって思ったりしてたが、そういえば元のこいつはそれほど鈍重なんだった。最近はクラッチ戦友ガバナー常備なんで感覚がずれてたわ。それでもすっとろいんだが。 -- 2012-10-20 (土) 06:30:48
- こいつに何度もヤられたことか! -- 名無し? 2012-11-09 (金) 13:22:21
- これから乗るけど無線士必要でガンナー1人無職で、次は無線士無職か。でも、SU-14と同じように203mmの締まりは良いな。 -- 2012-12-11 (火) 19:45:28
- SU-14でせっかく発動していた戦友が消えるのが地味にかなり痛い… -- 2012-12-19 (水) 00:35:24