画像
↑主砲横の機関砲が特徴的な初期砲塔にOQF 77mm Gun Mk. IIを搭載した初期状態。
↑砲塔を換装し、OQF 20-pdr Type A Barrelを搭載した最終状態。同じTier8のCaernarvonも同じ砲塔を搭載しているので、実に紛らわしい。
スペック
車体
耐久値 | 1350⇒1450 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 76/51/38 |
最高速(km/h) | 40 |
修理費(credit) | |
本体価格 | 2,350,000 |
初期重量(t) | 42.36 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.70 |
武装
名称 | 発射速度(round/min) | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 100mでの精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費 | 重量(kg) | 俯仰角 |
OQF 77mm Gun Mk. II | 14.29 ⇒15 | 148/226/38 | 140/140/190 | 2000.6 ⇒2100 | 0.34 | 1.9 | 96 | 56/7G/56 | 681 | -10°/+20° ⇒-10°/+18° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OQF 17-pdr Gun Mk. VII | 13.64 ⇒14.29 | 171/239/38 | 150/150/190 | 2046 ⇒2143.5 | 0.34 | 2.1 | 73 | 56/7G/56 | 826 | |
OQF 20-pdr Type A Barrel | 7.5 | 226/258/42 | 230/230/280 | 1725 | 0.33 | 2.3 | 65 | 680/9G/85 | 1,242 | -10°/+18° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(deg/sec) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Centurion Mk. I | 127/76/76 | 38 | 380 | 8,400 |
---|---|---|---|---|
Centurion Mk. III | 165/112/112 | 36 | 400 | 10,400 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Rolls-Royce Meteor | 600 | 20 | 744 |
---|---|---|---|
Rolls-Royce Meteor Mk.IVB | 650 | 20 | 744 |
Rolls-Royce Meteor Mk.IVC | 750 | 20 | 744 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(deg/sec) | 重量(kg) |
Centurion Mk. I | 43 | 34 | 10,000 |
---|---|---|---|
Centurion Mk. III | 48 | 36 | 10,000 |
無線
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 19 Mk. III | 550 | 40 |
---|---|---|
WS No. 22 | 700 | 40 |
SR C42 | 750 | 40 |
クルー
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader(Radio Operator) |
---|
拡張パーツ
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | |
---|---|---|
移動時 | ||
発砲補正 |
派生車両
派生元 | Comet |
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派生先 | Centurion Mk.7/1 |
解説
v8.1アップデートで追加されたTier8のイギリス中戦車
PzKpfwVI Tigerと正面から撃ち合える火力と装甲を持った車両である。
前身のCometは垂直装甲であったが、Centurion Mk.Iでは傾斜装甲となっている。
車体前面は110mm厚装甲と表記してあるものの、これはT110E5等と同じく先端部のごく狭い部分のみである。
これを除いた前面装甲板の厚さは76mm程なので、およそ当てにできるものではないことに注意。
砲塔装甲は、初期砲塔こそ薄いが改良砲塔では大幅に改善されている。
改良砲塔の防盾は貫通200mm程度なら大抵弾いてくれるが、性格の似ているM26 Pershingと比べると防盾が狭くこれを避けて撃たれると貫通されやすい。俯角が広めに取れる事を利用しての頭出し運用で、改良砲塔の利点を最大限に引き出したい。
攻撃力はCometから引き継いだ砲に加え、OQF 17-pdr Gun Mk. VIIとOQF 20-pdr Type A Barrelの二つが搭載可能になる。
OQF 17-pdr Gun Mk. VIIは威力こそ低いが、貫通力はそこそこあるため初期の運用で活躍してくれるだろう。
同Tierのイギリス重戦車Caernarvonが持つ砲と同じであるOQF 20-pdr Type A Barrelは現VerにおけるTier8中戦車中最高の貫通を誇り、対峙する機会が多いであろうIS-3や、TigerIIの正面装甲を貫通する事もさして難しくない。
射撃レート、精度、照準速度も高水準で纏まっており、期待に応えてくれる砲となっている。
機動力は最高速度40km/hと中戦車としては遅く長距離移動には若干難があるものの、エンジン出力が高いため瞬発力は優れており、最高速度を維持するのも容易である。
ちなみにこの戦車から超信地旋回が可能である。
無視出来ない欠点として、車体の大きさが挙げられる。
大型化した車体は重戦車並みの大きさがあり、(重戦車であるTigerより大きい)物陰に隠れたと思っていても車体の一部がはみ出すことがある。隠れる際には注意しよう。
以上から本車輛はバランスが取れており、扱いやすい戦車であるといえるだろう。
M26 Pershingに使用感が似ており、Pershingに慣れ親しんだ人ならば違和感なく使えるかもしれない。
史実
センチュリオン (Centurion)とはイギリスで開発された戦車であり、第二次世界大戦後第一世代の主力戦車である。
第二次世界大戦までのイギリス陸軍では戦車を、機動戦に使用する高速力の巡航戦車と、重装甲で歩兵を援護する歩兵戦車に分けて開発、運用していたが、北アフリカ戦線や西部戦線でのドイツ軍との戦闘で、巡航戦車は装甲の貧弱さ、歩兵戦車は機動力の無さが明らかになった。またドイツ軍の重戦車を撃破可能な17ポンド砲は砲塔が狭すぎ搭載できなかったため、巡航戦車と歩兵戦車、それぞれの長所を兼ね備えた強力な戦車の開発が進められた。
その開発はA41巡航戦車として始まった。イギリス国内での鉄道による輸送を考慮した車幅制限が撤廃された。これにより大直径の砲塔リングが使用可能となったことで17ポンド砲を搭載し、ドイツ軍のティーガー重戦車と正面から撃ち合える火力と装甲を持った。装甲を備える事を最優先にサスペンション等は保守的な部分を残していた。
原型20輌はミドルセックスのAEC社に1944年に発注され、1945年に最初の6輌が完成したが、最初の戦場になる筈だったベルギーへの輸送中にドイツが降伏したため本格的な戦闘は経験しなかった。センチュリオンMk.3からは攻撃力の高い20ポンド砲に換装し射撃を安定させるスタビライザーを搭載した。朝鮮戦争で初めて実戦を経験したMk.3はその高い能力を証明し、同戦争で用いられた戦車の中で最高の評価を得た。
設計は堅実で発展の余地があったため、その後もセンチュリオンの改良は休み無く続けられ、やがて20ポンド砲に代わる火力として後に西側第二世代戦車の標準装備となるL7 105 mm ライフル砲を搭載した。イギリスではチーフテンが配備されるまでの20年間、Mk.13まで改修を重ねて主力戦車の重責を果たした。さらに各国で独自の改修型、派生型が開発され、南アフリカのオリファントのように外見上はもはや別物化したものまで存在する。
コメント
- この戦車乗ってみたけど、これはいい車両だね。とても扱いやすい。攻撃力こそ低めだけど、射撃精度もレートもいいし砲の可動範囲も広い。かなり脅威のある戦車だと思う。僕だけかもしれないけど、センチュリオン使ってると自走砲に優先的に集中砲火されて破壊されることの方が多いし、最近、仲間のセンチュリオンがめちゃくちゃ敵自走砲に集中砲火されて撃破されてるとこばっかり目にする。 -- 2012-11-24 (土) 02:33:52
- それはおそらく隠蔽率が低くて真っ先に発見されるためかと…こいつの隠蔽率はPantherII並みで中戦車としては最悪クラスです。 -- 2012-11-24 (土) 02:59:04
- そうなんですか・・・それにしても、IS-3乗ってて仲間のセンチュリオンと行動を共にしてる時、僕も味方も相手に発見されてるはずなのに先にセンチュリオンの方が自走砲に蜂の巣にされてることが多いと感じてましたのでそう書かせていただきました。そう感じていたのは僕だけかもしれませんね。 -- 2012-11-24 (土) 03:52:48
- 隠蔽率ってどっかに記載されてるサイトあるの? -- 2012-11-29 (木) 20:12:02
- サイトは知らないけど、TeamTrainingで隠蔽ない戦車とセンチュリオン並べて近づいてみれば隠蔽がどの程度かはある程度わかる。 -- 2012-12-18 (火) 09:09:46
- それはおそらく隠蔽率が低くて真っ先に発見されるためかと…こいつの隠蔽率はPantherII並みで中戦車としては最悪クラスです。 -- 2012-11-24 (土) 02:59:04
- 何で解説に史実が書いてあんの? -- 2012-11-27 (火) 04:12:53
- 約200戦で開発完了。わりと死角無しの強さで、勝率もexpアベレージも好成績。特に高貫通で照準も素早く俯角も良好な火力回りは素晴らしい。唯一弱点は車体の弱さ。どのみち正面向いても抜かれちゃうので、いっそ横向けて履帯撃たせた方がいい場合もあると思う。 -- 2012-11-29 (木) 20:11:09
- 貫通は高いけど弾代が高いのがネック。クレジットがもったいないとかじゃなくて他の車輌にクレ金弾を混ぜると貫通が高いというアドバンテージが死ぬという意味で。 -- 2012-12-02 (日) 02:01:47
- Test8.2#2で車体装甲が76/51/38になっているのを確認。もともと正面110の傾斜とはいまひとつ思えなかったので表記だけの変更だろうか? -- 2012-12-02 (日) 03:28:12
- パッチノートに、装甲の表記変更云々も書かれてるよん。表記の変更だけと思われ。 -- 2012-12-02 (日) 07:56:04
- えっ、元々はそんなに車体薄いの?この子w -- 2012-12-02 (日) 13:31:45
- 110mmの部分は先端の尖った部分だけだったわ -- 2012-12-02 (日) 21:31:40
- この子、後方支援車両だと思って使うといいね。高い貫通と射撃制度、レートを生かして仲間を後ろから援護するようにすると戦績がいい。全体的に装甲がやわらかいのでここぞという時以外は決して前に出ないようにするのがこの戦車の使い方っぽいね。 -- 2012-12-07 (金) 06:03:05
- 解説書いた。修正あればよろしく -- 2012-12-13 (木) 10:40:39
- 主に装甲圧について修正させてもらいました。 -- 2012-12-13 (木) 10:51:11
- なんかこの子すごい使いにくい…隠蔽率低過ぎてすぐ見つかってすぐ死ぬ……どうすればいいんだろう。後方からチマチマ撃つしかないのかな -- 2012-12-15 (土) 07:20:06
- MTとしては隠蔽良くないと思うけど、極端に悪いわけじゃないよ(体感だけど)。アンブッシュのまま撃ち続けるとかは無理でも、普通に待ち伏せするのに問題はないと思う。俯角もいいのでポジションの幅は広いし、頭も固い。車体さえ隠しとけばかなりタフだよ。 -- 2012-12-15 (土) 07:45:53
- 全体的に米戦車の使い方だから、米戦車に慣れてる人なら隠ぺいとか関係なくそれなりに使える子。 -- 2012-12-17 (月) 09:32:21
- MTとしては隠蔽良くないと思うけど、極端に悪いわけじゃないよ(体感だけど)。アンブッシュのまま撃ち続けるとかは無理でも、普通に待ち伏せするのに問題はないと思う。俯角もいいのでポジションの幅は広いし、頭も固い。車体さえ隠しとけばかなりタフだよ。 -- 2012-12-15 (土) 07:45:53
- やっぱり弾薬費がきつい、同TierHTと消費額が大差ない。無課金だとなんとか黒字で運用できれば御の字だと思う。 -- 2012-12-19 (水) 19:49:33
- 最終砲の外見が同TierMTで一番しょぼいのに貫徹力が一番高いっていう・・・ -- 2012-12-19 (水) 20:01:09