Tier 8 アメリカ 中戦車(配布戦車)/ 略称:T25 Pilot 1 / 読み:T25 パイロット ナンバー1 
砲身にマズルブレーキがなく、76mm砲のように見えるが、一応90mm砲である。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 1,450 |
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車体装甲厚(mm) | 76/51/38 |
最高速度(前/後)(km/h) | 55/20 |
初期重量(t) | 37.34 |
実用出力重量比(hp/t) | 14.20 |
本体価格 | 6,700G相当 |
修理費(Cr) | 約9,000 |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
90 mm Gun T7 | 7.69 | AP APCR HE | 192 243 45 | 240 240 320 | 1,846 | 0.36 | 2 | 853 1,021 823 | 50 | 255 4,400 255 | 975 | -10°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T25 Pilot Number 1 | 76/64/64 | 45 | 390 | 7,900 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Ford GAN No. 17 | 530 | 20 | 569 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T25 Pilot Number 1 | 40 | 43 | 8,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 528AM | 745 | 91 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Driver | 3 | Gunner | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
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拡張パーツ
![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ○ | ![]() | ○ | ![]() | Class1 | ![]() | Class2 | ![]() | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 13.51% | 3.38% |
移動時 | 10.09% | 2.52% |
車両に関する変更履歴
v0.9.14 | スーパーテスト用に追加 |
v0.9.17.1 | 実装 |
解説 
- 概要
v0.9.17.1で追加されたTier8のアメリカ配布中戦車。
2017/03/12~27のミッション達成報酬として配布された。
T23をベースに90mm砲を搭載し、装甲を強化した試作車両である。
マッチング優遇は無し。 - 火力
- 90 mm Gun T7
T25の史実砲。
基本的にはM26 Pershingの90mm砲と同程度の性能だが、発射速度・精度・照準時間に優れる。
反面、課金弾APCRの貫通力は243mmとやや低い。
重装甲車両への対処力はPershingに劣るので、弱点への精密射撃や立ち回りで補っていこう。
アメリカ戦車の例に漏れず俯角は-10°と優秀。
照準拡散もTier8MTとしては破格の少なさで極めて良好である。
稜線射撃や飛び出し撃ちの際に照準に時間をかけなくて済む点は、装甲に頼れない本車にとって非常にありがたい。
ただしT20の90mm砲と同様に弾速がやや遅く、通常弾で中~遠距離の狙撃をするには向かない。
- 90 mm Gun T7
- 装甲
Tier7中戦車T23E3の防盾を分厚くした、或いはTier8中戦車Pershingを薄くしたといった趣。
全体的に頼りない装甲だが、防楯だけは同格以下の攻撃をそれなりの確率で防ぎうる厚さがある。ハルダウンで車体装甲の薄さを補おう。
燃料タンク大破による火災が頻繁に発生するため、消火器は必須。- 砲塔
カタログ値は正面76mmだが、203.2mm厚を誇る面積の広い防盾が張られており、ハルダウンを行えば一定の防御力が期待できる。
とはいえ、このティア帯では200mmを超える貫通を持つ戦車が珍しくないため、何発かに1回防げれば良い方。
また、格上車両や同格以上の駆逐戦車相手にはほぼ通用しない。
ほっぺ(防盾横の本装甲)や2つあるキューポラは76.2mm~38.1mmしかないため、傾斜を込めても100mm~160mm程にしかならない。格下相手でもじっくり狙われれば貫通は免れないだろう。また、防盾を避けて榴弾を撃たれた場合にも大ダメージになりやすい。 - 車体
正面は上部ですら76.2mm+傾斜で100mm程度。このTierでは榴弾の貫通を防ぐくらいにしか役立たないペラッペラ装甲なので、車体はなるべく晒さず、被弾を避けるように心掛けよう。
側面前部は50.8mm、側面後部に至っては背面と同じ38.1mmしかない。
真横や背後から大口径榴弾砲で撃たれるとHEも貫通しかねないため、充分な警戒が必要。
また、車体は撃たれると高確率で弾薬庫が損傷することにも注意したい。
- 砲塔
- 機動性
最高速度がそこそこ高く、加速力は鈍めだが、陣地転換時には目に見えて差が出るだろう。
Pershingと比べた場合、出力重量比で劣るが履帯の接地抵抗はかなり優秀。相殺されて加速力はおおむね同程度となる。車体旋回は若干下回るが、砲塔旋回はこちらが上。
全体的にややもっさり感が否めないが、Pershingと同様、中戦車に必要な機動性は確保されていると言えるだろう。
- 総論
Pershingの性能を一部上げて一部下げたといったところである。また、非常にM46 Patton KRに似た車両でもある。
総じてアメリカTier8中戦車に相応の性能と言えるが、突出した強みとなる部分が無く、派手な活躍とは無縁の車両である。常に戦場全体を見ながら裏方として地味に立ち回ろう。
通常弾貫通が高くないのでAPCRは多めに使用することになるが、Tier8中戦車としては比較的修理費が安く、運用負担はさほどでもない。
史実 
T25はT23をベースにした試作車両である。
同時開発されていたT25とT26は、T26が重戦車とされたのに対し、T25は中戦車に区分された。
T25中戦車は、T25とT25E1の二種類が計40両製造された。
車体はT23をベースにし、新設計の砲塔と90mm砲を搭載した。
T25は水平渦巻きスプリングサスペンションが使用され、T25E1にはトーションバーサスペンションが採用されていた。
T25中戦車はT26重戦車を補う為の戦力として設計されており、武装は同じ90mm砲だったが、装甲厚を減じて機動性を重視していた。
いざ配備に向けて開発が進んでいたT25とT26だったが、量産配備は全く進まなかった。
というのも陸軍地上軍管理本部(AGF)は「ドイツのTigerは数が少なく、既存の75mm砲のM4 Shermanで戦力は十分」という保守的な主張をし、T25やT26などの新型戦車の配備を遅滞させていたのである。
さらに数の多いPantherにすらM4 Shermanが圧倒されている事を報告されているにも関わらず、AGFは新型のT25戦車に75mm砲や76mm砲を搭載するように頑なに要求するという酷い有様であった。
上層部が前線を無視した方針を取り続けた結果、かの有名な「タイガー恐怖症(タイガー・フォビア)」が蔓延し、数多くの戦車兵が無謀な戦いで犠牲になってしまった。
そして、TigerやPantherに対抗可能な重戦車を前線が再三要求した結果、ようやくアメリカ陸軍はT26E3をM26 Pershingとして制式採用したのであった。
逆にM26よりも装甲の薄いT25中戦車は需要が無くなってしまい、試作車両のみで開発は中止されてしまった。
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