おすすめ史実馬(10)

Last-modified: 2024-04-27 (土) 04:46:33

お役に立てれば幸いです。
馬名は牡馬牝馬です。
印は見やすいように大きい記号でお願いします。

評価
世代の本命馬。大きなGⅠレースでも勝っていくことができ、金殿堂入りが十分に見込める馬。
◎には及ばないまでも実力のある馬。海外の手薄なGⅠなど路線を選べば金殿堂が見込める馬。
もしくは競走能力は◎相当だが何らかの問題サブパラや競走寿命、あるいは繁殖で早期引退などを抱えている馬。
特定条件(超長距離・ダート短距離・2歳戦・非根幹)のGⅠで活躍可能な馬。
サマーシリーズやGⅡ以下の重賞ドサ回りに向く馬。いわゆる馬主孝行要員。
特定の目的(系統確立・零細血統保護・史実子孫が豊富な牝馬の入手など)があれば必ず所持しておきたい馬。
初心者向けの馬。引き継ぎなし初回プレイでも所有しやすく息長く使っていける、コスパのよい馬。
上記に当てはまる程ではないが、系統確立の頭数になったり珍しいウマソナを持っていたり、
とりあえず紹介しておきたい馬がいれば無印でお気軽に書いちゃってください。

また、以下は通常の印の後に書き添えていただければ幸いです。

サラ系。血統内にサラブレッド以外の品種を含む、又は含んでいた可能性がある馬のこと。ブラッドスポーツである競馬の性質上ほとんどの馬は繁殖で不遇だったが、
ゲームでは仔出し「0」の馬ばかりというわけでもなく、中にはゲームシステム的に魅力的な血統構成をしている馬もいるのでその気になれば普通に使える。縛りプレイのテーマやロマン枠として。
史実セン馬。当然所有しなければ種牡馬入りできない。
固有特性持ち。特定の条件を満たすとレース中に発動する固有特性を持っている馬。『2024』時点では金札以上の一部の日本馬にのみ限られた特権*1と言える。
基本的にその特性を持った馬を親とする架空産駒にのみ引き継がれるので、該当する史実馬を繁殖に用いる大きなアピールポイントになり得る。
注意その1。現役中に亡くなってしまう馬に付ける。こちらも非所有では種牡馬入り・繁殖入りできない。
注意その2。種牡馬・繁殖入り後早期に亡くなる、または何らかの事情で引退してしまう馬に付ける。牡馬ならPrivate、牝馬なら買い取りで保護する必要がある。
特に牝馬は引退のアナウンスがないので忘れない内に買い取っておこう。また、数は少ないが引退後海外で繁殖生活を送った馬*2は海外牧場がないと買い取れないことにも注意。
注意その3。引退後、種牡馬・繁殖入りしないことが確定している馬に付ける。こちらは最初から所有する必要がある。
シガーやファインモーションなどがこれに当たる。

海外馬については各世代の日本馬の後に記載。(海外牧場があるため、札表記は通常通りとする)
また、一部の年末輸入種牡馬についても記載する。(繁殖牝馬は専用ページをどうぞ)
注意点としては以下が挙げられる。

  • 今作から系統確立時の特性獲得に「『9 2022』の継承法則で無系になる場合、以降のシナリオで初期確立していればその時の系統特性を得る」という法則が加わっている。
    「追加法則」などに類する言葉が出た場合は基本的にこれを指す。
  • 今作では誕生済の産駒については誕生後に祖先が確立しても芝適性が変化しないようになった。
  • 海外牧場は最速開設DLC非使用だと概ね5年前後の準備が必要。*3
  • 一世代につき所有可能な競走馬は各地域・クラブ毎に10+DLC5の最大15頭ずつまで。有力馬の多い年だと地域上限をあっさりオーバーすることもあるため注意。
  • 紹介する大半の馬は非所有だと強力なライバルとなる。
    • 所有馬同士はライバル関係にならないという仕様があるため、繁殖ボーナスやライバル配合を狙う場合にはあえて自身では所有せずクラブに回すことでローテなど諸々含めて自身で成り立たせるという手も。
  • お守り(札)周りは小ネタも参考に。
    • ナンバリング更新に伴いSHが大幅に整理されたため広範囲の牝馬に影響が出ているので注意。気になるならば購入前に確認しよう。牝馬の能力自体はまず変わってないため、札価値が下がっている場合はお得になっていることも。
      『9 2022』どころかそれより前の作品でSHを産んでいた、あるいはその牝系に連なるのに、それ以降はその設定がなくなったにも関わらず無駄に札価値だけ上がって扱いにくい馬になってしまった牝馬も大幅見直し。
    • 海外馬のコスパは基本的に海外牧場で直接買う=対象の札1枚で買うことを前提として記述している。
      ブローカーから買い付ける場合、緑札=金1枚から2⇒3⇒5⇒虹2と上がっていく。
  • 史実でセリで取り引きされた馬*4は原則として幼駒セリ・海外セリに上場される。札を節約したい場合に便利だが、虹札馬はセリに上場されないので注意。また、史実で安値で取り引きされた馬であっても札価値が高いと落札価格が跳ね上がるのでそれも注意。
  • 一部の有力騎手・調教師の去就についても記載しています。現実ではままあることですが、ゲームではその年に引退する騎手に翌年以降も活動する馬の主戦を任せてしまうと、次の主戦の絆上げが遅れるため単純に損なので注意。
  • 【2024以降】特別にことわりの無い限りはエディットなしが前提です。
  • 【2024以降】今作から復活した異名システムに関して、一部の史実馬には専用異名が準備されている。トウカイテイオーなど更に一握りの史実馬には複数の専用異名が存在しているため、こうしたものもなるべく列挙しておく。
    その馬のステータスを補強する内容となるので持っていて損をすることはない。種類に関しては長くなるので割愛するが、基本的に著名な馬に付いている。これも一種の有力馬を見分ける指標としてどうぞ。

初期選択馬

  • 通常、明け3歳時の成長度は成長型「早熟」「早め」「遅め」「晩成」の順で低くなるが、
    初期馬として譲渡された競走馬は成長度が一律で初期馬専用の値(早めと遅めの中間程度)に置き換わる仕様。
    端的に言えば、成長型が遅めや晩成の馬はより早くから活躍でき、早熟や早めはその逆ということである。*5
  • また、古馬の場合も同様に初期馬用の成長度に置き換わる。特にギャロップダイナ(84年)などは元の成長型が「晩成」なので恩恵が大きいと言えるだろう。
  • 競走寿命の消費については通常と同じ処理をされるため、なおさら成長が遅いほど有利になることに。成長が遅いほど、競走寿命が減りにくいということである。
  • 印はあくまでも初期選択馬の中での話なので注意。

73年スタート


イチフジイサミ
「熱狂に立ち向かいし馬」
史実天皇賞馬でダービーでは2着に入りハイセイコーに先着した。
競走寿命が長いので基本的にはこちらを推奨。ノーエディットでもクラシックを奪取できるだけのポテンシャルはある。
そうでなくとも空き巣やドサ回りでお金を稼ごう。手薄なGⅠを重点的に狙えば金殿堂も。
『2024』ではファラリス系が離脱したベンドア直系の保護候補に急浮上。
ユウシオ(『2024』)第1回地方競馬招待競走勝ち馬。ダート1200m時代の北海道3歳S*6の勝ち馬でもある。
SP66・サブパラ45と他の史実牡馬2頭に比べると見劣りし、早熟鍋底の成長型も成長度の仕様上あまり有用とは言えない。
史実産駒がおらずウマソナ「わがまま」持ちのため、克服・進化させられれば厩舎のボスとして使えなくもないが厳しいか。
プレアデスランサム(『2024』)今作の架空3歳馬。パワーEであまり使いやすくはないが低難易度なら鞍上次第でNHKマイルには勝てる。
何より父ガーサントなので、確立に動きたい場合はこれ一択だろう。
ストロングエイトこちらは史実有馬記念勝ち馬。入手時点で成長し切っているため即戦力としてはこちら。
その分競走寿命は長くないので殿堂入りの難易度はイチフジイサミより高い。
タカエノカオリ短距離・マイルが主戦場となる牝馬。史実桜花賞馬だけあってスピードに優れるが、早め普通なので無理使いは禁物。
仔出しは高くないがファラリス親化に伴い親4本になったため使い勝手は向上した。
健康Fで引継ぎなしなら獣医施設の早期解放にも役立つ。
ウインドクラウド(『2024』)テスコボーイ産駒の架空牝馬。適性は中距離で瞬発力と健康以外のサブパラは高くない上に左回り×だが、SP65かつ成長力持続。
繁殖牝馬としては仔出しが高く、血統構成的にも期待できる。その上真稲妻配合対象でもあるため、DLC馬を所有するなどして初期2歳馬で早急に勝っていく必要がない場合はなかなか魅力的な存在と言える。

84年スタート


スズパレード
「行進は終わらない」
『9 2021』の救世主はここでも健在。今作ではもう一択であるギャロップダイナも銀札だが、能力はこちらが上。
宝塚記念などルドルフを避ければGⅠ複数勝ちも狙え、金殿堂も難しくはない。その他ではマイルのニホンピロウイナーにも要警戒。実は大僧正を確保してしまえばクラシックでもルドルフに勝てるとか…?
彼の属するフェアウェイ系の系統保護要員としても使えるので、プレイに慣れてきたらそちらも意識して。
リキサンパワー(『2024』)中央ダート路線が未整備だった時期に中央ダート重賞を2勝した馬。SP66に芝◯ダ◎*7とスペックはなかなかだが遅め普通がやや難。この時期の日本のダート路線はカウンテスアップなど伸びしろのある強豪が多い分厳しいか。

ギャロップダイナ
「波乱を呼ぶ台風の目」
「驚愕の大駆け」
3冠馬シンボリルドルフを天皇賞(秋)で差し切った馬。こちらは成長型晩成で初期馬の恩恵を受けているのとダート◯が魅力。
父ノーザンテーストの確立にも貢献できる。

タカラスチール史実ではマイルCSでニッポーテイオーに競り勝った実績がある。鍋底に特性牡馬混合持ちと短距離・マイルで息長く戦える実力の持ち主。
精神力Aやウマソナ「環境変化◯」を活かして豪州の牝馬GⅠを目指すのも良い。非所有だと11歳で早逝してしまう。

91年スタート

ナイスネイチャ
「愛されし名脇役」
遅め持続で、馬主孝行な馬として長く働かせることができる。特性GⅡ大将とローカルを持っているのでサマーシリーズで戦うのも良い。

スタビライザー(『2024』)94年帝王賞勝ち馬。パワー・健康A、芝◯ダ◎、早め持続と使いやすい要素も多いが勝負根性・瞬発力が低いのがネック。父父バックパサーという血統の希少性も相まって総じてゲームに慣れたプレイヤー向けか。
レッツゴーターキン史実ではトウカイテイオーを破って天皇賞(秋)を制した馬だが、本作では特性ローカルと根幹距離を持っていることを活かしてサマーシリーズ関連で稼ぐと良い。
ヒシマサル父セクレタリアトの2代目の方。史実では3歳春にミホノブルボンとの力関係が議論に挙がっていたほどのパフォーマンスを見せていた。*8
パワー・瞬発力が共にAであることと特性根幹距離が魅力だが、能力的にクラシックでミホノブルボンやライスシャワーに挑むのはちょっと荷が重く、NHKマイルC路線もシンコウラブリイが強敵。また、早め普通であまり無理使いできない。割り切って早めにサマー2000に挑ませた方が良いかもしれない。
健康Eなので放牧で獣医施設開放に繋げられる。

98年スタート


ステイゴールド
「黄金旅程」
のちに3冠馬オルフェーヴルなどを輩出する大種牡馬。成長型遅めであるため前述の通りに成長度の点で使いやすくなり、初期選択馬に選ばれた恩恵を大いに受けている。反抗的なウマソナが付きやすいが、それを治して海外遠征を駆使すれば金殿堂も十分狙える。
もちろん種牡馬としても大金をもたらしてくれるし、自身の系統確立も視野に入る。
競走能力に関わる瞬発と根性は今一つなので、調教師との仲が深まったら重点調教の指示をしておこう。
キングヘイロー
「不屈のエリート」
こちらも種牡馬としても結果を残したGⅠ馬だが、ゲーム中でもトップクラスに同期の相手関係が最悪で、特に初年度で肩身の狭い思いをすることになる。
通常の解説にもある通り海外に目を向ければ活路はあるため、初年度原則遠征不可の初期馬とはあまりにも相性が悪い。
ウマ娘のキングちゃんをきっかけにウイポを始めた初心者さんであっても、98年スタートではなく一つ前の91年から開始することを強く勧める。
ナリタホマレ
(『2024』)
史実ではダービーグランプリを制したマックスフリートの半弟。SP65などスペックはやや微妙だが、黄金世代の芝の強豪馬と戦わなくて済むのはメリットで、遅めあるも初期馬向き。
ロサードスペイン語で『薔薇色の』を意味する「rosado」という名前からしても分かる通り、いわゆる「薔薇一族」の一頭。
能力もそこそこで、特性もGⅡ大将とローカルを持っておりドサ回りにぴったり。

05年スタート

ダイワエルシエーロ
(無印)
なんと04年のオークス馬で、初期馬としては珍しい牝馬*9史実菊花賞馬キセキの伯母に当たる。スピード68にサブパラと特性も整っており優秀。
何より相手関係を考えればこちらが無難だろう。仔出しも悪くないため繁殖面でも期待できる。
スズカマンボ
(『2024』)
アドマイヤジャパンYogiboの宣伝で有名な馬。
それはさておき、この世代の芝の牡馬は軒並みディープインパクトの被害馬なので、選ぶ意味は薄いと思われる。
種牡馬としての実績は残せなかったが、2歳女王サークルオブライフの母父。*10
シャーベットトーン
(『2024』)
フサイチリシャール史実2歳王者で、クロフネ産駒では数少ない有力史実牡馬。アドマイヤジャパンよりは強く、世代にディープインパクトほど強い馬もいないため最初から活躍させられる。早め普通なので無理して使い込み過ぎないように。

12年スタート

ウインバリアシオン
「舞って掴むは金の輝き」
次世代の善戦マン。
この世代の牡馬ではスピードNo.2の70と初期譲渡馬の中でも高い。ウマソナ「詰めが甘い」は要克服。
トウケイヘイロースキルにローカル・根幹距離があるので、サマー戦線要員として小銭を稼いでもらうといい。
また、成長型遅めなのでこの時点で貰うと成長度が上がっている点も◯。
ナムラビクター
(『2024』)
マイネルホウオウ史実NHKマイルC馬で、SP66にまずまずバランスの取れたサブパラを持つマイラー。早熟普通なので使い込みに注意しつつ早めの勝負を。

DLC限定所有可能馬(購入の参考になれば)

  • 今作では馬ごとに所有するか選べるので、ライバル配合を成立させたいなどの理由で一部だけ所有するというのも出来ます。

日本馬

  • 10頭セットなら1980円。

初代アイドルホース・ハイセイコーの時代 購入権セット(990円)

  • 70年生まれ(73年クラシック世代)4頭セット。

ハイセイコー
「国民的アイドルホース」
73年スタートの主役筆頭だがあくまで皐月単冠馬としてなのかSPは71とタケホープよりも1低く、距離上限2900も相まって3冠は厳しい。
ダ◎や発動しやすい固有*11の分取り回しは良く、自己所有なら金殿堂も容易だが、4歳引退を逃すとダービー馬カツラノハイセイコをロストしてしまう点には注意。
上記の実績から仔出しも「7」と悪くないが、史実産駒の数は少ないので確立にはテコ入れ必須。スタミナ因子付与でST系維持可能になるが、因子追加ラインのGⅠ3勝は非所有でも満たしやすい。

タケホープ
「宿敵撫で切る豪脚」
言わずと知れたハイセイコー宿命のライバル。八大競走を3勝し「実力のタケホープ」と言われただけあって、SP値や競走寿命・距離上限など純粋な競走能力はあちらよりも勝る。
両方所有して使い分けるならハイセイコーが苦手な長距離路線を補完するように使うといいだろう。洋芝向き適性なので海外遠征にも向く。
仔出し「3」が示す通り種牡馬としてはライバルに完敗だが*12、その分長く走れるため序盤の屋台骨に。
ナスノチグサ
「千草に物思う走りよ」
史実のオークス馬。遅めあるに出走歴のないダ◯は違和感があるが、サブパラに欠けもなく金殿堂が狙える便利な一頭。
父パーソロンなので種付料Upに使え確立後は両親ST系で親4本と血統面もまずまず。史実では重賞連対馬も出しているが仔出しは「4」に留まる。
ニットウチドリ牝馬路線のライバル枠で総合力はナスノチグサと互角だがパワーで劣る。精神力が高いので海外遠征させたくなるが、早め普通のため競走寿命が保たない*13かも。
瞬発が伸びなければ疾風配合可能だが、血統・仔出しは今一つ。牝系孫にアイビートウコウがいる。
余談だが本馬はゲーム中では見えない5代前がえらいことになっているよく親3本で済んでるな…

華麗なる一族の祖と八大競走の覇者 購入権セット(1540円)


キタノカチドキ
「ターフの天才児」
史実の二冠馬で父テスコボーイ初期の大物。無敗3冠と金殿堂で序盤の経営を支えてくれ、テスコボーイ早期確立を目指す場合の主力としても活躍してくれる。
非所有でも高額種牡馬入り濃厚だが、12歳で早世してしまうので保護目的でも。

イットー
「華麗なる名牝」
「華麗なる一族」の牝祖。ハギノトップレディらの母でダイイチルビーの祖母にあたる。
ウイポ勢御用達のあの名牝を現役から育成でき、短距離・マイル路線で引退示唆の4歳までに金殿堂も可能とロマンは抜群…
瞬発力が少しでも育つと真疾風配合対象外となってしまう。本馬の爆発力は真疾風依存が強いため、そちらを重視するなら結局DLCを使ってまで所有する価値は薄いかも。
フジノパーシア
「条件不問のタフガイ」
SP71と健康以外穴のないサブパラで総合力は世代ナンバーワン。
芝◎ダ◎で遅め持続と古馬戦線で長く幅広い活躍が可能。
仔出しは低いが貴重な父パーシアの後継としてラインを残すのも一興。
コーネルランサー
「気高き槍騎兵」
SPはキタノカチドキより高いがサブパラと成長力で大きく劣るため、セダン確立要員として。
タニノチカラ
「大地はう実力者」
サブパラの欠けは健康のみでSPも高く競走寿命も長い。国内は層が厚めなので主に海外遠征で運用しよう。
タイテエム
「四白流星の貴公子」
1969年生まれとDLC馬の中でもひときわ古い世代の馬にもかかわらず、譲渡タイミングが彼の競走馬生ハイライトである73年の春天が終わった後なので競走寿命は尽きかけで引退示唆まで出ている。引き継いだ温泉施設でケアできれば秋でワンチャン…?という感じ。GⅠタイトルが欲しい場合は初期馬にストロングエイトを選んで春に観戦サポートの方が早いかも。
当時の内国産馬としては重賞馬を複数輩出するなど健闘を続けたため、仔出しは「8」と高く父セントクレスピンの最有力後継を狙える。

海外馬

  • 10頭セットで2970円。
  • 種牡馬として活躍出来る馬は絶対にシンジケートは作らないようにしましょう。保護も難しくなるし種牡馬収入もなくなるので本末転倒です。*14

世界 伝説の王者たち 購入権セット(1760円)


Halo
ヘイロー

「本能が照らす走り」
サンデーサイレンスなどの父として知られる大種牡馬。自己所有すれば微妙に支配率が足りずに確立を逃す心配も無くなる。*15
ロベルトと合わせて早期に父ヘイルトゥリーズンを親昇格できる上に、今作では自身の因子も強化されST系を獲得できるようになったので是非とも確立しておきたい。
…と、思っていたら『2024』でファラリス系がSP系で追加されたことでSP系に鞍替えするようになってしまった。
競走能力もそこそこある*16ため、金殿堂や秋古馬3冠での3冠配合補助も不可能ではない。
早め持続だが入手時点で競走寿命はあまり残っていないため、史実のように5歳まで走らせるより4歳一杯で引退した方が良いかもしれない。*17
Secretariat
セクレタリアト

「ビッグ・レッド」
コーエーの粋な計らいで自己所有後も次走はベルモントSであり米国3冠を獲れる。
年内で引退示唆*18だが芝も走れる*19為、初年度は海外遠征が出来ず国内だけになるがそれでも金殿堂は容易い。*20
ナスルーラの世界化を狙うのであれば、ボールドルーラーの親昇格を遅らせる方が良いケースが有るため、種牡馬入りしても日本に配置しておくのも良いかも知れない。

Forego
フォアゴー

「逆境、ものともせず」
『2024』より牡馬としての所有が可能に。成長型覚醒を活かして9歳まで思う存分暴れよう。当然気性難なので騎手選びはしっかりと。
日本国内では無双が可能だが、父フォルリの確立を狙うなら繋用地である米国で走らせたいところ。遠征には精神力がやや低いので鍛えておきたい。
【無印】残念ながら譲渡時もセンのままなので資金稼ぎに徹しよう。また、センでも父の種付け料には貢献できる。
Northern Taste
ノーザンテースト

「日本を変えた馬」
異名の通りにサンデーサイレンスと並び今日の日本競馬、および社台グループの地位を盤石にしたことで知られる馬。
本領は種牡馬としてであり種牡馬購入でも金札と数十億なので2周目なら無理なく用意できる。DLCを使った所持をするなら3冠支援と能力強化目的で。

Ruffian
ラフィアン

「無敵のヒロイン」
SP76・サブパラ90とカタログスペックは牝馬最強。下のダリアが芝の神ならこちらはダートの神である。牡馬混合を持たない点のみ注意。
特性もウマソナも有能ぞろいでその暴力的なステータスで世界中にライバルを作れば架空馬の母として晩年まで活躍できる。
だが何より現役中に亡くなる悲劇を回避できるという意味合いが強い。ある意味最も価値のあるDLC馬。84年スタート以降はスペシャル繁殖牝馬として登場可。

世界 偉大なる王者たち 購入権セット(1760円)

Mr.Prospector
ミスタープロスペクター

「大金脈の源」
2年間の現役所有が可能で使い詰めても大丈夫なので金殿堂も余裕で狙える。3冠支援は厳しいが種牡馬として主に米国で長期間大活躍し、余程変わったプレイをしない限り親昇格も確実なので種牡馬収入やリーディングによる札回収も。

Roberto
ロベルト

「伝えしヒールのプライド」
年内に引退示唆*21が出るため金殿堂は厳しいが秋古馬3冠で3冠支援が可能。能力にも穴がなく種牡馬として安定した収入を期待できる。
非所有では19歳で亡くなる。系統確立に間に合わないことも多いので、DLCを買わない場合も系統確立の最後のアシストとしてPrivate回収しておくと安心。ちなみに、非所有だと高確率でレーティング上位⇒ジャパンカップ襲来の流れになるので注意。
Allez France
アレフランス

「ロンシャンの女王」
SP75・サブパラ71で決して弱くないしむしろ強いのだが精神力F+*22で、ロンシャン巧者持ちだが芝質は完全野芝型というのが厳しい。
ダリアとは路線が丸被りに加えて、繁殖牝馬としては3代続けてSP因子持ちなのだが、仔出し「1」と大きく差を付けられる。
ダリアが優秀過ぎる事を除けば、精神力以外が軒並み虹札クラスなので牡馬混合GⅠも全然いける。
一応仏牝馬3冠の残り2つは登録された状態で貰えはするのだが…*23
Dahlia
ダーリア
*24
「世界に舞う黒蝶」
SP77・サブパラ79で仔出し「10」と上記のアレフランスのほぼ上位互換になってしまっている。*25海外遠征持ちで当然精神力も高いので二年目からいきなり凱旋門も射程内。むしろ、凱旋門は芝適性でこちらが有利。ウマソナも優秀で、ナリタタイシンの父リヴリアなど史実産駒にも恵まれており、架空馬の母としても晩年まで活躍出来る。数少ない欠点はオリオールを親昇格しないと父と母の親系統がハイペリオンで被っているくらい。海外遠征を積極的に行ったりすればハイセイコーによる競馬ブームが収束した後1年以内にもう一度ブームを起こすことも楽にできる。
『2024』では繁殖馬DLCと海外牧場DLCを活用して父ヴェイグリーノーブルを欧州に配置転換することで、確立援護要員としても有効活用できるようになる。
HighClere
ハイクレア

「女王が愛した名血」
競走能力は有るものの平凡クラスで、虹札を割けば繁殖入り後に購入出来るのでこだわりのある人向け。あのディープインパクトの母ウインドインハーヘアなどに繋がる牝系*26を無札で抑えられるのは魅力的。

史実馬(72~79年)

  • 第一次競馬ブームと日本競馬の開明前夜の時代。現時点で最も古い年代であり、独特のレトロな雰囲気が随所に漂う。
  • TTGやマルゼンスキー、テスコガビーなど後世に語り継がれるレジェンドを除けば国内史実馬の能力は全体的に抑えめ。
    JC施行前で海外遠征も極まれという時代背景を考えれば致し方ないところか。*27
    いわゆる王道路線であっても牡牝ともに層の薄い年が多く、安札の史実馬や自家生産馬でも勝ち負けしやすい。
    • レース体系自体が未整備の短マイルやダート路線などは適性さえ合っていればGⅠ勝ちが狙えてしまう。
      出走条件のあるNHKマイルCやJBCレディスクラシックなどは特に狙い目なので序盤はまずここで稼ごう。
    • ダート路線拡充に伴い『2024』で古い年代の地方重賞馬が大量投入されている。
      牡馬路線はどの年でも概ね銅札中堅程度の実力馬がいるため油断は禁物。もちろん自己所有するのもよい。
  • 一方海外は上記のレジェンドと同等以上の馬が毎年出てくると考えて差し支えない。遠征の際は面子の確認を忘れずに。
    • 特に米国はセクレタリアト、シアトルスルー、アファームドという3頭の3冠馬が出現した黄金時代*28ドバイなどから招待されても迂闊に受けないように。
      • 反面施行前のBCではシアトルスルーがダートマイルに出るなどの光景もしばしば見られる。この場合クラシックは空き巣の大チャンス。
    • 海外の一流馬が日本のレースに遠征してくることも多いのでそこも注意。
  • 歴史の変わり目ということで今日の主流血統の多くが未確立スタートとなる。*29
    箱庭構築の楽しみが大きい一方、母父◯の少なさなどとっつきにくい面もあるため、初心者は84年スタートなどで慣れてからのほうがいいかも。
    • 一方で3年遡ったことで無理なく所有できるようになった馬も多い。中には確立支援の戦力として心強い馬もいるので要チェック。
  • 騎手はイベントで出会える闘将(佐川)*30タケクニ(河原)をファーストチョイスにしておけばひとまず問題ない。
    当時のトップジョッキーであるのはもちろん現役期間もそれなりに長く、引退後は調教師に転向するので長く付き合える。
    • 後の名手であるマサト(大島)、昭ちゃん(白井)、ミナイ(東村)などはまだまだ発展途上。何せあの大僧正ですら能力に△があり特性もまばらという時代である。
      彼らを手ずから育てられるのもこの時代ならではの楽しみと言える。特に大僧正は32年もの現役期間を誇り、今作なら海外経験も付けやすい。ほか、昭ちゃんは腕が良い割にお手馬が少なく騎乗依頼しやすい。
      なおヨーイチ(馬場)は彼らと同じか年下でありながら、一回りか二回りほど能力が高い。が…史実をご存じの方ならお察しの通り、騎手としての実働期間が短いのがネック。
  • 今作は絆コマンドで友好度が稼げないので調教師転向組に渡りをつけておくと後々役に立つ。
    序盤の引退組では77年のいけえパパ(青島圭)が目玉だが、76年のたかはし(成)師(滝野川)、きたはし師(石上)なども転向後の現役期間が長いため育てがいがある。
    のひら師(平沼)は開始時のトップジョッキーだが引退は74年とかなり早い。転向後も使うなら初期馬から乗ってもらうくらいのつもりで。
    若手では後の短距離王やすだ(隆)師(市川)が騎手としても現役期間が長くそこそこ優秀なのでじっくりプレイしたい場合オススメ。
  • また、史実では短期免許騎手制度が始まったのは1994年だが、ゲームでは開始時点から海外から短期免許で騎乗する騎手が来るようになっている。主戦騎手との二人三脚が推奨されるこのゲームでは仕様上お世話になることはあまりないと思われるが、気が向いたら使ってみるのも一興?

72年生

※DLC以外の海外馬はどうやっても所有不可

  • 狂気の牡馬と華麗な牝馬、2頭の二冠逃げ馬の世代。
    二冠牡馬カブラヤオーも十分以上に強いのだが、牝馬路線のテスコガビーのインパクトがあらゆる意味で強すぎるのでやや霞みがち。
  • 体験版などで金札などを持っている場合、早々にこの世代の有力馬を所有してスタートダッシュを決めておきたいところ。
  • 無札欄ではお馴染みお助け架空1歳馬についても記載。オススメがいれば是非とも追記を。

カブラヤオー
「狂気の逃げ馬」
この世代の二冠馬だけあってSP73、根性S、早め持続とスペックはズバ抜けている…のだが、賢さF+と性格臆病のせいか意外と安定せず、非所有では下記エリモジョージなどとハナを主張し合って仲良く沈んでしまうこともしばしば。洋芝向き適性でダ◯なため、札に余裕があるなら別路線担当に回してもいいかもしれない。この馬を回避させれば牡馬クラシックはどの馬にもチャンスがある。
欧州で走らせる場合、同期にSP・サブパラの双方で本馬を上回るグランディがいることと、仏ダービーの舞台シャンティイが芝適性外なことは覚えておこう。3冠狙いなら欧州牡馬マイルがベターか。『2024』では彼が属するプリンスビオが初期確立している*31こともあるので逃げ脚質を活かしてペースメーカーとしてレースで他の馬を援護する手も。
全妹に史実エリザベス女王杯馬のミスカブラヤ(銅札)がいる。仔出しは「5」で、タマモクロスの半妹で史実エリザベス女王杯馬のミヤマポピー(緑札)など何頭かの史実産駒が収録されている。
シカンブルの確立によりST系を失うが、父ファラモンドを確立すれば取り戻すことが可能。また、そのまま確立すると母系継承でSP系に、母父ダラノーアを確立している場合は無系となる。

テスコガビー
「追髄無き快速少女」
同じくこの世代の二冠牝馬。SP73にサブパラも健康以外全てB以上と、この時代の日本では反則級*32の怪物。当然牝馬3冠はほぼ確実だが、柔軟性をわずかに盛れば秋古馬3冠も射程に入るため、3歳時は敢えてダービーに挑んでも面白い。
繁殖面でもスピード因子持ちで単独大活性が確定しており相手を選ばない万能ぶりだが非所有では現役中に早世してしまう。
特にこだわりがなければ特典のお守りで本馬を買うと序盤がグッと楽になるだろう。ちなみに、84年以降のシナリオではスペシャル繁殖牝馬で導入可能。
エリモジョージ
「気まぐれジョージ」
古馬戦線でのエース候補だがやはり賢さに難があり、ウマソナ「新聞を読む馬」も相まって史実さながらの癖馬。史実の主戦である天才馬場さんなど一流ジョッキーを確保し少しでも安定させたいところ。*33
収録産駒がいないため晩成持続を目一杯活かせるのが強み。仔出しも「4」と絶望的な程ではないので、父セントクレスピン支援の主力としても。
ロングホーク早め持続でサブパラにもクセの無いザ・優等生タイプ。
上のエリモジョージよりも扱いやすさでは上で、銅札ながら金殿堂も狙える逸材。
阪神巧者だがパワーはE+しかないので史実調教などで補完を。
こうした初心者に優しい馬を見つけてコツコツ稼いでいくのがファーストプレイの基本である。
『2024』では新マイナスウマソナであるズブいが標準装備となったため、真価を発揮するのは克服後となることも…

タイホウヒーロー遅め持続で芝◎ダ◎の万能馬。
瞬発A+と直一気で切れ味抜群な上タフネス持ちで育ちやすく、距離適性も幅広い。
賢さG+が欠点だが、この時代の地方ダート路線は史実馬すら碌にいないので、地力の差で十分補える。
本格化後は国内ダートで無双できるのは勿論、芝の空き巣GⅠも狙っていける。CPU所有のトウショウボーイやテンポイントは鞍上が弱いため、難易度normal程度なら直接対決で勝ててしまうことすらある剛の者。
『2024』ではダート路線に早め鍋底持続の強力な架空馬コウセキ72が登場するため、そちらを所有しない場合は地方で立ちふさがって来る。
シタヤロープ73年スタートで最初の成長型覚醒史実馬。初期はサブパラ合計37と非常に心もとないが、実質無限の競走寿命を活かしてじっくり育てよう。
芝◯ダ◎で柔軟Aなので平坦コースに限れば選択肢は多く、精神やパワーが上がれば中央ダートや手薄な芝のGⅠも狙える。
またリマンド産駒では貴重な高額種牡馬入りを狙える史実牡馬なので、特にマックイーンの血統強化などを狙う場合は重要な一頭となる。
本馬に限らず、馬の個性と向き合って育てるという『10』無印のコンセプトは晩成馬や覚醒馬と相性が良く、その醍醐味を体感する意味で所有してみるのもよいだろう。
グレートセイカンこちらも芝◎ダ◯だが、距離適性は短マイル寄りで上記2頭とローテは差別化できる。
サブパラは程良くまとまって穴がなく、出るレースを選ばない。
遅めあると競走寿命も長く、下積み時代はサマーシリーズで銅回収、本格化後はタイホウヒーローのおこぼれや海外空き巣GⅠの勝利による金殿堂も視野に入る。
種牡馬としても公営新潟の雄グレートコマンダーを輩出しており仔出し「5」。
*34ゴールデンリボー史上2頭目の南関東3冠馬。国内ダートで早め普通はこれまでハズレに等しかったが『2024』以降なら3冠路線の本命として期待できる。
もっとも精神G+、パワーE+などサブパラの尖りぶりはシタヤロープとどっこい。いっそ3歳で使い切るくらいのつもりで。
血統面でもプリンスローズの独立とプリンスビオのST化によって親4本かつ2代前全STに…と思いきや、73年末に祖父シカンブルが確定無系化というオチがついてしまった。
運用しやすくなったことは間違いないが、良くも悪くも『2024』の環境変化の影響を大きく受けた一頭と言える。
ロングファストフォルティノの確立支援向け
ダービー馬ロングエースの半弟。クラシック3冠で4-2-2と好走も重賞級タイトルはスワンSのみとその後は今一つ。
スピード68は銅札としては上々で柔軟A+を筆頭にサブパラも悪くないが遅めないがとにかくネック。
とはいえ父フォルティノが引退する79年に間に合う貴重な史実牡馬なので、地力の高さを活かして一つでも勝ち星を増やしたいところ。
なお、史実産駒がいるため非所有でも種牡馬入りは確定しているが、競走馬引退が79年なので早期確立支援には所有必須となる。
グレイトファイター名牝アグネスレディーの全兄*35で、小倉大賞典の勝ち馬。緑札としては高めのスピード64と勝鞍に相応しい特性ローカル持ち。
距離も1200~2200と幅広くこなせるのでサマーシリーズの手薄なところに滑り込ませられる。遅めあるのため縁の下の力持ちとして長く活躍が見込める。

ホシバージこちらもスピード64でサブパラも緑札としてはまとまっている方。早熟鍋底なため2歳戦と復活後とでそれなりの活躍が見込める。カブラヤオーを自己所有して海外に飛ばせば日本ダービーまでの牡馬芝五冠完全制覇も夢ではない。
この世代のファバージ産駒の中では使いやすい部類に入るため、確立を狙うならここから始めよう。ファバージに限らず史実産駒に大物が少ない種牡馬を確立させる場合、このくらいの馬をどれだけ高額でスタッドインさせられるかがとても大事になってくるというのを覚える意味でも、初心者が所有して育ててみるには悪くない馬だろうか。
左回り×なのでダービー以降は左回りを避けた方が吉。また『2024』では新規マイナスウマソナ「ズブい」が付いてしまったことにも注意しよう。
スリーフラムテスコボーイ早期確立支援向け
当時中京で行われていたきさらぎ賞を制し、勝利の全てが中京だったことからローカル特性を有する。きさらぎ賞が最後の勝利であり、なおかつ同年神戸新聞杯を最後に引退した馬だがその割に早め普通、緑札としては高いスピード65は恵まれていると言えるが、右回り×、パワーE*36という欠点がありレース選択の幅はかなり狭い。中京記念⇒関屋記念のサマーマイルか、CBC賞⇒アイビスサマーダッシュのサマースプリントかといったところだが...
この馬が走っている頃の豪州短距離路線はマニカト以前ということもあり極めて手薄。芝適性も合っているので、Normal以下の低難易度ならば左回りの豪州GⅠでの勝ち目は十分にある。*37マニカトSやカンタラSといった高額賞金レースをきっちり勝っていけば満額1500万での種牡馬入りも可能だ。
ヤマニンファバーこちらはあまり使い勝手が良くない方のファバージ産駒。特に精神Gはよろしくないが、緑札として必要最低限の能力は持っている(実は根性・パワー・健康はホシバージと同じC)し、遅め普通なので大事に使えば5歳~6歳くらいまでは使っていける。
精神が成長しなければ海外へ空き巣に出かけるのも厳しいが、エディットなしで系統確立する場合このくらいの立ち位置の馬をどれだけ高い種付け料でスタッドインできるかも問われる。
そういう意味では練習台として使うのも悪くないし、それなりに長いキャリアを生かして手薄な短距離路線でのドサ回り要員くらいにはなるから損にはならない。△評価でもいいかもしれない。
ライジン史実の2歳王者だが、緑札最高クラスのスピード65と特性根幹距離以外はかなりしんどい能力をしている。
パワーも低いため父テスコボーイ早期確立のコマにするならむしろスプリントで使った方がいい。この世代の短距離勢は軒並み仕上がりが遅いので3歳時のサマースプリントならチャンスはある。先行指示での勝利を重ねて二の脚スキルを付けるなど、上手く育てれば一応1000万程度での種牡馬入りは可能なので、テスコボーイ系を早期に確立したい時には使う価値はある。この馬に限らない話だが、成長型早熟普通の史実馬は10戦程度で競走寿命が尽きるため、レース選びには細心の注意を払うべし。

ウラカワチェリーシンザン産駒の超晩成牝馬。成長力は普通止まりであり、早くから無理に走らせてしまったら下手したら本格化前に終わってしまうので、大人しく勝ち上がり後は放牧で成長を促そう。
この馬は最初からローカルと大駆け持ちなので本格化後はサマーシリーズ優勝で銅札回収も狙える。そしてウイポ『10』は長く現役でいられる馬のほうが強くなりやすいゲームであり、うまく9歳まで走らせてやれば大化けする可能性を秘める。
なお非所有では繁殖入り後すぐ早世してしまう。
タイフウオー史実では東京障害特別を制したテスコボーイ産駒。同父ライジンと比べるとSP61で特性も持っていないが、早め普通と彼よりは長く走れ、勝負根性もCと及第点。健康Aなので無理使いも利く。
芝◎ダ◯で精神もEとライジンよりはマシであるため、地方含めて手薄な空き巣重賞を狙っていこう。

72年生架空馬

  • シリーズではお馴染みお助け架空1歳馬についても記載。オススメがいれば是非とも追記を。

コウセキの72シンザン産駒ハシコトブキの半兄でシラオキ様の曾孫。
SP70を誇る上、瞬発力S+に早め鍋底持続と下記パロクサイドの72以上のポテンシャルを持つダート馬。パワーF・賢さF+には注意。
仔出しは「5」とまずまずであり、非シンザン(父ヒカルポーラ)のヒンドスタン系として系統保護にも。
イブニングエリンの72ガンボウ産駒でSP70に瞬発C根性Cと脚質はそこそこ程度だが、恐るべきはS+とカンストしているパワー。柔軟や賢さは死んでいるが2000m前後の急坂レースでは非常に頼りになる。
カリムスタアの72シルクメビウス&ウインガニオン兄弟の曾祖伯父。架空馬ながらSP60とバランスの良いサブパラを持つチャイナロック産駒。成長力ないと気性激、喉鳴り持ちが泣き所。
高い仔出しと豊富な種牡馬因子を持ち、更にフラストレート系に所属し最初から疾風配合の条件を満たしているので種牡馬としても極めて優秀。
クインフォードの72ガーサントの確立支援向け
東京王冠賞馬アズマキングの半兄。SP56と小粒でパワーF+なのも痛いが、瞬発力S、残りのサブパラはC以上とそこそこの能力を備える。
遅め持続で長く走れ、仔出しも「7」と高いためガーサントの確立を目指すなら下記のタカトモの72と合わせて所有しておきたい。
タカトモの72ガーサントの確立支援向け
笠松の強豪で『2024』にあっては貴重なトウルビヨン系の継承者でもあるダイタクチカラの半兄。
SP58に健康D+以外全てC以上というバランスの取れたサブパラを持つ芝◯ダ◎のダート馬。
仔出しは「8」と非常に高いのだが、問題は父ガーサントは既に高齢で引退までの猶予がない*38中で成長型晩成であること。
それでもまともな競走能力を見込めるガーサント直仔ということで少しでも高額での種牡馬入りを目指したい。
ミスマルミチの72ガーサントの確立支援&華麗なる一族繁栄プレイ向け
ガーサント直仔でイットーの1歳下の半弟という超良血。仔出しも「8」と非常に高水準。
一方でSPは51と壊滅的で、芝◯ダ◯の馬場適性、瞬発力Aにパワー・精神力B+以外は軒並み低水準という極端な能力の持ち主。
早め鍋底あるのため3歳時にその高い瞬発力に希望を託せば難易度次第ではあるいは……?
タヒチアラウンドの72シンザンの確立支援向け
パワーGなどサブパラはイマイチだがSP64、晩成あるでじっくり育てて大化けに期待したい一頭。
母父チャイナロックで銀因子が4つもあり仔出しは「7」、青鹿毛で瞬発G・根性C+のためうまく育てば真疾風配合対象にもなれる、と種牡馬としてのポテンシャルも秘める。
この世代にはシンザン産駒の史実牡馬がいないので、この馬を持っておくのがよいだろう。
ステイチェスターの72シンザンの確立支援向け
喉鳴り持ちのため『2024』で追加された史実調教を運よく手に入れた場合や、獣医施設が揃っている2週目などのプレイで使うのが吉か。
リリーオブザナイルの72メジロアルダンの父アスワンの半兄。瞬発力D+以外全てのパラがC以上のダート馬。成長力ないで気性激。
オリオールとナスルーラの血が入っているため種牡馬因子は最低限。

キャッシュピナクルの72マイル向けの距離適性と穴らしい穴の無いサブパラを持つテスコボーイ産駒。鍋底かつ成長力持続。
繁殖として見ると、種牡馬因子はテスコボーイ産駒としては最低限ながら仔出しが極めて高い。

パロクサイドの72パーソロン直仔でダイナカールの伯母という超々弩級の良血馬。SP71、早めあるのダート牝馬で牡馬相手でも3歳ダート3冠を狙える。内部的には仔出し「1」というネックこそあるが、こうした血統背景や3冠を狙えるスペックなどから補強はしやすく繁殖面でも使いやすい。

オーピーマーリングの72ハイペリオン系のトラフィック産駒。従甥にエリモジョージがおりビューチフルドリーマー系に所属。SP70、早めある鍋底の快速スプリンター。パワーGという明確な弱点があるが、その高いスピードと相対的なスプリンターのレベルの差で特にサマースプリントでは猛威を振るう。エディットなしの場合敵に回さない為に確保しておく、という発想も。
シュワルツソウシンの72パワー・瞬発力・精神力・賢さがA以上のダート牝馬。成長型が覚醒なので長期に渡る活躍が見込める。ただし脚部不安持ち。
まずまずの仔出しも持つため、繁殖入り後も頼りに出来る。
ランアフェアの72SP61かつ勝負根性・瞬発力・柔軟性がA以上のパーソロン産駒。成長型が晩成かつ成長力持続のダート牝馬。
競走馬として存分に活躍した後は極めて高い仔出しを活かして繁殖牝馬としても頑張ってもらおう。
ノウンベティの72瞬発力E以外全てのサブパラがC以上のエタン産駒。成長力持続なのも嬉しいところ。競走馬としても繁殖牝馬としても、とかくソツがなく使いやすい。
マルセイユの72ホースメンテスコやバンブトンコートの叔母でアルトヴィスカー系に所属。健康以外のサブパラが高水準。覚醒かつ成長力持続。ゴリゴリの欧州血統なので海外で活躍させたい。
フィーナージュリエの72海外セリ上場馬。セール馬としてはほぼ上限のSP55に柔軟性E以外のサブパラがC+以上。更には成長力あるだが喉なり持ちなのには注意。種牡馬因子を多数持つので繁殖目的での所有も視野に。
クリスマスウインドの72海外セリ上場馬。SP50と競走馬としては厳しいが遅めある、仔出し「9」のうえ父トムフール×母父ニアークティックという血統で竈馬として期待大。
サブパラはパワーEが残念だが根性・柔軟・賢さ・健康はB以上あり合計58とまずまず。*39
コミッサリーの72海外セリ上場馬。母は史実デルマーオークス馬。父レイズアネイティヴで母父ヒムヤー系、セントルーカー牝系所属で仔出し「10」とこちらも有望な竈馬候補。芝◎ダ◎も嬉しい。
サブパラは賢さG・パワーE+以外には大きな穴はなく、早熟鍋底あるが個性的。SPは52。
モアファーンの72海外セリ上場馬。父ラウンドテーブル・母父ターントゥという血統はラウンドテーブルを確立すればかなり魅力的。
仔出し「8」、最も低いのが精神のDというまとまりの良いサブパラを持つ竈馬候補。競走馬としてもSP54と上2頭よりは期待できる。

73年生

※海外幼駒はDLCなしだと初年度から海外遠征のテクが必須。

  • 第一次競馬ブーム後の日本競馬を牽引したトウショウボーイテンポイント・グリーングラスら、通称「TTG」の世代。
    ダービー馬クライムカイザーや天皇賞馬ホクトボーイといった実力馬もガッツリと脇を固めており、牡馬路線のレベルは70年代でも随一といっても過言ではない。
  • 牝馬は世代のエースである二冠牝馬テイタニヤがあっという間に衰えてしまうためやや影が薄い。
    ゲームにおいてはむしろシービークインやベロナスポートなど古馬路線で活躍した馬の方が目立ちやすい傾向にある。
シャダイフェザーダイナカールの母……つまりエアグルーヴら数多の牝系子孫に繋がる先祖馬にあたるが、彼女自身の競走能力はほぼ無い*40のでダイナカールからの所持でも特に問題はない。あくまでダイナカールの自家生産や牝系の拡張、パラメーター強化などにこだわる人向けと言えるだろうか。
パロクサイドが架空馬の母向きなので本馬を受胎中に購入した流れで所持するのが一番ラクかも。
競走能力がほぼないこと以外は繁殖牝馬として悪くないスペックを持っているため引退示唆の出る5歳までひたすら育てるのもよし、現役所持した繁殖牝馬からは札が消える仕様を活かして引退後一旦手放してダイナカールが生まれる1980年の3月に買い戻すもよし。


トウショウボーイ
「天馬」
3冠馬ミスターシービーなどを輩出し内国産種牡馬のエースとしても名高い皐月賞馬『T』。成長型は早めだが史実再現なのか非所有だとデビューが遅く、鞍上不安も相まって皐月賞に出られないことすらあるため能力因子を増やしたいなら自己所有を推奨。菊は厳しいが秋古馬で3冠は問題なく狙える。
仔出し「10」はお助けボーイの面目躍如といったところで史実馬のみでも確立可能だが、シービー含めサイアーラインは余り広がらなかったためその先を見据えるのであればテコ入れは必須。
4歳で引退示唆*41となるため海外遠征で稼ぎたい場合は注意。


テンポイント
「流星の貴公子」
CMにも採用された伝説の有馬記念とその後の悲劇であまりにも有名なもう1つの『T』。西の2歳王者だが相手関係が薄いと評価されてか『10』無印では成長型遅めに設定されており、こちらも鞍上の関係で非所有だと埋もれてしまうこともしばしば。
こちらは3200mまでをカバーできるため春古馬3冠を狙うといいだろう。精神力も高いためメルボルンCなどに遠征するのもオススメ。
ロマン枠としてか仔出し「5」を確保しており、種牡馬入りさせた場合は衰退してゆくネヴァーセイダイ系の後継筆頭となるが、確立するとSP系を失ってしまう点には注意。*42

グリーングラス
「緑の刺客」
脚部不安に悩まされながらも長く走り、6歳で年度代表馬に輝いた菊花賞馬『G』。本作から金札に昇格し成長型も晩成から遅めに変更され使い勝手が向上。
固有が無いこともあり純粋な競走能力という点でTTとの格差は否めないが、祖父ホーンビーム確立のキーマンや史実馬で最初の「厩舎のボス」持ち*43として、ゲーム的に特異な存在感を放つ。
ホーンビーム確立を目指す場合は絶対的な主力であり、系統確立に使うなら父のいる国内での活躍がマストだが、そうでなければ洋芝適性を活かして欧州GⅠを狙っていくのも手。3200mまでならサガロ相手にも勝ち負けできる。
収録産駒は少ないながらもGⅠ馬を出しており仔出し「5」と悪くないが晩成因子持ちなのは残念。

シービークインこの時代において毎日王冠など牡馬混合を含む重賞3勝を挙げた牝馬ということもあって、SP66・サブパラ62に早めあると全体的に銅~銀札ほどの性能はしっかりと保証されている。2400mまで走れるということもあって、自己所有しているならばテイタニヤを差し置いて自身が3冠牝馬になることも十分狙える。競走寿命もまずまずなので史実通り古馬戦線での活躍にも期待しやすく、総じてこの世代の牝馬では彼女が頭一つ抜けたポジションになりやすい。
しかしこの馬の本領は、上記のトウショウボーイとの間にミスターシービーを成すということ。つまり彼女を所有しておけば、自動的にミスターシービーまで手に入ってしまうのだ。
史実では彼1頭しか産駒を残せなかったため仔出しは「6」とまずまずだが、彼女自身がド零細血統であることや上記の活躍させやすい立場に能力の高さなどから架空馬の母としても後世まで活躍させることができる。更に彼女の父トピオを確立したいのであればほぼ所有必須の一頭になるだろう。
ホクトボーイ
「強敵を抜き去る北斗」
テスコボーイ産駒で天皇賞の距離の壁(3200m)を唯一克服した名馬。
TTGに隠れて目立たないが高水準のサブパラと有用な特性(乾坤一擲・超長距離・直一気)を有しており、遅め普通なこと以外弱点らしい弱点がない。
テスコボーイ確立を狙うのならきっちり金殿堂と満額1500万での種牡馬入りを決めたいところ。精神力も高いのでメルボルンCなどに挑ませても面白い。
テイタニヤ
「妖精女王」
桜花賞・オークスを制した世代の二冠牝馬。
SP70、サブパラ合計71という能力は後世の強豪牝馬にも見劣りするものではなく*44牝馬3冠の最有力候補だがとにかく競走寿命が短いため銀札の回収には繊細な運用が求められる。
初年度の出産までに母ダイニトモコを購入すれば最速のシュンライ・シュンランも可能だが、
血統的には金因子がないなどやや決め手を欠く*45ため、ちょっと勿体ないかも。
ニッポーキングスピードはまずまず高めだが早め持続と息が長い。
この時期の短距離路線はかなり手薄なため短距離~マイルGⅠで賞金と金殿堂が狙えるので銅札の主な使い道の一つになるだろう。
クライムカイザー
「今、この時を支配して」
『9 2022』では初期譲渡馬だった世代のダービー馬。スピードだけなら銀札クラスではあるがゲーム的にはTT相手のダービーは厳し…くない闘将パワーで非介入だとむしろ春二冠の大本命である。ダートが走れるのはありがたく、特にこの時期のダート路線はかなり手薄なため賞金と金殿堂、悪くても銅殿堂と元が取れる。
『10 2024』で国内ダート3冠が整備されたのがさらなる追い風に。ダート◯だが史実中央ダービー馬のスペックがあるので下記ダイハードコトブキをどうにかできれば十分かっさらえる。
難点は早め普通なことだが、丁寧に使えば『9 2022』での初期馬の時より長持ちする。
因子が2つに強化された父ヴェンチアの貴重な史実牡馬でもあるので、確立要員として所有して本馬で血を繋いでいくのも一興か。
トウフクセダン『9 2022』における初期譲渡馬の一頭。史実では重賞3勝・グリーングラスが制した78年天皇賞(春)2着などの実績を有する追い込み馬だった。
瞬発A+と強力な末脚を誇り乾坤一擲にタフネス持ち、遅めあるとこの世代の銅札としてはトップクラスの使い勝手を誇る。ただし小回り×が付いているのでサマーシリーズでの銅札回収は難しい。幸い海外は皆小回りではない判定になっているので、海外遠征中心のローテを組めば金殿堂は難しくないだろう。
ランスロット成長力以外は緑札ホッカイノーブルの上位互換。賢さG+は玉に瑕だが、SP66で初めから超長距離を持ち根性とパワーに優れ、精神もE+とホッカイノーブルよりはマシ。また、ダート◎でもあるので国内ダートでも中距離JpnⅠを狙える。ダートの強豪として使っていくのも面白い選択肢。この馬より長持ちするホッカイノーブルと併用するのがベターか。
ミヤジマレンゴ今は無き小倉3冠*46馬の一頭。もちろん特性ローカル持ち。
サマーシリーズ1回で元は取れるが、早め持続なので成長次第でMCSや海外遠征に打って出ても面白い。ひそかにダート◯*47のためJpnⅠを狙いに行く手も。
父フォルティノが未確立となったため、初期選択馬だった『9 2022』よりも重要度は増している。
撃たないでください。ナポレオンの愛馬由来の由緒ある名前です。*48
ボールドシンボリ史実における朝日杯3歳ステークス覇者。SP67を誇る逃げ馬だが瞬発Gなのでやや安定感を欠くのは否めない。端的に言って純粋な能力ではニッポーキングの下位互換。
しかしながら早熟鍋底なので比較的長く走ることが可能。何より序盤では貴重なパーソロン産駒なので、サマースプリントや手薄な短距離GⅠを勝って高額種牡馬入りを目指したい。
キングラナーク一言で言えば牡馬・中距離版ベロナスポート。SP67、根性・健康A+、ローカル・タフネス持ち・遅めあると優にGⅠを狙っていける美点を持っているが、瞬発・精神G+が足を引っ張る。精神を重点的に史実調教で鍛えよう。
エビチカラ史実では当時ダート3000mだった東京大賞典を制しており、『9 2022』の76年スタートでは国内ダート路線の門番だった馬。精神力・賢さ共にG+なのはかなり厄介だが、この世代では貴重なダート向きの強豪で、晩成あるかつ距離適性が広いのが強み。
ディアマンテ『9 2022』における初期譲渡馬の一頭。史実ではテイタニヤの牝馬3冠を阻んだ当時の牝馬3冠最終戦にあたる第1回エリザベス女王杯勝ち馬。能力的には競走寿命以外テイタニヤの下位互換であり、特に賢さG+が痛い。史実調教で成長させておきたい。
繁殖牝馬としては仔出し「3」とイマイチな上、種牡馬因子もスカスカなため期待薄か。もし使うなら瞬発力Aまで成長させて稲妻配合を狙いたい。加えて父トピオに母父パーソロンを確立すれば多少はマシになる。
シービークインと並ぶ数少ないトピオ史実産駒*49であるため、父確立のためなら所有しても良いかといった程度か。
ベロナスポート世代牝馬2位タイのSP67を誇り、遅めあると長持ちしやすい。ローカルと根幹距離を持っているので上記ミヤジマレンゴと同じくローカル荒らしから短距離・牝馬限定GⅠも狙える。
惜しむらくは精神F+。それさえなければ◯評価だった。成長による克服に期待しよう。
繁殖牝馬としては仔出し「3」も史実では牝馬東京タイムズ杯(現・府中牝馬S)を母子制覇した緑札牝馬ラブシックブルース*50の母となる。
ホッカイノーブル距離適性2200~3600、遅め持続という超長距離路線を走るために生まれてきたような馬。デフォルトで特性超長距離は付いていないが意識して長い距離を走らせれば獲得できる。
問題は精神Gで、『10』無印前年のアリゾナヴァラーの72と違って即海外転戦はできない。長く走れることとダートも走れる独自の強みを生かしての辛抱が必要。
ダイハードコトブキ
(『2024』以降)
世代の羽田盃馬。サブパラは柔軟A+、健康B+以外はC未満とイマイチだが、緑札上位クラスのSP65に特性直一気持ちでポテンシャルは高い。
この世代のダート勢は晩成傾向が強い中で本馬は早め鍋底普通であり、緑札ながらダート3冠の本命格、かつその後もしぶとく走れる。
史実では「ハードフォンテン」と改名して中央に移籍しており、*51当時あった芝2000mの1100万条件戦を制した経験があるためか芝◯かつ芝適性も軽いため、鍋底発動後はサマー2000もワンチャンあるか?父ダイハード×母父チャイナロックで種牡馬因子ぎっしりの血統も面白い。
ジャンボキング第10回スプリンターズS勝ち馬。鞍上のお兄さまはこれが初の重賞勝利であった。
『9 2022』76年スタートでは初年度のNHKマイルカップを筆頭に思わぬ敗北を喫したプレイヤーも居るだろう。
緑札では破格のSP67に芝◎ダ◯の馬場適性からサマーシリーズや手薄な交流重賞で活躍出来る。
サブパラもパワー・瞬発力・精神Cと必要最低限の能力は備えている。賢さGと早め普通なのが難点。
母ダイゴホーザンも緑札で仔出し「5」とそこそこ。本馬以外史実産駒もいないため、
お守りの少ない初回プレイ時に繁殖牝馬の頭数を増やすついでに購入し自家生産するのがオススメ。

フローカンボーイこの世代のテスコボーイ産駒第三の男。一番悪い能力が勝負根性と精神のEと、緑札としてはそつのないサブパラにSP65と、史実重賞1勝馬としてはなかなかの実力馬。
遅め普通なので大事に使う必要はあるが、テスコボーイ確立の駒としては十分に有用な存在と言える。
バイカ系のサラ系馬。
マチカネタイテイパーソロン確立支援向き
5歳秋に京阪杯*52を制している。SP63・サブパラ合計37、晩成普通と全体的な能力は物足りないが、父パーソロン早期確立に向けてスタートダッシュを決めたい場合は味方につけておきたいところ。
ベル77年の小倉記念勝ち馬で、この世代のファバージ産駒唯一の史実牡馬。遅め普通・SP63はともかくサブパラ合計29は低水準で特にパワーGがつらいところだが、ローカル持ちで瞬発Cなので丁寧に育てればローカル重賞荒らし、果ては香港・豪州遠征で稼げるようになる素質はある。
前年のヤマニンファバー共々、こういう微妙な馬の種付け料をどこまで上げられるかという練習台にはちょうどよいかもしれない。
エフチリン78年の川崎競馬場の開設記念(後の川崎記念)勝ち馬。*53
サブパラは43と物足りないが、SP65と緑札としては悪くない値に、遅め持続のタフネス持ちなのが武器。
メイジガルボ『9 2022』の小技でも知られるファバージ産駒。某チョコレートとは無関係*54
同父では珍しい遅め持続のマイラーで、サマーシリーズ要員として堅実に稼ぎつつ父の種付け料に貢献できる。
成長次第では手薄な短距離GⅠもワンチャン。
繁殖牝馬としてはプリティポリー系に属しているものの、仔出しは「4」とやや低め。
血統もそのままではナスルーラ2本のため、父ファバージの確立に加えて祖父プリンスリーギフトを親系統昇格させたいところ。
確立・昇格さえ出来れば母父◎*55となり使い勝手はだいぶ良くなるだろう。
なお、モグモグパクパク(無札)の4代母でもあるがモグモグパクパクの母ワスレナイデが繁殖牝馬専用。
Exceller
エクセラー

「名勝負の担い手」
『9 2022』で数多のプレイヤーを苦しめたアイツ。
SP76に大幅に弱体化されてなお高水準のサブパラ*56、優秀な距離適性、競走寿命は据え置きで世代の最有力馬であることに変わりはない。
繁殖では成功できず極めて影の薄い存在だったが忘れた頃にブリックスアンドモルタルの母母父として顔を出す*57
なお仔出しは「5」と意外に悪くなく、オリオール系でありながら確立SP系であり、オリオール親昇格と自身の確立を行えば異流のSP系として存在感を放てる。
Wollow
ウォロー
英2000ギニーなどGⅠ5勝を挙げた超一流の快速馬。SP74・サブパラ64、早熟ある、特性大舞台・鉄砲・距離短縮・行きっぷりのスペックに加えて芝適性も重く欧州牡馬マイル3冠候補筆頭。
種牡馬としてはかなり期待を裏切っており仔出し「3」だが、マロングラッセの父・ザグレブの母父。非所有では81年末に種牡馬として日本に輸入される。
Youth
ユース

「世界に示す才覚」
ティーノソ等の父で早め持続に欠けのないサブパラが優秀。
上のエクセラーに勝つのは難しいが競走能力は十分過ぎるほどある。
息子達も使って父アクアクを確立できたら後々ブロードアピールの因子が強化される。
Crystal Water
クリスタルウォーター
『9 2022』より引き続き史実米国二冠馬であるボールドフォーブスを差し置いて高確率で米国3冠を獲得する謎の馬。
史実では米国3冠競走には参戦していないもののGⅠを5勝している紛れもない名馬である。
SP73とエクセラーの弱体化によって入れ替わりで世代トップとなったサブパラ83に加えて特性大舞台・二の脚もきっちり持っており、
距離適性1700~2500と米国3冠最有力であることは変わらず。
問題は米国3冠路線を荒らしすぎるとボールドルーラー系の昇格に支障をきたす可能性があることか。
馬場適性は芝◯ダ◎で芝レースも走ることも可能なため、中東・豪州遠征で序盤の資金・名声稼ぎをしてもらうのが得策か。
史実産駒の収録はないが、その割に仔出しは「5」と平均的。ただ血統的にはハイペリオンの傍系出身でハイペリオン2本に加えてナスルーラまで入っておりあまりよろしくない。
Bold Forbes
ボールドフォーブス

「プエルトリコの逃亡者」
プエルトリコからアメリカに移籍して活躍した史実米国二冠馬で、史実ケンタッキーオークス馬で本邦輸入繁殖牝馬のティファニーラス(銅札)の父でもある。
SP73・サブパラ合計73、特性大舞台・根幹距離・高速逃げと米国二冠馬にふさわしい能力を持つもこちらでは強力な世代のライバルや短めの競走寿命に阻まれあまり活躍できないことも多い。しかしながら、あまり本馬が活躍できないと父父ボールドルーラーの親昇格に支障をきたす恐れがあるので、箱庭の目的によっては本馬を何らかの形できちんと後押しした方が良いこともあるだろう。*58
Elocutionist
エロキューショニスト
ギャラントマンの確立支援向き
卑猥な意味ではないし*61エレクトロキューショニストとも関係はない。第101回プリークネスS勝ち馬。
第135回仏2000ギニー馬で本邦輸入種牡馬のレシテイションの父である他、第13回ジャパンカップでのゴール板誤認事件で知られるコタシャーンの母父でもある。
スピード72・サブパラ68に早めあると悪くない能力だが、前述のレシテイションをロストするため3歳引退必須なのが難点。*59
余談だが、もう一頭の産駒デーモンズビゴーンの仔デーモンウォーロック(ウイポ未収録)は世界最後のボワルセル系種牡馬である。*60
Honest Pleasure
オネストプレジャー
75年エクリプス賞最優秀2歳牡馬。本邦輸入種牡馬でキタサンブラックの母母父でもあるジャッジアンジェルーチの父。
SP73・サブパラ78と能力のみ見れば世代上位なものの、距離適性1300~2100に早熟普通と色々と惜しい。
注目すべきは系統確立するとST系になるワットアプレジャーの直仔である点。
早熟性を活かし2歳GⅠを荒らし回り、3歳時は短距離GⅠで勝鞍を稼ぎ満額種牡馬入りを狙おう。

Pawneese
ポーニーズ

「気高き三つの冠を」
英・仏オークスを連勝*62した上キングジョージまでも制した女傑。早めないではあるもののSP73・勝負根性と賢さSを含むサブパラ合計65、特性大舞台・牡馬混合・高速逃げとその能力は非常に高い。
自身の仔出しは「1」だが疾風配合の対象で、曾孫にスーパーステイヤーのストラディバリウスがいる。
Surround
サラウンド
豪州王者に輝いたこともある名牝。SP73もさることながら瞬発力・賢さ・健康Sを含むサブパラ合計80が強烈。おまけに早めあるに特性タフネスで成長にも期待できる。
繁殖牝馬としては仔出し「4」で史実産駒の収録もなし。*63芦毛で勝負根性D+なので勝負根性を上げなければ真稲妻配合の条件を満たす。
Optimistic Gal
オプティミスティクギャル
史実ではGⅠを6勝している名牝。『9 2022』でも初年度に国内に遠征してくることがあるため見覚えのあるプレイヤーもいるだろう。
黒鹿毛瞬発力D+勝負根性Sとイットーと同じく真疾風配合の条件を満たしており、注意点も同様。
サーアイヴァー直仔で仔出しも「7」と悪くなく、それでいて史実産駒が収録されていないため架空馬の母として優秀。
ダ◎に距離適性1300~2100で精神力B+のため、米国遠征しトリプルティアラを狙いたいところだが、
同年生まれにディアリープレシャス*64にレヴィデール*65という強敵がいるため厳しいか。

Effervescing
エフェルヴェシング
ルファビュルーの確立支援向き
非所有では8歳で早逝する。確立時の箱庭への影響力が大きい*66一方で強い架空馬を生産し辛いルファビュルーでは貴重な史実牡馬産駒。
Private種牡馬として回収しようとするとフォルリリュティエと競合するためST箱庭を構築する場合は自己所有しておきたい。*67
スピード68は海外の銀札馬としてはやや物足りないがサブパラ68、早め持続とそれ以外は及第点。
芝◎ダ◯に距離適性も1600~2800とレース選択の幅が広く、空き巣を重ねていけば満額種牡馬入りも可能だろう。
仔出し「5」のうえ母父ボールドルーラーで父よりも爆発力を稼ぎやすく、ルファビュルー系の最有力後継と言えるが父から連続確立するとSP系に鞍替えしてしまう点には注意。*68
また、自己所有して3歳引退させれば初年度産駒のみ父の引退に間に合う。
Arctic Tern
アークティックターン
シーバードの確立支援向き
競走馬として自己所有可能なシーバード産駒の中では唯一の牡馬。『9 2022』では繁殖専用であった。
SP67・サブパラ59と国内の銀札馬と比較しても見劣りする能力しか備えていないものの、デフォルトでスピード 瞬発因子持ち。
本馬⇒ベーリング⇒アメリカンポスト*69とラインが続いていくため、シーバードを確立するなら本馬は所有しておきたいところ。
Hittite Glory
ヒッタイトグローリー
ハビタットの確立支援向き
本邦輸入種牡馬で、小倉の鬼メイショウカイドウの母父。
自身もGⅠを2勝*70した優秀なスプリンターだが、スピード69と瞬発A以外はオールDという微妙な能力をしており、競走能力で言えば下記ジョンティオンブルの方がよほど強い。
それでも早熟あるで欧州スプリントの空き巣や豪州でコツコツ稼げば高額種牡馬入りも狙える*71ため、ハビタットを早期確立したければ。
Buckskin
バックスキン
カドラン賞連覇を含む重賞勝ちは全て3000オーバーという生粋のステイヤー。当然スタミナ100
サガロ引退からルモス本格化までの繋ぎにオススメ。
史実産駒が収録されていないが仔出しは「7」となかなかのもの*72で、父イエラパ*73こそやや地味だが母父エルバジェと中々の良血なのでモスボロー系保護にも。
Gentilhombre
ジョンティオンブル
微妙な輸入種牡馬という印象が強いかもしれないが、銅札としては破格のスピード71を誇る快速スプリンター。海外牧場DLCを入れているなら★レベル。*74
早め持続で引退示唆は79年のため競走寿命一杯まで走ることができ、金殿堂も狙える。非カロのフォルティノ系だが父は欧州繋用なので欧州で走らせよう。
史実ではバンブー牧場の牝系に入り活躍したがバンブーメモリーには入っていないので、バンブー配合を突き詰めてみるのも面白い。
Stuyvesant
スタイヴァザント
世代の独二冠馬で、父は独リーディングサイアー、母は独オークス馬というドイツのエリート。早め普通ではあるもののSP68・サブパラ合計65とまあまあバランスの取れた能力で、ドイツの至宝ビルカーン(ビルクハーン)直系という貴重な血統背景を持つ。
史実では引退後種牡馬としてオランダ*75と日本を渡り歩くという変わった経歴を持つ。こちらでも非所有では85年末に種牡馬として日本に輸入されるが、それまでは欧州供用の種牡馬という扱いになる。強い架空馬の父になっていることも。
同じくビルカーン直系のズルムーのラインを繁栄させるならハンプトン系の保護ついでに所持するのも良いだろう。

73年末輸入馬

タパルクオーナーサーンボクモドッテキタヨー帰れ!
『2024』にて初登場の仏ダービー馬にして欧州ザテトラークの末裔。
彼のおかげでSP未導入でもザテトラークを保護可能…なのはいいが彼が国内にいると同系馬でサヨナラ配合が成立しなくなってしまう。
早期海外牧場DLCがあるならここで確保しておき翌年末にさっさとお帰りいただこう。
一応稲妻配合対象で、母父がテディ系*76なので両親SP系でもある。
アレツ日本におけるルファビュルー系のラインを一手に担うルファビュルー直仔。
能力・仔出しはまずまずといったところだが能力因子・種牡馬因子ともにスカスカなため種牡馬としては期待薄。
ルファビュルー系の確立を狙っている際の配置転換が主目的となるか。
なお、最年少の収録史実産駒が88年生まれのミナミノアカリ(銅札)ということで意外と長く種牡馬を続ける。
ミンスキー3世代の産駒を残して早世しながら複数の中央重賞勝ち馬を送り出した他、ビゼンニシキの母父としても知られるニジンスキーの全弟。能力・仔出しともまあまあまとまったくらいだが、成長型覚醒という意外な魅力がある。
こちらでも非所有では8歳で種牡馬を引退してしまう。緑札かつ格安なので余裕があれば保護してもいいだろう。スピード因子持ちなので後々ニジンスキーとの全きょうだいインブリードで爆発力を稼ぐという使い道もあるため、特にニジンスキーを親昇格させるプレーでは買っておいても損はない。

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74年生

  • 日本のマルゼンスキー、米国のシアトルスルー、欧州にはブラッシンググルームと、後世に競走成績や血統で名を残す大物が世界中に現れた年。
    反面内国産の特に牡馬はやや影の薄い存在と見なされがちだが、油断しているとカネミノブやハードバージなどに足元を掬われるので注意。
  • この年までが前作では内国産馬も初期譲渡やDLC以外では入手不可だった世代となる。
  • 超大物に目を奪われがちだがこの年は国内牝馬や海外馬の銅~銀札帯にもコスパ良好なタイプの馬が多く、戦力を拡充するチャンス。
  • この世代の穴場は長距離。スタミナ80以上が世界でわずか4頭、うち1頭はほぼ繁殖用。史実菊花賞馬もSP70未満という層の薄さなので、73年の種付けはステイヤー生産を意識するといいかも。菊どころか本家の英セントレジャーも狙える。
  • 開始時点のトップ騎手のひら師(平沼)とは一旦この年の年末でお別れ。彼に限らず基本的に「騎手として年末に引退してから、調教師としての再登場は最短でも2年後の年末処理」ということを覚えておこう。
    反面この年頭には牝馬のKAWACHI(森)のような長い活躍を見込める未来のトップ騎手、いわもと師(本田)、ささき師(菊川)、ikzeパパ(中丸良)といった調教師方面での実績で知られる人物が騎手デビューを果たす。
    いずれ引退するような年を重ねたベテランだけでなく、将来を見据えた上で彼らのような若手と長い史実期間を歩んでいくのもまたこのゲームの醍醐味と言えるだろう。

マルゼンスキー
「スーパーカー」
世代の2歳王者。当時の持込馬規定に泣いた史実で有名だが、こちらでは普通にクラシックに出走してくる。
当時の海外関係者をして「ニジンスキーの最高傑作」と言わしめただけあってSP75サブパラ85とこの時代の国内馬としては規格外の能力を持ち、敵に回すとダービーはまず獲れない。*77逆に言うならば自己所有すれば欧州3冠などを含む世界中の芝GⅠが視野に入り、フルに使うと3歳までの金殿堂も余裕という心強すぎる味方になってくれる。早め持続で競走寿命はむしろ余るので使い詰めも利くが故障には注意。3歳引退を逃すと初年度産駒の菊花賞馬ホリスキーやライスシャワーの母ライラックポイントなどをロストしてしまう。
種牡馬としても仔出し「9」でリーディングサイアーの銀札や系統確立を狙えるが如何せん無系化するため種牡馬としての重要度の評価は分かれるか。
カネミノブ
「偉大なるレース職人」
史実では4歳で有馬記念を制して同年の年度代表馬となり、6歳まで存在感を出し続けたのだがウイポではなぜか早め普通止まり。
しかしSP71に柔軟性以外はバランスの取れたサブパラと当時の内国産馬としては十分に一流と呼べる実力を持ち、同世代の皐月賞馬ハードバージ、ダービー馬ラッキールーラよりは二回りほど強く、加えて主戦が闘将なので非所有では地味に厄介な敵として立ちはだかってくる。
テンメイ
「天命かなえし馬」
母トウメイ。史実では日本競馬で唯一天皇賞母子制覇を達成した名馬。成長型・成長力も優秀でマルゼンスキーが菊花賞に行かない場合はこの馬での優勝を十分狙える。古馬になっても長くGⅠ戦線を駆け抜けて金殿堂も射程内。
プレストウコウ
「銀髪鬼」
史実の菊花賞馬かつ芦毛初のクラシック勝利馬。上記のテンメイと同じ成長型・成長力だが距離上限が3000mまでと短く、天皇賞(春)を勝ち切るには柔軟性向上と史実調教が必要になる点に注意。

ハードバージ
「小さきカウボーイ」
天才ヨーイチの代名詞とも言える伝説のイン突きで知られる皐月賞馬。種牡馬入り後の悲劇的顛末や、全弟の意外なブレイクなどでも話題となった。
成長型早熟と特性根幹距離でマルゼンスキー以外は3歳春ごろまで敵なし。反面成長力は普通止まりなので、銀殿堂以上や満額種牡馬入りを狙うなら温泉施設などでのケアも必要となってくる。
開き直って3歳一杯で使い倒してしまうのも手かもしれない。その場合は3歳年初から豪GⅠにガンガン出そう。
種牡馬としては牝系に属しているもののナスルーラ2本に仔出し「3」とイマイチ。史実のリベンジを目論むならばまずは父ファバージの確立とプリンスリーギフトの親昇格を。
その上でスピード因子を獲得できれば4代続けてスピード因子を持つST系というこの時期では珍しい個性を持てる。
リニアクイン
「直線駆ける女王」
世代のオークス馬で、オークスの勝ちタイムが翌週のダービーのそれより速かったことでも話題になった。大舞台・根幹距離・学習能力と充実したスキルを持ち、対抗筆頭のインターグロリアは後述の問題を抱えているため3冠狙いなら断然こちらだが、適性洋芝向きで距離下限1800mなのでオークス以外の二冠では苦戦するかも。
早め持続で金殿堂を狙える上にデフォルトでスピード因子持ちだが、血統・仔出しは今一つで収録産駒もいない。なお、こちらで少し触れられているがトウカイテイオーの花嫁の母に向いた血統構成を持っていたりもする。
リニアクイン自身の使い方としてはややもったいないが、自家生産した上で牝馬3冠を達成して3歳で引退し、翌年の種付けでシンザンを付けてシュンランを生産することでシンザンの確立支援に使うということもできる。なおこの馬でシュンランを生産する場合、4歳引退だとミスターシービー、5歳引退だとシンボリルドルフが同期として立ちはだかるため、特別な意図が無ければシュンライにしておいた方が無難か。
インターグロリア
「突き進むは栄光の道」
桜花賞に加えて2400m時代のエリ女を制した当時の二冠牝馬で古馬でも有馬記念2着などで知られている牝馬…なのだが何故か距離上限が2100m止まり。
幸い能力はリニアクインと遜色なく早め持続とこちらも優秀なので香港や豪州など野芝・右回りの海外をうまく使って金殿堂を目指したい。なおオークス大敗によって距離適性だけではなく左回り×まで付いており、古馬以降はかなり選択肢が狭まりがち。所有する場合はこうした部分を念頭に。
カネミカサ銅札ながら銀札テンメイと同じスピード67・遅め持続とお買い得な馬。サブパラこそパワー以外やや一息というところだが、育てば芝中距離路線のエース格としての活躍が期待できる。

ヒシスピード2歳時に唯一マルゼンスキーと好勝負したことで知られる馬で、『9 2022』の76年スタートにおける初期譲渡2歳馬の1頭。
SP65に早熟普通というスペックは初期譲渡ではなくなったことを考えると微妙だが、短距離から中距離までこなせる芝ダート二刀流馬なので直接対決を避けて国内のダート世代戦やJBCスプリントを狙っていけば充分勝てる。
血統的には名種牡馬ライジングフレームの直系となる最後の有力馬。
ブレーブボーイボールドアンドブレーヴ産駒の77年の東海ダービー馬。
SP67・サブパラ67、早め持続で精神E+以外は各能力が非常に高次元でまとまっており、マルゼンスキーが荒らしに来ない限りは間違いなくこの年のダート3冠最有力。成長型早めでこのサブパラの水準を超える国内ダート専門馬はロジータを待たないと出て来ないレベル。*78
距離下限は1800なのでフェブラリーSに挑戦する時は注意。

ハシコトブキ一言で言えば、成長力とダート適性が下がったグレートセイカン。翌年のシンザン四天王と違ってサブパラは程良くまとまっていて目立った弱点はないので、大事に育てて空き巣GⅠを狙う事で金殿堂馬にすることも十分に狙えはする。ただし成長力普通なため、出すレースの吟味は必要。シンザン四天王と併せてシンザン確立のお供に。
なお、史実産駒としてイブキカネール*79が収録されているため非所有でもとりあえず種牡馬入りはする。
ダイタクチカラ後輩リュウアラナスと共に中京芝の招待競走で中央の強豪を一蹴し、同郷の後輩オグリキャップに先駆けて笠松競馬の名を知らしめた笠松生え抜きの強豪。だがゲームだと何故か芝適性が無い…
早め持続で交流重賞持ち、そつのないサブパラの持ち主であり、味方にすれば頼もしく敵に回したら地方馬の仕様上厄介な存在として立ちはだかる。
種牡馬としても1987年の阪神3歳S(当時の呼称)でサッカーボーイの2着に食い込んだダイタクロンシャン(緑札)を送り出している。
『10 2024』ではジェベル&クレイロン初期確立に伴いトウルビヨン直系の保護要員としての役割も果たせるようになった。
リキタイコー史実ではマイル・短距離で重賞4勝を挙げた実力馬でSP66、その中にはダート1700mで開催された中日新聞杯も含まれるので、芝・ダート◎。下記メイワキミコと違って最初からマイルを走れる代わりに遅め普通と競走寿命は短め。ちょうどメイワキミコとバトンタッチする形で運用するのがよいだろう。精神・パワー共にE+、瞬発・健康はG+と弱点ははっきりしているが、史実調教で補えるレベル。
トドロキヒリュウテスコガビーの半弟*80で3歳で東京大賞典(当時D3000m)を制している。早め普通はイマイチながらSP67は上記ダイタクチカラを上回り所持する特性も多いが、精神力G+が交流重賞を戦っていく上でかなりネックになってしまう。ただし、母キタノリュウや半姉テスコガビーの牝系を強化したい場合には力になってくれるだろう。
リュウキコウ阪神3歳Sの勝ち馬で4歳秋の天皇賞では1番人気に支持されている(4着)。サブパラにムラはあるがこの時期の銅札にしては高いSP67に距離適性も広く、成長力ないではあるが早熟鍋底と意外なしぶとさもある。
シンザンを通らないヒンドスタン系で保護目的にも。

アイノクレスピン史実ではインターグロリア・リニアクインと牝馬三強を形成し、牡馬相手の神戸新聞杯にも勝利した強豪牝馬。スピードも66とこの時代の牝馬としては十分に優秀。サブパラもパワーと瞬発力以外は高い水準でまとまっており、早めあると競走寿命も十分。相手を選べば金殿堂も狙える。
とはいえ大舞台や根幹距離という強特性を初めから持っていてスピードでも成長力でも自分を上回る上記2頭に比べれば見劣りするのは否めない。ただ、本馬はセントクレスピン産駒の中でも貴重な実力派の史実産駒でありセントクレスピン確立を支援する上では重要な存在。
その場合身も蓋もない話だが、上記2頭を所有した上で海外送りにしてこの馬に牝馬3冠を獲らせてしまう、という運用になるだろう。
メイワキミコ史実でスプリンターズステークスを連覇した芝・ダート◎のスプリンター牝馬。柔軟性が上がればマイルまでカバー可能。根幹距離・二の脚・スプリントギアを最初から持っており数字以上に強い。早めあるで長く走れ、この時代のスプリント路線では無双の活躍が期待できる。本馬の仔出しは「3」と低いが初期の馬達の中では珍しい真疾風配合対象なので優れた快速馬を出す可能性はある。なお、父はGallant Manであり確立できるのなら母父◎にもできる。
半弟にハワイアンイメージ(1980年の皐月賞馬。銀札)がいる。また、牝系曾孫にリンゴアメ(2020年の函館2歳Sの勝ち馬。緑札)がいるがその母マイネデセールが繁殖牝馬専用。

フジビゼン東の2歳女王としてクラシックを嘱望されるもクイーンSの調教で故障し予後不良になってしまった馬。
精神・健康Gと厳しいがSP65に柔軟A+、瞬発Aと迫力は十分で、難易度にもよるが早熟性を活かして桜花賞くらいまでなら押し切れる。
成長力あるで距離上限2100のため秋華賞も狙えるが本質的には短距離・マイル向き。そちらに舵を切るなら初期E+のパワーをケアしたいところ。
ロマン枠なのか仔出し「5」をもらっており、父パーソロン確立後は両親ST系となるため繁殖でも期待できる。
スリーファイヤー史実では6歳まで走り通算49戦7勝、牡馬相手に重賞4勝とタフな活躍を見せた牝馬。
SP63、サブパラ合計37とカタログスペックは緑札レベルで、特に精神G・賢さGとメンタル面は最低だが、プリンスリーギフト系の軽い芝適性と特性ローカルのおかげで適鞍を選べば数字以上に強く、そして遅めあるで息長く走れるため上手く勝ち続ければ見違えるような強さになっていることも。
勝利が馬を強くする、という本作の醍醐味を存分に味わえる一頭と言える。テスコボーイ系確立への援護要員としても有用。
ヤマニンゴローセントクレスピンの確立支援向き
非所有では種牡馬入りしない。第8回高松宮杯勝ち馬。
この年の緑札としては上位のスピード65の持ち主だがそれ以外はサブパラ36、遅め普通とからっきし。
距離適性1500~2300mでローカル持ちのためサマーシリーズで稼ぎたいところだが精神F+が足を引っ張る。
上述のライジンとヤマニンファバーの難点を合わせたような馬だが、セントクレスピンの数少ない史実牡馬のため確立を狙うなら大事に育てていきたい。
リネンジョオースピード63にサブパラ合計52と能力自体は緑札相応止まりだが遅め持続に加えてローカル・根幹距離・タフネス持ちでサマーシリーズで使ってくれと言わんばかりの査定。史実産駒が居ない*81のも長く使いたいこの手の馬としてはGood。序盤の銅札集めや金策に。
マーブルペンタス無札だがスピードは62と緑札並で、芝◎ダ◯、遅め持続、1800~3000mという幅広い距離適性とパワー・健康Aという隠れ優良物件。
ドサ回り要員として有用であるのみならず、うまく育てば大化けする可能性も。
トウショウゲートこちらも無札としては有用なドサ回り要員たり得る馬。遅めあるにタフネス持ちであり、しぶとく稼ぎつつ化ける可能性を秘める。
問題はこの馬の母がソシアルバターフライであること。金札カードを切って彼女を獲得していた場合はロストの憂き目に遭いがち。
今は無きカブトヤマ記念の勝ち馬トウショウユース(緑札)の父。
カールスバットホーンビームの確立支援向き
78年京王杯AHの勝ち馬。『9 2022』76年シナリオにおける初期譲渡2歳馬の1頭。
SP62は無札としてはなかなかもサブパラは手薄で遅め普通も微妙だが、比較的年長かつ競走能力のあるインターメゾ産駒ということで高額種牡馬入りに導ければ父父ホーンビームの確立の大きな力になる。

Seattle Slew
シアトルスルー

「自由なる夢を乗せて」
購入権DLCあり。零細血統・零細牧場から突如として現れ、アメリカ史上初の無敗3冠を成し遂げるなど、まさにその身一つでアメリカンドリームを体現して見せた御仁。
SP78、サブパラ合計86は世代を通り越して紛れもなく70年代最強クラスの馬、更に芝も走れるので世界中の大レースを蹂躙できるだろう。マルゼンスキーと違い4歳までは現役可能なのも嬉しい。
今日のアメリカ競馬の主要血統の一角を担う祖ということもあって種牡馬としても超一流で仔出しは「10」。長期間のリーディング種牡馬はもちろん、手元に持っておくだけで系統確立が狙える。更に代表産駒のエーピーインディも自力で親昇格するレベルの大種牡馬なので、上手くやれば親子二代続けて親系統なんて規格外も可能。
半弟のロモンドとシアトルダンサー(どちらも銅札)も種牡馬として存在感を示す。
Alleged
アレッジド

「アーチの門番」
購入権DLCあり。祖父リボー以来の史上5頭目の凱旋門賞連覇を成し遂げた名馬。
SP76、サブパラ合計72と上記のシアトルスルーには及ばないものの圧倒的な能力を持ち、仔出しも「9」と非常に優秀。
『9 2022』と異なり欧州所属に出来るようになったことで遠征デバフを気にせずとも良くなり、史実通りの凱旋門賞連覇も十分に狙える。1歳上のエクセラーがナーフされたのも追い風。
一方で3歳での凱旋門賞を勝利したにもかかわらず成長型は遅め、セントレジャー2着という戦績に反し距離上限2600止まりと査定にはやや疑問が残る部分も。
Trillion
トリリオン
GⅠタイトルはガネー賞のみだが長きに渡りシルバーコレクターとして活躍。しかし、この馬の本命はその牝系だろう。
産駒に鉄の女トリプティク(金札)、牝系の玄孫にはかの名牝トレヴがおり、本人の競走能力、仔出しも十分なため、虹札を割く価値は大いにある。*82


Blushing Groom
ブラッシンググルーム

「赤き血、伝えし花婿」
SP74・サブパラ77とこの世代の欧州馬の中でも特段高い能力を持っている。マルゼンスキー同様3歳で引退示唆だが、適性内のマイルや2000mまでのレースを荒らしまわって金殿堂も十分に可能なので簡単に元は取れるだろうか。
しかし種牡馬としての活躍こそがこの馬の本領で、言わずと知れた世界的大種牡馬にまで上り詰める。もちろん仔出しは「10」。猛烈な勢いで勢力を広げ非所有でもしばしば自動確立するが、種牡馬引退は90年と早めなので確実性を高めるためにも所持しておきたい。NPC所持だと種牡馬では米国配置なので、自己所有で産駒の主戦場である欧州にしておきたいところか。
『2024』では両親SP系になった代わりに未確立となった父レッドゴッドの確立要員として競走馬時代から重要となる。

Bowl Game
ボウルゲーム
トムロルフの確立支援向き
高能力だが史実セン馬なので所有しないと種牡馬入りしない。また、遅め普通なので使い方にも注意が必要。
Waya
ワヤ
上記トリリオンと違い優秀な産駒はいないもののこちらはダートも走れる。
トリリオン同様息の長い活躍を期待できるタイプだがダートという点で使い分けが利く。
J. O. Tobin
ジェイオートビン
史実ではスワップスSでシアトルスルーに初めて土を付けている。前作『9 2022』でもDLCで所有したシアトルスルーをぶつけて思わぬ敗北を喫したプレイヤーもいるだろう。
SP70でさすがにシアトルスルーに正面からぶつかるのは無謀だが、早め持続、芝◯ダ◎、高速逃げ・学習能力と使い勝手の良さもあり、ローテーションをきちんと選べば十分活躍が見込める器。
黒鹿毛かつ勝負根性A+、瞬発力Dで真疾風配合の対象。父ネヴァーベンドなのでPrivate回収した父の確立援護に当たっても重要な役割を占める。

Artaius
アーテイアス
英マイルGⅠ2勝のエリートながら日本では穴志向の強い種牡馬として知られていた。早めないだがSP71・サブパラ67とスペック自体は悪くない。
非所有では84年末に種牡馬として日本に輸入されてくる。父ラウンドテーブル×母父マイバブー×母母父ハイペリオンというレトロな血統は系統見直しが行われた『2024』でこそ力を発揮する。欧州時代にサトノクラウンの父マルジュの母父となっており意外と長く影響力を有する。仔出しも「6」ある。
Madelia
マデリア
カロ初期の活躍馬で、仏牝馬二冠馬。オークスで上記トリリオンを破りそのまま引退した無敗の女王
SP73は銀札トップタイで下手な金札よりも強いが、オークス馬ということで距離上限は2200止まり。3冠狙いならマイルに行こう。
スパルタ持ちだが早め普通なのであまり使いすぎると3歳で燃え尽きてしまいかねないことには注意。
産駒は91年のムーンライトダンスのみ*83だが仔出しは「6」と悪くなく母系も豪華なので自家生産にも向く。使うならばフォルティノかカロを確立させ銀因子を確保したいところ。
Dunfermline
ダンファームリン
貴重なロイヤルパレスの史実産駒にして女王陛下の持ち馬の一頭。
『9 2022』では所有不可だが父の種付け料を左右する存在としてエディットで強化されたりしていた。
セントレジャーでアレッジドを破ったことなどから距離上限が3000となっており、所有すれば英国牝馬3冠も十分に狙える。*84
問題は今作で父の引退が早まったことくらいである。ばりもす系...
Sanedtki
サネドキ
フォレ賞連覇などGⅠ4勝の活躍馬。SP70は銀札としてはそこそこながらサブパラが78とかなり高く、遅め持続に特性海外遠征・非根幹距離・タフネス・牡馬混合・ロンシャン巧者とスペックと息の長さを併せ持つ。自身がスピード因子持ちで母父フォルティノというのも面白いが仔出し「2」で収録史実産駒もいないので競走馬として頑張ってもらうのが吉か。
Mrs.Warren
ミセスウォーレン
米2歳GⅠ2勝の活躍馬で、SP69はそこそこながら健康A+、早熟持続、特性大舞台・タフネスを持ち結構しぶとく戦っていける。
繁殖牝馬としては仔出し「3」ながら主流牝系(アートレス系)に所属し父ヘイルトゥリーズン・母父ネイティヴダンサーという血統構成*85を次代に繋げられれば妙味アリ。なお、2019年にダービーグランプリや道営記念を制したリンノレジェンド(2016年生まれの無札馬。SP60成長型遅め持続)の4代母でもあるがしっかり繋がっている。


Nebbiolo
ネビオロ
本邦輸入種牡馬イエローゴッドの海外時代の代表産駒で英2000ギニーの勝ち馬。SP70に瞬発力A、早めある、特性乾坤一擲・叩き良化・根幹距離と銅札のマイラーとしてはなかなかの実力者。父イエローゴッドの確立を目指すなら日本に連れてきて短距離路線を荒らせるだけ荒らしてもらい高額種牡馬入りに導きたい。
なお非所有では7歳で早逝してしまうが、史実では数頭の重賞勝ち馬を出しており仔出し「5」で稲妻配合対象でもある。更にイエローゴッドを確立すれば両親ST系に。

Crystal Palace
クリスタルパレス
カロ産駒の仏ダービー馬なのだが非所有だと上位層にボコられがちで、3歳引退も相まってお笑い配合の対象になってしまっていることも。
SP70に瞬発力A+*86で早めあるとスペックは悪くなく引退示唆も5歳と遅い*87ので、フォルティノ早期確立を目指すなら所有して実力を発揮させたいところ。
非所有では85年末に種牡馬として日本に輸入され、プレクラスニーの父やタニノギムレットの母父となっている。海外時代にもロイヤルオーク賞でシリウスシンボリを下したマージーなどを輩出し仏リーディングサイアーになった経験を持つ。

Bit of a Skite
ビットオブアスキーテ
オールエイジドSなど豪GⅠ2勝。SP69、瞬発力・健康A+、遅めある、特性根幹距離と銅札にしてはなかなかの能力を持ちマイル戦での活躍が見込める。パワーE+は注意。
貴重な競走能力の高いザボス系の史実牡馬であることもポイント。
Surumu
ズルムー
リテラトの確立支援向き
前年のスタイヴァザントと同じくビルカーン直系というレアな血統の持ち主。現実においては父系は既に衰退しているものの、モンズーンの母父として血統表にその名を残す。
母ズラマはテスコボーイの半妹、孫ランドはドイツ馬としては唯一*88のジャパンカップ覇者と、日本競馬とはそこそこ縁があったりする。
SP66・サブパラ50に早めない*89と競走能力ではスタイヴァザントに劣る。デフォルトでスタミナ 勝負根性因子持ちのため因子獲得ラインを気にしなくて良いのは幸いか。
独リーディングサイアーの座に6度輝き、後継種牡馬としてアカテナンゴを輩出したこともあって仔出しは「8」と非常に高いのだが、能力因子はともかく種牡馬因子が3代前にハイペリオンの金因子1個のみなのが難点。*90
収録されている牡馬の産駒も少なく誕生も80年代に入ってから*91と期間が空くため、自身と父リテラト*92の確立を狙う場合は自家生産が必須となる。
Royal Ski
ロイヤルスキー
母父リマンドとのニックスで知られ、桜花賞馬アグネスフローラや地方競馬リーディングサイアーの座に2度輝いたワカオライデンを輩出した名種牡馬。
ウマ娘関係ではユキノビジンやアグネスタキオンの、それ以外ではスキーパラダイス*93やエアジハードらの母父として知られる。
競走馬としてもそこそこ優秀で、SP68・サブパラ62に芝◎ダ◯と扱いやすく、短距離・マイルでの活躍が見込める。早熟普通と競走寿命が短いのが欠点。
仔出し「9」と非常に優秀だが、早熟因子持ちのため自家生産には不向きか。ニジンスキー系のように見える馬名だがボールドルーラー系に属する。*94
Royal Hive
ロイヤルハイブ
上記ダンファームリンと同じロイヤルパレス産駒で、シリウスシンボリ世代の逃げ馬レジェンドテイオーの母。『9 2022』では繁殖牝馬専用だったが今作から競走馬としても参戦。
サブパラは海外の銅札馬としてはちょっと物足りないがこの世代最高のスタミナ95を誇り、遅めあると息の長さから長距離戦線での活躍が期待できる。
血統面でも母父ネヴァーセイダイで金・銀両方の因子が揃っており繁殖でも使いやすい。
ロイヤルパレスを確立できれば更に使いやすくなるが問題は今作で引退が前倒しにryばりもす系...

74年末輸入馬


ラバージョン中央重賞勝ち馬も送り出しているが、むしろチヨダマサコの父として有名か。自身は能力・仔出しともそれなりといったところだが、ダマスカス直仔かつ非所有では6歳で早世してしまうということから父の確立を目指すならここで押さえて力になってもらった方が良いだろう。高確率でお笑い配合対象となり、隔世遺伝の条件も満たすので父・ダマスカスより爆発力では大きく上回る。
ボールドコンバタント地方特化型種牡馬として人気を博し、年間120頭以上の牝馬を集めたこともある馬。能力・仔出しともイマイチではあるが芝◎ダ◯で、ボールドルーラー直仔で親マッチェム2本ではあるが母母父マンノウォーという血統背景も面白い。無札かつ超格安で手に入るので当時まだまだ層の薄いダート馬生産にいかがだろうか。

75年生

  • 国内はなんといってもホウヨウボーイの世代。スペックこそ前世代に比べやや抑えめだが長い競走寿命と広い距離適性を誇る古馬路線の難敵。
  • 反面彼が故障離脱中のクラシックは本命不在の大混戦。実力が拮抗しているため介入次第で大きく結果が変わる。
    • 『9 2022』で注目されたシンザン四天王はもちろん、今作ではパーソロンやテスコボーイ、『2024』ではレッドゴッドなどが未確立となっているため系統確立の観点でも非常に悩ましい。
      欲を出しすぎると一世代の所有上限に引っかかりかねないためよく考えよう。幸いサクラショウリとインターグシケンは種牡馬入りが確定している。
  • 牝馬路線はクラシックの有力馬達に早枯れ傾向が強く牡馬路線とは趣の異なる混戦模様。こちらは確立面での重要馬も少ないので、自家生産で有力馬を送り込めると効率的。
  • 海外では前年のシアトルスルーに続く米3冠馬アファームドとそのライバルアリダー、豪州の短距離王マニカトなどが登場。
    ミルリーフ初年度産駒の年でもあり、シャーリーハイツなど有力な後継馬が早くも登場。日本で活躍したマグニテュードやミルジョージもこの年。
  • この年もお兄さまを筆頭に子犬ちゃん(長瀬)、関西では村 本善之(大川)と前年に劣らぬ粒揃いの面子が騎手デビュー。この3人は現役が長めなのも嬉しいところ。
    流石にデビュー直後は新人相応の能力だが、機を見て徐々に伸ばしていこう。お兄さまと長瀬は調教師にも転向するため、後々を見据えると大きな実りとなるかも?
    調教師でも後のビッグネームであるやの師(鴨川)やSETO(宮崎)などが開業。早い内から縁を結んでおきたい。

ホウヨウボーイ
「ターフのプレイボーイ」
長い長い療養生活から蘇り、2年連続の年度代表馬まで上り詰めた馬。『2024』ではプレミアムボックスの特典馬第一号。遅め持続で長く使え、史実通り*95クラシックを逃しても古馬路線で挽回可能。
ターントゥ直系×ロイヤルチャージャー直系(=ロイヤルチャージャーのクロス(4×3)持ち)というかなりレアな血統だが、非所有では8歳で早世してしまう。仔出しは「4」とやや低めだが、競走寿命の長さから繁殖ボーナスによるカバーは比較的容易。
サクラショウリ
「勝利への花道」
世代のダービー馬でサクラスターオーやサムソンビッグらの父。
パーソロン×フォルティノという良血だが今作では両者の未確立化の影響で洋芝型となっており相対的に弱体化。
有力馬にパワー巧者が多いこの世代でD+止まりなのも地味にネックで、成長型早熟にも関わらず2歳戦でも無双とまではいかないかも。
それでも成長型と距離適性の関係でダービーの最有力馬なことに変わりはなく、古馬になってからも鍋底でしぶとく走れるので、系統のエースとして父の確立に貢献させたい。

インターグシケン
「掲げるチャンピオンペルト」
この世代の菊花賞馬で、遅め持続・根幹距離持ちと優秀な能力を持つテスコボーイ産駒。
種牡馬としては「ウッドマン(ヒシアケボノの父)のそっくりさん」として一部で有名なウットマン*96を輩出。
テスコボーイ早期確立を狙うならキタノカチドキと並んで重要なポジションを占める。自己所有すれば3冠も射程圏に。
テスコボーイ確立を狙うなら高額種牡馬入りを目指そう。

ファンタスト非所有では現役中に3歳で早世する。
この世代の皐月賞馬で、本馬での勝利がマサトさんの八大競走初制覇となる。
関係者の思い入れも深かったようで、後に本馬の名を冠した競走馬育成施設「ファンタストクラブ」が設立されている。
精神力と健康は壊滅的だが瞬発力・勝負根性・パワーは一級品。早熟あるや脚質自在もうれしい。イエローゴッド確立の支援に。
洋芝向きの世界適性、皐月賞までしか対応していない距離適性、海外遠征に不向きな低い精神・健康などから、
他の史実馬の所有状況次第では(2個目の因子の獲得は困難になるが)欧州所属で走らせることも検討したい。この場合、種付け料アップのために73年末に種牡馬として輸入されてくるイエローゴッドを購入し、欧州牧場へ移動させておくのも手。
バンブトンコート「愛されしマイラー」史実阪神3歳S勝ち馬かつダービー1番人気馬。バランスの取れた能力に特性根幹距離、短距離から中距離までこなし切る距離適性の広さ(ダービーは厳しめ)が魅力。早熟鍋底あるで息が長いのも◯。

ギャラントダンサー社台ファームの米国拠点で生まれたマル外で朝日杯を無敗で制している。海外セリ購入可能。
SP70は同世代のトップホースと遜色ないが、国内ではまだ層の薄い短距離・マイル路線が主戦場としてもサブパラ合計47は物足りなさが否めないため、早熟持続でそこそこ長めの競走寿命を活かし成長を促したいところ。
世界適性は洋芝向きであり、サブパラを成長させ、弱点である精神・健康を補えれば欧州GⅠ勝利も夢ではない。
父ギャラントマン・母父ノーザンダンサーという血統構成は魅力的で、仔出しも「5」と悪くないが、非所有では現役中に4歳で早世してしまう。
モデルスポート
クラシック未出走ながら世代の3歳女王に輝いた馬で、ダイナアクトレスの母。前作は金札だったが銀札に変更。
能力的には強い銅札というところだが、スピード66・早め持続という能力は世代牝馬トップクラスであり、桜花賞をはじめ短距離・牝馬限定GⅠ行脚によって自力で銀札を回収できる。
血統的には父系が零細確定のトムフール系というのが架空馬の母としては都合が良い。仔出しも「6」と悪くないので、ダイナアクトレス以上の架空産駒を産むことも期待できる。
オヤマテスコ世代の桜花賞馬。この時期の牝馬としては優れたSP68に瞬発力A・勝負根性Bが光るが早熟ない。ただし、割り切って阪神JF~NHKマイルに賭けるなら父テスコボーイの確立支援要員として頼もしい。
プリテイキャスト80年の秋天(当時芝3200m)で伝説的な逃げ切りを決めた個性派牝馬で、2023年時点で最後の3200mの天皇賞を制した牝馬でもある。晩成普通や脚質大逃げなど注意点も多いが、SP68・サブパラ合計62は当時の日本の牝馬としてはかなり優秀なスペックで、距離適性的に春天が射程圏に入るのも貴重。
母タイプキャストも北米の名牝で能力が高い。
メジロファントムこの時代では貴重な成長型覚醒を持ち9歳まで現役可能。スタミナが高くSP・サブパラ共にそこそこ。
欧州適性を活かし主にステイヤーズミリオンで活躍出来る。最終的にとんでもない能力値になっていることもしばしば。
種牡馬としては史実では種牡馬入り出来なかったこともあって仔出し「0」な上、セントサイモンにナスルーラ2本とかなり厳しい。
アストニシメント系に属し、3代前にリボー・プリンスリーギフト・ネヴァーセイダイがいるのが救いか。
ハツシバオー史上3頭目の南関東3冠馬。やや小粒だがD未満のサブパラが無く遅めあると優秀で、長く国内ダート路線に君臨できる。
今作では祖父チャイナロックが確立済のため引退示唆の6歳までのんびり走れるのも◯。
ちなみに、馬名のハツは冠名ではなくアサカシルバーらと同じ馬主。
タガワエース
(『2024』以降)
アザーストーンウッド産駒のダート馬。史実では川崎記念を勝った他、ハツシバオーの東京王冠賞で2着に入っている。
スピードはハツシバオーに1劣る66だが、サブパラのバランスは遜色が無く、何より成長型が早め鍋底持続と3歳時では明確に優位なので普通に逆転しかねない。タフネスまで持っているのでさらに化ける余地がある。
所有する場合は母コーホールから所有すれば「タガワ」冠の優秀な弟たち(キング・テツオー・リュウオー)もまとめて手に入り更にお得。
ハツマモル4歳時の帝王賞でハツシバオーを下しレコード勝ちした大井の雄。冠名ハツはこっち。
実力はほぼ互角だがサブパラはよりピーキーかつ成長力も普通止まり。性格臆病で崩れると脆いので慎重に使おう。
グロースタークの直系孫なので祖父の確立に貢献できるのが魅力。

キャプテンナムラシンザン早期確立のカギを握る78年クラシック世代シンザン四天王の筆頭にして唯一成長型早めの馬。
柔軟・パワー・瞬発力は一級品で成長型と距離適性を加味すればクラシック3冠に最も近い馬と言えるが、精神・根性Gなのが痛い。
性格臆病*97で最初から直一気を持っているので潔く追い込みに全てを賭けよう。
また、ホープフルステークス・皐月賞・日本ダービーと菊花賞までは関東に世代GⅠが集中しているので必ず関東の厩舎に預けること。
シンザン確立のコマとして使うのであれば、3歳で全て使い切ってしまい後述する成長型遅めの馬達にバトンタッチするくらい割り切ってしまってもよい。

グレートタイタン非所有では早世してしまうシンザン四天王の次席。上記キャプテンナムラのほぼ遅め互換と言ってよい。
彼の項でも述べた通り古馬での王道路線を引き継ぐ格好になるだろう。こちらも柔軟性に優れるため春古馬3冠を狙いたい。
精神もE+と筆頭よりはマシなため史実調教で鍛えられれば豪州GⅠなども見えてくるが、
成長力は普通*98と決して恵まれているわけではないので、出すレースはよく吟味する必要がある。

シービークロス
「白い稲妻」
タマモクロスの父にして貴重な非カロのフォルティノ系。異名の通り瞬発力に優れ、決め打ちという最後方強襲限定の珍しい特性を持つ。
遅めあるで長持ちするため、札に対するコスパでは世代でも上位だが完全燃焼持ち。
調子低下のデメリットが消えたとはいえ休養明けの運用には注意が必要。
種牡馬としてはほぼタマモクロスとホワイトストーンの二枚看板頼りで、質はともかく圧倒的に弾不足
更に非所有では16歳で亡くなるため系統確立のためには所有必須。
幸い、孝行息子達のおかげで自身の仔出しは高いため自家生産の大物も狙いやすい。
今作では確立後のパーソロンからST系を引っ張ってこれるため、追加因子の自由度が増したのもプラス要素。
スズカシンプウシーホーク確立支援向き
SP65に瞬発力以外C+以上で穴のないサブパラ、芝◎ダ◯、距離適性1800~3000に遅めあると非常に扱いやすいパラメータをしている。
クラシック路線は厳しいが、GⅡや交流重賞でコツコツ勝ちを重ねていけば高額種牡馬入りは容易だろう。
なお、史実産駒にカツノコバン*99がいるため非所有でも確実に種牡馬入りする。
ファイブホープ世代のオークス馬。SP67などまずまずの能力に加えて距離適性的にも牝馬3冠をこなし切れ特性乾坤一擲・根幹距離を持つが精神力Fと早めないが困り物。史実では当時あった抽せん馬制度で取り引きされており、こちらでも幼駒セリで買えるのが強み。
サクラゴッドイエローゴッドの確立支援向き
80年スプリンターズS勝ち馬。SP65に心許ないながらもパワーAのサブパラ、遅めあるで国内芝牝馬路線ならいける。距離適性的にはヴィクトリアマイルが狙い目か。
タケデン史実皐月賞1番人気馬で、緑札にしては能力値も成長型・成長力も優秀で初心者向けの馬。
ドサ回り枠として所有するのもアリ。ちなみに、冠名そのままの馬名だが史実では別に馬主の最初の所有馬とか冠名初使用とかではなかったりする。
リュウアラナス地方所属馬として初めて中央競馬で勝利した地方馬(笠松所属)。オグリキャップの先輩格と言えるかもしれない。
遅めあるでSP65・サブパラ61と緑札にしては高い。パワー・瞬発が共にAなのが嬉しく、その上芝◎ダート◎でタフネス、非根幹距離、秋競馬といった特性を豊富に抱えている。
長い競走寿命に所有時の能力の伸びが良く、非根幹レースを芝ダート両方で狙っていけると考えると大変有用な緑札と言える。
アグネスホープ史実ダービー2着馬。緑札にしては非常に高いSP67と瞬発力Aが光るが精神力G早めないが足を引っ張る。父パーソロンの確立支援要員として同父のサクラショウリとコンビを組ませる手はアリ。
ロイヤルシンザンシンザン四天王他2頭のその1。第29回安田記念勝ち馬。緑札最高クラスのスピード(65)を持つが差し馬なのに瞬発D+というジリ脚タイプ。
マイルから中距離まではこなせるため手薄なところを上手く突いていこう。スピード能力は確かなので成長次第では大きなところも狙える。
チェリーリュウ新潟大賞典を人気薄で制した馬で下記リンドプルバンの半兄。SP64はなかなかもサブパラにムラがあり遅め普通だが、父がザボス系のスカイマスターで非所有では早世するので保護目的に。
アサヒダイオーシンザン四天王他2頭のその2。第32回カブトヤマ記念勝ち馬。
スピードは63しかなく、パワーEのためローカルで育てたいが小回り×*100本格化までは京都と新潟で育てよう。
距離上限が2800まであるのでパワーを少し鍛えて目黒記念やアル共といった手薄になりやすいGⅡを狙うのがいいか。
上のロイヤルシンザン共々銅札の2頭と比べて明らかに使いにくいため1周目では非推奨。確立プレイに慣れた人向けの馬。
キタノコンゴウファバージ確立支援向き
日本短波賞を制した他菊花賞で4着に入っている。SP64に柔軟性A+、パワーAを含むサブパラ53、早め普通で緑札にしてはまあまあの能力に母・祖母がST系という血統背景も面白く、この世代のファバージ産駒としては筆頭。
ショウフウグリーンルファビュルー確立支援向き
緑札としては平凡なSP62に、満遍なく低いサブパラ22早めないという惨状。
その価値は強い架空産駒を生み出しづらいルファビュルー系における貴重な史実牡馬であるという点に尽きる。
史実では3歳夏の小倉記念が唯一の重賞勝ちだが、そこまで競走寿命が持つかも怪しい。*101
有力騎手を鞍上に2歳重賞を1個でも勝てれば御の字だろう。何にせよ、育成・出走は慎重に行いたい。
ブルーアレツルファビュルー確立支援向き
第30回安田記念勝ち馬。SP65にサブパラ45と、上記のショウフウグリーンに比べればマシだがやはり心許ないパラメータ。
晩成普通のため、新馬戦を勝ち上がったら下手に出走させず放牧し成長を待とう。
フジノハイハット史実ではステイヤーズSを2回優勝している。スタミナ100、柔軟性A+、特性超長距離のステイヤーで緑札にしては優秀なSP64に早め鍋底普通が光るが、サブパラ29がなかなか厳しい。特に精神力Gなので同時期の欧州長距離路線のレベルの高さも相まってそのままではステイヤーズミリオン挑戦は厳しい。育てて空き巣狙いを図るのが吉か。
シバフィルドー道営競馬初の通算収得賞金1億円超え、同一重賞6連覇の記録を持つ地方の女傑。
この時代では貴重な成長型覚醒かつダート向きの牝馬という変わり種。
SP64にサブパラ63、特性非根幹距離にタフネス、牡馬混合持ちの上にウマソナはスパルタ調整向きとこの時期の国内の緑札牝馬としては破格の性能。
まだまだ牝馬ダート路線が手薄なことも相まってJBCレディスクラシックをしばらく独壇場にでき、育てば牡馬相手や海外遠征も十分視野に入る。
繁殖牝馬としては仔出し「3」でセントサイモン2本と難アリ。使うなら祖父リボーを親系統に昇格させたい。*102
『2024』では親プリンスローズの設定により、デフォで親4本確保できるようになった。
マイエルフニジンスキーの全弟ミンスキーの代表産駒の1頭で、当時「ミンスキー四姉妹*103」の一角として牝馬クラシック路線の有力候補であった。SP63もまあまあ悪くないが、健康Aに早め持続でこの世代の牝馬としてはタフ。特性ローカルも持っているのでサマーシリーズ狙いで。
ゴールデンボート78世代シンザン産駒としては四天王に次ぐ第五の男で京王杯スプリングハンデ(芝1800m)の勝ち馬。
SP62でサブパラも低く、競走能力は無札なりだがシンザン確立支援要員として四天王の援護射撃に回るのもありか。
ヤマニンスキー競走馬としてはオープン入りも怪しいレベルだが種牡馬としてヤエノムテキ等を輩出。能力強化目的やニジンスキー早期確立の一手に使える。
Affirmed
アファームド

「類まれなる闘争心」
この年の米3冠馬だけあってSP78・サブパラ87と競走能力はシアトルスルー同様70年代トップクラス。にもかかわらず下記のアリダーがいるため、3冠達成は前年の彼ほど絶対的ではなく米国牧場未開設では遠征デバフ等のアヤで負ける可能性も十分ある。
こちらのみ所有する際は彼の存在に十分注意しながらの運用を。芝◎で距離適性1600~2400のため、秋古馬3冠も狙えなくはない。
仔出しは「7」と高水準だが、直仔の実績としてはあまり振るっておらず後世では母父として名前が残る例*104が多い。そのためやはり種牡馬としてでもアリダーが立ちふさがる。レイズアネイティヴの孫世代に当たり、父イクスクルーシヴネイティヴから確立することも可能。


Alydar
アリダー

「最強の好敵手」
アファームドの3冠全てで2着となった所謂「準3冠馬」から次走のトラヴァーズSで雪辱を果たしたことで知られている馬。
距離適性1200~2200と米国3冠を狙うには三戦目のベルモントSが鬼門だが、SP・サブパラ77、大舞台・直一気を持っているのでアファームドさえ何とか出来れば能力差で押し切れてしまうことも。これまたアファームド共々芝◎のため同時所有して路線を分けるか、世界適性はやや外れるが距離適性の範囲内である欧州マイル3冠を目指そう。
種牡馬としてはイージーゴアを始めとして有力産駒を多数輩出しており、仔出しは貫禄の「10」。この点に関しては完全にライバルのアファームドを逆転している。史実産駒だけで系統確立を十分視野に入れることも出来るほどだが、非所有だと15歳で亡くなってしまう。いずれ自然確立するミスタープロスペクターと合わせて、この系統を立てておくと父のレイズアネイティヴが親系統に昇格できるので何としても自己所有することで早世は防ぎたい。

Manikato
マニカト

「空飛ぶスプリントキング」
『9 2022』では悪名高きライバルポジションだったが今作では無理なく自己所有が可能。他の所有不可だったライバル馬と違いステータスがほぼ据え置き*105史実セン馬で史実産駒もおらず成長型覚醒で9歳まで思う存分暴れ回れる。
そのためNPC所有では欧州地域の短距離・マイルGⅠを長期間荒らし回り、*106勝鞍・資金稼ぎに支障を来すため虹札を切って自己所有する価値はある。自己所有した場合は主に豪州遠征でお金と名声をがっぽり稼がせてもらおう。
史実セン馬の割に仔出しは「6」と悪くないが、血統的にはフェアウェイ2本に種牡馬因子が3代前に1個のみと少々厳しいか。

John Henry
ジョンヘンリー

「大地震わす下克上」
実は来日もしたアメリカの英雄。史実セン馬で産駒がいないので思う存分走れるが、成長型が覚醒ではなく晩成のため本格化まで根気強く使う必要がある。と言いつつも4歳くらいからはスペックの暴力で蹂躙可能だが…

Wishing Well
ウィッシングウェル
説明不要の大種牡馬サンデーサイレンスの母。自身も米GⅡで第1回ジャパンカップ勝ち馬のメアジードーツに勝った実績がありSP64・サブパラ合計54、超晩成ある、芝◎ダ◯、ウマソナ「スパルタ向き」とタフに戦えるたくましさがある。
繁殖牝馬としても因子はスカスカながら仔出しは「6」となかなか。孝行息子は86年生まれなので競走馬として最後まで駆け抜けることができるが、当然85年の種付けをうっかりすると大惨事になるので注意。
Mac Diarmida
マックディアーミダ
『9 2022』ではやたら強いライバルポジションだった馬。*107
今作では自己所有可能になり、能力値は一流で野芝適性故に日米や豪州・香港でGⅠを勝ち続けられる。
ヒムヤー系の大物だが種牡馬としては成功できず*108仔出し「2」。系統の危機ですぞー!
Le Moss
ルモス
スタミナ100で能力も成長型も優秀なこの時代を代表する欧州のステイヤー。
1歳下のアルドロスとは馬のタイプと路線が丸被りなので好きな方を選ぼう。
こちらは「わがまま」を持つ強い馬なためボスを切らさないために使えるが遅め持続は長く持たせにくいかもしれない。ただ、競走寿命が尽きたとしても史実子孫はいないため1984年までボスの置物として置いておける。スクラムダイナ入厩までのボスの繋ぎとしても。


Solinus
ソリナス
イギリスで活躍した名スプリンターで、同期にマニカトがいるため目立たないが、この馬もSP74にマニカトをも上回るサブパラ合計79、特性大舞台・高速逃げを持つ強力な馬。更には早めあるで史実産駒の収録もなく*109、マニカト程ではないが長い活躍を見込める。
種牡馬としては仔出し「3」ながらバックパサーを経ないトムフール系という変わり種で保護目的の所有もアリだが、非所有では4歳で早世してしまう。

Ile de Bourbon
イルドブルボン

「炎の伝承者」
3歳でキングジョージを制している。SP72・サブパラ合計66、早めある、特性大舞台・根幹距離と金札としては若干物足りないながらも十分な能力を持ち、種牡馬としても仔出し「6」かつカヤージらの父となる。父ニジンスキーの確立や親昇格の援護要員としては頼もしい。確立でSP系を維持できるのも嬉しいポイント。なお、非所有では86年末に種牡馬として日本に輸入されてくる。
Magnitude
マグニテュード
ご存知ミホノブルボンの父だが、他にも種牡馬として多数の活躍馬を送り出し日本ミルリーフ系の先駆者となった。史実未勝利馬ながらこちらでは早熟ないではあるもののSP68・サブパラ51と意外と整った能力で2歳GⅠなら何とかなることも。
史実でも評価されていた父ミルリーフ・母英二冠牝馬アルテスロワイヤルという良血はこちらでも父ST確立で両親ST系・母パワー因子持ちと力を発揮する。仔出しも「7」ある。
Fair Salinia
フェアサリーニア
史実欧州オークス3冠馬で、早め普通ではあるもののSP72・サブパラ合計73、特性大舞台・根幹距離とテスコガビーに匹敵する実力者で史実通り欧州オークス3冠は濃厚。
繁殖牝馬としては仔出し「5」で史実仏ダービー馬リライアブルマン(2008年生まれ。銀札)の祖母。デフォルトで勝負根性S・瞬発力D+なので瞬発力を上げなければ疾風配合も成立する。

Double Form
ダブルフォーム
1000mのGⅠを2勝しているスプリンター。有力馬の多くが日本に導入されたハビタット系では珍しく欧州で供用され、
わずか4シーズンで死亡という短い種牡馬生活の中からゲームにも収録されているダブルシュヴァルツなど複数の活躍馬を出しており*110、早世が惜しまれる一頭だった。
ハビタットの確立を狙うならば是非とも確保しておきたいところ。

Jaazeiro
ジャーゼイロ
世代の愛2000ギニー馬で、セクレタリアトのライバルシャムの代表産駒。賢さFなどのネックもあるが、SP71、早熟ある、特性大舞台・根幹距離はなかなか。
血統的には零細父系の継承者であることが魅力。特に『10 2024』ではファラリス直系となったことでド零細SP系の保護要員としての魅力も増した。日本の黄金世代と同期の仏2000ギニー馬ヴィクトリーノート(銅札)の母父だが仔出しは「1」。

Sortingo
ソルティンゴ
史実伊GⅠ2勝馬で、競走能力は銅札クラス。史実では種牡馬入り後、1世代分42頭の産駒を残してわずか一年で種牡馬としての能力を失ってしまう。*111しかしその一年の間に初期選択馬でお馴染みスズパレードを含むダービー出走馬3頭を輩出し、その中からグランプリGⅠ馬を輩出するという後世でのドバイミレニアムのような偉業を成し遂げた。
滅びゆくフェアウェイ系の保護として銅札クラスはある能力を強化して囲い込んだり、息子のスズパレードから血統を繁栄させるのもまたロマンだろう。

Ahonoora
アホヌーラ
史実では英短距離GⅡを制しており、競走能力は銅札クラス。一方で種牡馬としてはドクターデヴィアスら多数の有力馬を輩出し21世紀におけるヘロド系を背負って立つ存在となっており仔出しも「9」。非所有では14歳で亡くなってしまうのでヘロド系の保護発展を考えるなら是非とも所有したい。
White Star Line
ホワイトスターライン
史実ケンタッキーオークス馬。早め普通ではあるもののSP70・サブパラ合計69のバランスの取れた能力に特性大舞台持ちで距離上限1900mを克服できればトリプルティアラも。
血統構成的にはノーザンダンサー直仔で母系はマイナー寄り。仔出しは「5」。孫に愛GⅠ馬プレセリ(緑札)がいる。
Gay Mecene
ゲイメセン
*112
本邦輸入種牡馬でメジロパーマーの母父。79年のサンクルー大賞を勝ったGⅠ馬にも関わらず前作でも繁殖専用馬だったがついに初参戦。
名牝ラッシーディアの半弟なので海外牧場があれば母ゲイミサイルから所持してそのまま生産してしまおう。
SP71にパワー・瞬発A+と能力も上々で父ヴェイグリーノーブルの確立に貢献できるが、初年度産駒にパーマーの母メジロファンタジーがいるため遅めあるなのに実質4歳引退必須なのが欠点。
また欧州でも母父としてアナバーを出すなどBMS特化ではあるもののそれなりに後世への影響力があり*113、オリオール系の後継種牡馬としてもアリだが確立するとSP系に変化するので注意。
State Dinner
ステートディナー
4歳時に米GⅠを3勝している。性格臆病と精神力D+が若干気になるが、SP70・サブパラ71、晩成ある、芝◎ダ◯と銅札にしてはスペックが高く息も長い。
バックパサー直仔かつ仔出し「5」で、父バックパサーのPrivate回収ルートでの確立にも貢献できるが、6歳引退を逃すと唯一の収録史実産駒のファミリースタイル(銅札の牝馬ながらSP69・サブパラ合計65)をロストする。
Kenmare
ケンマール
能力は海外銅札馬の平均程度だが、史実3歳引退に反し産駒の収録が83年からとかなり遅く、早めあるという競走寿命をフルに使えるのが魅力。
祖父ゼダーンおよび父カラムーンの確立支援はもちろん、ハイエストオナーなどを輩出しトニービンに次ぐ大勢力なので自身の確立も狙える。
貴重な真稲妻配合の対象馬だが、根性が1でも上がると対象外になってしまうので注意。
El Badr
エルバドー
カドラン賞を2度制したステイヤーで、SP67、スタミナ100、勝負根性・柔軟性A+、晩成ある、特性超長距離・ロンシャン巧者と銅札の割にはツボを抑えた能力を持つステイヤー。
Fio Rito
フィオリート
81年のホイットニーH勝ち馬。SP69、サブパラは合計71で瞬発E以外はC+以上という穴のないスペックを持ち、晩成ある・特性タフネスで磨けば磨くほど光る逸材。
この時代のアメリカではそこまで目立つ馬でもないが、SP66程度あれば強豪と言える日本のダート、とりわけ1200mを距離適性内とする史実馬自体がほぼいないダート短距離路線でなら頭一つ抜けた存在となれる。
海外牧場DLCで米国牧場を開設した場合、本馬を自家生産した上で日本で活躍させると米国牧場長の育成にも貢献できて一石二鳥。

Try My Best
トライマイベスト
名牝セックスアピールの仔でエルグランセニョールの全兄。非所有だと91年末に日本に輸入され、翌92年末に引退する。*114
現役時は大成できなかったがラストタイクーン&ワージブの父として今日の競馬にも大きな影響力を持つ。
ゲームでもスピードこそ70となかなかだが如何せん早熟ない*115の成長型なのでやはりND離脱への布石としての役割が主。
最低限のスピード因子は持っており、キンカメST化にも必須ではなくなった*116ため、極端な話本馬は確立まで座っているだけでよい*117のだが、
柔軟因子を付ければ母からラストタイクーンへ3連続、その子マルジュへは4連続が確定するので狙ってみるのもよいだろう。
6歳まで現役続行可能とはいえ柔軟はデフォルトE+なのでどの道エディットなしでは厳しいかもしれないが…
Noir et Or
ノワールエトール
ラインゴールド産駒の史実仏GⅡ勝ち馬。能力的には国内基準の銅札相応くらいだが、父父ファバージ確立の駒としてなら十分。使いやすい距離適性や早めあるも嬉しい。フィエールマンの母母父でもあり、6歳引退を逃すとフィエールマンの祖母リュトドールをロストすることは注意。
Formidable
フォーミダブル
第112回ミドルパークステークス勝ち馬。『10』で開始年度が遡ったことで新たに所有可能となったフォルリ直仔。
SP66・サブパラ61に特性根幹距離持ちで、短距離・マイル路線での活躍が見込める。早熟普通な点に注意。
母ネイティヴパートナーは子孫含めて複数の活躍馬を出しているため、購入して本馬を自家生産するとお得。
Mill George
ミルジョージ
イナリワンの父やセイちゃんの母父として知られる日本ミルリーフ系の代表的種牡馬。『2024』より銅札に変更。
史実産駒多数のリーディング級種牡馬が銅札で確保できるのは破格なので海外牧場があるならオススメ。晩成因子から解放されたため自家生産でも期待できる。
ダート3冠が選択肢に入ったのも嬉しいところだが上記タガワエースが難敵。早期引退でお笑い配合に賭ける*118という手も。
3歳引退を逃すとスコルピオンと牝系からオースミシャダイを、4歳引退を逃すとロッキータイガーをそれぞれロストする。
【無印】この能力で金札はさすがに割に合わない。あくまで2周目以降で種付け収入目当てにというところか。

Believe It
ビリーヴイット
ケンタッキーダービーとプリークネスSの3着馬。SP68・サブパラ56、特性非根幹距離とスペック自体は緑札としては良好だが、アファームドやアリダーに正面からぶつかるのはさすがに無謀と言わざるを得ず、おまけに早めない。ただし、『2024』で海外牧場DLCを入れているなら日本に連れてきて3歳ダート3冠に挑戦させるのはアリか。
種牡馬としては父インリアリティ×母父バックパサーとマイナーな血統で面白い。仔出し「5」でリアルクワイエットの母父。
Stradavinsky
ストラダビンスキー
ノノアルコの半弟で父ニジンスキー。非所有では83年末に種牡馬として日本に輸入されてくる。能力・仔出しとも微妙で収録史実産駒もツインヴォイス*119のみだが、父を確立すれば両親SP系になるニジンスキー産駒なので父の親昇格を目指すなら所有も選択肢か。
余談だが、05年末に種牡馬として日本に輸入される馬にストラヴィンスキー*120という馬もおり名前が紛らわしいので注意。

75年末輸入馬

ノーザンテースト日本競馬のターニングポイントの一つとなるこの馬は75年末に種牡馬として輸入される。元から定年引退のため保護目的の所有は不要。
種付け収入とリーディング報酬の銀札を重ねていけば購入代をペイすることも夢ではないが、高額すぎるため買うなら二周目以降だろう。
ダンディルートビゼンニシキらの父=ダイタクヘリオスの祖父もひっそりと輸入されてくる。
日本のリュティエ系種牡馬では最も結果を残したが非所有だと8歳で早世してしまう。緑札かつ格安なのでリュティエからダイタクヘリオスまでの4代確立によるトウルビヨン分割を狙う場合などはここで保護すると良い。
『2024』ではクレイロン初期確立によりリュティエ・本馬・ビゼンニシキと確立すればクレイロンが親昇格する。
ベイラーン無名の仏GⅢ馬として輸入されながら1年目の秋に全弟ブラッシンググルームが大ブレイクし期待された矢先の2年目の繁殖シーズン前に急死してしまった悲運の種牡馬で、こちらでも非所有では5歳で種牡馬を引退してしまう。史実では中央重賞勝ち馬を2頭送り出していて(いずれも緑札史実馬として登場)仔出しも「6」と悪くなく、緑札かつ格安なので余裕があれば保護してもいいだろう。
レッドゴッド親昇格狙いの直系保護にも最適。

76年生

  • 父の無念を晴らしたダービー馬カツラノハイセイコの世代。
    実力的には皐月賞馬ビンゴガルーとの二強といった感じで、前年から一転して有力種牡馬の産駒も少ないため、前作では介入の穴場として一部の確立派から注目されていた。
    今作では前述の2頭も確立のコマとしての役割が薄れており旨味はむしろ増している。系統確立を目論むなら75年の配合には気合を入れるべし。
  • 海外馬が欧米共に豊作。箱庭作りに重要なピースも多いので買い忘れのないように。
  • この年でたかはし(成)師(滝野川)、きたはし師(石上)が引退。双方騎手上がりの調教師としては実働期間が30年前後とかなり長いので、引退までには交流を計りたいところ。

アグネスレディー
「花の伝道師」
競走能力はオークス馬らしく纏まっており、自己所有すれば牝馬3冠は十分狙える。史実桜花賞馬ホースメンテスコはさほど強くないものの、芝適性と距離下限で劣る点には注意。
この馬の真の価値は娘のアグネスフローラから連なるアグネスな牝系である。その更に息子(つまり孫)にはアグネスタキオンがいるため虹札。主流血統から離れていて、仔出しも「6」とまずまず高いので架空馬の母にも。
カツラノハイセイコ
「父の夢を胸に」
異名の通り、父ハイセイコーが果たせなかったダービー・天皇賞制覇を成し遂げた孝行息子。
SP72とこの世代の中でも頭一つ抜けて能力値が高く、早め鍋底もあって早いうちから、かつ長く活躍できる。対応距離も1800~3200とクラシック3冠を完璧にカバーしているので、順当にいけば世代の最有力候補になるだろう。
仔出しは「5」とそこそこ。祖父の確立に活用するためには3歳引退が必須だった『9 2022』とは異なり、今作では祖父チャイナロックが開始時点で確立済み。史実産駒の登場もかなり後なので思う存分走れるだろう。

ハシハーミット世代の菊花賞馬で、サラ系の牡馬としては最後のクラシック競走勝利馬。早め持続で能力値も高いので長くGⅠ戦線で使えるが、精神力Fが弱点。
血統的にはシンザンを確立すれば両親SP系となり、産駒の血統表にオーエンテューダー・シンザンと銀因子を2つ残せるようにもなるので、ちょっと早めのオーエンテューダー系保護要員としてみるのも面白い。史実産駒はおらず仔出しも「3」だが、瞬発A・根性Dのため根性が2ランク以上伸びなければ稲妻配合対象ともなる。
カツアール史実の81年宝塚記念馬でありながら、未所有だと何故か82年にならないと出現しなかった悲しき仕様に翻弄された馬。
だが自己所有すれば普通に強い。遅め持続でダートも走れ、初めから大舞台と交流重賞も持っている。ハシハーミットと違って走る場所を選ばないのも魅力。

トウケイホープ南関・中央・岩手と日本中で所属を転々として8歳まで実績を積み上げたことで知られるほか、ご存じ岩手の魔王トウケイニセイの父としても有名な馬。
この時代のダート馬としては、まずまずのSP66・サブパラ71と高スペックにまとまっており、距離適性も1400~2600とダートならどこでも走れるので、銅札ながらこの世代の目玉と呼べる一頭
加えて遅め持続と長い期間かけて使いやすい上に交流巧者持ちなので、地方交流重賞を主に使って成長させ、最終的に中東や米国遠征で賞金や勝ち星を稼ぎたいところ。
史実だと僅か4頭しか産駒を残せなかったことで知られているが、トウケイニセイを輩出したという背景もあってか仔出しは「5」と案外悪くない。ただし、非所持だと14歳で早世してしまうのでこのラインを繁栄させたい人は注意したいところ。


テルノエイト穴のないサブパラと優秀な成長型・成長力でドサ回りにもGⅠ戦線にも使える万能な馬。
主な勝鞍である札幌記念は当時ダ2000だったが距離上限は1900で、ダ◯なのはご愛嬌。『10 2024』この年の早熟・早めダート馬でテルノエイトより隙の無い馬は少ないので、羽田盃等を狙うのも良いかも知れない。
ファバージ産駒のサラ系馬で、父を確立すれば両親STとなるなど味わい深い血統も魅力だが仔出しは低め。

ダイドウスター
(『2024』以降)
『2024』で大量に追加された70年代~80年代前半の地方馬の一頭で、8歳まで走り東京王冠賞やみちのく大賞典を制したタフな名馬。
SP66・サブパラ合計69という能力は上記トウケイホープと互角レベルだが、このスペックで成長型覚醒というのが凄まじい。健康A+で使い詰めも効くため、疲労と相談しつつレース数を積み上げていけば相当な成長が期待できる。距離適性は1800~3000だが、特性行きっぷりを持つためマイルGⅠまでカバー可能。
父はシンザンと同期の天皇賞馬ハクズイコウで、『2024』で新規設定された零細SP系のファラリス系に属するため、*121特にSP庭では必ず所有すべき馬と言えるだろう。
ハシクランツ世代銅最強格のスピード67を持ち、遅め持続、芝◎ダ◯と潰しが効いてサブパラもよくまとまって優秀とコストパフォーマンスに優れた馬。テルノエイトより長い距離を走れるため差別化可能。
ニチドウタロー80年天皇賞(春)勝ち馬。世代3位タイのSP68に超長距離・乾坤一擲持ち、サブパラにも大きな穴は無しと、実力は銀札のカツアールやハシハーミットとも互角。距離適性も1900~3300と国内芝中長距離GⅠを全てカバーでき、「王道路線で真っ向勝負できる銅札馬」としてロングホークの後釜を担える。成長型は遅め普通なのでレース選びは丁寧に。
また、種牡馬としても史実で重賞勝ち馬*122を輩出しているので仔出しは「5」あり、母父ネヴァーベンドという血統にも魅力アリと、零細化するST系統フェアウェイ系の保護要員としての価値も有する。
『2024』ではネヴァーベンド確立で両親ST系に。

リンドプルバンダービーでカツラノハイセイコのハナ差2着に惜敗した馬。
SP66に賢さ以外そこそこ揃ったサブパラ、早め鍋底普通とそれなりに使いやすい。
また、貴重な子系統マッチェムの史実馬であり祖父シェシューンの確立には割と重要な一頭。
ピュアーシンボリ初めて凱旋門賞に出走した日本馬・スピードシンボリの直仔であるスタミナ100のステイヤー。数少ないロイヤルチャージャー系の史実牡馬。
この世代では上位のSP66でサブパラも賢さと精神力がやや心許ないもののまずまず。
距離適性には合わないがダ◯のため手薄な交流重賞なら勝ち目もある。遅め普通*123なのが欠点。
海外遠征についてはステイヤーズミリオンはルモスやアルドロスがいるため厳しいか。それ以外の長距離重賞を狙っていこう。
余談だが、父スピードシンボリは今作よりスタミナ因子が追加され因子が2つとなっており、系統確立するとST系になる。
合わせてパーソロンを確立すればカイチョーを両親共にST系にすることが可能だったりする。*124
フジマドンナ牝馬として初めて現7歳で中央重賞を制するなど、長くローカル開催を賑わせたシンザン産駒の晩成牝馬。当時の歴代賞金女王でもある。
史実で40戦走って着外僅か6回と当時の牝馬としては破格の安定感を誇った馬だけに、SP65、晩成ある、柔軟性と勝負根性以外C+以上とこの手のローカル中心馬としては整った能力の持ち主と言える。
ローカル持ちだが、本格化した暁にはサマーシリーズに留まらず優にGⅠも狙っていける。
サルノヒーロ80年の北九州記念の勝ち馬だが、インパクトのある馬名や準オープン戦によく出走していたことでも印象を残していた。サブパラにムラはあるものの、緑札にしては高いSP65に遅め持続、芝◎ダ◯、特性タフネスで長く楽しめる。
なお、史実では元々「オロマツプダイオー」名義で南関東に所属していた。
シーバードパーク1970年代の緑札の牝馬としては非常に高いSP66に加え破格のパワー・精神力Aを持ち、早めあるのため長く走れる。
距離上限は1900までだがうまく使えれば金殿堂も視野に。
今作からダンキューピッド⇒シーバード親子の因子が強化されたため、母パークナシラも繁殖牝馬としてなかなか面白い存在に。
トウショウイレブンSP62に早め鍋底で距離適性も広く、無札にしてはしぶとく戦える馬。加えて種牡馬としても仔出し「6」となかなか優秀で緑札馬スノージェット*125の父でもある。
問題はこの馬がトウショウボーイの全弟であること。母を金札をつぎ込んで入手した場合はロストの憂き目に遭ってしまうか…。テスコボーイ確立の援護要員としては十分働けるか。
Spectacular Bid
スペクタキュラービッド

「壮観なる鋼鉄艦」
30戦26勝3着以下2回というリアルウイポな戦績を残し、あまりに強すぎて文字通り相手がいなくなってしまった*126「アメリカのスぺちゃん」。
距離上限が2300止まりなので米国3冠は不安定だが、1歳上であるアリダー、アファームドとガチンコバトルして勝ててしまうほどの実力者。ただ、種牡馬としてはあまり成功していない。*127
Relaxing
リラクシング
イージーゴアの母。81年エクリプス賞最優秀古馬牝馬であり、イージーゴア引換券にとどまらない実力の持ち主……のはずなのだが、
SP67にサブパラ61と下記のグローリアスソングに劣る上、晩成持続であることからトリプルティアラは難しいか。
史実では5歳で引退しているものの、史実産駒は84年のキャディレーシングからとなるため金殿堂を獲るまでの猶予は十分にあるだろう。
デフォルトでラトロワンヌ系に所属*128し、仔出しも「8」と高いので架空馬の母としても。
Kris
クリス

「偉大なる不沈艦」
世代一のマイラーでかつ種牡馬としても大活躍。父の系統確立に大きく貢献できる。
野芝適性が高めのため、北米や豪州の芝GⅠでも戦える。2・3歳戦はほぼ敵なしだが古馬戦になってからは1歳上のマニカトに注意。
Ardross
アルドロス

「格調高き長距離王」
スタミナ100の一流ステイヤーで1歳上のルモスと違いこちらは成長型晩成。とはいえ能力値的にほぼ差がないので好きな方を選ぼう。8歳引退を逃すとフィリアアルドロス・サンスパングルド母娘*129をロストするため、ロストを厭う場合は1歳上のルモスと同年までしか使えないことに注意。といってもルモスは成長型遅め持続止まりのため9歳まで保たせるのは難しいので枯れたあとの穴埋めにはなるだろう。
Irish River
アイリッシュリヴァー

「名マイラーの血筋」
世代の仏2000ギニー馬。SP74をはじめ穴の無い能力に加えて種牡馬としても仔出し「7」かつパラダイスクリークら有力史実産駒多数。
父リヴァーマンの早期確立を目指すに当たり大変頼りになる存在。

Troy
トロイ

「策略巡らす行軍」
ペティンゴ系エースコンビ早めの1号。記念すべき第200代イギリスダービー馬。キングストンタウンが強敵だが欧州3冠も十分狙える。*130
ペティンゴ確立には十分間に合うが非所有だと84年に種牡馬を引退してしまう。*131
種牡馬生活は短かったもののピルサドスキー・ファインモーション兄妹など母父として名馬を多く輩出しており、ペティンゴの後継種牡馬として運用するのもアリ。
SP74のため国内所属にせずとも2つ目の因子を狙えるのもうれしいところ。

Ela-mana-mou
エラマナムー

「愛しき人のために」
ペティンゴ系エースコンビ遅めの2号。古馬中距離戦線で無双が可能だが、4歳一杯で引退しないとフェアオブザファーズ*132をロストしてしまう。
父ピットカーンは78年に銀札の種牡馬として輸入されてくるため、*133欧州牧場があるなら送り返しておこう。

Kingston Town
キングストンタウン

「名王の治世、来たる」
絶望的な状況から大逆転勝利を決めた82年などコックスプレート3連覇を果たしたオーストラリアの名馬。SP75、瞬発力・賢さS、早め持続、特性大舞台、ウマソナ「エンターテイナー」は金札としても優秀。ただし、パワーF+や右回り×*134と弱点もはっきりしているのでレース選択はきちんと考えたい。
非所有でセン馬になる。

Glorious Song
グローリアスソング

「栄光の凱歌を」
SP70は海外金札としてはやや低いが芝◎ダ◎で遅め持続と取り回しは良い。サブパラも柔軟性以外は穴がなく、金殿堂による札回収も容易だろう。
もっとも、この馬の本領は繁殖入り後で直仔にラーイやシングスピール、孫世代以降ではハルーワスウィートからの大魔神トリオなど大量の牝系子孫が手に入る。
ブローカーから金5枚で買っても余裕でペイできてしまうので、引退示唆の6歳を待たずに早々に繁殖入りさせてもよいだろう。
SP因子持ちの上に今作から父ヘイローの確立後は両親ST系となり架空馬生産における価値も更に向上。仔出し「10」を存分に味わえる。
母バラードから所有することでタイキシャトルの父デヴィルズバッグなども入手可能。
Three Troikas
スリートロイカス
仏オークスこそ下記デュネットにハナ差敗れたものの、残りの二冠と凱旋門賞を制した名牝。早め普通ではあるものの、SP74・サブパラ合計79、特性大舞台・根幹距離・牡馬混合と一流牡馬顔負けの能力を誇る。とりあえず所有すれば日・仏どちらでも牝馬3冠路線は能力で押し切れるが、ウマソナ「詰めが甘い」には注意。
繁殖牝馬としては仔出し「3」。牝系曾孫にサンクスノートがいるがサンクスノートの母スリーソウツが繁殖牝馬専用。

Konigsstuhl
ケーニッヒスシュトゥール
史実では唯一のドイツ3冠馬で能力も銀札にしては結構優秀。
産駒に今の欧州競馬の血の閉塞に真っ向から対抗できる大種牡馬モンズーンがおり、確立できればプレイヤーの強い味方になる。
Nebos
ネボス
上記ケーニッヒスシュトゥールの史実における終生のライバルで、能力・距離適性はほぼ互角。種牡馬としても独リーディングを巡って鎬を削った。
国外への影響の差か史実産駒の収録はないが、仔出しはライバルを大きく上回る「8」。引退示唆を気にせず走れてカロ系支援にも使えるので何かと便利。
モンズーン産駒ノヴェリストの母母母父*135であり、かつてのライバルと血統表で再開を果たすというデジたん卒倒もののエピソードを持つが、ウイポ的にはほぼ無関係ゾーンである。

Private Account
プライヴェイトアカウント
完全無敗の名牝パーソナルエンスンなどの父。
競走能力も比較的優秀なため種付け料を稼げる分ダマスカス後継にぴったりだが、デフォルトでは二つ目の因子を獲得できないため伸ばすなら所有したい。
晩年近くまで史実牡馬もたくさんいるので父もだが所有して自身の系統確立も狙える。

Nadjar
ナジャ
1980年のイスパーン賞・ジャックルマロワ賞勝ち馬。SP71にサブパラ合計67で柔軟・健康以外はB以上、特性大舞台とバランスの取れた能力に遅めあるで伸びしろも大きい。距離適性は1400~1900と中途半端だが、柔軟が1ランク上がれば2000でも走れるようになる。史実産駒はおらず*136競走寿命の許す限り走れるため、父ゼダーンの系統確立を目指す際にはエースとして活躍してもらうことになるだろう。

Golden Act
ゴールデンアクト
フリートナスルーラの確立支援向き
第42回カナディアン国際S勝ち馬。『9 2022』より引き続き何故か国内で誕生している米国馬。キクラーゲSってなんだよ……。*137
スペクタキュラービッドの圧倒的な戦績の前に霞んでいるが、79年の米国3冠競走全てで3着以内に入っており、芝・ダート双方の重賞で勝利を収めている。
その戦績を反映してか馬場適性は芝◎ダ◎、その他の能力もスピード68・サブパラ71、距離適性1800~2600と非常に扱いやすいものとなっている。
早め普通で競走寿命はあまり長くないものの、レース選択の幅が広いため銀札回収どころか金殿堂も視野に入る。
なお、史実産駒が収録されていないためか非所有の場合は種牡馬入りせず81年に引退する。*138フリートナスルーラの確立を狙っている場合は注意。*139
Dunette
デュネット
ハーディカヌートの確立支援向き
ハーディカヌート直仔であるハードツービートの欧州時代*140の産駒。
SP70でサブパラもそこそこ高く、特性根幹距離に牡馬混合持ち、早め持続と優秀。
国内で走らせれば層の薄さから牝馬3冠も十分狙えるため、父ハードツービートの種付け料をアップさせ、ハーディカヌート確立の一助としたい。
繁殖牝馬としては仔出し「7」と高めだが種牡馬因子が不足しており、古い世代ではベンドアとフェアウェイが邪魔になりやすいのが欠点。
なお、非所有の場合は89年末に繁殖牝馬として輸入されてくる。史実産駒としてはフレンチグローリー*141が収録されている。*142
Mairzy Doates
メアジードーツ
初代JC覇者にして当時の日本のホースマン、ファンを絶望させた牝馬。SP70に整ったサブパラ、遅め持続が魅力。一歳年上のライバルで初代JC1番人気馬ザベリワン*143と比べても二回りほど能力値が高い。ダートの勝鞍は一般競走くらいだがダート適性もあるのである程度の融通が利くのも◯。史実再現するのもまた一興か。しかしながら零細確定のハイペリオン系とはいえ父系の因子がスッカスカでかつ仔出しも低いため繁殖としてはいまいちか。史実産駒としてハイブリッジスルー*144が収録されている。曾孫にチリのGⅠ馬で本邦輸入繁殖牝馬のディヴィナプレシオーサがいるが未収録。

Jameela
ジャミーラ
ガルチの母だが、自身もGⅠ3勝を含む58戦27勝という物凄い成績を残しており、SP70、健康A、遅め持続とたくましい。6歳一杯で引退しないとガルチをロストすることは注意。
繁殖牝馬としても仔出し「6」で父父父オーエンテューダーが因子持ちかつ両親SP系だが、非所有では9歳で早世してしまう。
It’s in the Air
イッツインジエア
ミスタープロスペクター初年度産駒のエースとしてフロリダで種牡馬生活をスタートさせた父の名を高めた孝行娘。距離適性は1400~2200と米国のダートGⅠの大半をカバーでき、SP69と瞬発A+、早めあるを武器にまずまず戦える。繁殖としてもSP因子を持つ上、孫に本邦輸入種牡馬ストーミングホームミュージカルチャイム・ミュージックノート姉妹、さらにミュージックノートの仔にミスティックガイドとSP70クラスの史実馬が複数いるのが嬉しい。*145もちろん架空馬の母としても父ミスプロという血統と稲妻配合対象という強みを活かして活躍できる。
Godetia
ゴデティア
世代の愛牝馬二冠馬。早め普通でサブパラにもややムラがある*146ものの本馬もSP70を持つ。
繁殖牝馬としては仔出し「3」かつ史実産駒の収録もないが、父サーアイヴァー・母父ネイティヴダンサーという血統構成が面白い。
Niniski
ニニスキ
ニジンスキー直仔の一頭。史実ではアイリッシュセントレジャーとロワイヤルオーク賞を勝利している名ステイヤー。
銅札の馬にしては競走能力が高く、産駒も一流馬ぞろいで父の確立・親化にも貢献できる。難点は2200~2800という微妙な距離適性*147だろうか。
SP70のため、国内所属にしてスピードが育てば2つ目の因子を獲得することも可能。
なお、81年頃にはニジンスキーが自然確立するため、本馬の活躍・繋養地域によって世界適性に影響が出る可能性があることに注意。
Top Ville
トップヴィル
ニニスキとほぼ同格の能力を持った馬。早め普通だがどのみち3歳で引退示唆なので競走寿命は気にしなくてもよい。スピード70なので日本でデビューさせれば因子を2つに増やすチャンスがある。
この馬の本領は種牡馬としてであり、系統確立した場合ST系となる。しかも絶滅待った無しなダンテのST系なのだからなおのこと価値がある。
セントサイモン2本とデフォルトだと名・大種牡馬因子が1つもないのが大きな欠点だが、今作は曾祖父ダリウスから父ハイトップまで全て確立することが可能*148なので前作よりは恵まれていると言える。
父系としては衰退したがモンジューの母父として血統地図に無視できぬ影響を遺し、近年でも天皇賞馬タイトルホルダー・23年皐月賞馬ソールオリエンスが本馬の血を受け継いでいる。*149
Smarten
スマーテン
ダンススマートリー&スマートストライク姉弟の母父。本馬の無因子が彼らの血統における残念ポイントなのでそこを補完したい人向け。
一つ生やせるだけで大分違ってくるし、系統確立まで狙う必要はない*150ので箱庭への負荷も小さい。
ただし3歳引退を逃すと上記姉弟をロストするため速攻が必要なので注意。特性タフネスを活かしてガンガン鍛えよう。
また、2個目の因子が欲しい場合はスピードもサブパラも足りていないのでハードルが高め。母から所有して日本で生産し、充実した施設で育成を行うなど工夫したい。
『2024』以降は素直にエディットしてしまうのも一つの手か。

The Bart
ザバート
ルファビュルーの確立支援向き
73年のエフェルヴェシングに次ぐルファビュルー直仔の史実牡馬。
史実産駒が収録されていないためか、SP69にサブパラ69とあちらと遜色ないパラメータにもかかわらず銅札となっている。
母父セントクレスピンのため父の確立後は両親ST系で使いやすい血統だが仔出しは「3」。非所有では7歳で種牡馬を引退する。
Flying Paster
フライングペイスター
フリートナスルーラの確立支援向き
上記のゴールデンアクトと同じガモー産駒。『9 2022』では何故か繁殖専用馬であった。
SP72、サブパラ72に距離適性1700~2300、早め持続と、銅札としては非常にハイスペックにまとまっている。

77年生

  • 84年生と85年生に並ぶヒーロー列伝選出馬が最多の世代だが古馬になってから本格化した馬が多く、クラシック勝利に関しては付け入る隙も十分ある。
    史実馬を使う場合はシーホークの確立に繋げやすいモンテプリンスか、ノーザンテーストの確立のダメ押しに使えて連続確立も狙いやすいアンバーシャダイのどちらかを各々のプレイスタイルによって選択しよう。
  • 海外馬も後世への影響という観点で大変豊作な世代だが、競走馬としては早期引退必須だったり競走能力がイマイチだったりで十全に活躍させにくい子も多い。
    またこの年にネヴァーベンドが17歳で亡くなってしまうので確立させたい場合はPrivate回収しておくこと。*151
  • いけえパパ(青島圭)がこの年に騎手を引退。騎手出身者としては多数の名馬を手掛けたことから調教師としての腕が良く、活動期間も30年と長い。引退前に騎乗依頼などでコネを作っておくと良いだろう。

モンテプリンス
「太陽の王子」
母モンテオーカンから所持すればモンテファストも自家生産できる。パワーF+が明確な弱点なので坂のある競馬場で使うならパワーの成長が必須。ウイポの最重要ステータスはスピードであることは間違いないが、それ以外も軽視してはいけないことを教えてくれる一頭である。
父シーホークの確立を狙う際には有力候補となる牡馬なので活かしたいところ。
ハギノトップレディ
「華麗なる淑女」
桜花賞・エリザベス女王杯を制した世代の二冠牝馬で、ダイイチルビーの母などとしても知られる名牝。競走能力は十分にあるが距離上限が2200なので心肺機能強化がない今作だと牝馬3冠は少々難しい。
2400m時代のエリザベス女王杯勝ちがあるのにそこから200mも削られたのはオークスを17着と大敗したことや秋華賞創設&古馬開放に合わせた短縮後に引っ張られたのだろうか…?ダート適性が○であるのと国内の層の薄さも相まって適性内のGⅠをかっ攫って4歳末までに金殿堂もいけたりする。
母イットー(現役所有DLCあり)は繁殖入り後に所有すれば「黄金の馬」ハギノカムイオーも自家生産可能。

アンバーシャダイ
「磨かれた琥珀の輝き」
晩成持続でサブパラの欠けが無く、4歳後半あたりから金札モンテプリンスを逆転。パワーは低かったりとサブパラにクセが強いあちらと比べると、総合的にはアンバーシャダイの方が使いやすいか。
メジロライアンなどを輩出したこともあって仔出しは「8」と高水準、父ノーザンテーストの直仔の中では最も後継種牡馬に向いている。本作からスタミナとパワー因子持ちになったのと父の確立特性も変更されたので、種牡馬としての使い勝手が更に向上したのも追い風。
キョウエイプロミス
「世界へ示す闘魂」
83年に3200m最終開催となる秋天を制し、次走のジャパンカップでは2着に健闘して当時の日本のホースマンに勇気を与えた馬。上のアンバーシャダイと同じタイプだがこちらは特性超長距離で実質スタミナ100だが賢さD+が少々気になる。ステイヤーズミリオンに挑戦させても面白いが、『2024』ではプリンスキロ初期確立で芝適性が軽いことに注意。

ヒカリデュール
「瞬く閃光の宿命」
歴代ヒーロー列伝でも屈指の哀愁漂う名文*152で知られる最初で最後のサラ系年度代表馬。こうした背景もあってかゲーム内の異名もなんとも物悲しめ…。
上記王道三傑と違ってこちらはダ◯で差別化できる。願い虚しく果たせなかった父としての活躍もこのゲームでなら可能。サラ系最大のロマン枠。
『10』無印ではラウンドテーブル系を確立しておかないと洋芝適性で誕生していたが、『2024』では父の属する新系統プリンスキロ系が米適性に設定されたため、何もせずとも野芝適性で生まれてくるようになった。
サクラシンゲキ
「破竹の快進撃」
早すぎた快速馬と名高い日の丸特攻隊。母アンジェリカを所有すればサクラユタカオーやサクラスマイル*153も入手できる。早め持続に高速逃げという優れた快速馬であり、この馬だけで母の金札を回収可能。ゼダーンやフォルティノを通らないグレイソヴリン直系という血統背景も状況によっては役立つ。

ハワイアンイメージ歴史的不良馬場となった皐月賞を制した他、ローカル開催やダート戦にも積極的に出走したことでも知られる。SP70・サブパラ合計58は当時としては十分一流の水準で、加えて史実を反映したか芝◎ダ◯の馬場適性に特性乾坤一擲・ローカルで走れる場所も幅広いが、早熟普通で長い活躍は難しい。
半姉メイワキミコは銅札ながら優秀なスプリンターなので、母ハワイアンドーンぐるみで姉弟まとめて所有した方がお得かもしれない。*154
非所有では13歳で早世してしまう。ゲーム内では貴重なカーレッド系。

アズマキング南関東の強豪。1世代上のトウケイホープと同じく遅め持続の優れたダート馬であり、コンビを組む形で地方ダート路線を制圧できる。
ネヴァーセイダイ系の有力史実馬としては生年が遅いので保護目的にも。
オーバーレインボー元々銅札としても高めの能力を持っている上、晩成持続・タフネス・GⅡ大将・スパルタ調整向きウマソナと、さあ育てて下さいと言わんばかりの馬。
ドサ回りからGⅠ戦線へという理想的な流れに自然に乗れ、とんでもない怪物に育つポテンシャルを秘める。父イエラパはゲーム内でも数少ないモスボロー系の史実種牡馬。

トウショウゴッド史実皐月賞1番人気馬で、貴重なダンディルートの史実産駒。早め持続に比較的整ったサブパラという優秀な馬であり、ダンディルートを確立したい場合心強い味方になってくれるだろう。
史実産駒のヌエボトウショウ(1987年生まれの牝馬)も緑札ながらSP63に遅めある、特性根幹距離・ローカルを持ちコツコツ稼げるなかなか優秀な馬。
非所有では11歳で早世してしまう。
ノトダイバーファバージ産駒としては貴重な早め持続の馬。能力的にもソツがなく、無理のない形で1500万での種牡馬入りによっ出来るて父を援護できる孝行息子。
ロングワーズこの世代2頭目のファバージの孝行息子。晩成あるにタフネス持ちと、オーバーレインボーほどではないにせよ優れたポテンシャルを持つ。
ノースガスト
「小さくも強靭な北風」
世代の菊花賞馬。重賞勝ちは神戸新聞杯・菊花賞と3歳秋の二つだけだが、阪神3歳Sで2着に入っているのを買われてか成長型は早めある。
国内銅札としては高めのSP68に瞬発B+、パワーBなどツボを押さえた能力を持ち、距離適性2000~3000、特性乾坤一擲でクラシック3冠路線をソツなく戦える。おしなべて有力牡馬が晩成傾向にあるこの世代において、史実馬で3冠を狙うならこの馬か。
オペックホース世代のダービー馬…なのだがダービー後32連敗を喫してしまったことで知名度が高い馬。
しかしながら、こちらではSP68にバランスの良い68のサブパラ、特性乾坤一擲、性格「がんばり屋」など銅札としてはかなり優秀なスペックを持ち、早熟普通と競走寿命もそれなりにある。史実のリベンジに挑むのも一興。
カズシゲダイナガリバーの半兄で宝塚記念2着馬。SP67・サブパラ合計67とこの時期の銅札にしては能力が高い上、晩成持続と長く活躍出来る。成長力を加味すれば史実ダービー馬で能力は高いが早めないの半弟より使いやすいかもしれない。ただし、仔出しは「0」。

ラフオンテース
「小さな根性娘」
デビュー5連勝で2歳女王になるもその後低迷、しかしながら4歳で復活して4連勝し古馬女王に返り咲いた馬。なお、馬名は「ラフオンテー」になる予定だったらしい。*155
SP65・サブパラ合計61とまとまった能力に加えて史実を反映して早熟鍋底普通*156でしぶとい。
非所有では繁殖入り間もなく亡くなってしまう。
ジュウジアロー毎日王冠*157のレコード勝ちなど中央重賞5勝の活躍馬。SP65・サブパラ合計54は銅札としてはもう少し欲しいところだが重賞5勝中4勝が混合戦であったことから特性牡馬混合を持つのと早め持続が光る。
繁殖牝馬としては仔出し「5」だが、史実で父内国産馬限定重賞時代の中日新聞杯を制したトウショウアローは未収録。曾孫にクルセイズスピリツ(無札)がいるがその母クルセイズが繁殖牝馬専用。
サーペンプリンス緑札としては破格のスピード66を誇り、銅札クラスのまとまったサブパラを持つ上に早め持続で競走寿命も十分という、緑札最強格の馬。サーアイヴァー確立要員としても使える非常に便利な馬。

シンボリフレンドカイチョーの全兄で81年の京王杯スプリングハンデを制した他、春二冠にも参戦している(12着・16着)。この時期の緑札にしては高いSP64に瞬発力A*158かつ遅めあるで使い勝手はまずまず良く、母スイートルナぐるみでカイチョーを自家生産したいのなら*159所有しても損はないだろう。
父パーソロンの確立援護要員としての役割も果たせるが、非所有では早世してしまう。
ハーバーシャレード史実では京成杯を制している。精神力・賢さGかつ早め普通で使いやすい馬ではないが、それ以外はそれなりに揃ったサブパラや軽めの芝適性、緑札としてはなかなかのSP65を武器に春二冠では案外厄介な敵として立ちはだかってくることがあるので注意。
タマモコトブキ早熟持続にスプリントから中距離までこなす幅広い距離適性で抜群の使いやすさ。初期繁殖牝馬でグランドアローを貰っていた場合はそのまま生産可能。*160
なお、牝系子孫にアースソニック(2009年生まれ。緑札)がいる他、23年のファルコンSを制したタマモブラックタイもこのライン(アースソニックの半姉の孫)。
テイオージャ史実ダービー3着馬。サブパラ合計27はよろしくないが、無札としては破格のSP65と早め鍋底普通が侮れない。*161
Danzig
ダンジグ

「そのスピードは未来へと」
スーパー種牡馬コンビSP系の1号。ステータスは健康以外高く*162早熟性も十分だが3歳一杯で引退しないとチーフズクラウンをロストして大変なことになる。
因子2つで寿命も長いため能力強化と3冠での爆発力補強がメインになるが、後継種牡馬もどんどん勢力を広げていくので本馬で自家生産する意義は薄いかも。
芝◎ダ◎だが距離適性1200~2200のため安定して獲れる3冠は欧州マイル3冠くらい。しかし下記のヌレイエフやポッセと競合するのが難点。
『10 2024』では日本ダート3冠というおあつらえ向きの3冠が新登場。金殿堂入り等を重要視しないならどうぞ*163
彼を所有する最大の利点は種牡馬繋養地を欧州にズラせることかもしれない。
Nureyev
ヌレイエフ

「世界へのワンステップ」
スーパー種牡馬コンビ2号。『10』からの追加法則により未来から引っ張ってきたSP系で確立するように。フォルリ確立によるST化ルートも健在。
芝専用なことを除いて上記ダンジグと大体一緒。3歳一杯で引退しないとシアトリカルをロストしてえらいことになるのも一緒。
やはり所有目的は3冠と能力強化になる。こちらは孫世代のピヴォタル以外後継の勢力がイマイチなのでダンジグよりも自家生産の意義は大きいか。
距離適性1200~2000のため欧州マイル3冠くらいしか狙えないのだが、上記のダンジグや後述のポッセと路線が被ってしまうのが難。
74年に母スペシャルを購入すれば半姉のフェアリーブリッジからサドラーズウェルズ・フェアリーキング兄弟に繋がるためお得。


Moorestyle
ムーアスタイル
80年代初頭の欧州スプリント路線で活躍した馬。豪腕騎手とは関係ない*1642歳上のマニカトとの兼ね合いはあるものの、この馬自身もSP74・サブパラ合計74、早めある、特性大舞台・非根幹距離・スタート・強心臓と優秀なスプリンター。
オーエンテューダー系の保護や親昇格に当たっても軸となる1頭だが、非所有では8歳で種牡馬を引退してしまう。*165


Perrault
ペロー
フランスからアメリカに移籍してブレイクし82年の北米芝王者に輝いた馬。SP72・サブパラ72、晩成持続、芝◎ダ◯、特性根幹距離・強心臓と実戦能力が高い。芝適性は重いので史実と異なりヨーロッパに残った方が力を発揮できる。
種牡馬としても非ダマスカスのテディ系は貴重だが、6歳引退を逃すと唯一の収録史実産駒フランクリーパーフェクト(SP69・晩成あるの銅札)をロストすることと、非所有では8歳頃に種牡馬を引退してしまうことに注意。『2024』では3代父タンティエーム確立で両親ST系になる。
Kris.S
クリスエス
競走能力は銅~銀札レベルで層の薄めな国内ダート向け。早め普通なので『2024』なら3歳ダート3冠を狙うのもアリ。銀札になったのも追い風か。シンボリクリスエス等優秀な後継が沢山いるので主に父ロベルトの確立補助に。
ちなみに、名前が似ている1歳上のクリスとは特に関係は無い。*166


Gold River
ゴールドリヴァー
珍しい牝馬のステイヤーで、戦後初めて牝馬でカドラン賞を勝った名牝。凱旋門賞も勝っており能力値・成長型もその辺の牡馬より優秀。
非所有で早世するのでゴルディコヴァなどがいる牝系の保護拡張目的でも。
SP71・サブパラ72に仔出し「7」のため本馬自体から優秀な産駒が生まれやすい上、
上述のゴルディコヴァおよびその半妹ガリコヴァまで続くファミリーラインは4代続けて高い仔出し*167を誇り、
気付いたらアワーラッシー系を離脱しゴールドリヴァー系を確立していることも。
Genuine Risk
ジェニュインリスク
牝馬として65年ぶり2頭目のケンタッキーダービー馬で、残り二冠も皆勤していずれも2着だった女傑。SP71・サブパラ76、早めあるに特性大舞台・牡馬混合を持つその能力は世代の米国馬全体でもトップクラスで、テンパレンスヒル(史実ベルモントS馬でSP72・サブパラ合計75)をどうにかできれば牡馬相手でも米国3冠を狙える。
史実ではほとんど産駒を残せず*168仔出し「0」だが、父イクスクルーシヴネイティヴ・母父ギャラントマンで血統的ポテンシャルはまあまあある。

Shoot a Line
シュートアライン
欧州オークス二冠馬で、早め普通ながらSP70、スタミナ100・柔軟性A+とステイヤーとしての資質は高い。
産駒のラインオブサンダー(自身も英GⅠ2着馬でSP67)を経てサンダーガルチ・バトルライン兄弟に繋がる。自身の仔出しも「7」。

Cairn Rouge
カーンルージュ
*169
本邦輸入種牡馬ピットカーンの欧州時代の代表産駒の1頭で、愛1000ギニーと英チャンピオンSを制している。SP69・サブパラ合計69、早めある、特性根幹距離・牡馬混合と単体で金札として見るには物足りないもののツボを抑えた能力を持ち、繁殖牝馬としても仔出し「1」ながらヴェンチュラ(金札)とその孫エンブレムロード(銅札)やダイワパッション・エポカドーロ母子(銀札)など優秀な牝系子孫が複数いる。長い目で見るならなかなか見どころのある馬。祖父ペティンゴの確立支援にも。
Noalcoholic
ノアルコホリック
ノノアルコの欧州時代の代表産駒の一頭で5歳から覚醒した晩成馬。
1300~2100mの野芝適性という取り回しの良さで本格化以降は豪州や香港で大活躍が見込め、父の確立に貢献できる。
繋養先が豪州だったため史実産駒の収録は1頭のみだが種牡馬としてもそこそこ成功しており仔出し「5」。
母父ザボス系で非常に使いやすい両親SP系なのでそのまま後継種牡馬としてもイケる。

Fapiano
ファピアノ
非所有では90年に亡くなってしまうが、所有すればほぼ確実に系統確立できる上に、追加法則により過去スタートでもSP系を失わなくなった
息子アンブライドルドのミスプロ離脱も楽になるため、是非とも所有しておきたい。SP系を活かすなら後継としてはクリプトクリアランスを後継に推したいが、史実での弾数が今ひとつ足りない。アンブライドルドと合わせてファピアノが離脱するので援護をかけるのも悪くはなさそうではあるが…

Posse
ポッセ
国内ではセイウンスカイの父父、そしてメイショウドトウの父ビッグストーンの母父として知られる優秀なマイラー。*170
非所有では86年に輸入されるが、史実で日本では事故のため産駒を残せないまま種牡馬引退を余儀なくされており、こちらでも非所有では10歳で種牡馬を引退してしまう。競走馬としても欧州マイル3冠を狙えるので、保護のためにも父フォルリの確立を狙うならば所有しておきたい。ただし、フォルリを座敷牢へ入れずに確立するなら3歳引退必須。
確立時に母父ボールドルーラーからSP系を継承するので、ST系血統のセイウンスカイ強化の観点から見て残念扱いされがちだが、ハイペリオン直系のSP系としては悪くない血統。
まぁ、『10』ではST系による強化に比べれば見劣りするもののセイウンスカイはSP系でもLv2で血統を強化して使えるのだが。*171
余談だが00年生まれの同名馬*172が存在する。
Codex
コーデックス
世代のプリークネスS馬。SP71にパワーA+などスペックは銅札にしては高いが距離適性は1900~2100mと極端に狭く早めないで3歳引退を逃すと代表産駒のクドフュジ(銅札の牝馬ながらSP70)をロストするなど縛りも多い。『2024』で米国牧場開設済なら割り切って日本で3歳ダート3冠に挑戦させても。
Forlene
フォーレーン
マル外として走りステイヤーズSを制したサージュウェルズ*173の母。自身も愛GⅢ勝ち馬で早め普通はイマイチながらSP65などそこそこの競走能力を持つ。
父フォルリ・母父リボーで父を確立できれば両親ST系になる。
Stutz Blackhawk
スタッズブラックホーク
ケイエスミラクルを強化したい人向け
SP63にサブパラ47と無札らしいステータスではあるが、ネヴァーベンドを確立した状態で息子のケイエスミラクルを確立するとST系となるのでミスプロ系のST枠としてもいいかもしれない…?

77年末輸入馬

リベロ1968年の愛ダービー*174・英セントレジャーを制した名ステイヤー。全兄に前年の同じ2レースを制したリボッコ*175、全弟にウエスタンジェットの父リブリボー*176がいるが、3兄弟の中で唯一自牧場に繋養できる。
史実産駒はおらず*177仔出しも「4」なので普通は銀札を切るほどの価値は無いが、父リボー・母父ハイペリオンという優れた血統を持ち、ST系箱庭を構築する際の基礎牝馬作りには使えるかも。疾風配合対象なのも魅力。
非所有では輸入から僅か2年後に14歳で種牡馬を引退してしまう。
ラッキーソブリン2歳GⅠ馬2頭を送り出すなど種牡馬として堅実に活躍したニジンスキー直仔。ハルウララの母父でもある。史実産駒の質・量にそこそこ恵まれていることに加えて仔出しもまずまず良いので、父ニジンスキーを欧州支配率を高めるルートで親昇格させたいならここで抑えて欧州牧場に送る手もアリ。
フォワードパス史実米国二冠馬*178で北米3歳王者にも輝いた名馬なのに何故か超格安の無札種牡馬として輸入されてくる。仔出しはさほどでもないが能力は高く疾風配合の条件も満たす。史実では日本では3世代の産駒を残して亡くなっておりこちらでも非所有では14歳で種牡馬を引退してしまうので保護目的で購入するのもアリ。血統構成的にはナスルーラ傍系なのは難しいが、種牡馬因子は金が3つある。

78年生

  • クラシック戦線では二冠馬カツトップエースが出現。その他メジロマックイーンの父としても知られる3200m時代の天皇賞(秋)勝ち馬メジロティターンなどもいる世代…なのだが(後述)
  • 牝馬路線はリアルタイムではレベルが高いと評価されていたが、*179こちらでは有力馬の能力・成長力・距離適性に癖がある面があるので活躍させるにはローテーションをしっかり考えたいところ。
  • 騎手では天才■■■■(久保村)がデビュー。調教師には転向しないものの、全騎手の中でもトップクラスの実力者かつ現役期間も19年とまずまず長いうえに意外と史実馬に持って行かれるケースも少ないので、とにかく強い騎手が欲しいとか後のことを考えないならバシバシ使っていくのも良し。
    調教師では活動期間が40年という驚異的な長さかつそこそこの能力を持つ中 村均(千葉洋)師が登場。じっくりプレイしたい方におススメ。
カツトップエース
「真のエースとなれ」
皐月・ダービーを制した二冠馬ということで世代でも頭一つ抜けたSP72を持ち、サブパラも健康以外はそこそこ。精神力D+と早め普通が気になるが菊花賞以外のクラシックは席巻出来るだろう。
父イエローゴッドの確立補助にはもちろんだが、3歳で引退すればPvt保護した祖父レッドゴッドの定年にも間に合う。
サクラスマイル87年の二冠馬サクラスターオーの母で、サクラシンゲキの半妹・サクラユタカオーの半姉に当たる。自身も重賞勝ちこそないもののエリザベス女王杯3着など善戦を続けた実力馬で、SP63・サブパラ合計60で根性・柔軟以外はC+以上と銅~緑札レベルの競走能力を有する。成長型は早め普通と平凡だが、4歳末で引退示唆が出るため大きな問題ではない。母アンジェリカも優れた繁殖牝馬なので、サクラスターオーを使いたい時は本馬を含めた牝系をまとめて所有できれば更にお得。架空馬の母としても仔出し「6」かつ父がホーンビーム直仔のインターメゾで親4本に主流牝系所属と見所アリ。非所有ではサクラスターオーを生んだ84年に6歳で早逝してしまう。
ミナガワマンナ
「神へと捧ぐ戴冠」
世代の菊花賞馬で、父シンザンに初の大レース優勝をプレゼントした馬。サブパラ・距離適性のバランスが良く、成長型遅めで所有すれば菊花賞も狙える。シンザン系確立の最後の一手として。
ハッピープログレス
「スプリング・スプリンター」
所有してしまえば2歳下のニホンピロウイナーをも凌駕するスプリンター・マイラーになり、晩成あるで9歳まで長きに渡り短距離界のトップに立ち続けられる。
モンテファスト母モンテオーカンを所有している場合は自己所有もアリ。菊花賞は基本的にこの馬が勝ち、晩成持続で息の長い活躍も期待でき、父シーホークの確立補助に使える。
兄と違いデフォルトの因子を持っていないことが弱点であり強みでもある。
サンエイソロン距離上限が2600止まりで少々使いづらいが遅めあるで上のカツトップエースより息が長い。GⅡ大将持ちで重賞ドサ回りにも、父パーソロン確立補助にも向いている。
血統的にはシラオキ様の玄孫だったりする。
『2024』プレオーダー特典DLCになっており、バランスのいい銀札が貰えるのは初プレイ時にはとてもありがたい。
マイナスウマソナとして「詰めが甘い」を抱えているため、信頼が上がり克服出来るまではライバル対決は避けて回るのがオススメ。
メジロティターン
「信念つなぐ馬」
メジロアサマの数少ない産駒の中親子二代天皇賞制覇を成し遂げた馬で、メジロマックイーンの父としても知られる馬。母シェリルを所有している場合は自己所有もアリ。
競走能力もそこそこあり、成長型が遅めなので史実の天皇賞だけと言わずに菊花賞を狙っていける…のだが問題は成長力の方、何と成長力ないというあんまりな査定を食らってしまっている。*180
ST箱庭を作る場合は父の確立補助を狙ったり、息子共々自己所有すると無駄がなく最大3代、パーソロンから見ると4代に及ぶ確立も可能。ただしこちらは前述の通り成長力の問題を残しているので、その点を重く見るなら架空産駒を増やすのはマックイーンからになるか。
ブロケード
「金襴緞子」
世代の桜花賞馬。『8』では初期譲渡馬候補、『9』では固有二つ名持ちとウイポシリーズでの存在感も大きいこの世代の最有力牝馬。とはいえ距離上限が1800で上のハッピープログレスと路線が被るがこちらは早め持続。両方所有してうまくバトンタッチできるのが理想か。貴重な尾花栗毛の牝馬でそういう意味でも価値がある。父イエローゴッドの確立補助にもどうぞ。
テンモン
「天運掴め」
世代の2歳女王・3歳女王*181でオークス馬。2歳時には朝日杯でカツトップエースらを蹴散らして優勝し強さを印象付けている。SP68、健康F+ながらサブパラ合計63、特性根幹距離・牡馬混合と能力のバランスが良く距離適性的にも牝馬3冠を狙うなら筆頭だが早めないに注意。
競走馬の母としては成功できず仔出し「3」だが主流牝系所属。

キヨヒダカ40年破られていない中山ダート1800mレコードホルダーとしても著名だが、こちらでもSP68・サブパラ68と日本の銅札史実馬としてはかなり優秀。加えて短距離から中距離をこなせて芝◎ダ◯の馬場適性を持ち遅め持続で汎用性が高い。1歳下のホスピタリテイと被る部分も多いがJBCスプリントや豪州のマイル~中距離GⅠといった辺りは十分に狙える実力者。
余談だが、父ホープフリーオンはアリダーの全兄に当たるが、彼が種牡馬入りした頃は日本ではレイズアネイティヴ系がかなり珍しく、1991年にリリースされた某ゲームの第一作ではネイティヴダンサー系全体でも唯一の種牡馬として登場していた。
トドロキヒホウ父ヴェンチアの貴重な史実牡馬。早め持続に幅広い距離適性を持つ優秀な馬。カツトップエースさえ抑えられればクラシック3冠のチャンスも。


ダーリンググラスアレツ産駒でありルファビュルー確立にあたって重要な史実馬。SP65に欠けのないサブパラ64、晩成持続に特性タフネス持ちで長く活躍出来る。
『10 2024』より馬場適性が芝△ダ◎に変更されており、*182国内のルファビュルー系史実牡馬では唯一のダート馬となった。
血統的にはグリーングラスの甥にあたり、同馬の母ダーリングヒメの牝系を強化したい場合にもオススメ。*183非所有では8歳で種牡馬を引退する。
トラストホーク南関東の強豪。モンテ兄弟と同じシーホーク産駒であり、こちらはダート路線で父シーホークを援護できる。
トウケイホープ・アズマキングと同じ遅め持続であり、トウケイホープ⇒アズマキング⇒トラストホークと綺麗な形でダート王者のバトンを渡していける。
スズユウ同じく南関東の強豪。こちらは超晩成あるで交流重賞巧者・タフネス持ち、かつ70年代の史実馬では極めて稀なダ◎かつ1200mを距離適性内とすることが強み。
本馬のみ所有して2歳上のトウケイホープから3歳下のカウンテスアップまでの繋ぎとするもよし、トラストホークと両方所有して短距離戦線に専念するもよしの有望株。
サンキョウスーパー笠松時代のアンカツおじさんが「素質は自分が乗ってきた馬全部合わせて一番」とまで評した天才。
こちらでは当時の日本の銅札史実馬としては高いSP66に早め鍋底普通、走法大跳び、芝◎ダ◯、特性スタートがいい感じである一方、小回り×、精神力F・健康F+など弱点もはっきりしている。幸いこちらでは史実と異なり芝短距離GⅠも充実しているので、手薄なところを上手く狙えば若き日のアンカツおじさんの夢を叶えることも視野に入ってくるだろう。

コーナンルビー江戸末期にナポレオン3世から徳川家茂へ贈られたアラブ馬を祖先に持つ由緒正しいサラ系馬にして70年代屈指の地方の強豪牝馬。
特性、パラメーター、成長力どこを取っても隙が無く、牝馬ダートをしばらくの間席巻可能。うまく育てば混合GⅠやBCディスタフも。
『10 2024』以降:早熟・早めのダート馬に対抗馬が居ないレベルで強い。牡馬混合も有るので史実ロジータよろしくダート3冠が普通に獲れる。
エイティトウショウこちらは父ダンディルートの貴重な史実牝馬。早め持続でエリザベス女王杯も視野に入る距離適性を持ち、GⅡ大将・牡馬混合もあるためサマーシリーズ優勝で元を取りつつ秋華賞から牝馬路線の主役に躍り出る形が理想。
サニーシプレー母マタティナはおすすめ繁殖牝馬(10)を参照。この馬も史実2歳王者で、この時期の緑札にしてはかなり高いSP65に早熟鍋底あるを持ち早くかつ長い活躍を見込める。母を所有している場合は生産して損はない。緑札馬ホクセイシプレー(SP65で早め持続)の父。
ホクトオウショウ緑札としては高めのスピード64で早め持続。能力そのものは緑札相応だが距離適性は広く使い勝手はいい。この馬をいい値段で種牡馬入りさせられれば父テスコボーイの確実な確立に大きく近づく。
タクラマカンかなり珍しいダマスカス産駒のマル外で、海外セリで購入可能。
メイセイオペラの母父として知られるが、遅めあるで緑札としては長く使える部類なので父の確立支援要員としても期待できる。
上記の通り史実産駒がいるため種牡馬入りは確定しているが、少しでも種付け料を上げられるようにコツコツと勝ちを拾っていこう。
タガワリュウオー地方特化型種牡馬として活躍したボールドコンバタントの代表産駒で南関東の活躍馬。瞬発力D・勝負根性F+と決め手に欠けるものの、この時期の緑札としてはいい感じのSP64に晩成持続、健康A、特性タフネスでダート路線での長い活躍が見込める。
『2024』では「タガワ」冠の優秀な兄たち(エース・キング・テツオー)が新たに追加されたので、母コーホールから所有すれば更にお得になった。

リードワンダー現役時代はきさらぎ賞を制しているが、SP65は優秀ながらサブパラはさほどでもなく早熟普通もやや使いづらい。高目のSPと仕上がりの早さを活かして2歳GⅠで勝負をかけたいところ。
一方で種牡馬としては父アローエクスプレスの後継として最も成功しており、サンキンハヤテやシヨノロマンらを輩出し*184仔出し「7」。ただし史実と異なり10歳で種牡馬を引退してしまうのでアローエクスプレスの父系の保護・発展を考えているなら所有した方が良い。
カバリエリエースハーディカヌートの確立支援向き
父ハーディカヌートの日本時代の代表産駒で4歳牝馬特別*185とクイーンCの勝ち馬。SP65は緑札の牝馬としてはかなり高く特性大駆け・直一気も光るが、瞬発力Aなのに勝負根性・精神力・賢さGのサブパラ21、早め普通、小回り×、気性「激」、性格「臆病」と極めて癖の強いキャラの持ち主。ただし、時期的に父の確立支援にはギリギリ間に合い父を確立すれば両親ST系にもなる。
非所有では早世してしまう。また、1歳下の半弟タカラテンリュウ(銅札)も非所有では早世してしまう。

Shergar
シャーガー

「幻影のごとき圧勝劇」
英・愛ダービー、キングジョージと連勝し種牡馬入りをするものの史実では営利目的で誘拐されそのまま消息不明に。
こうした背景が気になるオーナーのあなたは是非とも所有しよう。競走能力も世代トップで欧州3冠も射程圏内。
なお、産駒のアウザール(史実愛セントレジャー馬。緑札)が後に種牡馬として輸入されてくる。
Pleasant Colony
プレザントコロニー

「その末脚、愉快なり」
世代では頭一つ抜けているダート馬で種牡馬としても仔出しが高く子孫に後継多数。リーディングサイアーや系統確立も狙える。
リボー最後の大物であり史実産駒も豊富だが母父ヒムヤー系が爆発力を削いでくる。

Kalaglow
カラグロウ

「夏を彩る無彩色」
第32回キングジョージ勝ち馬。SP72、サブパラ72で柔軟以外はC+以上、特性大舞台・根幹・クラシックターボ・アスコット巧者と充実のスペック。シャーガーに対してはSPが3劣るが、早熟鍋底あるという恵まれた成長型が強み。4歳引退を逃すとテンビー*186の母シャイニングウォーターをロストしてしまうのが辛いが、これを許容できるのなら5歳時まで十分に活躍できる。
ゼダーン系確立を目指す際に是非とも活躍させたいが、本馬が走る頃には父カラムーンは日本の座敷牢の中というのが残念。いっそ日本に入厩させるのも一つの手か。
余談となるが、本馬は両親の名前を合成し名付けられた*187のだが実は母は別の馬と取り違えられており、本馬が4歳になってからそのことが判明したというエピソードを持つ。*188
Miswaki
ミスワキ
マーベラスクラウンなどの父で、サイレンススズカ・ガリレオの母父。彼らを種牡馬として使うなら自己所有して是非とも系統確立を狙いたいところ。

Marwell
マーウェル
3歳時に欧州スプリント路線を席巻した名牝。距離上限が1400mと短く、3歳上のマニカトとの兼ね合いはあるもののこの馬自身もSP73・瞬発力Sを含むサブパラ合計73、特性大舞台・牡馬混合・直一気・強心臓と優秀なスプリンターで成長型早熟あるも十分及第点。
繁殖牝馬としても優秀で仔出し「7」かつ史実アイルランドGⅠ馬カーウェント(緑札)と史実欧州牝馬マイル二冠馬のマーリング(銅札ながらSP72などかなり強い)の母でもある。マーリングとは母娘2代でスピード因子を所持する。

Condessa
コンデッサ
ビコーペガサスの母・シンボリグランの3代母・リバティアイランドの4代母。『2024』より金札に昇格*189
札査定は子孫由来だが自身も史実でヨークシャーオークスを制しており、SP69、瞬発力・パワーA、早め持続と競走馬としても使いやすい。
勿論リバティアイランドも直接入手可能なのでここから押さえるのもアリ*190
Storm Bird
ストームバード
後の大種牡馬であるストームキャットの父。他ならぬ彼が初年度産駒であるため、3歳で引退しないと箱庭に多大な影響が出る
早世というほどではないが息子の系統が本格稼働し始める前後に引退するため、そのままでは確立はかなり不安定である。
また『10』では追加法則によりSP系で確立するようになったため安定化のためにも是非とも所有したいところ。

Beldale Flutter
ベルデイルフラッター
ダマスカスの確立支援向き
第20回フューチュリティトロフィー勝ち馬。同競走でシャーガーに勝利したことでも知られる。
SP71、パワー・勝負根性・瞬発力B+と悪くない能力だが賢さF+に注意。
早め普通のため慎重に使っていきたいが、父アクシピターは77年引退でその穴を埋めるために少しでも高額の種牡馬入りを狙いたいのが悩みどころ。
なお、非所有では8歳で種牡馬を引退する。
Highland Blade
ハイランドブレイド
ダマスカスの確立支援向き
SP70、勝負根性A以外はD~C+という海外銀札としてはまあまあといった能力。
距離適性1600~2400に芝◎ダ◯、早め持続と扱いやすさは上記のベルデイルフラッターよりも上か。*191
ダマスカス直仔で史実産駒の収録もないため父の種付け料アップに長く貢献出来るのもポイント。

Frost King
フロストキング
第1回ジャパンカップで2着に入ったカナダの名馬。SP69に健康A・柔軟性C+以外全てCという雑な穴のないサブパラに加えて早めあるに特性海外遠征・タフネスで実戦での成長が期待できる。
史実セン馬だが、所有すれば父父グロースタークの確立にも貢献可能。
Sangue
サング
バブルガムフェローの叔母(母の全妹)で、アメリカで芝ダート二刀流馬として活躍した。SP68も銅札の牝馬としてはなかなかだが、サブパラ合計が70(勝負根性A+含む)とかなり高く、早め持続に芝◎ダ◯も使いやすい。
繁殖牝馬としては仔出し「1」もトキオパーフェクトの祖母。なお、非所有では97年末とかなり後になってから輸入されてくる。
De la Rose
デラローズ
牡馬に混じってハリウッドダービーを制した牝馬。芝◎ダ◯でSP67にサブパラ61、早熟ある、特性牡馬混合とスペックは海外銅札馬なり。史実では米国所属だが、適性洋芝向きのため欧州に入厩させて2歳GⅠを積極的に狙っていくが得策か…といった程度。
だが、この馬の真価は繁殖入り後。父ニジンスキー・母父ラウンドテーブル・母母父ロックフェラで父母Flaming Page・母母Rose Coralが因子持ちのため、ラウンドテーブルを確立しておけば種牡馬因子が金2銀3で完全型活力補完対象という凄まじい血統表となる*192上に、自身もスピード因子持ち。能力的にも根性を1ランクも上げずに瞬発を1ランク上げられれば稲妻配合対象にできる。仔出しも「5」と悪くない。
銅札史実馬で架空馬の母としてここまで高いポテンシャルを秘めた牝馬は稀だが、史実子孫馬はおらず繁殖入りは確実ではないため、海外所有馬の1頭に加えておく価値はある。

78年末輸入馬

スティールハートニホンピロウイナーやタカラスチールといったGⅠ馬を輩出し、日本競馬における短距離路線の黎明期に大きな足跡を残した種牡馬。イットーとの配合で有名なように真疾風配合の対象馬であり、金2銀2と充実の種牡馬因子や両親SP系であることなど血統的な妙味も大きい。
非所有でも21歳(93年末)まで種牡馬現役だが、ハビタット系確立を目指す際には購入して一旦欧州へ送り返しておくとよい。
ニホンピロウイナーは確立ST化してしまうため、SP系で繋ぐならここから自家生産という手も。
『2024』では銀札に降格しお求めやすくなった。
ゼダーントニービンの3代父として現代日本競馬にも一定の影響力を持つ名種牡馬。確立するとSP系になる*193他、グレイソヴリンの直仔でSP因子4代連続所持という血統や貴重な真稲妻配合の対象馬であることなど、彼自身も何かと利用価値のある種牡馬で仔出しも低くないが、その割に銅札で購入できる。

79年生

  • 世界的に有力馬の早枯れや3歳引退が多く、やや影の薄い感のある世代。自家生産馬でビッグタイトルを狙うのもよいだろう。
  • 白井最強 (潮田孝太郎)がこの年調教師デビュー。この後35年の長きに渡り調教師を続けるので早めに仲良くなれれば心強い味方に。
ハギノカムイオー史上初めて取引価格が1億を超えた通称黄金の馬。主戦場のマイルは上の世代のハッピープログレスやブロケードが強敵だが、
テスコボーイ早期確立を目指すなら頑張ってもらわねばならない。イットーママ所有者向けだが幼駒セールで札無しでも購入可能
ホリスキー
「フルサイズカー」
世代の菊花賞馬。距離適性的に3冠の最有力候補。上のハギノカムイオーと路線を分けることで確実に3冠を獲らせることも可能。史実でもユキノサンライズ*194など多数のオープン馬・重賞馬を送り出しており、父マルゼンスキーの確立支援に。
初期のマルゼンスキー産駒に共通だが、欧州でのニジンスキー早期昇格を目指すなら、マルゼンスキーも欧州配置にしたうえで欧州馬として活躍させると効率的になる。
シャダイアイバー世代のオークス馬。サブパラにムラがあることに加えて健康F+、早熟普通、ウマソナ「使い詰め×」で無理が利かない。一方で繁殖牝馬としてはノーザンテースト直仔かつ仔出し「5」で孫にエアジハードやペインテドブラックがおり先を見据えるなら面白いか。
ビクトリアクラウン
「待ちわびた戴冠」
ファバージ確立支援&オーハヤブサ牝系繁栄プレイ向け
世代のエリザベス女王杯馬で、桜花賞直前に故障しなければ牝馬3冠も…と言われた逸材。こちらではSP67にそこそこ揃ったサブパラを持ち距離適性も広いので、早めないに注意しつつ牝馬クラシック路線で上手く活躍させられれば父ファバージの確立支援にもなる。
血統的にはオーハヤブサの孫*195でブロンコーネやグランブリッジの牝祖に当たる。仔出しは「5」。
ダイナフランダースクイーンスプマンテの祖母でレッツゴードンキの4代母。後者はかなり遠いがちゃんと繋がっている。
自身は重賞で掲示板が何度かある程度だが芝3200の条件戦を勝っている珍しい牝馬で、SP61とそこそこ纏まったサブパラに超長距離持ち。
何より世代でも特に早枯れが深刻な国内牝馬にあって遅め持続で5歳*196まで走れるというのが魅力で、史実子孫のオマケとしては十分楽しめるだろう。
仔出しは「4」と低いが父ノーザンテーストの母父父ボールドルーラーで父の確立前から金銀因子が揃い、確立後は両親SP系と使いやすい血統。

ホスピタリテイ国内銅札最強クラスのSP69・サブパラ74を誇る大井出身の強豪。
更に芝◎ダ◎で短距離から中距離までこなす抜群の器用さを持ち、自己所有すれば金殿堂も余裕。
種牡馬としても皐月賞馬ドクタースパートを出すなど良績を残し仔出し「8」。オーエンテューダー系の大物として活躍が期待できる。
早め持続だが4歳引退を逃すと史実GⅢ馬のアイビートウコウ(緑札)をロスト。SP65で活躍を期待できる牡馬なので悩ましいところ。*197
『10 2024』:国内ダート3冠路線の整備と、史実当時の南関東3冠形態からの変更の恩恵を大いに受けており、羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックの全てが彼の射程内に入っている。
トムカウント初めて中央交流として開催された86年の帝王賞を7歳馬の単勝万馬券で飾った船橋*198の雄。
晩成持続に交流重賞・根幹距離・乾坤一擲とその事績を意識したスペックを持ち、地方馬の定番タフネスもあるので育てやすい。
国内のダートGⅠ/JpnⅠは根幹距離が多く、非所有の場合は帝王賞に限らず地方総大将として立ちはだかってくる可能性が高いため、ライバルを減らす意味で。
もっとも競走能力は銅札の平均程度なので、少し強めのダート馬であれば十分勝ち負け可能。
トウショウペガサス早め持続のマイラー。エイティトウショウの全弟で父ダンディルートの貴重な史実牡馬であり、後継種牡馬としてもスエヒロジョウオー・グルメフロンティアを輩出する活躍を見せたため、ダンディルート確立に二重の意味で大きな貢献ができる。


イーストボーイアローエクスプレス確立支援向き
この時期の銅札では高いSP67を誇る短距離馬で、健康以外はサブパラもそこそこ。早熟ないだが鍋底で割としぶといのも◯。
フィリーサイアー気味の父アローエクスプレスにとって貴重な大物牡馬だが、非所有では早世してしまうので父の確立を目指すなら所有推奨。
ホクトフラッグ世代の2歳王者。SP67に加えて史実では朝日杯の後丸2年の休養を経て出走したダービー卿CTで2着に入っており、それを反映してか健康F+ながら早熟鍋底普通でしぶとさアリ。
アンドレアモングレード制施行開始当時のJRAのダート王。ウイポファンにとっては『7』シリーズでの初期譲渡馬としての定番選択肢だったことで思い出深い方も多いはず。しかし『8』シリーズでは強敵カウンテスアップが成長型覚醒という爆弾を搭載された上で購入可能になってしまい、すっかりそのやられ役に…。
本作でも天敵の存在は相変わらずだが、SP65に大きな穴のないサブパラ合計58、晩成あるでダート馬としては使い勝手は良く、後天的成長が大きい本作では磨けば光る素材と言える。悲願の打倒カウンテスアップに向けて励むのもまた一興だろう。
シンザンを通らないヒンドスタン系なので、シンザンのラインを強化したい場合の保護要員にもなる。緑札馬ローリエアンドレの父。
ヤマノシラギク
「白菊挿した旅役者」
史実ではJRA10場全場重賞出走を達成した個性派牝馬*199だが、こちらでは他のクラシック牝馬が皆クセのある能力値な中無難に整った能力を持ち牝馬3冠の最有力候補となり得る。加えて成長力持続に健康Aかつ鍋底・特性タフネス持ちで長く活躍できる。
仔出しは「3」だが、主流牝系(ビューチフルドリーマー系)に所属していて父がニジンスキー産駒のオーバーサーブなのでシンザン確立を狙う場合自身の自家生産*200と父父の確立と自身の牝馬3冠を上手く絡めることができればシンザンとの間に両親SP系のシュンランをもうける、という道も出てくる。
ラブリースタートウショウボーイの初年度産駒で中央重賞2勝。SP64は決して悪くないが、サブパラ27早めないがなかなかに厳しい。
しかしながら、繁殖牝馬としては仔出し「9」で史実桜花賞馬ワンダーパヒューム&史実スプリングS馬ワンダーファング姉弟*201を送り出す。父や父父テスコボーイを確立すれば更なるパワーアップも見込め、母父父リボー・母母父ヒンドスタンで親セントサイモン被りはあるものの銀因子強化に繋がっている。
史実では当時あった抽せん馬制度で取り引きされており、こちらでも幼駒セリで買えるのもポイント。
ニシノエトランゼ「étranger(異邦人)」の名の通り西山牧場が連れてきたマル外でシガーの父パレスミュージックの半兄という良血馬。海外セリ購入可。
SP64は当時の緑札としては悪くなく、早熟普通と芝◎ダ◯を活かし、割り切って2歳GⅠ~NHKマイル狙いに徹すれば十分輝ける。
残念ながら期待されていたであろう種牡馬としては成功できず仔出し「3」かつターントゥの3×3持ち。
スナークアロー史実では小倉で重賞を2勝している。SP63に遅めあるがなかなか良い感じ。パワーF+が明確な弱点なので精神力C+と特性ローカルを活かしてサマー2000狙いに徹したい。父アローエクスプレスの確立支援にも。
名マイラーパッシングショットの半兄なので銀札で母タカヨシピットから抑えれば兄妹両方手に入る。
シンウルフJRAグレード導入直前にスプリンターズSを制している。距離適性1100~1500mが若干中途半端だが、SP67・サブパラ合計56、早めあるは緑札としては破格のスペック。サマースプリント狙いや父父ニジンスキーの親昇格支援に。確立方針によっては父ラッキーソブリン共々欧州に送る手も。
史実では種牡馬として九州の生産者から絶大な信頼を得ていたが、こちらでは仔出し「3」。
母スノーショットは父フォルティノ母父ヒンドスタンでフロリースカップ系所属とフォルティノを立てた場合竈馬として重宝するので、母から持つのも手。
サクラシンボリ84年エプソムC勝ち馬。分かりづらい名前だが日高シンボリ牧場出身の「サクラ」の馬である。サクラショウリの全弟のため母シリネラを持っておけばまとめて自家生産できる反面、庭先取引で入手しようとすると安くない。SP63・サブパラ46は平凡だが、遅め持続にタフネス持ちで伸びしろは大きい。じっくり育ててサマースプリントorマイルを狙い、パーソロン確立の援護に使える。
セレーザこちらもトウショウボーイの初年度産駒で中央6勝。SP60・サブパラ合計60とまずまずの能力を持つことに加えて晩成持続。左回り×は注意。
繁殖牝馬としては仔出し「4」ながらナルシスノワール・テンパイ兄弟の母。ただし、5歳引退を逃すとナルシスノワールをロストする。
ハクタイユー雪野さんのお友達向け
今作で史実馬として初登場した日本史上初の白毛のサラブレッドで通称白馬くん*202史実未勝利馬なだけありSP51・サブパラ9と競走能力は全く期待できないが、次の白毛の史実馬の出現は1996年生まれのシラユキヒメ(繁殖牝馬専用)まで待たねばならず、しかもシラユキヒメはソダシの牝系祖先ゆえ金札を要求されるため入手のハードルが高い。早くに白毛ファミリーを構築したいのなら彼を種牡馬として起用するのも面白いかもしれない。
血統的には父ロングエースのベンドア系(『2024』ではファロス系)。

Golden Fleece
ゴールデンフリース

「秘宝求め行く冒険者」
4戦無敗で英ダービーを制するも怪我や病気もありそれを最後にターフには帰って来られなかった馬で、SP76・(健康F+であるにもかかわらず)サブパラ合計73、特性大舞台・根幹距離・直一気とその能力は圧倒的。しかも距離適性1800~3000mで英・仏・愛・欧州のどの3冠も狙える。早めあるだが3歳で引退しないとウインマイティー*203をロストする。
父ニジンスキーの親昇格を狙う上でも重要な馬だが、非所有では5歳で早世してしまう。仔出しは「4」で目立った子孫史実馬もいないが、確立するとST化するのでロマンとして盛り立てる価値はある。
余談だが、フランスで1勝を挙げた後日本で種牡馬入りした産駒のサクラゴールドⅡ*204という馬が「さんまのナンでもダービー」に出演、男藤田鞍上でナリタブラリアンらを相手に見事勝利を挙げている。
Conquistador Cielo
コンキスタドールシエロ
世代のベルモントS馬で、父ミスプロにとっては初期の大物牡馬。ベルモントS制覇が古馬混合GⅠのメトロポリタンH制覇の6日後であったことも話題になった。SP72、サブパラ合計73、遅めある、大舞台・根幹距離など5つの特性を所持、とハイレベルにバランスの取れた能力を持つが、米国3冠を狙う場合はタイムリーライター*205が強敵。健康D+なので史実のような無理はしないこと。
種牡馬としては若干期待外れと言われもしたがこちらでは仔出し「8」かつ確立SP系維持。
All Along
オールアロング

「絶え間ない努力の証」
本邦輸入種牡馬ターゴワイスの海外時代の代表産駒。史実凱旋門賞馬なだけありスピード74・サブパラ77と日本の虹札牝馬クラスの能力値を有しており、遅めあるで長く活躍できるこの世代の海外馬でも特に優れた馬。
仔出しは「3」と低め。3代後の牝系子孫に2023年南関3冠馬のミックファイアが登場するものの、彼までは繁殖専用馬で繋がっているのでこの馬の所有で入手とはいかない。*206
『2024』ではプリンスキロが最初から米国適性で確立しているため、芝適性が確定で軽めになることも留意しておきたい。
Time Charter
タイムチャーター
父父ダンサーズイメージが本邦輸入種牡馬で、こちらは史実キングジョージ馬。SP73・サブパラ合計73など能力はオールアロングに匹敵し*207早めあると競走寿命も長め。繁殖牝馬としてはこちらは仔出し「5」で、史実産駒としてジナード(銅札。2002年の英二冠牝馬カッツィア(銅札)の父)が収録されている。曾孫にインカンテーションがいるがインカンテーションの母オリジナルスピンが繁殖牝馬専用。
Height of Fashion
ハイトオブファッション
牝系が優秀で仔出しもカンストしていて自身の競走能力も悪くはない…のだが成長型・成長力が早熟ないと一番悪いパターンで実質繁殖専用とみていいだろう。
母としてナシュワン、ネイエフらを送り出しておりハイクレアの目玉産駒の一頭なので母を所有しているなら自家生産しよう。フクム&バーイード兄弟の5代母でもあり史実期間終了まで優秀な史実牝系子孫に恵まれ続ける。
Emancipation
エマンシペーション
豪GⅠ6勝の名牝。作中で日本の短距離GⅠに遠征してきたのを見かけたプレイヤーもいるのでは。SP73に根性・賢さ・健康Sとスペックは高いが、パワー・精神力D+は注意。

Slightly Dangerous
スライトリーデンジャラス
ウォーニング&ディプロイ*208&コマンダーインチーフ&ヤシュマク4兄妹の母。自身は金札ながら史実産駒は全員銀札以下、というのはネックではあるものの自身も史実英オークス2着馬*209でありSP65・サブパラ合計70、早めあるとなかなかの実力者であることに加えて仔出しも「10」。おまけに父ロベルト・母父レイズアネイティヴ・母母父モスボローというド良血で種牡馬因子を最大6つ持てる。
母ウェアユーリードについてはおすすめ繁殖牝馬(10)も参照。

Gold Beauty
ゴールドビューティ
自身も史実北米短距離王者で距離適性こそ極端に狭いもののSP67・サブパラ合計58、特性牡馬混合・スタート、遅め持続となかなかの実力者。
しかしながら、本領発揮は繁殖入りしてからで、産駒にスーパースプリンターのデイジュールがおり、その他にもスカイビューティやポイントオブエントリーなど複数の優秀な史実子孫を擁する。架空馬の母としても父ミスタープロスペクター・母母父ヘイルトゥリーズンの血統に仔出し「8」が光る。ただし、4歳引退を逃すと史実アラバマS馬でスカイビューティやポイントオブエントリーの牝祖であるメイプルジンスキーをロストしてしまう。
Deputy Minister
デピュティミニスター
ヴァイスリージェント系の本体でクロフネの祖父。
今作の追加法則で「ヴァイスリージェントがSP確立(=91年スタートと98年スタートのみ)していなければ必ずST化する」という形になったので気兼ねなく使える。
後継多数で系統確立も容易だがオーサムアゲインら牡馬のエース格が出るまでにややラグがあるため、種牡馬入り直後は割と焦れったい。
自身も銀札相応の競走能力を持ち、早熟鍋底で4歳までは走れるためまずはきっちりと満額種牡馬入りを決めておきたいところ。
【無印】当時は金札。競走能力的にはちょっと物足りないかも。

Strawberry Road
ストロベリーロード
可愛らしい響きだがれっきとした牡馬。元々は豪ダービー馬で84年のJCにも出走しカツラギエースの7着に入っている。
早め持続でサブパラ・距離適性も優秀な上海外遠征*210持ち。金殿堂で銀札を十分ペイできる。
種牡馬としてもそれなりに優秀だが史実牡馬は1頭*211のみ。因子を増やすだけでも十分だがもし確立まで持っていきたい場合、史実では15歳で亡くなってしまうため手放さないようにしよう。
Real Shadai
リアルシャダイ
ノーザンテーストと御三家の間を繋いだ名種牡馬でライスシャワーらの父。自身も仏ダービー2着馬でSP67・サブパラ合計58、早めあると銀札にしては物足りないがそこまで悪くはない。
非所有でも21歳まで種牡馬を続けるので保護もそこまでは必要ないが、史実GⅠ馬の父で仔出し「8」の名種牡馬を銀札で入手できるのはプレイ方針によってはかなりお買い得と言える。特に自身の確立や父ロベルトの早期確立を目指す場合は抑えて損はない。なお、4歳引退を逃すと初年度産駒*212をロスト。
Zino
ジーノ
世代の英2000ギニー馬。SP69・サブパラ61、早め普通とバランスは悪くないが海外の銀札馬としては物足りない。ただし、父ウェルシュパジェントの確立を目指すなら頑張ってもらう必要がある。

Dara Monarch
ダラモナーク
下記リアルムの代表産駒で、愛2000ギニー・セントジェイムズパレスS(当時GⅡ)を制した。プリンスリーギフト系ということで野芝適性だが、この世代の短距離型の牡馬ではトップのSP70を持ち、欧州牡馬マイル3冠対象レースは全て芝適性内なので達成は十分可能。
史実では2000年にチェコでリーディングサイアーに輝いているのだが、非所有だと82年末に現役を引退し、翌83年末にすぐ種牡馬を引退してしまう。仔出しも「2」と低いのだが、テスコボーイ・ファバージ以外のラインのプリンスリーギフト系で、スピード因子の連続所持を確実に継続できる史実馬は彼が最後となるので、プリンスリーギフト系を親昇格させる際のサイアーライン保護要員としては一考の価値がある。
Jupiter Island
ジュピターアイランド
86年ジャパンカップ覇者。超晩成持続と今作で引退年が伸びた影響をもろに受ける成長型でスピード・サブパラ共に銅札にしては優秀。手塩にかけて育てれば晩年には無双できる。
この馬に限らず昔のジャパンカップ覇者はみな能力値が札価値の割に高めなのでお勧め。

79年末輸入馬

リアルムプリンスリーギフトの代表産駒クラスの一頭で、ジュライCなどを勝っている。柔軟以外全てB以上という優秀なサブパラを持ち、仔出しも「7」と高め。スピード因子連続所持も継続できるため、テスコボーイ・ファバージ確立でのプリンスリーギフト親昇格を狙う際には買っておいてサイアーライン保護要員の生産に使うのもアリ。
ブレイヴェストローマンマックスビューティら複数の牝馬クラシックホースや多数のダートの名馬を送り出した名種牡馬が同年末に輸入されてくる。非所有でも22歳まで種牡馬は続けるので保護はそこまで必要ないが、多数の有力史実馬の父となり自身の仔出しも「8」と高く、自身の確立で父ネヴァーベンドの親昇格に繋げることも狙える割に銅札でリーズナブルなのはかなり魅力的。
『2024』ではネヴァーベンドが確立ST化となったことに伴って本馬も確立ST系となっており、一段と価値を増した。
トランスアランティックノーザンダンサーの全弟というこの時期にはよくある全きょうだいシリーズ。前年に輸入されるもう1頭の全弟ノーザンネイティヴに比べるとこちらの方が若く能力・仔出しも多少はマシ。
当然全兄と血統構成は同じで種牡馬因子は金が4つ。なお、非所有では16歳と比較的若くして種牡馬を引退する。

リイフォー日本ではニッポーテイオーの父として知られるリファール産駒の種牡馬で、能力はそこそこながら仔出しが「8」と高い。
史実では海外時代に残してきたロイヤルヒロイン(銀札。孫に緑札馬カーマインレイクがいる)らの活躍で再輸出されるも輸出先の米国で11歳で早世しており、こちらでも83年をもって日本を去りそのまま戻ってこないので保護したいならここで抑えておきたい。
ソーブレスドこちらもプリンスリーギフト産駒のジュライC勝ち馬。仔出しは低いがスピード因子連続所持ができ真疾風配合の対象でもあるとなかなか見どころアリ。

コメント

  • もしかしたら続投になるかもしれないので残してますが、各カテゴリの架空馬と初期譲渡馬、DLCは変わってたら過去作専用のページ(タイトル限定せず毎年そこに移す感じで)作ってまとめる必要があるかと思います(史実馬は名簿だけ残すかこっちにリンク貼ればいいかと) -- 2024-03-13 (水) 16:21:29
  • 74年生のブレーブボーイがカタログスペック凄いですね…バリモス系ってのもイカしてますし追加ちほー馬の目玉になりそうです -- 2024-03-15 (金) 01:01:11
    • ★判定でも問題無いくらいの優良物件スペックですわね…… -- 2024-04-03 (水) 22:26:22
    • 寄りにも寄ってロイヤルパレスが93年引退にまた早まってさらに不遇なバリモス系・・・ -- 2024-04-04 (木) 04:41:23
      • 73年 -- 2024-04-04 (木) 04:41:53
  • 『2024』で追加された76年生まれのダイドウスター、これはめっちゃヤバいですよ SP66の成長型覚醒普通、しかも父ハクズイコウのファラリス系で零細SP保護要員としての価値すらあります これで銅札! -- 2024-03-15 (金) 21:47:49
  • スペクタキュラービッドのスタミナが50から45に、柔軟性がE+からDになった影響で距離適性が従来の1700~2300から1600~2200へと変更になっています。相変わらず基礎スペックは同世代の馬の中でも飛び抜けていますが、今までは楽勝だったベルモントステークスで足下をすくわれる可能性が高くなりました。 -- 2024-03-16 (土) 00:22:40
  • 初期譲渡馬では2005年古馬がダイワエルシエーロからスズカマンボに変えられてました、あとは3歳ダートで各世代1頭ずつ追加かな -- 2024-03-16 (土) 13:50:16
  • エディット画面でモガミが無札になってるんですが、マジで無札で買えるんならお得ですね~ -- 2024-03-16 (土) 15:14:38
  • 『2024』での追加馬の中でも非常に高い価値を持つと感じるダイドウスター(76年生まれ)の寸評を書いてみましたが、体験版では使用不可のため製品版解禁まではコメントアウトという形にしておこうと思います。 -- 2024-03-17 (日) 02:08:25
  • 2024年版で追加する馬について、馬名か説明文の冒頭に[2024]と表記していただけるとわかりやすいと思います。 -- 2024-03-18 (月) 14:37:37
    • 史実馬の追加だけではなく札やステータスの変化もあるのでページ上部にことわりを連ねた上で常に最新版に合わせた方がいいと思います。 -- 2024-03-18 (月) 19:40:54
  • 当面は現行の文から改行して【2024】からトピックを書き出す感じがいいと思います(「では」がいらない分字数が削れるので) その上で最終的には無印のみのトピックを【無印】で後ろに移せればと… -- 2024-03-19 (火) 09:05:45
    • それやると多分1項目が巨大になって特にスマホで見づらくなりそうですね。そのうち2025…と続きそうですし札価値の問題もありますのでナーフされた馬に関しては発売後順次書き換えでいいと思います。 -- 2024-03-19 (火) 11:40:45
      • ですねぇ…しばらくは試行錯誤が続くと思いますのでひとつのフォーマットに拘泥しすぎず模索していくほうがよさそうですね -- 2024-03-19 (火) 12:13:44
  • 体験版の範囲ですが 72年産まれの架空馬で有力そうな馬を追記しました -- 2024-03-20 (水) 17:04:55
    • 72年有力架空馬にイブニングエリン72はどうですかね? スピードはそこそこありそうです -- 2024-03-29 (金) 13:23:40
  • テンポイントくんが遅めから早めに戻って?ますね コメント大分かわっちゃうため任せました -- 2024-03-20 (水) 21:06:04
    • こればかりは発売してみないとわかりませんね トウショウボーイを見るにそこまで強烈なことにはならなそうですが -- 2024-03-20 (水) 22:49:48
  • ダリアは、2024だとカタカナだとダーリア表記になってるね -- 2024-03-21 (木) 22:57:01
  • 2024でフォアゴーが去勢前の状態で入手できるようになりました。 -- 2024-03-27 (水) 11:43:57
  • パシフィックプリンセスさんどうですかね?SP67早め普通でそれなりですけど子孫がドステ含めておいしすぎます -- 2024-03-30 (土) 23:56:04
  • コーホール産駒のタガワエース、ダートですごく走るよ。おすすめ。 -- 2024-04-01 (月) 17:21:09
  • クリスエスが2024だと銀札になっていました -- 2024-04-06 (土) 16:36:15
  • 2024だとアホヌーラとソルティンゴが銅札に、マグニテュードが銀札になってお得になってます -- 2024-04-08 (月) 03:13:27
  • ゴールデンアクトが今回のアプデで米国で産まれるようになってますね -- 2024-04-12 (金) 00:33:30
  • セクレタリアト、2024だと下手すると1冠も取れずにベルモントSって言うパターンある。それとどうも仔出し値が、前作と違うっぽい。前作とは毎年の種付け数が全然違う。 -- 2024-04-13 (土) 16:52:48
    • それとセクレタリアトを自牧場で迎えて活躍しすぎると、年末頃に競馬ブームを起こしかねないので注意。2024だと金殿堂は狙わない方が良いかもしれない。 -- 2024-04-13 (土) 17:01:19
  • 2024の73年スタートで海外セールのアーリエングラマーの72もオススメですよ、サブパラそこそこですが子出し高く血統が母父に種牡馬因子無い位しか欠点が無いレベルの完成度 -- 2024-04-18 (木) 11:46:25

*1 70年代に4頭、80年代に5頭、90年代に8頭、00年代に10頭、10年代に6頭、20年代に1頭という内訳
*2 シーキングザパール、ウオッカなどが該当。早世はしないがヒシアマゾンもこれに当たる
*3 海外牧場の開設条件の一つに「優秀生産者賞(生産者ランキング10位以内)を経験」というものがあるため、最初の自家生産馬が3~4歳になる頃にならないと開設できない
*4 抽せん馬含む
*5 例えば、成長型「早め」のスズパレード(84年)を選ぶと、成長度が下がり実質的に弱体化してしまう。反対に成長型「遅め」のナイスネイチャ(91年)は成長度が上げられて強化される。
*6 現・札幌2歳S
*7 史実では芝のオープン特別を制した他共同通信杯でビゼンニシキの2着に入っている
*8 当時は外国産馬はクラシック競走に出走できず直接対決の機会がなかった
*9 他にこの段階で入手できる牝馬は24年スタートのジュードクレスト(4歳)になる
*10 サークルオブライフの母シーブリーズライフは産駒の登場前から無札の史実馬として実装されていた
*11 距離下限1800なので実はチャンピオンズCでも発動可能。さらに言えば地方や海外でも発動するため、米国3冠や欧州3冠、『10 2024』で実装予定の3歳ダート3冠などを全レースカバーできるというトップクラスの汎用性を誇る。是非継承させていきたい固有特性の1つ
*12 ただ、頑張って確立すれば親ネアルコのST系という極めて希少価値の高い系統になるため、ST庭では盛り立ててみるのも面白い
*13 史実では3歳有馬でハイセイコーに先着(2着)したが、4歳以降はいいところがなかった
*14 年末処理をCOM任せにすると勝手にシンジケートを作ってしまうことがあるので要注意
*15 1997年に種牡馬引退なのでサンデーサイレンスの初期産駒が走っている辺りまでを確立支援に使える
*16 SP70・サブパラ73
*17 史実では4歳末に英国で種牡馬入りする予定であったがさく癖により敬遠され、5歳時も現役を続行することとなった
*18 ロストする初年度産駒のホープフォーオールはメイショウオウドウの3代母。2年目の産駒にストームキャットの母とサーカスマキシマスの4代母がいる
*19 最後に走った2戦はマンノウォーSにカナディアン国際Sといずれも芝GⅠであり、かつ圧勝であった
*20 1年目から海外遠征の裏技次第では引退前に競馬ブームを起こすことも…。
*21 初年度産駒スーケラはダンシリ&バンクスヒルの3代母
*22 勝ち鞍全てがロンシャンかつキャリア最後のサンタアニタ遠征で大敗しているが故の査定と思われる
*23 セクレタリアトと併せれば海外幼駒購入のフラグ建てを確実にできるというメリットはある。ただ海外馬DLC買う人が海外牧場早期開設DLCを買わないってことは滅多にないですよね…
*24 無印では「ダリア」表記
*25 実は史実でアレフランスに8戦全敗している
*26 他にもナシュワンなど優秀な牝系子孫多数
*27 もちろんゲームでは最新準拠の番組表が組まれているため、そのギャップを突くのもウイポの醍醐味だろう
*28 3冠馬以外にもスペクタキュラービッドなどの名馬たちがわらわら輩出されている。その反動と言うべきか、それから40年近くに渡って米国3冠馬はパッタリと途絶えてしまうのだが
*29 『8』でも未確立だったテスコボーイとフォルティノはともかく、パーソロン・レイズアネイティヴ・ネヴァーベンド・レッドゴッド『2024』の4頭は史実追体験路線が始まって以来初めての未確立スタート
*30 73年から数えて、騎手として15年と比較的長めに働ける。当時の名手、ヨーイチ(馬場)、嶋田功(平野)よりも能力が上ながら、騎手としての現役期間も彼らより長い
*31 加えて73年末にシカンブルも確立する
*32 現役で登場する日本馬で彼女と同じスピードを持つ牝馬は90年のノースフライト、現役で登場する日本調教馬で彼女を超えるSP74かつ牝馬クラシックに適応するのは91年のヒシアマゾン、SP74かつ現役で登場する純粋な日本産馬かつ牝馬クラシックに適応するとなると93年産のエアグルーヴまで待たなければならない。それくらいレベルの高すぎる怪物牝馬
*33 史実ではikzeパパも何度か乗っているがゲームでは荷が重いだろう
*34 『2024』以降
*35 というより、収録されている母イコマエイカンの産駒は全てリマンド産駒の全きょうだいである
*36 改修前の中京競馬場は平坦コースだった
*37 豪州の競馬場のうち、ムーニーバレー・フレミントン・コーフィールドは左回り。ローズヒルガーデンやジ・エベレストが行われるロイヤルランドウィックは右回り
*38 74年に25歳で引退。座敷牢に入れて延長しても77年までが限度
*39 瞬発E・根性B+のため根性を1ランク上げれば疾風配合対象になれる
*40 史実ではオークス20着
*41 引退を逃すとナルシスノワール&テンパイ兄弟とワンダーパフューム&ワンダーファング姉弟の母をロスト。5歳引退を逃すと史実2歳王者のダイゼンキングとミスターシービーをロスト
*42 父コントライト確立でST系、未確立で無系となる
*43 史実産駒は82年(産駒唯一の史実GⅠ馬リワードウイング。銅札)からなので、史実より1年長い7歳まで走れる
*44 スティルインラブやアパパネといった「牡馬混合GⅠ勝ちのない牝馬3冠馬」もSP70で、サブパラ合計はアパパネより上
*45 父アローエクスプレスの因子が今作から強化されたので確立できればそれなりに優秀ではあるが
*46 当時は北九州記念はサマースプリントシリーズに指定される遥か前で芝1800mで施行されていた
*47 当時ダート1700の中日新聞杯で2着の他、かつて存在した中京ダート1000コースで34年もの間レコードホルダーだった
*48 ミヤジが冠名。ミヤジコクオウやミヤジタイガの馬主の先代
*49 実際にはグレートホープの母で『9 2022』では繁殖牝馬専用であったクリトキワが所有可能となっているものの、SP50にサブパラ30と壊滅的な性能のため考慮外
*50 1982年生まれ。SP63・晩成普通。リアルタイムでは馬名のセンスの良い馬として一部で人気があった
*51 データベースサイトにはハードフォンテン名義で登録されている
*52 当時は芝2000m
*53 川崎記念に名称が変わったのは79年からであり、エフチリンが開設記念最後の優勝馬になる
*54 あちらの発売は1996年である
*55 本作より父ファバージの因子はスピード・勝負根性の能力因子2つとなっている
*56 93から78になっている。具体的にはパワー・勝負根性が3、瞬発力・賢さが2、精神力は一気に5下がっている
*57 ほか、同じく母母父としてシンボリインディやNo Nay Never(ユニコーンライオンの父)が出ている
*58 ボールドルーラー系でないクリスタルウォーターとエロキューショニストを自己所有し別路線に飛ばすなど
*59 レシテイションは種牡馬としては成功出来ず史実産駒は収録されていないもののそこそこの競走能力を備えているため、ギャラントマン確立のためのコマとしては活用出来る
*60 2020年時点
*61 「雄弁家」の意。両親の名前からの連想か
*62 20世紀唯一
*63 ウイポ未収録の産駒として外国産馬として日本で走ったニホンピロカラカがいる
*64 75年エクリプス賞最優秀2歳牝馬。SP71・サブパラ77
*65 76年エクリプス賞最優秀3歳牝馬。SP71・サブパラ79
*66 アンブライドルド、フジキセキ、タピットがST化する
*67 なお、箱庭の状況次第では引退が翌年にずれ込むこともあるがこの場合はよりにもよって父ルファビュルーと重複する
*68 ルファビュルー系を確立しなかった場合はST因子を付ければST系に、付けなければ無系になる
*69 ベーリングの代表産駒ペニカンプは能力は非常に高いが仔出し「1」で史実産駒の収録もない
*70 このうちフライングチルダーズSはいわゆる単勝万馬券で、この実績からか乾坤一擲持ち
*71 非所有では3歳引退だが、史実産駒は80年代半ばからなので気にしなくてOK
*72 史実では主に障害レース向け種牡馬としてグランドナショナルの勝ち馬を出すなど活躍していた
*73 本邦輸入種牡馬。オーバーレインボーの父・サンドピアリスの母父
*74 当馬を始めとして、海外も国内同様、銀~銅札の辺りにしばしばコスパ最強タイプの史実馬が登場するので、海外牧場を建てた後は積極的に狙うと良い
*75 奇しくもスタイヴァザント(ストイフェサント)はオランダ系の人名である
*76 タンティエームの父デュプールサン
*77 主戦の中 野 渡(永野賢司)は比較的リーディング順位が高いため能力が上がりやすくなっており、マルゼンスキーに乗り出す頃には一流騎手に近い能力になっている点も注意
*78 芝◎ダート◎としてはホスピタリテイ、芝◎ダート◯としてはマルゼンスキーやオグリキャップがいる
*79 82年生まれ。緑札
*80 テスコガビーが1972年生まれなので母からの総取りは不可
*81 史実ではオープン特別勝ち馬を2頭送り出しており、仔出しも「5」とそこそこ
*82 海外牧場DLCを入れているなら、母のマルガレーテンから購入することでついでにジェネラスなども手に入る
*83 ヴェラアズールらのラインは本馬の孫アドマイヤサンデーが繁殖牝馬専用として登場する形となる
*84 史実では1000ギニー不出走で、ウイポでも距離下限2000なのがやや辛いか
*85 なお、ウイポ未収録だが産駒のミセスニジンスキーという馬が繁殖牝馬として輸入されている。名前から分かるように父ニジンスキーという目も眩む血統構成をしているので再現を試みるのもアリか
*86 芦毛で勝負根性D+なので真稲妻配合の条件を満たすが根性が上がると成立しなくなるので注意
*87 フォルティノ引退に合わせる場合は4歳引退が必要
*88 2023年時点
*89 ドイツダービー後に故障、引退したためか
*90 母父父がタンティエームのため、同馬をSP種牡馬として導入・確立すれば3代前に銀因子を1個追加出来る
*91 アカテナンゴ(82年生。銅札)、プラティニ(89年生。緑札)
*92 73年引退。座敷牢ないしDLCで自己所有した場合は93年まで引退を延ばすことが可能
*93 キャプテントゥーレ、シルヴァーソニックなどの祖母。でした。が騎乗してムーランドロンシャン賞を勝利し日本人騎手初の海外GⅠ勝利を挙げている。半弟に日本調教馬では初めてケンタッキーダービーに出走したスキーキャプテンがいる
*94 母コズオーニジンスキーは名前(Coz o'Nijinsky。「ニジンスキーのいとこ」の意)の通りニジンスキーのいとこ(従妹)に当たり、完全に無関係という訳ではない
*95 史実では現3歳時は療養で全休しており現4歳夏に復帰している
*96 SP61の無札ながら遅め持続の特性交流重賞持ちで案外侮れない
*97 14頭立て以上で5枠以内、先行・差し選択時に能力減少
*98 史実では5歳末までに32戦し、京都記念(秋)と阪神大賞典を勝っているので成長力あるもしくは持続でもおかしくないのだが
*99 84年生まれ。緑札。非所有では89年に早逝する
*100 当時のカブトヤマ記念は東京開催
*101 史実でも小倉記念で燃え尽きたようで、以降4歳夏まで7戦するも1勝も出来なかった
*102 母父母RivazがNasrullahの全妹であるため、Nasrullahの全きょうだいインブリードという芸当ができる面白味はある
*103 他のメンバーはサンエムジョオー・ヒロノスキー・ベニバナビゼン(ビゼンニシキの母。こちらでは繁殖牝馬専用)
*104 日本ではスティンガー、ナリタトップロード、メイショウドトウといった90年代末期の著名な競走馬の母父として特に有名
*105 一応賢さがSからB+に、健康がB+からDとなりサブパラ85から78となっているものの、同じく『9 2022』でライバルポジションであったエクセラーの強烈なナーフに比べれば微々たる差である
*106 前作攻略記事でも紹介されているように引退までにGⅠ30勝を超えることも
*107 史実では78年エクリプス賞最優秀芝牡馬であり、95年にその名を冠したGⅡ競走が創設されている
*108 一応エーシンフォワードの母ウェークアップキスの血統に名前を見ることができる
*109 史実では自身と真逆のステイヤーであるムーナックス(1994年の英セントレジャー馬)の母父となっている
*110 繁殖専用馬として収録されているダノンプレミアムの母インディアナギャルの母母父でもある
*111 史実では放牧地を間違えるという人的ミスにより他馬と喧嘩になり、その時の傷が元で生殖能力を失う(2年後に薬効なく死去)。繋養していた牧場の場長がその責任を取り切腹自決するという後味の悪い結末であった
*112 馬名は陽気な(芸術家、学者などの)庇護者(企業などが行う芸術支援活動を指す「メセナ」の語源)の意か。ホモの目線ではない。
*113 アナバーの孫世代(トレヴなど)の配合からは見えなくなる
*114 史実では93年死亡なので1年早い。1年延命可能かは不明
*115 史実では2歳時からGⅠを含む4戦4勝も、クラシック初戦の英2000ギニーで最下位に沈みそのまま引退している
*116 『9 2022』ではミルリーフがST化せず、76年スタートでは本馬のスタミナをエディットで引き上げ因子からST化させてラストタイクーンに繋ぐ必要があった
*117 直系曾孫に当たるメイショウドトウやサトノクラウンからも種牡馬因子と能力因子の連続所持以外では参照されない位置にいる
*118 非所有だと怪我で早々に引退するのでほぼ確実に対象となる
*119 史実オークス3着馬。1988年生まれの緑札
*120 96年生まれの金札馬。コンゴウリキシオーらの父
*121 本馬の父父父ポリネシアンがネイティヴダンサーの父に当たる
*122 90年シンザン記念勝ち馬ニチドウサンダー。87年生まれの緑札、母ケンヒカリルビー
*123 史実では7歳年明けまで走り、6歳冬にはステイヤーズSを連覇しているのだが…
*124 ちなみに、パーソロンを確立していなくともスピードシンボリを確立していれば母からの継承でST系となる
*125 SP64。早め持続
*126 ラストランのウッドワードステークスでは後にも先にもないであろうGⅠ競走での単走である
*127 日本ではアパパネの母母父として見かけることになる
*128 73年スタート時はドクサ系だが1年目に確定で独立する。なお、父バックパサーもラトロワンヌ系でラトロワンヌ4×4のクロス持ち
*129 どちらもSP67の緑札と札の割には能力があるが娘は成長力ない
*130 問題はその頃既に父ペティンゴは日本の座敷牢の中ということである。この多士済々の年に3歳引退というのも痛い
*131 史実では83年に死亡。『9』シリーズから相変わらずなぜか1年長い
*132 日本で種牡馬として活躍したホワイトマズルの母だが、自身も史実でGⅡ時代のタタソールズ金杯(当時のロジャーズ金杯)を制しておりSP68・サブパラ合計61・遅めあるで結構強い。銀札
*133 史実ではそのまま2004年に日本で生涯を終えている
*134 コックスプレートが施行されるムーニーバレー競馬場が左回りであることを反映した査定と思われるが、史実ではむしろ左回りが苦手と言われていた
*135 彼の半妹で2022年のエリザベス女王杯に出走したマジカルラグーンにも入っていることになる
*136 仔出しは「5」とそこそこあり、ゼダーンと連続で確立すればSP系を引き継げる。母方がド零細詐欺ことエクリプス系なのも良い
*137 非所有時の架空馬主。確認出来る限り『8 2017』の頃より存在する
*138 史実ではGⅠ勝ち馬としてハリウッドダービー勝ち馬Silver Circus、伊グランクリテリウム勝ち馬Sanam(いずれもウイポ未収録)を輩出している
*139 おまけに父ガモーも同年に引退する
*140 ゲームでは73年末に種牡馬として輸入されるが、史実ではフランスで3年程供用された後国内に輸入されている
*141 86年生まれ。緑札ながらSP68と高いスピードの持ち主。非所有では90年末に種牡馬として輸入されてくる
*142 その他牝系曾孫に2017年生まれの無札馬エレナアヴァンティがいるが、同馬の母ドリームカムカムが史実オープン特別勝ち馬ながら繁殖牝馬専用
*143 ソヴィエトスターの半姉
*144 無札。SP52で競走能力は低いが種牡馬として無札の強豪コアレスハンターを送り出している
*145 他ジャックドールの3代母でもあるがジャックドールの母ラヴァリーノが繁殖牝馬専用
*146 疾風配合の対象ではある
*147 先に述べた通り、史実では3100mのロワイヤルオーク賞を勝っているのだが…
*148 ダリウスはSP種牡馬。祖父デリングドゥは座敷牢に突っ込まなければ確立不可能。父ハイトップも15歳の若さで引退なのでやはり座敷牢の世話になる可能性が高い。特にダリウスは制限時間が厳しく箱庭にも無視できない負荷がかかるのは覚悟しなければならない
*149 もっとも、両馬とも五代血統表からはこの馬の名前が消えているが…
*150 父ケーン共々他の史実牡馬産駒がおらず手間がかかりすぎる。一応父は確立ST化し本馬もそれを引き継げるが…
*151 84年スタートなら子のミルリーフ共々確立済
*152 栄光の数よりも、栄光への道のりが、人生を語る。君は、ヒカリデユール。いつか。いつか。父の名でここに帰ってこい
*153 サクラスターオーの母。エリザベス女王杯で3着に入った実績がありSPが63あるので、重賞勝利も可能。なお、史実ではサクラスターオー出産の2ヶ月後に亡くなっており、こちらでも非所有では6歳で亡くなってしまう
*154 加えて半妹に緑札馬プロメイドもいる
*155 馬名登録審査の担当者が書類の「ヌ」と「ス」を誤認したため。オーナーが馬名変更を申請したが却下されそのままになってしまった
*156 まだ鍋底という成長型が存在しなかった『7』以前の時代に、鍋底のような戦績を条件とする「ラフオンテースの再来」という殿堂馬称号が存在していた
*157 当時は芝2000m
*158 勝負根性D+で稲妻配合の対象でもあるが仔出しは「2」と低い
*159 他のスイートルナ産駒としては本馬の全妹でカイチョーの全姉のスイートコンコルドがステルヴィオらの4代母となっているが、ステルヴィオらの母ラルケットは繁殖牝馬専用としての登場
*160 ただし、グランドアローは血統的魅力はイマイチ
*161 ちなみに、ウイポにおけるダービー3着馬で最も能力が低めなのは84年フジノフウウンと95年オートマチック。この二頭はテイオージャよりSPが低く、鍋底も成長力もない
*162 史実では3戦しか走っていないのにSP77は特に破格
*163 地方GⅠ・JpnⅠは上位殿堂の換算が渋い
*164 豪腕騎手はこの時点で生まれてすらいない(83年生)
*165 史実では7歳時に亡くなっている
*166 同じKrisのスペルを持つが、あちらの由来は短剣の一種から。こちらは馬主(ちなみに女性である)の名前から取られている
*167 本馬⇒リヴィエールドール(仔出し「8」)⇒ボーンゴールド(仔出し「10」、なお、ボーンゴールドの1歳上の全姉に緑札ながらSP68など優秀な競走能力を持つゴールドスプラッシュがいるがそちらは仔出し「4」)⇒ゴルディコヴァとガリコヴァ(共に仔出し「8」)
*168 牡馬2頭。いずれも競走馬デビューできず
*169 「ケアンルージュ」表記もあり
*170 サセックスSおよびセントジェームズパレスSを勝利している他、イギリス2000ギニーでヌレイエフ、ノウンファクトと対戦し3着となっている
*171 ゼダーンを立てる、ネヴァーベンドを立てない、ポッセを立てるかわりにミルジョージを立てないとすれば血統の因子数変えずにSPLv2に鞍替えできる
*172 マインドユアビスケッツの父。直近で著名な馬ではデルマソトガケの祖父にあたる。馬名の重複が出来ない仕様からか自己所有は出来ず、04年に繁殖専用として出現する
*173 リュージ初重賞制覇の時の相棒。父サドラーズウェルズなのでフォルリ4×2のクロス持ち
*174 この時の2着馬はサーアイヴァー
*175 初期国内種牡馬
*176 74年末に種牡馬として登場
*177 アザムールの母母母父になっているが、同馬の母母アナザが繁殖牝馬専用馬として登場する
*178 ケンタッキーダービーは1位入線のダンサーズイメージ(本邦輸入種牡馬でマックスフリートの父、ハクタイセイやレオダーバンの母父)が禁止薬物検出で最下位に降着したことによる繰り上がり優勝
*179 朝日杯も制した史実オークス馬のテンモンをはじめ牡馬相手に好走した牝馬が多かった
*180 4歳秋の天皇賞制覇の後、5歳末の引退まで「0-1-1-7」という成績を見れば妥当な査定とも言えるが…
*181 アグネステスコ(エリザベス女王杯勝ち馬。銅札)と同時受賞
*182 『10』までは芝◎ダ◯だったため弱体化に近いが、史実の競走成績を鑑みるに妥当ではある
*183 なお本馬の母ダーリングタイムが『10 2024』においても繁殖専用馬のためダーリングヒメからの総取りは出来ないことに注意
*184 その他にウイポ未収録の産駒としてスーパークリークに菊花賞の出走枠を譲った逸話で知られるマイネルフリッセがいる
*185 現在のフローラSの前身に当たり当時の施行条件は東京芝1800m
*186 ローレルゲレイロの母父
*187 カラムーン(Kalamoun)+アグロウ(Aglow)。他にも明言こそされていないがマニカト(Manihi+Markato)やリヴリア(Riverman+Dahlia)など、この手の命名は海外では珍しくない
*188 本来の母名はロシター。取り違えられたアグロウとは同世代馬で、現役時代に取り違えられていた
*189 『9 2022』までは銅札。リバティアイランドの出世に伴い『10』無印の銀札から更に昇格
*190 加えてリバティアイランドの母であるヤンキーローズの競走能力もそこそこ高い
*191 サブパラも勝負根性以外が平均的な配分になっているだけで合計値はベルデイルフラッターとあまり変わらなかったりする
*192 『2024』では銀因子+1(プリンスキロ)、母の親系統変更(セントサイモン⇒プリンスローズ)で更に価値が上がった
*193 トニービン系に継承されないのが返す返すも惜しい。ゼダーンとノーザンテーストを確立し、トニービンを確立しないことでエアグルーヴを両親SP系にできる。ホーンビームを確立すればトニービンを確立しても良い。この場合はシャダイフェザーを全力で鍛えて能力因子をつければSP昇華lv3対応とできる
*194 メジロマックイーンの代表産駒の1頭であるエイダイクインの母
*195 自家生産のためには本馬の母ワールドハヤブサを所有する必要がある。無印ではチヨダマサコのロストに注意
*196 5歳引退を逃すとドンキちゃんの牝系をロストする
*197 5歳引退を逃すとドクタースパートをロスト
*198 他、8歳後半で今は無き紀三井寺競馬に移籍しており、ゲームでは8歳引退となる
*199 ただし、精神力はDと案外平凡な水準
*200 母ホンマルクインから広がる牝系には他にも緑札史実馬が何頭かいる
*201 なお、姉弟とも非所有では早世してしまう
*202 当時リリースされた応援歌では「しろうまくん」、デビュー戦の実況では「はくばくん」と呼ばれていた
*203 3代母ゴールドアンドパープルの父が本馬
*204 ウイポ未収録だが、銀札の牝馬デュネットの半弟なので母プラムから抑えれば作中でも再現は可能
*205 SP72・早熟ある。非所有では早世する
*206 その他、史実ではフランスGⅡの勝ち馬で本邦輸入種牡馬のアロングオールの母となっている。また、牝系曾孫に2022年の愛GⅠフィーニクスSの勝ち馬リトルビッグベアー(銅札)がいるが、こちらもリトルビッグベアーの母アドベンチャーシーカーが繁殖牝馬専用。
*207 対戦成績も2勝2敗の五分
*208 ドバウィの母父
*209 こちらでは芝適性が軽くなることに注意
*210 史実でも世界中を駆け抜けたジャーニーマンで、欧州GⅠ2勝の他BCターフ2着があり、カイチョーが故障してしまったサンルイレイSでも2着に入っている
*211 本邦輸入種牡馬でもあるフレイズ。アカイイトの母系に入っているマッドルートは未収録
*212 銅札馬フリートークと緑札馬ミュゲロワイヤル