Tier6 ソ連 自走砲
↑ 122 mm Howitzer A-19
初期状態。
v0.9.19.1のHD化によりサイドスカートが空間装甲扱いになった*1他、砲の取り付け位置もかなり高くなった。
↑ 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931
最終状態。
スペック(v1.13.0)
車体
耐久値 | 300 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/12 |
重量(初期/最終)(t) | 21.78/22.01 |
実用出力重量比(hp/t) | 22.72 |
主砲旋回速度(°/s) | 18 |
視界範囲(m) | 260 |
本体価格(Cr) | 932,000 |
修理費(Cr) | |
ロール | 自走砲 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
122 mm Howitzer A-19 | 3.33 | HE | 30 | 500 | 2.75 | × | 0.76 | 5.5 | 480 | 26 | 608 | 2,340 | -4°/+44° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 | 2.93 | HE HE AP | 38 48 182 | 550 650 380 | 6.7 4 - | 6.6~11 × × | 0.75 | 5.7 | 455 487 546 | 26 | 810 970 920 | 2,363 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
M-5-400F | 440 | 20 | 410 |
---|---|---|---|
M-17L 1,400 r/min | 450 | 20 | 610 |
M-17T | 500 | 20 | 610 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
SU-8 | 21.8 | 20 | 5,160 |
---|---|---|---|
SU-8 Bis | 24.5 | 22 | 5,160 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10R | 360 | 100 |
---|---|---|
12RT | 625 | 110 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Gunner | 4 | Driver | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | Class2 | × | Class2 | × | × | ||||||
× | × | Class2 | × | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 8.21% | 1.11% |
移動時 | 4.1% | 0.55% |
派生車両
射界
射界 | 左5°/右12° |
---|
開発ツリー
122 mm Howitzer A-19 (初期/60,000) | ━ | 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 (6,600/64,830) | ━ | S-51 (62,200/1,400,000) |
10R (初期/3,660) | ━ | 12RT (5,600/33,600) | ||
M-5-400F (初期/10,000) | ━ | M-17L 1,400 r/min (200/10,770) | ━ | M-17T (850/13,460) |
SU-8 (初期/8,500) | ━ | SU-8 Bis (4,100/13,600) |
車両に関する変更履歴
v0.8.3 | 初期履帯の積載量20.8t→21.8t 初期履帯の対地形性能変更:硬-9%、普+12%、軟-9% 上位履帯の積載量22.3t→24.5t、旋回速度21°→20° 車体本体重量12,000kg→13,417kg 後退速度上限10km/h→12km/h 視界範囲390m→360m 耐久力310→260 |
v0.8.6 | 当たり判定を修正 |
v0.8.9 | SU-8サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を5%減少 SU-8-bis enhancedサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を6%減少 |
v0.9.7 | 視認範囲を 350m から 320m に調整 |
v0.9.18 | 全ての主砲のAPCR弾、HEAT弾を削除 SU-8サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を26%減少 SU-8 Bisサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を24%減少 122 mm Howitzer A-19の精度を0.84から0.76に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の精度を0.84から0.75に変更 122 mm Howitzer A-19の砲旋回時の拡散を14%減少 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の砲旋回時の拡散を23%減少 122 mm Howitzer A-19の装填時間を15秒から18秒に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の装填時間を27.5秒から20.5秒に変更 122 mm Howitzer A-19の照準時間を6秒から5.5秒に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の照準時間を7秒から5.7秒に変更 122 mm Howitzer A-19の通常弾の貫通を65mmから30mmに変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の通常弾の貫通を88mmから38mmに変更 122 mm Howitzer A-19の通常弾のダメージを530から500に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の通常弾のダメージを910から600に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931にスタン効果を追加 視認範囲を320mから260mに変更 |
v0.9.19.1 | 車輌モデルをHD化 |
v1.5.0 | 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の最小スタン時間を7.15秒から6.6秒に変更 |
v1.9.0 | 修理費用を10%ダウン 収益性を2%ダウン HPを270から300に変更 派生先車輌を変更 |
v1.13.0 | 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931に代替砲弾(HE)、戦術砲弾(AP)を追加 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の標準砲弾(HE)のダメージ値を600HPから550HPに変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の標準砲弾(HE)の爆発範囲を7mから6.7mに変更(記載なし) |
解説(v1.12.1以前)
- 火力
口径はSU-122Aから変化しないが、互換性はなく一から開発しなければならない。
重量は後期砲にすると23kg重くなるが、砲の換装だけならギリギリ搭載可能である。ただしその場合、エンジンや無線機、拡張パーツを諦めなければならないので、履帯を先に開発することも検討したい。- 122 mm Howitzer A-19
初期砲。DPMは見劣りしないが、威力が低い、爆発範囲が狭い、スタン効果が無い、精度が悪い、122mm砲で唯一モジュールダメージが低い、弾道が低い、と良い所があまり無い。
早急に後期砲を開発しよう。 - 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931
最終砲。SU-122Aの同口径砲と比較した場合、改善点として特筆すべき点に照準時間・総弾数・発射速度がある。特に照準時間は1秒以上も短縮した上、発射速度が威力600に対して2.93とバランスよく強化されており、実用面で見ても時間あたりのダメージ量が飛躍的に向上している。
ただし、相変わらずレティクルは絞り切っても異様に広く、同格で最も悪い精度もそのまま。SU-122Aほどでないにしろ気持ち悪いほど弾が逸れていくケースも多い。また、上の図にあるように射界がかなり右に寄っており、左側へはほとんど砲を旋回することができない欠点もある。
直撃できればそれに越した事はないが、至近弾でもそこそこモジュール被害やスタンを与えられるので、発射速度を生かしてスタン効果を撒くとよい。密集する激戦区を有効射程に収め、HPを削り取りつつ継続的にスタンとモジュール被害を与え、修理・救急キットを消耗させる事ができれば最高だ。
射程距離に関して、低弾道長射程の砲ではあるが、800m以遠になると特に精度の悪さが顕著になる*2。レティクルの楕円はきつくなるが、550m-650m程度の方が命中率自体は安定するため、射線の通りやすいマップではこの辺りも勘案してポジションを決めていきたい。
なお、発射速度が上がった影響で弾薬費が嵩みやすい点には注意。何の被害も与えていない無駄弾を連発すると赤字になってしまうので注意しよう。
- 122 mm Howitzer A-19
- 装甲
例に漏れず脆弱。発見=撃破である。
隠蔽率が劣悪な上、車体が大型化した影響で遠距離からでも見つかりやすくなっており、たとえ距離があっても遮蔽物のない平野を進む事は自殺行為である。後述する機動性も強化されているので、危険を冒すより安全なルートを選ぼう。
- 機動性
前身からのもう一つの改善点で、鈍重そうな見た目に反して速力が高く、平地では45km/h程度の高速で走行可能。陣地転換も驚くほど軽快に行える。大胆な陣地転換も視野に入れてポジションを選ぶと良いだろう。
速度が出る一方、旋回速度はSU-122Aより更に悪化しており、方向転換はかなり遅い。何も考えずに移動すると攻撃へ移行する際に手間取る事になるので、ポジション取りは攻撃方向を考慮して進めよう。
なお最終エンジン自体は重戦車ルートのT-28や軽戦車ルートのBT-7と、早いTierから研究できる。折角流用できるのだから乗り出しから搭載したい所だが、初期履帯では積載量が不足しているため、フリー経験値の使用を検討したい。
- その他
前述した通りエンジンが他ルートから流用でき、無線機も前身SU-122Aから引き継げる。
しかし搭乗員は砲手と装填手がそれぞれ2名に増えて一気に大所帯となり、無課金で新たに乗員を雇った場合は収束や発射速度が大幅に落ちてしまう。前身から1名だけでも引き継ぐか、残っているならばSU-5の予備装填手*3だけでも引き継げばある程度ペナルティを抑えられるが、乗員が全員育つまでは歯がゆい思いをする事になるだろう。
- 総論
精度や隠蔽率といった欠点は抱えるものの、高威力の砲を高い発射速度で撃てるため火力は十分である。加えて高い機動力によって積極的な陣地転換が可能で生存性も高い。
よく似た方向性を持つ同格自走砲のM44と比べると、誤差程度の火力と引き換えに様々な性能で見劣りするが、それでもTier6自走砲としては十分な性能を持つ。精度の低さを補うために思い切って敵に近い距離を取りに行くなど、機動力を活かして戦うことで戦果を上げることが出来るだろう。
史実
ゲーム中に登場する本車SU-8は、T-28の車体をベースにエンジンを中央に移動し、122mm砲あるいは152mm砲を搭載しているが、史実における制式名称SU-8は、同じT-28の車体を使用してはいるものの、搭載しているのは1931年型76.2mm高射砲である。この車両は制式採用はされず、試作車が製作されたのみであった。
またゲームに登場する車両と似たものとして、T-28の車体に152mm mortar mod.1931(SU-5に搭載されたものと同一と思われる)や、SU-14に搭載された152mm BR-2の前身である152mm B-10を搭載する車両(こちらは沿岸砲兵の自走化として海軍が発案した)が計画されたが、いずれも量産には至っていない。
参考サイト
http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A2-28
T-28のロシア語版wiki。
中ほどの「Машины, созданные на базе Т-28」という派生型の項目にSU-8や試作自走砲の情報が掲載されている。またSU-14についても簡単に言及されている。
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