画像
スペック(v0.7.3)
車体
耐久値 | 600⇒660 |
---|---|
最高速(km/h) | 35.4 |
車体装甲厚(mm) | 83/44/41 |
修理費(cr) | |
本体価格 | 435,000 |
初期重量(t) | 57.5 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.38 |
武装
名称 | 発射速度(round/min) | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 100mでの精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費 | 重量(kg) | 俯仰角 |
75mm Gun M7L/50 | 14 | 101/157/38 | 110/110/175 | 1540 | 0.46 | 2.3 | 75 | 56/7G/56 | 1,450 | -10°/+30° |
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76mm Gun M1A1 | 16.61 | 128/177/38 | 115/110/185 | 1910 | 0.43 | 2.3 | 75 | 56/7G/56 | 1,567 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(deg/sec) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T1D5 | 102/83/83 | 31 | 320 | 7,020 |
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T1D6 | 102/83/83 | 30 | 330 | 8,020 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Wright G200 M795C9GC1 | 700 | 20 | 612 |
---|---|---|---|
Wright G2X M781C9GC1 | 825 | 20 | 612 |
Wright G200 M781C9GC1 | 960 | 20 | 612 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(deg/sec) | 重量(kg) |
HVSS T31 | 57.88 | 20 | 10,600 |
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HVSS T35 | 61.5 | 25 | 10,600 |
無線
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 508 | 395 | 100 |
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SCR 538 | 480 | 100 |
クルー
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Gunner | 4 | Driver | 5 | Radio Operator | 6 | Loader |
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拡張パーツ
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.141 |
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移動時 | 0.031 | |
発砲補正 | 0.261 |
派生車両
解説
Tier5のアメリカ重戦車。
Tシリーズ重戦車の特徴で、砲塔装甲が厚く車体装甲が薄い。
と言ってもT29ほど極端な装甲を持つわけではなく、Tier相応の装甲厚に留まっている。
砲塔及び車体正面はtier5重戦車としては優秀な装甲厚と傾斜を持つ。
しかし、高い車高と車体長が仇となった的の大きな車体側背面は軽戦車にさえ貫通される程薄く、耐久値も低いため同Tier以下の戦車でも油断できない。
特に格上Tierの大口径HE弾を側背面に被弾すると致命傷になりかねないので慎重な運用が必要になってくる。
研究を進めて改良履帯と900馬力を超える大出力エンジンを搭載すれば重戦車としては優秀な機動力を発揮するが、最上位のエンジンは互換性がM6のみとなっており、要求expの高さも相俟って手を出すのには憚られるのが現状ではないだろうか。
また、交信範囲が100mしか違わない上位通信機のSCR 538も、互換性がM6とM7に限られているので悩ましい。
武装に関しては、同TierのKV-1やBDR G1Bと比較すると、発射速度に優れた76mm Gun M1A1も劣った性能ではないが、単発火力が低く精度も良くないため若干癖が強い。
中戦車と大差ない高い機動力と砲の装填速度、厚い正面装甲を活かし、味方とともに集団で動いて協力して敵を撃破しよう。
実装当初こそ散々な評価であったが、環境の変化によって同Tierの重戦車と比較しても何ら見劣りすることのない性能に落ち着いた。
車体の前方に配置された小さな砲塔と中戦車並みの車幅のお陰で正面から見た的は小さく、地形や遮蔽物を利用することで重戦車らしい粘り強さを発揮することも十分に可能だ。
アメリカ系戦車の特徴である主砲の仰俯角の自由度の広さから起伏に富んだ地形でも安定して射撃することができ、ハルダウンしての稜線射撃で小さな砲塔だけ覗かせて戦うことができれば車高さえも武器になる。
また隠れた特徴として同Tier以下の車両の追随を許さない車重を持ちながら、最上位エンジンを開発すればTier5重戦車の中でも最高の機動性を持つため体当たりの威力がかなりのものとなっている。短い助走距離からでも意外なダメージを与えることが出来るため頭の片隅に覚えておきたい。
持ち前の扱いやすさを生かして長所を伸ばし、短所と性能を補う運用の欠かせない車両が多いアメリカ重戦車の扱いに少しでも慣れていこう。
史実
1939年に制式化され量産が開始されたM2中戦車だったが、1940年5月の対仏戦争で使用されたドイツ軍の戦車は37mm砲や50mm砲を装備する3号戦車や75mm砲を装備する4号戦車であり、M2中戦車の劣勢は明らかであった。
そのため取り急ぎ車体に75mm砲を装備するM3中戦車が開発されることが1940年5月に決定されたが、その一方で全く新しい重戦車も構想された。
当初は重量80t級で75mm砲を装備する砲塔と37mm砲を装備する砲塔をそれぞれ2基ずつ備え、さらに20mm機関砲と機関銃を装備した、最低装甲厚が75mm以上の多砲塔重戦車が考えられたが、これは後に変更され、車体に口径75mm以上の砲を、砲塔に37mmまたは50mm砲を装備し、機関銃8挺を備えるM3中戦車の拡大版のような車両となった。
しかし結局、1940年8月にT1重戦車として仕様が確定されるまでにその構想はさらに現実的となったのである。
T1重戦車の最終的な仕様は、単一の全周旋回砲塔に口径76mmの3インチ砲と37mm砲を同軸で備え、装甲厚75mm、Wright社製950馬力エンジンを備え、「ハイドラマチック」自動変速機を搭載して時速25マイル(約40km)を発揮し、重量は50t級とされた。
1941年には車体の製作方法と変速装置が異なる4種類の試作車の製作と、月産100台の生産体制整備が決定された。この時試作が指示されたT1E1からT1E4の車両のうち、溶接車体にディーゼルエンジンとトルクコンバーターをそれぞれ2基ずつ搭載するT1E4は、ディーゼルエンジンの開発遅延から製作されなかったが、残りの3種の車両は試作車が完成し、このうちT1E2とT1E3がM6重戦車として制式化された。なお鋳造車体に電気式変速機を搭載したT1E1は制式化されなかったものの、半ば公式的にM6A2と呼ばれていた。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://ja.wikipedia.org/wiki/M6%E9%87%8D%E6%88%A6%E8%BB%8A
http://combat1.sakura.ne.jp/M6.htm
コメント
- こいつで1000戦以上やってる人を見たがそんなに強いか? -- BDR G1B 2012-05-21 (月) 22:46:06
- 弱くはないよ。機動力を生かせば、装甲に頼りきってるチャーチルやKV-1を翻弄できるし、一つの前線を処理した後の移動もスムーズ。ある程度のスキルがあれば十分使える -- 2012-06-04 (月) 03:23:21
- (つづき)ティアトップもそこそこの頻度であるから、使い方を覚えれば楽しいよ。逆にKV-1見てもうだめだと思う程度のスキルなら苦行にしかならない -- 2012-06-04 (月) 03:30:24
- KV-1乗ってるけど欲しい。思った以上に足早いし結構粘る。T1と勝負の時は窓ぶちぬくがそれでもガッツリ削れるわけじゃないし、うまい人はハルダウン使ってちまちまと削る、加速いいから飛び出しで撃ってくるし -- 2012-07-05 (木) 04:17:40
- こいつは良い車両ですよー 装甲も火力もあり特に足回りが重戦車とは思えないぐらい軽快で移動にストレスが溜まらない。 ただ砲の付け根のところが脆いのかハルダウンしてると結構な頻度で砲が損傷する。あと側面がペラッペラ。 -- 2012-07-05 (木) 04:28:51
- 上手い乗り手と直接対峙すると既にアメリカ重戦車の片鱗を見られるT1HT。しかし、ハルダウン戦法に適した立地と最大級且つ非常に脆弱な車体がSPGからの致命打を安易に招き、実戦で大きな矛盾を生む。広大な稜線でハルダウンを維持したまま回避運動を行うなど希少な立地で高等な技術を行う事で初めて脅威となる。 -- 2012-07-05 (木) 04:39:18
- 朝っぱらから返信クソ早ェえ!初期だと加速重いっすなあ…SPGで狙うと大抵の人が隠れてるのはそういうことか、覚えておこう。 -- 2012-07-05 (木) 05:42:52
- 砲身精度が悪く感じる。乗員が80%↑で砲手は90あるのにレティクル締まって完全停止状態から撃っても外れることがしばしば。 -- 2012-07-20 (金) 16:28:39
- 敵にすると弱くはないが攻略しやすい重戦車な感じ。金弾でなければ大して怖くない主砲のせいかもしれんが -- 2012-07-20 (金) 19:18:52
- え、なにコイツめちゃくちゃ強い9キルなんて初めてとった -- 2012-07-22 (日) 19:13:18
- 中戦車並みの機動性、厚めの正面装甲、高いDPMと良好な貫通力、アメ車らしい融通の利く俯仰角。弱いっていうコメントがちらほらあるけど、これのどこが弱いのか良く分からん。確かに側面はぺらいが、分かってればどうということはない。命中率だってまともに使ってる手元の車両の中だと70%で一番高いんだが…。 -- 2012-08-07 (火) 19:46:25
- それ、今のKV-2(Tier6)がTier5の時代、マッチングもTier7ではなくTier8まで入れられた時の話です -- 2012-08-07 (火) 19:55:31
- あ、なるほど。こりゃ失礼 -- 2012-08-07 (火) 20:00:53
- まだ仏車輌という更に悲惨な車輌がいなくて、KVが107mmと152mmを振り回して、マッチングもTier8まで放り込まれる時代の頃の話だから酷評だらけになるのもまぁしょうが無い話ではあったね。今のこいつを弱いと言ってる人はそんなにいないんじゃないかな? あと機動性に関しては、エンジンを開発しなくてもM6にもその先のT29にも開発勧められたから開発しないで乗り回してる人も結構いたんだと思う。開発経験値もかなり多めだしね。 -- 2012-08-07 (火) 23:20:17
- それ、今のKV-2(Tier6)がTier5の時代、マッチングもTier7ではなくTier8まで入れられた時の話です -- 2012-08-07 (火) 19:55:31
- そろそろM6開発できちゃうけど、良い戦車だ。履帯キャンセルがよく効くし貫通も十分、耐久力もあるし傾ければ鉄壁取れる程持つ。KV-1相手なら履帯上面のお道具箱狙うとあっさり勝てる。命中率は若干心許ない部分もあるが十分当たる。Leeから来るのは大変だがTier5だから稼ぎもいいしTopTierの機会も多く戦いやすい。 -- 2012-08-09 (木) 15:14:59
- 履帯、砲塔、砲が開発できたら使えるようになってきた、履帯の開発だけでも機動力はKV1足回りフル強化に近いものが発揮で得きるね。 -- 2012-08-22 (水) 07:07:07
- 機動力も十分だからストレス貯まらずあちこち動けるし、飛び出し撃ちがしやすいからな。ただ正面の履帯面積が広めなので履帯キャンセルしすぎると集中砲火で詰みかねないからリペアは必須。使いドコロは慎重に。 -- 2012-09-04 (火) 02:51:20
- ラマー扇風機積めばあら簡単速射砲の出来上がり -- 2012-10-14 (日) 00:05:47
- 履帯、砲塔、砲が開発できたら使えるようになってきた、履帯の開発だけでも機動力はKV1足回りフル強化に近いものが発揮で得きるね。 -- 2012-08-22 (水) 07:07:07
- KV-1乗ってるんだけど、こいつ正面はどこ抜けるの?タイマン勝負にいつも負けてしまう。 -- 2012-10-25 (木) 14:34:58
- 車体正面の、一番上の垂直に近い部分を狙うと良し。可能ならそこにある機銃を。 下部は、Tier6までのアメ車ではむしろ硬くなっている。 -- 2012-10-14 (日) 18:09:05 from KV-1/コメント -- 2012-10-25 (木) 17:29:47
- 体当たりを積極的に狙っていくのが楽しい。やたら重いので少なくとも当たり負けすることはそうそうない. -- 2012-11-15 (木) 01:29:54
- 砲が絶望的にしょぼいのがな…それさえ抜きにすれば良い戦車なんだが -- 2012-12-16 (日) 04:25:13
- マッチングが改善されてだいぶ楽になったんだぜ、これでも。前はこれでKTやらIS-3と戦わされてたんだぞ(´・ω・`) -- 2012-12-16 (日) 08:37:46
- 今のTier5HT基準で言えばそこまで言うほど酷い砲じゃないだろう。確かに精度も貫通も単発火力も特別優れてるわけではないが、総合的に見れば必要な性能は満たしてると思うぞ。もうちょい精度かDPMが良ければと思わなくはないが。 -- 2012-12-16 (日) 09:34:31