Tiger (P)

Last-modified: 2021-03-01 (月) 08:56:46

Tier 7 ドイツ 重戦車 / 日本語表記: VI号戦車 ポルシェティーガー


↑ Tiger (P) Turm Nr. 1 + 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
初期状態。ボルト留めされた車体正面の増加装甲が特徴である。
初期砲はPantherの史実砲だが、この状態ではまるで戦力にはならない。


↑ Tiger (P) Neuer Turm + 8,8 cm Kw.K. 43 L/71
最終状態。砲塔が前寄りなこともありTiger Iに比べると前衛的な印象が強い。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,350⇒1,450
車体装甲厚(mm)200/80/80
最高速度(前/後)(km/h)35/12
重量(初期/最終)(t)59.78/61.33
実用出力重量比(hp/t)10.92
本体価格(Cr)1,395,000
修理費(Cr)9,490~
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
7,5 cm Kw.K. 42 L/7013.04AP
APCR
HE
150
194
38
135
135
175
1,7610.352.3925
1,156
925
125109
2,800
98
1,740-6°/+17°
10,5 cm Kw.K. L/287.5AP
HEAT
HE
64
104
53
350
350
410
2,6250.552.3470
376
470
70120
4,000
128
2,100
8,8 cm Kw.K. 36 L/568.57
⇒9.09
AP
APCR
HE
145
194
44
220
220
270
1,886
⇒2,000
0.382.3773
966
773
92252
3,200
252
2,050
8,8 cm Kw.K. 43 L/716.59
⇒6.98
AP
APCR
HE
203
237
44
240
240
295
1,582
⇒1,674
0.342.91,000
1,250
1,000
68252
4,400
252
2,562
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Tiger (P) Turm Nr. 1100/80/80233708,900
Tiger (P) Neuer Turm100/80/80233809,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
2x Porsche Typ 100/1 Ausf. A55020670
2x Porsche Typ 100/160020670
2x Porsche Typ 100/367020720
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Tiger (P)60.52018,000
Tiger (P) verstärkteketten65.22218,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 741570
FuG 12710150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

Class2Class2×Class2Class2Class2
××Class2Class2Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.67%1.5%
移動時3.36%0.76%
 

派生車両

派生元VK 30.01 (P)(HT/45,100)
派生先VK 45.02 (P) Ausf. A(HT/90,000) / VK 100.01 (P)(HT/101,500)
 

開発ツリー

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7,5 cm Kw.K. 42 L/70
(初期/53,000)

8,8 cm Kw.K. 36 L/56
(9,500/66,000)

VK 45.02 (P) Ausf. A
(90,000/2,435,000)

10,5 cm Kw.K. L/28
(3,800/66,000)

8,8 cm Kw.K. 43 L/71
(16,500/112,180)
Tiger (P) Turm Nr. 1
(初期/20,440)
Tiger (P) Neuer Turm
(12,520/30,510)
FuG 7
(初期/8,160)
FuG 12
(7,200/43,200)

VK 100.01 (P)
(101,500/2,540,000)
2x Porsche Typ 100/1 Ausf. A
(初期/27,500)
2x Porsche Typ 100/1
(6,200/29,900)

2x Porsche Typ 100/3
(12,000/39,850)
Tiger (P)
(初期/15,100)
Tiger (P) verstärkteketten
(7,970/17,750)
 

車両に関する変更履歴

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v0.6.6新規実装
v0.9.6HD化
v0.9.158,8 cm Kw.K. 36 L/56のAP弾の貫通力を132mmから145mmに増加
v0.9.17.18,8 cm Kw.K. 36 L/56のAPCR弾の貫通力を171mmから194mmに増加
初期/改良砲塔の防盾装甲厚を増加
改良砲塔のキューポラの装甲厚を95mmから125mmに増加
v1.9.07,5 cm Kw.K. 42 L/70の総弾数を106発から125発に変更
10,5 cm Kw.K. L/28の総弾数を58発から70発に変更
派生先車輌からTiger I・Ferdinandを削除
v1.11.1ビジュアルモデルを変更*1

解説

  • 概要
    v0.6.6で追加されたTier7のドイツ重戦車
    Tiger Iと競合したポルシェ社の試作重戦車である。
    一般に「Porsche Tiger(ポルシェティーガー)」、プレイヤーの間では略して「P虎」と呼ぶ事もある。
    前身から多数のパーツを引き継げる事と防御力の高さから乗り出しは楽な部類だが機動力に難を抱える。
     
  • 火力
    精度と貫通力に優れた8,8 cm Kw.K. 43 L/71が主力となるが、それ以外の砲は、貫通力または攻撃力不足に悩まされる。足が遅く側背面を狙うことの難しい本車両では、貫通力が低いと厳しい。
    幸い初期砲塔のままでも8,8 cm Kw.K. 43 L/71を搭載できる。
    だが流石に履帯の開発は必要である。まずは主砲と履帯を最優先で研究しよう。
    なおどの砲も俯角が-6°と稜線射撃はやや苦手。
    • 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
      前身のVK 30.01 (P)で開発可能な砲。精度は良いが単発火力が致命的に低く、ダメージはほとんど与えられない。10,5 cm Kw.K. L/28と同様、Tier7重戦車として戦力外になってしまうので、この状態では出撃してはいけない。
       
    • 8,8 cm Kw.K. 36 L/56
      同じく前身で開発可能なTiger (P)の史実砲。
      金に糸目をつけず課金弾のAPCRを多めに使用すればある程度は戦える。が、通常弾のAPは貫通力に難があり、APCRを用いても同格以上には厳しい戦いを強いられる。機動性の低さから側背面を取りづらい本車にとって低貫通は深刻な問題である。
      幸いDPMは最終砲を大きく上回っており、換装までは手数で押すことが出来なくもない。
       
    • 10,5 cm Kw.K. L/28
      間違ってもこの砲で出撃してはいけない。
      この砲はTier5相当の榴弾砲であり、薄い側背面を撃てるような機動力が無い本車ではほとんどダメージを与えることができない。
       
    • 8,8 cm Kw.K. 43 L/71
      Panther IIIndien-Panzerと互換性のある最終砲。
      初期砲塔でも搭載可能だが、積載量の問題から改良履帯か改良型装甲材が必須となる。
      上述の36 L/56に比べて単発火力が微増し、貫通力・精度もTier相応に強化される。
      しかし、火力の割に発射速度が遅く、同格重戦車よりも単発火力もDPMも劣っているため、単純なダメージ交換や接近戦は極めて苦手である。再装填の隙を突かれて密着されないよう注意したい。
      また、照準時間も口径の割には長く、中距離以遠では先手を取られがちになる。正しい距離感を保ちつつ、遮蔽物を駆使した有利な撃ち合いに持っていきたい。
       
  • 装甲
    スペック上はTiger Iに比べると圧倒的な装甲を持つが、正面からでも弱点が多く、また格上となれば厚い部分でさえ容易に撃ち抜かれてしまうため、敵対する相手の貫通力はなるべく把握しつつ弱点隠しに努めたい。
    Tiger Iには一歩及ばないが、耐久値はかなり高めに設定されている。
    • 砲塔
      以前はかなり脆かったがアップデートにより装甲厚が強化され、正面防楯部分は145~160mm程となった。また砲身の上下部は235mmあり同格以下にはほぼ貫通されない。
      ただし砲塔キューポラはTiger Iのものよりも大型で装甲が薄く、目立つ弱点となっている。車体左側を意識して隠すようにすると多少だがカバーできる。
      天板は25mmとかなり薄く、3倍ルールで貫通される危険性がある。
       
    • 車体
      垂直装甲とは言え車体正面は最大200mmと破格の厚さ。100mm程度の装甲のTiger Iとは別格である。
      相手に正面を向けた場合、実質的な装甲厚は覗き窓がある部分が205mm、車体正面中部の傾斜している部分は250mm程度となっている。
      車体上面天板部分は60mmだが傾斜がきつく、撃ち下ろされない限り強制跳弾角度。
      が、車体下部や切欠き部分は装甲が80mmと薄くなっており、傾斜込みでも120mm相当の分かりやすい弱点である。
      特に切り欠きは昼飯の角度を適当に取ると、「垂直にさらけ出す」事になる。
      障害物等で隠し切れない場合は、ヘタに角度を取らず真正面を向く事も考慮に入れる事。
       
      また側面はパーツ判定の占める範囲が大きく、被弾した場合はほぼ何らかのパーツに被害が及ぶ。
      固いのは「車体正面(下部除く)だけ」である事に留意し、決して過信しないように。
      なお車体正面の機銃口は弱点ではない(周辺同様200mm判定)
       
  • 機動性
    VK 30.01 (P)から重量が20t近く増えたにも関わらずエンジンは据え置きで、その為に加速は劣悪の一言。実質的な最高速度も30km/h程度しか発揮できない。
    少しの旋回や起伏でも大きく速度を削がれてしまう等、全体的に挙動がかなり鈍い。機動力に優れたTiger Iとは対照的と言える。砲塔・車体ともに旋回が遅く、側背面の薄さもあって接近戦を苦手とするのはTiger Iと共通。
    更に隠れた欠点として、軟弱地での接地抵抗が異常なまでに大きいというものがある。他の車輌以上に湿地帯に入る際に注意が必要。
    改良砲塔の旋回速度だけは、Tiger Iよりも5度高くなっているのは救い。
     
  • 総論
    機動力を代償に防御力を大幅強化した車両であるが、装甲の厚い部分は限定的。
    車体正面以外を撃たれない為にも、遮蔽物を用いて少しでも車体下部と砲塔を隠そう。
    幸い飛び出し撃ちがやりやすい形状である為、動きの鈍さを押してでもこれを活用したい。
    昼飯の角度で車体正面だけを障害物からわずかに乗り出し、敵にわざと撃たせて弾いてから反撃なども可能。
     
    運用においては足の遅さから距離調節や陣地転換が難しい点が最大の問題となる。
    単発火力とDPMの低さから、ターン制の撃ち合いもDPM勝負も不利になりやすい。”敵の後衛に弱点部位を狙撃されても必中しない程度の距離”で戦うと装甲を活かしやすいが、距離をとりすぎて最前線を充分に支援できぬまま味方が溶かされると、ろくに逃げる事もできず集中砲火を受ける結果になりやすい。いつでも(HPが減った車両と)最前線を交代できる程度の距離を保つこと。
    ポジショニングをよく考えて運用したい。
     

史実

格納


↑Tiger (P)


↑第653重戦車駆逐大隊仕様

1941年5月26日の陸軍兵器局との会議において、ヒトラーは機甲師団の先頭に立って突破口を開く役割を担う重突破戦車の開発を要求し、兵器局第6課はこの要求に基づいてポルシェ社とヘンシェル社に45t級重突破戦車VK.45.01の開発を命令した。
この車両は強力な火力と装甲を備え、路上最大速度は40km/hを発揮することとされた。

これに応じてヘンシェル社は、当時開発を進めていた36t級重戦車VK 36.01 (H)を拡大・発展させた45t級重戦車VK.45.01(H)の開発を進め、これが後にTigerとして制式採用されることになる。
一方ポルシェ社も、当時「タイプ100」の社内名称で開発を進めていた30t級重戦車VK 30.01 (P)をベースにこれを拡大することで45t級重戦車VK.45.01(P)を開発する方針を採り、「タイプ101」の社内名称を与えて開発作業を進めた。

1941年6月22日に開始されたソ連進攻作戦(バルバロッサ作戦)において、T-34中戦車やKV-1重戦車などの強力なソ連陸軍戦車にドイツ陸軍の主力であるIII号戦車IV号戦車が苦戦を強いられていたため、ヒトラーはVK.45.01の早急な実戦化を求めた。
特にヒトラーはポルシェ社のVK.45.01(P)に大きな期待を掛けていたため、まだ試作車が完成する前の1941年7月に早くも100両の生産を命令、ろくに試験もしないうちにすぐに量産が開始された。

しかし、事は順調には運ばなかった。
動力機構やサスペンションに問題が続出したため、実際にはVK.45.01(P)の第2号車体が完成したのは1942年6月のことで、同年9月の段階でもわずかに5両が完成したに過ぎなかった。

その上、1942年7月にツォッセンのクンマースドルフ車両試験場で行われたVK.45.01(P)の試験結果は散々だった。
この時は改良に3カ月の猶予が与えられたものの、改善はほとんど不可能だった。
このため1942年10月末、VK.45.01(P)にはさすがに見切りが付けられ制式化は見送られた。

この時までにVK.45.01(P)は10両の車体が完成し、その内8両には砲塔も搭載されていた。
さらに前述したような事情で量産が急がれたためVK.45.01(P)は90両分の製作部品がすでに用意されており、これは後に砲塔がヘンシェル社のティーガーI重戦車の砲塔として転用され、車体についてはFerdinandに改造されることになる。

因みに完成した内、少なくとも2両が大きな改修を受ける事なくティーガー用の砲塔(僅かに側面のビジョンブロックの位置が低い為別物と言われる事もある)を搭載し、第653重戦車駆逐大隊へ配備され、Ferdinand運用時の指揮戦車として使用された。

この2両が通称ポルシェティーガーと呼ばれる戦車である。

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1,アーカイブ2

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 パッチノートには記載なし