:コメント/レーティングあれこれ/ログ

Last-modified: 2024-05-02 (木) 19:46:39
  • レーティングの話なのでG1昇格の話(レースレーティングなど)も加筆あるといいかもしれません! -- 2022-08-31 (水) 22:52:16
    • ですね!正直需要の実態がよくわからずに迷っていたのでアドバイス助かります…… -- 2022-08-31 (水) 23:12:07
  • ウワーッ!またまた為になるページが出来てるー! -- 2022-09-01 (木) 03:08:13
  • 流石に2004年以前のレースレーティングを文献から集めるのは難儀そうですね、当時は非国際GⅠが多かったので意義も薄いですし……ジャパンカップは一貫してかなり潤沢なレースレーティングを擁してそうなので一度まとめてみたい気もありますが(例えば1997年は124.75であの三冠馬決戦を超えるみたいです*1) -- 2022-09-03 (土) 22:38:36
    • 2001年までならサイトにレーティングが転がってるので手動計算で求められますよ!ただ100以下は載ってなかったり海外馬が載ってなかったりしますけど… -- 2022-09-04 (日) 10:07:34
  • 手計算でやり遂げた私!お疲れ様です……2004年ランキングですとトータルインパクトさんは117ポンド、ケープオブグッドホープさんは115ポンドみたいですね、タイガーテイルさんはわかんねです*2 -- 2022-09-04 (日) 10:44:01
  • トータルインパクトさんとケープオブグッドホープさんは反映しておきました!フンギャロだとタイガーテイルさんは香港Cで111(50.5kg)もらってますね -- 2022-09-04 (日) 12:46:47
  • フライトラインさんがいきなりレーディングぶっ壊してきましたね...143て... -- 2022-09-04 (日) 21:39:50
  • フライトラインさんはここまで破壊的な勝ち方だと、プレレーティングなどよりもこれまでの歴史的名馬との比較のほうが重要になりますね……タイムフォーム社では最大値に4迫る143、レーシングポスト紙では最大値に3迫る140という暫定評価になっており(ともにフランケルさんが最大値)、公式レーティングも歴史的なものが期待できそうです -- 2022-09-04 (日) 21:54:41
  • 次のIFHAのレーティング発表予定日は9/15みたいですね…バーイードさんもフライトラインさんもかなりぶっとんだ数値になりそうですね -- 2022-09-06 (火) 11:01:58
  • 公式に発表されるまでの余興として参考までに付記すると、現時点でタイムフォームのフライトラインさん=143タイムフォームのバーイードさん=137レーポスのフライトラインさん=140レーポスのバーイードさん=138BHAのバーイードさん=135といった速報値が発表されています バーイードさんは2着に破ったミシュリフさん(122*3)を基準にすると単純着差+2ポンド程度のおまけ*4で135が得られますね、フライトラインさんは民間団体の高評価を見る限り、欧州の代表馬バーイードさんやダート部門の天井シガーさん(135)の評価を上回りそうなふいんきがあります -- 2022-09-06 (火) 13:08:24
  • 公式発表がありましたねバーイードさん135でフライトラインさん139でした!135辺りで揃えてくるかと思いましたがかなり高い数値出しましたね… -- 2022-09-16 (金) 00:50:10
  • NARCレーティングでは135でしたし、公式レーティングはフライトラインさんを特に高評価しましたね
    アメリカは馬場や参入時期等の理由からランキングに傑出レーティングが少ないのもある程度仕方のない面がありましたが、欧米の歴代最高値の差がわずか1ポンドになるという強気の査定が今年下されたことで、より意義の深い世界ランキングが実現したのではないでしょうか(まあまだ暫定ですが) -- 2022-09-16 (金) 09:32:22
  • これまで本ページでの距離と着差の関係は少しうやむやにしている面がありましたが、ひとまず新しく具体的な表を作って紹介を試みてみました
    やっぱりレーティングの解説は色々ややこしくて難しいですね…… -- 2022-09-22 (木) 02:23:44
  • プレレーティング120台の方が出走予定に登場するといかにもGⅠシーズン!って感じですね、楽しみです -- 2022-10-16 (日) 18:07:27
  • フライトラインは今日の圧勝見ると140付きそうですね -- 2022-11-06 (日) 09:10:37
  • そうですね……ただし、1馬身=1.5ポンド*5とすれば、BCクラシックでフライトラインさんが付けた着差の8馬身1/4差は約13ポンド相当になります。オリンピアードさんのプレレーティングが120*6または121ポンド*7で、また後続もテイバさん=122ポンド、リッチストライクさん=119ポンドと紐荒れ模様なので、単純着差および2着以下の基準馬を重視する考えですと、意外と高い値を付けにくいのは少々ネックですね
    もともとフライトラインさんの暫定レーティング139ポンドがすでにダート全体で図抜けていて*8、これがハンデキャッパーさんたちの間で気にされた場合はこの評価を上積みしづらい可能性もあります
    とはいえ、アメリカンファラオさんの6馬身1/2が14ポンドに換算された例もありますし、優勝馬へのおまけを通じて140ポンド以上の評価が与えられてもおかしくないと思います。また、年間成績全体の評価に基づいて、パシフィッククラシックの破壊的勝利の方を上方修正することで140ポンド以上の評価を与えることも考えられますね -- 2022-11-06 (日) 09:46:53
  • 139で止められた前走が再評価もあり得るんですね -- 2022-11-06 (日) 09:58:55
  • 今年のパシフィッククラシックは、本来どの後続馬を基準に設定しても1着フライトラインさんの評価が140ポンド以上に到達するはずの圧倒的内容ですからね……同馬が米国最強の立場をさらに補強したことで、同レースの評価が上方修正されるということは充分あり得ると思います*9。もちろんBCクラシックも明らかに着差以上の圧勝なので、両レースともに甲乙つけがたい場合は「パシフィッククラシック1着=BCクラシック1着=140ポンド(以上)」という査定にする選択肢もあるはずです
    ともあれ、公式レーティングで「芝史上最高馬」と「ダート史上最高馬」の力量関係がどう判断されるのか注目ですね -- 2022-11-06 (日) 13:43:13
  • 2000mの1馬身差は割とどこでも2でレーティングつくことが多いんで130後半位は出ると思いますね
    それと緩めてゴールした場合とかメンツ的な評価のプラスもあるので年末のFRRを出す時にパシフィッククラシックを140にして調整が1番あるとこだと思います -- 2022-11-07 (月) 18:09:37
  • フライトラインさん、タイムフォームの評価*10は「パシフィッククラシック1着(143)>BCクラシック1着(136)」、レーポスの評価も「パシフィッククラシック1着(140)>BCクラシック1着(138)」ですので、どうやら英国の両社によるレーティングは地元馬フランケルさんという最上の基準を上回りそうではないですね
    タイムフォームはなかなか厳格なのでBCの渋い査定もある程度はさもありなんといったところですが、レーポスについては前走のパシフィッククラシック圧勝と評価を並べてくるかなと予想していたので、この2ポンド分下がった査定は個人的に少々意外でした*11
    閑話休題、肝心の公式レーティングは、上述の非公式レーティングよりも「フランケルとフライトラインとが発揮した力量は近い」とする立場を取っており、NARCでもBCを踏まえてフライトラインさんの評価は138.0から138.3へと若干上がりました……果たして木曜日に中間発表される公式の世界ランキングはどうなるでしょうか*12 -- 2022-11-08 (火) 21:52:00
  • NARCのフライトラインのI区分レーティングが140に上がってますね!いよいよ明日が発表の日です…楽しみですね -- 2022-11-09 (水) 23:29:52
  • 発表来ましたね!
    フライトラインさんは139ポンドで据え置きなので、少なくともBCクラシック1着は暫定139ポンド以下*13……パシフィッククラシック1着の評価は国際ハンデキャッパー会議への宿題といったところでしょうか。また、イクイノックスさんのJRAレーティング124ポンドが外国のハンデキャッパーさんとのすり合わせで123ポンドになったようですね -- 2022-11-10 (木) 22:19:12
  • 「先週・今後の重賞プレレーティング 」におけるジャパンカップ出走予定の海外馬が保持するプレレーティングの主要な出典はレーポスですかね……? フランケルさんのページが分かりやすいですが、レーポスが提供する「OR」はプレレーティングみたいなものですので、このデータを素直に競走名とあわせて引用することはできないと思います
    あくまで現時点の私見ですし、正式な数値はJRAが発表するまでわかりませんが、オネストさんは愛チャンピオンS2着で121I*14グランドグローリーさんは凱旋門賞5着で116L*15、ブルームさんはハードウィックS1着で118L*16、シムカミルさんはパリ大賞2着で116L*17……といったところだと思います -- 2022-11-14 (月) 18:04:55
  • 調査不足でした…ありがとうございます! -- 2022-11-15 (火) 09:31:46
  • レーティング事情を個人で把握するのはやはり難しいですからお互い様です……
    テュネスさんはドイツ語よくわかんねなのであまり自信がないのですが、ドイッチャーガロップの競走成績ハンデキャッパーさんの記事ではゲネラルアウスグライヒ100.0kg(IFHAの120ポンドに相当)という評価がなされているので、これがJRAに通用すればプレレーティングは120L……になるでしょうか -- 2022-11-15 (火) 15:53:43
  • プレレーティングの情報は大元のページにあるほうが便利な気もします……ここの/チラ裏のようにincludeプラグインで埋め込むのはどうでしょう? -- 2022-11-17 (木) 00:49:02
  • とあるところでダート競走Jpn格付要綱について記事を書いた者です。レーティングについてよくまとまっていおり、参考にさせて頂きたいほどです。
    「ダートグレード競走(Jpn)について」で1つ気になりましたが、現在の猶予規定は”降格の査定時のみ”に適用されるため、昇格には適用されないことを注意して頂ければと思います。
    今後ともよろしくお願い致します。 -- 2022-11-21 (月) 15:08:53
  • よく見ると香港国際競走のレイパパレさんのHKJCレーティングが大阪杯2着=113ポンドよりも低くなってますね…
    あくまでJRA以外の発表なので判然としたことは言えませんが*18香港スプリントの時点で下方修正が行われた昨年の高松宮記念と同様に、今年の大阪杯のレーティングは下方修正される方向性で固まった可能性がありますね…… -- 2022-11-25 (金) 08:42:23
  • ダートレーティング競走増加の流れでどうやってレーティング増えていくかを確認できそうなんでめちゃくちゃ楽しみですね -- 2022-11-28 (月) 17:18:23
  • 国内ダート路線はほんとに大型アップデートですね…! そこそこ先の話になりそうですが全ダートグレード競走の国際競走化を目指すのは熱いです -- 2022-11-28 (月) 22:06:53
  • BHAで2歳ランキングの方がちょっと先に公開されましたね! (まあフランスギャロハンデキャッパーブログで1か月前に発表されているものですが) プレスリリースによると公式ハンデキャッパーのバードさんは今年のスター候補としてロードカナロアさん×ウィンターさんのビギニングスさんを推しているようで興味深いです -- 2023-01-17 (火) 20:18:43
  • ついに140到達しましたか… -- 2023-01-17 (火) 23:46:02
  • 世界ランキング出ましたね! フライトラインさん140↑! アメリカの歴代で見ると魔王や三冠馬を置き去りにするそこそこの外れ値になってますが、いずれにせよ140という値の意義が「芝の満点」から「芝・ダートの満点」へと変容したのは感慨深いです、彼のお蔭でこれから135~139台のレーティングを北米調教馬に与えるにあたっての心理的障壁も少し下がったかもしれませんね!
    新規の評価は、ロマンチックウォリアーさんが香港カップ+ジョッキークラブカップ?圧勝でグレイさんの意見通り香港距離区分I史上最高タイの124、イクイノックスさんが有馬記念圧勝でJRAの意見通り現役馬中世界最高タイ+日本調教3歳馬史上最高タイの126、またヴェラアズールさんもJRAの意見通り123、なんとセリフォスさんはさらに上がって国内マイルGⅠ史上最高タイの122↑*19で確定していますね、その他主な変更点*20は「愛チャンピオンS1着&2着の評価を上げて同1着を天皇賞(秋)1着と同等にする」「クイーンアンS1着&2着の評価を上げて同1着をメトロポリタンH1着と同等にする」という感じでしょうか -- 2023-01-17 (火) 23:56:47
  • JRAリニンサンの競走馬情報がいつのまにか(今更かもしれませんが)ものすごくアップグレードされてますね、まさか重賞の5着以下や海外レースの入線によるレーティングまで網羅的に提供してくれるとは……地元馬のデータという点ではもはやBHAやHKJCの手厚さを越えてますね(例:タイトルホルダーさん) -- 2023-01-20 (金) 11:21:55
  • フライトライン、もしも全力で走って大差つけていたら141とかも有り得たのだろうか -- 2023-01-22 (日) 22:29:57
  • どうでしょうね、そもそも公式ハンデキャッパーさんは圧勝を評価するにあたっては余力も考慮しますし……仮にフライトラインさんの全力が発揮されてさらに視覚的に壮大な勝利が達成されたとしても、いずれにせよ歴代の他馬との比較を強く重視して、北米ダート史上断トツの「満点」かつ欧州芝馬フランケルさんと並ぶ「競走馬の基準」として同じ140ポンドを与えていた、と見なすのが建前上穏当な感じはありますが……もしも、例えばブリーダーズカップクラシックで闘魂注入されたフライトラインさんが完璧に立ち回ったあのオリンピアードさん(プレ120)に対して14馬身(21ポンド*21)以上の差を付けたりしていれば、あるいは140ポンド超過という究極的な判断まであったかもしれませんね
    ともあれ、世界ランキングについてはまだ1月29日のグリーンチャンネル「ALL IN LINE」や『優駿』2023年3月号といった媒体が控えているので、これから公式ハンデキャッパーさんが語る内容に大いに注目ですね! -- 2023-01-23 (月) 12:11:29
  • パシフィッククラシックでカントリーグラマーに19.25馬身付けてるのに140にしてるんでやっぱりカンストだと思いますけどね…あれフライトライン以外の馬どれをレーティング基準にしても150以上付きますし -- 2023-01-23 (月) 20:07:53
  • あくまで私見ですが私もそんなところだと思いますね、まああの140ポンド自体は2着馬カントリーグラマーさんのかつての2020年トラヴァーズステークス5着*22という大崩れ時のレーティングを基準に算出したなどの線も無いではないですが……やはり140ポンドは上限値として重要ということでしょうね(もし今後フランケルさんやフライトラインさんを上回る凄みを持つおうまさんが出てきたときどうするのかは気になりますが) -- 2023-01-23 (月) 20:35:28
  • 「最高レーティングいろいろ&歴代ランキング」のダート各距離区分最高値の件ですが、距離区分Sは1999年フォレストヒルズH1着*23のアータックスさん(130)、距離区分Mは1996年のシガーさん(135)の方がたぶん適切ですね……異議などのある場合はその旨ご返事お願いします…… -- 2023-01-27 (金) 19:35:49
  • サウジカップすごい日本馬の活躍ですね!レーティング的に行くとダート路線のレーティングを高く付けやすくなったりするんですかね? -- 2023-02-26 (日) 03:23:53
  • ですね! あくまで私見ですが、少なくともパンサラッサさんたちの活躍は、遠征馬たち自身の評価はもちろんとして、国内ダート路線を走る他馬たちの評価にも好影響をもたらすと思います
    第一に、ダート国際G1におけるパンサラッサさんたちの好走実績が日本ダート路線全体の保持する「国際競争力」を宣伝することになり、その結果として今後の国内ダート馬に対して傑出した国際評価を与えることへの反発が少なくなる*24ことが想定できますし、第二に、パンサラッサさんの記録したレーティングが今後の国内ダート馬の一種の「評価基準」となり、その結果として国内ダート馬全体のレーティング水準がいくらか引きあがる*25ことも想定できるからです……まあこの辺りは人によって様々な意見があると思いますが -- 2023-02-26 (日) 10:42:15
  • JPNにレーティングつけやすくなるんですね! Jpn撤廃が進めやすくなる…国際Lと国際G3相当のレーティングをそもそも持ってるJBC2歳優駿が一番撤廃しやすそうですね -- 2023-03-10 (金) 04:04:01
  • モスターダフ121は上げすぎな気する。ちぎった2着以降ろくに実績ないもん・・ -- 2023-03-11 (土) 00:28:33
  • ネオムターフカップのモスターダフさんは、2着馬ドバイフューチャーさん(113ポンド)に7馬身(約12ポンド)差、3着馬フライングビジットさん(106ポンド)に12馬身3/4(約22ポンド)差という傑出レーティング馬かくあるべしといった圧勝を見せているので、このサウジアラビアのG3競走という舞台で2着以下がどれほど凡走したか、という点で判断が分かれるところでしょうね……なお、昨2022年のモスターダフさん(116)の暫定レーティングが118→117→116→115→117と推移しているように、BHAはお馬さんのレーティングを柔軟に変えていく傾向がありますので、もちろんこの暫定評価121ポンドも今後修正されていく可能性は充分あります*26
    また、これはモスターダフさんに限った話ではありませんが、先の香港国際競走で外国馬を蹴散らした三雄が世界の中心と目されたこともあって、確かに芝勢の評価がダート勢よりも全体的に高くなっている感はありますね*27、まあ日本国内のダート路線はこれでもサウジカップのおかげで「3月上旬時点でレーティング116以上が7頭いる」という空前のハイレベル状態ですが…… -- 2023-03-11 (土) 08:45:02
  • スコットランドヤードさん(JCSA発表で119もIHFA発表では116未満)やコミッショナーキングさん(JCSA発表で114もデルマソトガケさんのレーティング106から行くと110程度)のレーティングを見ると、JCSA発表のレーティングは必ずしも公式レーティングとイコールとは限らないようですね -- 2023-03-16 (木) 23:49:54
  • サウジカップ出走当時のスコットランドヤードさんのプレレーティングは世界ランキング掲載馬に交じっての119ポンドでしたし、今年のアルクオーツスプリントに臨むサウジ調教馬ラーエドさんのERAにおけるプレレーティングが113ポンドであるように、一応JCSAのレーティングは公式レーティング制度と整合していると考えられるはずなんですが、今回中間発表の基準となった117ポンド以上などの国際的な高評価になると、流石に諸外国のハンデキャッパーさんからダメ出しが多いのかもしれませんね*28 おなじみのJRAレーティングが国際的にほとんど物言いされない*29ので感覚がずれてしまうところですが…… -- 2023-03-17 (金) 09:53:54
  • 今日のドバイミーティングは圧勝したデルマソトガケさんを始めとするUAEダービーの上位独占、イクイノックスさんのシーマクラシックでのノーステッキ持ったまま圧勝、突き抜けたウシュバテソーロさんのワールドカップ勝利など芝ダート両方でレーティング的にも楽しいトピックが沢山です!特にUAEダービーは間接的にJDDや全日本2歳優駿のレーティングを上昇させたり、ワールドカップは国内ダート古馬レースのレーティングを上昇させるといった影響がありそうです! -- 2023-03-26 (日) 02:13:42
  • ですね! また世界的な観点で言えば、あのイクイノックスさんは再度の距離区分Lチャンピオン、ひいては世界チャンピオンまでありえそうです!(もっとも当該ドバイシーマクラシック2着馬ウエストオーバーさんと3着馬ザグレイさんが何ポンド相当のパフォーマンスを見せたのかは難しいところですが……)
    加えて、今週は国内でも日経賞のタイトルホルダーさんが着差的に120ポンド台クラスでしたし、世界ランキングの中間発表は次回もアジア勢が席巻することになりそうな感じですね…… -- 2023-03-26 (日) 02:53:11
  • イクイノックスさんはレーポスだと126(有馬記念1着)から129に上積みされましたね! 着差の3馬身1/2は10ポンド分(約6馬身1/2に相当*30)に換算されており、2着以下はウエストオーバーさん*31をはじめほとんどが凡走した扱いですが、3着馬ザグレイさんはここで1ポンド分自己最高評価を更新した形になっています -- 2023-03-27 (月) 09:56:28
  • 同じくレーシングポストではデルマソトガケさん121(!!!!!!)、ウシュバテソーロさん124となっています -- 2023-03-27 (月) 11:59:40
  • レーポス→IHFAの換算考えたらデルマソトカゲ110代後半あるんじゃないかって数字でビビりますね去年の孫で110ぴったりなんでさすがに115超えることないとは思いますが…イクイノックスはプレレーティング113のザグレイが3着+緩めに緩めたのもあって着差依存だと124くらいが限界で勝ち馬ボーナス的なのがどこまでつくかです 個人的には緩めた+1~2レコード1秒更新+2とかで128位まではついてもおかしくないと思ってますがはてさて -- 2023-03-27 (月) 17:55:50
    • 昨2022年の孫(116)はUAEダービーだとプレレーティング98のサマーイズトゥモローさん(105)が相手のパフォーマンスだったので下振れ値と見なしても良い感じはします まあ流石にドルチェモアさん(116)以上という展望は期待し過ぎですかね……
      イクイノックスさんは私個人の心象的にはジャスタウェイさん(130)、リスグラシューさん(126)に並べて130ポンドでも良さそうな気もしますが、やっぱり2・3着馬のパフォーマンス評価と最後歩いて縮まった着差の見積もりで判断が分かれそうなところなので予想が難しいですね……もし126→128ポンドのステップアップならまたもやエルちゃん(1998年ジャパンカップ1着→1999年サンクルー大賞1着)とダブることになりそうです -- 2023-03-27 (月) 18:33:07
  • デルマソトガケさんが貰ったレーポスの121といえばUAEダービーではあのメンデルスゾーンさんの1ポンド落ちという最上級の数字ですね!*32 公式レーティングでも、デルマソトガケさんはメンデルスゾーンさん(119)に近い力量を持っていると見なされた場合、ドルチェモアさん(116)を上回ってダート馬ながら暫定日本3歳チャンピオンに輝く線がありそうです! また、サウジカップ1着馬パンサラッサさんに並ぶ評価を受けたウシュバテソーロさんの124もドバイワールドカップでは水準以上の数字なので、彼らは双方ともに優れた評価を受けていると言えますね! -- 2023-03-27 (月) 18:02:39
  • タイムフォームのレーティングはイクイノックスさんに2ポンド上積みの132ポンド! 公式サイトで調教国別の1位が提示されている2014年以降*33の日本調教馬の中ではモーリスさん、孫のエピファの2頭に並ぶ最高評価ですね! -- 2023-03-27 (月) 20:10:09
    • しれっとタイトルホルダーがタイムフォームで129を貰ってますね -- 2023-03-28 (火) 07:44:30
      • タイトルホルダーさんのタイムフォームレーティング129は昨2022年に記録した値ですね 日経賞の勝利を受けて先ほど130への上積みが発表されています -- 2023-03-28 (火) 09:12:24
  • タイトルホルダーさんが昨2022年宝塚記念1着のパフォーマンスを再現した日経賞1着(124)、おそらく国内GⅡ優勝における歴代最高レーティングが来ましたね……! 不良馬場での傑出パフォーマンスだったので着差の見積もりが小さめになる可能性を少し考慮していましたが杞憂だったようです -- 2023-03-30 (木) 18:23:21
  • マンダリンヒーローがサンタアニタダービー2着なのでちほーのレーティング上がりませんかね? -- 2023-04-09 (日) 08:41:14
    • NARCリニンサン曰く1着のPractical Move:111,3着Skinner:101,4着National Treasure:106が恐らくプレレーティングなんで115つくとは思えませんね…あって110-112位のレンジじゃないでしょうか -- 2023-04-13 (木) 15:28:01
      • マンダリンヒーローさん自身のレーティングはまだ世界ランキング掲載(115ポンド以上)に及ばない程度でしょうね、それに関しては今後続戦する予定と報じられている手強い大舞台でどこまで自己最高パフォーマンスを更新できるかですが……とはいえ、この米国GⅠ2着という前例が出来ただけでもNARレーティング担当者さんたちがちほー馬全体に対して(例え115ポンド以上ではないにせよ)より高水準のレーティングを与えやすくなった面はあるのではないかと思いますけどね -- 2023-04-13 (木) 18:27:22
  • いやはや凄い時代になりましたね……アメリカだけでなくサウジやドバイのダートでも日本調教馬の活躍がここのところ急増していますし、とりあえずダートグレード競走の国際化を行うためにも必要なレーティング水準の向上については十分有効な根拠があると言える……と思いますね -- 2023-04-09 (日) 09:06:06
  • ロンジンランキング発表来ましたね!日本馬のトピックをまとめると
    ・イクイノックスさん129で暫定世界1位!
    ・ウシュバテソーロさん122でダートでは暫定世界1位!
    ・デルマソトガケさん118で3歳馬では暫定世界1位&日本の3歳ダート馬歴代1位タイ!
    ・タイトルホルダーさん124がそのまま認められる
    ・ダノンベルーガさん119を維持
    ・ジャックドールさん120→118に下方修正…
    といったところです! -- 2023-04-13 (木) 22:21:35
  • 大注目のドバイシーマクラシックの暫定評価が来ましたね……イクイノックスさんはオルフェーヴルさんや孫のエピファと同等になる暫定129ポンド、ウエストオーバーさんは自身の昨2022年愛ダービー1着を再現して昨年の勝ち馬シャフリヤールさんとも同等の120ポンド、優勝着差の3馬身1/2差は9ポンドとなり実質的に6馬身相当という扱いです! 世界の重要G1で優勝着差がこれだけ大きめに換算されたのは2018年クイーンエリザベスステークスにおけるウィンクスさんの3馬身3/4差が14ポンド(8馬身)に換算されて以来のことでしょうか……? 何はともあれ、129ポンドといえば昨今の退潮気味な距離区分Lではそう簡単には他馬が越えられない値ですし、今後の世界競馬の成り行き次第では世界チャンピオンの最頻値評価である130ポンドに上方修正という線も充分ありそうなので、イクイノックスさんの距離区分Lチャンピオン、ひいては世界チャンピオンの選出はそれなりに期待して良さそうです!
    ドバイワールドカップ1着馬ウシュバテソーロさんは、同2着アルジールスさん(118)と3着エンブレムロードさん(118)を基準馬にする極自然な算出法で122ポンドを獲得し、歴代日本調教ダート馬としてはクロフネさん(125)の次位を確保……またUAEダービー1着馬デルマソトガケさんは、2着以下を軒並み凡走させる破壊的な勝利によってあのメンデルスゾーンさん(119)に1ポンド迫る118ポンドを獲得し、歴代日本調教3歳ダート馬としてはルヴァンスレーヴさん(118)およびクリソベリルさん(118)に並ぶとともに、ダート馬ながら同世代の暫定日本3歳チャンピオン(追記:というか上の私が触れてくれる通り世界の3歳チャンピオンですね)になるというかなり歴史的な評価を貰いましたね!
    あとは大阪杯1着馬ジャックドールさんが昨年の3戦と同等の118ポンドまで引き下げられるのはちょっと予想外でした*34……下衆の勘繰りですが、第1回中間発表での香港三雄への世界的な高評価を見る限り、昨秋の香港馬相手に対する凡走が逆風になった形でしょうか…… -- 2023-04-13 (木) 22:29:53
  • クロフネさんそういえば3歳で出したレーティングでしたね -- 2023-04-13 (木) 22:38:54
    • 完全に外れ値評価なのもあってこれって結構忘れがちですよね……私も「日本調教3歳馬」部門におけるエルちゃん(126)に次ぐ歴代2位はディープさんたちの124ポンド勢だと思い込んでいる時期がありました -- 2023-04-13 (木) 22:48:36
  • ヒで指摘してる人もいましたけどこの1,2年はJRAのハンデキャッパーがかなり強気にレーティング付けしてるような気がしますねテーオーケインズの21CCは弱気でしたけど -- 2023-04-14 (金) 08:10:57
    • 個人的にはJRA重賞で歴代の勝ち馬と比べて高めの評価を気軽に与えること*35自体は昨今のJRAそのものの世界競馬における傑出度の向上を反映しているのだろうと解釈していますし私はそれほど問題があるとは思いませんが、そのために国内外で意見が食い違って昨2022年の天皇賞(秋)や今年の大阪杯のような事例が多発するのであればちょっと面倒でもありますね……とりあえずジャックドールさんには改めて120ポンド以上のパフォーマンスを見せてJRAハンデキャッパーさんの見立てが過大評価でなかったことを証明して欲しいところです -- 2023-04-14 (金) 10:31:50
      • その点に関しては私も問題に思わないますしむしろ弱気で海外からもっと評価して良くない??みたいな感じで上げるかどうかだけの議論に留まるよりはいいかなとは思ってるんですけど、今までの弱気の反動みたいなとこはちょっとあると思います あと海外のレーティング修正がどれくらいされてるかあんま見えませんからねそこを見たらやりすぎかどうかもなんだかんだ分かってくると思います -- 2023-04-14 (金) 11:02:12
      • ↑まあ海外と比較するとこれまでのJRAリニンサンが優等生過ぎただけと考えられなくもないですね 例えばイギリスですとBHAレーティングと異なる値で暫定公式レーティングが中間発表される場合は多いですし、2018年キングジョージの1着馬ポエッツワードさん(*129→*127→126)および2着馬クリスタルオーシャンさん(*128→*126→125)*36のように中間発表を通じて徐々に削られていくパターンさえそれなりにありますしね……もっとも正直に言ってJRAレーティングがこんな感じになって欲しいとは思いませんけど -- 2023-04-14 (金) 12:05:35
  • 今日のJPNサラブレッドランキングでマンダリンヒーローさんのレーティング分かるかな?と思いましたが掲載ボーダーが高すぎて載りませんでしたね…
    キッド君のレーティングが116なので大阪杯は全体にマイナス2ポンドされたようです
    あとはテーオーケインズさんが予想通り117になったというところでしょうか -- 2023-04-14 (金) 12:15:57
    • スレでちょっと分析してみたんですが大阪杯の一律切り下げはマテンロウレオ君が最初に出した数値だと115で高すぎるって判断かと思われます!マテンロウレオ君の前走京都記念でフロック視なのか3着のプラダリア112に対して2着で110という低めの数値になっていたのでそっちとの兼ね合いもあるのかなと -- 2023-04-14 (金) 16:10:06
    • マンダリンヒーローさんは米国で走った以上いずれNARCレーティングから確認できそうなのでそれを待ったほうが良さそうですね
      ↑レオさんの京都記念2着の評価が110ポンドなのはクビ差(0ポンド差)先着したプラダリアさん(112)よりも別定重量が2ポンド分軽かったためではありますが、確かにプレレーティング112ポンドの彼がこの4着で果たして世界ランキング掲載クラスのパフォーマンスを発揮したのかどうかは意見が分かれるところでしょうね……あとは香港勢との力関係、昨2022年天皇賞(秋)との兼ね合い*37あたりでしょうか -- 2023-04-14 (金) 17:46:21
      • プラクティカルムーブ113.3、スキナー111.7、ナショナルトレジャー108.7、ワンインヴァーミリアン105.7と出ました
        マンダリンヒーローさんは112くらいでしょうか -- 2023-04-15 (土) 11:45:33
      • 現時点ではどうやらそのようですね……近年のサンタアニタダービーのレーティングは2018年にジャスティファーイさんが3馬身差で勝って暫定120ポンド、19年にロードスターさんが1/2馬身差で勝って115ポンド*38、20年にオナーエーピーさんが2馬身3/4差で勝って117ポンド、21年にロックユアワールドさんが4馬身1/4差で勝って117ポンド、22年にテイバさんが2馬身1/4差で勝って暫定115ポンド(JRA)という評価でしたから、今年の1着馬プラクティカルムーブさんはハナ差勝ちのために過去数年の水準を下回る勝ち馬という評価になりましたが、一方で2着馬マンダリンヒーローさんは2着馬としてはそれなりの評価が貰えた……という僅差決着ならではの構図になったと言えそうですね!
        日本国内での比較で言えば羽田盃1着、東京ダービー1着の評価を大きく上回るのはもちろんのこと、ジャパンダートダービー1着の例年の評価にも匹敵するのが112ポンド前後というレーティングですし、JDDの本命級では決してなかった彼のこうした極めて上質な活躍や今後の飛躍がちほーの世代重賞等の高評価に繋がることも期待したいですね! -- 2023-04-15 (土) 13:18:37
      • マンダリンヒーローさんのNARCレーティングもいつの間にか112.4と公開されてますね、現状はとりあえずR丸めでNARレーティング112ポンドと同等と見なしてよさそうです -- 2023-04-17 (月) 23:47:22
  • JRAリニンサンの競走馬情報のデータを見る限りですが、どうやら今年のメイダンにおけるダート距離区分Iの着差の換算が大分面白いことになってますね……
    ドバイワールドカップではウシュバテソーロさんの1着(122)からジオグリフさんの11着(76)までの間は1馬身=約1.45ポンドと常識的な換算がされていますが、ジオグリフさんの11着(76)からジュンライトボルトさんの15着(23)までの間はなんと1馬身=約1ポンドで換算されているようです……!
    また、UAEダービーではどうやら全着差が1馬身=約1.2ポンドとやけに小さく見積もられていますね、おかげで3着馬コンティノアールさんが自己最高レーティングを更新しています -- 2023-04-20 (木) 17:22:15
    • (失念していましたがそういえば昨年の凱旋門賞でもヴァデニさんの2着(125)からタイトルホルダーさんの11着(108)の間とプボ君の18着(80)からドウデュースさんの19着(73)の間では着差の換算基準が異なってましたね……なんなんでしょうこの現象) -- 2023-04-20 (木) 17:44:25
  • マンダリンヒーローさんの公式レートは113でした
    また黒潮スプリンターズカップを圧勝したイグナイターさんは107、京成盃グランドマイラーズで豪華メンバー相手に差し切り完勝したゴールドホイヤーさんは104と地方でも高レートが出てますね -- 2023-05-01 (月) 14:22:37
    • アメリカにおける不透明なレーティング事情を自然数の形式で把握するためにも日本調教馬は積極的にアメリカ遠征していって欲しいですね……まあ冗談はさておき、アメリカの世代重賞のレーティングは年度末になってから改めて評価される傾向があり*39、この113ポンドという値もサンタアニタダービー組の活躍次第で上方あるいは下方修正されていく可能性が充分あるので、今後の彼らのなりゆきには注目ですね! -- 2023-05-11 (木) 22:22:50
  • 世界ランキング第3回中間発表来ましたね! トップランカーは相変わらず例のアジア勢で不変ですが、ラッキースワイネスさんはチェアマンズスプリントプライズの圧勝によって124ポンドへと上積みされており、これによって香港調教馬の距離区分Sとしてはエイブルフレンドさんの2015年プレミアボウル1着(125)に次ぐ2位の評価、特にG1優勝の評価の中では1位という高評価を貰っています!
    また、ジャスティンパレスさんの天皇賞(春)1着のレーティングが今発表の掲載下限値である119ポンドへと上方修正されていますね! プレレーティング的には確かに118ポンドのほうがそれらしいとはいえ、もうちょっと上の評価が出来るのではないかと個人的に思っていたので良いと思います! -- 2023-05-11 (木) 22:01:25
    • 後は地味にジョッキークラブステークス1着のハリケーンレーンさんもBHAリニンサンの値から1ポンド上での発表となっていましたね、英国調教馬でもムタサーベクさん(120)とシャルディーンさん(119)のお二方はBHAと同様の値で発表されていたので、この違いに気付くのが遅れてしまいました…… -- 2023-05-12 (金) 11:11:56
  • 兵庫CSのレーティングは1馬身1.5ポンドで計算されていますがこういうのって基準とかあるんですかね -- 2023-05-12 (金) 09:59:25
    • 日本競馬はダート1800m戦では1馬身あたりちょうど2ポンド、ダート1900m戦では1馬身あたりちょうど1.5ポンドでレーティング換算しているので*40、おそらくこのダート1870m戦は後者に近いと見なされているということなんでしょうね……もしかしたら内部的には中間値の1850mとかに基準が設けられているのかもしれません -- 2023-05-12 (金) 10:46:52
  • JPNサラブレッドランキング来ました!
    トピックはディープボンドくん116、プログノーシスさん116ですかね
    天皇賞(春)は全体が1ポンド上がっていると考えられます -- 2023-05-12 (金) 11:36:03
    • ですね! そうであればマテンロウレオさんは大阪杯4着(113↓↓)ではなく天皇賞(春)5着(114↑)で自己最高レーティングを更新する珍しい立場となり、なんだか大阪杯の下方修正が尾を引くような感じの評価にもなりますが……この辺りは今後の成り行きに注目ですね!
      香港チャンピオンズマイル以上に上がりが速かったクイーンエリザベス2世カップで唯一「凡走」しなかった2着馬のプログノーシスさんは、同じ距離区分Iではダノンザキッドさんの大阪杯3着(116↓↓)と同等という評価になっており、こちらも最終的には大阪杯など中距離路線の確定レーティング次第という部分があるようにも見えますが、実はHKJCリニンサンは基本的に香港チャンピオンズデーの暫定レーティングを修正しないので、この116ポンドに再評価の余地があるかは微妙なところかもしれません*41 -- 2023-05-12 (金) 13:11:03
    • 天皇賞(春)は全頭ではなく上位3頭が1ポンド分上方修正されたようですね、3着~4着[5着]間の1馬身1/4[+クビ]のレーティング差が2ポンドに改められています! 5着馬マテンロウレオさん(113)は大阪杯4着と同等のパフォーマンスという扱いで、この辺りは全頭1ポンド修正よりも自然な形になっているといえそうです! -- 2023-05-18 (木) 11:57:47
  • 今からオークスのレーティングが楽しみです -- 2023-05-21 (日) 16:32:37
  • プレレーティングの116を下回ることは無いと思いますね…ドゥーラが107エミュー106なんで117とかになるのではと予想します -- 2023-05-21 (日) 17:09:41
  • 世代限定戦の圧勝なので様子見でやや低めに暫定評価されることも考えられますが、現在の日本全体のレーティング水準と今回の2着以下のプレレーティングを鑑みれば少なくとも優駿牝馬優勝の歴代最高値(115)の更新は濃厚でしょうし、JRA3歳牝馬限定戦優勝の歴代最高値(116)、牝馬によるJRA3歳馬限定戦優勝の歴代最高値(117)あたりまでもが今回を機に塗り替えられてもおかしくないですね……! 上半期の日本調教3歳馬という点では2020年東京優駿で3馬身突き抜けた時のコントレイルさん(122)、現役牝馬という点ではあのタヒーラさん(118)に競り勝った英1000ギニー馬モージュさん(118)、後はややアンタッチャブル気味ではありますが我らがザリオ(120)との比較も注目でしょうか -- 2023-05-21 (日) 17:18:17
  • 120来ましたね…いかにも修正喰らいそうな強気レーティングですが -- 2023-05-25 (木) 11:18:54
  • 実質124ってまた大きく付けましたねJRA… -- 2023-05-25 (木) 11:19:07
  • ザリオアメリカンオークス(120)、アローワンス込みでプイのダービー(124)並みですね -- 2023-05-25 (木) 12:10:39
  • 上位4頭がみんな自己最高レーティング更新して1着レーティング120ポンドはちょっとなそにんですね……暫定牝馬チャンピオンのモージュさん(118)を2ポンド上回り、また上半期で早くもタクトちゃん(119)を越え、日本の3歳牝馬ではアーモンドアイさん(124)ジェンティルドンナさん(122)に次ぎ、ザリオ(120)ファビラスラフインさん(120)に並ぶ歴代3位タイということになりますね……
    例年ならば6月に行われる第4回中間発表の掲載下限レーティングが基本的に120ポンドなので、果たして来月のランキングに掲載させてもらえるのかといったところですが……もしこれが許容されるのであれば、少なくとも6月中旬までの暫定3歳牝馬チャンピオンに輝く可能性は充分高いですね! あの英オークスの優勝レーティングでさえ21世紀に120ポンド超の評価が出たのはエネイブルさん(128)の2017年英オークス1着(122)ラブさんの2020年英オークス1着(122)という二例しかありませんから……*42 -- 2023-05-25 (木) 12:57:48
  • 先ほどHRIリニンサンが英ダービー馬オーギュストロダンさんの評価を123ポンドに上積みしましたね……もしこの値が今年の英ダービーの優勝レーティングとしてBHAリニンサンひいては世界ランキングにも通用するのであれば、ロイヤルアスコット開催を控えた現時点ではタタソールズゴールドカップ1着馬ルクセンブルクさん(123)と並んで彼が今年の暫定欧州チャンピオン*43ということになり、歴代の比較で言えば2015年*44以後ではアダイヤーさんが4馬身1/2差突き抜けた2021年英ダービー1着(123↑↑)、デザートクラウンさんが2馬身1/2差で制した2022年英ダービー1着(123)の2例に並ぶ欧州ダービー優勝への最高評価ということになりますね
    ただ、確かに2着~3着間には大きな着差が付いていますが*45、傑出した優勝馬が現れにくい今時の英ダービーにおける1/2馬身差勝利に対する評価に123ポンドを当てるのは結構強気なようにも感じてしまいますね……果たしてどうなるでしょうか -- 2023-06-05 (月) 23:50:01
    • オーギュストロダンさんのレーティング、HRIリニンサンの評価(123)とBHAリニンサンの評価(122)で齟齬が生じちゃいましたね、どうもHRIはBHAよりも全出走馬のパフォーマンスを1ポンド分高く評価したようですが……もし前者の査定「123ポンド」が採られれば今世紀の英ダービー馬では2009年のシーザスターズさん(123↓)*46、2014年のオーストラリアさん(123)*47、2021年のアダイヤーさん(123↑↑)、2022年のデザートクラウンさん(123)*48の4頭と並び、同世代との比較ではフンギャロによって123ポンドと評価とされている無敗の仏ダービー馬エースインパクトさんとの並びで今年の暫定3歳馬チャンピオンということになりますが……もし後者の査定「122ポンド」が採られれば今世紀の英ダービー馬では2004年のノースライトさん(122)、2011年のプールモワさん(122)の2頭と並び、同世代との比較ではエースインパクトさんに1ポンド分譲る今年の暫定2位の3歳馬ということになりそうですね!*49
      また、プレレーティング101ポンドの立場ながら地元イギリス調教馬として英ダービー最先着を果たした同2着馬キングオブスティールさん(120)*50は、勝ち馬に食い下がり3着以下を突き放したことで、英ダービー2着馬としては2015年のジャックホブスさん(123)以来となる高評価を獲得するとともに、6月8日に来たる第4回中間発表の掲載基準(例年120以上)もおそらく満たし、同世代との比較ではあの英2000ギニー馬シャルディーンさん(119)を上回って今年の暫定イギリス調教3歳馬チャンピオンということになりましたね!
      このほか日本関連の話題で言えば、ドバイシーマクラシック1着馬イクイノックスさん(129)の位置づけを考える上でも重要なウエストオーバーさん(IFHA:120、BHA:119)が、BHAの立場から見ればドバイシーマクラシック2着に続いてコロネーションカップの2着でも119ポンドのパフォーマンスを再現する形になってしまったのはやや気にかかりますね……彼はちょっと次回の中間発表での在否に注目でしょうか…… -- 2023-06-06 (火) 18:33:25
  • 大注目の中間発表は木曜日予定です -- 2023-06-06 (火) 19:35:25
  • ミックファイアのレーティングどうなるんですかね…
    あともうすぐ川崎スパーキングスプリントがありますが1000m以下の地方重賞ではレーティング付かないんでしょうか? -- 2023-06-07 (水) 20:44:45
    • 堅実馬のヒーローコールさんが100ポンド前後のパフォーマンスをこれまでに少なくとも2回発揮していることを踏まえれば、同馬の6馬身先を行くミックファイアさんの評価は110ポンドくらいあっても良さそうな感じさえありますね……彼のこの東京ダービー1着レーティングは来年以降のJpn1・東京ダービーにおけるちほー馬の入着レーティングの水準などにも前例として影響していくかもしれませんね!
      地方重賞のスプリントレースについては、距離区分Sの範囲に含まれるちょうど1000mのレースならチラ裏の「地方馬が地方重賞で獲得したレーティング」にいくらか例がまとめられていますが、確かに1000m未満のレースを対象に与えられたレーティングが公開された例は見たことが無いですね……(ただ、正直に申し上げて私はあまりちほーに詳しくないので、他の私なら例を知っている可能性はあります) -- 2023-06-07 (水) 21:45:54
  • 世界ランキング第4回中間発表来ました!
    仏ダービー馬エースインパクトさんは123、英ダービー馬オーギュストロダンさんは122、英ダービー2着馬キングオブスティールさんは120とそれぞれ主催者発表通りに確定しています!さらにリバティアイランドさんもJRA発表通り120で確定しました!これは日本馬の3歳牝馬限定戦ではザリオ以来、オークス1着としてはぶっちぎり最高値、今年の3歳牝馬でも暫定女王です!
    古馬勢ではラッキースワイネスさんは61kgを背負って完勝したシャティンヴァーズでさらに1ポンド積み増ししてついに125ポンドに到達しています!欧州ではタタソールズ金杯で1着ルクセンブルクさんが123、2着ベイブリッジさんが122を獲得、エミリーアップジョンさんはコロネーションカップで121を獲得しています!あとはしれっとムタサーベクさんのサンダウンマイルがロッキンジステークスの敗北を受けて119以下に下方修正されています -- 2023-06-08 (木) 22:49:37
    • 個人的にはオーギュストロダンさん(122)とキングオブスティールさん(120)の再戦が今から楽しみですね……仏ダービー距離短縮以降の欧州ダービー路線の優勝レーティングはいわば「英高愛低」の色彩が強いですが、もしこの2頭が愛ダービーに出てきてくれれば、2015年のジャックホブスさん(123)どころか2009年のフェイムアンドグローリーさん(128)以来の傑出愛ダービー優勝レーティングが生まれてもおかしくないと思うんですよね……まあキングオブスティールさんの去就は不明ですしキングストンヒルさんの愛ダービー出走取消のような例もあるので過度の期待は禁物だと分かっていますが -- 2023-06-08 (木) 23:29:53
      • キングオブスティールさんは愛ダービーではなくアスコットダービーの方でしたね、今後オーギュストロダンさんと対戦するとすれば舞台は古馬G1になるでしょうか
        彼のロイヤルG2キングエドワード7世ステークスの圧勝は流石に英ダービー2着(120)と比べれば凡走扱いされる可能性も高そうではありますが、それでも同競走ではジャパンさんの2019年1着(117)に匹敵あるいは凌駕する傑出したパフォーマンスと言えそうですね! -- 2023-06-24 (土) 02:12:26
  • 距離区分Iチャンピオンは流石に欧州馬に渡ってしまいしたが、それでもトップランカーは改めてアジア勢でしたね! ハンデG3のシャティンヴァーズを最軽量ハンデの2着馬よりも20ポンド重い斤量で快勝したラッキースワイネスさん(125)が、ローカルレーティング*51の方と同様に1ポンド分レーティングの上積みを達成し、エイブルフレンドさんの2015年プレミアボウル1着(125)と並ぶ香港調教馬の距離区分S史上最高評価、香港調教馬全体でも実にエイブルフレンドさんとビューティージェレーションさん(127)の2頭に次ぐ歴代3位タイの評価を獲得です! 香港競馬は今が一つの黄金期といった感がありますね!
    欧州クラシックのレーティングはしばしば主催者の評価と異なる値で中間発表されますが、今年の仏ダービー馬エースインパクトさん(123)、英ダービー馬オーギュストロダンさん(122)の両評価は、それぞれのレースの主催者が提示した値が尊重された形になりましたね! 世界の暫定3歳チャンピオンに選出された無敗馬エースインパクトさんはまだ底を見せていませんし、大器オーギュストロダンさんも愛ダービーや距離区分Iでは更に高いパフォーマンスを引き出されても全くおかしくないので、共に行く末が楽しみです! このほか英ダービー2着馬キングオブスティールさん(120)が異例にも英2000ギニー馬の評価を上回って暫定イギリス3歳チャンピオン、また日本のお嬢リバティアイランドさん(120)が見事中間発表にエスコートされて世界の暫定3歳牝馬チャンピオンですね!
    欧州古馬勢はタタソールズゴールドカップの1着馬ルクセンブルクさん(123)がHRIリニンサンの評価通りで、その2着馬ベイブリッジさん(122)と併せてこの2頭は順当に掲載された感じですが、コロネーションカップは1着馬エミリーアップジョンさん(121)BHAリニンサンよりも1ポンド分高い評価での発表となっているので、こちらは恐らくその2着馬ウエストオーバーさん(120)と併せて主催者発表よりも全体が1ポンド分高い評価で合意された雰囲気がありますね! ウエストオーバーさんは無事120ポンドの評価を維持し、前回120ポンドであったところから降格されてしまったのはBHAが今月6日に先んじて下方修正していたムタサーベクさんのみでしたね! -- 2023-06-08 (木) 22:57:45
  • JPNサラブレッドランキングのトピックはダービーのレーティングがそのまま認められたことくらいですかね -- 2023-06-09 (金) 12:26:55
    • ちょっと地味なところですが、6月のうちに掲載下限レーティングが118ポンドまで引きあがっているというところが結構とんでもないですね……6月に行われるJPNサラブレッドランキング中間発表の掲載下限は基本的に116ポンドまたは117ポンド*52でして、上半期のうちにJPNサラブレッドランキング中間発表の掲載下限が118ポンドまで高まるのは実に史上初、下半期を含めても2019年の9月10月11月の発表分のみと並ぶ史上最高のボーダーということになります!
      今年は春先のうちに中東でかなりのレーティングを稼いでいることや、4着馬までが118ポンド以上の評価を獲得した東京優駿*53などによる影響は考慮すべきですが、このレーティング水準の勢いを素直に読み取れば、今年の日本調教馬の世界ランキング掲載頭数は昨2022年(48頭)を上回って2年連続レコードを更新する可能性があると展望できるかもしれませんね! -- 2023-06-09 (金) 13:47:39
  • コディー君の願いを背負ってアメリカ三冠開催で快進撃を続けるコディーズウィッシュさんが今年の暫定ダートチャンピオン争いの本命馬に浮上してきましたね……昨年の自己最高レーティングを再現した今季初戦の圧勝*54からトップハンデで臨んだメトロポリタンハンデキャップでは、2着馬ゼンダンさん(117)に対して4ポンド+3馬身1/4差、3着馬ホワイトアバリオさん(115)に対しては6ポンド+3馬身1/4差を付ける圧勝を見せ、これは各馬の自己最高レーティングに基づく単純計算ではどちらの入着馬を基準に取っても128ポンド級のパフォーマンスということになります!
    ただここでいきなり128ポンドの高値が付くとはあまり考えられないので、メットの歴代優勝馬という点で2010年のクオリティロードさん(*126)、2016年のフロステッドさん(126)、2005年のゴーストザッパーさん(128)、2022年のフライトラインさん(130↑↑↑↑)ら歴代優勝レーティングとの比較、現実的なところでは距離区分Mの傑出馬という点で今年の暫定区分Mチャンピオン馬ゴールデンシックスティさん(125)との比較がどうか、といったところでしょうか -- 2023-06-11 (日) 12:02:01
    • NARCでは121.8と出てますね
      確定レーティングはどうなるでしょうか -- 2023-06-19 (月) 22:03:18
    • この数字を素直に見れば、まずは今年の暫定ダートチャンピオンのウシュバテソーロさん(122)と並べるかどうか、といった感じみたいですね
      個人的には124ポンド以上はちょっときついとしても、2014年パレスマリスさんや2017年モアスピリットさんと同等の123ポンドくらいはいけるかなーと軽率に思ってましたが……やっぱり北米ダート界は各地に優良馬が分散してますから、さらなる高評価を得るにはもうちょっと好メンバーが欲しいところですかね -- 2023-06-19 (月) 23:19:52
  • 今年のロイヤルアスコットG1の前半四戦はプレレーティング実質首位馬がみんな2着に敗れるというちょっと奇妙な結果になりましたね……そんな中セントジェームズパレスステークスを3馬身3/4差で制したパディントンさん、プリンスオブウェールズステークスを4馬身差で制したモスターダフさんの2頭は各レースの歴代優勝馬との比較も重要になりそうな傑出パフォーマンスを見せてくれたので、翌週火曜日のBHAレーティング更新が楽しみです*55
    パディントンさんは3歳ギニー路線の有力馬をだいたい制圧したことで別距離区分の同胞オーギュストロダンさん(122)やルクセンブルクさん(123)以上の評価を受ける可能性も充分ありますし、モスターダフさんは凡走歴こそ多いですが今回は破ったメンバーがかなり優秀だったので翌7月の第5回中間発表では世界3位以内に入る線まで考えられますね……*56 -- 2023-06-22 (木) 01:49:08
  • 地方重賞なのでなんとも言い難い話題ではあるんですけど高知優駿のユメノホノオのレーティングってどうなるんですかね?とりあえず3着のデステージョさんが兵庫ジュニアでもらった91を物差しにするならそこから1馬身+2.1秒大差でだいたい110前後はあるって考えたいんですけどいかんせん地方重賞ですからねぇ…皆さんどう思います? -- 2023-06-22 (木) 02:12:48
    • 高知の重賞で高レートが出たのをほとんど見たことがないので何とも言えませんが、100くらいは出してほしい気がしますね
      ただ南関東以外の地方で交流重賞の実績馬じゃない馬がレーティング100を出した例ってダービーGPの他はリンゾウチャネルさんの楠賞(100)、スーパーステションさんの道営記念(*100)、ロールボヌールさんの若駒賞(100)と分かる範囲だとこれくらいなんですよね
      ベルピットさんみたいにすでに高レートを持っていれば話は速いんですが… -- 2023-06-22 (木) 10:41:59
  • スワーヴアラミスさん(昨年110)とタイムフライヤーさん(昨年108)とデュードヴァンさん(昨年100)に勝ったのにランリョウオーさんのレーティングは103ですか…
    地方のレーティングってなかなか上がりませんよね… -- 2023-06-23 (金) 13:26:09
    • 確かに今年のブリリアントカップは「――中央のダート重賞ではありません」*57と言われるほどのメンバーでしたし、プレレーティングの観点から見れば今の2着馬以下は皆「凡走」扱いされているはずなので、もうちょっと全体のレーティング水準を高く持っていく余地はありそうではありますね
      ただ、2着のスワーヴアラミスさん(110)は国際GⅡ馬ながらここのところ90ポンド台のパフォーマンスを発揮するキャラになっており、この右回りに苦慮しながら入賞した2着に対してかつてのような高評価を与えるのはまだ難しそうに見えること、またアラミスさんと同タイムながら4着に敗退したデュードヴァンさんのパフォーマンスが昨2022年阿蘇ステークス1着(100)時に匹敵するとは考えられない、というような事情は考慮すべきなのかもしれません……
      とはいえ、これでもランリョウオーさんが2歳時(100)、3歳・4歳時(102)、そして5歳時(103)と自己最高レーティングを更新していっているのはレーティング担当者さんの注目があってこそでしょうし、相手が強いほど優れた走りを見せる場合も多いのがサラブレッドですから、ぜひこの103ポンドに留まらず、帝王賞で6着以内などを育成目標に今後のハイレベルな戦いで更に評価を更新していって欲しいですね! -- 2023-06-23 (金) 15:06:26
  • 今更気づきましたがHKJCサイマルキャストでは宝塚記念におけるイクイノックスさんのプレレーティングが130ポンドになってますね
    世界チャンピオン級のお馬さんの暫定レーティングが様子見的にひとまずやや低い評価で発表され、最終的に年度末の確定段階で1ポンド程度の上方修正が行われる例は多いですが……実際、イクイノックスさんは129ポンドではなく世界チャンピオンの最頻評価であるレーティング130ポンドがふさわしいと考えているハンデキャッパーさんも現時点でそれなりに居るということでしょうか -- 2023-06-26 (月) 13:12:27
  • ただそれだとスルーセブンシーズ125ジャスティンパレス125になってジャスティンデイビスはともかくスルーセブンシーズは一気に上がりすぎな気はします -- 2023-06-27 (火) 11:57:17
    • いえ……HKJCが発表しているのは宝塚記念のプレレーティングなので、「香港ジョッキークラブの発表では、例の2023年ドバイシーマクラシック1着(129)の評価が、世界ランキングの中間発表掲載値と異なる130ポンドになっている」……という話ですね、分かりにくくて申し訳ありません……
      宝塚記念は、急上昇してきた2着馬スルーセブンシーズさんの年間成績引いては確定レーティングが最終的にどれほどの高みに達するかが不透明なので現時点ではちょっと評価しにくい部分はありますが、まあ1着馬イクイノックスさん(129)に関しては自己最高レーティングと比べればほぼ間違いなく「凡走」と見ていいでしょうね、私たちの投票コーナーは現時点では1着=122ポンドを最有力視していますが果たしてどうなるでしょうか -- 2023-06-27 (火) 12:24:03
  • ドバイシーマクラシックも4着と盛り上げながらやはり今時の欧州調教馬らしく距離区分Iで真の名声を獲得したプリンスオブウェールズステークス1着馬モスターダフさんは、タイムフォームレーポスの非公式レーティングの方では2019年の勝ち馬クリスタルオーシャンさんにはまだ及ばないという扱いになっていますが、しかし公式のBHAレーティングでは暫定で128ポンドの評価が与えられており、これはプリンスオブウェールズステークス1着に対するレーティングとしてはクリスタルオーシャンさんの2019年同1着(127)など*58を上回り、実にマンデュロさんの2007年同1着(131)以来となる近年最高の優勝評価ということになりますね!
    現時点では完敗した相手である距離区分Lのイクイノックスさん(129)に及ばないのは仕方ないですが、それでも2023年の欧州調教馬や距離区分I部門を規定する傑出パフォーマンスの一つと言えるのではないでしょうか! (あくまで私感ですが)特に欧州調教馬部門ではモスターダフさんの暫定128ポンドが一回り水をあけた印象です! 日本でも期待の大きい英ダービー馬オーギュストロダンさん(122)は、もしモスターダフさん(128)を上回って欧州チャンピオンを目指すとなると、ここ10年における127ポンドの壁*59を超える必要があるのでちょっと頑張らないとですね……また、史上初の父仔三代世界チャンピオンの記録*60も懸かる仏ダービー馬エースインパクトさん(123)は、距離延長で凱旋門賞を見据えるとのことですが、こちらも欧州の距離区分L(特に今時の凱旋門賞)でモスターダフさんを超えるのは結構大変かもしれません -- 2023-06-27 (火) 18:03:52
  • このほかロイヤルアスコットでは、距離区分Mで愛2000ギニー1着(116)に続いてセントジェームズパレスステークスを圧勝した底知れないパディントンさん(123)が暫定3歳チャンピオンのエースインパクトさん、暫定アイルランド調教馬チャンピオンのルクセンブルクさんとそれぞれ立場を並べたのが熱いですね! 歴代で見ても同競走では2021年のポエティックフレアさん(122)を上回り、2014年のキングマンさん(127)以来の優勝評価です! 同じシユーニ産駒のタヒーラさんは相手不足もあって2022年モイグレアスタッドステークス1着(118)、2023年英1000ギニー2着(117)、同年愛1000ギニー1着(113~4くらい?*62)、同年コロネーションステークス1着(113)と実績を積み重ねていく毎に「凡走」していくのが何ともですが、今後の古馬G1で牡馬勢やゴリウーと一緒に走ることで一気に高いパフォーマンスを引き出される可能性は充分ありそうです!
    古馬戦のクイーンアンステークスでは、出走馬中最低のプレレーティング107ポンドながらインスパイラルさん(120)らをねじ伏せたトリプルタイムさんが急上昇の121ポンドで、この評価は同競走の過去5年では傑出したバーイードさんの2022年同1着(130)を下回るのみですから、短いスパンで見れば水準以上の優勝評価と言えそうです!*61 彼はドバイターフ1着馬ロードノースさん(120)の評価も上回っており今年の欧州古馬マイラーの総大将ということになります!
    また、英ゴールドカップを制したクラージュモナミさんは、無敗なだけあってタイムフォームでは現時点でストラディバリウスさん等を上回るかなりの高評価が与えられていますが、BHAレーティングでは同2着馬コルトレーンさん(117)の評価を無理に上げておらずその優勝評価も118ポンドまでとなっており、今年の暫定距離区分Eチャンピオンのジャスティンパレスさん(119)にはまだ及ばないということになりそうです!
    なお、当然ながらこれらの評価は翌7月の第5回中間発表では異なる値で発表される可能性がありますのでご注意ください! -- 2023-06-27 (火) 18:47:25
  • 英ダービー馬オーギュストロダンさん(122)、HRIではもともと123ポンドと高めに扱われていたところから更にロイヤルアスコット開催後*63124ポンドへと上方修正されていますが*64、世界ランキングの第5回中間発表では果たしてどういう扱いになるでしょうね……来たる愛ダービーで堂々と自己最高レーティングを更新するのはちょっと大変そうですし*65……もし英ダービー1着の評価が124ポンドとなれば2008年のニューアプローチさん*66、2012年のキャメロットさんに並ぶ形になりますが -- 2023-06-30 (金) 09:51:52
    • 愛ダービー後のHRIリニンサンでは英ダービー出走馬への1ポンド分の上積みがサイレント修正*67されてオーギュストロダンさんが123ポンド、ホワイトバーチさんが114ポンドという扱いに戻っていますね……なんだったんでしょうこれ -- 2023-07-03 (月) 21:48:48
  • 帝王賞は3着~4着間に格の違いがありましたけどそれでも暫定レースレーティング115.00を確保しているのは流石ですね……1着馬のメイショウハリオさん(117)はもし予備登録しているコリアカップに参戦するのであれば韓国競馬のレーティング水準的にもかなり重要な存在になりそうですがどうなるでしょうか -- 2023-07-06 (木) 17:03:37
  • JDDプレレーティングが出ましたがミックファイアさんが東京ダービー1着の110でトップですね
    110なんて地方重賞では初めて見るレベルの値です! -- 2023-07-07 (金) 14:22:29
    • ですね! 流石は堅実に走るヒーローコールさん(102)を置き去りにしただけあります……むしろ着差当たりのレーティング差がより大きいはずの羽田盃1着も同等の110ポンドになっていないのがちょっと意外なほどですが、東京ダービーの方がナンセイホワイトさんなど3着以下の層が厚かったり優勝着差の付き方に余裕があったという事ですかね
      ともあれ、ジャパンダートダービーのプレレーティング間の直接的な比較では前哨戦を同じ6馬身差*68で勝った中央のミトノオーさん(109)も抑えて実に出走馬中1位、過去の確定レーティングとの比較でもヒーローコールさんを破った繋がりのデルマソトガケさんの昨2022年全日本2歳優駿1着(110)と同等であるほか、ジャパンダートダービーを控えている時点で早くも2017年上半期のヒガシウィルウィンさん(110)に並んだ形になりますね!
      各地で施行される「ダービー」競走の観点で言えば、この極めてローカルな条件のレースで獲得したレーティング110ポンドが、コミッショナーキングさんの2023年サウジダービー1着の評価とおそらく同じだったり*69、過去3年間(2020年~2022年)の伊ダービー1着の評価を全て上回っていたりと*70、れっきとした国際格のある一部の「ダービー」優勝評価と比べても遜色ないのも小ネタでしょうか -- 2023-07-07 (金) 20:03:17
  • 藤田調教師によるとマンダリンヒーローさんのレーティングは114だそうです
    ケンタッキーダービーのプレレーティングは113だったのでサンタアニタダービー4着馬ナショナルトレジャーさんの活躍でレーティングが1つ上がったんですかね? -- 2023-07-11 (火) 17:04:19
    • その可能性は充分ありそうですね! とはいえ、NARCレーティングは少なくとも7月11日現在においてマンダリンヒーローさんの評価を113.0ポンドとしており、これがJRAの立場や国際的に見て114ポンドに相当するのかと言われれば微妙なところですので*71、このNARCレーティングが今後更新されない且つARRの当該記事以外での言及が登場しない限りは、ふじた師の単なる記憶違いという可能性も捨てきれないのが難しいですね……この点でも8月発表の2023年度上半期JPNサラブレッドランキングの掲載値には注目でしょうか!
      まあいずれにしても、このマンダリンヒーローさんは韓国史上最高レーティング馬のウィナーズマンさん(112)を上回る優秀な暫定レーティングを保持していることになるわけですから、コリアカップへの参戦意欲がある以上ぜひ出走まで漕ぎつけて欲しいですね! コリアカップの年間レースレーティングは、104ポンド台だった2017年~19年*72から、国際GⅢ格を取得したうえ地元勢が競争力を高めた昨2022年(109.50)で一気に上がっていますし、このまま順調に盛り上がっていけば国際GⅠ昇格まで視野に入っていきそうです! -- 2023-07-11 (火) 20:23:50
  • 世界ランキング第5回中間発表、プリンスオブウェールズステークス1着馬モスターダフさん(128)の評価がBHAレーティングと同値での掲載になりましたね!*73 4頭ものプレレーティング120ポンド以上馬を相手に4馬身差の破壊的勝利を達成したことで、同競走史上では暫定ながら127ポンド*74の壁を超えて2007年のマンデュロさん(131)以来の優勝評価を獲得し、また世界ランキングでは距離区分Lのイクイノックスさん(129)に「危険なほど接近」(byジーメンスさん)の堂々2位です! 次走予定の英インターナショナルステークスはバリードイルのロダンさんら強豪3歳勢も出走するでしょうし、例年のごとく欧州競馬の一大ハイライトになりそうですね!
    4頭立てのエクリプスステークスを1/2馬身制してカルティエ賞およびタイムフォーム年度代表馬に最も近づいた3歳馬パディントンさんは、BHAレーティング(124)よりひとつ上の125ポンドでの発表となりましたね! 1ポンドの乖離という点では、2023年ドバイシーマクラシック2着のパフォーマンスを端緒に評価が分かれているウエストオーバーさん*75、その彼をコロネーションカップで破りエクリプスステークスでは2着だったエミリーアップジョンさん*76の流れにまさしく連なる形になりますが*77、今後も彼らを通じてこの1ポンドのずれは広まっていくかもしれませんね……何はともあれフランスのエースインパクトさん(123)、同胞のオーギュストロダンさん(122)*78などに複数ポンド差を付け、たとえリバティアイランドさん(120)牝馬アローワンス(4)を加味したとしても唯一の暫定3歳チャンピオンということになります!
    メトロポリタンハンデキャップをトップハンデで3馬身差余り圧勝して6連勝のコディーズウィッシュさんは122ポンドを獲得し、距離区分Iのドバイワールドカップ1着馬ウシュバテソーロさん(122)と並んで共同暫定ダートチャンピオンに浮上ですね! 私感としてはもうちょっと高い評価が出来る気もしますし、同日芝のマンハッタンステークス1着馬アップトゥザマークさん(121)との差が1ポンドで済むのかはよくわかりませんが、今後さらにメンバーが揃った舞台で改めて真価を見てみたいですね! 北米ダートの連勝馬で言えば7連勝中のエリートパワーさん(120)もまだレーティング改善の余地はあると思うので期待しています!
    ところで、二都市の3歳G1を勝って臨んだダーバンジュライで馬齢アローワンス上実質的に次位ハンデを負ってクビ差2着のシーイットアゲインさんは流石に120ポンド以上獲得ならずでしたか……彼のレーティングはどれくらいなんでしょう…… -- 2023-07-14 (金) 00:02:49
    • 7月15日付けエミリーアップジョンさんのレーティングが121(L)から121(I,L)になったそうです
      こんなことあるんですね -- 2023-07-15 (土) 12:47:56
      • しらそんでした……更新当初はモスターダフさんが121ポンドのままでしたし、今回の第5回中間発表はなんだかちょっと雑な雰囲気がありますね……
        まあともあれ、これでウエストオーバーさん(120)、エミリーアップジョンさん(121)およびパディントンさん(125)三者のレーティングはBHAと世界ランキングとで全体的に1ポンド分ずれていると言って良さそうですね! -- 2023-07-15 (土) 14:22:21
  • 上半期JPNサラブレッドランキング出ました!今年は例年と違って6月30日までです!来年からJDDがずれるので、この時期に発表になりそうと思っていましたが今年からとは…不意を突かれましたね
    基本的には発表通りですが、マンダリンヒーローさんのレーティングは113で据え置きでした
    今回判明した範囲で特筆すべきはユメノホノオさんの101(高知優駿1着)とベルピットさんの100(北斗盃1着)です!ベルピットさんは昨年のJBC2歳優駿で100をすでに獲得していたとはいえ、北海道の3歳限定重賞で100は初めて見ました!ユメノホノオさんに至っては初めてのランキング掲載で、しかも高知から遠征せずにこの数値というのはものすごいです! -- 2023-07-14 (金) 13:57:30
    • ちょっと予想外な前倒しでしたが、地方馬のレーティング事情が早めに明かされるのは有難いですね……ジャパンダートダービーの掉尾を飾る望外のパフォーマンスを見せたミックファイアさんのレーティングは反映されていませんが、彼をひとまず無視したとしても、マンダリンヒーローさん(113)が「大井所属」の3歳馬として歴代1位、また「大井所属」馬全体で見てもノンコノユメさんの2019年帝王賞3着および東京大賞典2着(113)に並ぶ歴代1位タイの評価を獲得していることになりますね!*79 彼の113ポンドは、もちろん今後上方修正される可能性がありますが、とりあえずARRに依拠する114ポンドへの上方修正説はいったん棄却といったところでしょうね……何はともあれ「3歳・ダート」部門は競走体系整備の前年にして中央の傑出馬デルマソトガケさん(118)も含め素晴らしいレーティング水準を確保していると言えそうです!
      高知のユメノホノオさん(101)は日本全体のランキングにおける存在感は薄いですが、「高知所属」の3歳馬としては実に歴代1位、また「高知所属」馬全体で見ても元中央の2022年黒船賞3着馬ダノングッドさん(101)*80に並び、あの2010年マイルチャンピオンシップ南部杯3着馬グランシュヴァリエさん(104)以来の傑出馬ということになるわけですから、高知けいばのスケールにおけるその希少価値はかなりのものになりますね!
      北海道のベルピットさん(100)は歴代の「北海道所属」の3歳馬で見れば昨2022年のシルトプレさん(102)や2018年のハッピーグリンさん(104)、偉大なコスモバルクさん(117)*81などそれなりの先達に上回られる格好にはなりますが、確かにホッカイドウ競馬の3冠競走を評価対象(しかもH3北斗盃)にレーティングを獲得したのは非常に興味深いです! -- 2023-07-14 (金) 18:05:27
  • 今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、フクムさんの1着が2020年以降の欧州距離区分Lでは単独最高となる128ポンド、そしてウエストオーバーさんの2着がアダイヤーさん(127)などの近年の優勝馬に匹敵する127ポンドとは……すごい暫定レーティングが出ましたね! 確かにこの2頭は他馬との比較に基づいて評価が低く抑えられていたタイプで、強力な相手関係にぶつかることによってプレレーティングを乗り越えうる素質を端々で見せてはいましたが*82、今般ここまでいきなり引き上がるとはなそにんでした!
    来たる第6回中間発表を控えた時点での‶暫定を超えた暫定”ではありますが、とりあえずこの晩成大国イギリスの古馬2頭は、2022/23年シーズンを終えた傑出香港勢などを一気に追い抜いてトップランクに付け、特にフクムさんはモスターダフさん(128)を加えたシャドウェルコンビをもって暫定世界最高年間レースレーティング競走ドバイシーマクラシックの1着馬イクイノックスさん(129)に最接近ということになりますね!
    もちろん、キングジョージにおける「チャンピオンが2頭いた」タイプの決着といえばポエッツワードさんの2018年同1着(126↓↓↓↓)とクリスタルオーシャンさんの同2着(125↓↓↓↓)という大幅下方修正例があり*83、今回もいくら好メンバーだったとはいえ中間発表で低めに発表されたり最終的に下方修正されたりする可能性はありますが……(どうせなら彼らを敢えて低くするよりはむしろイクイノックスさんを上げて130ポンドの大台に乗せる方が面白そうですけど) -- 2023-08-01 (火) 18:06:40
  • 第6回中間発表来ましたね! batch=102だと思ってたので完全に油断してました!
    モスターダフさん(128)とフクムさん(128)のシャドウェルコンビが現時点ではイクイノックスさん(129)をリスペクトしつつも父仔二代世界チャンピオンへと虎視眈々です!
    BHAハンデキャッパーブログが近頃全然投稿されないのでキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの評価の経緯も推測するほかありませんが、やはり「近年最高の豪華メンバー」(ジーメンさん)が揃ったハイレベルな一戦だっただけあるといったところでしょうか! 同3着馬キングオブスティールさん(120)は距離区分I路線が示唆されていますが、フクムさん(128)とウエストオーバーさん(127)は一途に距離区分L路線を進む雰囲気なので、順調に事が運べば凱旋門賞のレーティング水準も相当盛り上がることになりそうです!
    近年のイギリス調教馬は昨年の愛ダービー馬がシニア級になってから7ポンドもレーティングを上積みしているように「晩成」傾向が強く、実際同国の3歳馬は現時点で英ダービー2着およびキングジョージ3着馬キングオブスティールさん(120)と6ハロン路線を驀進するジュライカップ1着馬シャキールさん(120)*84が共同チャンピオンとやはり成長途上な感がありますが、対照的にアイルランドとフランスはすでに凄みのあるクラシック馬を擁しており、現にアンティポスト市場においては英インターナショナルステークスはモスターダフさん(128)ではなくタフなパディントンさん(125)が1番人気、凱旋門賞はフクムさん(128)ではなく無敗のエースインパクトさん(123)が1番人気にそれぞれ支持されています! 潜在能力の高さを大いに認められる彼らが古馬勢に対するレーティングのギャップをどれだけ埋められるかにも今後注目でしょうか!
    北米ダートでは、チャンピオンの墓場こと夏のサラトガでコディーズウィッシュさん(122)が敗れてしまった一方、メトロポリタンハンデキャップ時点の序列を打開することに成功したホワイトアバリオさんが同じ122ポンドを獲得し、ウシュバテソーロさん(122)と並んで暫定ダートチャンピオンに浮上ですね! 3歳勢は三冠+ハスケルステークスを終えてもトップ層が依然として日本のデルマソトガケさん(118)と伯仲という形で、中間発表では全員未掲載という寂しい状態ですが、トラヴァーズステークスでは優れた3歳チャンピオンの登場を期待したいですね! なおこの間にはエリートパワーさん(120)もハンデGⅠを勝っていますが、相変わらずハンデ設定が緩いのでレーティング上積みはできませんでした!
    このほか、ダルマイヤー大賞1着馬ネーションズプライドさんがBHAでは120ポンド、ドイッチャーガロップでは122ポンドの評価だったところを中間発表では折衷的に121ポンドの掲載となりました! ちなみにサマーマイルステークス1着馬マスターオブザシーズさん、ヨークステークス1着馬アルフライラさんの英G2馬2頭がBHAでは120ポンドの評価でしたけど中間発表ではともに未掲載、またジーメンさんはクイックソーンさんも120ポンドの評価と述べていましたが彼も結局未掲載ですね!*85 -- 2023-08-11 (金) 00:48:17
  • 今日の大井S2黒潮盃で持ちレーティング102で58kgのコールさんが持ちレーティング113で56kgのマンダリンさんに1と3/4馬身差を付けて勝利しました。
    単純に考えるならコールさんに120のレーティングが付きうる着差ではあるんですが実際の所どうなるんですかね?結局マンダリンさんの方が凡走扱いされてあまり付かないなんてことは大いに有り得そうですが、だからといって102を更新しないと言うこともなさそうですし… -- 2023-08-16 (水) 21:46:55
    • そうですね……もし2016年ブリーダーズカップクラシックのように2着~3着間に厳然たる大差が開いていれば、2着のマンダリンヒーローさん(113)がある程度力を発揮したものとして勝ち馬のヒーローコールさんは110ポンド台の高評価を与えられても差し支えないとは思いますが、今回の場合は2012年クイーンアンステークスのように2着馬が格下の3着馬に随分と接近されていますからね……やはりコールさんのパフォーマンスに関しては「ウインドフレイバーさんに対して4ポンド+2馬身3/4差を付けた」点が本態になるかなとは思います
      とはいえ今般ヒーローコールさんが雲鳥賞1着(102)時と比べて優れたパフォーマンスを発揮した可能性は高いと思いますし、個人的には数ポンド上積みして105ポンドくらい与えても良いんじゃないかと考えますが果たしてどうなるでしょうか……JpnⅠ参戦時のプレレーティングかJPNサラブレッドランキング発表*86が楽しみですね! -- 2023-08-17 (木) 09:55:02
  • 2022/23年香港の南半球暦ランキングがいつの間にか発表されてますね! エイブルフレンドさんやビューティージェネレーションさん(127)以上の息の長さを誇る距離区分Mの7歳馬ゴールデンシックスティさん(125)が実に3シーズン連続のチャンピオン、また香港の距離区分S史上最高タイの評価を得ている4歳馬ラッキースワイネスさん(125)もチャンピオンとなり、現時点における世界の暫定距離区分チャンピオンが共同で並んだ格好です! もちろん大体がすでに知られている内容ですが、ラッキースワイネスさんが楽々と達成したチェアマンズスプリントプライズ1着の評価は、次走のシャティンヴァーズ1着(125)から遡ってこれと同じ125ポンドに上方修正されていることが明らかになりました!*87
    三冠チャレンジがドトウしたロマンチックウォリアーさん(124)は、今年に入ってレーティングを上積みする機会に恵まれず南半球暦では優秀なる3位*88に甘んじましたが、どうせなら今年後半のコックスプレートや香港カップなどではミリタリーアタックさんとワーザーさん(124)を上回り「三冠馬」2頭と並ぶ125ポンド以上の評価獲得を目指して欲しいですね! -- 2023-08-24 (木) 19:21:15
  • アスコリピチェーノさんの新潟2歳ステークス1着、108ポンドの評価ですか……同競走の歴代優勝レーティングではロードクエストさんの2015年1着(110↑)にこそ及びませんが*89、日本調教2歳牝馬の非GⅠ競走優勝レーティングとして見た場合はあのグランアレグリアさんの2018年サウジアラビアロイヤルカップ1着およびソダシさん2019年アルテミスステークス1着(108)の府中重賞コンビに並ぶ歴代最高評価ということになりますね!
    2歳牝馬の108ポンドといえば十年前なら阪神ジュベナイルフィリーズ優勝に匹敵する評価になりますが、これが新潟の舞台で出るとはレーティング水準向上のすさまじさも実感できますね! アルテミスステークスやファンタジーステークスも今や107ポンド以上の優勝レーティングが常態化しつつありますし、この牝馬の勢いが続けば12月までに109ポンド以上の評価が出る可能性さえありそうです! -- 2023-08-31 (木) 12:40:13
  • ドバイシーマクラシック3着・サンクルー大賞2着およびバーデン大賞1着馬のザグレイさん、フンギャロではドバイ遠征以来「117ポンド」(53kg)のレーティングが与えられていますけど、先のバーデン大賞のHKJCサイマルキャストのプレレーティングジーメンさんのハンデキャッパーブログを見る限りですとむしろ1ポンド下の「116ポンド」と評価する見解が主流みたいですね……
    ザグレイさん=116ポンド説を採っても暫定年間レースレーティングが125.00ポンドの大台に達し、依然として欧州古馬陣に隠然たる影響力を保っている春先の2023年ドバイシーマクラシックは、いかなる理由にせよ、4着のモスターダフさん(128)や2着のウエストオーバーさん(127)をはじめとする2着以下のほとんどが大きく「凡走」してしまっており、明解な評価が難しくなっていますが、その中で例外的に堅実なパフォーマンスを発揮しているのが3着馬ザグレイさん(116)ということになりますから、彼とイクイノックスさん(129)との力量差(13ポンド=約8馬身3/4)の重要性はある程度高まっていると言えそうです! バーデン大賞はジーメンさんも指摘するようにスローペースでしたし、その中で追い込みを決めた彼の能力にはレース展開や相手関係次第で117ポンド以上のパフォーマンスを発揮する余地が充分あると思いますから、彼には今後も好調を維持してアークやブリーダーズカップターフなどの根幹G1でウエストさんのようにレーティングの改善を達成することを期待したいですね! そうなればイクイノックスさんを129ポンドの評価に留める理由はあまりなくなると思いますし、おとーさんのザラックさん(117)を上回る評価を受ければ素晴らしい親孝行にもなります! -- 2023-09-07 (木) 00:40:50
  • 定量とは言え今度は6馬身ですかコールさん…とレーティング担当の悲鳴が聞こえてきそうな戸塚記念でしたね
    この場合はタイガーチャージを物差しにするんですかね? -- 2023-09-14 (木) 23:08:22
    • 「ヒーローコールさん1着、マンダリンヒーローさん2着、以下ドラケンさんおよびタイガーチャージさん」という前走・黒潮盃における序列の信憑性が高まるとともに、黒潮盃よりも明確に着差が開く結果になったので、ヒーローコールさんにはこれまでより高いレーティングが与えられそうですね! もし基準を取るとすれば、おっしゃるとおりタイガーチャージさんの黒潮盃5着か、あるいはドラケンさんの黒潮盃4着だと思いますが、果たしてどうなるでしょうね……答え合わせが出来ないのが実に惜しいです
      上位2頭だけを見れば、もはやヒーローコールさんにはマンダリンヒーローさんに並ぶ113ポンドを与えてもいいんじゃないかという気もしますけどね……まあ仮にそれにふさわしいとしても、それは充分格の高い競走におけるパフォーマンスとして発揮されるまでは保留といったところでしょうか -- 2023-09-15 (金) 00:02:04
    • ヒーローコールさんとドラケンさんの間が、黒潮盃では斤量差4ポンド+(1.75+1+3.5)馬身×1馬身2ポンド=16.5ポンド、戸塚記念では(6+5)馬身×1馬身1.5ポンド=16.5ポンドなので、私はドラケンさんの黒潮盃4着を基準におまけ1ポンドと予想します -- 2023-09-15 (金) 11:43:46
  • 第7回中間発表です! 世界的に距離区分Iたけなわですが、中でも英インターナショナルステークスと愛チャンピオンステークスにおけるチームクレアヘイヴンとチームバリードイルの激突がハイクラスなものとなりました!
    ヨークでは、ゴスデン厩舎の英国総大将モスターダフさん(128)が英インターナショナルステークス1着(126)でこの期間における世界最高のパフォーマンスを発揮し、またナシュワさんが同2着(121)に入ってパディントンさん(125)を3着に封じました! モスターダフさんはイクイノックスさんと同じく「同距離区分では昨年に一敗(2着)したのみ」+「脚質自在」という傑物で、まさしく今年の距離区分チャンピオンにふさわしい存在ではないかと思います! ナシュワさん(121)も、後述の愛チャンピオンステークス1着(124)と実質的には同等*90、また英オークス組のエミリーアップジョンさん(121)に並び、歴代の欧州距離区分I路線ではエネイブルさん*91マジカルさん(122)に1ポンド差迫る高評価を受けましたね! ちなみに、先日クレアヘイヴンに特別移籍したチリ三冠馬にして2023年暫定南米チャンピオンのフォルティノさん(117)は、BHAレーティング109ポンドでのリスタートになっています!*92 北半球でのレーティング上積みは難しいかもしれませんが今できるベストを期待したいですね!
    レパーズタウンでは、オブライエン厩舎のオーギュストロダンさん(124)さんがルクセンブルクさん(123)を引き連れて優勝し、3着に破ったナシュワさん(121)と実質的に同等にしてランキング変動馬の中では最も高いパフォーマンスを発揮しました! 同4着馬キングオブスティールさんは、距離区分Lの過去三レースや同じイギリス調教3歳馬シャキールさん(120)を上回る121ポンドとなりましたが、エプソムのワンツーのレーティング差はこれで1ポンド分広がった形になります! また、プレレーティング113ポンドながら先行して健闘した同6着馬ポイントロンズデールさんの評価は116ポンドくらいまで引き上がっていそうです!
    オーギュストロダンさんは、英ダービー1着の評価が世界ランキングおよびBHA(122)とHRI(123)との間でずっと分かれていましたが、今回の愛チャンピオンステークス1着に関しても世界ランキング(124)とHRI(123)で分かれた形になっています! HRIレーティングが今となっては世界ランキングよりも彼に辛い評価を与える立場になっているのは興味深いですね! 彼は少ないレース数では評価が難しいキャラになっていますし、「古馬G1を勝った英ダービー馬」が今世紀においていずれも最終的に127ポンド以上の評価を受けていることを考えても*93、更なる適鞍の古馬G1に巡り合えばもっとやれる気がしますが、残るレースがすでにブリーダーズカップターフくらいなのはちょっと惜しく感じられますね……英チャンピオンステークスが2011年のような高速馬場になったらモスターダフさんも含めて面白いんですけど……
    北米ダートではアロゲートさん(134)のあしげっ仔アルカンジェロさんがトラヴァーズステークス1着(121)で世界ランキング掲載となりました! 昨年に怪物フライトラインさん(140)を出した4歳以上・ダート・距離区分Iですが、今年は暫定世界トップ5がみんな非アメリカ調教馬という逆方向の異常事態になっており*94、ブリーダーズカップクラシックの地元馬は主に3歳馬が注目を集めていますが、中でもアルカンジェロさんは最有力ということになりそうですね! とはいえ、現時点で暫定ダートチャンピオンの評価が122ポンドに留まっており、ブリーダーズカップクラシック優勝馬の歴代評価が必ず124ポンド以上ですから、今年はクラシックさえ勝てば誰にでもいきなり世界ダートチャンピオンになれる可能性があると言えそうです! -- 2023-09-14 (木) 23:14:55
  • 英セントレジャーを2馬身3/4差快勝したコンティニュアスさん、2着馬アレストさん(114)に対して5ポンド差を付け、119ポンドという水準以上*95の高評価となりましたね! 前走グレートヴォルティジュールステークス1着は115ポンド止まりの評価だった彼ですが、続いてG1をも圧勝したことでBHAリニンサンにハーツクライさん(124)の成長力を存分に見せつけました!
    英セントレジャーは英ゴールドカップのようなよりタフなマラソン競走との兼ね合いから着差に対するレーティング差が大きめ(時には距離区分L並み)に換算される傾向にあるのですが*96、今回は道悪もあってか1馬身あたりほぼ1ポンドと常識的な距離区分Eの換算が行われていますから*97、この換算基準下において2馬身3/4差が5ポンド差とされたのは彼自身の能力が一つ抜けていたと評価された証と言えそうです!
    今年の欧州における距離区分E路線は、昨2022年カドラン賞1着馬キプリオスさん(124)が順調さを欠き、クラージュモナミさん(118)*98、クイックソーンさん(118)*99、コルトレーンさん(117)*100、エルダーエルダロフさん(117)*101らが主役と、タレント豊富ながらやや低調な状況にあったわけですが、ここに新鋭コンティニュアスさん(119)があらわれ、これら古馬勢を追い越して単独欧州距離区分Eチャンピオンの地位に就き*102、また世界ランキング水面下においてジャスティンパレスさん(119)と並ぶ共同世界距離区分Eチャンピオンの立場にまで浮上した形になります! もちろん、まだアークウィークエンドのカドラン賞および英チャンピオンズデーのロングディスタンスカップや、世界で一番プレレーティング水準が高いセントレジャー競走である菊花賞*103、ヴォーバンさん(114、H160)やブレークアップさん(113)が一発逆転を狙うメルボルンカップ等が控えていますが、とりあえず現時点での距離区分Eの世界の中心は、プイプイさんちのジャスティンパレスさんとハーツさんちのコンティニュアスさんということになりそうです! -- 2023-09-19 (火) 19:56:06
  • 韓国国際競走出走馬のJRAレーティングが更新されましたね! 韓国遠征までに地*104、中*105、海*106のダートで116ポンドのパフォーマンスを発揮しており、G1級のグローブトロッターとしてお馴染みの孫ですが、コリアカップ1着の評価が「117ポンド」というのはなかなか凄いです! プレレーティング上では1ポンド差と伯仲だった2着グロリアムンディさん(115)に対して遠征適正の差を見せつけるように10馬身差を開き*107、3着以下も大きく凡走したなかで圧倒的な国際GⅢ優勝を決めたわけですので、コリアスプリント圧勝のリメイクさん(113)と同じように自己最高のパフォーマンスを発揮したと評価される可能性が非常に高いとは想定していましたが、チャンピオンズカップを控えた現時点で暫定レーティングの上積みまでしてもらえるとはちょっと望外の結果でした!
    全体的に、2023年の韓国国際競走は、プレレーティング水準の高さが示唆していた通り、韓国競馬のレーティングにとって非常に重要な開催となったと言えそうです! もちろん、2002年の日本のように、地元勢の不振を受けて韓国調教馬の暫定レーティングが全体的に下方修正される可能性は考慮すべきですが、今のところ、コリアカップの暫定年間レースレーティングはすでに低級の国際G1に匹敵する112.00ポンドに達し*108、コリアスプリントもバスラットレオンさん(117)の3着が効いて110.00ポンドを超過*109、ともに昨年の記録を更新しています! また、これまでのソウル競馬場における史上最高のパフォーマンスといえば、スーパージョッキーさんの2016年コリアスプリント1着(112)*110、ウィナーズマンさんの2022年コリアカップ1着(112)、そしてトゥホヌイパンソクさんのおそらく2023年YTNカップ1着および釜山市長杯1着(112)*111でしたから、今年の同開催ではリメイクさん(113)と孫(117)のコンビによってやはり同地の歴史を塗り替える走りが2度続けて披露されたことになります! とりわけ孫のパフォーマンスは壮絶で、おそらく韓国調教馬にとっては越えがたき壁としてソウルの馬場にしばし残影すると思いますが……とはいえ、近年韓国馬の水準が向上しているのは間違いなく、今回韓国国際競走に更なる箔が付いたことによる好影響も確かにあるでしょうから*112、いずれはこのダートコースで117ポンドを乗り越えたと認められる地元馬が登場することを期待したいですね! -- 2023-09-28 (木) 20:19:42
  • 凱旋門賞もレーティングがつく決着にならなさそうなのでイクイノックスの129がトップ維持かなぁって感じになりそうですね…BCクラシックもプレレーティング高い馬の数少ないんで勝ち馬も125前後になりそうですこうなるとレースレーティング最高はドバイシーマクラシックになる可能性が高いですしレーティング更新するとしたら秋天JCみたいな感じになりそうです -- 2023-10-01 (日) 23:56:57
    • そうですね……凱旋門賞に関してですと、真面目な分析は巷で枚挙にいとまがないほどですからほかに任せますが、レーティング的にはやはり3着オネストさんが122ポンド、4着スルーセブンシーズさんが117(+3)ポンド、5着コンティニュアスさんが119ポンド、7着シスファハンさんが115ポンドでそれぞれ評価が固まっているのが気がかりではありますね
      2着ウエストオーバーさん(127)らキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス組や、セプテンバーステークス1着(117)があるベイブリッジさんの暫定レーティングと比較すると、おとーさんのクラックスマンさん(130)や近年最高のフランス3歳牡馬アルマンゾルさん(129)に匹敵する評価を付けたいところなんですけどね……そのついでに2019年凱旋門賞後の中間発表のようにイクイノックスさんのドバイシーマクラシック1着(129)を早くも上方修正するという選択肢もありえますし
      年間レースレーティングに関してはまあドバイシーマクラシックが1位でしょうね……ブリーダーズカップクラシックもおっしゃるとおりランキングの首位争いをするようなレーティングを送り出すにはそうとう破壊的なパフォーマンスが必要なのは間違いなさそうです -- 2023-10-02 (月) 08:43:56
  • レーポスだとエースインパクトさんのレーティングは129になりましたね
    ちなみにドバイSCのイクイノックスさんは132でした -- 2023-10-02 (月) 21:30:13
    • レーポスは今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス1着馬フクムさん(128)および同2着馬ウエストオーバーさん(127)の両馬や、直近の優秀な凱旋門賞馬であるヴァルトガイストさん(128)に対して公式レーティングと同値の評価を下していますから、そのうえで今回のエースインパクトさんに対してレーポスが与えた129ポンドという評価は特に興味深いですね!
      かくいう私も個人的には「フクムさんは近年最強メンバーのキングジョージをアタマ差勝ちで128ポンド、エースインパクトさんはキングジョージ組を上回る129~130ポンド、そしてイクイノックスさんは思い切って130ポンド超え」が良いんじゃないかと思っている派ですが、確定レーティングは一体どうなるでしょうね……みんなのウエストオーバーさんが明け4歳時点でどれだけの能力だったかについては公式レーティングがより厳しい見方をしていますけど……*113 -- 2023-10-02 (月) 22:18:18
  • HRIリニンサンは凱旋門賞を受けてコンティニュアスさんを119ポンドから121ポンドに上積みしていますね! HRIリニンさんの考えに従えば、おそらく6着ベイブリッジさんが同距離区分の前走セプテンバーステークス1着(117)のパフォーマンスを再現し*114、3着馬オネストさん、4着馬スルーセブンシーズさん、5着馬コンティニュアスさん、7着馬シスファハンさんという気になる激走カルテットはいずれもプレレーティングを約2ポンド分上回るパフォーマンスを発揮した扱いとなり、2着ウエストーオーバーさんはだいたい124ポンド、そして優勝馬のエースインパクトさんの評価は「124ポンド+1馬身3/4(3ポンド)+α」くらいにまで到達ということになりそうです! もうじき公開されるであろうフンギャロのハンデキャッパーブログや世界ランキング中間発表ではどのような評価になるかも注目ですね! -- 2023-10-02 (月) 21:49:16
  • タイムフォーム、凱旋門賞の結果を受け、これまで暫定欧州1位だったウエストオーバーさんを132ポンドから131ポンドに下げ*115、エースインパクトさんを133pポンドに上げて同年欧州1位=同社年度代表馬最有力候補とするとともに*116、世界チャンピオンのイクイノックスさんをエースインパクトさんより上にするために132ポンドだったところから135ポンドにしれっと上方修正していますね! この暫定レーティング135ポンドは、1997年の『タイムフォーム年鑑』が真面目に日本競馬を評価対象とするようになって以来、実に133ポンドのロードカナロアさんや134ポンドのディープインパクトさんをも上回り、136ポンドのエルちゃんに1ポンド差という歴代日本2位の評価ということになります!*117 もちろんタイムフォームはフットワークが軽いので、今後イクイノックスさんが国内で不満足なパフォーマンスを発揮してしまった場合、これを素早く下方修正するということは考えられますが……それでも凄い暫定レーティングです! -- 2023-10-03 (火) 08:59:28
  • 結局オネスト(前年愛チャン2着122,今年プレレーティング114)の扱いが凱旋門賞におけるレーティングの焦点になるんでしょうね…恐らくHRIからの流れで言えば124or123ですがそれを他国のハンデキャッパーが飲むかで変わるでしょうね(年末の話ですけど) 更に言えばTF誌みたいにドバイシーマクラシックのレーティングは年末の議論の的にまずなるんじゃないですかね -- 2023-10-03 (火) 11:34:04
    • 追記ですがフンギャロでエースインパクト58kg(=128.88),オネスト56kg(=124.44)と暫定的に出てるので、エースインパクトは128or129という感じになるでしょうね -- 2023-10-03 (火) 16:07:15
    • そうですね……まあ英セントレジャー馬のコンティニュアスさんが距離区分Lでレーティングを上げたり*118スルーセブンシーズさんが世界ランキング水面下で宝塚記念2着(117)を超えるパフォーマンスを発揮したとしてもそんなに不自然では無いと思いますが、別距離区分とはいえ今年2戦着外だったオネストさんがいきなり昨年愛チャンピオンステークス2着(122)を超える56kg=123ポンド*119となるとちょっと意見が分かれうるかもしれませんね……
      今年のブリーダーズカップターフはウエストオーバーさん(127)やオーギュストロダンさん(124)らが参戦して盛り上がりそうなので、そこで上手いこと健闘してくれることを期待しています! -- 2023-10-04 (水) 01:07:53
  • とりあえず、主催者であるフンギャロのレーティングはエースインパクトさんが128ポンド、2着のウエストオーバーさんおよび3着馬オネストさんが123ポンドの評価になりましたね! オネストさん、スルーセブンシーズさん、コンティニュアスさんは自己最高レーティングから1ポンド分上積みという扱いです!*120 この128ポンドは、往年の凱旋門賞馬やおとーさんのクラックスマンさん(130)のような今時の距離区分Iの覇者と比べるとやはり低めという感は否めませんが、ブログに書いてある通り、2013年のヴェニュ…トレヴさん(130)より後、すなわち近10年の範囲では最高評価タイの凱旋門賞1着レーティングということになります!*121 -- 2023-10-04 (水) 00:38:12
  • 日本のG1級競走では2000年ダービーGPのレギュラーメンバーさん以来の大差勝ちした南部杯のレモンポップさんのレーティングはダートM区分の傑出馬であるクロフネさん(125)とパンサラッサさん(120)、もしくは過去のこのレース最高評価のコパノリッキーさん(118)との比較になりそうです…(衝撃的すぎてなんか色々間違ってました…)
    ハンデキャッパーの頭痛を感じます… -- 2023-10-09 (月) 19:34:47
    • ここのポイントとしては海外ダートにおける日本馬の活躍から高いレーティングを国内競走でつけることが許容されるか(2010年代~芝GIでよく見られる現象) だと思いますね サウジドバイアメリカで活躍してるバックグラウンドから今年なら多少上げても説得力はあると思います レディバグのマリーンC93を参考にレーティング118にしてフェブラリーSよりいいパフォーマンス見せたねって言うのが凄い妥当な線だと思います -- 2023-10-09 (月) 20:03:33
    • そうですね……今回のレモンポップさんはリステッドR格や馬場(芝/ダート)、過去成績を無視してプレレーティングと着順表とだけを見れば、もはや120ポンド台半ばに相当するパフォーマンスと呼びたくなる破壊的圧勝ですが……今のところは、まず「ちほー競走史上最高レーティング」(119)*122 、パンサラッサさん(120)、「今年10月12日の第8回中間発表の足切りライン」(120か121)*123、故アートコレクターさん(121)などと比べてどこらへんに暫定するかといったところですかね
      2017年リッキーさんと並ぶ南部杯史上最高の118ポンド……でももちろん最上級の評価ではあるんですけど、衝撃の大差勝ち*124とか、サウジで力走したプレレーティング118ポンド馬が2頭参戦という好メンバー*125とかを反映するにはちょっと控えめかなという感もありますね……私は個人的には120ポンド派ですが、ハンデキャッパーさんの間でも意見は分かれそうですし、果たしてどうなるでしょうか -- 2023-10-09 (月) 21:34:18
      • その辺で上げるには説得力があんまりない気がするんですよね…「レモンポップがめちゃくちゃ強くて他は力発揮したけど及ばず」がレモンポップに高レーティングつける場合の前提だと思いますが、過去稍重南部杯での時計見た時にそう言える感じは無かった(砂厚の変更とか把握してないのであれですけど…)のでジオグリフ・カフェファラオは力発揮できずって扱いであまり考慮されなさそうな気がします まあ最近の傾向的に高くしそうですけど… -- 2023-10-09 (月) 22:09:52
      • ↑レーティングに置いてはタイムよりは着差が評価のメインなので、12馬身という異常な着差を考えれば120は十分あり得ると思うんですけどね… -- 2023-10-09 (月) 22:19:44
      • ↑↑まあ、確かにここで120ポンドが付くという期待は、レモンポップさんが今後もGⅠを勝てるくらいの器であることに加えて、日本調教馬そしてダート馬の全体的な国際競争力およびレーティング水準がこれからも向上していき、このマイルチャンピオンシップ南部杯もやがてれっきとした国際GⅠとなる、というちょっとした楽観論をある程度前提したものであり、その意味で願望込みのものではありますね……フェブラリーステークス1着(117)からは大きく変わり得ずここは118ポンドという考えも当然ありえるとは思います*126 -- 2023-10-09 (月) 22:57:16
      • ↑↑着差メインですけどここまで1着がド派手に勝つと1着基準にどうやってつけるよって話になりがちです(cf.2021英オークス,2022パシフィッククラシック)そんときにアルクトスのレコード1:32.7を見て著しく国内ダートの壁ぶち抜くほど良いパフォーマンス扱いになるかと言うとちょっと重たくのしかかるのかなあって感じがしています(個人の感想です) ↑イグナイターがどんだけ凡走したとて100前後はあるだろうってのは何となく分かりますね…やるならレディバグかイグナイターの重賞勝ってない時の成績参考にしてなんとか捻出しそう感があります ハンデキャッパーさんの胃は痛いことでしょう… -- 2023-10-11 (水) 00:20:58
  • まず天井を設けて、2着以下のレーティングを下げまくるスマートファルコンの時みたいになるんじゃないかな? -- 2023-10-12 (木) 15:09:08
    • 去年や今年の日本馬の活躍で天井が上がっているのではないかというのが私の期待です -- 2023-10-12 (木) 17:05:28
  • 今年の世界ランキングもはや第8回中間発表です! アーク組が何事も無くFGレーティングの通りに掲載されています!
    カーニュシュルメール開催デビューから欧州チャンピオンまで一年足らずで駆け上がった地元の星エースインパクトさん(128)が世界2位に上昇し、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス1着馬フクムさん(127)および同2着馬ウエストオーバーさん(126)は1ポンドずつ下方修正されて香港勢に接近する結果になりました! エースインパクトさんの128ポンドは、ジーメンさんによれば「ほぼ満場一致」で決まったとのことですので、祖父フランケルさん(140)および父クラックスマンさん(130)に続く史上初の「父仔三代世界チャンピオン」まであと1ポンドに迫っている彼ですが、この差を詰めるのはちょっと難しそうでしょうか! キングジョージ組に関しては、ポエッツワードさんの2018年1着(126↓↓↓↓*127)のような世知辛い前例があったので危うい感じはしていましたが、あの好メンバーを考えるともったいない気もしますね……*128凱旋門賞3着馬オネストさん(123)、同5着馬*129コンティニュアスさん(120)はFGレーティング通りの掲載となっています!
    このほかでは、ロマンチックウォリアーさんの始動戦でもあったターンブルステークスを次位ハンデで快勝し昨2022年メルボルンカップ1着(120)のパフォーマンスを再現したゴールドトリップさん(120)、BHAレーティングに限ってはアスコットG2のサマーマイルステークス圧勝時から120ポンドでしたがアップトゥザマークさん(121)に対するクールモアターフマイル2着のような北米GⅠ実績をもって公式でも文句なしの120ポンドを獲得したマスターオブザシーズさん(120)、ドラール賞を1馬身1/4+3ポンド差で快勝して英チャンピオンステークスのアンティポストではモスターダフさん(128)撃破すら期待されているホライズンドーアさん(120)がランクインしました! 私が個人的に期待していた今週のインスパイラルさん*130は選外でした! へへえ…… -- 2023-10-12 (木) 23:21:12
    • 結局今年はドバイSCに振り回される1年って感じのレーティングのいじり方になった感じがしますね… 英チャンBCターフあたりどうなるかに期待です -- 2023-10-12 (木) 23:40:04
      • ですね! 言ってしまうと129ポンドって歴代世界チャンピオンのくくりで見れば低水準の評価ですから、もし英・仏語圏の方で断然130ポンド台の傑出馬が出てくるならそれはそれでと思っていましたけど、あちらはフライトラインさん(140)とバーイードさん(135)の宴の後ということもあってか、どうしても大台に乗るまでの方が出ませんね……*131
        英チャンピオンステークスは、馬場状態とともに出走馬もろもろが不透明ですが、同チャンピンズデーに様々な伝説を作ったフランケルさんちからモスターダフさん(128)が満を持して参戦すればとても盛り上がりますね! 競走名とは裏腹に2021年、2022年には欧州チャンピオンが大きく凡走してあまりレーティングがついていませんから、その分のリベンジも期待したいです! また、過去4年で3回も上回られている同年天皇賞(秋)の優勝レーティング*132との比較にも注目でしょうか! 日本の秋シニア三冠は今年も「頂上決戦」(Number)ですからね!
        ブリーダーズターフは、結局同区分のアークに抑え付けられがちなので例年125ポンドに壁があるのに加えて*133、今年はウエストオーバーさん(126)の引退が痛い感がありますね……オーギュストロダンさん(124)あたりが無敵のパフォーマンスを見せればあるいは…… -- 2023-10-13 (金) 09:07:58
  • デューハーストステークスを圧勝して「シンス・フランケル」の句を各方面より引き出したシティーオブトロイさん、BHAでもHRIでも一致してパディントンさん(125)と並び一国の年間チャンピオンとなるレーティング125ポンドですか! すごいですね! 優勝着差は0.69秒→*1343馬身1/2差→*13510ポンドで21世紀の同レース最大「着差」*136の評価、2着馬アルヤナービさんは一気に8ポンド上積みされて2021年同2着馬ドバウィレジェンドさんなどと同じ115ポンドの評価になり、今回とジャンリュックラガルデール賞とで4着のヘンリーアダムスさん(108)が基準に相当しています!
    この125ポンドは、エイダンさんの手掛けた2歳馬の中では、2001年の欧米2歳チャンピオン馬ヨハネスブルグさん(126)にのみ次ぎ、1999年モルニー賞1着馬ファスリエフさん(125)に並ぶ歴代2位になるので、レーティング的には彼の秋の季語「ザ・ベスト」にもかなり近いことになります! また、マルセルブーサック賞1着馬オペラシンガーさん(118)とあわせて欧州の2歳牡・牝両チャンピオン馬を送り出したことになる父ジャスティファイさん(125)とも同等の評価ですね! ついでに実はフランケルさんの2010年デューハーストステークス1着(124)より1ポンド分上の評価でもあります!*137
    前例について考えると、「偶数」レーティングが多い欧州2歳チャンピオンとしては2014年ベラードさん(119)以来の「奇数」レーティングというのも割と興味深いところで、その意味では、リトルビッグベアさんのような124ポンド組は超えるものの、着差や相手関係の薄さなどからトゥーダーンホットさんのような126ポンド組にはまだ1ポンド及ばない、という点も重要な要素といえそうですね!*138
    ちなみに、タイムフォームは21世紀のデューハーストステークス1着の中ではフランケルさんに次ぐ2位タイの高評価を与えているようです!*139 -- 2023-10-17 (火) 22:39:58
  • 来たる『優駿』2023年11月号では、イクイノックスさんの効果もあってか「レーティングのイロハ」が特集されるみたいですね! 信頼できる媒体でレーティングの説明が行われるのは非常にありがたいです!
    (追記)
    もしかしたら『優駿』でもついに「実は例の下方修正はあくまで非公式な見解で、公式には依然ダンシングブレーヴが141ポンドで歴代1位」*140という説明がされたりしますかね……そうなると流石に大改稿が余儀なくされるのでちょっと不安になってきました……-- 2023-10-20 (金) 17:16:26
    • 予感は当たってましたね…
      「なお、過去のレーティングを見直す動きがかつてあったものの、従来の数字が正しいものとなっている。」(優駿2023年11月号 p.71)
      とのことですのでダンシングブレーヴさんが141で1位です… -- 2023-10-25 (水) 13:30:24
      • ですね……まあ『サラブレッド・オーナー&ブリーダー』誌がそうなので『優駿』もいずれそうなるかなと想定はしていましたし、ずっと誤魔化されるよりはこうやって断言してくれる方がよっぽどありがたいですが……故石川さんなどが幾度となく取り上げていた昔のレーティング水準高すぎ!問題が堂々と復活されましたね……現時点でのイクイノックスさんは1977年で言えば今や無名のロワイヤルオーク賞1着馬レックスマグナさん(129)*141と同等ということになります……
        ただ、初心者向けの2ページ特集では満足できない私たちにとっては、もうちょっと説明が欲しいところでもありますね! 編集部さんは「動きがかつてあったものの」と軽くまとめていますが、件のレーティング見直しの事件はあらゆる競馬メディアによって報じられ、『タイムフォーム年鑑2012』、『日本の競馬総合ハンドブック2013』、『レーシングポスト年鑑2014』、タイムフォームの傑作選『Modern Greats』、セシルさんの伝記『Henry Cecil: Trainer of Genius』などなど沢山の文献で語られ、140ポンド=歴代1位の認識が浸透してきたのですから、もっと本腰を入れて状況説明や事態の収拾を行ってもいいんじゃないかという気もします! 今後の展開に期待です!
        ともあれ、少なくとも日本ではこの『優駿』2023年11月号で満天下に知らしめられ、ほぼ全ての評論家がこれに従うでしょうから、本記事も対応しないわけにはいかないですね……私事ながらこの頃あんまり余暇が無くて私自身の改稿作業はすぐにというわけにいきませんけど、やはり141ポンドに始まる当時の評価を本線として、見直しを反映した評価はあくまで付随的なものとして紹介していくことになりそうです! -- 2023-10-25 (水) 19:03:36
  • 最新版のアジアパターン委員会グランドルールで3歳重賞・リステッド競走の格付け基準値が-2ポンドされてます
    ニュージーランドパターン委員会のレポートでは昇格に必要なレーティングが基準値に+2ポンドしたものになったと書かれてますが、グランドルールでは今まで通りの記述に見えますね -- 2023-10-21 (土) 00:11:34
    • とりあえずグラウンドルールについて考えると、超少頭数競走の事例に関してはBHAで言うゴーストレーティングがそのまま導入されているのに対し、それより遥かに実用的な重要性が高いレースレーティングの格付け基準に関して結構大きな改革が行われたのは興味深いですね!
      しかし、ニュージーランドの記述の方はどう解釈すべきなんでしょうね、3歳戦の降格基準-1.00ポンドはともかくとして、仮に全アジアで昇格基準が+2.00ポンドになったら大事ですけど……今後の展開如何に注目でしょうか
      あと、私はニュージーランド競馬に詳しくないので見当違いかもしれませんが「The NZPC strongly supported this change as being more reflective of the WFA scale」のくだりがよく分かりませんね……レーティングに基づく格付けにウェイト・フォー・エイジのスケールを反映する意義ってあるんでしょうか*142 -- 2023-10-21 (土) 10:19:15
    • まあ私たちみたいな在野のレーティングオタクにわざわざ中身を教えて何になるのかというとこはありますがそんでもルールとしてどうなのか、みたいなところは教えて欲しいですよね… 私的には流石に昇格には117ポンドいるよね~論は却下(各年のレースレーティング117↑のレースが相当少ない上他地域との差が生まれる)されてるんじゃないかなって気がします 個人的には3歳限定戦にレーティング基準導入が大きいと思ってます!日本だけで言えば葵Sとかスプリント戦の路線整備とかしやすくなったんじゃないでしょうか? -- 2023-10-21 (土) 13:06:23
    • 自レスになりますが「昇格レーティングは基準に+2ポンド」の話は毎年NZPCレポートに書いてますね…
      紫苑ステークスの昇格においてこの規定が使われた形跡はないので却下されてるかオセアニアやニュージーランドだけの決まりじゃないでしょうか -- 2023-10-21 (土) 14:37:22
      • ↑その件に関しては、2021年と2022年では「The APC Ground Rules have been subject to a review.」、2023年では「The APC Ground Rules saw some changes that took effect from the 2022/23 season onwards:」とあるので、これまで議論されてて今年ついに制定されたはずだと読めると思いますが、まあいかんせん情報が少ないので自信をもって確言し難いところではありますね……どうせなら2020年以前も遡っていきたいところですけど、私がパッと探した限りではアクセス可能なレポートがあるのかはよく分かりませんでした…… -- 2023-10-21 (土) 15:24:47
  • プレレーティング的には届かなくても勝ち馬に+2-4位レーティング付くこと考えたらイクイノックス130乗る可能性はギリギリありますかね…自分で計算した感じ128な気がしてなりません -- 2023-10-29 (日) 16:15:05
    • ドバイが見直されて130は有り得るかもしれませんね。そしたらエースインパクトさんも上げていいとは思ってるんですが... -- 2023-10-29 (日) 17:17:56
    • そうですね……第2回中間発表のドバイシーマクラシック1着(129)の時点で130ポンド級と広く認められている方ですし、その後今日に至るまでの展開を見る限りでは、ぜひゴールデンホーンさん(130)以来の130・IL以上まで届いてほしいところですが……ただ、やはり時計の掛かるサンダウンやアスコットなどより着差(レーティング差)が付きにくい条件の中、加えてねじ伏せるような勝ち方に高評価が与えられにくい傾向のもとで*143、2着馬ジャスティンパレスさん*144の世界ランキングにおける位置も考えながら、果たしてこのレコード2馬身1/2差にどれほど高い評価を与えられるかどうかはJRAハンデキャッパーさんの技前に懸かっているかもしれません!
      JRAレーティングは世間の関心が高いのでこれ以上事細かな考察についてはお外に任せたいですが、とりあえず、歴代の比較を考えるとアーモンドアイさんの2019年天皇賞(秋)1着(124↑↑*145やモーリスさんの2016年香港カップ1着(127)、今年の世界ランキング上の比較を考えるとモスターダフさんのプリンスオブウェールズステークス1着(128)および英インターナショナルステークス1着(126)辺りが焦点になりそうです! レーティング128ポンド以上であれば、日本の距離区分I史上最高評価になるうえ、日本調教馬として初の年間世界距離区分Iチャンピオンの可能性大ということになるので注目ですね! -- 2023-10-29 (日) 19:33:01
  • レーシングポストレーティング、2023年天皇賞(秋)1着の評価はディープインパクトさん(RPR133)を1ポンド分上回りエルちゃん(RPR134)に並ぶ日本調教馬として歴代最高の134ポンドですか……今年の年鑑もすでに発行された英平地シーズン末にとんでもない評価が出ましたね! 4着馬ダノンベルーガさん(RPR121)および3着馬プログノーシスさん(RPR121)の両同年海外G1・2着馬がこの入着で自己最高のパフォーマンスを再現しており、2着馬ジャスティンパレスさん(RPR124)に対して付けられた10ポンド差は実質5馬身差の評価になります!*146 イギリスの名馬を一蹴したドバイシーマクラシック1着(RPR132)を2ポンド分上回ったのは少々なそにんでしたが、地元で万全に発揮したパフォーマンスを遠征競馬の時より上と評価した点は素直に好印象です!
    また、タイムフォームの方では、凱旋門賞の後から変わらずディープインパクトさん(TF134)を1ポンド分上回りエルちゃん(TF136)に1ポンド差の135ポンドで据え置きとなっており、したがってイクイノックスさんの暫定レーティングは、この二大・非公式レーティングの両方で日本歴代2位たるプイプイさんの壁を突破しているということになりますね! -- 2023-11-01 (水) 20:07:39
    • そう聞くと個人的に131くらいいかないかなと思ってましたが割とかなり評価されてロンジンで130超える可能性全然ありそうですね -- 2023-11-01 (水) 23:52:09
  • 去年~今年の春は割と強気なレーティングが目立ってたんですけど秋天は結構保守的なレーティングになりましたね…TF誌とかRPRの評価見るにIFHAの会議では情報修正されそうな匂いしかしません -- 2023-11-02 (木) 20:21:46
    • ですね……私としても2019年天皇賞(秋)1着(124↑↑)およびモスターダフさん(128)に実質並ぶ128ポンドは期待できるかなと思っていましたが……
      区分チャンピオンの評価(斜体のアレ)は中間発表には掲載されないので、11月9日の最終中間発表で多分新たにランクインを果たす同2着馬ジャスティンパレスさん(121)と比べて現時点ではあまり重視されていないということも考えられますが*147、邪推すれば欧米レーティングの主軸たる距離区分IということでやはりJRAハンデキャッパーさんに遠慮があるのでしょうか……*148ともあれ上方修正の余地は充分ありそうですね! -- 2023-11-02 (木) 22:47:32
  • 最終中間発表です! まだアジアの根幹開催を相応に残すものの、英チャンピオンズデー、ブリーダーズカップ開催を終えてそろそろ2023年の世界平地競馬の全体像が結ばれつつあります! 今回、JRA、NAR、BHA、NARC等主催者発表のレーティングとの差異はエリートパワーさん(120、NARC121)くらいに留まりました! レーティング120ポンド以上の日本調教馬は12頭というとんでもない数が掲載されています!
    天皇賞(秋)ではジャスティンパレスさん(121)を破り、屋久杉(200点)のごとき盤石さで世界一から動かないイクイノックスさん(129)は、まだキャリアで最も重要な一戦を控えている身ですが、前例を鑑みれば、この最終中間発表で1位の彼がそのまま2023年世界チャンピオンになるのはほぼ確実と言えるでしょう! まあリバティアイランドさん(120)あたりが決定的にエピファした場合は距離区分もあって逆転の可能性がなきにしもあらずですが……ともあれ公式レーティング、タイムフォームレーティング、レーシングポストレーティング*149、TRCグローバルランキング*150合同フリーハンデ*151……という一癖も二癖もある有名なレーティング体系*152の全てで一致して年間世界1位に評価されるという偉業達成まであと少しです!*153
    ランキングの変動組を見れば、まず今年の英チャンピオンズデーの一面を象徴するような先手必勝、道悪◎のビッグロックさん(127)が、クイーンエリザベス2世ステークスで11ポンド差の圧勝を決め*154、セントジェームズパレスステークス1着(122)で今年欧州区分Mチャンピオンとしてこれに臨んだパディントンさん(125)、第1回中間発表以来世界の暫定区分Mチャンピオンの座にあったゴールデンシックスティさん(125)の2頭をそれぞれ2ポンド分追い抜き、仏ダービー馬エースインパクトさんに1ポンド差の世界4位に入りました! この127ポンドは、フランス調教馬の距離区分Mでは2010年ジャックルマロワ賞1着馬マクフィさん(128)以来、同競走では2012年のエクセレブレーションさん(130)以来、3歳馬の距離区分Mではアメリカンファラオさん(134)の2015年ハスケルステークス1着(131)以来となる高評価、またおとーさんのロックオブジブラルタルさん(128)にも1ポンド差迫るレーティングです! なお、同じ芝区分M路線ではカリフォルニアスパングルさんがハンデG2シャティントロフィーを勝って昨2022年香港マイル1着(123)を再現、ちなみにブリーダーズカップマイルはチームゴドルフィンの2頭が「凡走」しながらワンツーという何とも言い難い結果でした!
    英チャンピオンステークスでは、疑問を呈された騎乗の愛チャンピオンステークス4着でも着差的に121ポンドの走りを見せた実力者キングオブスティールさんが、フランキーに導かれて更にパフォーマンスを1ポンド分上げて122ポンドの評価を獲得、唯一同開催で期待に応えたプレレーティング首位馬となりました!*155 結局英ダービーでオーギュストロダンさん(124)に付けられた2ポンド差は挽回できませんでしたが、「ブラックホール」(ジーメンさん)が二つあるロダンさんに対してこちらは転厩してより今年の6戦全てが118ポンド以上という堅実馬でした!*156 また、欧州チャンピオン馬モスターダフさんは、道悪の同競走よりも距離区分Lのブリーダーズカップターフを選びましたが、ここはドバイの時より少し低い113ポンドのパフォーマンスに留まり*157、同じチームクレアヘイヴンで良馬場◎のチャンピオン馬ゴールデンホーンさん(130)の遺恨は晴らせませんでした!
    ブリーダーズカップターフでカルティエ賞も見えてきたオーギュストロダンさん(124)は愛チャンピオンステークス1着(124)のパフォーマンスを再現、今年の3歳距離区分Iと区分Lの両方でそれぞれパディントンさん(125)、エースインパクトさん(128)に次ぐ暫定2位になりました! 同3着で昨2022年ジャパンカップ2着(121)の再現を見事になしたシャフリヤールさん(121)は、ブリーダーズカップフィリー&メアターフ4着馬ウインマリリンさん(115)とともにドバイのフォームを強化したと考えることもできるかもしれません!
    ブリーダーズカップクラシックで北米および古馬勢の意地を見せたホワイトアバリオさん(123)は、みんなのコディーズウィッシュさん(122)、芝の北米総大将アップトゥザマークさん(122)、そして良馬場のブリーダーズカップジュベナイルで二強を置き去りにして2010年のアンクルモーさん(123)以来の高評価を獲得したジュニア級のフィアースネスさん(122)*158の3頭に1ポンド差を付けてアメリカの暫定チャンピオンです! 今のところ、彼の暫定レーティングはブリーダーズカップクラシック馬としては歴代最低、すなわち北米チャンピオンとしても最低の評価になり、これは昨2022年と打って変わってさすがに少し寂しいですね……*159ただアバリオさんは、ソトガケさんやロダンさんと同じく来年も現役続行ということなので、翌2024年のレーティングの楽しみも増えそうです!
    UAEダービー1着(118)に続く土ダートの力走を果たしてアルカンジェロさん(121)に並ぶまで至ったデルマソトガケさん(121)は、日本調教3歳馬としていち早く一流古馬に交じってレーティングを獲得したことで、ダート馬場ではミックファイアさん(114)に7ポンド差、芝馬場ではクラシック優勝馬(120)3頭に1ポンド差を付けて今年2度目の暫定日本3歳チャンピオンです! また、歴代の比較ではルヴァンスレーヴさん(118)およびクリソベリルさん(119)の「3歳時118ポンド」という壁を飛び越え、こういう時に見落とされがちな伝説馬クロフネさん(125)に次ぐ歴代2位の日本調教3歳ダート馬ということになります!
    暫定距離区分チャンピオンは区分Mの他にこれまで水面下の攻防だった区分Eでも変化がありました! 2着が119ポンド馬、3着が120ポンド馬という至高の距離区分E戦を制してマックイーンさん級の急上昇を決めた菊花賞馬ドゥレッツァさん(120)が、天皇賞(春)1着(119)のジャスティンパレスさん(121)、英セントレジャー1着(119)のコンティニュアスさん(120)、ロワイヤルオーク賞1着馬ダブルメジャーさん(119、54kg)のサンデー孫トリオを上回り区分Eチャンピオンに立ちました! カップダブルのウィズアウトアファイトさんは開催時期の都合で今回評価対象になっていないので判断が難しいところですが、2016年と昨日にジンクスを打破したサトノさん以来久々の日本が送り出す区分Eチャンピオンという可能性はそれなりにあります!
    ところで、今回ランキングで変動があった距離区分M勢はみんな逃げ切りのパフォーマンスが評価対象になっています! マイルチャンピオンシップ南部杯でやはり勇気だして一直線のレモンポップさん(120)は、12馬身のはずの優勝着差を10馬身相当に扱うという本邦では2003年ジャパンカップ以来の方法が用いられ*160、サウジカップ1着馬パンサラッサさん(120)や、おそらくチームゴドルフィンのコディーズウィッシュさんのブリダーズカップダートマイル1着*161と同等評価、そして、ちほー競走史上最高評価になります!*162 盛岡とキングアブドゥルアジーズで逃げ切りの2頭に加えてジオグリフさん、孫(117)が集結するチャンピオンズカップはその名の通りダートマイルチャンピオン決定戦になるかもしれません!
    ジ・エベレストに優勝し、同父シンクイットオーバーさん(120)を1ポンド分超えて意外にも距離区分Sでソーユーシンクさん(126)の代表産駒になったシンクアバウトイットさん(121)は、昨シーズン(同年)TJスミスステークス1着馬アイウィッシュアイウィンさん(121)との並びです! 春の大一番であるジ・エベレスト1着の評価は、どちらかと言えば、昨シーズン秋のTJスミスステークス1着の評価を下回る傾向が強いですから*163、今シーズンは春にして期待の豪チャンピオンスプリンターの登場ということになります!*164 -- 2023-11-09 (木) 23:26:44
  • イクイノックスはこれ130乗りそうですね…少なく見積もってもンアーちゃん基準で128というところでしょうか -- 2023-11-27 (月) 08:52:11
    • 基準なら原作私の方で見たやつだとドウデュース基準で129(プレ120+9)ティ~~~基準で130(プレ120(+4)+6)になる想定みたいです ンアーちゃん基準だと126(プレ114(+4)+7)ですが綺麗になるのはやっぱりティ~~~な気がしますね ちなみにダノンベルーガ基準だと133だそうですわお!なので129は確定だと思いますがそこからのプラスをどれくらいしてくれるかは分からないですね -- 2023-11-27 (月) 12:08:01
    • ですね! もはやこのような場末で語る必要が無いほど大衆的話題になったイクイノックスさんのレーティングですが……まず優勝着差4馬身は、そのままならもちろん換算率1.5ポンド/馬身で6ポンドですが、これは2014年ジャパンカップでエピファ(129)がジャスタウェイさん(130)の同2着(121)に対して付けた8*165ポンド差の例が援用できれば優勝レーティング差10ポンド程度まで評価が可能ですし、またリバティアイランドさん(120)の2着は、約2ポンド後ろに自己最高レーティング115ポンドで臨んだスターズオンアースさん、約6ポンド後ろに復帰戦オールカマー2着(116)のタイトルホルダーさん(124)、約8ポンド後ろに世界ランキング掲載がありうるスタッドリーさんがいることなどの兼ね合いから、秋華賞1着(118)時程度に凡走した扱いになる可能性も考えられますが、それでも2着パフォーマンスは牝馬アローワンス(4)を加えれば実質122ポンド程度が担保されそうですからね! 「JCで130以上を取るのはほとんど不可能に近い」(奥野さん、『海外競馬』vol.7)とまで言われたタップさん(123)の時から20年……この第43回ジャパンカップ1着は日本国内路線で初めて130ポンド以上のパフォーマンスと評価される可能性が充分あると言えそうです!
      こうなると、ワールドサラブレッドランキング以前のエルちゃん(134)をのぞいて国内の現実的な比較対象はほぼいなくなり、彼はこれからトレヴさんの2013年凱旋門賞1着(130)、シーザスターズさん(136)の2009年凱旋門賞1着(131)、エネイブルさんの2017年凱旋門賞1着および2019年ヨークシャオークス1着(128)、ゴールデンホーンさんの2015年英ダービー1着(130)のようなグループ1勢との多分に観念的な比較論における戦いに突入することになります! 他のレースの上方修正も含め、JRAハンデキャッパーさん、どどどどどーすんの? といった状態です! -- 2023-11-27 (月) 14:09:35
  • イクイノックスさんのタイムフォームレーティング、ドバイシーマクラシック直後には132ポンドで、それがエースインパクトさん(TF133)が勝った凱旋門賞の後に135ポンドに上方修正されていましたが、このジャパンカップで遂に136ポンドまで到達しましたね! タイムフォームで136ポンドといえば、なぜか同社欧州年度代表馬を逸する欧州年間1位馬が多くいるところですが*166、ともあれ1964年のレルコさん、1974年のアレフランスさん、1983年のハビブティさん、1988年のウォーニングさん、2001年のサキーさんといったタイムフォーム欧州年度代表馬と同じ評価になります!
    なお、レーシングポストレーティングは天皇賞(秋)1着(RPR134)と同等の134ポンドの評価を即日与えています! 公式レーティング、タイムフォームレーティング、レーシングポストレーティングの全てで日本調教馬歴代1位の評価を受けているのが我らがエルちゃん(134;TF136;RPR134)ですから、ただいまイクイノックスさん(?;TF136;RPR134)は暫定ながら後者の二大・非公式レーティングでエルちゃんに並ぶ日本歴代1位タイの評価を受けていることになります! -- 2023-11-27 (月) 21:15:51
  • 香港国際競走フォームガイド出ました!
    日本馬のレーティングではダノンザキッドさんの大阪杯がHKJC118(JPN118)になってるのとプログノーシスさんの札幌記念がHKJC119(JPN118)になってるのが差異ですね -- 2023-11-29 (水) 18:26:48
    • ですね! 第2回中間発表で大阪杯1着馬ジャックドールさんの評価が120ポンドから118ポンドに抑えられた件は、同距離区分においてプログノーシスさんの札幌記念圧勝が118ポンドまでの評価だったことや、イクイノックスさんの天皇賞(秋)1着(127)がモスターダフさんのプリンスオブウェールズステークス1着(128)に1ポンド分及ばない評価だったことにも間接的に影響していたと思うので、もし当初のJRAハンデキャッパーさんの意見が通りそうなのであれば喜ばしいことに感じます! 逆に、シャドウェルが絶賛広告(ミス)*167のモスターダフさん(128)の立場はルクセンブルクさんのプリンスオブウェールズステークス2着(BHA121、HKJC120)を見る限り若干暗雲でしょうか……*168
      ほかを見ると、ハイフィールドプリンセスさんのキングズスタンドステークス2着(BHA110、HKJC111)はBHAリニンサンの下方修正が反映されていませんね!*169 細かいところではダノンザキッドさんの中山記念11着(JRA102、HKJC100)*170、シャフリヤールさんのドバイシーマクラシック5着(JRA113、HKJC112)および札幌記念11着(JRA83、HKJC82)、ジェラルディーナさんのクイーンエリザベス2世カップ6着(JRA107、HKJC106*171、マッドクールさんのCBC賞9着(JRA98、HKJC97)*172、ヒシイグアスさんの天皇賞(秋)9着(JRA99、HKJC100)のようなあまり傑出していないパフォーマンスにも微妙な差異がありますが、まあこれは誤差の範疇ですかね、ドバイシーマクラシック5着が低いのはいささか気がかりですが……
      個人的には、ロシアンエンペラーさんのエミールトロフィー1着(115)がちゃんとメイダン遠征時のプレレーティングと同じだったことや、ルクセンブルクさんの愛チャンピオンステークス2着(123)が前年1着馬ながら自己最高のパフォーマンス扱いだったことにも面白あじを感じました! -- 2023-11-29 (水) 20:10:16
  • JCのレーティングがかなり凄いことになってます! -- 2023-11-30 (木) 23:53:16
    • 素直にドウデュースさん基準で1着ボーナス+2してくるぐらいの大方の予想を裏切るリバティさん基準にボーナス+3という形を取りつつもスタッドリーさん問題をクビ差に1差をつけて114として切り抜けるというイクイノックス君をだいぶ盛りながらも最大限配慮した形のレートの付け方ですね!プレレート投票では誰も予想出来ませんでした!スッペンペンです! -- 2023-12-01 (金) 03:12:00
      • うちの予想コーナーはお嬢さんリバティアイランドさん(120)が絡むと的中率が落ちる傾向もありそうですね、この子も大概前例を打破しまくってますから……
        ともあれ、これで上位4頭は自己最高(タイ)のパフォーマンス、ワンツーはちょうどサキーさん(133)がフランスのオークス馬アクアレリストさん(120)に6馬身差を付けた2001年凱旋門賞と同じということになります!*173 サキーさんの時には各国で「2ポンドの差異」(『優駿』2002年2月号)があったように意見の違いはありえますし、香港ヴァーズや有馬記念の結果も最終的な判断の材料にはなるものと思われますから、まだ確定レーティングは分かりませんが…… -- 2023-12-01 (金) 08:02:31
      • ドバイもウエストオーバー(126)を基準にして5馬身位の想定で126+8で133とか134とか出る可能性もあるんでしょうかね あらゆる意味でJCの133を基準にその他を合わせる感じになる可能性もあるんでしょうかね年末が楽しみです -- 2023-12-01 (金) 10:09:13
      • ↑とりあえず、ドバイシーマクラシックの暫定優勝レーティング9ポンド差はもうちょっと上乗せできそうです! 逆にわざわざ優勝レーティング差を削るうまあじは少ないですし、2着のウエストオーバーさんに関しては昨年愛ダービー1着(120)からコロネーションカップ2着、サンクルー大賞1着と来てキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス2着(126)へと着実に調子を上げていった感がありますから、自己最高のパフォーマンスを再現まではどうかという気もしますが……数ポンド分の上方修正なら難なく出来ると思います!
        ただ、ドバイシーマクラシックの2着以下の上方修正でネックなのは、同競走3着・サンクルー大賞2着・バーデン大賞1着馬ザグレイさん(116)がどこまで上がるかですかね……メイダンとサンクルーでウエストオーバーさんとの着差がほぼ同じですし、サンクルー大賞で3着に敗れたジュンコさんがバイエルン大賞1着(117)で昨年ドラール賞2着(117)の評価を取り戻しているので、サンクルー大賞もドバイと一緒に上方修正する選択肢はありますが、少なくともHKIRフォームガイド時点ではその気配がありませんね…… -- 2023-12-01 (金) 12:03:05
  • 今回のチャンピオンズカップはどうなるでしょうか?可能ならこれを国内でばらまきたいですが…やっぱこれの解決はお金と時期でしょうか? -- 2023-12-03 (日) 19:44:44
    • 少なくとも賞金はあんまり関係ないと思いますけどね、元賞金王の私(123)のていで言うのもなんですけどお金に影響されないのがレーティングの持ちあじですから……
      比較的レーティング水準の低い国内ダート勢では海外G1の選出争いという意味でレーティングが大事になってきますが、今年サウジカップおよびドバイワールドカップのチーム・ジャパンにおける最低プレレーティング*174がともに孫の116ポンドだったことを考えると、仮にキタさんちとドゥラメンテさんちの両入着馬が来年の中東G1にすんなり出走できるようにしたいとすれば、彼らはここで116~117ポンドくらい貰えれば憂いはなくなりそうです!*175 2着馬ウィルソンテソーロさんは6着馬ハギノアレグリアスさん(110)に約7ポンド差を付け、サウジカップ4着(118)のジオグリフさん、ドバイワールドカップ4着(117)のテーオーケインズさん、孫(117)、メイショウハリオさん(117)らに先着していますから、2着の評価が117ポンド程度までは充分ありえますし、この場合、1着馬レモンポップさんはマイルチャンピオンシップ南部杯1着(120)を再現という結果が一番しっくりきそうです!
      一方、レモンポップさん(120)がその評価を高めつつもここでは「凡走」した、という見方を取った場合、フライトラインさん(140)のラスト2戦のように、格の高いチャンピオンズカップ1着の方は119ポンド程度まで抑えて、あるいはその代わりに着差の大きく操作しやすい南部杯1着(120)の方を上方修正する……という選択肢もありえるかもですね!*176 -- 2023-12-03 (日) 23:55:17
  • 暫定レースレーティング見てたんですがハーパーさんの秋華賞が110のままだったりその秋華賞のレーティングが明らかに低いのとかは計算ミスとかそういうのでしょうか? -- 2023-12-06 (水) 23:54:32
    • 再計算し忘れてたので直しておきました!指摘ありがとうございます! -- 2023-12-07 (木) 11:30:51
  • チャンピオンズCは多分ドゥラエレーデのホープフル1着(114)を基準に組んでると思われますが流石に他の馬が低すぎます 年末修正が入ってもおかしくない付け方(具体的には全体+1あたりは許容されそう)だと思いますがどうですかね -- 2023-12-07 (木) 10:55:53
    • そうですね……レモンポップさん(120)がレーティング120ポンドで確定するのかはさておき南部杯1着時から凡走したという判断は分かりますし、同3着馬ドゥラエレーデさん(114)が自己最高レーティングを再現して暫定日本3歳世代ダート2位のミックファイアさん(114)と並びまでというのは分からなくもないですが……
      ご指摘の通りこのレーティングですと上位6頭のうち2着・3着馬以外はいずれも2ポンド以上凡走していてどちらかといえば上方修正の余地があるといえますし、昔ならともかく今年は暫定で122ポンド馬1頭*177、121ポンド馬1頭*178、120ポンド馬2頭*179、118ポンド馬2頭*180、117ポンド馬4頭*181らが居るほど国際競争力あるのがダート路線ですから、このチャンピオンズカップに対してももうちょっと全体的に高い確定レーティングを与えても良さそうに見えますね! もしウィルソンテソーロさん(115)やドゥラエレーデさん(114)が翌年サウジやドバイに遠征したいのであれば、持ちレーティングはもう少し高い方がありがたいですし……果たしてどうなるでしょうか! -- 2023-12-07 (木) 18:44:24
  • 今週、BHAリニンサンとHRIリニンサンがレーティングの大規模修正を行いましたね! BHAリニンサン(12月5日)は下方修正が中心で、英チャンピオンズシリーズ対象競走では英2000ギニー1着(119118)、ロッキンジステークス1着(118117)、英オークス1着(116115、プリンスオブウェールズステークス2着(121120)、コモンウェルスカップ1着(117116)、サセックスステークス1着(121120)、英インターナショナルステークス1着(126125)などがその対象となっています! プリンスオブウェールズステークスの下方修正はHKIRフォームガイドの情報とも一致していますが、今のところモスターダフさん(128)の地位は保全され、2着以下のみが修正対象となっているようです!
    他方HRIリニンサン(12月4日)では、オーギュストロダンさん(IFHA124)の評価が上方修正され、パディントンさん(125)およびシティーオブトロイさん(125)に並んで今年アイルランドチャンピオンの125ポンドになっています! ルクセンブルクさん(123)もロイヤルアスコット以後122ポンドだったところから123ポンドに再浮上しており、HKIRフォームガイドによると彼の123ポンドの評価対象には愛チャンピオンステークス2着が含まれていますから、オーギュストロダンさんの愛チャンピオンステークス1着はHRIにおいて2着馬ルクセンブルクさん(123)および3着馬ナシュワさん(IFHA121、BHA120)に対して2ポンド差を付けた125ポンドの扱いになっている可能性がありますね! -- 2023-12-07 (木) 20:05:57
  • 色々レーティング見てましたが高松宮記念とスプリンターズSが低めな感じですかね?短距離路線という感じですか
    後菊花賞もやや低め…ですかね?何らかの理由があったりするんでしょうか -- 2023-12-08 (金) 00:20:00
    • あくまで私見ですが、まず世界的な話として、短距離すなわち「距離区分S」(1000m - 1300m)と、超長距離すなわち「距離区分E」(2701m+)の路線はあんまり公式レーティングの水準が高くないんですよね*182……レーティングの水準が低いということはその路線のレースに「強力なメンバーがそろわなくなって」いる(『優駿』1996年3月号)などと説明されますが、この場合、両端のS・E路線は中間距離のM・I・L路線よりも「競争性」が比較的低く、優良馬の対戦が少ないということになります*183。距離区分Sは豪州・香港・北米ダート*184・その他世界中*185で行われているのでM・I・Lにちょっと見劣りするくらいではあるのですが、距離区分Eは明らかに層が薄く、欧州ステイヤーと日本馬、ハンデ戦のメルボルンカップで賄われているようなもので、「衰退傾向」(『優駿』1999年2月号)が指摘されて久しいです
      それからご指摘のレースを見ていくと、高松宮記念やスプリンターズステークスについては、まあその競争性は残念ながら高くないと思います……ウマ娘の適正A分布を見てもなんとなく分かりますが、日本競馬で最も競争性が高いのはおそらく世界最高水準にある距離区分Lで*186、そこから最も遠い距離区分Sにはあんまり熱を入れてませんからね……一国の「国際競争力」(『日本競馬総合ハンドブック 2011』)を象徴する対外国調教馬成績を確認しても、お隣の香港スプリントが世界トップクラスというのはありますが、ロードカナロアさん(128)など一部の傑出馬を除いてこの路線の成果は乏しいですし、他距離よりも高いレーティングをあげません! されるのは仕方ないとは思います……これでも、大きめの着差が付けば他距離よりも大きいレーティング換算率をもって突出した優勝馬にはそれなりの評価ができるんですが、この春秋スプリントは着差もあんまり付かず「混戦模様」に落ち着く結果が多いです……
      菊花賞については、国内クラシックでの競争性も一部の優秀な3歳馬が秋シニア三冠に向かうなどして落ちることになりますが、それ以上に重要なのが世界全体の距離区分Eの水準の低さ(つまり一般論としての距離区分Eの競争性の低さ)による「凡走」だと思います。基本的に菊花賞の評価は同じ路線内では高いほうで、例えば菊花賞1着は過去15年でオルフェーヴルさんの2011年(122)、エピファの2013年(118)、ジャッカルの2014年(118)、ダイヤさんの2016年(121)、コントレイルさんの2020年(118)、アスクビクターモアさんの2022年(117)と6頭が世界3歳距離区分Eチャンピオンになっています。同部門の比較では相対的に高いんですが、数値自体を見ると低く感じるというわけですね…… -- 2023-12-08 (金) 17:55:59
  • エバヤンのレーティング当てました!3000円全員から集めますよへへぇ… 何となくですが類を見ないレーティングを付けないといけない+2着以降のプレレーティングじゃ値つけらんねえ!って時に過去最高+2位のレーティングをつけようとする、みたいなのはありそうな気がしました -- 2023-12-21 (木) 16:26:05
    • もしもし? 私はドラスティックな116ポンドに全賭けしたので完全なるスッペンペンです!*187 積極策の結果として破壊的な優勝パフォーマンスが達成された分、今年の暫定年間レースレーティングは昨2022年(106.75)より実に約5.00ポンド低くなっており、ジュニア級ダート路線全体の水準を比較すればデルマソトガケさんやオマツリオトコさん、ペリエールさんらが争った昨年よりも低調という見方もできる暫定レーティングではありますが……ともあれ、これでエバヤンさん(113)はルヴァンスレーヴさん(118)の2017年全日本2歳優駿1着(111)を2ポンド分上回り、日本のジュニア級ダート史上最高評価の怪物というキャラになります! 世界全体を見ても、北米ジュニア級で近年最高のブリーダーズカップジュベナイル1着馬であるフィアースネスさん(122)にこそ及びませんが、アメリカンファラオステークス1着馬ムースさん(112)およびシャンペンステークス1着馬ティンバーレイクさん(112)の両馬を1ポンド分抑え、この世代のケンタッキーダービー路線で単独2位に付けるものとなりました! また、今年の中山記念3着馬ドーブネさん(112)も上回り、所謂F馬の中でも最高評価ということになりますね! -- 2023-12-21 (木) 18:47:23
  • 今回の有馬記念はJCから順当でしたね!…当たりませんでした!!
    今回のレースでJCはもちろんですが秋天もジャスティンパレスが4着に来たのでやはり強さを改めて感じた気がしますね…スターズオンアースちゃんとかえげつないですね
    そこで気になりましたが枠順による補正って無いで合ってますよね?あるならンアーちゃんに補正かかったりするのかなと思いましたが… -- 2023-12-24 (日) 20:49:29
    • そうですね……一応上位2頭はジャパンカップの序列を逆転した形になりますが、これでジャパンカップ3着馬スターズオンアースさん(118)のレーティングの信頼度はかなり増したと言えそうです! フォームブック的観点から言えば、GⅠ馬8頭が上位を独占したのも興味深いところで、ジャパンカップ8着(114)のスタッドリーさん(103)のようにここで意外な高レーティングを記録した中位入線馬が居ないのは評価しやすそうですね!
      本題ですが、少なくとも私には、公式レーティングにおいて枠順の有利不利に基づく補正が行われたという例は思いつかないですね……そもそも、一般に「展開の有利不利」に基づく序列の補正は「ハンデ」においては行われますが「レーティング」においては行われません*188、ですので、牝馬アローワンスさえ加算すれば、定量戦ではレーティング順は入線順に対応しますし、また、優勝着差を別にするとレーティング差は(理念上)着差を定数倍して得られると考えていいです
      レーティングで枠順が考慮されるとすれば、それはいくらか自由に引き延ばせる優勝着差をどれだけ大きく取るかとか*189、誰がどれだけ凡走したり基準馬として相応しかったりするのかとか*190を考えるとき、ということになると思います! -- 2023-12-24 (日) 23:37:26
      • 簡単に言えば特になさそうってところですかねありがとうございます
        どうやら4着~8着辺りが基準として凄く綺麗になると聞いたのでそのあたりが基準になるんでしょうかね
        改めてイクイノックスは本馬も勿論ですが周りのお馬さん達が改めて強さをしっかりと見せたから産まれたレーティングなんだなと思いました -- 2023-12-26 (火) 12:11:30
      • ↑ですです、不正確な説明を避けたいのと別に私も確言ができるわけではないので持って回った表現になっています……
        4着以下から基準を取るなら多分スターズオンアースさん119ポンドに上がりますね、下で私が紹介してくれている宇都宮さんの発言によると優駿牝馬1着およびジャパンカップ2着馬リバティアイランドさん(120)の評価をチームクレアヘイヴンのシニア級お二方の121ポンド*191まで上げる意見もあるそうなので、もしそうならば連れてジャパンカップを1ポンド分上方修正、という線も生まれてくるでしょうか
        加えて、HKJCサイマルを見る限り117ポンドまで下方修正されている可能性のある23世代のタスティエーラさん(119)はこの6着が約118ポンドのパフォーマンスになるので、この子もある程度の意地を見せたと言えることになりそうですね -- 2023-12-26 (火) 16:14:56
  • 今年のジャパンカップと天皇賞秋のレーティングについてハンデキャッパーさんが解説してる記事です
    JCのキーホースはリバティアイランドさん(120)で2400mは1馬身1.5ポンドです
    秋天のキーホースはダノンベルーガさん(119)です
    あとドバイSCは各国のハンデキャッパーから「もっと高くていいのではないか」と当初から声があったそうなので上方修正がかなり期待できますね -- 2023-12-26 (火) 13:11:55
    • 木南さん凄く良い仕事やってくれましたね……! ただいま一番の優良文献である英ハンデキャッパーブログが謎に休載中ですし、グリチャの特番は一度放送されてしまうと誰もがアクセスできるわけではないので、こうして公式ハンデキャッパーさんの論理をメディアに載せて発信してくれるのはありがたい……
      ドウデュースさんは京都記念1着からして121ポンド以上に評価できるパフォーマンスを発揮していましたけど一応ジャパンカップのプレレーティング120ポンドは気にされていたんですね……ところでレモンポップさん(120)の評価が「120ポンドを超える」扱いになってますね? ミスでないのなら優勝レーティング差が20ポンドに抑えられたマイルチャンピオンシップ南部杯1着*192が121ポンドに上方修正されることの示唆かもしれません! -- 2023-12-26 (火) 15:00:16

*1 ピルサド神=134、エアグルーヴさん=119+4、バブルさん=121、カイタノさん=121なので。どうせなら1999年を例にしたかったのですが「私=123、インディジェナスさん=119、ハイライズさん=119、モンジューさん=135」⇒124.00でこれには届きませんね……
*2 『優駿』2004年1月号によるとエリ女3着の暫定値が111ポンドとあるので、これが同年のキャリアハイなら確定最高レーティングもおそらく111ポンドなのでしょうけど
*3 2022年エクリプスS2着
*4 マイル戦なら6馬身1/2差のみで13ポンド差がつけられますが、2000mですと距離の関係で11ポンド差といったところです、例:2021年大阪杯の9着アドマイヤビルゴさん~12着ワグネリアンさん
*5 アメリカのレーティング事情は比較的不透明で分かりにくく、正確なところは分かりません。これはあくまで仮定です
*6 IFHAの中間発表による値です
*7 NARCによる値です
*8 各処で報道されている通り、次点がシガーさんの135ポンドになります。また、NARCではフライトラインさんのレーティングが138ポンドになっているように、当該の公式レーティングは他の評価団体による査定よりも高めになっています
*9 実際に、「米国ダートにおける圧勝」の暫定レーティングが後に上方修正を経て確定された例として、レイチェルアレクサンドラさんの2009年ケンタッキーオークスにおける20馬身1/4身差勝利(暫定122⇒確定127)、アクセラレイトさんの2018年パシフィッククラシックにおける12馬身1/2差勝利(126⇒128)、ガンランナーさんの2017年ウッドワードステークスにおける10馬身1/4差勝利(127⇒130)アメリカンファラオさんの2015年BCクラシックにおける6馬身1/2差勝利(133⇒134)などがあります
*10 余談ですが、同記事中でセクレタリアトさんのタイムフォームレーティングをベイヤー指数の試算に基づいて「150台前半」とする目算がなされているのは個人的に興味深いと感じました。この援用が通用するなら彼が圧倒的に歴代1位ですが……
*11 このレーシングポストによる2022年BCクラシックの査定では、オリンピアードさん(プレ125、BCクラシック2着で122)、タイバさん(プレ125、同3着で120)、リッチストライクさん(プレ120、同4着で115)と、後続馬の走りがみんな非トップパフォーマンス扱いになっているので、本来はもう少し全体評価を高める余地はあったように感じます。また、レーシングポストレーティング138ポンドといえば、アメリカンファラオさんがエフィネックスさん(プレ117、同2着で122)を破った2015年BCクラシック1着と同格の評価になりますが、優勝着差を比べるとフライトラインさん(8馬身1/4差)がアメリカンファラオさん(6馬身1/2差)よりも数ポンド分優越しており、それにも関わらず両レースともにこれが16ポンドのレーティング差へと換算されている点には多少違和感があります
*12 BCクラシック1着の評価が反映されることはもちろんですが、2019年10月クリスタルオーシャンさんの暫定レーティングが再検討されて同馬が世界1位タイへと返り咲いたように、2022年11月時点で早くもパシフィッククラシックの再検討が実施されるという可能性もゼロではない……はずです
*13 11月11日追記:IFHAのプレスリリースニュースを見る限りですと、果たして公式レーティングがBCクラシックに対していかなる評価を下したのかはあまり判然としません。ですが、もし当該BCクラシック1着がパシフィッククラシック1着と同様に139ポンドの評価になったとすれば、どの同レース入線馬のレーティングが最初に決定されたにせよ、「万全のライフイズグッドさん(125、区分M)やエピセンターさん(125)には及ばないと見られる同2着馬オリンピアードさんの124 + ダート2000m戦における着差8馬身1/4の12or13 + 楽勝分のおまけ3or2フライトラインさんの139」といった式が想像できますね
*14 IFHAの世界ランキングにそのまま提示されている値です。なお、HRIのサイトも、愛チャンピオンSの欄にレーティングとして118ポンドという値を表示していますが、これも同データをプレレーティングとして提供していることによるものだと思います。たとえばルクセンブルクさんのページでは愛チャンピオンSの欄に117ポンドと表示されてますし……
*15 フランスギャロのハンデキャッパーさんによると、凱旋門賞5着のレーティングが116ポンドであり、これが同馬のキャリアハイのようです。どうやら区分Iでの本年度持ちレートはそれに及ばないらしく、アレフランス賞1着は115ポンドフランスギャロ)、プリンスオブウェールズS3着は113ポンドBHA)とされています(もっとも、これは再検討によって「116IL」とされる可能性もありますが)。なお、公式レーティングは、凱旋門賞の1着アルピニスタさんと2着ヴァデニさんの両馬に対して、フランスギャロの提示した値(それぞれ122、124)よりも1ポンド分高い評価(それぞれ123、125)を与えていますが、3着以下の方々に対する評価はフランスギャロと互換性があるっぽいので、こと同馬に関してこの件を気にする必要はなさそうです
*16 BHAの値です。多分、ロイヤルアスコット開催で完勝劇を見せたハードウィックS1着が今年最高のパフォーマンスだと思います。中間発表によると、タタソールズ金杯1着のアレンカーさんが120ポンドなので、これに6馬身1/2差離されての同レース5着に対して118ポンドの評価が下されるということは流石にあり得ません
*17 フランスギャロのハンデキャッパーさんのブログでは、パリ大賞典2着が116ポンド、ニエル賞1着は115ポンドと両レースで差をつけられており、プレレーティングではニエル賞勝ちの方が参考外とされている可能性があります
*18 HKJC提供のレーティングはおおむね国際レーティングの実情を高い精度で反映していると思いますが、中には2021年ワールドプレミアさん(119)の評価が本来より低くなっていた(けどなんともなかった)もあります
*19 ここの文章を何度か修正してすみません……
*20 上方修正は、フライトラインさんが140↑、リアルワールドさんが124↑、ルクセンブルクさんが123↑、オネストさんが122↑、
主な下方修正は、スピーカーズコーナーさんが122↓、ジャッククリストファーさんが121↓↓、ジャッキーズウォリアーさんが121↓、モダンゲームズさんが121↓(+まだ値が不明ですがパンサラッサさん)

*21 ダート10ハロン戦であることから1馬身差を1.5ポンド差に換算して想定しています
*22 ティズザローさん(125)に10馬身1/2差負け
*23 『優駿』2000年2月号では「ミスタープロスペクターと並ぶトラックレコードでブリーダーズCスプリントを快勝した他、GⅡフォレストヒルズHで圧勝劇を演じたアータックスが130ポンド…」と、対象競走を知るにはやや不分明な説明がなされていますが、1999年ブリーダーズカップスプリントで1/2馬身差負けの2着馬コナゴールドさんに与えられた同年最高レーティングが125ポンドであることを踏まえ、この130ポンドという高評価はフォレストヒルズハンデキャップの圧勝の方で獲得されたのだろうと私は推測します
*24 逆に、例えばの話ですが、海外遠征実績の振るわないdat村競馬の国内路線でいくら傑出馬が現れても、国際競争力に乏しい以上彼らに対して世界的に高い国際評価を与える動機はあまり存在しない……といったことになるはずです(競馬開催国の評価の高低はデリケートな話題なのでここでは譬話に留めておきます)
*25 例えば、今年のチャンピオンズカップ1着馬は「パンサラッサさんに何ポンド差の力量なのか」という判断が行われるかもですし、パンサラッサさんがこのサウジカップ1着で122ポンド(この数値は適当です)の評価を獲得したと仮定した場合、チャンピオンズカップ1着馬に対しても同馬と3ポンド差で119ポンド、2ポンド差で120ポンド……といった具合に高めの評価を付けることが出来るかもしれません。エンブレムロードさん(120)のサウジカップ優勝の翌2023年に現れた新星スコットランドヤードさんに対して119ポンドという高い暫定レーティングが与えられたのはまさにそれだと個人的には思っています
*26 一応付言しておきますが、「121ポンドという評価は高すぎる」という批判は何らおかしいことではないと私は思います。そもそもプロとはいえ人が非学術的なプロセスで決めているものですし、こうした順序数によるランク付けに対して自由に意見できるのがレーティングの面白いところでもありますから……
*27 ダート勢の評価はペガサスワールドカップ圧勝の伏兵アートコレクターさん(121)が天井で、アルマクトゥームチャレンジラウンド2圧勝のアルジールスさん(118)の評価はエミレーツ競馬公社発表の120より2ポンド低いものになっていますし、サウジカップ優勝馬パンサラッサさん(120)の評価も、米国調教の2着馬カントリーグラマーさんに対して付けた3/4馬身差を「1ポンド」差とするおまけ無しの見積もりによって算出されています
*28 実際、中東競馬の重鎮ドバイでもアルジールスさんを筆頭に主催者発表のレーティングから数ポンド分下げられて発表されていますし、いわんやサウジアラビアにおいてをや、といった感はあります。二聖モスクの守護者カップ勝ち馬スコットランドヤードさんはその国際的な実績を年内に挽回するのがほぼ不可能なのでどうあれ年度末に119ポンドの高評価で確定するのは難しいでしょうし、サウジダービー馬コミッショーナキングさんは114ポンドの評価だった場合ハヴンアメルトダウンさんとコンティノアールさんがここで自己最高のパフォーマンスを発揮した扱いになるのが問題されたのかもですね
*29 もっとも、イクイノックスさんの2022年天皇賞(秋)1着が珍しく1ポンド分低く中間発表されたのは記憶に新しいところではありますが。なお、上方修正の場合は、特に第1回中間発表でそれなりに例があり、ジャスタウェイさんの2014年中山記念1着(JRA121→IFHA123)、サトノクラウンさんの2016年京都記念1着(JRA116→IFHA117)などがあります
*30 2021年ドバイシーマクラシックの8着馬と9着馬間の着差(35馬身)と評価差(52ポンド)などを見る限り、レーポスでもこの舞台における1馬身差は1.5ポンド差に換算されている模様です
*31 同馬の自己最高レーシングポストレーティングは愛ダービー1着の123。次いで英ダービー3着で121
*32 また、これは東京優駿1着のレーシングポストレーティングにも優越しうるくらいの高評価です
*33 当初は「直近10年」としていましたがこっちのほうが厳密なので修正しました
*34 確かに彼は118ポンドを再現するキャラでしたが、それは3着ダノンザキッドさんも同じじゃないですか……
*35 近年ずっと上り調子の朝日杯1着や東京優駿1着の評価などに顕著なあれです
*36 グリーンチャンネルの解説ではフランスからのダメ出しと説明されていたと思いますが、映像コンテンツは誰しもが検証可能な文献というわけではないので確言はできません。一応2019年の合田さんが簡潔に成文化してくれていますが経緯に関しての言及は無しです
*37 流石に考えすぎかもしれませんが、昨2022年の天皇賞(秋)の2着馬パンサラッサさんが翌年サウジカップ1着(120)、同3着馬ダノンベルーガさんが翌年ドバイターフ2着(119)、同4着馬ジャックドールさんが翌年大阪杯1着(118)でそれぞれの入線パフォーマンスを再現した形になっている以上、昨年度国際的に大きく注目を集めたあの天皇賞(秋)に付けたレーティングを軽々しく動かすべきではない……という判断がなされた線が想定できるかもしれません
*38 暫定値は118ポンド(JRA
*39 例えばこのサンタアニタダービーでも、2019年にゲームウィナーさん(120)を破って優勝したもののその後シーズン未勝利に終わったロードスターさんのレーティングは、暫定値118ポンドから確定値115ポンドへと大きく修正されています
*40 なお、日本国外のダートでは必ずしもこのようにきっちりと換算されているわけではありません。例えば今年のUAEダービーでは、1馬身あたり約1.2ポンド程度での計算が行われました
*41 HKJCはパターンブックにおいて南半球暦に基づくランキングを作成しており、ここで発表されるシーズン後半の暫定レーティングは、基本的に世界ランキングでも修正されることがありません(一応「リンク集」で執筆した通り、モアザンディスさんの2021年香港チャンピオンズマイル2着(118↑)のような例外はありますが)
2023年クイーンエリザベス2世カップでスローペースを制して凄みを見せたロマンチックウォリアーさんも、同年香港スチュワーズカップ2着(123)の敗退時より「凡走」した扱いになっていますが、いずれにせよ彼は2022年/23年シーズンで見れば2022年香港カップ1着(124)というベストパフォーマンスですでに地位を確立しているので、クイーンエリザベス2世カップの評価がこのまま低いレーティングであってもあまり問題にはならなさそうです

*42 参考:BHA。もっとも、今年の英オークスもセーブザラストダンスさん(114)ソウルシスターさん(113)ら期待の素質馬が揃っているので120ポンド超のレーティングが飛び出る可能性はありますし、非常に目が離せない一戦ではありますが
*43 もちろん仏ダービー1着馬エースインパクトさんが123ポンド以上の評価を獲得する可能性もありますが
*44 ゴールデンホーンさん(130)およびジャックホブスさん(123)がそれぞれ英・愛ダービーを勝利し、いまのところ、彼らのそれぞれの評価を上回る後輩英・愛ダービー1着馬はまだ出現していません。なお、BHAレーティングではゴールデンホーンさんの英ダービー1着の評価は125ポンドのままです
*45 似たスタイルの勝利としてはニューアプローチさんの2008年英ダービー1着(124↓↓)という例がありますね!
*46 BHAより。もしかしたら124ポンドのままかもしれませんが
*47 アイリッシュクラシフィケーションより。
*48 世界ランキングの中間発表では122ポンド、BHAでは最初から123ポンド
*49 ただし、エースインパクトさんはフランギャロ・競走馬成績の方では55.5kg(122ポンド)の評価になっています。また、これらの値はもちろん中間発表のためのワールドベストレースホースランキング委員会の協議で修正される可能性があります
*50 BHAレーティング。HRIの評価基準に当てはめると121ポンドということになるはずです
*51 130→131
*52 2015年以前に遡ると、もう少し水準が下がって114ポンドまたは115ポンドといったところになります
*53 イギリス競馬の似た事例としてはアンソニーヴァンダイクさんが接戦を制した2019年英ダービーがありますが、今回の東京優駿のレーティング水準はこれよりもおよそ1ポンド分高いですからね……
*54 2022年ブリーダーズカップマイル1着(119)、2023年チャーチルダウンズステークス1着(119)
*55 なお、セントジェームズパレスステークス1着レーティングの過去10年における上位三傑は、
・2014年キングマンさん(127)
・2013年ドーンアプローチさん(124)
・2021年ポエティックフレアさん(122)
です。
また、プリンスオブウェールズステークス1着レーティングの過去10年における上位三傑は、
・2019年クリスタルオーシャンさん(127)
・2018年ポエッツワードさん(126)
・2014年ザフューグさん(124)
です。ちなみに、レーポスはパディントンさんに対して近10年のセントジェームズパレスステークスでは2位の高評価を与えています。

*56 例えば、プレレーティングではなく「凡走」時のレーティングであるアダイヤーさんのゴードンリチャーズステークス1着(116)、マイプロスペロさんのロッキンジステークス4着(113)のパフォーマンスを評価の基準に取ったとしても、モスターダフさんは124~126ポンド級のパフォーマンスを発揮したということになります
*57 『優駿』2023年6月号
*58 プリンスオブウェールズステークスでは、このほかリワイルディングさんの2011年同1着、デュークオブマーマレードさんの2008年同1着の評価も、クリスタルオーシャンさんと同じ127ポンドで並んでいます
*59 実は、2012年のエクセレブレーションさん(130)以後、アイルランド調教馬は「127ポンド」を超過する評価を獲得したことがありません。現在、アイルランドのお馬さんが128ポンド以上の評価を獲得するためには、2014年のオーストラリアさん(127)、2021年のセントマークスバシリカさん(127)の両雄、また牝馬アローワンス(3)を加味すれば2016年のファウンドさん(124)、2018年のアルファセントーリさん(124)を加えた傑出馬4頭を上回る力量の持ち主であると認められる必要がある、ということになります
*60 父仔二代による世界チャンピオン選出は、1999年モンジューさん(135)&2005年ハリケーンランさん(130)、2009年シーザスターズさん(136)&2019年クリスタルオーシャンさん(128)、2011・12年フランケルさん(各136、140)&2018年クラックスマンさん(130)という三例があります。このうちクリスタルオーシャンさんは、ビーチズスタッドで概ね障害種牡馬として供用されていますから、現時点で父仔三代の記録を実現しうるのはほぼほぼ「フランケル系」のみということになります
*61 勿論、もうちょっと遡ればリブチェスターさんの2017年同1着(123)、ソロウさんの2015年同1着(122)、フランケルさんの2012年同1着(140)とかが出てきて平均値が少し引きあがりますが
*62 コムラさんの1馬身1/2+アタマ差の3着の評価は110ポンド
*63 オーギュストロダンさんが、同世代ギニー路線のセントジェームズパレスステークス1着馬パディントンさん(123)よりもアイルランドの3歳チャンピオンにふさわしいと考えられることを受けてか、あるいは英ダービー2着馬キングオブスティールさん(120)がキングエドワード7世ステークス1着(118)と実績を増やしたことを受けてか……
*64 英ダービー3着馬ホワイトバーチさん、同8着馬アデレードリバーさん等もHRIでは今回同様に1ポンド(BHAから見れば合計2ポンド分)上がっていることから、これは英ダービー全体の評価に対して行われた修正と思われます
*65 愛ダービーのプレレーティングでは、オーギュストロダンさんが次位のホワイトバーチさんに対して9ポンド差を付けるほぼ一強の相手関係になっており、2012年のキャメロットさんや2014年のオーストラリアさんら先輩の英愛ダービー馬のように、例え優勝したとしても英ダービー1着時のパフォーマンスと比べれば「凡走」扱いになってしまう可能性は充分あります(キャメロットさんとオーストラリアさんは共に愛ダービー1着の評価が不明)。もちろんホワイトバーチさん以下に対して明らかに9ポンド(6馬身)を超える力量差を見せつけるような圧勝をしたりすれば更新可能ではあると思いますが
*66 2008年英ダービー1着の暫定レーティングは、2歳時のニューアプローチさんのレーティングと同等の126ポンド。確定評価はありがたいことにIFHAのアイルランドカテゴリー別チャンピオンで分かります
*67 Diff」(差分)欄に案内無し
*68 着差の換算基準が異なるためタイム差は違いますが
*69 デルマソトガケさんのアタマ+1馬身3/4差3着の評価が106ポンド
*70 アルダカーンさんの2022年伊ダービー1着の評価は同年ベルリン大賞3着(110)未満のため110ポンド未満(モンドターフ)。トウキョウゴールドさんの2021年伊ダービー1着の評価は109ポンド(モンドターフ)。タスカンゲイズさんの2020年伊ダービー1着の評価は彼の同年最高レーティングが110ポンド未満であるため勿論110ポンド未満(欧州ランキング)。
*71 確かに、サンタアニタダービー1着馬プラクティカールムーブさん、同2着馬マンダリンヒーローさんおよび同3着馬スキナーさんのNARCレーティングは、ケンタッキーダービー直前(それぞれ113.2、112.4、111.4ポンド)と、7月11日現在(それぞれ114.0、113.0、112.0ポンド)の間で評価が変化しているので、この間にサンタアニタダービーの内容が再検証されてレーティングの上方修正が行われており、そして7月11日現在のこの3頭のNARCレーティングは、国際的にはNARC基準よりも一回り高い「115、114、113ポンド」に相当する、と考察することも可能ではあります。しかし、このレーティングの変化は、単に①NARCが作成し提示したレーティングだったところから②国際基準のレーティングになっただけ、という可能性が高いと思います。
*72 2017年(104.75)、2018年(104.00)、2019年(104.25)
*73 また、アダイヤーさんのプリンスオブウェールズステークス3着(120)、トリプルタイムさんのクイーンアンステークス1着(121)もBHAレーティング通りですので、ロイヤルアスコット開催の世界ランキング中間発表における評価は、特にBHAと齟齬は無いと言って良さそうです
*74 2008年のデュークオブマーマレードさん、2011年のリワイルディングさん、そして2019年のクリスタルオーシャンさんのプリンスオブウェールズステークス優勝レーティングがいずれも127ポンドで、2008年のマンデュロさん以降の最高評価を分け合う形になります
*75 BHAでは119ポンド、IFHAでは120ポンド
*76 BHAでは120ポンド、IFHAでは121ポンド
*77 ただし、エミリーアップジョンさんの距離区分にIが加わっていないことから、彼女のエクリプスステークス2着の評価はBHAでも世界ランキングでも120ポンドという扱いになっている可能性が高く、従って今回は1着馬のみが1ポンド分多めに評価されているものと思われます
*78 HRIレーティングでは愛ダービー直前に124ポンドになったり、サイレント修正で123ポンドに戻ったり、その後サイレントでなくなったりと色々ありましたが、結局評価は変わりませんでしたね……
*79 もちろんミックファイアさんのレーティング次第でこの立場はほどなく更新される可能性があります
*80 中央馬としては2018年と19年にレーティング102ポンド、2017年に101ポンドの評価を受けています
*81 ちなみに、2004年のコスモバルクさんの詳細な確定レーティングは2005年チャンピオンズマイルのフォームガイドで知ることができますが、そこには残念ながら2004年北海優駿1着のレーティングは掲載されていません(存在しない?)
*82 フクムさんは、昨2022年コロネーションカップでは2着パイルドライヴァーさん(124、プレ120)に4馬身1/4差、3着ハイデフィニションさん(119)に4馬身3/4差を付けています。ウエストオーバーさんも、モスターダフさん(128、プレ121)に3馬身1/2差を付けた2023年ドバイシーマクラシック2着、ポイントロンズデールさん(プレ113)に7馬身1/2差を付けた同年コロネーションカップ2着、ジュンコさん(プレ118)に5馬身差を付けた同年サンクルー大賞1着の着差的な面を踏まえれば、彼の約2馬身後方にいるザグレイさん、その約7馬身前方にいるイクイノックスさんといっしょにもう少し高い評価ができると思います。まあ両者ともにキングジョージのパフォーマンスが自己最高なのは間違いないとは思いますが
*83 キングジョージを勝ったポエッツワードさんの当初のBHAレーティングは*130、当初の世界ランキング掲載値は*129、最終的なBHAレーティングは127、公式の確定レーティングは126ポンドです(BHA、※)。従って、当初のBHAが発表した暫定レーティングから、公式に決定した確定レーティングまでの評価の差分は、実に「4ポンド」ということになります。クリスタルオーシャンさんの各評価もポエッツワードさんの1ポンド下で同様の構図です(BHA、※)。
※BHAレーティングの変遷は「no current rating +」部分にあります

*84 ところで、距離区分Sの評価で暫定イギリス調教3歳馬チャンピオンになるのってかなり珍しい気がするんですよね……2017年にハリーエンジェルさん(*125)がエネイブルさん(*126)の2位につけた事例とかならありますけど
*85 従って、BHA通りクラージュモナミさん(118)と同等か、あるいは暫定距離区分Eチャンピオンのジャスティンパレスさん(119)と並びまでといったところのようです。
*86 もちろん2023年が終わるまでにヒーローコールさんが今後の重賞で更に自己最高レーティングを更新している可能性も充分ありますが
*87 あとはちょっとしたことですけどロシアンエンペラーさんのエミールトロフィー1着の評価が115ポンド以下であることもほぼ確定しましたね……こういう国際格の無い競走の優勝レーティングは個人的にかなり興味があるのですが、どうやら今後のフォームガイドを俟つことになりそうです……
*88 非・香港南半球暦シーズン1位馬に対して与えられたレーティングの中で、この124ポンドは2015/16年シーズン2位のワーザーさん(124)と並ぶ歴代最高評価です
*89 歴代の新潟2歳ステークスにおける位置付けを考える場合、2013年阪神ジュベナイルフィリーズ2着(110↑)の成績を残したハープスターさんの2013年1着(*106)の確定レーティングもちょっと気になるところではありますが、同3着馬ピークトラムさんおよび4着ウインフェニックスさんのレーティングが暫定値よりちょうど1ポンド分上方修正されている点から考えれば、おそらく彼女の優勝レーティングも1ポンドあるいは2ポンド程度の上方修正に留まる(すなわち今回のアスコリピチェーノさんと同じかそれ未満くらいの)のではないかと思います。まあオルフェーヴルさんの2011年菊花賞1着(122↑↑↑↑、※)のような際立った優勝馬として3ポンドあるいは4ポンド分の上方修正が行われた可能性も一応ありますが……

※2011年菊花賞の場合はウインバリアシオンさんの2着(115↑)のみが1ポンド上方修正、トーセンラーさんの3着(112)以下後続入線馬は上方修正なし

*90 追記:昨日はふつーに「上回る」と書きましたが間違いです!
*91 自己最高レーティングはもちろん128ポンドですが、距離区分Iに限れば2019年エクリプスステークス1着(122)がベストパフォーマンスになります。
*92 正確にはBHAレーティング113ポンドで始まり、セプテンバーステークス7着(90)の結果を受け、109ポンドへと下方修正された形になります。
*93 21世紀の「古馬G1を勝った英ダービー馬」は10頭居て、すなわちアダイヤーさん(127)、ゴールデンホーンさん(130)、オーストラリアさん(127)、ワークフォースさん(128)、シーザスターズさん(136)、ニューアプローチさん(130)、オーソライズドさん(129)、ハイシャパラルさん(127)、ガリレオさん(129)、シンダーさん(132)が該当します。20世紀ではラムタラさん(130)、ドクターデヴィアスさん(125)、ジェネラスさん(136)、クエストフォーフェイムさん、ナシュワンさん(130)、リファレンスポイントさん(133)、ティーノソさん(132)、シャーガーさん(136)、トロイさん(131)、ザミンストレルさん(128)が該当し、この中でも、1995年より前の米国古馬GⅠを勝ったのみの例外的なクエストフォーフェイムさんと、意外に愛チャンピオンステークス1着(124以下)ではなく英ダービー1着が評価対象となっているドクターデヴィアスさんの2頭を除けば、やはりみんな127ポンド以上の評価になります。
*94 現時点で2023年の4歳以上ダート距離区分Iは、ウシュバテソーロ(122)さんが1位、アルジールスさん(118)およびエンブレムロードさん(118)が2位タイ、テーオーケインズさん(117)およびメイショウハリオさん(117)が5位タイ、そして孫およびようやくアメリカ調教馬のディファンデッドさん(116)が7位タイというものになると思われます。もちろんアルカンジェロさんがNARCレーティングで119.60とされながら世界ランキングでは121ポンドとなっているように、ディファンデッドさんのサンタアニタハンデキャップ3着も世界ランキング内部ではNARCレーティング116ポンドより高く評価されているということは考えられますが……
*95 例えば、21世紀(2001年~2022年)の英セントレジャーの算術平均優勝レーティングは118.36ポンド、中央優勝レーティングは118ポンドです。なお、算出するにあたりシンプルヴァースさん(116)の2015年英セントレジャー1着(115)には牝馬アローワンス(3)を加えています。
*96 例えば、2着以下における着差の評価に当たって、2022年英セントレジャーでは8馬身→12ポンド()、2021年では5馬身→6ポンド、2019年では10馬身→12ポンド、2018年では12馬身→14ポンド、2017年では31馬身→38ポンド、2016年では10馬身→12ポンド、2015年では9馬身→11ポンドといった換算が確認できることからも分かるように、BHAで詳細なレーティングが公開されるようになった2015年以降では、2020年を除いたいずれの施行においても1馬身の着差当たり1ポンドより大きいレーティング差の換算基準が適用されています。また、2014年以前でも、キャメロットさんの2012年英セントレジャー2着が118ポンド、彼に3馬身遅れたミケランジェロさんの同3着が114ポンドに評価されたような例が確認できます。もちろん、優勝着差に関しても、2022年では2馬身→4ポンド(※)、2021年では2馬身3/4→5ポンド、2019年では2馬身1/4→5ポンド、2018年では2馬身1/4→3ポンドとなっているように、通常の距離区分Eではさほど見ないような大きめの評価がありえます。まあどう考えてもドンカスターより淀の3000mの方が着差が付きにくいと思いますけど

※牝馬のハスコイさん2位入線4着(109)

*97 2着から最下位までが24馬身差で、そのレーティング差が28ポンドですから、換算基準は1馬身当たり約1.17ポンドということになります。1馬身当たりちょうど1ポンドの換算であっても、この約1.17ポンドの換算であっても、結局のところ2馬身3/4差は約3ポンドに相当するわけですから、今回のコンティニュアスさんの優勝着差の評価に関しては、この換算基準の件はあまり関係ないということになりそうです。
*98 英ゴールドカップ1着およびロンズデールカップ2着馬
*99 グッドウッドカップ1着馬
*100 サガロステークス1着、英ゴールドカップ2着およびロンズデールカップ1着馬
*101 ヨークシャーカップ2着および愛セントレジャー1着馬
*102 ちなみに、このまま英セントレジャー1着馬として欧州調教馬の距離区分Eチャンピオンになれば、2018年にストラディバリウスさんと並んだキューガーデンズさん(120)以来、また単独チャンピオンに限れば実に2012年のエンケさん(120)以来のことになります。
*103 例えば、英セントレジャーのプレレーティングのトップ3はコンティニュアスさんの115ポンド、アレストさんの114ポンド、グレゴリーさんの111ポンドですが、菊花賞のプレレーティングは首尾よく行けばソールオリエンスさん(120)、タスティエーラさん(119)、ハーツコンチェルトさん(118)が揃うことになります。もっとも、パディントンさん(125)やオーギュストロダンさん(124)らが居る欧州3歳勢の中でコンティニュアスさんが英セントレジャーで119ポンドの評価を得るのと、すでに日本の23世代の限定戦で高評価をきわめたソールオリエンスさん(120)やタスティエーラさん(119)が菊花賞で119ポンドの評価を得るのとでは、レーティング水準上大きく意味が違ってくるのがネックになりますよね……
*104 2023年帝王賞2着
*105 2022年チャンピオンズカップ2着
*106 2023年サウジカップ5着
*107 この着差に対するレーティング差は16ポンドとなっていますので、日本で言うとダート・2000mの換算基準(1馬身→1.5ポンド)が用いられているみたいです。
*108 プレレーティングを基に、孫=117ポンド、グロリアムンディさん=115ポンド、ウィナーズマンさん=111ポンド、サクセスマッチョさん=105ポンドと仮定したものです。少なくとも現時点では、昨2022年(109.50)の記録を大きく上回ります。
*109 プレレーティングを基に、リメイクさん=113ポンド、ポルマウィスターさん=101ポンド、バスラットレオンさん=117ポンド、デュークワイさん=111ポンドと仮定すれば、110.50ポンドになります。ポルマウィスターさんは同競走2着で自己最高レーティングを更新している可能性もあります。いずれにせよ、やはり少なくとも現時点では、昨2022年(107.75)の記録を大きく上回るはずです。
*110 HKJCのパターンブックより。
*111 (追記)当初はトゥホヌイパンソクさんの対象競走をYTNカップ1着のみとしていましたが(コリアカップの換算基準を見た後だと2着ウィナーズマンさんと3着シムジャンギコドンさんとの間の1馬身3/4差が本当にレーティング差4ポンドとされているのかが気になったんですよね……)、やっぱり釜山市長杯1着も書き加えました。
*112 例えば、今回のレースレーティングを基に、いずれコリアカップが今後国際GⅡ(そしてもちろん国際GⅠ)に昇格できれば、レーティング水準は直接的に向上するはずです。また、これまでの「コリアカップ圧勝」といえば2016年クリソライトさんが110ポンド未満だったり、2017年および2018年のロンドンタウンさんが110ポンド止まりだったり、といった前例がどうしても存在感を持っていたと思いますが、これからは孫の117ポンドを比較対象として用いることができます。これも今後の優勝レーティングの水準に好影響をもたらすのではないかと思います。
*113 ウエストオーバーさんのドバイシーマクラシック2着に対する暫定評価は、公式レーティングでは、昨年愛ダービー1着(120)のパフォーマンスを再現という当時としてはほぼ限界ギリギリの高評価である120ポンドです。これに対してレーシングポストレーティングでは、昨年愛ダービー1着(RPR123)より1ポンド分凡走した扱いになっていますが、それでも122ポンドとなっています。実質的な優勝着差が公式では9ポンド、レーポスでは10ポンドに見積もられたという違いもありますが、やはり3歳時のウエストオーバーさんに対する両団体の評価の相違が、そのまま2023年春の彼の始動戦に対する評価、そしてイクイノックスさんの暫定レーティングに関わっている形になります。正直、昨年のウエストオーバーさんは適鞍が少なく発揮する機会が無かっただけで実際にはすでに公式レーティング120ポンド超の能力があったように思いますけどね……
*114 また、8着フィードザフレームさんも自己最高のパフォーマンスであるパリ大賞1着(117)を再現している可能性があります。そうであれば、7着以下に対する評価ではありますが、世界ランキングに掲載されることになってもおかしくありません。
*115 キングジョージのフクムさんより1ポンド上なのは、タイムフォーム社と公式の馬齢アローワンスに対する考え方が違うことによります(参考:)。
*116 ちなみにこれまでの評価の変遷は、仏ダービー1着後に125pポンド、ギヨームドルナノ賞1着後に129pポンドと来ていました。
*117 タイムフォーム『Modern Greats』の「Globetrotters」項より。
*118 英セントレジャー馬が凱旋門賞に参戦してレーティングを更新した例としては、2014年英セントレジャー1着(117)から同年凱旋門賞4着(120)のキングストンヒルさんや、2021年英セントレジャー1着(121)から同年凱旋門賞3着(123)のハリケーンレーンさんがあります。
*119 ハンデキャッパーブログより。IFHA所定のキログラム→ポンド換算表において56kgは123ポンドですが、逆変換では124ポンドも56kgになるので注意です。なお、余計なお世話かもしれませんが、同換算表では58kgは128ポンド、58.5kgが129ポンドになります。
*120 他国ですでにレーティングを公開しているHRIリニンさんは、コンティニュアスさんに対してフランスギャロの評価(120)より1ポンド分高い評価(121)を与えていることになっています。ただし、これは単なる4着~5着間のクビ差に対する評価の相違(0ポンドまたは1ポンド)に由来する可能性もあるので、必ずしもエースインパクトさんのレーティングに関わる問題であるとは限りません。なお、BHAリニンさんの見解は、今回出走したイギリス調教馬がいずれも「凡走」していることに加えて、最近ハンデキャッパーブログが沈黙しており当然ながら凱旋門賞に関する話題も投稿されていないので、まったくの不明です。
*121 当然ながら、牝馬アローワンスを無視すればの話にはなりますが。ところで、2016年のファウンドさんの評価が123ポンドになっているのってわざとなんですかね……?
*122 カネヒキリさんの2008年東京大賞典1着(119)、タルマエさんの2014年東京大賞典1着(119)、クリソベリルさんの2020年帝王賞1着およびJBCクラシック1着(119)という距離区分Iにおける四例が該当。先日ウシュバテソーロさんの区分M戦さざ…日本テレビ盃1着は惜しくも暫定118ポンドでした。
*123 第7回中間発表では121ポンド以上馬が27頭、120ポンド以上馬が38頭の掲載。ここに加えて、たぶん凱旋門賞3着のオネストさん(FGでは123)、凱旋門賞5着のコンティニュアスさん(FGでは120、HRIでは121)、ドラール賞1着のホライズンドーアさん(FGでは120)、サンチャリオットステークス1着のインスパイラルさんあたりの欧州馬が120ポンド以上馬になる可能性が高いと思いますが、あんまり多く増えないのであれば足切りラインは120ポンドのままになるかな~と思います。
*124 しかも、南部杯では一般的なちほーと違って1秒当たり6馬身の換算が行われるので、2.0秒差は12馬身、すなわち24ポンドです。
*125 もちろん今後のレディバグさんなどの活躍次第で状況は大きく変わりますが、現時点でプレレーティングのみから算出する暫定年間レースレーティングは、昨年の確定値(113.25)を1ポンド下回る112.25ポンドの低きに沈んでしまっています。いずれ「国際GⅠ」を目指している競走であるわけですし、今回はレースレーティング的にも期待が高かったと思いますが……今回何かしらが嚙み合わなかったジオグリフさんはともかく、カフェファラオさん(118)が惜しくも5着に敗れてしまったのが、年間レースレーティングとしてはまったく大魚を逃してしまった形になります。
*126 ただ、もし試みにディベートをしてみるとすれば、私はレーティング予想の時に「少なくともレーティングに基づく世界観のうえでは、イグナイターさんが、勝ち鞍はもちろんのこと、敗北した大レースにおいても2023年かしわ記念7着(101)、昨2022年マイルチャンピオンシップ南部杯4着(111)などの堅実さを有していることから、今回の2着でもある程度力を発揮したと見てもいいんじゃいないか」とは愚考しています。
*127 BHAレーティングの暫定値(*130)~公式レーティングの確定値(126)
*128 しかも、キングジョージ3着のキングオブスティールさんと6着のボリショイバレエさんは、その次走でキングジョージ出走時点でのレーティングを上回るパフォーマンスを見せています。まあ何より1・2着馬の次走が案外だったと言われればそれまでなのですが、もうちょっと頂上決戦としての価値を保全していい気も……
*129 追記:4着→5着に訂正しました。なお、同4着馬スルーセブンシーズさん(118)も、この翌日に発表されたJPNサラブレッドランキングにそのままの評価で掲載となりました。
*130 サンチャリオットステークス1着は、圧巻のレース振りだったので昨年の120ポンド再現まであるかなと思いましたが、ジャックルマロワ賞1着と同じ118ポンドまででした(ちなみにこの週はガーディナー=ヒルさんではなくコープランドさんがマイル戦を担当しています)。さすがにこの牝馬限定G1の実績では、直接対決で敗れたトリプルタイムさんのクイーンアンステークス1着(121)、パディントンさんのサセックスステークス1着(121)のパフォーマンスを実質的に上回ることはないという扱いになったみたいですね……彼女に関しては史上初の「2歳・3歳・4歳牝馬チャンピオン」というおとーさんと似たような記録が懸かっているので結構注目しているのですが……
*131 私はイクイノックスさんのドバイシーマクラシック1着にもずっと「大台に乗る130」(『優駿』2015年2月号)を期待してますけど、もしエースインパクトさんが128ポンド、フクムさんが127ポンド、ウエストオーバーさんが126ポンドで距離区分Lの序列が定まるならば上方修正の理由は少なくなりますから、このまま120台という線もあるでしょうか……
*132 英チャンピオンステークス優勝レーティングは、過去4年で、ベイブリッジさんの2022年1着(122)、シリウェイさんの2021年1着(123)、マジカルさんの2019年1着(118)のときに、それぞれイクイノックスさん、エフフォーリアさん、アーモンドアイさんが勝った同年の天皇賞(秋)優勝レーティングを下回っていることになります。それ以前やさらにニューマーケット時代に遡ると、チャンピオンステークス1着が天皇賞(秋)1着以下の評価となったのは、1着が123ポンド未満のトゥワイスオーヴァーさんと122ポンドのカンパニーさんの2009年程度しかありませんから、これは近年の日本のレーティング水準の高さを大いに反映するものであるとも言えそうです。
*133 21世紀のブリーダーズカップターフでは、初期ではファンタスティックライトさん(129)の2001年1着(NARCでは126.5)、ハイシャパラルさんおよびジョハーさんの2003年1着同着(127)があり、近年では「アメリカを制覇した」例外的なエネイブルさんの2018年1着(125)という飛びぬけた三例がありますが、全体的にはハイクラスであっても125ポンドに留まる傾向がかなり強いです。ハイシャパラルさんの2002年1着(NARCより)、シロッコさんの2005年1着、イングリッシュチャネルさんの2007年1着、コンデュイットさんの2008年1着および2009年1着、タルナワさんの2020年1着(122)がいずれも実質的に125ポンドの評価です。ちなみに、歴代最高レーティングは欧米統一元年、ラムタラさん(130)に迫った実力者フリーダムクライさん(128)を破った1995年のノーザンスパーさん(129)です(これについては「最高レーティングいろいろ&歴代ランキング」のソースに書いています)。
*134 0.69秒は素直にタイムに定数6[馬身/秒]を掛ければ4馬身強になりますが、重馬場なので小さめに着差が換算されたようです。結局、着差からレーティング差への換算がわずかに大きめに行われているので多少二度手間の感はありますが……
*135 今回、2着以下の着差は大体1馬身当たり2.5ポンドという換算基準が適用されているので、10ポンドは実質的に4馬身という評価になります。
*136 そもそも単純な優勝着差が2015年エアフォースブルーさんの21世紀記録であった3馬身1/4差を1/4馬身上回っており、その着差がさらに高評価されたレーティング差もやはり21世紀では1位のはずです(おそらく2018年トゥーダーンホットさんとエアフォースブルーさんの7ポンド差を3ポンド分上回っている形になります)。
*137 フランケルさんの2歳の公式レーティングの対象競走はロイヤルロッジステークス1着(126↑↑↑)です(チラ裏参照)。
*138 なお、125ポンドの欧州2歳チャンピオンといえば前述のファスリエフさんまで遡りますが、単純に125ポンドの評価を得た欧州2歳馬というくくりでいえば、2007年デューハーストステークスでニューアプローチさんの2着だったファストカンパニーさん(125)が直近になります。
*139 フランケルさんの2歳時のタイムフォームレーティングに関しては、「レーティングあれこれ2」にも解説がありますが、2010年ロイヤルロッジステークス1着が127ポンド、2010年デューハーストステークス1着が126ポンド、と来て年間レーティングが133pポンドという罠があるので要注意です。
*140 加筆したりコメントしたりするタイミングが無かったのでこれまでうやむやにしてきましたが、実は、ドイツの公式ハンデキャッパーであるジーメンさん「ドイッチャーガロップ」2023年1月25日)や、イギリスの公式ハンデキャッパーであるスミスさん『サラブレッド・オーナー&ブリーダー』2014年2月号、44頁同2023年2月号、10頁)は、例の下方修正はあくまで非公式であって公式と考えるべきじゃないんだ、◆みたいなことをそれぞれ信頼できる媒体でおっしゃられています。実のところ、これらを出典としてミル貝に「フランケルとフライトラインは歴代1位とされないこともある」と執筆することができるほどでもあるんです。ただ、そうはいっても特に日本では一般的に下方修正を適用した考え方が支配的であること  実際にこれまでの『優駿』上ですと、2015年3月号では小石川さんが、2017年3月号では辻さんが、2017年4月号ではあの合田さんが、2023年2月号ではあの秋山さんが、2023年8月号では藤井さんが、いずれもフランケルさん(およびフライトライン)さんの評価を歴代1位とする見解を優先しています。『日本の競馬総合ハンドブック 2023』でもあの奥野さんがやはり同じ見解です  、そして、やはりどう考えても下方修正を適用しないと昔のレーティング水準が高過ぎるということ  国際クラシフィケーション元年の1977年には130ポンド以上馬が18頭居たという事実を、今般の世界ランキングの現状と比較してみてください……  という二点から、別に140ポンドが歴代1位の評価であると看做して問題ないだろうと私は考えていました。しかし……もしかしたら『優駿』2023年11月号の内容次第では、考え方を変えなくてはいけないかもしれません。思えば、恒例のハンデキャッパーさんが世界ランキングを説明する『優駿』2023年3月号の記事でもフライトラインさんという超級の方が出たくせに「04年にワールドサラブレッドランキングが創設されて以降、12年のフランケルに並ぶもっとも高い評価」と頑なに1977年まで遡らなかったり、また、下方修正を適用したレーティングを「改定値」として堂々と紹介していたJRA-VANの名馬列伝も今年の夏に突然そういったくだりを除去したりしていますし(例:ダンシングブレーヴさんの前版後版)、多少不穏なふんいきを感じるところはあります……
*141 いやまあ主要G1級の名馬であることは間違いないですし、ロワイヤルオーク賞で2着に破ったのがあのトリリオンさんなのでそこでも知られているかもしれませんが……
*142 レーティングは当然馬齢アローワンスを無視するので、例えば2歳・3歳・4歳で同じレーティング120ポンドを獲得した方の場合であっても所定の馬齢アローワンス分の成長は毎度遂げていることになるんですけど……
*143 あくまで私の所感ですが、基本的に公式レーティングは最後の脚色の良さを重視する傾向があり、不利なペースに身を置きながら消耗しつつねじ伏せるように走った方にはあんまり高評価を与えない傾向があると思います。フランケルさんの伝説的な2011年英2000ギニー1着(130)における6馬身差でさえ、その評価は結局13ポンド差のままで確定しましたし、フライトラインさんがダートマイル超えのペースでライフイズグッドさん(125)に付き合った2022年ブリーダーズカップクラシック1着の評価は、比較的メンバー落ちとなる同年パシフィッククラシック1着(140↑)に及びませんでした。まあこの件に関しては、リバティアイランドさん(120)が早仕掛けの秋華賞1着(118)で1馬身差を4ポンド差扱いしてもらっているような例が最近にあるのでさほどの問題にはならないかもですが。
*144 個人的にジャスティンパレスさんは、3着以下に対しては良い先着振りを見せていること、またフィエールマンさん(123)のように距離区分Eの実績馬がより短い距離でパフォーマンスを上げるのは決しておかしくないことを考えれば、120ポンド以上の評価を受ける余地はあると思います。宝塚記念についてはスルーセブンシーズさん(118)のおかげで上方修正もありえますし。
*145 なお、優勝着差の3馬身差は9ポンド差換算です。府中の高速馬場における前例ということで、今回の2馬身1/2差もこれくらいまでは行けるんじゃないかとは思います。
*146 レーポスは、芝2000m戦では基本的に1馬身を2ポンドに換算します。ちなみに、今回と同じ2馬身1/2差の優勝着差で名高い2009年愛チャンピオンステークスは優勝レーティング差8ポンド差、すなわち実質4馬身差の評価です。
*147 例えば、昨2022年はフライトラインさん(140)とバーイードさん(135)の最高レーティングがどこまで高まるかが話題を振りまきましたが、その一方で距離区分Mチャンピオン評価であるフライトラインさんの同年メトロポリタンハンデキャップ1着(130↑↑↑↑)およびバーイードさんの同年クイーンアンステークス1着(130↑↑)の両パフォーマンスの事情については、確定版世界ランキングが出るまでずっと確認できませんでした。クイーンアンステークス1着に関してはBHAでは結局128ポンドのままでしたし、このような非・年間最高レーティングに関する区分チャンピオンを念頭に入れた評価の調整は、国内レーティングの範囲ではあまり優先度が高くない可能性がなきにしもあらずです。
*148 あとはかなりネガティブな発想ですが、今年の秋に欧州3歳世代の活躍が目立ったことでロイヤルアスコット古馬の覇者モスターダフさんのパフォーマンスが逆に127ポンドくらいまで下方修正されるという可能性も少しありますかね……
*149 推測になりますが、世界2位はエースインパクトさんゴールデンシックスティさんラッキースワイネスさん(RPR129)ですかね?
*150 ちなみに天皇賞(秋)前天皇賞(秋)後における評価の変化はこんな感じです。
*151 今年は日本調教馬の遠征のおかげで年間レースレーティング算出のためにエースインパクトさん、モスターダフさん、ウエストオーバーさんの確定合同フリーハンデが公式サイトで公開されると見られるので楽しみですね!
*152 ちなみに、極めてどうでもいいことですがnetkeibaレーティングでも歴代1位をうかがう勢いのようです。
*153 ちなみに、このレーティンググランドスラム(?)の直近の達成馬は2022年のフライトラインさん、その一つ前は2020年のガイヤースさん(合同フリーハンデは除外)です(追記:最初フライトラインさんをふつーに見落としててすみません…)。ガイヤースさんの場合はTRCグローバルランキングの世界チャンピオン歴がわずか2週間だったので結構ギリギリでした。
*154 これでも、タイム差1.22秒が重馬場で6馬身換算され、さらにそれが11ポンドに換算されているので、優勝タイム差からの評価はJRAリニンサンのやり方より結構厳しめにはなります。素直に定数6[馬身/秒]および2[ポンド/馬身]を用いれば約15ポンド差になりますからね……
*155 キプリオスさん2着;キンロスさん2着ベケット師…ジャッキーオーさん3着、アバブザカーブさん4着、フリーウインドさん5着;パディントンさん9着;ベイブリッジさん8着、キングオブスティールさん1着。
*156 列挙すると、英ダービー2着(120)、キングエドワード7世ステークス1着(120)、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス3着(119)、愛チャンピオンステークス4着(121)、英チャンピオンステークス1着(122)、ブリーダーズカップターフ5着(118)になります。なお、キングエドワードはたしかコンティニュアスさんがグレートヴォルティジュールステークスを勝つまでは118ポンド(アーカイブを取りそこねたので今や検証はできませんが……)、またキングジョージはフクムさんおよびウエストオーバーさんが下方修正されるまで120ポンドでした。
*157 ドバイシーマクラシック4着は同2着(120)から3馬身1/2差。
*158 いま欧州には怪物候補のシティーオブトロイさん(125)がいますが、彼は欧州2歳馬としては2019年のピナトゥボさん(128)以来ということになるので、レーティングの希少性という点では10年以上前に遡るフィアースネスさんの方が特筆ものであるとも言えます。ブリーダーズカップジュベナイルの優勝レーティング水準ってアンクルモーさんあたりを境にだんだん下がってきているんですよね……
*159 まあ、昨2022年に全米を一掃したフライトラインさん(140)が去った時点でレーティング水準の揺り戻しがあることは想定できましたし、サウジカップもドバイワールドカップも日本調教馬に勝たれては仕方ないかもしれませんが……
*160 ただ、これでも2着以下で有意義なレーティングを得た方は1頭もいないと言っていいので(2着~5着は皆今年最高のパフォーマンスと比べて凡走、しかも3着~6着は国内ランキング掲載対象外の100ポンド未満)、ちょっと意図は図りかねますが……。
*161 2着のナショナルトレジャーさんが119ポンドなので。
*162 ちなみに、ちほー競走のレーティングが世界ランキングの中間発表に掲載されること自体、2014年以降では初めてのことです。それ以前のトップ50ワールドリーディングホースのシステムでは、ヴァーミリアンさんの2007年東京大賞典1着(118)、2008年東京大賞典2着(118)、カネヒキリさんの2008年東京大賞典1着(119)など年末の東大組がランクインした事例がありますが。(追記・訂正)同2023年ウシュバテソーロさんの川崎記念1着(117)を忘れてました!
*163 2017年~22年の六年間における例外は、2020年にクラシックレジェンドさんのジ・エベレスト1着(125)が、ネイチャーストリップさんのTJスミスステークス1着(124)を上回ったときのみでした。
*164 まあこの件に関してはアイウィッシュアイウィンさんのレーティングがこの中間発表で121ポンド、オーストラリアで122ポンドと違っているのが厄介なところですが……
*165 注:ここ、当初はジャスタウェイさんの同2着(120)、優勝レーティング差9↑ポンドという間違いを書いてしまっていました!すいません!
*166 1984年のエルグランセニョールさん、1985年のスリップアンカーさん、2003年のホークウイングさん、2017年および18年のクラックスマンさん、2017年および19年のバターシュさんが、136ポンドで欧州年間1位となるタイムフォームレーティングを得ていながら、その年のタイムフォーム欧州年度代表馬のタイトルを逸しています(『タイムフォーム年鑑』2012年版およびタイムフォーム電子版より)。
*167 プリンスオブウェールズステークスにおける公式レーティング128ポンドは、ドバイミレニアムさんの2000年1着(134)以来じゃなくて、マンデュロさんの2007年1着(131)以来が適切ですよね……。ちなみに、タイムフォームレーティングだと129ポンドでクリスタルオーシャンさんの2019年1着(TF131)以来(『タイムフォーム年鑑』2019年版より)、レーシングポストレーティングだと128ポンドでこれもクリスタルオーシャンさんの2019年1着(PPR129)以来と、非公式レーティングを基にすると期間はさらに狭まってしまいます。
*168 プリンスオブウェールズステークスは実質的に127ポンドが近年の壁になっており、128ポンドで確定するのであればデュークオブマーマレードさんの2008年1着(127)、リワイルディングさんの2011年1着(127)、ザフューグさんの2014年1着(124)、クリスタルオーシャンさんの2019年1着(127)のいずれにも優越する評価ということになります。ですので、いくら圧勝だったとはいえモスターダフさんも127ポンドに留めるべき、という意見は確かにありうるのではないかという風に思います。
*169 同1着馬ブラッドセルさんは119ポンド→118ポンド→117ポンドと下方修正
*170 ヒシイグアスさんの中山記念1着(115)はそのまま
*171 マネーキャッチャーさんのクイーンエリザベス2世カップ4着(114)はそのまま
*172 ジャスパークローネさんのCBC賞1着(107)はそのまま
*173 2004年ワールドサラブレッドランキング成立後ですと、距離区分Lで133ポンドが付くのは初めてです。ハービンジャーさんの2010年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス1着(135)より2ポンド下、シーザスターズさん(136)の2009年凱旋門賞1着(131)より2ポンド上。欧州の牝馬アローワンス(3)を加味すればトレヴさんの2013年凱旋門賞1着(130)が並びますが。
*174 正確には、ドバイワールドカップの主催者版プレレーティングはこれですが、こっちは2022年の確定レーティングを含む公式レーティングに対して随分と補正が掛けられています。
*175 孫はサウジで優先順位が低くてちょっとかわいそうでしたが、この件に関しては、明け2023年時点の北米ダート界には現状より多くの高レーティング馬がいたという事情も考慮する必要がありそうです。来年の中東G1に限っては116ポンドでもすんなり出走できそうな気もします。
*176 そもそもイグナイターさん(114)の同2着(100)に対する南部杯の優勝レーティング差(20)は、本当は20ポンドではなく約24ポンドが付くべきですし……
*177 ドバイワールドカップ1着馬ウシュバテソーロさん(122)
*178 ブリーダーズカップクラシック2着馬デルマソトガケさん(121)
*179 サウジカップ1着馬パンサラッサさん(120)、マイルチャンピオンシップ南部杯1着馬レモンポップさん(120)
*180 サウジカップ3着馬カフェファラオさん(118)、サウジカップ4着(118)のジオグリフさん
*181 ドバイワールドカップ4着(117)のテーオーケインズさん、帝王賞1着馬メイショウハリオさん(117)、コリアカップ1着の孫(117)、JBCクラシック1着馬キングズソードさん(117)
*182 例えば、ワールドサラブレッドランキング制度成立(2004年)以後、「世界チャンピオン」は距離区分M(1301m - 1899m)から延べ4頭、区分I(1900m - 2100m)から同15頭、区分L(2101m - 2700m)から同6頭出ていますが、これが区分Sでは1頭、区分Eでは0頭です。
また、レーティング体系同士の比較では、タイムフォームレーティングが公式レーティングと比べてスプリンターやステイヤーに対してより高い評価を与えているという点からも、このことは指摘できます。タイムフォーム誌はバターシュさん(126;TF136)とクラックスマンさん(130;TF136)の評価を同等にしたり、キプリオスさん(124;TF131)をセントマークスバシリカさん(127;TF132)の1ポンド下にしたりしています。

*183 この考え方は、2歳路線のレーティング水準が低いことにも通じます。レーティングでは馬齢アローワンス分を考慮に入れないので、例えば、オールエイジドの定量戦で「パフォーマンスレーティング120ポンドを記録した古牡馬」に対して同着した2歳牡馬は、斤量がかなり軽くその分未熟であるにも関わらず必ず同じ120ポンドの評価を受けます。したがって、仮に2歳路線と古馬路線の競争性が同等であるのなら、2歳チャンピオンと古馬チャンピオンの評価の水準は一致するはずです。
*184 北米の場合は、距離区分Sの範囲が「1000m - 1599m」に広がります。ちなみに日本のダートは別にそんな調整は無いので、例えば1400mのJBCスプリントは距離区分Mに属し、1200mのJBCスプリントとは区別されることになります。
*185 例えば、イギリスではナンソープステークスレコード勝ちのデイジュールさん(133、r132)、バターシュさん(126)などが傑出馬として挙げられます。
*186 世界的な公式レーティングはS・M・I・L・Eど真ん中の距離区分Iの競争性が高いので、これはやや珍しい傾向であると言えます。江面さん(2016)が指摘するように、アメリカ、ドバイ、香港、オーストラリア、イギリス(秋)、アイルランドにおける最強馬決定戦はいずれも距離区分Iに属します。ときには凱旋門賞も英愛チャンピオンステークスの「敗者復活戦」になることを免れません(『Number』913号)。
*187 セラフィックコールさん(113)、ドゥラエレーデさん(114)もそうでしたが、今年の国内2歳・3歳ダート路線は、ミックファイアさんのジャパンダートダービー1着(114)が上限に置かれている感もありますね……
*188 『ハンデキャッパーの方法』85頁。
*189 例えば、オレーさんは、2019年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスにおけるエネイブルさん(128)の優勝着差クビ差が2ポンドになった理由として、大外枠から進めたレース振りを挙げています。なお、大きな着差の場合はともかくとして、数馬身差以内の優勝着差が実際よりも小さく評価されるということはほとんどありません。ほとんど……(2012年愛チャンピオンステークス、2022年英オークス
*190 例えば、ガーディナー=ヒルさんは、タイムテストさん(119)がプレレーティング119ポンドで臨んだ2015年ブリーダーズカップマイルにおける惨敗の理由の一つとして大外枠を挙げ、2015年ジョエルステークス1着の評価119ポンドは据え置きとするとしています(まあタイムテストさんは結局この年118ポンドに下方修正されましたが……)。また例えば、ナッシュさんは、2017年キングズスタンドステークスにおけるレディオレリアさん(122)に高い評価を与えられる傍証として、枠順によるバイアスが無く、前年同競走1着馬でこの年2着のプロフィタブルさん(116)も力を出し切れる公平な決着だったという点を挙げています(まあプロフィタブルさんは最終的にこの年115ポンドに下方修正されましたが……)。
*191 もっとも、ナシュワさん(121)の英インターナショナルステークス2着の評価はジャパンカップ後の12月初週にBHAリニンサンによって121ポンドから120ポンドに下方修正されており(12月4日12月5日)、また、エミリーアップジョンさん(121)はそもそもBHAリニンサンでは一貫して120ポンド扱いされているので、むしろこのお二方が120ポンドのラインまで下がって来ることもありえるのですが……。まあエミリーアップジョンさんに関してはパディントンさん(125)やウエストオーバーさん(126)と渡り合ったわけですしBHAリニンサンも無理に引き下げないんじゃないかという気はしますが、ことナシュワさんに関しては、オーギュストロダンさん(IFHA124、HRI125)やHKIRフォームガイドのルクセンブルクさん(123)の評価を踏まえると、BHAリニンサンとHRIリニンサンの間で「英インターナショナルステークス2着と愛チャンピオンステークス3着を平準化する」動きがあるっぽいので、世界ランキングでも120ポンドになる可能性が比較的高いのではないかと思います(違ったら3000円あげます!)。
*192 何度かコメントした内容になりますが、タイム差2.0秒は盛岡の基準だと12馬身差になり、1着~2着間の優勝レーティング差は約24ポンドが妥当です。これは12着~13着間の1.4秒差が9馬身差になり、そして18ポンド差になっていることからも明らかです。なお、IHFAリニンサンのプレスリリース初版レーポスでは着差が「30馬身差」扱いになっていますが、これは英語圏ゆえに日本の「大差」をすなわち30馬身以上の「distance」であると勘違いしたのではないかと思います。