私は確立プレイをし始めた頃、狙いの子系統出来たやったー!と達成感に浸ったものです。
そこまでは良いんですが、子系統を確立しただけではあんまり配合時の環境が変わってないな…ということが結構有りました。
巨大系統を親昇格で解体出来てこそ、箱庭内の環境改善は成せるのです!
ここでは有効で具体的な親系統昇格のパターンに付いて紹介します!
※以下本ページで取り扱う環境は「ウイニングポスト9 2022 1976年スタート」です。
支配率による直接的な親昇格について
親系統への昇格には大別して2種類、細かく見ると4種類のやり方があります。
こちらで紹介するのは
- ①:日本・米国・欧州いずれかの地域で血統支配率が12%に到達する
- ②:日本・米国・欧州3つの平均(=世界)で血統支配率が10%に到達する
という方法になります。
こちらのやり方は、箱庭内の圧迫具合やかかる労力が大きい代わりに、無駄が少ないやり方だと言えますね。
自動昇格組の傾向と雑感
まずは普通にプレイしていても自動発生しうる親昇格を把握しましょう!
基本的にこれらは上記の「①:日本・米国・欧州いずれかの地域で血統支配率が12%に到達する」に該当するやり方ですね
ボールドルーラー | 1982年頃 | 米国12% | SP系 |
ナスルーラから離脱します。 支援もせずに米国を荒らしすぎたり史実二冠馬のボールドフォーブスがクリスタルウォーターにボコられるとたまに昇格に失敗することが有ります。 エディットに抵抗がないならクリスタルウォーターをガッツリ弱体化させておくだけでも結構安定します。 自信がないならスペシャル種牡馬で水増し……と言いたいところですがボールドルーラーご本尊は高額ですが高齢で22歳。 おそらく米国支配率を荒らす理由であるソードダンサーやインテンショナリーやルファビュルーの邪魔になってしまうでしょう。 もう一頭のスペシャル種牡馬であるボールドリーズニングは若いですがドバミレよろしく孝行息子の力で確立して息子諸共に無系化しますので論外。 独立前にシアトルスルーが出て行ってしまう可能性もあるので、安定を求めるならセクレタリアトも支援して子系統二本での確立を目指してもいいかもですね。 そのまま12%を満たせば御の字ですし、出来ずとも子系統二本で合計10%ですからちょっとお得……なんでしょうか? 最低でもDLCでシアトルスルーを貰っている場合は自前の米国牧場に送るか、イタ電を利用して米国に送還しましょう。 | |||
ミスタープロスペクター | 1992年頃 | 米国12% | SP系 |
ネイティヴダンサー(場合によってはレイズアネイティヴ)から離脱します。 ほっときゃ昇格するし、米国荒らしても時期がずれるだけでしょう多分。 | |||
ヘイルトゥリーズン | 2000(2015)年頃 | 日本12% | 無系 |
ターントゥから離脱します。 サンデーサイレンス確立年以前にヘイルトゥリーズン系が日本12%を達成していると同年昇格します。 先にサンデーサイレンスの確立のみ発生した場合も2015年に昇格したケースが有りました。 | |||
ダンジグ | 2001(2007)年頃 | 欧州12% | SP系 |
ノーザンダンサーから離脱します。 直子の大物デインヒルの確立時期が全て、といったタイプになりますね。 デインヒル以外の系譜も繁栄する関係で再度親昇格するケースも有るようです。 | |||
サンデーサイレンス | 2006年頃 | 日本12% | 無系、10ではSP系 |
ヘイルトゥリーズン(場合によってはヘイロー)から離脱します。 自身は2003年には引退ですが、息子らの子供もよく走り、あっという間に親昇格します。 ここまで来ると国内では子孫を持たない史実馬や架空馬では相当頑張らないと種牡馬入り出来なくなりますね…。 | |||
サドラーズウェルズ | 2007年頃 | 欧州12% | 無系、10ではST系 |
ノーザンダンサーから離脱します 欧州の圧倒的主流が昇格です。 これによりそれまでノーザンダンサー系2本として見なされていたエルちゃんのようなタイプが本領を発揮し始めます。 | |||
デインヒル | 2009年頃 | 欧州12% | ST系 |
ノーザンダンサー(場合によってはダンジグ)から離脱します。 ダンジグが血統内に有る産駒間でのスピスピクロスがしやすくなるのがとても大きいですね。 | |||
ストームキャット | 2011年頃 | 米国12% | SP系 |
ノーザンダンサー(場合によってはストームバード)から離脱します。 間のストームバードが確立していたら、そこからもう一本子系統出たら面白そうな気がしています。 | |||
エーピーインディ | 2016年頃 | 米国12% | SP系 |
ボールドルーラー(場合によってはシアトルスルー)から離脱します。 エーピーインディと後継筆頭のタピットの間に挟まるプルピットを延命、連続確立を狙う場合、デインヒルが先に確立したダンジグの様に小分けにされて昇格しない可能性が有ります。 その場合はタピット確立時にシアトルスルーが昇格することになるでしょう。 | |||
ガリレオ | 2018年頃 | 欧州12% | SP系、10ではST系*1 |
サドラーズウェルズから離脱します。 フランケルなんかは血統内から銀種牡馬因子が無くなって、爆発力がガタ落ちしたりすることも有ります。 |
欧米支配率12%の基本方針
基本的には欧米での子系統確立にも通じる内容ですが、地域支配率を向上させていく場合は流行血統の関係からよりシビアになります。
- お守り・資金引継ぎ、早期海外牧場
この手のコンテンツでは仕方ない事ですが、DLCも条件に含みます。
早期の資金確保のためにTTGセットやシアトルスルーらのセットも有ると尚良しです。 - 産駒、系譜の種牡馬を欧米の一方に集める
なにはともあれ支配率の上がりやすい欧米に子孫を集めます。
ウイポ8の時代ですが、ニジンスキーなんかは日本国内で無理矢理12%に届かせるやり方も有ったとか…。 - 史実子孫持ちの馬は欧米配置
古い年代の欧米は種牡馬枠の関係から、架空馬や史実産駒のいない馬が種牡馬入りするのが大変難しくなっています。
言ってみれば常にサンデーで飽和した時代の日本みたいな環境に置かれ、強制種牡馬化でもないと満額並みの活躍してても乗馬送りにされるのはざらです…。
しかも親昇格を狙うほどの負荷をかけるとなると生半可な総賞金では種牡馬入り出来ません。
その状況でも確実に種牡馬化させられる子孫持ちは欧米で競走馬を、それ以外は種牡馬入りの緩い日本で競走馬にすると良いでしょう。
しかし、種牡馬化して繫養地域を移動させられるのは年2頭までなので、日本→欧米輸送に頼るのは限度が有る事を覚えておきましょう。
海外出身馬であればイタ電を利用して送り返す事も出来ますが、電話をかけて来た牧場はまだ受胎してない史実直子が居ない場合は即引退させてしまうのでそこも注意ですね。 - 種牡馬入り後に地域移動する種牡馬を把握する
種牡馬入り後、史実をなぞって活躍地域外に行ってしまう馬を把握し、競走馬から所有することで動向と支配率をコントロールしましょう。*2
日本に輸入される馬の場合は年末処理時に購入する事も出来ますが、普通にお守りは要求される上、序盤だと割高な購入費用が海外牧場運営等で厳しい財布を圧迫し、
任意の地域に送り返すためには種牡馬の移動枠まで使わせられてしてしまいます。
(例:ニジンスキー系のノーアテンション等) - 子孫有りでも早期引退する種牡馬を把握する
その地域で勝手にデビューし、確実に種牡馬入りする子孫持ちの馬でも安心は出来ません。
わずかな史実直子の種付けが終われば即引退してしまうようなタイプの史実馬は自身が所有し、親昇格まではキープしておくと良いですね。
(例:ニジンスキー系のゴールデンフリース等) - 競走馬としての適性地域に注意
子孫産駒が居るとしても、本来の地域から移動させる以上はその馬の地域適正がその地域に合っているとは限りません。
芝走れるならどこ行っても割とどうとでもなりますが、全く賞金が稼げないと高額種牡馬になれなくなるので、完全なダート晩成型とかだと欧州に送るのは相当能力が高くないと不安ですね。
欧州芝で重賞取れるようなダート馬なら仕上がってから中東系高額レースで稼ぐと言ったやり方も出来るのですが… - 競走馬としての成長型に注意
成長型が遅めや晩成だが、真価を発揮し始める5~8に達する前に子孫ロストマークが点灯し、引退させないといけなくなるようなタイプが居ます。
彼らは成長度が伸び、満足に活躍する前に引退させなくてはいけなくなってしまうため、賞金や実績を積み辛いという難点を抱えています。
また、成長型が晩成に寄るほど、同じ戦績・賞金の早めや早熟型と比べて種牡馬入り時の種付け料が安くなってしまうという問題が有ります。
支配率を上げる、という点で言うと総じて損な話なので、気になるのであれば成長型はEDITを推奨します。 - 早期の馬は出来るだけ引退を遅らせた方が良い
例え種付け料1500万で種牡馬入り出来る能力、実績を持った馬でも、種牡馬になってしまうと子孫が活躍していないと徐々に種付け料が減少していきます。
既に満額で種牡馬入り出来るとしても、子孫のロストが発生しないならば引退を翌年に先延ばしし、目当ての馬の昇格が発生する時期に可能な限り合わせると効率的な支配率上昇に寄与します。
ニジンスキー欧州12% 皆欧州にのりこめー!
ノーザンダンサーを解体する、代表的でとても有効な親昇格です。
日本国内に多く導入されるニジンスキーの子孫を欧州に放り込んで活躍・種牡馬入りさせるのが特に有効です。
低労力でそれ以降の昇格を目指す場合、88年生の大物であるジェネラス・スワーヴダンサーが3歳引退した翌年の92年を目標にすると良いでしょう。
具体的にどの馬を連れて行くのが良いかはニジンスキー父系図を参照されてください
早期の離脱を目指せば80年代中盤での離脱も可能でしょう。
ダンジグ欧州12% 皆欧州にのりこめー!
デインヒルが確立する前に昇格したい時に。
ニジンスキーと違いデフォルトでも親昇格の可能性が有るので、全力で支援する必要はないでしょう。
シアトルスルー米国12%
エーピーインディの父と母の親系統が早期分離し、エーピーインディやその子孫で生産する価値が大きく増します*3。
レイズアネイティヴ米国12% ミスプロさん確立もうちょっと待って!
ミスプロは普通にやってれば大体86か7年辺りに確立するわけですがこの辺りを渋滞させることでミスプロの確立を先送りしてレイズアネイティヴ系のままにしておくことで12%を達成します
注意しなくてはならないのは首尾よくミスプロの確立を88年に先送りしてヤッターアメリカのレイズアネイティヴ系が12%越えたぞー!となっても年末の確立処理の順番は「①子系統確立→②親系統確立→③二枠目の子系統確立→④二枠目の親系統確立」となっているのでミスプロが確立一番乗りだと②親系統確立判定の時にレイズアネイティヴ系と別カウントになってしまいます*4
なので88年の①の時にミスプロより高齢の種牡馬が確立するようにしてやる必要があります
実例としましては私の場合は87年ダマスカス・ペティンゴ確立からの88年一頭目でリファール確立レイズアネイティヴ親昇格挟んでミスプロ確立…と言った具合です
その箱庭の米国にかかっている負荷にもよるので昇格手段として確実なものではありませんが確立プレイ時のついでに狙えそうならと言ったところですかね
コツとしてはキヨヒダカやビーマイネイティヴの様な非ミスプロのレイズアネイティヴ系でアメリカ繋養でないものを積極的にアメリカで種牡馬入りさせてやるのがいいでしょう
複数の子系統確立による親昇格について
先ほどの項目冒頭で説明した通り、親系統への昇格には大別して2種類、細かく見ると4種類のやり方があります。
こちらで紹介するのは
- ③:特定の子系統の下に別々の子系統が2つ存在する
- ④:特定の子系統の下に連続して子系統が3つ存在する*5
という方法になります。
こちらのやり方は、箱庭内の圧迫具合やかかる労力が少ない代わりに、無駄が出てしまうかもしれないやり方だと言えますね。
著名、または実践による親昇格パターン
ターントゥ下
- ヘイルトゥリーズン(確立済 ロベルト確立前の年度では非常にオススメ)…③
サンデーサイレンス(自動確立)orヘイロー(史実馬活用)
+ロベルト(史実馬活用or座敷牢)
親ターントゥから離脱します。
ロベルトの確立している84年以降は自動的に目にすることが出来る最もポピュラーな親昇格ではないでしょうか。
ヘイローを確立する場合はサンデーサイレンスが確立する2000年頃より10年程度昇格が早まり、非ヘイルトゥリーズンの親ターントゥであるサーゲイロード系持ちとの配合が格段に楽になります。
※確立に活用できる史実馬はロベルト父系図を参照されてください。
- ヘイロー(史実馬活用)…③
サンデーサイレンス(自動確立)
+デヴィルズバッグ等(史実馬活用・自家生産推奨)
親ターントゥ(場合によってはヘイルトゥリーズン)から離脱します。
上記から連なる流れのままデヴィルズバッグの優秀な血統*6を取り込みつつ親系統を増やしたい時にオススメです。
サンデーサイレンス側の子孫が血統内に銀種牡馬因子無しになるケースには注意です。
- ロベルト(史実馬活用or座敷牢)…③
ブライアンズタイム(史実馬活用)
+リアルシャダイ・クリスエス・シルヴァーホーク等(史実馬活用)
親ターントゥ(場合によってはヘイルトゥリーズン)から離脱します。
大物が多く、史実馬の確立が容易に見込めるブライアンズタイムを一方に、もう一方は使いたい系統等を確立しましょう*7。
サンデーサイレンス系の昇格速度を考えると正直親ヘイルトゥリーズン系のままでも大体なんとかなるので、
ロベルトから連なる血統を更に伸ばしたい場合か、手軽にST系かつ国内で繁栄する親系統を持ちたいにどうぞ。
※確立に活用できる史実馬はロベルト父系図を参照されてください。
(実プレイ時雑感)
全速力でやるとクリスエスとリアルシャダイで96年には親昇格出来ました。
シルヴァーホークは米国で種牡馬入りを狙いやすい子孫持ち牡馬が少なく、ブライアンズタイムは登場が遅いですね。
- サーゲイロード(確立済)…③
サーアイヴァー(史実馬活用)
+ハビタット(史実馬活用)
親ターントゥから離脱します。
後年のヘイルトゥリーズン系の繁栄を考えるとロベルト確立さえ達成出来るなら無理に離脱する必要は有りません。
- サーゲイロード(確立済)…④
→ハビタット(史実馬活用)
→スティールハート(史実馬活用)
→ニホンピロウイナー(史実馬活用+自家生産)
同じく親ターントゥから離脱します。
(実プレイ時雑感)
親ターントゥのままでも問題は無かったのですが、サーアイヴァー側のラインが残るためニホンピロウイナー確立の段階で自動的に+3代昇格が発生しました。
ノーザンダンサー下
- ニジンスキー(自動確立)…③
マルゼンスキー(史実馬活用)
+グリーンダンサーorカーリアン(史実馬活用)
親ノーザンダンサーから離脱します。
マルゼンスキーやカーリアンは確立時SP系を失いますが、それで困らないST箱庭等の場合は使用する血統の豪華化等の目的で視野に入ります。
昇格タイミングとしてはどうしても欧州親12%型より遅くなると思います。
各系統の史実牡馬はニジンスキー父系図を参照されてください
- ダンジグ(自動確立)…③
デインヒル(自動確立)
+グリーンデザート(史実馬活用)
親ノーザンダンサーから離脱します。
ダンジグ系を放置して昇格前にデインヒルが分離してしまった場合はこの方法を使うと良いでしょう。
グリーンデザートは確立の結果、自身の親昇格の目も出るのでデインヒルを警戒しないケースでも狙って良いかも知れません。
- ヌレイエフ(自動確立)…③
ポーラーファルコンorピヴォタル(史実馬活用)
+シアトリカル(史実馬活用)
親ノーザンダンサーから離脱します。
フォルリ経由でST系を得ていた場合はポーラーファルコンも連続確立するとST系を失うことに注意が必要です。
ピヴォタルのラインがST系を失っても良いのならポーラーファルコンも確立した方が離脱が早期になるでしょう。
- ヴァイスリージェント(史実馬活用)…④
→デュピティミニスター(史実馬活用)
→オーサムアゲイン(史実馬活用)
→ゴーストザッパー(史実馬活用+自家生産推奨)
親ノーザンダンサーから離脱します。
昇格末代のゴーストザッパーの系統特性は母父のリローンチ次第でSPSTのどちらにも振れるのが強みです。
- ヴァイスリージェント(史実馬活用)…④
→デュピティミニスター(史実馬活用)
→フレンチデピュティ(史実馬活用)
→クロフネ(史実馬活用)
親ノーザンダンサーから離脱します。
デュピティミニスター以降は全て無系です。
- デュピティミニスター(史実馬活用)…③
フレンチデピュティ(史実馬活用)
+オーサムアゲイン(史実馬活用)
親ノーザンダンサーから離脱します。
ヴァイスリージェントを確立しない場合でも可能です。クロフネ、ゴーストザッパーの親世代の確立が条件となるため少し早まると思います。
- リファール(自動確立)…③
ダンシングブレーヴ(史実馬活用)
+モガミ・ベリファ・アルザオ等(史実馬活用+自家生産等)
親ノーザンダンサーから離脱します。
有力なラインはダンシングブレーヴ以外に無いため、追加分は自家生産含む支援が必要です。
大きな系統で見返りが有るのはアルザオの母父サーアイヴァーも確立し、ブラックタイド・ディープインパクト兄弟の子孫の補強、ST系付与をしたい場合くらいでしょうか
- ストームバード(自動確立)…③
ストームキャット(自動確立)
+任意
親ノーザンダンサーから離脱します。
嵐ぬの繁栄を利用して嵐ヒリの親昇格を狙います。
ストームバード親系統化による早期離脱と後年のストームキャットの繁栄で親系統をさらに分けられるのが利点です。
後継にはSP系化の約束されるサマースコールを使うか、固定早熟因子が嫌なら母ウィークエンドサプライズ*8を所有して支援がてらその全兄弟を生産して
出来が良ければ後継に据える*9なんて事も面白いかも?
- ノーザンテースト(史実馬活用・低負荷時は自動確立)…③
アンバーシャダイ(史実馬活用)
+任意
親ノーザンダンサーから離脱します。
メジロアルダンやマチカネタンホイザの様なアンバーシャダイ以外のラインを自家生産してでも使いたい場合にオススメです。
- ノーザンテースト(史実馬活用・低負荷時は自動確立)…④
→アンバーシャダイ(史実馬活用)
→メジロライアン(史実馬活用)
→メジロブライト(史実馬活用+自家生産推奨)
親ノーザンダンサーから離脱します。
メジロライアンはスタミナ因子獲得でST系化、メジロブライトは父方を無視して母父マルゼンスキーが確立していない場合SP系化します。
ライアンさん以降をST系でラインを繋いでいきたい場合は自家生産すると良いでしょう。
SP系のブライトさんは自動進行だと親系統構成がノーザンダンサー2本・セントサイモン2本と目も当てられない事になるので、ニジンスキーの親昇格とリボーの親昇格をこなしておくと格段に配合しやすくなります。
ブライトさん(又は別口のライアン後継)を確立出来る頃にはノーザンテーストは滅亡しがちなので、ダイナガリバー等のラインから種牡馬を保護しておきましょう。
その頃にはもう親ノーザンダンサーのままでもあんまり困らないかも知れませんが…
ネイティヴダンサー下
- レイズアネイティヴ(確立済)…③
ミスタープロスペクター(自動確立)
+アリダー等(史実馬活用)
親ネイティヴダンサーから離脱します。
エタンの系譜やオグリパイセンのラインを繋げたい時にレイズアネイティヴが昇格してくれていると大変助かります。
DLCでアリダーを所有している場合、何らかの3冠やBCクラシック、JBCクラシック、安田記念等を取らせて自家生産するのも良いでしょう。
アリダーで自家生産までしていた場合は、ミスタープロスペクター確立前にレイズアネイティヴが12%昇格と言った可能性も有ります。
アリダー以外にもイクスクルーシブネイティヴ+アファームドのラインを確立するという方法も有ります。
ミスタープロスペクター下
- キングマンボ(確率で自動確立・所有推奨・非常にオススメ)…③
キングカメハメハ(自動確立)
+エルコンドルパサー等(史実馬活用+自家生産等)
親ミスタープロスペクターから離脱します。
凄まじい勢いで米国を始めとして世界中を席捲するミスプロですが、直仔はこちらからフォローして上げないと親昇格はおろか子系統確立による分割すらままならないという例が多いです。
そんな中例外的に高確率で直仔の確立が起き、かつ更にその子孫馬の発展などでその後も日本や米国に与える影響が大きい例がこちらになります。
キングカメハメハは通常そのまま確立すると無系になりますが、母父のラストタイクーンなどのラインをエディットの上で確立しておくとST系になります。寿命の問題こそありますが、万が一確立前に引退してしまった場合も座敷牢に突っ込めば解決します。一番いいのは最初から自己所有ですが。
他の産駒では初年度産駒のエルちゃんがオススメでしょうか、早世した関係で史実産駒の世代が少ないですが、ヴァーミリアンを筆頭に優秀な牡馬には恵まれているので、あとは多少自家生産による援護があれば(キンカメと被らない海外なら)10年代に差し掛かる前にあっさり確立達成可能です。上記の通りこちらも寿命の問題があるので競走馬の段階から自己所有を強くおすすめします。
エルちゃん以外のラインとしてはエイシンフラッシュさんが含まれるキングズベストが有力です。
- アンブライドルド(史実馬活用+所有推奨)…③
アンブライドルズソング(史実馬活用)
+エンパイアメーカー(史実馬活用)
親ミスタープロスペクターから離脱します。
アンブライドルドは通常確立時無系ですが、母父ルファビュルーを確立しておくことでST系化出来ます。
アンブライドルドの父ファピアノも所有する事で早期に子系統としてミスプロから切り離し、子孫の種牡馬入りをしやすくするのがオススメです。
ナスルーラ下
- ボールドルーラー(確立済)…③
シアトルスルー(自動確立)
+セクレタリアト(史実馬活用+自家生産)
ボールドルーラーが12%昇格しなかったら…というパターンでは有りますが、セクレタリアトを支援するなら基本早期からになるため、
この2系統成立による昇格には滅多なことではならないでしょう。
セクレタリアト確立自体は彼が母父として入り込むエーピーインディ、ストームキャット、ゴーンウエスト補強のためにも普通に有りですが。
- プリンスリーギフト(確立済・非常にオススメ)…③
テスコボーイ(確立済)
+ファバージ(史実馬活用)
親ナスルーラから離脱します。
初期のファバージ産駒を国内で活躍させると大体なんとかなります。
牡馬の弾数は多いのですが総じてやや小ぶりな感じです。
各産駒を相応にEDITして所有すれば80年代前半には確立するのではないでしょうか。
欧州時代の凱旋門賞馬ラインゴールドの息子たちも活用すると効率的です。
- プリンスリーギフト(確立済)…④
→テスコボーイ(確立済)
→トウショウボーイ(史実馬活用)
→ミスターシービー(史実馬活用+自家生産)
親ナスルーラから離脱します。
ファバ味を確立していない場合にミスターシービーを確立するとプリンスリーギフトが親昇格します。
自家生産の程度によりますが、恐らく90年代半ばから2000年初め頃の確立となるため、ファバ味確立型に比べるとかなり遅くなるでしょう。
- プリンスリーギフト(確立済)…④
→テスコボーイ(確立済)
→サクラユタカオー(史実馬活用)
→サクラバクシンオー(史実馬活用)
親ナスルーラから離脱します。
ファバ味を確立していない場合にサクラバクシンオーを確立するとプリンスリーギフトが親昇格します。
ミスターシービーの連続確立よりさらに遅くなります。あとバクシンオーさんは無系です*10…
- テスコボーイ(確立済)…③
トウショウボーイ(史実馬活用)
+サクラユタカオー(史実馬活用)
親ナスルーラ(場合によってはプリンスリーギフト)から離脱します。
ファバ味を確立出来なかった時代に使われたナスルーラ離脱型でもあります。
これによりナスルーラだけでなく、プリンスリーギフトのラインとも別系統として使用可能になります。
- ネヴァーベンド(確立済・非常にオススメ)…③
ミルリーフ(自動確立)
+リヴァーマン(史実馬活用)
親ナスルーラから離脱します。
最も主流なネヴァーベンド親昇格です。
負荷のかけ方次第ではリヴァーマンが自動確立するケースも有りますが、各地域に散る子孫を欧米のいずれかに集めると安定して確立するのでオススメです。
具体的にどの馬を連れて行くのが良いかはリヴァーマン父系図を参照されてください。
- ネヴァーベンド(確立済)…③
ミルリーフ(自動確立)
+ブレイヴェストローマン(史実馬活用)
親ナスルーラから離脱します。
(実プレイ・雑感)
活用する予定の史実馬にブレイヴェストローマン産駒が複数いたことで、敢えてリヴァーマンでは無くこちらを立てました。
ブレイヴェストローマン産駒はダート馬が多いので一見米国向きに思えますが、左回り×の馬がチラホラ居るのでそこは注意です。
- ミルリーフ(自動確立)…③
シャーリーハイツ(史実馬活用)
+ミルジョージ等(史実馬活用)
親ナスルーラ(場合によってはネヴァーベンド)から離脱します。
リヴァーマンさえ確立出来ていればネヴァーベンド自体がそれほど強いグループではないので、そうそう使う事はないでしょう。
- ブラッシンググルーム(確率で自動確立)…③
レインボウクウェスト(史実馬活用)
+ナシュワン(史実馬活用+自家生産)
親ナスルーラ(場合によってはレッドゴッド)から離脱します。
ブリンスリーギフトやネヴァーベンド解体が済んでいれば元からナスルーラのままでも良いんじゃない?ってタイプなので無理に行う必要は無いかなと思います。
(実プレイ時雑感)
牡馬産駒の豊富なレインボウクウェストは史実馬での確立を目指し、牡馬少な目だが母が因子持ちのナシュワンで自家生産を行いました。
実際に配合していると少し父系の気性難因子が気になりました。
グレイソヴリン下
- ゼダーン(史実馬活用)…④
→カラムーン(史実馬活用)
→カンパラ(史実馬活用)
→トニービン(史実馬活用)
親グレイソヴリンから離脱します。
グレイソヴリン系が親系統になっていなかった時代に使われていた物の変形です。
当時はゼダーンが未確立かつ確立出来なかったため、ゼダーンを飛ばして3代連続確立していたそうです。
ホーンビームを確立していない限りトニービン確立で系統特性を失ってしまい、離脱対象がナスルーラでなくグレイソヴリンとなる今だと活用する人は少なそうですね…。
セントサイモン下
- リボー(確立済)…④
グロースターク(史実馬活用)
orヒスマジェスティ(史実馬活用)
orトムロルフ(史実馬活用)
親セントサイモンから離脱します。
自家生産無しで広く散らばるセントサイモン分割を出来るのが良いですね。
グロースタークとヒスマジェスティの全兄弟は血統が素晴らしく、子孫への影響も大きいため、リボーとテネラニの気性難因子さえ気にならなければ片方は自家生産対象としても面白そうです。
グロースタークとトムロルフは引退年度が同じなので、一方を早期に確立させ切るか、使うのはどちらかだけにしておく方が安定しそうです。
いずれもST系での確立になりますが、箱庭の環境改善効果が高いためSP箱庭でも行う価値が有ると思います。
※確立に利用できる史実馬はリボー父系図を参照されてください。
- ボワルセル(確立済)…④
→ヒンドスタン(確立済)
→シンザン(史実馬活用)
→ミホシンザン(史実馬活用+自家生産)
親セントサイモンから離脱します。
シンザンが史実馬のみで確立出来る事と、ヒンドスタン牝馬等もセントサイモンから離脱出来るのが利点です。
(実プレイ時雑感)
ミホシンザンはST系になってしまうため、私の実プレイ時にはSP系の自家製三冠牝馬を宛がってシュンランを作らせ、後継としました。
ラフィアンをスペシャル繁殖牝馬として導入してやれば簡単かつ早期に三冠配合と両親SP系と後継種牡馬のスピ大活性のための因子の連続を持ってきてくれますし、母父がボールドルーラー系になるのが気にならないならこっちのほうが楽だと思います。
- プリンスローズ(確立済)…③
ラウンドテープル
+任意
親セントサイモンから離脱します。
初年度に引退するラウンドテーブルを座敷牢に回収して確立します。
非ラウンドテーブルのプリンスローズ系の馬を確立したい時に向いています。
トウルビヨン下
- パーソロン(確立済)…④
→メジロアサマ(史実馬活用+自家生産)
→メジロティターン(史実馬活用+自家生産)
→メジロマックイーン(史実馬活用+自家生産)
親トウルビヨンから離脱します。
オルフェーヴルさんやゴールドシップさんをST系化するついでに発生する可能性が有りますが、トウルビヨン自体がその頃にはド零細なので無理に3代確立まで狙う必要は無さそうな気がします…。
- パーソロン(確立済)…④
→シンボリルドルフ(史実馬活用)
→トウカイテイオー(史実馬活用+自家生産)
→サードステージ等(自家生産)
親トウルビヨンから離脱します。
スーパーホースのサードステージは出現年的に会長やテイオーさんの支援には使えないので、直接の後継はサードステージ以外の史実馬や架空馬になるでしょう。
- リュティエ(史実馬活用)…④
→ダンディルート(史実馬活用+要座敷牢)
→ビゼンニシキ (史実馬活用)
→ダイタクヘリオス(史実馬活用+自家生産)
親トウルビヨンから離脱します。
非パーソロンラインであるため、日本国内に多い名種牡馬パーソロンを血統の浅い位置に持つ牝馬と配合出来るようになるのが利点です。
(実プレイ時雑感)
ダンディルートは史実では早逝してしまいますが、その割に子孫持ち牡馬の収録が多いので助かりました。
ヘリオスさんは子孫はダイタクヤマトが居るだけで他を自家生産で賄う必要があるので、ヘリオスさんのラインを伸ばす際の御褒美という感が強いですね…
※確立に利用できる史実馬はリュティエ父系図を参照されてください。
ハイペリオン下
- ロックフェラ(確立済)…④
→チャイナロック(史実馬活用・EDIT推奨)
→ハイセイコ(史実馬活用)
→カツラノハイセイコ(史実馬活用+自家生産)
親ハイペリオンから離脱します。
ロックフェラ系の保護が必須となります。
ゲームスタート直後に非チャイナロックのメイズイというロックフェラ系種牡馬が居ます。
そのメイズイ産駒の架空牡馬を強制種牡馬化してキープすると良いでしょう。
メイズイはすぐに引退してしまうので、76年時に1歳のリンダセニョリータの75*11という架空牡馬を回収するのがオススメです。能力は低いです。
- オリオール(確立済)…③
ヴェイグリーノーブル(史実馬活用)
+セントクレスピン(史実馬活用)
親ハイペリオンから離脱します。
ハイペリオンSTは上のロックフェラ・ヌレイエフをSTにするフォルリと複数存在するので分割しておくと後々便利です。
ヴェイグリーノーブルはエクセラーが暴れまわって種付け料を上げるので割と楽です。
セントクレスピンも史実馬はそこそこいますが、他と並行していると間に合わない可能性があります。その場合は子供のタイテエムを立てて分割しましょう。