おすすめ史実馬(10)~80年代~

Last-modified: 2024-04-27 (土) 12:59:49

印の見方と注意点などは一番上のページを参照のこと。

史実馬(80~89年)

  • 第二次競馬ブームと日本競馬改革の時代。70年代では最後まで現れなかったクラシック3冠馬初の牝馬3冠達成馬の登場などその世代において突出した馬が頭角を現す。
  • 牡馬路線は開幕から前述のミスターシービーシンボリルドルフといった3冠馬のほか、中期にはタマモクロス、「平成三強」ことイナリワン・オグリキャップ・スーパークリークといった昭和最後の馬たち。終盤にはメジロマックイーン、トウカイテイオーといった平成初頭の馬たち…と名馬が続々現れ競馬ブームを盛り上げていく。
    反面有力馬が概ね晩成型だったり離脱がちだったりで意外と穴がある年も多い。特に89年クラシック(86年生)は手薄なことで有名で、自家生産馬による3冠達成も夢ではない。
  • 牝馬路線も徐々に底上げされてくるものの、王道路線で明確に強敵と呼べるのは3冠牝馬メジロラモーヌやそれに迫ったマックスビューティくらいで、自家生産馬でも十分チャンスがある。
  • 80年代からの大きな傾向として特筆すべきは短距離・マイル路線の躍進。グレード制の導入によって同路線の整備開拓が行われた結果、馬のレベルが急激に上がり始める。
    80年生のニホンピロウイナーから89年生のサクラバクシンオーに至るまでの流れはその象徴と言えるだろう。
    • こちらでは早くから牝馬の活躍も目立ち、ダイナアクトレス、ダイイチルビーやニシノフラワー、シンコウラブリイといった面々が牡馬とも互角以上に渡り合う。
      特にニシノフラワーは軽めの芝適性に加えて成長型早めで桜花賞でもかなりの強敵。距離下限が広い牝馬クラシックならではのライバルである。
  • ダート路線は86年から帝王賞が中央所属馬に門戸が開かれるなど交流重賞路線の整備が始まった。特に80年代前半の南関東ではおなじみカウンテスアップなどの名馬が鎬を削っており、作中でもそれ以外の地区の馬も含めて札価値の割に強力なダート馬が複数出現しプレイヤーの心強い味方になってくれる。
  • 海外路線では70年代米国の大躍進に後れを取りつつあった欧州が一念発起。ダンシングブレーヴはこのゲームにおいて最強の競走能力を誇るほか、超長距離路線において一筋縄ではいかない強豪が増え始める。これらは後々まで欧州の厄介な特徴となっていく。
    その米国では黄金時代たる前年代の反動もあってやや停滞気味の傾向を見せる。日本でも知名度があるところでは86年生のサンデーサイレンスイージーゴアのライバル二頭は是非とも留意しておこう。
  • 歴史的に大きな転機となるのはレース体系だけではない。騎手養成所を併設していたそれまでの馬事公苑とは異なり、明確に教育を主とした専門機関・競馬学校が開設されたのもこの年代から。
    ゲームでも85年から相談役。86年からノリさんミッキー(森村満)、熊ちゃん。87年からでした。激怒さん。89年からカッチー…といった長く第一線で活躍する名騎手が続々デビューする。
    いずれ差し迫る70年代の主だった騎手の離脱を考慮するなら、馴染みのある騎手だけではなく競馬界の新風となりえる新しい世代とも接点を持ちたいところ。

80年生

  • 64年のシンザン以来久しぶりのクラシック3冠馬ミスターシービーの世代。
    他にも日本馬によるJC初勝利をもたらしたカツラギエース、マイルの皇帝ニホンピロウイナーなど古馬から存在感を示した馬が多い世代としても知られる。
  • 牝馬はスピード上位10頭のうち5頭がノーザンテースト産駒と大暴れ。早期確立を狙うならここで一気に種付け料を上げたい。
  • かの天才ヨーイチ(馬場裕央)はこの年で引退。再起不能に繋がる事故の起きた1979年と記録上のJRA騎手引退の1981年の合間を取る形で、ゲームでの現役期間を延長されているのはコーエーなりの計らいだろう。

ダイナカールエアグルーヴの母で世代のオークス馬。早めあるのSP69と国内牝馬では頭一つ抜けており、成長型早熟のシャダイソフィアさえ桜花賞で抑えられれば3冠も容易。
収録産駒は90年からなので、競走寿命一杯まで能力と仔出し「8」を更に上げるため勤しむのも一興だろうか。早期引退で自家生産するも良しと取り回しがよく、史実牝系子孫のみで虹札=金札5枚の回収が見込めるため、虹札さえあれば初回プレイでもオススメの一頭


ミスターシービー
「淀の昇り龍」
「天衣無縫」
およそ20年ぶりに現れた史上3頭目の3冠馬。根幹・大舞台・直一気・決め打ちと最後方強襲特化の特性が印象的。
SP74・サブパラ80で固有持ちと能力はほぼ完璧で、早めあるも含め3冠達成までは敵無し。自己所有していれば史実でネックであった健康面のネックも気にすることなく、シンボリルドルフを返り討ちにしてしまうことも。
史実産駒は質量ともに物足りないが仔出し「5」でトウショウボーイの後継筆頭。ライン保護するならまずはSP因子を追加取得して連続所持を繋げておきたいところ。3冠がほぼ約束され、ゲームで自家生産するなら親3本のトウショウボーイより向いているくらい。固有特性「大地が弾んで」は2000・2400・3000mのGⅠで追い込みor最後方強襲を指示すれば確実に発動。海外でもダートでも使えて固有特性の中では高い汎用性を持つため、継承させる価値も大きい。
所有するならば母のシービークインから持っておくと無駄がないので、こちらを是非ともおすすめしたい。

ニホンピロウイナー
「マイルの皇帝」
開拓直後のマイル短距離路線で絶大な強さと存在感を誇り、路線の開拓と向上へ大いに寄与した馬。こうした背景からそれまでレベルの低かった日本の短距離馬から一転、SP73・サブパラ70と後年を含めても屈指の実力を誇る。
今作から母父のチャイナロックが日本型で初期確立しているため、ハビタット未確立では父・祖父が未確立で母父確立済の場合芝適性は母父に引っ張られる仕様から、日本型の芝適性となり前作までとは使い勝手がやや異なる。とはいえ短距離馬には高額レースの多い香港や豪州を走れる方がやりやすいか。2歳上のハッピープログレスとは国内と遠征担当で使い分けよう。
ヤマニンゼファーの父で仔出し「9」と優秀なので父スティールハート共々系統確立も視野に。上記の都合で確立ST化が確定になったので和製デインヒルを目指すのも一興。ただ種牡馬として使う場合、イットーよろしく瞬発力が育つと真疾風配合が成立しなくなるのが難点。放っておいても追加因子獲得は濃厚なため、あえて非所有という手も。

カツラギエース
「3冠馬キラー」
宝塚記念勝ちの他、3冠馬2頭を差し置いて、日本馬として初のジャパンカップを勝利したことで知られる馬。
同世代中長距離路線ではシービーに次ぐSP73・サブパラ75に加えて、スタートに高速逃げと逃げ馬向きの特性が揃っており優秀。やはり史実通りミスターシービーやシンボリルドルフをあっさり破ることも。セリで買えるので初心者に優しいところもポイントだろうか。
テスコボーイもファバージも経由しないプリンスリーギフト系ということで系統保護要員にもなる。仔出し「2」で遅めあると来れば長く走らせたくなるが4歳引退を逃すとタイムフェアレディ(緑札)やレジェーロ(無札)らの牝系祖先であるトキファイターとトップオブワールド(緑札)の祖母サンキストイエローをロストする。影響は小さいのでプレイスタイルと要相談。
スズカコバン
「目指すは大判の勝利」
現役時代は長く安定して走るもとにかく勝ちきれない善戦馬として知られたシルバーコレクター。当然のようにウマソナも「詰めが甘い」。とはいえ能力的にはやや低めの賢さ以外はよく纏まっており、遅め持続のため史実通り息の長い活躍が期待できる。
種牡馬としてもササノコバンなどのダート重賞馬を輩出したことで仔出しは「6」あり、何より重要なのは父が確立の際に失ってしまうSP系を母系継承によって拾い上げることである。そのためマルゼンスキーを確立する場合はこの馬が有力な後継候補となるだろう。史実産駒としてクラキングオー(1997年生まれの無札馬でクラキンコの父)が収録されており無介入でも21世紀まで父系が生き延びるというのも見逃せないところ。
ギャロップダイナ
「波乱を呼ぶ台風の目」
「驚愕の大駆け」
84年初期譲渡馬の古馬枠にしてシンボリルドルフ相手の天皇賞(秋)や安田記念など定期的に大判狂わせを起こしたことで知られる馬。開発側としてもよほど印象的だったのか、この手の馬にしては非常に珍しく専用異名が二つもあることからも扱いの大きさはうかがい知れる。
SP69・サブパラ69と基本スペックこそまずまずに落ち着いているものの、1600~2600mというマイルから中距離以上をカバーする距離適性に加えて、芝◎ダート◯ということもあって非常に多くの国内外レースに出やすい。更に成長型が晩成あるで使い詰め◯のウマソナを有しているので、積極的かつ息の長い活躍をどの路線においても期待しやすいという、まさしく実性能以上に記憶に残る馬になりやすい。
ノーザンテーストの大物牡馬は意外と少ないので、早い内からの確立を狙う場合は援護要員としても彼を重宝したい。
リードホーユー83年有馬記念勝ち馬。上記のギャロップダイナと同じくSP69の銀札牡馬であるが、ダートにも対応しているあちらに対してこちらは成長型遅め、前目の脚質、そして2000~3000mまでのオーソドックスな芝中長距離馬という感じ。とにかく様々な有力馬が軒を連ねるこの世代にあっては、各々のプレイスタイルによってどちらの馬を使うか判断したいところ。
血統面では「ブランドフォード系ではないスインフォード系」という変わり種でもあるので系統保護プレイにも。

シャダイソフィア
「知恵深き才女」
ダイナカールと同期・同父・同牧場出身の史実桜花賞馬。距離適性的にオークスは厳しいがマイル~中距離で十分戦える能力の持ち主。ノーザンテースト未確立だと重い芝適性を持って生まれてくるため、国内の牝馬3冠はダイナカールに譲って欧州牝馬マイル3冠を獲りに行くのも一興。*1
非所有では早世してしまうが仔出しは「8」とかなり高く、父ノーザンテースト、母父ボールドルーラーという血統構成も魅力的で史実で果たせなかった母としての夢の続きを追いかけてみたい。
ウイポ勢御用達の名牝ルーラースミストレスの娘であるため流れ作業によるうっかりロストがある意味一番の懸念材料。父のSP系確立が可能になった今作では繁殖後継として文句なく優秀なのでちゃんと生産してあげよう。
テツノカチドキ1980年代前半の南関東を代表する名馬の1頭で、主戦騎手やファンからもその実力は高く評価されていた。
SP68・サブパラ76と日本の銅札史実馬としては相当なハイスペックを誇り、加えて晩成持続、芝◎ダ◯*2、特性大舞台・交流巧者を持つ。ゲーム的には1歳下のカウンテスアップとロッキータイガーを混ぜ合わせたような個性の持ち主で長く色々なレースを狙っていける。左回り×には注意。
なお、キタノカチドキではなくエルバジェ系のコインドシルバーの産駒。
サンオーイ南関東3冠馬で、後に中央に移籍し84年毎日王冠でカツラギエースやミスターシービーと接戦を演じるなど芝でも活躍した。
SP66・サブパラ68、芝◎ダ◯*3、特性交流巧者と銅札にしてはなかなか優秀。早め持続なのでテツノカチドキと相互補完的に使える。
ドウカンヤシマ2歳から7歳にかけて6年連続で年に1つずつ重賞勝利を積み重ね「年に1度のドウカンヤシマ」の異名を取った個性派。SP65はそこそこだが史実を反映し早め持続かつ精神力Aで特性大駆け持ちなのでこちらではサマーマイルもしくは2000を狙うと良い。
ウインザーノット父パーソロン・母は凱旋門賞馬サンサンという超良血馬で84・85年の函館記念を連覇し、86年の天皇賞(秋)ではサクラユタカオーの2着に入った。銅札としては高めのSP67に柔軟G+、瞬発D*4以外は穴のないサブパラを持ち晩成持続。サマー2000要員として長く活躍してくれるし、成長次第ではGⅠ制覇も夢ではない。8歳引退を逃すとエンゲルリーゼン⇒エンゲルグレーセ(緑札。SP63)をロストすることには注意。
ニシノスキー父マルゼンスキーと朝日杯3歳Sを親子制覇した馬。適性がマイル近辺のみだがSP67に早熟ないで2歳の間はアドバンテージあり。マルゼンスキー産駒なので確立支援のコマとして。ニジンスキーの確立型次第ではいっそ欧州に送って2歳GⅠを荒らせるだけ荒らしてきてもらうという運用もアリか。
ダイゼンキング阪神3歳Sの勝ち馬で世代の2歳王者。こちらも早熟ないだがSP67にそれなりに揃ったサブパラを持つ。父トウショウボーイの確立を目指すなら割り切ってNHKマイルCまで暴れてもらってできるだけ高額での種牡馬入りを目指してもらうか。

ロンググレイス史実エリザベス女王杯馬で、SP67・サブパラ合計62、遅めある、特性牡馬混合でダイナカールには1枚落ちるものの当時の牝馬としては充分な競走能力を持つ。
父ゲイルーザックがファバージ産駒なので確立のために種付け料を稼ぎたい場合にはこちらで牝馬クラシックに挑むのもアリか。
グローバルダイナ牡馬相手の2勝含めGⅢを3勝した他宝塚記念でも3着に健闘している。特性は持たないもののSP66・サブパラ合計66、遅め持続と当時の牝馬としてはバランスの取れた競走能力。
父ノーザンテースト×母父パーソロンの良血で仔出し「5」。プリサイスマシーンの祖母。

ビンゴカンタ菊花賞でミスターシービーの2着に入るなど勝ち切れないながら健闘を重ねていた馬でファンも多かった。SP64に広い距離適性、そこそこまとまったサブパラに早め持続。ウマソナは「詰めが甘い」ではなく「甘えん坊」。
非所有では早世してしまう。
カネクロシオ1984年のステイヤーズSを制している。*5SP64にまずまず揃ったサブパラ、特性超長距離を持つ長距離砲で、難易度次第ではステイヤーズミリオン挑戦も。
祖父ペティンゴの確立援護要員として。遅め普通のため使い過ぎに注意。
アスコットエイト挙げた7勝は全てダートで、降雪でダート替わりになった中日新聞杯をぶっちぎった実績がある。SP63、遅め普通はやや微妙だが、パワーAがチャームポイント。デフォルトの脚質が大逃げであることには注意。
ガーサントの直系孫で、貴重なエクリプス系のラインを受け継ぐ。
ダスゲニー史実ではダイナカールを抑えてオークスで1番人気に支持された馬(結果は23着)。SP65に加えて早め持続で瞬発力も高く、サマーマイルを中心にコツコツ稼げるポテンシャルの持ち主。
テスコボーイ未確立だと芝適性が欧州型になるので注意。繁殖牝馬としては仔出し「3」だが母父の確立状況を問わず両親SP系。
シーナンレディー史上唯一ステイヤーズSを勝った牝馬。これで母母父サウンドトラックというのだから面白い。
数少ないジムフレンチ産駒の活躍馬で、種牡馬因子も最低限揃っているため、長距離馬の生産にいかがだろうか。
ジョーキジルクムオークスでダイナカールとタイム差なしの4着に健闘した馬。SP62、瞬発力A、芝◎ダ◯、早めあると無札の牝馬にしてはなかなかの能力で、勝負根性E+なので真稲妻配合も成立する。
産駒のジョージタイセイ(92年生まれ)は史実東京ダービー馬で、無札にしては優秀なSP64を持つダート馬。3歳ダート3冠に挑ませても面白い。
スティールアサデビュー3連勝で新潟3歳S(当時)を制した馬。SP61・サブパラ38、早熟普通、特性ローカルと無札の2歳重賞勝ち馬としては悪くないくらいだが、父スティールハート×母父テスコボーイでSP昇華配合レベル3の条件を満たす。
Interco
インターコ
早世した父イントレピッドヒーローの忘れ形見で、芝ダート合わせてGⅠ4勝を挙げている。
スピード72はやや控えめだがサブパラ83が凄まじく、本命の米国3冠はもちろん長距離の絡まない3冠ならどこでも狙える逸材。
史実産駒の収録はないため好きなだけ使えるが、早め普通で競走寿命はあまり長くない。
父は79年末に引退という処理になるので、フォルリ系確立に使いたいのならPrivateで保護しておこう。
Slew o'Gold
スルーオゴールド

「黄金の幻」
シアトルスルー初年度産駒にして最初の爆弾。SP75に穴のないサブパラで成長型遅めながら米クラシックの他、史実では下記ワイルドアゲインに連勝を止められたBCクラシックも最有力候補。優秀な後継がいないためラインや種付け料維持には意識が必要。

Teenoso
ティーノソ
祖父アクアク確立用の駒。イギリスダービー馬らしく能力値は高めで早め持続と使い減りしにくく金殿堂や満額種牡馬入りも狙える。

Sunny's Halo
サニーズヘイロー
ヘイロー産駒の数少ない大物牡馬で、サンデー以外のヘイロー系ラインを存続するのが主な目的。サンデー確立期にはほかのヘイロー系ラインが廃れていることが多いため、デヴィルズバッグ等と共に所持していると安心。競走能力は金札にしては低めだが金殿堂は十分狙える。


Sagace
サガス
スタミナ的にギリギリに近いが、遅め持続であることから同期のレベル的にも欧州3冠・凱旋門賞三連覇を狙える。*6非所有では9歳で亡くなるが、所有でリュティエ確立のダメ押しにも。史実BCクラシック馬で本邦輸入種牡馬のアルカングの父。

Sun Princess
サンプリンセス
英オークス・セントレジャーを制した世代の英国牝馬二冠馬で、SP72に特性大舞台・根幹距離・牡馬混合などそれにふさわしい実力を持ち成長型・成長力も早めあると十分。
しかしながら、本馬の本領発揮は繁殖入りしてからで、産駒のバレークイーンを経てフサイチコンコルド・アンライバルド兄弟やヴィクトリーといった史実GⅠ馬を含めた多数の優秀な牝系子孫を総取りできる。*7また自身も仔出し「6」で最初から主流牝系(パラフィンラス系)に所属している。バレークイーンが1988年生まれなのでロストの心配もあまり無い。
Princess Rooney
プリンセスルーニー
84年北米古馬女王で初代BCディスタフ覇者。SP73・サブパラ合計64、特性根幹距離・二の脚と純粋な競走能力は後述ランダルスをも上回り、早め持続、距離適性1600~2000mとトリプルティアラも大丈夫。
一方で競走馬の母としては成功しておらず仔出し「1」で史実産駒の収録もなし。*8血統構成的にも親ナスルーラ2本(分割にはネヴァーセイダイ親昇格が必要)が厄介。
Weekend Surprise
ウィークエンドサプライズ
サマースコールやエーピーインディの母。競走能力もそこそこあり、早め持続と長く活躍出来るのでダート牝馬として金殿堂も狙っていける。
前述の通り繁殖に入ってからが本番であり、大種牡馬を産んだ実績から仔出しは当然のように「10」。自身の持つパワー因子が牝馬側だけで大活性化する因子構成も魅力だろう。
エーピーインディは余程の事が無い限り自動で確立するので保護として所有する意義はないが、3冠支援や能力の底上げをしたり、種付け料やリーディング報酬で稼ぎたいなら手元に置いておこう。
サマースコールはストームキャットを経ないストームバード系という珍しい血統背景の持ち主で、系統保護として所有するならこちらか。
Habibti
ハビブティ
3~4歳時にヨーロッパで短距離戦を6連勝し高い評価を受けた馬。1999年生まれの同名馬もいる。
距離適性は1000~1400mとやや限定的だが、SP73に早め持続、重い芝適性、「牡馬混合・スタート・二の脚」と無駄の無い特性を持ち、ちょうどマニカトと活躍時期が入れ替わることもあり非所有でも短距離路線で無双していることもある実力馬。父ハビタットの確立支援にも。
繁殖牝馬としては仔出し「3」で史実産駒の収録も無い*9が、勝負根性A・瞬発力Eで真疾風配合の対象。

Ski Goggle
スキーゴーグル
史実エイコーンS馬で、ロイヤルスキーの海外時代の代表産駒。自身もSP68、馬場適性芝◎ダ◯、早めあるとまあまあ使い勝手の良い能力だが、本番は繁殖入りしてからで、スキーパラダイス・スキーキャプテン姉弟の母となり、スキーパラダイスの牝系子孫からはエアトゥーレ・キャプテントゥーレ母子など多数の活躍馬が出てくる。自身の仔出しも「9」。

Landaluce
ランダルス
*10
史実北米2歳女王で、生涯5戦全勝・合計着差46馬身という記録を持つシアトルスルー初年度産駒の一頭。非所有では現役中に2歳で早世する。
SP72は同年生まれの米国牝馬としてはトップクラスで、早熟あると結構長く戦えるが、距離適性1200~1800mとトリプルティアラは厳しい。パワー・健康がFなのも気掛かり。*11
仔出しは「5」と悪くなく、瞬発がC以上にならなければ真疾風配合対応ではあるものの、父が親系統に昇格するまではボールドルーラー2本なのが難点。


Caerleon
カーリアン

「王都より来たる風」
仏ダービー馬で、SP71・サブパラ合計69、早めある、特性大舞台と銀札としては十分な実力がある。
特筆すべきは種牡馬としての活躍ぶりで、ジェネラスらを輩出し英・愛リーディングサイアーに2度輝くのみならず日本でもシンコウラブリイやフサイチコンコルドら◯外・持込馬の活躍により中央サイアーランキング最高14位につけた実績があり、仔出しも「9」。確立無系化はネックだが、史実馬の活用による自身の確立も現実的で、父ニジンスキーの親昇格に向けて鍵を握る1頭だが、非所有では18歳で亡くなるのでタイムリミットに注意。

Teleprompter
テレプロンプター
85年のアーリントンミリオンを勝ったセン馬。84年スタートのスズパレードでドバイに遠征した際に見かけた人も多いのでは。
SP71に根性・精神・健康A、マイルから中距離までこなせる距離適性、特性海外遠征でレースの選択肢が多く、遅め持続で引退示唆もないため長く活躍できる。特に父ウェルシュパジェントの確立を狙う場合84年の父の引退までに高額種牡馬入りに導ければかなりの力になる。
母ウィージャの牝系子孫に89年ジャパンカップでの爆走逃げでも有名なイブンベイ(銅札)やウィジャボード・オーストラリア母子(いずれも金札)がいる。
Tolomeo
トロメオ
ニッポーテイオーの父リイフォーの海外時代の代表産駒で、生涯2勝ながらそのうちの1勝がアーリントンミリオンでジョンヘンリーを撃破した大金星であった。SP70にムラのあるサブパラと海外の銀札馬にしてはスペックが物足りない部分はあるが瞬発力・精神力Aかつ特性海外遠征持ちなので遠征向きかつ早め持続。
非所有では90年末に種牡馬として日本に輸入される。ダイワテキサスが唯一の収録史実産駒。
Alzao
アルザオ
日本ではディープインパクトの母父として有名か。競走能力的には銅札クラス。しかしながら、収録史実産駒のほとんどが牝馬で難易度は相当に高いものの、本馬の母父サーアイヴァーを確立した上で自身を確立するとST系で確立し、その上で孫ディープインパクトを確立するとディープインパクトもST系で確立するルートは健在。本作ではディープインパクトはデフォルトでもSP系で確立するのでそこまでする必要があるかはプレイ方針次第ではあるが、ST箱を目指す上では鍵を握る1頭ではあるか。
【無印】ヘイローが因子由来のST系で確立するため*12、ヘイローを確立しつつサンデーサイレンスを確立させずに流しきるプレイをすることでもST系で確立するがどちらのルートが楽かは不明である。できるなら両ルートやると昇華lv2になっておいしいかもしれない。ついでにコントレイルをST昇華lv3にできるようになるので。*13
Royal Heroine
ロイヤルヒロイン
ニッポーテイオーの父リイフォーの海外時代の代表産駒で、第1回BCマイルを制するなど米国芝路線で活躍した。SP72、瞬発力・精神力A、遅め持続、特性非根幹距離・牡馬混合・強心臓と銀札の牝馬としてはかなりの実力者。
繁殖牝馬としては仔出し「3」だが孫のカーマインレイクは緑札としてはSPがかなり高い。

Wild Again
ワイルドアゲイン
第1回BCクラシックでスルーオゴールドを破った初代チャンピオン。競走能力はスピードこそ70あるもののサブパラが根性以外軒並み壊滅的で史実再現は厳しい。
しかし種牡馬として優秀な後継が多数いるのと自身も零細血統で金因子を多数持ち、早いうちから高爆発力配合を狙いやすく系統確立をすればのちの箱庭に大きな影響を与える。
ブッシェルンペックは超貴重なカーレッド直仔で母父ダンテというとてつもない良血なので、海外牧場があれば所有して架空産駒を自家生産するのも良いだろう。
Gildoran
ギルドラン
史実アスコットGC連覇馬で、晩成持続のステイヤーで使い勝手は悪くないがSP67など能力は銅札なり。しかしながら、父ラインゴールドということで貴重なファバージ直系の競走能力のある牡馬なので、ファバージ確立の最後の一手として働くことも可能。

80年末輸入馬

モガミ日本におけるリファール系の先駆けとして活躍した名種牡馬。代表産駒にはシリウスシンボリやメジロラモーヌがおり、モーリスの母系に入って現代競馬にも一定の影響力を残している。
無印では金札だったが、『2024』では競走能力*14相応の無札にという驚異のコストダウンを果たした。種牡馬引退は19歳と短命というほどでもないが、激安で買えるので使うなら買っておこう。
確立するとST系になるため、ST庭でアルザオ経由のディープインパクトST化を目指す際には併せて本馬を確立することでリファールを親昇格させるのも良い。史実産駒だけでは確立にはやや心許ないが、仔出し「9」でサブパラも概ねC~Bあり、自家生産にも使いやすい。
モーニングフローリックバンブーメモリーの父・ストレイトガールの母母母父。自身も史実で米GⅢを制していることもあり無札で格安な割に能力・仔出しがまとまっている。今後貴重になるエルバジェ系で、父父エルバジェ・母父父ボールドルーラー・母母父ニアークティックが因子持ちだが、史実と異なりストレイトガールの母母母父となった12歳で種牡馬を引退してしまうので保護目的で購入するのもアリ。

81年生

  • 完璧に近い強さを持つ無敗の3冠馬・シンボリルドルフの世代。中央牡馬はルドルフの影響で目を見張るほどの馬は少ないが、地方にはウイポ初心者救済馬のカウンテスアップ、芝初挑戦それもGⅠでルドルフに喰らい付いたロッキータイガーがいる。
  • 牝馬路線は銅札の有力どころが複数いるので、目的に合わせて所有馬を決めると良いだろう。
  • 欧州はサドラーズウェルズを筆頭に後に種牡馬としても活躍する名馬を多数擁するハイレベル世代として有名だが、SP73を超えるのはエルグランセニョールのみとゲーム的な評価はややシブめ。


シンボリルドルフ
「皇帝」
日本競馬史上初の無敗の3冠馬。日本馬トップタイのスピード77にサブパラも86、当然のように固有持ち。成長力ある止まりなことが惜しまれるレベルだが、どの道テイオーのために5歳引退必須なのであまり気にならないだろう。
相手関係が楽な世代戦では障害は存在しないが、史実で負かされたカツラギエースやモリモリと育っていくギャロップダイナの他にも、史実以上に大暴れしがちなミスターシービーなど年上の国内馬には足元を掬われてしまうかもしれない。
いっそ古馬以降はエルグランセニョールも引退済なので、凱旋門賞など欧州の大レースを目指しても面白いかも。いずれにせよ実力は前後の世代で見ても頭抜けているので、最初から欧州に入厩させるというのも一つの手。エルグランセニョールを避けて仏国3冠辺りで3冠を補完しつつ、サドラーズウェルズやレインボウクウェストといった後のST系大物種牡馬とライバル関係を結んでおくと、ST系箱庭を構築する際の大きな力となるだろう。
種牡馬としては気性難因子が消え父の獲得したST系を維持可能と格段に使いやすくなった。Private保護必須だがパーソロン確立の最後の一手にも。
『2024』では73年スタート時に曾祖父マイバブーをSP種牡馬として導入しておけば、マイバブー確立により軽い芝適性かつST系で誕生するようになり、父パーソロン確立前でも十全にその現役馬・種牡馬としてのスペックを振るえるようになった。

スズパレード
「行進は終わらない」
宝塚記念勝ちを筆頭に現7歳まで最前線で戦い続けて、最終的に重賞8勝を挙げたことで知られる馬。『9 2021』以降のプレイヤーからは様々な事情から根強い人気と知名度を誇り、『2022』以降では専用異名の追加など開発側からの手厚いフォローが見受けられるようになってきた。
流石に相手がシンボリルドルフは悪すぎるが、それでも同世代牡馬で頭抜けたSP71・サブパラ71に使いやすい距離適性や遅め持続といった優れた要素を持ち、過去作同様彼を避けるなり距離や芝の向いたレースをしっかりと理解すれば金殿堂は狙えるため相変わらず便利な馬。
史実産駒などが存在しておらず、仔出しも「3」と低いのものの、今後貴重になるフェアウェイ系で保護目的にも使える。ペティンゴ系の確立補助や彼のラインを任せる場合、最初から欧州で走らせてみるのも手。

ビゼンニシキダイタクヘリオスの父にして、2~3歳時は「ルドルフ最大のライバル」と評された馬。SP72はGⅠ未勝利馬としては破格だが、主戦場のマイルにも1歳上のニホンピロウイナーがいるため、どうあっても「皇帝」からは逃れられない不憫な宿命を背負っている。ただ彼らと鉢合わせしない朝日杯とNHKマイルは計算が立つので、あとは連闘覚悟のホープフルかエルグランセニョールを避けた欧州の2歳GⅠで1勝すれば因子追加ラインはクリアできる。上記のスズパレード共々プレイヤーの判断力が問われる馬といえるだろうか。
貴重なリュティエ系で仔出し「6」と高めなもののデフォルト無因子なので、ヘリオスや本馬自身を種牡馬として活躍させたい場合はいっそ3歳までで出し切る勢いで使い倒そう。引退示唆は4歳だが早熟普通ではどのみち保たない。
カウンテスアップシリーズにおいて初心者救済馬として有名なダート王。SPは銅札らしく67だがサブパラがルドルフ等に次ぐ世代4位の75、覚醒持続で史実産駒の収録も無く9歳一杯まで思う存分暴れ回れる。このレベルの馬がなんと銅札。成長すれば中東やアメリカに打って出るのも夢ではない。
99年のジャパンダートダービー馬オリオンザサンクス(緑札)の大叔父に当たるが同馬の母ミラノコレクションが繁殖牝馬専用なので母からの総取りは不可。
ゴールドウェイ菊花賞でルドルフの2着に入り、4歳時には毎日王冠を勝利した馬。早めないの成長型に56止まりのサブパラ合計と性能はイマイチだが、タンティエーム・ダマスカスを通らない最後のテディ系史実競走馬としての保護価値がある。
仔出しは「4」と最低限あり種牡馬因子は銀2つ、親系統も母父チャイナロック以外は零細な4本*15で占められている。
ステートジャガー古馬から中央へ移籍し大阪杯でミスターシービーを撃破するもその後のヒトの思惑に翻弄された馬生の方を語られがちな不憫な◯地。詳細は各自で。
ウイポ的にはトウショウボーイ・サクラユタカオーを経ないテスコボーイ系*16で最後の種牡馬入り確定*17馬として、親昇格のための直系保護に使えるのがポイント。
普通にプレイしていたらトウショウボーイはともかくユタカオーが確立する頃には直系は虫の息なので、1歳上の本馬を保持しておくのが最もお手軽。
とはいえ国内銅札で最上位のSP69に早めあるでダ◯*18と活躍の場は広く、自力での高額種牡馬入りも十分狙える。テスコボーイ確立のダメ押しに使った流れで保持すると無駄が無い。
ロッキータイガーダート馬でありながら、ルドルフと芝のGⅠ(ジャパンカップ)で好勝負を演じた馬でそれ故か芝◎。芝も走れる点でカウンテスアップと差別化ができているが、遅め普通なので大事に使おう。
ニシノライデン
「豪放なる落雷」
無印早期DLC、稀代のクセ馬購入権セット対象馬1号。史上初のGⅠ級競走連対馬の失格という不名誉な記録を残すほど酷い斜行癖で知られる馬で、その失格になった天皇賞(春)で手綱を執った■■■■ですら「真っ直ぐ走るより斜めで走るほうが調子がよかった」と匙を投げるレベルだった。当然のようにウマソナは反抗的
だがそれ以外の能力は、当時の実力馬に相応しい高い水準を誇り、芝適性も軽めで遅め持続。特性GⅡ大将を活かして成長を促しつつ反抗的なウマソナを克服すれば史実では果たせなかったGⅠ馬の称号を得るのは容易だろう。
ロングハヤブサ阪神3歳Sを制した世代の2歳王者。SP66は下記ハーディービジョンより少し落ちるが、バランスの良いサブパラ64と早め持続の分使いやすさは上回る。父父ニジンスキーの親昇格支援にも。
ハーディービジョン史実朝日杯3歳S馬で、クラシック開幕前にはルドルフやビゼンニシキと共に「関東三強」として期待されていた。*19SP67などスペックは銅札としてはなかなかもルドルフやビゼンニシキと比べて物足りず、早熟普通もイマイチだが、ネヴァーセイダイ系の最末期の有力史実牡馬なので保護目的に。
『2024』では仕上がりの早さと軽い芝適性、距離不足時のデバフを利して2歳重賞でルドルフをわからせていることも…。
ダイアナソロンこの世代の桜花賞馬で、母がテンポイントの従姉。世代日本牝馬最速タイのSP67や距離適性から牝馬3冠には最も近いが、早め普通に注意。父パーソロンなので同期のルドルフと共に父の確立支援に回るのもアリ。


キョウワサンダー史実エリザベス女王杯馬で、JRAグレード導入後唯一となるサラ系のJRAGⅠ勝ち馬。遅め普通は気になるが、SP66に瞬発力Aで当時の牝馬限定GⅠなら戦える力はある。
非所有では6歳で早世してしまうので保護したい場合は是非とも所有したい。
芦毛かつ勝負根性D+なので勝負根性を上げなければ真稲妻配合が使える。
キクノペガサスエリザベス女王杯でキョウワサンダーとタイム差なしの2着に入り、混合重賞2勝を含む重賞3勝、全レース3着以内という抜群の安定感を誇った実力馬。ほぼキョウワサンダーと同格で成長型・成長力も同じ遅め普通だが、史実での安定感からか賢さA+が与えられており、スピードも67と彼女を僅かに上回る。その分瞬発力では譲るがこの馬もBあるので相手を選べばGⅠで戦える。父トウショウボーイの支援として。
トウカイローマントウカイテイオーの伯母。この世代のオークス馬で、6歳時にはルーキーイヤーのでした。に京都大賞典でキャリア初の重賞勝利をプレゼントし、ジャパンカップにも出走している(11着)。*20距離下限1900mから桜花賞までは厳しいが、世代日本牝馬では上位のSP66に早め鍋底普通を武器に息長く戦えるのが強み。
ドミナスローズナリブ世代の名脇役フジノマッケンオーの母。91年スタートではこの孝行息子を受胎した状態で初期繁殖牝馬候補となっている。
銅札査定は息子によるものだが、自身もパワーF・左回り×という欠点こそあるものの早めあるで緑札水準レベルの能力で特に根性はAと高い。瞬発Dなのでそのままであれば疾風配合の条件も満たすためコースを選べば使い勝手は悪くなく、右回り平坦コースの多いサマースプリントでなら銅札回収も十分狙える。仔出しも「6」あり、父トウショウボーイを確立できれば更に使いやすくなる。73年スタートならトウショウボーイの因子を増やして母父◎にしたいところか。

ホッカイペガサススタミナ100・柔軟性A+、特性超長距離で4000m戦も視野に入る長距離砲で、SP64も緑札にしては優秀。ただし、遅めないなので無理使いは厳禁。
ティチーノを経たエクリプス系という激レアな血統背景の持ち主。
グレートローマン同期にカウンテスアップがいるため目立たないが、こちらも緑札にしては高いSP65に覚醒持続を持つ優秀なダート馬。両方所有して使い分ければしばらくダート戦線では無双できる。
左回り×というダート馬にとってはだいぶしんどい欠点*21を抱えていることには要注意。実力を十全に発揮できるGⅠ級レースは世界中見渡しても大井にしかない。まあJBCスプリントでも1勝すれば札は回収できるので、買って損はないということには変わりない。
ネヴァーベンド系のブレイヴェストローマン産駒で、リヴァーマンではなくブレイヴェストローマンを確立するルートでネヴァーベンド親昇格を目指す場合は主力の1頭となる。
ワカオライデン中央芝GⅢを制した後移籍した笠松でも活躍した馬で、ライデンリーダーの父としても知られる。SP66・サブパラ合計69、芝◯ダ◎、特性交流巧者、遅め持続と近い世代のカウンテスアップやテツノカチドキに注意は必要なものの緑札にしては潰しの効く能力をしている。
ライデンリーダー以外にも地方の強豪を複数送り出し地方リーディングサイアーにも輝いた実績からか仔出しも「7」とかなり高い。

キングハイセイコーハイセイコーの代表産駒の1頭で世代の南関東二冠馬。SP63・サブパラ55、早めあると緑札のダート馬として手堅い能力の持ち主。
スノーエンデバー(緑札)の父でもあり、ハイセイコー~カツラノハイセイコの2代連続確立でロックフェラ親昇格を狙う場合ライン保全要員として重要。
チェリーテスコナオキの代表産駒でカブトヤマ記念の勝ち馬。SP63・サブパラ36、遅め普通と微妙な能力ながらザボス系最終期の史実馬にして母父テスコボーイなので両親SP系。
ダイナシュガーSP64だが早めある、緑札としては破格かつ世代の牝馬トップの69のサブパラを持っているマイラー・スプリンター牝馬。所有すれば桜花賞やヴィクトリアマイルが普通に視野に入るポテンシャルがあり、札が少ないなら十分頼りになる。
『9』シリーズでは84年初期選択の牝馬として使えたため、記憶にあるプレイヤーも居るのではないだろうか。
母としてもムッシュシェクル&シクレノンシェリフ兄弟を出しており、父ノーザンテーストのストレンキス牝系に仔出し「8」で自家生産でも非常に優秀。
El Gran Senor
エルグランセニョール

「偉大なる王者」
この世代の欧州総大将。SP77と早熟あるで世代戦では無敵に近く、ルドルフですらその牙城を崩すのは容易ではない。
後継に恵まれなかったこともあり、仔出し「6」が物語る通り、直系はあまり発展出来なかったが、エンパイアメーカーの母父などとしてその血を後世に伝えている。
こうした背景や極めて強力なスペックから現役続投を狙ってみたくなるが、4歳引退を逃すとキングジョージ勝ちの銅札馬ベルメッツ、ゴスホークケンやマルターズディオサなどの母父として知られるグランドスラムなどをロストしてしまうので注意。
Sadler's Wells
サドラーズウェルズ

「伝説の幕開け」
欧州の大種牡馬にして欧州競馬血の閉塞問題の一番の原因。競走能力は銀札級だが種牡馬として語るに及ばないクラスの活躍をし、欧州競馬の礎となった。自己所有する場合は主に3冠や能力強化等で。
Red Anchor
レッドアンカー
スピードはB(71)だがサブパラがシンボリルドルフに続く世代二位の85。低めのサブパラは健康(C)で他は全てA以上。*22
ルドルフに隠れがちだがこちらも早めあるで金一枚で史実産駒も収録されておらず気楽に運用できる上、実は史実では豪GⅠ馬を送り出しており仔出しも「7」とかなり高く、ブランドフォード系で他の親系統も軒並みマイナー化する系統で構成されており種牡馬としてもなかなか面白い存在。


Swale
スウェイル
シアトルスルー産駒2世代目の米二冠馬。同期のダート馬の中ではトップの能力。大舞台・根幹距離に早熟あるで米3冠は固い。非所有だとベルモントS後に急逝するので、シアトルスルー確立を確実にする為にも是非とも所有したい。
種牡馬としては仔出し「3」とやや低めだが、デフォルトでスピード因子持ちの上にスピード74のため米国でそのまま走らせても2個目の因子を獲得可能。母父フォルリなのもうれしい。デフォでは父を継承してSP系になるが、フォルリを確立しておけばST化できる。*23
Rainbow Quest
レインボウクウェスト

「欧州駆ける虹の旅」
85年凱旋門賞馬にしてブラッシンググルーム最有力後継。競走能力もSP72・サブパラ71と優秀で早め持続と使い減りしにくい。種牡馬としてサクラローレル、ソーマレズ等優秀な後継候補が多数おり系統確立も視野に。
Precisionist
プレシジョニスト
アメリカでGI6勝を挙げ5歳で一旦引退するものの種牡馬として受胎率が極端に低かったために7歳で競走馬に復帰しGⅢを勝利…と波乱の競走生活を送った馬。SP72は金札としてはそこそこだがサブパラ合計が83とかなり高く、遅めある、特性大舞台・非根幹距離・タフネスで距離適性も広いため長く色々なレースで活躍できる使いやすいダート馬。
種牡馬としては前述のように受胎率が低く史実産駒の収録も無いが仔出しは「3」とそこまで悪くない。パーソロンと同じマイバブー直系で、海外では珍しい血統背景を持つ。母父フォルリもプレイ方針によってはかなり面白い。
Devil's Bag
デヴィルズバッグ

「ビッグ・レッドの再来」
競走能力は金札としてはやや物足りなく、早熟普通なのもあって満額種牡馬入りでの父の確立支援は厳しいか。
その代わりに種牡馬としてはタイキシャトルなどを筆頭に史実馬に恵まれており、サンデーサイレンスと合わせてヘイローを親系統に昇格させる際には是非とも活躍してもらいたい。全姉のグローリアスソング共々、所有するなら母バラードからを推奨。

Katies
ケイティーズ
年末に輸入されるノノアルコの置き土産で、欧州牝馬マイル二冠馬…なのだがSP70にサブパラもそれほどではなく、後述するペブルス相手に3冠を勝ち取るのは難しいかも。
彼女の本領は繁殖入り後で、直仔ヒシアマゾン(金札)を筆頭に、スリープレスナイト(銀札)やアドマイヤムーン(金札)、近年でもエフフォーリア(金札)と、錚々たる面子の牝系祖となる。
活躍馬が各年代にばらけていることもあり、牝系との歩みを長く楽しめるが、これらGⅠ馬を除いた史実馬は総じて小粒。
仔出し「6」とヒシアマゾンを輩出したにしてはやや辛口な感じもするが、自身の競走能力に加えて親系統4本かつマイナー寄りの両親SP系と血統も整っており、大物を出すのも難しくはないだろう。
注意点としては稲妻配合対象なので、現役時代は根性はできるだけ上げないようにしたいところ。
【無印】エフフォーリアが虹札の影響で自身も虹札に。虹札をペイ出来るかは若干怪しいか。
Pebbles
ペブルス
史実英1000ギニー馬で、3歳時にはコロネーションS(当時GⅡ)で上記ケイティーズの2着に敗れていたりするのだが、実は4歳時に英チャンピオンSとBCターフを連勝するというえっダメですか?達成に近い難易度の快挙を成し遂げた程の名牝。こちらでもSP72・サブパラ合計65、マイルからクラシックディスタンスを無理なく走り切れる距離適性、早め持続、特性根幹距離・牡馬混合・海外遠征と全体的にソツのない能力を持つ強豪。
一方繁殖牝馬としては後に日本に輸入されるも、ライバルのケイティーズと正反対のようにこれといった結果を残せず仔出しも「1」。血統的にも主流牝系(アルトヴィスカー系)に所属してはいるものの親ハイペリオン2本など扱いやすいとは言いづらい。父シャーペンアップ確立に希望を託すか。
なお、半妹ドルスク(銅札)の子孫にホワイトメロディー(銅札)やミレニアムバイオ(緑札)らがいる。

Miss Oceana
ミスオーシャナ
エイコーンSなど2~3歳時に米GⅠ6勝の名牝。SP71、勝負根性・瞬発力・賢さAを含むサブパラ69、早めある、特性非根幹距離、ダート王道路線をきっちり抑えた距離適性と手堅い能力を持ちトリプルティアラ候補筆頭。父アリダーの確立支援や非所有では7歳で繁殖牝馬を引退してしまうので保護目的にも。
繁殖牝馬としては仔出し「3」で、母父シーバードなのでそのままでは次代に親ネイティヴダンサーが2本残ってしまう。母キティウェイクから抑えればラリダ・ブレーブテンダー母子(銅札)とキットウッド(緑札)も手に入る。

Welnor
ウェルノール
史実伊ダービー馬で同年のジャパンカップにも出走した(カツラギエースの9着)。SP66に2400mに特化し過ぎた距離適性など海外の銅札馬としては物足りないが早め持続で競走寿命は長め。父ウェルシュパジェントの確立を狙うなら。
Life's Magic
ライフズマジック
85年BCディスタフ馬。SP69でトリプルティアラでは上述ミスオーシャナが強敵だが、こちらは銅札でお買い得な上、早め持続かつ特性大舞台・タフネス持ちかつウマソナ「スパルタ向き」で伸びしろがあるので古馬になってからの逆転も可能。右回り×は注意。
繁殖牝馬としては仔出し「3」だが、デフォルトで瞬発力A・勝負根性Eで稲妻配合の対象であること、親系統4本かつ父系のターントゥを除けばマイナー寄りの系統で固められていることなど光る部分もある。
Nagurski
ナグルスキー
現役時代は米芝GⅢを制しカナダ芝王者に輝いた経験も持つ本邦輸入種牡馬でホクトベガやナリタハヤブサの父。能力は頼りないものの仔出しがまあまあ良く無札で入手も容易なので、父ニジンスキーの確立や親昇格を目指す場合あらかじめ所有して能力強化や種牡馬としての配置転換を図るのもアリ。

81年末輸入馬

ノノアルコ現役時はノーザンテーストを英2000ギニーで撃破するなど英仏でGⅠ4勝。種牡馬としてもケイティーズやダイユウサクを輩出し仔出し「6」。
SP74・サブパラ合計73と能力はかなり高く、3歳引退までに自力で追加因子を獲得していることもしばしば。
ニアークティック直系かつ両親SP系*24という血統も使い勝手が良く所有延命するのもアリ。非所有だと最長でも92年には引退。
【無印】これだけの暴れぶりながらなんと銅札で買えるが当時は銀因子がないという弱点も。

82年生

  • 二冠馬・ミホシンザンの世代。同世代においてはとにかく圧倒的な強さを誇るのでとにもかくにも中心になりがちなのは彼だろうか。
    その他では天皇賞馬・サクラユタカオーは国内におけるテスコボーイのラインをトウショウボーイに代わって担うことになる。スペックも悪くないので今後を見据えるなら所有してその血統を彩りたいところ。
  • 牝馬クラシック路線は史実の勝ち馬が能力や成長力にネックを抱えている傾向が強いので、自家生産馬による牝馬3冠を狙っても良い。
  • アメリカにはチーフズクラウン・クレームフレイシュ・タンクスプロスペクトと銅札ながらSP72の馬が3頭*25もおり、海外牧場を持っているならかなりお買い得。中でもチーフズクラウンはサブパラ82・仔出し「8」と頭一つ抜けたスペック。
    他にもアメリカには銅札ながらSPの高い馬が複数いる。
  • この年調教師デビューするはしぐち師(松浦)は能力が大変高い上現役期間33年という逸材。早めに仲良くなりたいところ。
ミホシンザン
「3冠馬の最高傑作」
皐月賞・菊花賞の二冠のほか天皇賞(春)の勝利で知られる馬。史実ではダービーに怪我で出られなかったが、持っていれば3冠は間違いなしの馬。史実のダービー馬シリウスシンボリと比べても能力が段違いなので、問題なく勝てる。早め鍋底普通なので出走レース数に注意すれば史実通り5歳で春天を制覇することも可能となった。一方流石に上の世代のシンボリルドルフには史実通り苦戦を強いられることになりがち、彼との真っ向勝負を受けるか避けるかは貴方次第だ。
系統確立するとST系になるものの、史実産駒はマイシンザンのみ。『2024』では開始時点で親プリンスローズ系が存在しており、親系統という概念の登場以来苦しめられてきた『両親共に親セントサイモン』という呪縛からついに解放された。


サクラユタカオー4歳秋に毎日王冠と秋天を連続レコード勝ちして高い評価を受けた馬。距離の幅が1800~2000と極端に狭いものの、それ以外はまとまったサブパラにSP72を持つ。
テスコボーイ直仔最後の大物でサクラバクシンオーなどの父としても知られている通り、種牡馬としても仔出し「9」と優秀だが非所有だと史実通り00年に引退してしまうので系統確立を狙いたい場合基本的には所有推奨。前述のサクラバクシンオーは母父ノーザンテーストのSP化によって名実共に内国産種牡馬のエースと呼べる存在になったので、使う場合は是非とも連続確立を狙いたい。遅めあると長く使えるが、4歳引退を逃すとダイナマイトダディ、ヒガシマジョルカをロストしてしまう。
ちなみに82年のセリで購入可能。兄サクラシンゲキの活躍もあって落札金額は10億前後になりやすいが、競走馬・種牡馬双方で活躍できるため回収は難しくない。

エルプステイエムオーシャンの祖母で桜花賞馬。距離適性的にオークスは厳しいが、短距離~マイル及び牝馬戦線で十分戦える能力の持ち主。
彼女の仔出し自体は「3」と高い訳ではないが、テイエムオーシャンに繋がるので確保したいところ。
サクラクレアートニービン産駒の名馬を産む銀札馬で仔出し「10」、という意味で前年のパワフルレディに似たポジションで、こちらはサクラチトセオーやサクラキャンドルといったサクラの名馬たちが牝系に名を連ねる。
オークスに出走した経験を持つ(21着)分パワフルレディと比べると多少なりとも競走能力があり牝系確立のための重賞勝利もしやすいため、自己所有する意義はより大きいと言える。
しかし自身の能力因子を持っていないのが欠点。
ダイナシュート上のサクラクレアーと同じ父ノーザンテーストで、こちらはサンデーサイレンスとの間に史実産駒を設ける。仔出しは「8」とサクラクレアーに劣るが、史実で息長く活躍し牡馬混合重賞を3勝した高い競走能力と早め持続の成長型を持っているため自家生産とは相性が良い。
直子のGⅠ馬アドマイヤマックスだけでなく、孫に3歳マイル変則二冠のラインクラフトも抱えている。
スダホーク4歳時の春天で1番人気に支持されたことがあり(7着)、競馬評論家・須田鷹雄のペンネームの由来としても知られる馬。
能力的には銅札とは思えないくらい高いレベルで纏まっており、早め持続と息も長い。自己所有すればミホシンザン相手に下剋上を決めるチャンスも十分にある。シーホーク確立要員としては欠かせない1頭。
スクラムダイナ史実では朝日杯3歳Sを制し世代の2歳王者となりダービーでもシリウスシンボリの3着に入った馬。成長力普通と健康Gが不安材料だが、成長型早熟とSP68・パワーA・特性二の脚を武器に2歳GⅠを獲り、史実のように最優秀2歳牡馬*26を獲ることができるだろう。ちょうど両方の国内2歳GⅠが適性内に収まっているのもあってそこまでは難しくないだろう。月末放牧などで競走寿命を温存しつつ空き巣GⅠを狙えばまぁ金殿堂は難しくとも銅殿堂を取って札を取り戻すくらいは楽にできるだろう。
…それくらいでいいなら下のサザンフィーバーなどを使えばいい。わざわざ銅という札を要求する本馬を紹介したのは、史実産駒のいない厩舎のボスという強みを持つためである。わがままを克服・進化させて厩舎のボスとしたLe Mossが引退する前に入厩でき、枯れても1991年の年末での9歳強制引退までひたすら鎮座させて置くことができる。ただし速効で競走寿命は枯れるだろうと予測できるため、衰えた表記に惑わされて引退させてしまわないよう注意。
*27マルゼンアデイアル3歳になってからコンビを結成した大井の帝王を背に羽田盃を圧勝するも、故障で東京ダービーには出走できなかった悲運の名馬。
無印では緑札・SP63だったが『2024』のダート路線へのテコ入れでジャンプアップ。
SP66で早熟ある、特性交流重賞巧者と3歳ダート3冠を獲るために生まれてきたような能力の持ち主となった。
長い活躍は1歳上のカウンテスアップ等に任せ、本馬は割り切ってダート3冠達成までで使い切る運用をするのがよいだろう。
ライフタテヤマハイセイコー産駒の86年JRAダート王者。ダート開催の札幌記念やウインターS(東海Sの前身)を制し、ウインターSではフェートノーザンに圧勝するなどリアルタイムでは当時のJRAを代表するダート馬として実力は高く評価されていた。*28芝でもシンザン記念を制するなど好走歴が多かったが芝△。
SP66に早めある、パワーAに瞬発C+、根性D+と同世代のダート馬では上記マルゼンアデイアルに対抗出来る存在。より息が長く活躍出来る一方、早い段階でぶつかると成長力差で敗北するかもしれないので3歳のダート3冠までは避けて通っても良いだろう。
上の世代のカウンテスアップやロッキータイガーらに勝てるかどうかは成長次第となる。
種牡馬として使いたい場合は次代に親ハイペリオン2本が残ることに注意。
セントシーザー87年のマイルCSでニッポーテイオーの2着に入るなど長く短距離路線の名脇役として活躍した。SP65などスペックは銅札としては物足りない面もあるも遅めあるや馬場適性芝◎ダ◯など使いやすい面もある。
血統構成的にはザテトラーク2本は癖が強いもマイナーSP系のオーエンテューダー系にしてSP昇華配合レベル3の条件を満たすというユニークな特徴がある。93年クリスタルCの勝ち馬で晩年をナイスネイチャらと過ごしていたことでも知られるセントミサイルの父。アザワク&ソロユニット姉妹(いずれも無札)の母母父でもあるが、姉妹の母ヒバリエクスプレスが繁殖牝馬専用。
アサクサスケール生涯6戦5勝で唯一の敗戦が1番人気に支持されたエリザベス女王杯の2着、という馬。エルプスと並ぶ世代牝馬最速のSP68に距離適性1500~2300mで、史実馬で牝馬3冠を狙うとしたら本馬が筆頭になるが、遅め普通など使いづらい部分もある。
血統的にはガーネットの孫でメイショウサムソンの近親、ということで最初から主流牝系(フロリースカップ系)に所属している。仔出しは「3」と低いが父パーソロンで母父◎は現実的。母エールについてはおすすめ繁殖牝馬(10)も参照。

サザンフィーバー根性・パワーA早熟ないを併せ持つ大変分かりやすい鉄砲玉
底を見せることなく3歳春で散ってしまった事情もあってか、この手の早熟特化にしては珍しいレベルでサブパラが高く、特性二の脚も相まって皐月やNHKマイルまでは射程圏内。そこまでは行かなくとも朝日杯を勝てれば最優秀2歳牡馬の銅札で元は取れるため、札を節約したければ。精神力Gなので入厩先は狙いのレースに合わせて決めよう。
史実通りマイナー種牡馬の父ベストブラッドの評判にちょっとだけ貢献してくれるが、自身は3歳引退でもパーソロン引退に間に合わないのが残念。
ジュサブロー86年のオールカマーを中央や他地区の馬相手に完勝し、同年のジャパンカップでも7着に健闘した愛知の強豪。*29世代の緑札トップのSP66に芝◎ダ○、遅めある、サブパラは尖った所もないが健康がGと死んでいる*30以外に弱みもなく、マイナスウマソナも無いのも美点。成長させれば緑札なりになるが良い仕事をしてくれるだろう。
シーホーク産駒のため、確立狙いの時にスダホークと一緒に運用すると良いだろう。
トウショウレオ『9』シリーズの84年スタートで初期2歳馬候補だった早熟馬。ローカル持ちなので裏街道を邁進するが吉。鍋底と成長力あるで長く使えるのも魅力。パワーはDと物足りないが絶望的というほどでもないので、成長次第ではGⅠも視野に入る。
この先貴重になってくるカーレッド系だが保護する価値があるかはプレイヤー次第。
ミスターボーイこちらも早熟鍋底のローカル持ちで上記トウショウレオの短距離互換という感じだが、銅札並のサブパラに成長力持続とより使いやすい。最低限のパワーもあるためこの時期手薄な短距離GⅠを積極的に狙っていける。

トレードマーク1986年のダイヤモンドS勝ち馬。距離適性2100~3500で特性超長距離という本格的ステイヤーだが瞬発G+、根性E+と決め手に欠け、遅めないも辛いところ。
あまり強い馬ではないのだが、重要なのは血統的にテスコガビーの甥にあたるということ。この馬に重賞を勝たせればテスコガビーの母キタノリュウの牝系確立に目処を立てることができるため、テスコガビーを所有している際にはこの馬も持っておく価値はある。
ブラックスキーSP63だが早め持続のローカル持ちで、競走に関わるサブパラに穴が無いのが良い。育てばサマーマイルや2000で元は取れる。マルゼンスキー確立を狙う場合もおすすめ。

スイートラブあのダイタクヘリオスの姉に当たる馬。弟とは逆に追い込み一辺倒の馬であり、でした。はこの馬で初めて追い込みを決めた時の快感を知ったという。
無札ながらスピードは62と悪くなく、前述通り瞬発はAと非常に高い。パワーがE+と低めなのでサマースプリントシリーズがこの馬の主戦場となる。遅め持続なので銅札回収も現実的に狙え、あわよくばGⅠすら視界に入る。
血統的にも父テスコボーイで確立すれば母父◎となり、プリンスリーギフト昇格まで行けば血脈活性化配合8本型が可能、逆に昇格前はナスルーラでラインブリード爆発型を狙うという手もアリか。ただし仔出しは「3」と低め。

Theatrical
シアトリカル

「その覚醒、まさに劇的」
ダンシングブレーヴなどと共に欧州や米国での超強力なライバルとして君臨する馬。競走能力はその辺の虹札よりも強く引退示唆までの金殿堂入りも容易。
種牡馬としてはヒシアマゾンなどの父で、仔出し「9」とこちらも優秀。5歳一杯で引退させないとレイルリンクの母・ドッグランズをロストする。

Shardari
シャルダリ
86年英インターナショナルSを下記トリプティクを下して制した馬。SP74、柔軟性以外整ったサブパラ75、中距離~クラシックディスタンスをこなし切る距離適性とバランスの良い能力を持ち、遅め持続かつ史実産駒の収録も無く長く戦える。加えて父トップヴィルで貴重なダンテ系の継承者であり、幼駒誕生イベント「暁の幼駒」の条件を満たす貴重な史実馬の1頭でもある。金札としては派手さは無いが色々と使い勝手の良い馬。

Spend a Buck
スペンドアバック

「赤褐色の弾丸」
世代のケンタッキーダービー馬。SP75・サブパラ75などスペックは素晴らしいが、距離適性1600~2000mや早め普通から同期のチーフズクラウンやクレームフレイシュといった優秀な銅札馬と比べて使いづらさがあることは否めない。
一方で血統的には父系がバックパサー系・牝系がドクサ直系とかなりレア。
Oh So Sharp
オーソーシャープ

「優雅に舞う才媛」
最後の英国牝馬3冠馬。SP72に全てC以上のサブパラ69、早めある、特性根幹距離・牡馬混合・二の脚とバランスの取れた能力を持つが、距離上限が2800mなので3冠最終戦の英セントレジャーを勝ち抜くには騎手や調教の工夫が必要か。3冠狙いなら欧州牝馬マイル3冠か欧州オークス3冠を目指す方が無難かもしれない。マイル3冠とオークス3冠を潰してまで史実再現するのは割に合わない可能性も。*31
牡馬しか挑めない欧州牡馬マイル3冠を潰して、「広い距離適性に任せて愛3冠を獲りに行く」という選択肢もあるだろう。*32このルートなら他の牝馬に3冠を獲らせる邪魔にはならない。3冠で支援したいマイラーの牡馬が同世代に居ないなら一考の価値はある。もっとも、牡馬と混合の上最終戦に至っては牡馬・牝馬限定世代戦の壁すら外され古馬やセン馬まで襲来しうる地獄なのだが。
繁殖牝馬としても仔出し「6」かつ親系統4本で、史実子孫にも子にローズフィンチ(仏GⅠ馬。緑札)、孫にシャントゥ(英セントレジャー馬。銅札)がいるなどなかなか優秀。

Triptych
トリプティク
二度の来日など世界中を駆け巡り、全41戦をこなしGⅠ9勝を挙げた「鉄の女」。当然の如く健康S。SP72・サブパラ76に特性海外遠征・根幹距離・牡馬混合・直一気と素の能力が高いことに加えて、遅め持続に『10』では特性タフネスも追加され更なる伸びしろを身に付けている。
史実では初仔受胎中の7歳時に交通事故で亡くなっており、こちらでも非所有では繁殖入り間もなく早世してしまう。仔出しは「3」だが、父リヴァーマン・母父ヘイルトゥリーズンという血統構成はポテンシャルが高い。

Chief's Crown
チーフズクラウン
世代の北米2歳王者。SP72でサブパラ82、早めある、特性大舞台・根幹距離持ちという文句のないハイスペック。史実3歳引退だが、引退示唆が出るのは5歳末なので競走寿命の許す限り走ってOK。
種牡馬としても仔出し「8」で後継馬に日本に輸入されGⅠ馬を輩出したチーフベアハートやグランドロッジを挟んだ孫世代に欧州の怪物シンダーもいるといった万全ぶり。距離上限2200であることやスぺンドアバックの存在のため米国3冠は少々厳しいので、3冠支援したいなら日本に入厩させてダート3冠を狙うのもアリ。この時代の国内ダート路線にこの馬の敵はいない。
【無印】これほどのスペックの馬がなんと銅札。ダート3冠は存在しないが、買っておいて絶対に損はない。


Rivlia
リヴリア
名牝ダリアの代表産駒の1頭、日本ではナリタタイシンの父として知名度が先行気味か。SP70・サブパラ71はチーフズクラウン程ではなく銀札なりといったところだが、晩成持続や瞬発力A+や仔出し「7」など光る部分も多い。
史実ではタイシンが皐月賞を勝った矢先の11歳で早世してしまったので、リヴァーマン確立やそれに伴うネヴァーベンド親昇格を目指す場合は保護のためにも所有すると良い。母ダリアをDLCで所有している場合は母ぐるみで所有するとなお良い。
Lady's Secret
レイディズシークレット
セクレタリアトの代表産駒で、86年にGⅠ8勝を挙げ北米王者に輝いた「アメリカの鉄の女」。SP72・サブパラ73、特性牡馬混合・強心臓の実力に加えて晩成持続、特性タフネスで抜群の伸びしろ。加えて8歳まで走っても史実産駒*33をロストしないので長く戦える。新特性「一人旅」を所持しているがデフォルトの脚質が大逃げであることには注意。
競走馬の母としては成功せず仔出し「1」も、子孫には銅~緑札クラスの史実中央重賞勝ち馬が何頭かおり、両親SP系で親系統4本、種牡馬因子も最低金3銀1と爆発力を出しやすい血統のため、架空馬の母としても一発大物は狙える。また、本馬の母グレイトレイディエム(繁殖牝馬専用)から抑えればビリーヴの母グレートクリスティーヌも手に入るが、ビリーヴは銀札ながらグレイトレイディエム・グレートクリスティーヌ母子については金札であることには注意。

Fair of the Furze
フェアオブザファーズ
ホワイトマズルの母・アルムタワケル*34の2代母。自身もGⅡ時代のタタソールズ金杯(当時のロジャース金杯)を制しており、SP68・サブパラ61、遅めあると結構強い。
架空馬の母としては仔出し「6」と、父父父ペティンゴ・母父父ボールドルーラー・母母父ラウンドテーブルという血統構成をどう活かすか。


Creme Fraiche
クレームフレイシュ
世代のベルモントS馬。チーフズクラウンがいるため相対的に目立たないがこの馬もSP72、瞬発力・精神力・健康A、特性根幹距離・タフネス・強心臓を持ち相当に強い。早め持続かつ史実セン馬で思う存分暴れ回れるのも強み。

Acatenango
アカテナンゴ
ドイツでGⅠを勝ちまくったドイツ競馬を代表する名馬。SP70・サブパラ合計71とバランスの取れた能力に成長型早め持続、特性タフネス、重い芝適性を武器に欧州12F路線で手堅い活躍が期待できる。
種牡馬としてもドイツ土着のビルカーン(ビルクハーン)~リテラト~ズルムー*35の流れを汲むハンプトン系の継承者としてランドやボルジアといった活躍馬を送り出し仔出し「7」。その他ブルーカナリを通じて金札SHカマイタチにも繋がる。
Tank's Prospect
タンクスプロスペクト
世代のプリークネスS馬。同年の北米銅札SP72トリオの一角だが、ムラのあるサブパラや早熟普通からやや使いづらさアリ。2024年から始まる日本の3歳ダート3冠は距離適性的に十二分に射程圏なので使い分けを考えても良いかも。
ミスプロ直仔だが、種牡馬としては成功しておらず仔出し「3」。
Shadeed
シャディード
ニジンスキー産駒で世代の英2000ギニー馬。早め普通ではあるがSP71・サブパラ合計67と銅札としてはかなりバランスが良い。
種牡馬としては日本に遠征してきたこともあるサイエダティらを送り出し仔出し「6」。史実産駒の層は薄いものの母父ダマスカス・母母父フォルリという血統から確立SP系維持可能なのがポイント。
Proud Truth
プラウドトゥルース
3歳でBCクラシックを制している。この馬もSP71と銅札としてはかなり優秀だが、やや手薄なサブパラに加えて特性を持たないのが弱み。一方で距離適性は1600~2400mとベルモントSも問題ないのと早めあるが強み。

Smile
スマイル
86年北米短距離王者。パワーEのダート向きスプリンターとやや使いづらい属性ではあるものの、SP71、勝負根性A、早め持続は銅札としてはかなり優秀。
仔出しは「3」だが貴重なマンノウォー系で真疾風配合の対象。アイルゲットアロング(米競馬史上屈指のアイドルであったスマーティジョーンズ(金札)の母)が唯一の収録史実産駒。

Bonecrusher
ボーンクラッシャー
「オセアニアの英雄」と謳われ、日本では88年ジャパンカップ出走(8着)でも知られる名馬…なのだが、こちらでは何故かSP66の緑札。しかしながら、晩成持続、健康A、特性タフネスに加えて史実セン馬であり長く競走馬を続けて成長していけば活躍も十分期待できる。
Alydar's Best
アリダーズベスト
その名の通りアリダー産駒で、仏2歳GⅠを制した他85年ジャパンカップでシンボリルドルフの4着に入っている。SP68に瞬発力・パワーA、早めある、特性牡馬混合と緑札の牝馬としては破格の能力。
繁殖牝馬としては仔出し「3」。母父シーバードなので父父レイズアネイティヴの親昇格をしておかないと次代に親ネイティヴダンサーが2本残ってしまう。勝負根性Eで稲妻配合の対象。

83年生

  • 国内牡馬路線はニッポーテイオーを筆頭に、割り切った運用前提なら強いダイナガリバー、コスパの良さを誇るメジロデュレンと個性豊かなメンバーが揃う。
  • 一方牝馬は史上初の3冠牝馬・メジロラモーヌが出現。80年代の牝馬としては突出した強さを持つので、今までの牝馬と同様に甘く見ていると返り討ちに遭う。
    その他牝馬ではダイナアクトレスなども強豪として控えているためこの世代での牝馬3冠は例外的に難しい。牡馬牝馬、マイル以下含めて揃って隙のない世代と言えるだろう。
  • 海外には歴史的な名馬ダンシングブレーヴ・ムトト・トニービンらがおり、日本で知名度の高いホーリックスもこの世代と芝向きクラシックタイプの馬の層がやたらと厚い。特にダンシングブレーヴはゲーム内最高のSP79を持つ80年代最強馬、絶対に正面から相手にしてはいけない。
  • この年騎手を引退するささき師(菊川由幸)は調教師に転身するが、再登場が11年後の1994年末という変わり種。しかし実働期間32年と高い能力を兼ね備えた転身調教師としてはかなりの有能であり、余裕があれば関係を築いておいて損はない。
ニッポーテイオー
「マイルの帝王」
スプリント~中距離で圧倒的な強さを誇る馬。同世代国内馬で最高のSP73に加えて、幅広い距離適性・芝質欧州型と遠征で使えるGⅠで非常に恵まれているので金殿堂入りはほぼ確実。成長型遅めかつ「厩舎のボス」持ちなので、ボスとしても扱いやすい代わりに欧州牡馬マイル3冠は獲りづらい。
あのハルウララの父として有名で活躍馬も多くないのだが仔出しは「5」と悪くない。

ダイナコスモス世代の皐月賞馬。SP71・サブパラ56で銀札の牡馬としては悪くはないが札価値の分ニッポーテイオーよりは見劣りするといったところで、早め普通にも注意だが3歳春での完成度では上回れる。
種牡馬としてはトロットサンダーの父で、息子共々日本では貴重なダンテ系の大物なので保護目的の所有もアリ。
なお、母父ノーザンテーストを確立した上で本馬を確立すると親ダンテのSP系という極めて希少価値の高い系統となるため、SP庭プレーでは狙ってみるのも面白い。能力的にも所有して瞬発かパワーが1ランク上がれば因子追加条件を満たせる。
ダイナガリバー
「勇躍する巨人」
社台グループ最初のダービー馬にして、有馬記念も制して86年年度代表馬にも選出された、アンバーシャダイと並ぶノーザンテーストの傑作。純粋な能力値はそれに相応しいもので、クラシック3冠も狙え、仔出しも桜花賞馬ファイトガリバーなどの父であるため「6」となかなかのもの。
だが、早めないがそうした長所全てを台無しにしてしまう。*36自己所有するにしても完成した温泉施設を持って出走レースを絞り、月末放牧を駆使してやっと3歳一杯もつかどうかという非常にシビアな運用を迫られる。
フレッシュボイス雪は止んだ!という名実況で知られる名マイラー。その実況の由来となった鮮烈な末脚を武器とし、史実ではニッポーテイオー相手に安田記念を制している。ゲームでそれを再現するのは難しいが、早め持続で優れた能力を有していることから金殿堂は余裕。オーエンテューダー系保護にも使える。
メジロラモーヌ
「魔性の青鹿毛」
日本競馬史上初の3冠牝馬。1980年代の牝馬としては図抜けたSP71に加えて健康以外揃ったサブパラに有用な特性の数々*37を持ち、所有さえしてしまえば牝馬3冠は確実。主戦が牝馬のKAWACHI(森)ということもあってか、(非所有でも)この馬に向いた条件範囲でなら牡馬混合GⅠで勝ってしまうことさえある。
競走馬の母としては全く成功しておらず仔出しも「3」と低いが、最初から主流牝系(サンタストラ系)に所属しており子孫にはグローリーヴェイズ(銀札)やフィールドルージュ(銅札)といった史実GⅠ/JpnⅠ馬もおり、長い目で見るなら魅力はあるかもしれない。
所有する場合は仔出し「10」を誇る母メジロヒリュウ(1972年生まれ。銀札)から所有しておいた方が半弟のアルダン(銅札)共々自家生産出来てお得。自家生産できればシュンライ・シュンランに繋げることも狙える。*38

ダイナアクトレスGⅠ勝ちこそはならなかったが、開拓されつつあったこの当時の短距離・マイル路線で強豪牡馬とも互角以上に渡り合った女傑。
SP67・サブパラ69、早めある、充実した6つの特性*39を所持、と80年代の牝馬としても銀札の馬としても競走能力は高い。1400~2200mと国内の主要距離を抑えていることから幅広いレースでの活躍が期待でき、特にゲーム内だと(史実ではまだ未開設だった)ヴィクトリアマイルを目標にできるのも追い風だろうか。
繁殖牝馬としてもステージチャンプやプライムステージなどの重賞馬を複数輩出したこともあって、仔出しは「6」と高い査定。更にその牝系からスクリーンヒーローも出ているので、父ノーザンテースト確立による史実・自家生産問わない子孫馬たちの更なるパワーアップも期待できる。所有する場合は母モデルスポートから所有しておくとお得。

ダイナフェアリーこちらでも紹介されている名繁殖牝馬ファンシミンの孫に当たり、自身もGⅢ5勝の活躍馬でSP65・サブパラ66、早めある、根幹距離・二の脚など5つの特性を所持、となかなか優秀な競走能力を持つ。
繁殖牝馬としても主流牝系所属で父ノーザンテースト×母父シーホークという血統構成に仔出し「6」。加えて子にサマーサスピション&ローゼンカバリー兄弟・曾孫にホクトスルタン・玄孫にチュウワウィザード&ルヴァンスレーヴとなど史実子孫も優秀。祖母ファンシミンは一大牝系の祖先ながらこちらでは繁殖牝馬専用馬を介するラインがあるなど総取りが難しい設定なので本馬から所有するのもアリ。ただし、5歳引退を逃すとホクトスルタンに繋がるラインをロスト。

メジロデュレンメジロマックイーンの半兄で菊花賞と有馬記念を勝ったこと…よりもその実績に対して札やSPなどゲーム内の妙な査定の低さが何かと取り沙汰されがちな馬。専用異名すらないのはちょっと酷くないですかコーエーテクモさん…。
とはいえ、菊花賞まで対応出来る距離適性を持つ有力馬が少ないこともあってクラシック3冠を狙えるだけのポテンシャルはあり、早めあるで長く走れることから金殿堂も視野に入る。
総合的に見ればこの世代の牡馬クラシックホースでは一番使い勝手が良く、初心者や1周目での所有もオススメできる。日本では貴重なテディ系の大物なので保護目的の所有もアリ。『2024』では4代父タンティエームの確立で両親ST系になる。

フェートノーザン中央デビュー後笠松に移籍し、アンカツおじさんとの名コンビで地方ダートの絶対王者として君臨した強豪ダート馬。*40所有しない場合カウンテスアップの最大のライバルになり、逆にカウンテスアップを所有していない場合はこの馬が最大の対抗馬となるだろう。84年スタートではカウンテスアップは所有できないので必然的に彼で挑むことになる。非所有では早世してしまう。その為か健康が低いので牧野牧草で改善されていないのであれば使い詰めには注意。遅め持続なので焦る必要はない。
ベルベットグローブロイヤルスキー産駒の芝◯ダート◎の馬。史実では武蔵野SやフェブラリーSの前身であるフェブラリーハンデキャップ(GⅢ)を勝っている。
SP66でサブパラはバランス型と目立つ物は無いが、欠点もなく早め持続なのが嬉しい。瞬発Fや成長力ない、ズブいウマソナといった難を持つハナキオーに世代戦なら対抗出来るとすれば彼。
ダート世代戦で暴れ終えた後でも芝のサマー路線等で潰しが効くのも嬉しい。
なお、父ロイヤルスキーはニジンスキーの系譜ではないのでニジンスキー親化支援等には使えない。
カシマウイングノノアルコの日本における初年度産駒。遅め持続でGⅡ大将持ちであり、根性・パワー・健康*41に優れたコストパフォーマンスの高い馬。成長型や長距離に対応できるなど上記のメジロデュレンと同じ感覚で運用可能。
ランニングフリーサーペンフロ産駒で上のカシマウイングとほぼどっこいのスペックを持っている。遅め持続で芝王道距離なのも一緒。
相違点としては瞬発も根性もBと高く戦法に幅が有る自在先行な事と、GⅡ大将に加え非根幹距離、中山巧者、タフネスといった特性が豊富な点。カシマウイングと違い詰めが甘いのようなマイナスウマソナも持たない。
所有するならどちらかにした方が路線で困らないかもしれない。

グランパズドリーム史実ダービー2着馬。SP65など能力は銅札としても微妙で早めないでもあるが、父カブラヤオーで天の川系のサラ系馬という激レアな血統背景の持ち主。サラ系の史実牡馬としては最終期の大レースでの活躍馬でもあるので保護目的に抑えるのもアリ。『2024』では祖父シカンブルが自動確立する73年スタートで両親無系となる。
なお、史実産駒としてマイネセラヴィ*42が収録されているので非所有でも種牡馬入りする。

イーグルシャトー南関東⇒中央と渡り歩いて活躍した牝馬。SP65にそこそこバランスの取れたサブパラを持つことに加えて馬場適性芝◎ダ◯、特性交流巧者とこの時期の牝馬にしてはダートが上手く遅め持続と息も長い。
非所有では早世してしまう。
スーパーショットクイーンCではメジロラモーヌ相手に大金星を挙げ、エリザベス女王杯でも牝馬3冠を目指すメジロラモーヌ相手に半馬身差の2着という好走を見せた。SP65にサブパラ合計58で瞬発・健康以外はC以上、特性二の脚というスペックは悪くなく、距離適性も1400~2600と幅広いのだが、冒頭にあるように牝馬のハイレベル世代であることと早めないが厳しい。ただ、血統的にミスターシービーの従妹であり、この馬が重賞を勝てばミスターシービーの祖母メイドウの牝系確立に向けて大きく前進できるため、その目的で所有する価値はある。
マウントニゾンスタミナ100を誇る超長距離砲。初めから超長距離を持ち、遅めあると十分な水準。ただ、精神力は低く右回り×が付いている…と割と癖が強い。特に後者のせいで菊花賞も春天も使えない。欧州牧場を持っているのなら最初から欧州所属にしたほうがいいかもしれない。ニジンスキー親化にも使える。
*43ハナキオー史上5頭目の南関東3冠馬。東京盃(1200m)をレコード勝ちした次走の東京王冠賞(2600m)も圧勝で3冠達成、ラストランとなった東京大賞典(当時は3000m)ではカウンテスアップと接戦を演じるなど、まさしく距離不問と言うべき名馬だった。
その割にウイポでは『7』シリーズ以来SP64、早めないという不遇をかこってきたが、ダート路線に大きくテコ入れされた『2024』で遂に飛躍。
国内緑札トップタイのSP67を手に入れ、特性交流重賞巧者も相俟ってこの世代の3歳ダート3冠の本命格と言える存在となった。
早めないは辛いが、割り切って3歳一杯で使い切る運用に徹し、4歳以降は同期のフェートノーザン等におまかせという使い分けがよいだろう。
ウインドストース初めからローカルと根幹距離を持ち、成長型・成長力も遅めあると優秀。国内だとニッポーテイオーが超強力なので当初はサマーシリーズに挑戦し、育った場合は海外の手薄なマイル・中距離GⅠを狙おう。トウショウボーイ確立要員として優秀な立ち位置。
トウケイフリート「岩手の魔王」ことトウケイニセイの半兄だが、やはり岩手で活躍し同地の大レースを複数制している。
SP66に有用な特性の数々を持つなど日本の緑札のダート馬としてはえらく強く、非所有では交流重賞路線の番人として立ちはだかってくる。所有する場合晩成普通には注意。
母エースツバキから所有して兄弟まとめて抑えるとお得。
ユウミロク前年ノアノハコブネでオークスを制していたおとなし師を鞍上に、同レースで9番人気ながらラモーヌの2着に突っ込んだ馬。
SP61はさすがにラモーヌには敵わないものの早めあるで割と長く戦え、特性乾坤一擲がハマればラモーヌ不在の牝馬GⅠならワンチャンある。
繁殖牝馬としても仔出し「5」で親系統4本かつ90年代以降マイナー化する系統*44で固められており、史実産駒としてユウセンショウ(SP62・遅めあるのステイヤーで特性超長距離持ち。緑札)も収録されている。総じて長く使いやすい馬で、引き継ぎ無しの84年スタートなら十分選択肢に入りうる存在。
サラノオー無札でありながら破格のスピード66を誇る。しかも早めある、馬場適性も芝◎ダ◯でどこでも走れる。えっ?こんな馬が無札でいいんですか!となるところだが当然これには裏があって、瞬発E+根性G+という超ジリ脚の根性無しである。
ただ他のサブパラは強めの緑札くらいには纏まっているし、距離適性も幅広いので育てば下手な銅札をも凌ぐパフォーマンスを発揮できる可能性を秘めている。ホクトボーイ産駒なのでトウショウボーイ・サクラユタカオー確立でテスコボーイを親化することを考えている場合は保護要員としても。

タマモリック史実ではダート千八のオープン特別で2着に入ったことがある馬だが、SP59・サブパラ41という微妙な能力に加えて遅めないであり、大事に使えば当時手薄な牝馬限定交流重賞でワンチャン…くらいではある。
しかしながら、本馬はバイカ系のサラ系馬であり、血統構成的にも両親ST系で親4本かつ銀因子を2つ持っており保護目的なら抑えるのもアリ。史実では京都大賞典でヒシアマゾンの2着に入ったこともあるタマモハイウェイを送り出しているが未収録。


Dancing Brave
ダンシングブレーヴ

「苦難を乗り越える勇者」
フランケルの登場までワールドサラブレッドランキング歴代1位の名馬中の名馬。こちらでもゲーム内最高値のSP79にサブパラ88と80年代文句無しの最強馬。ただし、左回りと小回りがいずれも×であることには注意。
早めあると古馬になっても使いたくなるが、3歳引退を逃すと初年度産駒アルマーセーから繋がる牝系をロストしてしまう。
このラインは3頭のセン馬がいるだけなので影響は小さいが、レッドカドーはゲーム中最後のオーエンテューダー系史実馬となる。なお、4歳引退を逃すとドバウィの祖母ジャワハーをロストする。
種牡馬としても複数のGⅠ馬を送り出しているが仔出しは「4」とコーエーの設定ミスなのか低い。牡馬の史実産駒が少なく、非所有だと16歳で亡くなってしまうので、確立を狙うなら所有必須か。なお、非所有では1991年末に種牡馬として輸入されてくる。
Broad Brush
ブロードブラッシュ
アメリカ3冠候補筆頭。仔出し「8」で史実産駒もいるが、遅め持続を活かして6歳まで走らせても史実馬ロストの心配がない。
母父ホイストザフラッグを確立した上で本馬を確立すると親ヒムヤーのSP系を創出することができる。
Mtoto
ムトト

「神童」
SP75・瞬発A+に特性大舞台・根幹・直一気・夏馬・アスコット巧者、距離適性1600~2400、遅め持続と欧州馬として異様に隙のない能力を持ち、金札という査定以上に厄介な実力馬。91年より前にスタートすると、トニービンの馬生*45を台無しにすることが多い。
引退示唆が出る5歳引退を逃すとコンプトンアドミラル*46・ザフーガ*47に繋がる牝系をロストするが、これを許容できるなら次の史実馬ロストは8歳まで生じない。スティッフェリオの母父でもあり、同馬の母シリアスアティテュード*48が2006年生まれなので本馬もそこまでは種牡馬を続け種牡馬としてのキャリアは意外と長い。


Tony Bin
トニービン

「イタリアンドリーム」
日本種牡馬御三家の一頭。上記のムトトの存在がネックで、非所有だと出走レースが丸被りしてGⅠ1勝で引退、ひどい時にはGⅠ未勝利でお笑い配合の成立対象になる可能性すらある。晩成持続なのにさあこれからという5歳*49一杯で引退しないとそれだけでウイニングチケットやベガらをロストしてしまうのも痛い。タフネス持ちなので、ムトトより強化できれば凱旋門は獲れるし、種牡馬として仔出しが「9」であるなど有望なのでなんとかしたいが…。
非所有では17歳で亡くなるので確立を考えている場合はタイムリミットに注意。瞬発S・根性D+で稲妻配合対象なのだが、勝負根性が1段階アップすると稲妻配合の対象から外れてしまうため、このリスクを嫌うならば(大金がかかるが)種牡馬として輸入される際に購入するのが無難。

Bering
ベーリング

「その末脚、嵐のごとし」
世代の仏ダービー馬。同期にダンシングブレーヴやムトトがいるため目立たない部分はあるが、この馬自身も金札にしては高いSP75、3項目Sのサブパラ80、大舞台・根幹距離・直一気と無駄の無い特性、早めあるで相当に強い。シーバードを経たネイティヴダンサー系は貴重かつ史実産駒も優秀で仔出し「6」だが、血統構成的に芝適性が軽くなりやすいことにも注意。

Manila
マニラ
米国芝路線で大活躍し3歳時のBCターフではダンシングブレーヴを返り討ちにした程の実力者。SP74はダンシングブレーヴやムトトに比べると落ちるものの、柔軟性以外全てB+以上のサブパラ81、「大舞台・根幹距離・二の脚」と無駄の無い特性、早め持続と色々と隙の無い能力をしている。
ただし、4歳一杯で引退しないと代表産駒のビエンビエン(銅札ながらSP70の遅め持続でコスパ良好)と母父として送り出したエイシンチャンプ(銅札)をロストしてしまう。また、ビエンビエン以降はこれといった産駒に恵まれず仔出しは「2」と低い。史実では1997年よりトルコで種牡馬として活動していたが、こちらではそれより早く7歳で供用停止になる。

Green Desert
グリーンデザート
デインヒルと共に欧州のダンジグ系を牽引する名種牡馬で、未介入でも確立することがあるほど。非所有でも定年28歳まで種牡馬引退しないため所有する必要性はあまり高くないが、パワーD+・柔軟E+とフィジカル面に弱さを抱えているため、所有してここを補強しておくのはアリか。距離1100~1500はやや使いづらいが、早熟ある・SP72でうまく使えば金殿堂入りでの札回収も可能。
ウイポシリーズにおいてはデフォでは両親SP系かつ母父サーアイヴァーを確立しておけばST化できるというフレキシブルさも有名で、SP系ST系どちらの箱庭にも対応できるという意味でも名種牡馬である。
Storm Cat
ストームキャット
アメリカ競馬を代表する種牡馬。種牡馬としては自力で親昇格するほどの大成功を収める。もちろん仔出しも「10」。
一方競走馬としては史実で現在は廃止された米2歳GⅠを制しており競走能力が無い訳ではないが、早熟ないで長い活躍や3冠支援は難しい。
非所有でも25歳まで種牡馬を続けるので保護目的での所有も不要。所有するなら種牡馬としての稼ぎに期待したい。
なお、黒鹿毛かつ勝負根性A、瞬発力D+なので瞬発力を伸ばさなければ真疾風配合も成立する。


Sonic Lady
ソニックレイディ
日本から遠征していたギャロップダイナを一蹴したムーランドロンシャン賞などマイルGⅠ3勝を挙げた名牝で、同期のメジロラモーヌをも上回るSP72、特性根幹距離・二の脚・牡馬混合を持つ強力な馬だが、精神力G早めないと致命的な弱点を持ち競走馬としての運用はかなり骨が折れる。
むしろ本番は繁殖入り後で、産駒のソニンクを経てロジユニヴァース・ディアドラ・ソングラインと3頭のGⅠ馬を筆頭に多数の重賞馬を送り出す。特に早めあるで海外遠征向きのディアドラが使いやすい。架空馬の母としては父ヌレイエフで母父◎も現実的なラインだが仔出し「3」や母方のスインフォード2本がネックとなるか。
また、本馬はブリティッシュ・ハーフブレッド(イギリス半血馬)と呼ばれる牝系の出身で、1969年まではサラ系扱いであった。
Colorspin
カラースピン
SP69、サブパラは微妙だが勝負根性Aなのでそれなりに重賞を勝てるしGⅠも狙える。これだけだと微妙だが本番は繁殖入り後で、オペラハウス&カイフタラという金札兄弟を産み落とす。どちらも金殿堂+αを余裕で狙える逸材なので、この2頭を所有したいなら母から押さえておくと効率的。
この2頭の活躍もあってか*50仔出し「8」だが、血統欄はスッカスカで種牡馬因子が1つもなく爆発力は出にくい。祖父母の代にナスルーラもノーザンもハイペリオンも無いので繁殖牝馬作りには役立つかもしれない。
Shahrastani
シャーラスタニ

「立ちはだかる魔王」
世代の英愛ダービー馬で、特に英ダービーではダンシングブレーヴの追撃を半馬身差振り切り勝利する大金星を挙げている。勝負根性A、柔軟性E+以外全てCのサブパラは海外の銀札馬としては心許なく英ダービーでの史実再現も厳しい*51が、SPは73と高く早めあるで特性大舞台・根幹距離も嬉しく父ニジンスキーの親昇格支援要員としてはなかなか頼りになる。
日本で種牡馬をしていたこともあるが結果を残せず仔出し「1」。*52
Horlicks
ホーリックス

「世界を変える疾走」
89年ジャパンカップで当時の芝2400mとしては驚愕の2分22秒2で駆け抜けオグリキャップに競り勝ったことで著名な馬…なのだが、ゲームだと史実再現はもろもろの査定上非常に困難。能力的には銀札としては及第点レベルながらも特性で根幹距離・海外遠征・牡馬混合と使い勝手の良いものを揃えているのだが…。
史実では7歳までに通算40戦をこなしており、ウイポでも牝馬には珍しい超晩成持続に健康Aと長くタフに戦える。
史実メルボルンC馬ブルー(1994年生まれ。銀札)の母*53でもある。GⅠ馬の母になっている割には仔出しは「5」とそこそこレベルだが、血統構成がかなりマイナーで配合相手に困らないのも面白い。
Ferdinand
ファーディナンド
世代のケンタッキーダービー馬で87年北米王者だが、後に本邦に種牡馬として輸入されるも廃用時に非常に後味の悪い結末になってしまったことでも知られる悲運の名馬。SP72・サブパラ65、早め持続、特性大舞台で3歳時はサブパラに勝るダンジグコネクション(銅札)が強敵だが成長力で上回り、銅札ながらダート王道路線を長く牽引できる実力の持ち主。ダート向きで父ニジンスキーの種付料上げと入牢による親昇格支援が出来る。
Last Tycoon
ラストタイクーン
ウマソナ「詰めが甘い」こそあるものの、SP71、瞬発力と精神力Sを含むサブパラ77、早めある、特性非根幹距離・海外遠征と銅札にしてはかなりのハイスペック。
シャトルサイアーとして3度にわたり来日しており、アローキャリーの父・メイショウドトウの父父・キングカメハメハの母父となるなど日本競馬との縁も深く仔出しも「7」。ただし3歳引退を逃すとサトノクラウンの父であるマージュをロストするので注意。
なお、キングカメハメハは本馬を「母父父ネヴァーベンド、母父ミルリーフと合わせて」確立すれば確立ST系になるが、未確立なら本作での追加法則により確立SP系になる。

Great Communicator
グレイトコミュニケイター
88年BCターフでサンシャインフォーエヴァー*54を下して優勝した馬。銅札ながらSP70、勝負根性・健康Aを持ち、加えて晩成持続の史実セン馬なので9歳一杯まで思う存分暴れ回れる。史実ではレース中の事故で亡くなっているが所有すればそれも防げる。
Ogygian
オジジアン
米GⅠ3勝を挙げた本邦輸入種牡馬で海外時代の産駒にエイシンワシントンがいる。銅札としてはそこそこバランスの取れた能力も早めない。ただし、父ダマスカスの確立支援を考えている場合3歳引退・種牡馬入りならギリギリ間に合う。
Southern Halo
サザンヘイロー
亜国で大繁栄を遂げ「アルゼンチンのサドラーズウェルズ」「南半球のサンデーサイレンス」の異名を取るヘイロー産駒。
SP64だがサブパラ69や仔出し「8」は流石。しかし遅めないなのがかなり痛い…。ヘイロー確立要員の一頭として。
なお、非所有では2002年末に種牡馬として日本に輸入され、翌2003年に米国に再輸出される。
Carotene
キャロティーン
86年ジャパンカップ9着馬。銅札の牝馬としてはかなり高いSP70に柔軟性A+、健康A以外のサブパラ全てCという雑なバランスの取れた能力の持ち主。早め持続で特性タフネス持ちと伸びしろがあるのがミソ。仔出しは「3」と低い。
Moon Madness
ムーンマッドネス
世代の英セントレジャー馬で、セイウンスカイの父であるシェリフズスターの半兄だったり、ジャパンカップに2度出走したり(5着と6着)、後に種牡馬として輸入されたりと日本競馬との縁も深い。
特性超長距離を持つも距離適性2000~3000mで欧州の長距離路線に挑むにはスタミナ不足だが、SP68、勝負根性とパワーAを含むサブパラ65、遅め持続とスペックは緑札としてはかなり優秀。リアルタイムでは気性が激しいと言われてもいたが、こちらでは気性「普通」と案外落ち着いている。
種牡馬としては仔出し「2」で、史実での代表産駒メジロスズマル*55は未収録。
Thrill Show
スリルショー
ハリウッドダービーの勝ち馬。パワー・健康E+は注意だが、SP68、勝負根性A、遅めあるは緑札としては優秀。
非所有では87年末に種牡馬として日本に輸入されてくる。仔出し「3」ながら何頭かの緑札史実産駒が収録されている。ただし、史実での代表産駒マキシムシャレードは未収録。トランセンドの母母父でもあるが無印時点ではトランセンドの母シネマスコープが繁殖牝馬専用。また、史実では2000年秋にメジロアルダンと共に種牡馬として中国に輸出されているが、こちらでは17歳で供用停止になる。

83年末輸入馬

グランディ英愛ダービー・キングジョージなどGⅠを5勝した歴史的名馬で、欧州時代には英オークス馬バイリーム*56の父にもなっているが、日本では産駒が全く走らずこちらでも仔出し「0」という非常にインパクトのある査定を貰ってしまっている。ただし、SP75・サブパラ合計80と能力は非常に高く、自身がスタミナ因子持ちかつ確立してもST系を維持できるのでフェアウェイ系を保護したいなら選択肢に入るか。日本の馬産について「種牡馬の墓場」と表現する際に引き合いに出されることも多かった本馬の子孫で海外GⅠ制覇を狙うのもロマンかもしれない。

84年生

  • 古馬になってから大覚醒を遂げ、一歳下のオグリキャップと名勝負を繰り広げたタマモクロスの世代。その他でも国内牡馬路線には二冠馬サクラスターオーに大井から来たイナリワンなど強豪が揃う。
  • 牝馬路線ではマックスビューティが80年代の日本の牝馬としてはかなりの強敵。大体の場合で牝馬3冠を達成するだろう。
  • 海外では男勝りのマイラー、名種牡馬の母、それとは別の牝系祖…と3つの顔で歴史的な功績を打ち立てたミエスクが圧倒的な存在感を見せる。
  • 史実では馬事公苑の最終世代・32期生のデビューがこの年にあたる。その中ではMr.ローカル(山野)としかと師(篠山晃一)が特筆すべきか。双方ともまずまず息の長い現役期間に加えて、それを活かせる調教師転向アリの関東新人騎手である。
    前者は長距離適性以外に隙のない素質を持ち、現役期間も32年とかなりの長さ。一流史実馬のお手馬はヒシアマゾンくらいと育てるべき騎手の条件を完璧に満たしている。ちなみに、所属厩舎は73年関東スタートの初期調教師としてお馴染みかとう(修)師(玉置圭右)なので、そのまま委託した馬を乗せてあげるのも乙。
    後者は調教師としての活躍で後世知られることになるものの、騎手としてもまずまずのいぶし銀。ダートやローカルを主にコツコツと育ててみると、後々の転向と合わせて大きな開花を見せる。総じて二人ともマニアックなチョイスだが、この手の騎手が好みなプレイヤーさんには堪らない要素の詰まった世代と言える。
  • 関西のトップジョッキーとして73年開始以来プレイヤーを支えてきたであろうタケクニ(河原)はここで騎手を引退。馬事公苑からの切り替わりと合わせて、ちょうど時代の狭間といった趣がある光景とも言えるか。
    調教師として登場するのは3年後の1987年頭……。*57つまり、みんな知っている彼の息子と共にターフへと舞い戻ってくることとなる。
タマモクロス
「白い稲妻」
古馬になってからの大覚醒とともに史上初の天皇賞春秋連覇を成し遂げた88年年度代表馬。
史実通り持っていない場合はクラシックに出てこない……はずが場合によっては出てきて、ダービーは成長が間に合わないからともかく菊を取っていくことも多々。所有する際は遅めあるなのでちゃんと成長度を上げておかないとサクラスターオーに負けたり、性格が引っ込み思案になりやすい繊細な点には注意。
史実では4歳引退だが、こちらでは初年度産駒に競走馬として収録されている馬がいないため5歳までは現役続行可能。5歳引退を逃すと高松宮記念馬ナランフレグの祖母であるビューティークロスらをロストする。
また、1歳下の半妹に史実エリザベス女王杯馬ミヤマポピー(緑札)がいるのでこちらも意識するなら母馬からの所有を考えるのも一興。

サクラスターオー
「輝く満開の桜」
皐月賞・菊花賞を制した二冠馬。自己所有しているタマモクロスを万全の状態で出走さえさせなければまず3冠は可能。だが、所有しないとすぐ亡くなってしまうので要注意。
基本はST系だが、父サクラショウリと母父父ホーンビームを確立させておくとSP系になれる点は覚えておくといいかもしれない。
イナリワン
「大井から来た豪傑」
世代の東京王冠賞馬で、南関東時代のD3000m東京大賞典を経て、中央転厩後瞬く間に天皇賞(春)・宝塚記念・有馬記念を制して89年年度代表馬に選ばれた一方で中央ではGⅠ以外のレースを勝てなかったなどのムラもあった生粋の気性難。
芝◎ダ◎という万能っぷりに加えて3200mまでしっかりカバーし切る距離適性が合わさった結果、全競走馬中ぶっちぎりトップクラスのレース選択幅を誇るという強烈な強みを持つ。こうした要素とSP73・サブパラ71という世代最強レベルのスペックはとにかく魅力だが、成長型晩成なので実力を発揮できるのは早くてもクラシック以降など史実同様に雌伏の時を待つことが多い。距離適性や特性非根幹距離を活かして春古馬3冠を狙わせる手も。
加えてそれまで半分フレーバーであった転厩イベントによりマル地表記付きで所有出来るという要素は、競馬ブームが追加された『2024』から非常に大きな特徴としてピックアップされることになる。*58
メリーナイス
「魅惑の栗毛」
ゴールドシチーと共に世代の2歳王者に輝いた馬。史実ではダービーをぶっちぎったり有馬記念で落馬したりと強烈なインパクトを残したが、こちらではSP72にバランスの取れたサブパラ、ツボを抑えた特性、マイルからクラシックディスタンスまでこなせる距離適性…と使い勝手の良い能力を持つ。
ウマーソナリティが「ムラッ気」なのは注意が必要。
マックスビューティ
「究極の美女」
桜花賞・オークスを制した世代の二冠牝馬で、あわや2年連続で3冠牝馬誕生!?と思わせた馬。それだけに世代の中では傑出しているが、早熟普通なので牝馬3冠を獲ったらすぐ引退させたほうがいい。
史実産駒のマックスジョリー(1990年生まれ。緑札)は案外侮れない能力の持ち主で1993年の牝馬クラシック戦線の有力候補。
ホクトヘリオス若き日の相談役と共に追い込みにすべてを賭けて長くマイル路線を駆け抜けた個性派マイラー。
その戦法通り瞬発Aという強力な末脚を誇り柔軟性以外はバランスの取れたサブパラ、早め持続という素晴らしい成長型・成長力とかなり恵まれた立ち位置で、ローカル特性持ちでもある事からサクっとサマーマイルで銅札を回収しつつ、史実では果たせなかったGⅠ制覇、金殿堂も狙える。なお史実のGⅠでは勝負付けが済んだ頃に突っ込んでくることに定評がある馬であったため、ご丁寧にも詰めが甘いウマソナ持ちなのはご愛嬌。
芦毛で勝負根性D+なので勝負根性を上げなければ真稲妻配合も可能ということは忘れないでおこう。

スルーオダイナ父ノーザンテーストの超長距離砲。瞬発力C+に勝負根性D+とやや決め手に欠けるが、遅め持続と競走寿命も長く、ダートが◯で走れる。
前年生で同路線のマウントニゾンより札価値が高いが、超長距離・非根幹距離・長距離ギアと長距離GⅠを戦う上での三種の神器を最初から持っているのが最大の強み。
超長距離の菊花賞・春天なら同期のタマモクロス・イナリワンら相手でも距離適性の差で互角以上に戦えるほどで、ノーザンテースト未確立ならば芝適性が欧州型に出るのでステイヤーズミリオンに連れて行く手も。
仔出しは「3」だが、父の確立時SP系化により母父ボールドルーラーのSP系良血馬と化したので後継として使うのも面白いかもしれない。
いとこ(従兄)のスルーオゴールドは、その母アリューヴィアルが69年生まれで総取り不可。

ゴールドシチー
「グッドルッキングホース」
メリーナイスと共に世代の2歳王者に輝いた他、尾花栗毛でも注目を集めていた馬。同じ2歳王者のメリーナイスと比べると能力は一枚落ちる上、早熟普通とやや使いづらい。一方銅札馬としては珍しく「厩舎のボス」を持っており、非所有では早世してしまうので、保護目的兼ボス役として所有するのも良い。
史実では一応引退して乗馬になっているのだが…引退が宝塚記念後と種付けシーズンを過ぎてからで、没したのが翌年の5月初頭と(ウイポでの)種付けシーズン開始前となり1度も種付けできるタイミングがないからなのだろうか?
種牡馬としては仔出し「3」*59と低く、母父テスコボーイのノーザンダンサー系とありふれた血統構成な上、父ヴァイスリーガルはヴァイスリージェントの全兄と使い辛さが目立つ。
チャンピオンスター父スイフトスワローのダート馬。4歳時と6歳時に帝王賞を勝っている。
SP66だが、世代のダート馬としては中央芝に行ってしまうイナリワンを除けばトップ格だろう。遅めあるで競走寿命が長く、瞬発A・根性C+と競走能力が高い。距離下限1600mなのでフェブラリーSとも好相性なのが嬉しい。
史実では受胎率が極めて低くアレチャンピオンと名付けられた牝馬*60を1頭残したのみで種牡馬を引退しているが、こちらでは仔出し「3」とそこまで悪くはないので血統を繋ぐifを目指しても良いだろう。
マイネルダビテまきお様こと岡田牧雄が実家の牧場を受け継ぎ岡田スタッドとして再スタートを切った黎明期に活躍して牧場の窮地を救い、『盟友』とまで呼ばれ尊重された名馬。ダビデではなくダビテ*61である。2023年現在のJRA重賞勝ち馬最長寿記録(36歳8か月27日)保持者としても知られる。
ゲーム的にはスピード65と緑札としてはよく纏まったサブパラに早熟持続が光る。史実同様堅実な活躍でプレイヤーを支えてくれるだろう。
サンキンハヤテ史実では阪神3歳S(当時の呼称)でゴールドシチーにアタマ差惜敗した馬。緑札にしてはまとまった能力を持つマイラーで、早熟鍋底持続を活かして2歳時は朝日杯で一発を狙い、古馬になってからは精神力E+を克服してサマーマイルを狙いたい。
ダイナレター父ノーザンテーストのダート馬。パワーに優れスプリントも守備範囲の距離適性、特性タフネスなどが光る。ただし晩成普通なので無理使いは禁物。なお、アスカクリチャンの母父だが母馬は繁殖牝馬専用なので史実産駒はいない。

コーセイ通称「抽せん馬」の星。*62マックスビューティを除けば彼女が一番牝馬路線では戦え、早めあるなのでマックスビューティと違って3歳以降も戦っていける。
ダイタクジーニアスミルジョージ産駒の川崎の女傑で中央への挑戦歴もアリと後年のロジータと色々被る経歴だが、能力的にも概ね彼女の廉価版といったところ。
諸々物足りないが最低限必要なサブパラは持っており、スピードも緑札最高クラスなのでダート牝馬路線で活躍できる。早め鍋底あるで史実産駒もいないため長く活躍できるのはロジータには無い魅力で、うまく育てば中央や海外のダートGⅠも視野に。
『2024』では特性牡馬混合を活かしてダート3冠も視野に入れられる。*63
ちなみに、件のロジータを3歳以降唯一砂上で破った馬でもある。高評価はその辺りから来ているのだろう。
ドウカンジョー中日新聞杯勝ちのほか、平安Sで3年連続連対の記録が光る二刀流。
重賞タイトルは芝のみ*64にもかかわらず芝◯なのはやや疑問だが、早め鍋底あるの成長型で息長い活躍が期待できる。精神・健康Aで遠征向きなのもうれしい。
父トウショウボーイの確立支援としても。
ちなみに史実では2歳時にマックスビューティを破ったことで名を挙げたが、あちらが早熟のウイポで再現するのは厳しいか。*65

Miesque
ミエスク

「気高きマドンナ」
SP76・サブパラ合計72と牡馬を含めても歴代トップクラスのマイラー。
繁殖牝馬としてもキングマンボの母であり牝系子孫にもリアルスティール・ラヴズオンリーユー兄妹やスタディオブマンなど多数の名馬を擁しており非の打ち所がない。もちろん仔出しも「10」。ただし、キングマンボをロストするため現役は4歳一杯まで。
なお、『9 2022』では本馬の玄孫であった虹札SHウンダリアは『10』への移行に当たりいなくなったものの、その名残なのか『10』無印の段階では子のイーストオブザムーンと孫のムーンズウィスパーまでは虹札査定のままなので注意。

Reference Point
リファランスポイント

「3冠の血の証明」
英2000ギニー不出走ながらその後英ダービー・セントレジャーと当時としても珍しいパターンで英二冠を制した馬。
SP76・サブパラ合計79、特性大舞台・根幹距離・高速逃げとこの世代の芝馬では抜けた力があるが、欧州3冠を狙う場合はムトトやトリプティクといった強敵の存在に、英国3冠を狙う場合は距離上限が2800mであることにそれぞれ注意。早めあるのため6歳一杯まで走っても唯一の収録史実産駒である愛GⅠ馬プレセリ(1997年生まれ。緑札)の母ヒルオブスノウをロストしないので長く戦えるのも◯。
非所有では7歳で早世してしまう。仔出しは「2」と低い。
Our Poetic Prince
アワーポエティックプリンス
88年コックスプレートでホーリックスを下して優勝するなどの活躍を見せたオセアニアの強豪。SPこそ71ながら健康Sを含むサブパラ合計85、覚醒普通、特性大舞台・タフネス、マイルから王道路線をカバーし切る距離適性など競走馬として長く戦っていく上で極めて有利な要素を多く持ち、加えて収録史実産駒もいないので9歳一杯まで思う存分暴れ回れる。
なお、父はイエーツという馬だが2001年生まれの名ステイヤーとはもちろん別馬で、1976年生まれの父ニジンスキー・母リサデルの良血馬。*66
Personal Ensign
パーソナルエンスン

「ミス・パーフェクト」
史実ではBCディスタフ含むキャリア13戦無敗を達成した競走能力・仔出し「10」共に文句無しの名牝。産駒にはアメリカクラシック二冠馬ウォーエンブレムの父アワエンブレム、イージーゴアの忘れ形見マイフラッグ等がいる。
Bayakoa
バヤコア

「銀の国から来てりて」
アルゼンチン⇒アメリカと渡り歩き、当時牝馬最多となるGⅠ13勝を積み上げた名牝。SP71も良い感じだが、晩成持続に健康A、特性タフネスで鍛えて伸びるのが心強い。ただし、6歳引退を逃すと史実米GⅠ馬アフルーエント(緑札だが、SP68・サブパラ合計70、早めあるなどかなり強い)の母トリニティプレイスをロストする。
自身の仔出しは「1」ながら、上述アフルーエントの他史実BCクラシック馬フォートラーンド(金札)の祖母となる。
Indian Skimmer
インディアンスキマー
上述ミエスクを仏オークスで4馬身差ちぎり捨てた馬で、距離適性1700~2300mは若干中途半端だが、SP73を持ち中距離をこなせるのはミエスクには無い強み。
一方仔出しは「0」で史実産駒の収録も無い*67が、早め持続でもあるので長く競走馬を続ける道もある。
Soviet Star
ソヴィエトスター

「ターフを走る彗星」
世代の仏2000ギニー馬で、上述ミエスクとも激闘を繰り広げ4歳時のムーランドロンシャン賞ではアタマ差競り勝っている。第1回ジャパンカップ1番人気馬(3着)のザベリワンの半弟でもある。
ミエスクと比べると地味なのは否めないが、こちらもSP72に柔軟性・パワー以外揃ったサブパラ、早め持続、特性大舞台・根幹距離とマイラーとしてまとまった能力を持つ。収録史実産駒の最年長が1991年生まれのフリーダムクライ*68で5歳一杯までは現役を続けられるのも強み。
日本で種牡馬をしていた時期もあり仔出し「5」。
Gulch
ガルチ

「タフネススプリンター」
88年BCスプリントなど米GⅠ7勝の活躍馬。SP72もなかなかだが、サブパラ合計が84とやたらと高い。加えて早めあるかつ5歳まで走っても史実産駒をロストしない。
種牡馬としてもサンダーガルチ*69やイーグルカフェといった活躍馬を送り出し仔出し「8」。母ジャミーラ(1976年生まれ)もGⅠ3勝を含む27勝を挙げた名牝でSP70に遅め持続など能力が高いので母から所有しても面白い。ミスプロの直仔としてはめずらしく成長力があると高めで、しかもSP昇華lv3に対応可能という使いやすさもある。ミスプロで自家生産しない場合の後継候補としては随一の使いやすさだろう。
Le Glorieux
ルグロリュー
87年のジャパンカップを馬体重410kgという小柄な身体で勝ち抜いたファイター。
パワーD+は要克服だが、銅札にしてはかなり高いSP71に加えて幅広い距離適性かつ精神力Aに特性海外遠征で走る場所に割と困らず、遅めあるで息も長い。デフォルトで瞬発力A+、勝負根性D+なので稲妻配合も可能。
Cryptoclearance
クリプトクリアランス
米GⅠ3勝の活躍馬で、米国3冠ではアリシバが強敵だがSP71・サブパラ合計71、早め持続と銅札としてはかなりの高性能。種牡馬としても仔出し「6」で父ファピアノの確立支援や後継として活躍できる。

Don't Forget Me
ドントフォゲットミー
世代の英・愛2000ギニー馬で、こちらも銅札にしてはかなり高いSP71に勝負根性Aが光るが、早熟ないがどうにも困り物。ただし割り切って鉄砲玉として使った上で上手く欧州牡馬マイル3冠を獲れれば3冠達成の銅札で元は取れる。
種牡馬としては仔出し「2」ではあるものの、割と貴重な父アホヌーラの大物牡馬の1頭なのでトウルビヨン系保護プレイでは存在感を発揮するか。

Natroun
ナトルーン
世代の仏ダービー馬で本邦輸入種牡馬。SP70に早めあるが良い感じである一方瞬発力Aでありながらサブパラ37とかなり癖が強い。
一方、血統的には親スインフォード2本が気になるが父アカラッド×母父グレイトネフュー×母母父ヴァルドロワールが全てST系かつ父母リカタがパワー因子持ちで、『2024』では父母父父父ジェベル初期確立により祖父母ST系になる。こちらでは史実産駒未収録で種牡馬入りが不透明なので、ST箱を目指すなら抑えておくのもアリ。
Ibn Bey
イブンベイ
GⅠ4勝を挙げ伊3歳王者・独愛古馬王者に輝いた他BCクラシック(2着)やジャパンカップ(6着と8着)にも出走した国際派。*70SP68・サブパラ合計70、遅め持続、特性タフネス、広い距離適性、馬場適性芝◎ダ◎と派手さは無いが使い勝手がかなり良い。
祖母ウィージャの牝系子孫にウィジャボード・オーストラリア母子。本邦輸入種牡馬でもあるが6歳引退を逃すとビッググラスの母ドラゴンリリーをロスト。
El Senor
エルセニョール
アメリカの芝中長距離路線で通算44戦12勝、GⅠ4勝*71を挙げたタフガイ。日本ではGⅢセネカHで騎乗したでした。に、日本人騎手海外重賞初制覇にして彼にとって今なお唯一である北米での重賞制覇をプレゼントしたことが有名か。
SP68に瞬発Aと決め手は十分で、超晩成持続という成長型のおかげで伸びしろもかなりのもの。
引退後は日本で種牡馬生活を送るもまるで成功できず*72仔出しは「2」だが、瞬発A・根性Eのため根性が4ランク以上伸びなければ真稲妻配合対象となる。

Pay the Butler
ペイザバトラー
88年ジャパンカップでタマモクロスとオグリキャップをまとめて負かした程の馬なのだがホーリックス共々…というかあちらより更に能力が低い。
ただ、緑札にしてはSPが68と高く、晩成持続で現役期間を長めに取れるので、馬主孝行要員にはなる。欧州型の芝適性*73と精神力A、特性海外遠征を活かして遠征で成長を促したいところ。
引退後は種牡馬として日本に輸入されているが、ブランドフォード系の中でも珍しいブラントームの流れを汲んでおり、非所有では7歳で早世してしまうので保護目的でも。
Star Lift
スターリフト
史実ロイヤルオーク賞勝ち馬かつ本邦輸入種牡馬。SP68、瞬発力Aを含むサブパラ合計61、遅めあると緑札にしてはバランスが良く、収録史実産駒もいないので長く走れる。
Fitzwilliam Place
フィッツウィリアムプレイス
米芝GⅠ2勝の活躍馬。パワーEが気になるのと仔出し「3」ではあるが、緑札の牝馬にしてSPが68あり、健康Aに遅め持続で収録史実産駒もいないので長く走れる。

85年生

  • 第二次競馬ブームを牽引したアイドルホース、オグリキャップの世代。競走馬としては破格の能力を持っており、マイル~中距離ではとてつもなく強い。
    彼と鎬を削ったライバルたちも非常に充実しており、80年代の中でも屈指の高査定が目立つ世代。
  • 一方で牝馬クラシック路線はかなり手薄で銅~緑札クラスが有力候補という状況。態勢が整っていれば自家生産馬で3冠を狙っても良いだろう。
  • 史実では長らく続いた馬事公苑から競馬学校を卒業して騎手となった世代へとチェンジ。
    騎手生命の長さとお手馬が少ないといった点でウイポでは随一の使い勝手を誇る相談役、のちに調教師として大成するすがい(鈴木忍)といった個性豊かな人物が記念すべき1期生を飾る。

オグリキャップ
「稀代のアイドルホース」
説明不要、第二次競馬ブームの立役者。SP76に固有を持つなどこちらでも能力は非常に高く、また、固有特性「オグリコール」は1600m以上ならどのGⅠレースでも発動する可能性があり、海外でも発動・脚質を選ばない・距離を選ばないと全固有特性の中でもトップクラスに有用。確定発動ではない点にだけは注意したい。
自己所有した場合は史実で叶わなかったクラシックにも参戦可能だが、距離の関係でスーパークリーク相手の菊花賞が難所か。一方秋古馬3冠では、非所有でも大抵はタマモクロスを蹴散らして3歳で達成できるほどバッチリ向いているため、単純に3冠配合を狙うならこちらが最適。
ダ◯だがリズンスターさえどうにかなればアメリカ3冠路線も視野に。米国に遠征する場合は近い世代のブライアンズタイムやサンデーサイレンスやデインヒルなど将来的な大種牡馬たちとライバル関係になると繁殖入り後に活躍しやすくなるかもしれない。4歳秋のGⅠ連闘が有名だが、故障を定期的に起こして離脱したこともあって健康はD+と決して頑丈ではないので注意。
『2024』からは国内ダート3冠が整備。対抗馬ははるかに緩くなるので配合目的ならこちらが楽。加えて新システムの競馬ヒストリアや補正の点で極めて恵まれており、競馬ブームをトップクラスに引き起こしやすい馬として設定されているので、こちらを重視するならやはり国内でアイドルホースとして活躍させていきたいところ。
仔出しは「2」だが、1991年以前のスタートならばレースで順調に勝っていく事自体は難しくない。種牡馬になる頃には「5」と平均レベルにはできるだろうか。半妹に史実桜花賞馬のオグリローマン(1991年生まれ。銅札)がいる。
スーパークリーク
「若き天才の恋人」
世代の菊花賞馬で、不世出の天才でした。にとって始まりの馬。同世代が軒並み距離適性で引っかかってしまっているため、クラシック3冠最有力候補。ただ、成長型が遅めかつ芝適性があまり日本向きではないので、レースへの出走や史実調教で成長度をしっかりと上げておかないと、最悪菊花賞の前でコケて出走することすらおぼつかないことになってしまいがちなので注意。
セリで買えるのでお守り集めや資金回収にも役立つ。但し、約800万で買えた史実と異なり8億円から10億円くらい持っていかれるので特に84年スタートの1周目の場合は破産に注意しよう。
種牡馬としては歴史的な大不振であったことで知られており、ゲームでも仔出しは「1」。ロクな史実産駒も存在しないが、それを逆手にとって長く現役を続けさせることもできる。

サッカーボーイ世代の2歳王者。史実ではGⅠこそ2勝だったものの、その勝ち方がいずれも派手でこちらでもクリークと同等のSP73が与えられている。また、3歳時の函館記念を当時の芝2000mとしては驚愕の1分57秒8で勝っておりそのためか特性根幹距離に加えてローカルも持つ。
種牡馬としても内国産の85年生の中でも優秀でナリタトップロードやヒシミラクルなどのGⅠホースを輩出している。史実では1988年の有馬記念を最後に復帰できなかったがこちらでは4歳一杯まで走れる。ただ、早め普通なので無理はしない方がいいかもしれない。
ヤエノムテキ
「無敵の舞、ご覧あれ」
世代の皐月賞馬。早め持続でスピードも72あり乾坤一擲・クラシックギアも保持している為、オグリ以外の相手になら互角以上に戦える。*74また、「厩舎のボス」でもあり、高齢になっても第一線で戦えることから少なからず恩恵ももたらしてくれる。なんなら史実産駒がいないため9歳まで居座らせるという手も。
バンブーメモリー
「激闘の記憶、鮮やかに」
でした。親子に唯一のGⅠ勝利をプレゼントし、マイルCSでのオグリキャップとの名勝負でも有名な名短距離馬。SP71に加えて全てB以上のサブパラ、晩成あると息が長く、短距離から中距離までカバーする距離適性、芝◎ダ◯の馬場適性、特性根幹距離を併せ持ち、完成すれば長く色々なレースを勝っていける優等生。
半弟にバンブーゲネシス(SP62・遅め持続のダート馬。緑札)がいる。

パッシングショット90年マイルCS勝ち馬。この世代の日本の牝馬では最速のSP69を持つ遅めあるのマイラー・スプリンター。ヴィクトリアマイルや豪州の牝馬GⅠが第一目標になるが特性乾坤一擲・牡馬混合がハマれば混合GⅠでもワンチャンあるか。
半兄に緑札馬スナークアロー(1979年生まれ。SP63・成長型遅めある)がいる。
非所有では繁殖入り後すぐに亡くなってしまう。そのままでは次代に親ナスルーラが2本残ってしまうが、父トウショウボーイの確立や父父父プリンスリーギフトの親昇格に成功すればかなりのパワーアップが見込める。
ダイユウサク当時のレコードでメジロマックイーンを下して有馬記念を制したことで知られている。この手の例に漏れずSP65こそ八大競走優勝馬としてはかなり低いものの、晩成あるに乾坤一擲・タフネス持ちでサブパラも精神E+以外穴らしい穴がない…と鍛えれば伸びるポテンシャルは十分にある。成長次第では史実再現もワンチャン。ノノアルコの代表産駒の1頭であり、確立要員としても使える。
ダイコウガルダン北関東からキャリアを開始し長きにわたって地方の一線級で戦い続けた強豪。スピード64と銅札並のサブパラ・晩成持続と緑札とは思えないスペックを誇る。
アエロプラーヌ世代の東京王冠賞馬。SP63・サブパラ59、早めある、特性交流巧者のダート馬で、3歳ダート3冠路線を戦ってからダイコウガルダンにバトンタッチするのが理想か。父マルゼンスキーの確立を目指す場合にも。『10 2024』:SP65・サブパラ62にパワーアップ。
グリンモリー新潟3歳S(当時)をレコード勝ちした馬で、その後2年近い故障療養を乗り越えて古馬オープン勝ちを果たした。SP63で早め持続、パワーF・健康G以外はC以上のサプパラを持ち、大事に使えばサマーシリーズ全てを視野に入れられる距離適性を持つ便利な馬。父マルゼンスキーの確立援護要員としても良い。
9歳下の半弟にマチカネワラウカドがおり、母オオシマリアナから所有しておけば緑札1枚でまとめて確保できるのでお得。
ダイタクロンシャンデイリー杯3歳Sの勝ち馬で阪神3歳Sはサッカーボーイの2着だった(レース名はいずれも当時)。能力は緑札なりで早熟ないだが、父ダイタクチカラ×母父ウィルディールで非ジェベル系のトウルビヨン系という激レア血統。『2024』ではジェベル系初期確立済みで、彼を保護しないと本気でトウルビヨン直系が滅亡一直線になる。

シヨノロマン70~80年代の牝馬路線の層の薄さの恩恵もあって、緑札のこの馬でも3冠は狙える。史実オークス馬のコスモドリーム(銅札)の方が能力が少し高いが、こちらの方が成長力は上で特性根幹距離も持っており、成長次第で逆転も狙える。従って、コスパ的にもこちらがオススメ。また、史実では主戦騎手がでした。だったので二人三脚で成長を狙うのも一つか。
繁殖牝馬としても仔出し「3」だが5代母にシラオキ様がおり(フロリースカップ系)、親系統も4本で種牡馬因子も銀1つ(母父父ヒンドスタン)だがある。
マルシゲアトラス史実オークス2着馬。上記シヨノロマンより能力は少し落ちるがこちらは早め持続が武器。加えて特性根幹距離も持っている。サマーシリーズに挑戦する場合は精神力Eに注意。
なお、シヨノロマン共々幼駒セリで買える。

ヤグラステラツインターボを2着に降して優勝した91年福島記念など中央重賞2勝。SP61はさほどでもないが精神力Aと早めあるが光る。健康Eとウマソナ「使い詰め×」は注意。
ミラ系のサラ系馬で、本作に登場するサラ系の史実牝馬としては最終期の馬なのでサラ系の牝系を保護したい場合には是非とも抑えておきたい1頭。

Risen Star
リズンスター
セクレタリアトの牡馬の代表産駒で、競走能力的にはアメリカ3冠に最も近くオグリキャップをアメリカ3冠に挑戦させる場合にも高い壁になる。
史実と異なり、スターバレリーナ(史実ローズS馬でロゴタイプらの牝系祖先。3歳引退を逃すとロストするので注意)の父となった4歳頃で種牡馬を引退してしまうのでセクレタリアトの確立や保護を考えている場合は所有した方が良い。


Zeditave
ゼディテーヴ
その名を冠したGⅢ競走がある程のオーストラリアの名スプリンター。『9 2022』では種牡馬専用であったが今作で競走馬として登場。
SP73・サブパラ74、早めある、特性大舞台・スプリントターボとマイラー・スプリンターとして総合能力が高い。
直系曽祖父に本邦輸入種牡馬でもあるインファチュエイションを持つネアルコ傍系、という激レアな血統背景の持ち主で仔出しも「7」と高い。しかも確立するとSP系になれるのだが非所有では12歳で種牡馬を引退してしまう。
Seeking the Gold
シーキングザゴールド
ドバイミレニアムの父でその仔ドバウィを通じて現代競馬に大きな影響力を持ち、日本にもシーキングザパールやマイネルラヴなどを送り出してマル外黄金期を彩った名種牡馬。
ミスプロ産駒を代表する種牡馬の一頭だが、実はSP70を超える初めての史実牡馬が6世代目のドバイミレニアムと初期の活躍馬がかなり牝馬に偏っており、ドバイミレニアムの早逝も相まって未介入ではほぼ確立しない。
競走馬としては遅めない*75かつ4歳で引退示唆となかなか厳しいが、ドバイミレニアムと共に所有しておけばドバウィ初期の産駒まで活用できて確立難度が大幅に下がるため、能力強化も兼ねて競走馬段階から所有しておくのもアリか。
Brian's Time
ブライアンズタイム
日本種牡馬御三家の一頭。軽めの芝質適性を活かし、日本の芝でもある程度の活躍は可能。成長型・成長力も早めあると悪くないので、種牡馬としての使い勝手を少しでも良くする目的で所有するのもアリ。『2024』では銀札にコストダウンしており、ダート3冠による3冠支援も視野に入る。ただし勝負根性が1段階アップすると稲妻配合の対象から外れてしまうことには気を付けたい。
Forty Niner
フォーティナイナー
世代の北米2歳王者。早め普通ではあるもののSP71に柔軟性・パワー以外揃ったサブパラなど充分な実力はある。
種牡馬としては日米で多数の活躍馬を送り出しており仔出し「8」。エンドスウィープら早世する産駒の保護といった介入で割と容易に確立を狙えることに加えて確立ST系で、特にST箱狙いではありがたい存在。
なお、非所有では94年末に種牡馬として日本に輸入されてくる。
Indian Ridge
インディアンリッジ
GⅡ時代のキングズスタンドSの勝ち馬で、ムラのあるサブパラや遅めないから競走馬としては頼りにしづらいが、父アホヌーラの最良後継としてリッジウッドパールら多数の強豪を輩出しており仔出しは驚異の「10」。ヘロド系・トウルビヨン系を保護発展させたいなら頼りにしたいところ。
Goodbye Halo
グッバイヘイロー
ご存知キングヘイローの母だが、自身もGI7勝を挙げた名牝。SP70に早め持続と能力自体は高いが、近い世代に強力な牝馬が多いことや、特性根幹距離を持っているのに距離適性1700~1900mといった噛み合わなさから活躍させるには工夫が必要。
繁殖牝馬としてはキングヘイロー以外には大物を送り出していないが仔出しは「6」となかなか。ただし、父父ヘイルトゥリーズンの親昇格をしておかないと次代に親ターントゥが2本残ってしまう。
なお、非所有では89年末に繁殖牝馬として日本に輸入されてくるが、同年輸入の繁殖牝馬は粒揃いなのでそこも悩みどころになるか。
Crafty Wife
クラフティワイフ
サブパラ合計29と早熟普通は厳しいが、SPは62と案外悪くない。
繁殖牝馬としては極めて優秀で、子のスパイキュール、孫のカンパニー・トーセンジョーダン、曾孫のトーセンスターダムら多数の有力な史実馬を牝系子孫に擁する。自身の仔出しは「5」。なお、タスティエーラの4代母でもあるがタスティエーラの母のパルティトゥーラが繁殖牝馬専用。
Unfuwain
アンフワイン
ナシュワンの半兄。史実ではGⅠ未勝利ながらSP70に柔軟性以外弱点のない総じて優等生な能力値で競走寿命も早め普通と一応及第点。銅札ながら世代の欧州を代表する馬。母ハイトオブファッションを所有しているなら。
種牡馬としてもペトルーシュカを始め多数の名牝を送り出している。
Nasr El Arab
ナスルエルアラブ
芝◎ダ◎でサブパラも上のアンフワインに勝り早め持続だがこちらは距離上限2300mでクラシック非対応。*76主に層の薄いダート中距離で金殿堂を目指そう。
本邦輸入種牡馬で下記シスターソノの父。
Kahyasi
カヤージ
世代の英愛ダービー馬。SP72に特性大舞台・直一気と銅札にしてはかなりカタログスペックは優秀なのだが早めないが難。割り切って欧州のダービー獲りに賭けた方が良いかもしれない。
種牡馬としてはザインタらの父・ザルカヴァらの母父。父父ニジンスキーの親昇格支援にも。なお、自身を確立すると父や祖父のSP系からST系にスイッチする。
Blushing John
ブラッシングジョン
世代の仏2000ギニー馬で、4歳時には米ダートGⅠを制しBCクラシックでもサンデーサイレンス、イージーゴアという両雄相手にしぶとく喰らい付き差のない3着*77に健闘した実力派二刀流。それ以上にCOM所有だと様々な大レースに顔を出しことごとく2着に入るためその特徴的な名前から知っている人も多いはず。SP71など銅札にしては能力が高く早め持続でよく育つので金殿堂で父の系統確立の支援にも。
日本で種牡馬をしていたこともあり仔出し「5」だが親セントサイモン3本で癖が強い。海外時代の代表産駒ブラッシングケイディー(Blushing K.D.)*78は緑札ながらSP67などなかなかの力を持つ牝馬だが非所有では早世する。
Dancing Spree
ダンシングスプリー
フライトラインの高祖伯父に当たる。晩成持続で放っておけばいつの間にかダート短距離を蹂躙している馬。1歳下のセイフリーケプトが強力なライバルとして立ちはだかるがサブパラではこちらに分がある。
Cadeaux Genereux
カドージェネルー
SP71は欧州のスプリンターとして1歳下のデインヒルを上回っており、遅めあるで長く戦える。種牡馬としてはオーエンテューダー系の保護に使える。

86年生

  • 一言で言えば皇帝不在のルドルフ世代。史実での戦績ははっきり言って物足りないが、安めの札で燻し銀の働きをしてくれる馬が多いのも同様で、自己所有すれば評価を引っ繰り返すことも容易。
    自家生産馬によるクラシック制覇の大チャンスでもある。
  • 反面海外はサンデーサイレンスイージーゴアを筆頭に、インザウイングス・ナシュワン・ポリッシュプレシデントといった種牡馬としても結果を残した面々が揃う非常にハイレベルな世代となっている。
    後に世界的大種牡馬として鳴らすことになるデインヒルや、コスパ抜群の銅札馬*79でミスワキ確立の最重要後継馬としても知られるブラックタイアフェアーもこの年。
  • 騎手にも逸材が。ノリさんはゲーム進行次第ではでした。以上の成績を叩き出せる。ミッキーは調教師時代込みで付き合いがとても長い騎手で安定して起用できる。
  • この年に騎手を引退するやまうち師(寺島高之)は騎手出身者としては調教師としての手腕とキャリアの長さ(30年)を併せ持っており、あらかじめ騎乗依頼などでコネを作っておけば心強い味方になってくれる。また、同年騎手引退の伊 藤 正師(甲賀直也)も騎手・調教師双方で大レースを制した経験を持ち調教師としてのキャリアも29年と長い。

メジロモントレーモーリスの祖母。本馬自身も牡馬相手にGⅡを2連勝した実績があり、SP65と引換券の引換券としては競走馬としての実力もある。
この世代の牝馬は成長力に難のある馬が多い中、本馬は遅め持続と優秀で、牡馬混合や学習能力といった優秀な特性を持ち、サブパラも銅札レベルではあるが精神E+以外は整っている。前後の世代の牝馬レベルはあまり高くないので、このくらいの能力があれば金殿堂も十分射程圏に。史実だと幼駒時代から関係者はその気性難ぶりに悩まされていたのだが、何故かゲームだと気性普通にウマソナも人懐こいと扱いやすい仕様になっている。
仔出しは直仔の活躍馬に恵まれなかった割に「5」と普通。スインフォードが2本あるのはいただけないが、能力が成長していけば大物架空馬を出す余地はある。その親スインフォード2本も子系統がスインフォードとブランドフォードに分かれているおかげでブランドフォード親昇格によって親系統の被りをなくすことも可能。
バンブービギン世代の菊花賞馬で、父バンブーアトラス(82年のダービー馬)との父子二代クラシック制覇を成し遂げた馬。同世代の日本馬の中ではSP値が一番高くサブパラも銀札としては及第点クラスはある。遅め持続と競走寿命も長く、史実産駒もいないので思う存分使い倒そう。
ロジータ牡馬相手に南関東3冠を成し遂げた南関東の伝説的名牝で、SP69・サブパラ80*80とこの世代の日本馬では芝ダート牡牝問わず総合力はナンバーワン。
史実トリプルティアラ馬のオープンマインド(SP70・サブパラ81)が強敵だが、アメリカ遠征してトリプルティアラに挑戦できるだけの力はある。『2024』以降なら史実通り牡馬相手に日本ダート3冠を獲ることができる。
なお、この馬には特殊な仕様が複数あり、4歳一杯で引退すると初仔のシスターソノ(銀札馬レギュラーメンバーの母)を受胎した状態で繁殖入りするのと、『10』限定で91年以降スタートだとゲーム上不可能な南関東3冠を達成している扱いで3冠配合対象になることが挙げられる。
繁殖牝馬としても優秀で上述レギュラーメンバーの祖母となる他、カネツフルーヴ(銀札。レギュラーメンバーとは同い年)らの母となる。
ドクタースパート道営からの移籍で皐月賞を制覇し、引退レースはステイヤーズSをレコード勝ちという超個性派クラシックホース。概要にもある通りこの年の日本はクラシック戦線に抜けた馬がいないため、距離適性や成長型・成長力でアドバンテージを持つこの馬は銅札ながらクラシック3冠の有力候補となる。
サクラホクトオー大の雨嫌いとして知られ、伝説の弥生賞(田)の最大の犠牲者にして、菊花賞におけるあり得ないレベルの大逸走と何かとお騒がせな競走生活を送った迷馬にして名馬。地味に兄チヨノオーとの兄弟同一GⅠ制覇記録を持っている。
肝心な能力はといえば、健康F+と反抗的なウマソナを持っている以外は高い水準でまとまっており、パワーもD+とマシなレベルで成長型も早めある。フトシいわく雨嫌いも菊花賞の大逸走も本馬の精神に起因する所が大きかったとのことだが、そちらも実戦レベルに耐えうるBで気性は意外にも普通と割と落ち着いているので海外遠征も安心して出来る。父トウショウボーイの確立支援にも。

カリブソングSPは66と平均クラスだがサブパラ70、遅め持続、優秀な距離適性がこの馬の魅力。史実では目黒記念を勝っているのになぜか芝◯なのと成長型が遅めなのでクラシックは厳しいが、成長すればプレイヤーの心強い味方に。
父マルゼンスキーの系統確立支援の戦力にもなってくれるが、非所有では早世してしまうので注意。
シャダイカグラ魔法とまで称された好騎乗に導かれ桜花賞を制したでした。初の牝馬クラシックウィナー。
早め普通かつ健康F+で無理は利かないが、SP68に特性根幹距離・二の脚で世代の芝牝馬としては筆頭格。ただし、オークスを勝ちたいならば距離上限2200mとパワーD+の克服が必要。
繁殖牝馬としては仔出し「3」。曾孫に無札馬ドゥオーモがいるがその母アスクコマンダーが繁殖牝馬専用。
ミスタートウジン中央競馬の最高齢出走記録となる15歳(現表記だと14歳)まで現役を続行し、99戦ものレースを戦った「鉄の男」。
残念ながら(?)ゲームでは9歳までしか走れないが、当然のように晩成持続・特性タフネス・健康Sなので史実で果たせなかった重賞制覇はおろかGⅠの栄光にも届き得る。惜しむらくは無札にタケデンファイターという本馬以上の実力馬がいて霞んでしまうことだが、シアトルスルー~エーピーインディを経ないボールドルーラー系の保護要員に使えるという価値もある。
なお、1歳上の半兄ミスターシクレノン(銅札)は芝向きのステイヤー。
トウショウバルカンサンシー産駒の新潟大賞典勝ち馬。晩成あるで完成は遅いが、目立つマイナスウマソナも無く、SP65で緑札としては競走向けサブパラの完成度が高い。大事に育てれば余裕で元は取ってくれるだろう。
半姉にエプソムCの勝ち馬でスイープトウショウの祖母であるサマンサトウショウがおり、母マーブルトウショウもしくは祖母チャイナトウショウから所有すれば総取りも可能。
ナルシスノワール重賞3勝の他、スプリンターズSでダイイチルビーの2着に入った実績を持つ。ウマソナ「詰めが甘い」は気になるが、SP64・サブパラ61、早め持続、特性スタート・高速逃げと緑札にしてはツボを抑えた能力をしている。マイルの世代戦やサマースプリント・マイルを目標に。
半弟テンパイ(緑札)はダートで活躍。母父トウショウボーイなので両親SP系になる。
バリエンテー度重なる故障を乗り越えて5歳秋に京成杯AHを制した馬。緑札上位のSP65とまとまりの良いサブパラを持ち、馬主孝行要員として大変使いやすい。父(マルゼンスキー)と成長型(早め持続)が同じで1歳上のグリンモリーと比べると、柔軟性が低くスプリント適性が無い代わりに、パワーが高く競馬場を選ばない強みがある。
ジョーロアリング史実阪急杯勝ち馬。リアルシャダイ産駒では非常に珍しい短距離馬で、父の確立を狙う場合に同父の他馬とぶつからずに実績を積めるのが大きい。
SP65だが早めある*81で能力的にも穴が無く、特にパワーAが光る。芝◎だけでなくダートも◯でJBCスプリント等も狙える優等生。
トウショウファルコ競馬界の元斗皇拳継承者ゴールドシチーやサッカーボーイらと並ぶこの時期を代表する尾花栗毛馬で、競馬界随一のイケメンホース。*82能力的には緑札としては並で遅め普通とやや使いづらいが、中山巧者・冬競馬の特性が『10』では足されているので強化されていると言える。
史実では競走馬引退後東京競馬場で誘導馬を務めており、種牡馬入りはしていない。仔出しは「2」で、血統構成が良いかと言われると微妙だが、ご存知TTGの一角グリーングラスの代表産駒の1頭。グリーングラスはあのトキノミノルの全姉ダーリングから連なる血統であり、グリーングラスやトキノミノルの血統再興を望むのなら所有もアリ。なお、母カメリアトウショウはトウショウボーイらの母であるソシアルバターフライの孫に当たるが繁殖牝馬専用で登場するためソシアルバターフライからの総取りは不可。
フジノダンサーオグリキャップの父として知られるダンシングキャップが晩年に送り出した南関東の活躍馬。同期のロジータと比べるとさすがに物足りなく精神力F+も厄介だがSP64・サブパラ50、早め持続、特性交流巧者・牡馬混合・軽ハンデとダート牝馬としてはツボを抑えた能力を持つ。
繁殖牝馬としては仔出し「4」も母父ファバージが面白い。
タケデンファイターツキノイチバンに次ぐ無札最強クラスの名馬。*83スピード66、晩成ある、タフネスと交流持ち、サブパラも銅札並と設定をミスっているとしか思えないレベルで優秀。1周目なら持たない理由がない。
母タケデンヒメは73年スタートだと初期譲渡繁殖牝馬候補だが、この馬の為だけに10年以上も牧場に置いておくほどの馬でもないので、普通に庭先で本馬を買うだけでもよいだろう。

Sunday Silence
サンデーサイレンス

「空前にして絶後」
日本種牡馬御三家の一頭で現代日本競馬を変えた偉大なる種牡馬。距離適性的にベルモントSが厳しく、芝も走れるので欧州マイル3冠を狙わせてもいい。しかも今回は系統確立でSP系になる点も◯。
所有しないと16歳で亡くなるので非所有かつ箱庭に負荷をかけている場合は系統確立のためにPrivate回収で対応する必要が出てくることもある。逆に父ヘイローのST系を子孫にばら撒くためにあえて系統確立しないというプレイスタイルもある。

Easy Goer
イージーゴア

「三代目ビッグレッド」
能力値は言うまでもなく、種牡馬としての血統構成が良い。架空馬の父として同期のサンデーサイレンスに引けを取らない成果を得られる。
サンデーより長い距離をこなせるのも強みなので両方所有している場合はアメリカ3冠は彼に獲らせた方がいい。なお、所有しないと94年に亡くなってしまうので要注意。

Nashwan
ナシュワン

「歓喜に包まれて」
ウインドインハーヘアのいとこ(従兄)。SP75・サブパラ88と虹札に肉薄している高スペック。その能力からしてヨーロッパの王道路線を席巻できる。
種牡馬としても仔出し「7」と優秀で後継にバゴ等がおり、クロノジェネシスに繋がる。
非所有では15歳で種牡馬を引退してしまうので確立などを考えている場合は所有またはPrivate回収が必要。

Danehill
デインヒル
種牡馬として一大世界帝国を築く馬であり、もちろん仔出し「10」。競走馬としてはSP69は金札馬としては物足りないが瞬発力Sが光る。
95年末に種牡馬として国内に輸入されるのでそこで抑えても良いが、非所有では17歳で亡くなるので幼駒時代から抑えて使い続けるのもアリか。ただし、デフォルトの勝負根性がD+なので勝負根性が1でも上がると稲妻配合が使えなくなることには注意。

Dream Deal
ドリームディール
米GⅠモンマスオークスの勝ち馬でまずまずバランスの取れた能力を持つが、遅め普通、精神力F+、ウマソナ「詰めが甘い」など使いづらい要素も多い。
繁殖牝馬としてはトゥザヴィクトリーやデニムアンドルビーといった優秀な史実子孫を多く擁し仔出し「8」。血統構成的にも親4本かつ種牡馬因子を金銀1つずつ持つ。

Awe Inspiring
オウインスパイアリング
89年米クラシックにおける第三の男でケンタッキーダービーではサンデーサイレンス・イージーゴアに次ぐ3着に入っている。SP72・サブパラ63、早めあるは決して悪くないのだが同期の両雄にガチンコ勝負を挑むのはさすがに荷が重い。
一方種牡馬としては本邦に輸入されるも7歳で早世していることや父スルーオゴールドにとっては貴重な大物牡馬産駒であることから、所有し保護すれば非エーピーインディ系のシアトルスルー系のライン維持・発展の戦力として役立てる面もある。ボールドルーラー系の確立ST系というユニークな要素も。
3歳引退を逃すと唯一の収録史実産駒でインテリパワーの母インテリフラワーをロストすることと、インテリフラワーを競走馬として直接所有すると2歳引退不可の仕様によりインテリパワーをロストすることに注意。

Open Mind
オープンマインド

「秘めたる夢解き放つ」
デピュティミニスター初期の活躍馬で史実のトリプルティアラ覇者。
ロジータの標的として扱われがちだが当然本馬も強く、牡馬の大物まで時間のかかる父にとっては初期の屋台骨と言える存在。
早熟普通な上前後の世代も強く時間的猶予は全くないので、ロジータの3冠配合にこだわらないならこちらで父の種付け料を上げるのもアリ。
実は本邦輸入繁殖牝馬でもあるが、非所有では12歳で早世してしまう。
Black Tie Affair
ブラックタイアフェアー
銅札なのにSP72・サブパラ80とやたらハイスペック。晩成持続だが、ウマソナで「使い詰め◯」を持っているので、連戦も難しくない。
難点は成長型の割に5歳で引退しないとフォーマルゴールド(父親同様銅札だが、SPが71とお買い得なのも父親同様)をロストしてしまうことか。

Cardmania
カードマニア
フランスデビューからアメリカに移籍しBCスプリント制覇まで昇り詰めた馬で、距離適性1200~1400mのダート馬と走れる条件は限定的であるものの、SP71にパワー・瞬発力・健康Aと銅札にしてはかなりスペックが高く、超晩成持続の史実セン馬なので9歳一杯まで思う存分暴れ回れる。ウマソナ「詰めが甘い」は注意。
なお、母ロランジェリーは本馬出産後の1989年末に輸入され、輸入後にケイワンバイキング(緑札)の母となる。
Prized
プライズド
3歳時に米GⅡ*84でサンデーサイレンス相手に大金星を挙げたり芝初挑戦でBCターフを制したりと異色の活躍を見せた馬。SP70・サブパラ66、遅め持続の芝ダート二刀流馬でサンデーサイレンス相手に史実再現を狙うのは厳しいにしても銅札としては使いやすい。加えて史実産駒の最年長が1999年生まれでロストの心配が無いのもうれしい。
Safely Kept
セイフリーケプト
史実ではアメリカのダート短距離界を席巻した名牝でSPは銅札でも高い72、サブパラも61と及第点で成長型・成長力も遅め持続と超優秀。弱点は瞬発力と柔軟性だが逃げのスプリンターである本馬にはどちらもあまり関係ない。ちなみに、デイジュールやブラックタイアフェアーをBCスプリントで破っている。
Drum Taps
ドラムタップス
緑札最強馬の一角。SP68・サブパラ67(パワーA)と緑札の中では破格の数値で晩成持続と競走寿命も長く、しかもタフネス持ちで9歳までたっぷり使える。ST90で超長距離持ちなので主にステイヤーズミリオンで銅札量産からの金殿堂を、1歳下のヴィンテージクロップよりもコストパフォーマンスが高い。弱点としては瞬発力Cなのでそこは成長が必要な点と、仔出し「0」と種牡馬としては全く期待できない点か。

Rough Habit
ラフハビット
オセアニアでGⅠ11勝を含む74戦29勝という凄まじい成績を残したニュージーランドの名馬。ジャパンカップに2度出走して91年5着と94年7着になっている。
SPは緑札ではかなり高い68。サブパラはムラがあるものの、出走回数の多さと2度目のジャパンカップ出走前の10月に地元で5連闘した実績により健康A、晩成持続と特性タフネスで長く走れる。
非所有でセン馬になる。
Petite Ile
プティットイル
愛セントレジャーの勝ち馬でジャパンカップ12着。サブパラは心許ないもののSP66や早めあるは緑札の牝馬としては悪くなく距離適性も使いやすい。
繁殖牝馬としては仔出し「3」だが父イルドブルボン・母父ラウンドテーブル・母父父ボールドルーラーと箱庭の状況次第では因子が詰まったものにしやすい血統構成を持つ。
なお、上記ドラムタップス共々現役後期はキングヘイローの馬主の所有馬として走っていた。
Robertet
ロベルテ
仏GⅡ勝ち馬でSP65・サブパラ56、遅めあるとまずまずの能力がある。
むしろ繁殖牝馬として面白く、父ロベルト×母父ニジンスキーの良血に仔出し「6」で、史実産駒で史実ヨークシャーオークス勝ち馬のパンクティリアス(2001年生まれ)も緑札ながら父デインヒルの良血に加えてSP68・サブパラ64、早め持続で仔出し「7」。

87年生

  • 稀代の芦毛ステイヤーメジロマックイーンを筆頭に牡馬・牝馬共々タレント揃いの世代。
    その一方で(特にクラシック期に)鞍上不安を抱える馬が多く、非所有だと史実通りに勝ちきれないこともしばしば。鞍上*85が一貫しているメジロライアンが、クラシックを勝っているという光景も珍しくはない。言い替えれば自家生産馬でも十分チャンスがあるので、臆せず挑もう。
  • ダート路線では、当時隆盛を誇った岩手競馬でも最強と名高いトウケイニセイが現れる。不遇を囲った史実から一転、成長型や番組表の充実などゲーム的な事情から長期間全国的に猛威を振るうため要注意。
  • もう説明不要、日本競馬の象徴でした。がデビューするのはこの年。整った初期能力と史実馬の暴力で瞬く間にトップジョッキーまで駆け上がる。
    難点があるとすれば、史実馬が多すぎるせいで自分の所有馬に乗ってくれない可能性があることと交流重賞などあまり必要のない特性が先に付いてしまい特性の枠が埋まることの2点。*86
  • 一方73年スタートで多くのプレイヤーが力を借りたであろう関東のトップジョッキー闘将(佐川俊夫)もタケクニに遅れること数年、この年の末に引退する。
    今後を見据えた関東のジョッキーなら、同じくこの年にデビューする激怒さんを盛り立てていきたいところ。トップジョッキーに上り詰める力量と息の長い現役期間、そして調教師転向アリと三拍子揃っているにもかかわらず、90年代後半までこれといったお手馬が居ないので上の同期よりは採用は楽だろう。

メジロマックイーン
「ターフの名優」
世代の菊花賞馬で、日本競馬史上初めて獲得総賞金10億円の大台を突破した馬。親子3代での天皇賞制覇や史上初の天皇賞(春)連覇などの実績からメジロの最高傑作との呼び声高いだけあって、SP75・サブパラ77で欠け無しと世代最高の能力値。成長型も前作の晩成普通から遅めあるに改善されてCOM所有でも菊花賞に間に合うようになった。ただし、一歳下のトウカイテイオーの得意距離では苦戦させられるかも。
史実でも種牡馬入りした産駒のギンザグリングラス(2005年生まれの無札馬)が虹札SHユーティライズ(2021年生まれの牝馬。母アサヒライジング)の父になるため少なくとも史実期間は父系が生き延びる。
厩舎のボスを持つため鎮座させることもできるが史実通り6歳で引退しないと一部産駒をロストしてしまうため注意。*87ボスとしてはヤエノムテキの方が早くから使え、長く使えるのであちらの方が使い勝手がいいだろう。一応、欧州送りにするなどして別の厩舎で活かすことも可能だが。

アグネスフローラこの世代の桜花賞馬であり、それ以上にアグネスフライト&アグネスタキオン兄弟の母として著名な馬だが、仔出しは「7」と意外にもそこまで高くはない。
国内同世代牝馬ではダイイチルビーに次ぐSP68とまずまずの査定に加えて、史実でオークス2着の成績も考慮されてか、距離上限が2400mまで対応可と牝馬3冠を十分狙えるポテンシャルもある。一方で早め普通なので現役は3歳一杯が限界になりがち。早々に3冠を獲って繁殖としての仕事にシフトすべきか。
アイネスフウジン
「風神」
「ナカノコール」でも有名な世代のダービー馬。SP73はこの世代ではマックイーンに次ぐ高値でサブパラ66に特性大舞台・根幹距離・高速逃げとカタログスペックはかなり優秀。ただし、距離適性1600~2400mや早め普通と長くない競走寿命から2歳GⅠ~ダービーまでの間に勝負を賭ける必要がある。この世代の欧州牡馬クラシック路線は割と手薄なので重めの芝適性を活かして欧州に挑戦する手もある。
種牡馬としてはこの後レア化するエルバジェ系で仔出し「5」。ファストフレンドの父。自身を確立すれば母父テスコボーイからSP系を受け継ぐのでマイナーSP系種牡馬として使う手も。
トウケイニセイ岩手の魔王」とまで称された岩手の伝説的名馬で、「国内ダート馬トップのSP72・成長型覚醒・大舞台交流巧者持ち」と00年代以前のダート馬では破格のスペックを持っている。
体質難や当時のダートレース体系の貧弱さに苦しんだ史実と異なり、こちらではダートの番組が充実している関係で十全にそのスペックを発揮できる。日本ダート界の制圧は容易に可能なほか、上手く行けば主戦が夢見たとされるドバイでの活躍も狙えるだろう。もちろんこの馬を敵に回した場合、上記の凄まじい強さでプレイヤーの前に立ち塞がってくるのだが。
自身で所有して使う場合は、ウマソナ「スパルタ」ながら健康F+であることには注意したい。一方仔出しは「3」と低く史実産駒なども収録されていないため、成長型覚醒と合わせて割り切った上で徹底的に使い倒すのもアリか。
確立するとST系となるが、飽和気味のナスルーラ系ということもあって完全に趣味の範疇、ロマン枠となる。やるならいっそ曾祖父フリートナスルーラからの4代連続確立によるフリートナスルーラの親系統昇格まで狙いたい。
ハクタイセイ世代の皐月賞馬で、父ハイセイコーとの親子制覇を成し遂げた「白いハイセイコー」。同世代の他の銀札馬と比べるとサブパラや成長力は物足りないがSP72は互角。幼駒セリで買えるのが独自の強み。
メジロライアン
「みんなの夢を乗せて」
SP72・サブパラ70と銀札の中でも能力は中々高い部類に入るが、芝質適性が父系の確立状況次第でやや不安定。
惜敗イメージが強いため「詰めが甘い」を持っていそうにみえるが、意外にも初期ウマソナは「負けず嫌い」なので、そこは気にしなくてよい。
仔出し「8」と高めでドーベルやブライトといった優秀な史実産駒にも恵まれているため、父のアンバーシャダイと合わせてノーザンテースト系の最有力後継。
カミノクレッセSP70は同世代の銀札馬と比べるとやや落ちるが、距離適性1800~3200m、芝◎ダ◯で使えるレースが多く、晩成持続で長く走れる。勝負根性D+、瞬発力C+で決め手に欠ける点は要克服。同父のメジロライアン同様、父アンバーシャダイや父父ノーザンテーストの確立支援にも。
メジロパーマー
「嵐を呼ぶ逃亡者」
SP72・サブパラ61に6つの特性を所持するなどカタログスペック自体は銀札にしてはかなり優秀だが、晩成普通やデフォルトの脚質が大逃げである*88など注意点も多い。距離適性の広さや重い芝適性、特性非根幹距離を上手く活かしたいところ。
種牡馬としては仔出し「2」だが、プリンスキロもプリンスビオも経ないプリンスローズ系は彼が最後の史実馬になる。
ダイタクヘリオス
「オッズを見る馬」
何かとセット扱いされがちなメジロパーマーと違って、距離適性以外やたらパラメーターのバランスが良い。
芝適性は重めだが、それ故に欧州マイル3冠は狙いやすい。難点はウマソナの「新聞を読む馬」で、1番人気を背負うと弱体化するので注意。
種牡馬としては仔出し「5」かつスプリンターズS勝ち馬のダイタクヤマトの父であり、ダンディルート系保護にも使える。
ダイイチルビー
「華麗なる一族」
能力は銀札牝馬としてはSP72・サブパラ72と高め。芝適性はヘリオスと違って軽めなので日本・アジアでは有利だが、それ故に欧州マイル牝馬3冠は狙いづらい。
難点は仔出しが「3」なので、強い仔が産まれづらい点。架空馬の母親として使うなら、父トウショウボーイの確立やプリンスリーギフト・テスコボーイの親昇格、ライバル補正などで取り回しを良くしておきたいところ。*89

ホワイトストーン史実では善戦マンとして人気・知名度共に高い馬で、こちらでもウマソナ「詰めが甘い」を持ってはいるものの、早めあるや日本型の芝適性といったゲームシステム的に有利な要素も多く持っておりクラシック戦線でアイネスやライアンとも互角以上に渡り合うことも。クラシック期の主戦が名手の潤太さんなのも手強い。
非所有では11歳で亡くなるので父シービークロスの確立支援を考えているなら所有した方が良い。幼駒セリで買えるのもありがたい。
レッツゴーターキン91年スタートの初期譲渡馬候補の1頭で、92年の秋天で泣きの昭ちゃんとのコンビでトウカイテイオーらを撃破し大穴を開けた馬。SP68、精神力・健康A、遅めある、特性乾坤一擲・根幹距離・ローカル・強心臓と結構強く自分で所有するのもアリ。サマーシリーズで資金とお守りを稼ぐも良し、育てば手薄な海外GⅠに挑むも良し。
父ターゴワイスでこの時期では貴重なラウンドテーブル系の競走能力の高い牡馬でもある。

ヤマニングローバル3冠馬ミスターシービーの代表産駒で、SP65ながら健康E以外のサブパラは割と揃っており早熟鍋底普通や特性GⅡ大将を活かして成長させればサマー2000や手薄な芝中距離GⅠを目標にできる。
種牡馬としては仔出し「3」ながら母父ニジンスキーなど血統構成が大変魅力的。詳細は用語集個別項目も参照。
ナリタハヤブサ91年JRAダート王者。SP65ながら早め持続でサブパラ合計は72と高く、芝◯ダ◎に特性交流巧者・クラシックギアを持ち、交流重賞を中心に戦える舞台が広い。
ドモナラズの母父としても知られるが、ドモナラズの母アンプルカットが繁殖牝馬専用。
オースミロッチ京都巧者として知られた他、93年の宝塚記念でメジロマックイーン・イクノディクタスに次ぐ3着に入ったこともある。晩成普通はやや注意ながらSP66・サブパラ53に加えて根幹距離・京都巧者など6つの特性を持つ。
仔出し「3」で収録史実産駒もいないが、父がラウンドテーブル直仔のアーテイアス*90で母父ファバージのスターロッチの曾孫という良血で、ラウンドテーブル系を繋いでいきたいなら面白い存在。
プリンスシン京都記念の勝ち馬で、海外セリで購入可能。SP66・サブパラ55、遅め普通と能力はそこそこくらいだが、父がセクレタリアトのライバルとしても知られるシャムで、今後貴重になるベンドア系。
『2024』では所属系統がファラリス系として独立し、ド零細のSP系として系統保護の価値がより高まった。

イクノディクタス
「鉄の女」
当時の歴代賞金女王。芝適性が気になるが、遅め持続+タフネス+使い詰め◯持ちとしっかり使い込めばクラシックを狙えるかつ長く活躍が見込める器。ステータスが銅札の牝馬にしてはやたら高くSP67・特にサブパラは76と破格の数値を誇る。
仔出しは「3」と低く史実産駒の収録もないが、能力を鍛え上げて勝ち続けることによって仔出しを上げれば繁殖の際にも役に立つし、何しろ健康がSなので危険とされる配合も試しやすくなる。幼駒セリで買えるのもありがたい。
マックスフリート笠松で「女オグリ」を謳われた女傑。SP65、パワーD+以外揃ったサブパラ、特性交流巧者・牡馬混合、早めあると当時の日本のダート牝馬としてはかなりの実力者で、日本の牝馬ダート重賞総ナメを狙える。半弟にナリタホマレ(銅札)、子にミラクルオペラ(銅札)、孫にサンライズマックス・ビッグロマンス兄弟(いずれも緑札)と一族も優秀。
ニフティニースGⅠ出走は叶わなかったが関屋記念とセントウルS(いずれも当時GⅢ)を楽勝した所謂未完の大器で、SP63、賢さA、遅めある、特性ローカル・二の脚を持ちサマースプリントもしくはマイルを狙える。
繁殖牝馬としてはシンゲン(銅札)の祖母だが、それ以上に父レイズアネイティヴで母系がエルバジェ×ダンテとマイナー寄りの構成をしている血統背景に加えて仔出しも「6」と高めで架空馬の母としても期待でき、総じて銅札にしては長く牧場を支えてくれる可能性を秘めたポテンシャルの持ち主。
トシグリーングリーングラス産駒ながらスプリンター。緑札にしてはまずまず良好な能力に加えて精神力Aかつ早め鍋底普通で息も長いのでサマースプリント狙いで。何気にダ◯だが、重い芝適性と左回り×に注意。
ヌエボトウショウ中央重賞5勝の活躍馬で、緑札の牝馬にしてSP63に遅めある、特性根幹距離・ローカル・学習能力・マイルギアとかなり色々と兼ね備えている。一方でパワーF+という明確な弱点もあるのでサマーシリーズが主戦場となるだろう。
半弟に緑札馬トウショウアンドレ*91がいる。
ハシノケンシロウ競馬界の北斗神拳伝承者ローカル中距離重賞3勝という実績もさることながらその馬名のインパクトで注目を集めていた馬。SP60など能力はそこそこながら早め鍋底持続、健康A、特性ローカルでサマーシリーズを中心としたローカル戦で戦っていける。父ビゼンニシキの史実馬は結構貴重。
スルガスペイン今は無き上山のグランプリホースで、宇都宮⇒上山⇒大井と渡り歩きデビュー14連勝や金盃(大井)制覇などの活躍を見せた。SP65に勝負根性Aを含むサブパラ60、晩成持続、特性非根幹距離・鉄砲と無札のダート馬としては相当な実力者。
史実では8歳時にレース中の事故で亡くなっている。
Dayjur
デイジュール

「影踏ませぬ超特急」
距離適性こそ1200~1400mと限定的だがスプリンターとして歴代最速レベルのSP77を誇る上、芝◎ダ◎に早めあると世界中の短距離戦を焼け野原にできる。
最年長の収録史実産駒は1994年生まれのシンコウスプレンダ(緑札)なので5歳一杯までは走れる。
なお、非所有では史実と異なりスプリンターズSや香港スプリントに遠征してくることがあるので注意。

River Verdon
リヴァーヴァードン
90年代前半の香港を代表する名馬だが、SP72は金札としてはそこそこも瞬発力S、晩成持続、特性大舞台・直一気・香港巧者を武器にこの時期の香港遠征における門番として立ちはだかってくる厄介な相手。自己所有する場合は精神力F+に注意。
非所有でセン馬になる。

Stella Madrid
ステラマドリッド
米GⅠ4勝の名牝でバランスの取れた能力を持つも早熟ないでかなり使いづらく下記ゴーフォーワンドを相手取るのはやや荷が重い。
しかしながら、繁殖牝馬としては子にダイヤモンドビコー、曾孫にミッキーアイル・アエロリット・ラッキーライラックと多数の優秀な牝系子孫を擁し仔出し「6」。
なお、非所有では95年末に繁殖牝馬として輸入されてくるが、先述の牝系子孫のうち曾孫世代のGⅠ馬たちの祖先は出産済み。*92


Vintage Crop
ヴィンテージクロップ
今作ではステイヤーズミリオンの報酬が銅札になった為やや旨味は薄れたものの、それでも超晩成あるのスーパーステイヤーの強味は健在で長距離GⅠを勝ちまくれば金殿堂は普通に視野に入るし、育てば12F戦線に打って出るのも良い。
非所有でセン馬になるため、リヴァーマン確立やそれに伴うネヴァーベンド親昇格を目指す場合は是非とも所有しておきたい。
Jade Robbery
ジェイドロバリー
仏2歳GⅠの勝ち馬で引退後は日本で種牡馬として堅実な活躍を見せた。SP67・サブパラ65に加えて早熟ないで海外の銀札としては物足りないが2歳GⅠならワンチャンあるか。
種牡馬としては仔出し「6」で、主流牝系(サイモンズシューズ系)所属で父ミスタープロスペクター×母父ニジンスキー、母母スペシャルが根性因子持ちの良血。

Go for Wand
ゴーフォーワンド

「ラフィアンの再来」
異名の通り、現役時代かつてのトリプルティアラ馬を重ねられることが多かった天才少女。早熟普通で無理は利かないが、SP70にパワー・瞬発力・賢さA、特性根幹距離と能力はかなり高く、早熟性を上手く活かせればBCジュヴェナイルフィリーズ~トリプルティアラでかなり優位に戦える。
非所有では早世してしまうが仔出しは「5」あり、父デピュティミニスター、母父父ターントゥという血統構成のポテンシャルもなかなか。父の確立援護にも。

Summer Squall
サマースコール
史実プリークネスS馬。銅札ながらSP72に柔軟性E+、パワーD+以外揃ったサブパラ、早め持続と相当な実力者で距離適性的にも米国3冠を狙える。
エーピーインディの半兄なので母ウィークエンドサプライズから所有した方がお得ではあるが、状況によっては本馬単独で所有しても良いかも。
ワンダーアキュートの父父であり、父ストームバードで非ストームキャット系のストームバード系という珍しい流れの旗手。系統保護にも。
Tight Spot
タイトスポット
SP70に柔軟性以外揃ったサブパラ、遅め持続と銅札にしてはバランスが良い。史実ではアーリントンミリオンを制するなど米国芝路線で活躍したが、こちらでは父父リボー・母父リファールで芝適性が重くなりやすいので欧州に入厩した方が力を発揮できる。
本邦輸入種牡馬で仔出しは「3」だがナカヤマフェスタの母父。

Epervier Bleu
エペルヴィエブリュー
サクラローレルの母父サンシリアンの代表産駒で仏GⅠ2勝の他仏ダービーや凱旋門賞で2着に入っている。サブパラはかなり手薄ながら銅札にしては高いSP71と早め持続を持つ。貴重なリュティエ直系の有力史実牡馬でもある。
In the Groove
インザグルーヴ
SP72・サブパラ合計75というハイスペックに加えてマイルからクラシックディスタンスをカバーできる距離適性、特性根幹距離・牡馬混合で底上げされた戦闘力、早め持続という恵まれた成長型・成長力、穏やかな気性…と銅札の牝馬としては恐るべきコストパフォーマンスを誇る。
史実産駒の収録は無いが仔出し「5」で繁殖牝馬としてもまあまあ期待できる。
Paseana
パセアナ
アルゼンチンからアメリカに移籍し92・93年の北米古馬女王に輝いた馬。SP71に勝負根性・賢さ・健康A、晩成持続、特性非根幹距離・二の脚と銅札の牝馬にして実力と息の長さを併せ持つ。柔軟性はG+だが、距離適性1800~2000mなのでダートならば走る場所に困らない。
史実では産駒を1頭しか残せなかったこともあってか仔出しは「1」。血統構成的にも親4本ではあるものの、母父父フォルティノを確立しないと種牡馬因子が無い状態になる。
Dear Doctor
ディアドクター
アブクマポーロやマチカネフクキタルの父であるクリスタルグリッターズの海外時代の代表産駒で、92年にアーリントンミリオン制覇やジャパンカップ3着などの活躍を見せた。SP68・サブパラ60と緑札にしては優秀なスペックに精神力A・特性海外遠征で遠征に強く、晩成持続かつ史実産駒の収録もないので長く走れる。
Rock Hopper
ロックホッパー
91年ジャパンカップ7着馬。性格臆病や特性GⅡ大将はやや微妙だが、緑札にしては優秀なSP68に加えてパワー・健康Aかつ晩成持続でじっくり長く使っていける。

Re Toss
レトス
アルゼンチンとアメリカでGⅠを勝っている牝馬。遅め普通やダート馬なのに距離適性2300~2900mであるなど使いづらい部分も多いが、SP66・サブパラ56は緑札の牝馬としてはなかなか。
非所有では1992年末に繁殖牝馬として輸入されてくる。バックパサー直系かつ親系統は4本バラバラのマイナー寄りで、金因子1つのみながら種牡馬因子もある。仔出しは「5」で史実産駒としてコイントス(1998年生まれ。SP63・遅めあるの緑札)が収録されている。
史実ではコイントス出産後間もなく11歳で亡くなっている。

88年生

  • 言わずと知れた二冠馬トウカイテイオーの世代。間違いなくこの世代では最強だが、距離と健康が史実通りにネックとなるか。
  • 海外勢は銀~緑札クラスの層が厚いので海外牧場を持っているなら戦力強化の狙いどころ。その一方で前年までの反動かここからしばらく欧州はステイヤー冬の時代が続く。有力馬が愛セントレジャーの2800すら保たないという状態なので、長距離馬は1歳上のヴィンテージクロップの動向に注意すれば空き巣の大チャンス。
  • 辣腕と長いキャリア(33年)を併せ持つスーパー調教師の一人ふじさわ師(三上隆志)が登場。なるべく早く出会いたいところ。
  • この年にロベルトが19歳で亡くなる。確立に間に合わないことも多いが、この後直系子孫が一気に勢力を拡大していき確立できれば後々色々と有利なので未確立ならばPrivate回収しておいた方が良い。

トウカイテイオー
「皇帝の子」
「3冠の末脚、再び」
「地の果てまでも」
「皇帝から帝王へ」
皐月賞・日本ダービーを制した世代の二冠馬にしてジャパンカップや年単位の休養からの有馬記念勝利などで知られる馬。
断トツで多い専用異名や競馬ヒストリアの徹底的な優遇っぷり、下記の査定からも分かる通り、本作ウイニングポストは元来彼の活躍から非常に大きな影響を受けて作られたゲームシリーズである。
能力はSP76・サブパラ76と圧巻の能力値できっちり固有も持っており、この世代どころか前後世代に拡大しても野芝ならマックイーン以外敵無し。成長型・成長力も文句なしで唯一の弱点である健康は牧野牧草を頼ればあら不思議。成長次第でマイルにも打って出ることが可能。
シリーズ恒例のサードステージを始めとした後継もそこそこおり、父との連続確立もまたロマンだろう。
レオダーバン世代の菊花賞馬。トウカイテイオーが長距離をこなし切れないこともあって史実通り菊花賞は最有力候補。ただ、初期譲渡馬で入手できないため現時点では『9』ほどの価値は無い。*93
マルゼンスキーの系統確立をしたい場合は視野に入るかも。これ以降の世代はマルゼンスキー産駒の史実牡馬がだいぶ少なくなるため、この馬の引退前後くらいで確立を決めておきたい。
ヤマニンゼファー
「駆け抜けるそよ風」
安田記念や天皇賞(秋)の勝利のほか、スプリンターズステークスでの惜敗など限界まで3階級制覇目前まで迫ったことで知られるニホンピロウイナー産駒の牡馬。
やはり史実通りに恵まれた距離適性幅や優れたスペックもあるので金札回収も実現可能。父ニホンピロウイナーの確立を狙う場合なおのこと積極的に使っていきたいところ。
リンドシェーバー史実2歳王者で、朝日杯でマルゼンスキーのレコードを破って注目された馬。
早熟普通はやや使いづらいが、銅札かつ海外セリ購入可で入手が容易であり、史実通り朝日杯を勝って2歳王者になれれば銅札は回収できる。
ナイスネイチャ
「愛されし名脇役」
有馬記念連続3着や現役引退後の長寿など、GⅠ未勝利ながらなにかと愛され続けた馬。
遅め持続と長く活躍が見込める器。意外だが、史実での長寿や41戦も戦った割に健康はEなので、使い詰めしづらいのには注意。また、堅実に走るイメージとは裏腹に気性は「激」。
フジヤマケンザン1995年の香港国際C(香港Cの当時の呼称で当時国際GⅡ・香港GⅠ)で激怒さんとのコンビで日本調教馬として36年ぶりとなる海外平地重賞制覇を成し遂げた馬で、その為か当時の日本馬としては極めて珍しく最初から特性海外遠征を持つ。その他にも中距離向きの距離適性や特性ローカル、精神力A、パワーBで出走する競馬場に困らず、遅め持続に特性タフネスでよく育つ。
『2024』ではマイバブーやパーソロンを確立している場合零細になるジェベル系の保護としても価値が高い。

ハシルショウグン世代の東京王冠賞馬で、『2024』早期購入特典「地方の威信を背負う名馬たち 購入権セット」対象馬1号。
SP65は銅札としては平凡ながらまとまったサブパラ62、遅め持続、特性交流巧者、セリ購入可能など使い勝手の良い要素も多い。
史実では中央移籍後の8歳時にレース中の事故で亡くなっている。
ケイエスミラクルSP65など能力は銅札としても平凡な上遅めないという大きなネックを抱える。左回り×*94にも注意が必要。しかしながら、銅札かつ海外セリで購入可能で入手が容易という強みがあり、難易度次第ではあるが短距離GⅠが充実している豪州に活路を見出す選択もある。*95
非所有では早世してしまうが、ミスプロ系は当時の日本ではまだまだ貴重でありかつ母父ネヴァーベンドという血統構成は中々魅力的。
イソノルーブル
「裸足のシンデレラ」
固有二つ名の由来ともなった桜花賞での落鉄絡みの敗北(5着)を乗り越えてのオークスでのリベンジでファンに強い印象を残した世代のオークス馬。牝馬としては珍しい「厩舎のボス」だが早め普通なのでこれを活かしづらい。とはいえ9歳のリミットまで引き伸ばしても史実産駒をロストすることはないため置物にするなら十分。実力に関しては牝馬3冠に最も近かったりする。
ただ、繁殖としては血統があまり良くなかったり仔出しも「3」とそこまで宜しくないのが難点。裏を返せばボスとして厩舎に鎮座させ続けることにより繁殖入りが遅れることのダメージが小さいとも言える。幼駒セールに上場される*96が、銅札故に割とリーズナブルに手に入る。
シスタートウショウ世代の桜花賞馬。全体的な能力はイソノルーブルより一回り落ちるがこちらは早めあるのため長く走れる。
繁殖牝馬としては仔出し「3」だが父トウショウボーイや最初から主流牝系(フロリースカップ系)に所属しているなど面白い要素もある。祖母ローズトウショウ(虹札)はウオッカの高祖母でもあるので早くから牝系ぐるみで所有する手も。
リンデンリリー世代のエリザベス女王杯馬で、その時の鞍上だったジュンペーにキャリア唯一のGⅠ勝利をもたらしている。SPはイソノルーブルやシスタートウショウより少し落ち、遅めあるかつ健康F+*97である分仕上げに手間取る可能性はあるが、健康以外のサブパラは揃っており根幹距離など5つの特性を持っているので仕上がれば良い仕事が期待できる。イソノルーブル共々幼駒セリで買えるのもポイント。
繁殖牝馬としてもヤマカツリリーを送り出しており仔出し「5」だが、3歳引退を逃すと曾孫のコマノインパルス(緑札)をロストしてしまう。ロストによる影響は少ないので現役続行はプレイスタイルと相談で。

シャコーグレイドミスターシービー産駒で史実では重賞勝ちは叶わなかったが16番人気の皐月賞で2着に食い込むなど活躍。また、勝ち切れない善戦馬としても人気を博し、そしてシンボリルドルフ産駒であるトウカイテイオーの引退式に同期として花を添えるなど競馬におけるドラマを詰め込んだかのような馬。
距離適性が狭いが世代の中では数少ない芝2000~2400mを走れる早め持続で、テイオーさえ避ければ重賞戦線を戦える最低限の能力はある。タフネス持ちなので同世代の馬たちが育ち切らないうちに2000mのOPやGⅢなどを連勝し成長するなり特性を得るなりすれば難易度次第で満額種牡馬入りや4歳での打倒テイオーも狙える。ミスターシービーの系統確立を狙うなら是非とも所有したい。
半弟に1998年の日経賞の大穴で知られるテンジンショウグン(緑札)がおり、母シュアンスから所有すると緑札1枚で両方抑えられてお得。

スタビライザー94年帝王賞勝ち馬。そのためか特性乾坤一擲を持つ。*98SP64は緑札にしてはなかなかで、芝◯ダ◎、パワーAで走る競馬場にも困らないが瞬発力F+、勝負根性D+とかなり決め手に乏しい。早め持続、健康Aなので成長に期待。
バックパサーを経たトムフール系は内国産馬としてはかなり貴重。
イイデセゾン皐月賞・ダービーで連続3着に入った他、引退戦となった菊花賞まで22戦こなしたことでも知られる。SP65・サブパラ50*99、早め普通と緑札としては能力もそれなりに優秀で、父タケシバオーの収録史実牡馬産駒としては最年少なのでハイセイコーを通らないチャイナロック系の保護要員として。
ホクセイシプレーサニーシプレー産駒の阪急杯勝ち馬。
SP65でサブパラは賢さが低い以外はバランス型だが、早め持続でタフネス持ちが光る。緑札としては所有のし甲斐が有る。
ツインターボ
「二段エンジン」
2000年にはファン投票で「20世紀の名馬100」に選ばれた程に記憶に残る大逃げ馬。SP63、特性非根幹距離・スタート・高速逃げは緑札にしては優秀だが、ムラのある合計38のサブパラ、遅め普通、脚質大逃げ、性格臆病、ウマソナ「わがまま」などかなり癖の強いキャラ。史実産駒のいないウマソナ「わがまま」持ちなので「厩舎のボス」に育て上げる手も。
メイショウレグナム95年の小倉大賞典勝ち馬。
SPは63と物足りないが、早め持続のタフネス持ち、サブパラ63と緑札にしては隙が無い。
競走能力も中々だが、彼を所有する最大の利点はリヴァーマン直仔ベルマン*100産駒であることで、輸入されて来る父と一緒に持つことで効率良くリヴァーマンの確立を支援出来る。
ダイカツジョンヌマルゼンスキーと同期のダービー馬ラッキールーラの代表産駒の1頭で中央ダートオープン特別を勝ちまくった。この時代ではまだ貴重なダート向き牝馬でSP62・サブパラ56、遅めあるとまとまった能力を持つ。実は芝◯でもある。

カネユタカオー宇都宮競馬で活躍し栃木3冠を達成した北関東の雄。母は珍名で有名なタケユタカ*101スピード65もさることながら、覚醒持続・タフネス・二の脚持ちと本当に無札でいいんですか?という実力馬。弱点は史実で7着に敗れたダービーグランプリ以外一度も遠征競馬をしなかったからか精神Fであること。*102だが9歳まで走れるので克服は可能だろう。
史実では居眠り運転のトラックに突っ込まれて交通事故死というあまりにも悲劇的な最期を遂げた為、未所有では早世してしまう。*103

リバーストンキング北海道の強豪で、北海優駿を制した他ダービーグランプリで上述カネユタカオーら他地区の強豪も撃破している。早め普通ではあるものの、SP65・勝負根性Aを含むサブパラ合計52、特性交流巧者と無札としてはかなりのスペック。
父フェートメーカーでこの先貴重になるカーレッド系。
オースミダイナー同じく北海道の強豪で、現表記12歳にして北海道スプリントカップを、13歳で道営重賞エトワール賞を制し、2023年現在もなおダートグレード競走及び国内重賞最高齢制覇記録保持者としてその名を残す老雄。現役当時存在したホッカイドウ競馬の定年制を撤廃させた立役者でもある。
その実績が反映されてか成長型は覚醒。ただし成長力はないなので本格化には時間がかかる。また健康F+なので覚醒馬特有の使い詰めも健康が成長するまではやめておいたほうが無難。何より同じ無札覚醒馬としてカネユタカオーがいるゆえにこの評価となる。もっともSP62は無札としては十分な水準であり彼と違ってスプリント路線を使え、また精神C+で初めから遠征に耐えうるという利点もある。おあつらえ向きにカネユタカオーにはない交流巧者も有している。父ギャロップダイナなので父父ノーザンテーストを間接的に援護することも可能。
ワンモアライブ3歳オープンを制して臨んだダービーではテイオーの6着だった。SP58・サブパラ36、早めないと無札としても厳しい能力だが、ガーサントの直系孫で日本最後のエクリプス系史実馬。

Suave Dancer
スワーヴダンサー

「豪脚で魅せる舞手」
世代一の能力値でカタログスペックはSP76・サブパラ77とトウカイテイオーより強く虹札顔負けの強さを持つが、欧州3冠を狙うなら欧州の同期のライバルであるジェネラスもSP76と同値なので注意。
また、種牡馬としては非所有では11歳で早世してしまうので後継は緑札のコンプトンアドミラルのみ。グリーンダンサー確立支援のためにも所有して早世を回避したい。
Generous
ジェネラス

「灼熱を望む陽炎」
英愛ダービー・キングジョージと連勝した90年代前半の欧州を代表する名馬で、リアルタイムにおける日本での知名度も高かった。SP76・サブパラ73は金札としても相当に強いが、自己所有する場合は精神力D+がネックになりがち。また、早めあるだが3歳一杯で引退しないと母父として送り出したゴーランとアドマイヤスバル(いずれも銅札)をロストしてしまうのも難しい。
しかしながら、上述スワーヴダンサー共々ニジンスキー直系の超大物競走馬であり、父カーリアン確立を確立無系化覚悟で目指すなどの手段で父父ニジンスキーの親昇格を狙う場合などは頼れる存在。*104
史実では日本で種牡馬をしていた時期があったり、オースミタイクーン(銅札)やシンコウエルメス(ディーマジェスティ・タワーオブロンドンの2代母。銀札)ら複数の弟妹が日本に輸入されていたりと日本競馬との縁も深かったりする。
Opera House
オペラハウス

「独唱の始まり」
日本ではテイエムオペラオー、メイショウサムソンの父として有名な馬。
非所有だとプレイヤーの強力なライバルに。SP・サブパラ共に世代でも屈指の強さだが、ジェネラスやスワーヴダンサー等強力なライバルがいてかつ成長型晩成なので欧州3冠は厳しい。
成長型晩成持続ではあるものの5歳引退を逃すとニホンピロジュピタ(銅札)を、6歳引退を逃すとテイエムオペラオーをロストするので調子に乗って現役続行し過ぎないように。
Kotashaan
コタシャーン
93年に北米芝路線で大活躍し北米王者に輝いた他同年のジャパンカップで2着に入っている。*105SP73・サブパラ合計77、特性大舞台・非根幹距離・学習能力と金札としては派手さは無いがバランスの取れた能力。走法大跳びも何気に嬉しい。
一方で種牡馬としては本邦に輸入されるも受胎率が悪かった上産駒が走らず仔出し「0」の上史実産駒の収録も無い。晩成持続なので9歳一杯まで競走馬として頑張ってもらうのが良いだろう。

Veandercross
ヴィアンダークロス
ニュージーランド出身の史実豪州王者。SP73は金札としてはそれなりだが、非所有では瞬発力A・勝負根性B、遅め持続、広い距離適性、特性大舞台・根幹距離を武器に90年代前中盤の豪州遠征の難易度を容赦無く上げてくる厄介な相手。
ハビタット系は今後勢力が衰えてくるが史実セン馬。

Subotica
シュボティカ
本邦輸入種牡馬イエローゴッドの直系曾孫に当たる92年凱旋門賞馬。SP71、瞬発力Aを含むサブパラ53、早めある、特性大舞台・ロンシャン巧者と銀札の凱旋門賞馬としてはやや物足りないがツボを抑えた能力を持つ。父父父イエローゴッドの確立じっくりコースにおける軸となる馬。ただし、『2024』では父父父父レッドゴッド未確立の関係から確立速攻コースが推奨されるので影が薄くなるかも。
種牡馬としては結果を残せず仔出し「3」もイエローゴッド確立後は両親ST系で血統構成もマイナー。

Dance Smartly
ダンススマートリー

「常識外れの舞姫」
3歳時にカナダ3冠とBCディスタフを制し北米3歳女王に輝いたカナダのスーパーヒロイン。早め普通が玉に瑕もSP72・サブパラ79、芝◯ダ◎、特性牡馬混合・非根幹距離・マイルターボと競走馬としても一流だが、
ウイポにおいては仔出し「10」のダンジグ直仔という繁殖面の暴力的スペックで有名。母娘スピード因子持ちでSP昇華L2まで対応というソツの無さである。
『2024』では史実産駒スキャターザゴールドも収録されたが、やはり架空馬の母として縦横無尽の活躍を期待したい。
【無印】このレベルになると史実産駒がいない方が却ってありがたかったりするよね
Hansel
ハンセル
この世代の米国二冠馬で、銅札ながらSP71・サブパラ76、早めあるとバランスの取れた能力で距離適性的にも米国3冠を狙える。
Star of Cozzene
スターオブコジーン
93年に米芝GⅠで2勝を挙げジャパンカップでも5着に入っている。SPが72と銅札にしては大変高く、健康A+、遅め持続、特性タフネスを活かして成長させれば札以上の働きは十二分に期待できる。
本邦輸入種牡馬で仔出し「5」。銅~緑札クラスの史実産駒を多く擁する。

Best Pal
ベストパル
ナイスネイチャの母父ハビトニーの代表産駒で、米GⅠ6勝を挙げたカリフォルニアのアイドル。上記ハンセルにはサブパラや距離適性の広さでは譲るもののSPは72と上回っており、加えて早め持続に特性大舞台も嬉しい。
非所有でセン馬になる。
Sheikh Albadou
シェイクアルバドゥー
英米でスプリントGⅠを制した91年全欧最優秀スプリンター。SP71にA以上の瞬発力・パワー・精神力、遅め持続、特性海外遠征・非根幹距離・強心臓とツボを抑えた能力で使いやすい二刀流スプリンター。
Rahib
ラヒブ
92年のクイーンアンS(当時はGⅡ)・クイーンエリザベス2世Sを制した一流マイラー。非所有だと晩成あるなのに4歳で引退してしまう*106ためほとんど目立たないが、SP70・サブパラ65で柔軟・健康以外はまとまりが良く、距離適性も1600~2000と使いやすいため、前述の成長型を活かしてじっくり育てれば大化けし得るポテンシャルを秘める。父リヴァーマンを引退直前で系統確立しようとする場合、本馬を活躍させてリヴァーマンの種付け料をキープしつつ、6歳末(1994年)に1500万で種牡馬入りさせて確立の決め手としよう。
Flawlessly
フローレスリー
アファームドの代表産駒で、92・93年北米芝女王。銅札の牝馬にしてSP70・サブパラ合計75、芝◎ダ◯、特性大舞台・非根幹距離と実力と汎用性を両立。距離適性1700~2100mより特に千八では無類の強さを発揮する。おまけに早め持続、健康A、特性タフネスで伸びしろも十分。
繁殖牝馬としては史実産駒の収録はないが最初から主流牝系(フライバイナイト系)に所属しており仔出しも「5」とまあまあ。
Magic Night
マジックナイト
ヴェルメイユ賞勝ちの他91年ジャパンカップ2着でも知られる。銅札の牝馬にしてSP70、瞬発力A、早めある、特性牡馬混合とかなりしっかりした能力を持つ。
繁殖牝馬としては仔出し「5」でマグナーテン(銅札)の母。
Scan
スキャン
ウイポ的には「配合時に爆発力でソートするとよく上の方にいる馬」として知名度が高いと思われるが、自身も米GⅠを2勝しており、SP68に柔軟性以外全てB+以上のサブパラ合計73、早め持続と緑札としては相当な実力者。
Lomitas
ロミタス
91年ドイツ王者。SP68・サブパラ69、早めあると緑札としてはバランスの取れた能力の持ち主。距離的には中距離~クラシックディスタンス向きだが、芝適性は父ニニスキや父父ニジンスキーの確立状況次第。
種牡馬としてはデインドリームらの父でサリオスらの母父。

89年生

  • 牡馬中長距離は二冠馬ミホノブルボンにライスシャワーにアイルトンシンボリ、短距離路線にはトロットサンダーとサクラバクシンオー
    牝馬マイル路線はニシノフラワーにシンコウラブリイと各路線にまんべんなく精鋭の集まる世代。
  • 反面ダートは前年に続き無札が世代一のスピードとかなり小粒で、世代重賞で一稼ぎするチャンスだが古馬戦線ではまだまだトウケイニセイが暴れている。
    一方海外は銀札以下のダート馬がかなり充実している年なので、海外牧場があれば日本に連れてくるのもアリ。
    その海外馬で後世に大きな影響を与える馬を特筆するならば、欧州を支配する二頭の母馬となったアーバンシー、父以上の大種牡馬として米国主流血統の一翼を担ったエーピーインディを忘れてはいけない。
  • また、この年の年末に輸入される繁殖牝馬は質・量共に大変豊富なので、牧場の繁殖牝馬陣を強化する大チャンス。
  • カッチーがこの年騎手デビュー。成長率が高く現役期間が長い割にお手馬が少なく騎乗依頼もしやすい。
ミホノブルボン
「坂路の申し子」
世代の2歳王者かつ皐月賞・日本ダービーを制した馬。この手の二冠止まりにしてはSP75と凄まじい高査定を貰っているので、同世代では菊花賞まではほぼ敵無し。問題の距離適性も特性折り合いを持っている騎手に任せれば、クラシック3冠も狙えなくもないか。
種牡馬としては仔出し「1」が物語る通りどうしようもないので、開き直って現役続行させたい。…がそうなると成長型が早め普通なのが悩ましいところ。
サクラバクシンオー
「電撃の爆進王」
短距離路線が今ほど充実していなかった当時、無双の強さを誇った名スプリンターにしてサクラユタカオーの代表産駒。
ミホノブルボンと同じくSP75という国内歴代スプリンター準最強レベルのスペックに加えて、現役当時問題となっていた番組表関連が現代準拠にアップデートされるという本ゲームデザインの恩恵を抜群に受けており、持ち前の能力で国内はおろか芝質の合った香港米国辺りのスプリント界は簡単に牛耳ることできる。マイルも特性折り合い持ちの騎手でなんとかできるが、欧州マイル3冠は芝適性が軽めなので難しい。
89年生の日本馬の中では唯一内国産種牡馬としても抜群の成果を出しているためか仔出し「8」なのも魅力。母父ノーザンテーストを確立していればSP系で確立できるようになったのも追い風で、恵まれた史実産駒を駆使して国内SP系の大家として国内の血統事情を支えていける逸材と呼べる。

ライスシャワー
「黒い刺客」
世代の菊花賞馬で天皇賞(春)2勝など生粋のステイヤーとして知られた馬。史実通り非所有では現役中に亡くなってしまうので保護したい場合は必ず所有する必要がある。
こちらの査定やシステムではミホノブルボンをクラシックで逆転するのは史実よりやや厳しい面もあるが、長距離適性や日本型の芝適性を活かして春天や豪州の長距離戦を目指していきたい。早め鍋底普通で意外としぶとく戦えるのも長所。ブルボンと両方所有するならあちらは欧州、こちらは日本といった使い分けを図るのも手。


トロットサンダー
「雷帝」
南関東から中央に移籍し芝・ダート問わずマイル無敗という見事な成績を残したマイル王。超晩成持続で強くなるには時間がかかるものの、完成すればSP72に柔軟性以外全てB以上のサブパラを武器にニシノフラワーやシンコウラブリイの後釜としてマイル戦線で活躍できる。特性交流巧者はなぜかダート△と低く活かし切れない。
史実では馬主の名義貸し事件に巻き込まれて現7歳秋で引退を余儀なくされているが、所有すれば史実産駒の収録もないので9歳一杯まで心置きなく暴れ回れる。日本では珍しいダンテ系の大物だが、非所有では15歳で亡くなるので保護目的での所有もアリ。

レガシーワールド93年ジャパンカップ勝ち馬。SP70はなかなかも銀札としては手薄なサブパラや早め普通など使いづらい部分も多い。ただし、非所有ではセン馬になるので父モガミの確立を目指すなら力を借りたいところ。
ニシノフラワー
「短距離に花咲く乙女」
世代の2歳女王で桜花賞馬。敵に回すとスプリント~マイルGⅠをことごとく持っていかれるので、所有して味方にしておきたい。金札回収も容易だが、芝適性は軽めなので欧州牝馬マイル3冠は厳しいかも。こちらに関してはシンコウラブリイの方に分があるか。
史実産駒としてニシノミライ(銅札馬ニシノデイジーの祖母)が収録されているが、2003年生まれなので引退時期を考慮する必要はない。
また、母デュプリシトはセクレタリアトの全姉の孫に当たる馬で、父ダンジグ・母父ルファビュルーと面白味のある血統構成を持つ。*107
シンコウラブリイふじさわ厩舎に初の重賞・GⅠタイトルをもたらした始まりの一頭で、同期のニシノフラワーと同じSP72と成長力持続を持つ実力馬…なのだが、成長型遅めなのに4歳引退と諸々の事情で非所有だと少々影が薄い。
とはいえ実力は確かなので、所有すればGⅠをガンガン狙っていける。ニジンスキーが欧州確立していれば欧州遠征にも向く。
牝系子孫に緑札クラスの史実馬が複数いるが、箱庭への影響はあまり大きくないので現役続行させるかはプレイスタイルと相談…といったところ。
アイルトンシンボリシンボリルドルフの代表産駒の1頭であるステイヤー。全体的なスペックは同期のライスシャワーに敵わないものの、実はスタミナはこちらの方が上。遅め持続も嬉しい。マイバブーorパーソロン確立済みだと芝適性は軽くなる。

ツキノイチバン脚部不安と戦いながら無敗の11連勝という記録を打ち立てるも交流重賞への出走叶わず散ってしまった『大井の彗星』
『2024』で無札から一足飛びで昇格を遂げたが国内ダート馬で世代最速のSP67と健康以外整ったサブパラに晩成持続と割高感は全くない。
低い健康に注意して交流重賞戦線でじっくり戦っていけば期待に応えてくれるだけの力はあるだろう。
シブい母系から力を引き出すことに定評のあるミルジョージ産駒としては珍しく母父マルゼンスキーという良血なので、上手く因子が付けば後継種牡馬にも。
【無印】当時は非交流の地方重賞が査定にほぼ反映されなかったゆえの無札。本馬の昇格がダート拡大の一つの象徴とも言える。
マチカネタンホイザ
「待望の賛歌、高らかに」
ナイスネイチャらと並ぶ90年代前半を代表する名脇役。SP65は銅札としても微妙だが、瞬発力・パワーBに加えてウマソナも「詰めが甘い」ではなく「スパルタ向き」なのでそこまで決め手に欠けるわけでもない。距離適性も広く、遅め持続と息も長いため、同期の両雄に正面から挑むのは厳しいにしても使い勝手自体は悪くない。
実はSP65はノーザンテースト産駒の牡馬としては5位タイという高値。
アドラーブル世代のオークス馬。SPは67だが特性根幹距離を持つ。同世代の他の有力牝馬が距離に限界のあるタイプが多いため史実通りオークス制覇は濃厚。
繁殖牝馬としては仔出し「4」だが父ノーザンテーストで母系がエルバジェ×ヒムヤーとマイナー寄りなのがチャームポイント。黄金世代の菊花賞3着馬エモシオン(銅札)の母。

カシワズプリンセス
(『2024』以降)
牝馬ながら世代の羽田盃馬。SP65に牡馬混合・スタート・二の脚・行きっぷりと充実の特性を持つ。
史実では東京ダービー(当時は2400m)で14着と惨敗したため距離適性は1700~2100だが、本作の東京ダービーは2000mのため問題なくダート3冠を狙える。
早熟普通のためジャパンダートクラシックまでに燃え尽きないように注意しよう。繁殖としても祖父母SP系という面白い血統を持ち、孫にネフェルメモリー(緑札)がいるが、*108ネフェルメモリーの母ケイアイメモリーを競走馬として直接所有すると2歳引退不可の仕様によりネフェルメモリーをロストしてしまう。
トミシノポルンガ笠松の強豪だが、古馬になってからは笠松所属のまま中央のレースにも積極的に挑戦するようになり芝のオープン特別を制している。SP66・サブパラ64と緑札にしてはパラメーターが整っており、遅め持続、芝◎ダ◯で狙えるレースが多い。

ホクセイアンバー94年小倉記念勝ち馬。晩成普通はやや注意だが、SP63に幅広い距離適性など緑札にしてはまとまった能力。
ヒカリデュールの甥に当たり、本作に登場する史実馬としては最終期のサラ系馬。*109
ウットマン「ウッドマンのそっくりさん」として一部で有名だった馬。そのネタっぽい名前とは裏腹にSP61に広い距離適性、特性大駆け・スタート・交流巧者、遅め持続と国内ダート路線で地道に戦っていけるだけの力はある。加えて父インターグシケンなのでトウショウボーイやサクラユタカオーのラインの連続確立を狙う場合のテスコボーイ系ライン保全要員としても使える。

Urban Sea
アーバンシー
競走馬としても人気薄で凱旋門賞を制しており銀札クラスの実力はある。
しかしながら彼女の本領発揮は繁殖牝馬としてで、ガリレオ・シーザスターズと競走馬としても種牡馬としても超一流の2頭の息子をはじめ優秀な産駒を続々送り出しており仔出しも当然の「10」。ガリレオが1998年生まれなので、この手の母馬としては珍しくロストの心配もほぼ無いのも嬉しいところ。
半弟にエイシンフラッシュの父キングズベストがいる。

Saratoga Dew
サラトガデュー
ロードカナロアの祖母で本邦輸入繁殖牝馬だが、自身も北米3歳女王でSP70・サブパラ64、遅めある、芝◎ダ◯と何気に競走馬として使い勝手の良い能力をしている。ただし、5歳引退を逃すとロードカナロアの母であるレディブラッサムをロストする。
架空馬の母としては仔出し「6」で親4本かつターントゥを除けばマイナー寄り。
A.P. Indy
エーピーインディ

「理想のサラブレッド」
父のシアトルスルーの夢を受け継ぎ、現代アメリカで一大帝国を築いた大種牡馬。その影響力からも分かる通り、もちろん仔出しは「10」。デフォルトで親昇格済のシナリオこそないものの、過去スタートならば非介入でも自力で親昇格するほど繁栄する。非所有でも22歳まで種牡馬を続けるので保護目的で所有する必要はないが、競走馬としても米国3冠を狙える実力者。ただし、3歳引退を逃すとタピットの父にあたるプルピットをロストし箱庭内に多大な影響が出るので注意。
繁殖に使おうとする際の問題点として、父と母父が両方ボールドルーラー系に属することが挙げられる。父シアトルスルー以外での親昇格は正直難易度が高いため、他の枝も総動員して親昇格させておくことで次代での親系統の分離を狙いたいところ。
所有するならば母ウィークエンドサプライズから所持しておけば半兄サマースコールもまとめて手に入る。
Lure
ルアー
COM所有だとやたら強い謎の馬ポジションの史実BCマイル連覇馬。SP74に柔軟性以外揃ったサブパラ、特性大舞台・根幹距離・高速逃げ、遅め持続とツボを抑えた能力をしており芝のマイル戦では極めて安定した力を発揮する。
なお、5歳一杯で引退しないと産駒でサトノダイヤモンドの母父でもあるオーペンをロストする。
Rodrigo de Triano
ロドリゴデトリアーノ
世代の英愛2000ギニー馬。パワーD+が若干気になるがSP73・瞬発力・賢さSを含むサブパラ合計79、特性根幹距離・決め打ちと銀札にしてはスペックは良好で、芝適性・距離適性とも広いので欧州牡馬マイル3冠を中心に狙えるレースは多い。
早熟普通とあまり競走寿命は長くない上、3歳引退を逃すとミヤギロドリゴ(緑札)を、4歳引退を逃すと産駒唯一のGⅠ馬エリモエクセル(銅札)をロストしてしまうので何にせよ早めに勝負をかけてしまいたいところ。その他スーパーホーネット(銀札)の父としても知られる。
Hatoof
ハトゥーフ
世代の英1000ギニー馬で、5歳時には米国遠征でGⅠを制している。SP72・全てC+以上のサブパラ69、広い距離適性、早め持続、特性海外遠征・牡馬混合とかなりバランスが良い。父アイリッシュリヴァーの種付け料アップや祖父リヴァーマンの確立支援にも。
繁殖牝馬としては仔出し「3」ながらグレンツェント(銅札)の祖母。

Sandpit
サンドピット
ブラジルからアメリカに移籍し長く活躍した馬で、ジャパンカップにも2度出走している(5着と8着)。SP70に逃げ馬としてツボを抑えたサブパラ、芝◎ダ◯、晩成持続、特性タフネスと長く使いやすい能力の持ち主。デフォルトの脚質が大逃げであることには注意。
仔出しは「0」だが、非マンノウォー系のマッチェム系最後の有力史実牡馬。
Marling
マーリング
名牝マーウェルの娘で史実欧州牝馬マイル二冠馬。早め普通ではあるもののSP72・サブパラ68、特性根幹距離・牡馬混合と銅札の牝馬としてはえらく強く、重い芝適性も相まって欧州牝馬マイル3冠候補筆頭。
繁殖牝馬としては史実産駒未収録ながら仔出し「5」でスピード因子持ち。
父ロモンドこそやや地味だが母系からの4連続でスピ因子大活性が確定しているためかなり使いやすい。
Jolypha
ジョリファ
世代の仏牝馬二冠馬でBCクラシックでも3着に入ったダンシングブレーヴの全妹。SP70は銅札の牝馬にしては高くサブパラ合計も57とまあまあで早めあるの芝ダート二刀流馬で使いやすい。母ナヴァホプリンセスから全兄ごと所有できたらかなりお得。
仔出し「5」で、収録史実産駒はいない。
Turnback the Alarm
ターンバックジアラーム
世代のニューヨーク牝馬二冠馬。SP69で芝は走れないが、サブパラ68に早め持続で総合能力に優れ銅札ながらトリプルティアラ路線の主役を担える。
本邦輸入繁殖牝馬でもあるが、ローカル中距離GⅢ2着のハレルヤサンデー(未収録)が目立つくらいで仔出し「3」。


The Phantom Chance
ザファントムチャンス
ニュージーランドのダービー馬で、93年にはコックスプレートを制しジャパンカップにも出走した(12着)。SP67にサブパラにムラはあるものの瞬発力A、早めあると緑札にしてはなかなか。
ヴェイグリーノーブルを通るオリオール系の史実牡馬としては最終期の馬で両親ST系だが史実セン馬。

89年末輸入馬


アウザール史実では86年愛セントレジャーなど愛・豪でGⅠ3勝を挙げたシャーガーの忘れ形見にしてウイポ唯一の収録史実産駒。仔出しは「3」だが母父ニジンスキーで金銀因子を1つずつ持ち*110かつ親系統4本と整った血統を持ち、緑札でお手軽に購入できるためフェアウェイ系保護の有力な選択肢の一つ。
史実産駒としてイブキラジョウモン(1992年生まれ。緑札)が収録されているが、非介入だと同馬の父となった8歳で種牡馬を引退してしまう。28歳定年は2011年末。

繁殖牝馬についてはおすすめ繁殖牝馬(10)に移動しました。

コメント

  • 分離してみました。修正とかありましたら、お願いします。 -- 2023-04-13 (木) 20:47:25
    • 印の種類とかで元ページ参照させるのも面倒だったのでコピペして持ってきてみました。 -- 2023-04-14 (金) 18:57:22
      • すみません元のテンプレがまだ普通に改良の余地があることとこれからもページ増えそうなことを考えると負担が大きいので戻しました。 -- 2023-04-17 (月) 01:03:21
  • 低難易度なら元無料DLC組のニシノライデンさん・シリウスさんも頑張って鍛えれば金殿堂まで狙えます!会長さんは5歳で寿命が尽きつつあるのでそこからが狙い目ですね! -- 2023-04-23 (日) 01:49:00
  • シチーさんってウイポ的にはどういう判定なんですかね?そもそも種牡馬入りするんでしょうか -- 2023-05-19 (金) 09:18:06
    • 史実で種牡馬になってないから当然子孫もいないし自然に種牡馬にはならんでしょ。 -- 2023-07-07 (金) 07:47:58
  • サンエイサンキュー、シリウスシンボリ(早期DLC)、(遅めなしなのは知ってるけど)ケイエスミラクル、レジェンドテイオーはどうでしょうかね? -- 2023-06-28 (水) 21:20:26
  • ツインターボ師匠はわがまま持ってるからボスにはなれる可能性あるけど…流石に厳しいか…? -- 2023-07-16 (日) 07:18:23
  • 取り急ぎ9で確認してきたんですがNPCエルグランセニョールってそもそも凱旋門走らなくないですか?史実通り愛ダービー後に離脱引退のような -- 2023-08-17 (木) 21:39:18
    • 申し訳ありません。修正させていただきました。 -- 2023-08-17 (木) 21:47:47
  • カシマウイングさんは古い血統の塊で被りにくく、大種牡馬因子も複数持っていて、自身が因子を獲得できなくても隔世遺伝でSPを底上げ、プレイスタイルがSP庭でもST庭でも使える、架空血統の祖として最適な1頭ですね! -- 2023-09-19 (火) 20:59:23
  • 88年世代、ノーマルですがリンデンリリーで牝馬三冠取れたのでお薦めご検討の程を -- 2023-12-18 (月) 12:48:38
  • 84年世代の馬のアワーポエティックプリンスはどうでしょうか?SPは71と金札にしては大人しいけどサブパラ合計85の上に覚醒成長型かつ大舞台・タフネス持ちにウマソナがスパルタで気性大人性格強気と闘志に火が点くと手に負えない化け物に。最初から1400~2400走れるからあらゆるレースを走れて史実産駒なしなので強制引退まで使い倒せるのもポイント。 -- 2023-12-27 (水) 23:52:41
  • 80年に輸入されるディクタスもサッカーボーイと連続確立するなら所有したらいいと思うな非所有だとPrivate激戦区の89年に引退するし -- 2024-01-09 (火) 23:26:04
  • 81年生まれのライフイズマジックの項で言及されているミスオーシャナについてなのですが、金札のダート牝馬ということもあって成長力とコストパフォーマンス以外はライフイズマジックと互角以上であることと、史実では繁殖入り後の1988年に夭折してしまうことから追加してもいい気がします。追加する場合の印などはお任せします。 -- 2024-03-09 (土) 03:37:19
  • 83年生まれのパーソナルフラッグは特性なし&根性Eの欠点あれど瞬発パワー健康A柔軟C+精神賢さCと銅札にしてはサブパラが整っている上にスピード72遅め持続と優良物件だと思います。上手く育てば妹のパーソナルエンスン共々金殿堂行ける逸材なので母親を買い取って自家生産が吉。 -- 2024-03-14 (木) 00:08:24
  • ついでに83年生まれの銅札でもう一頭のお薦めでワクォイットを。サブパラが柔軟A+瞬発精神C以外全部Aと非常に高くスピード71晩成持続かつ史実産駒がいないので8歳末の強制引退まで存分に使い倒せる馬かと。特性は無いけど1400~2600対応出来るのでダートでのレース選びには困らないはず。 -- 2024-03-14 (木) 00:20:01
  • チーフズクラウンが銀札昇格。とはいえ銀札でも上位の能力と種牡馬実績をしてますが… -- 2024-03-16 (土) 14:51:36
  • ジェネラスの成長力がある→普通に下方修正されてますね・・・史実の戦績を鑑みるに、割と妥当な査定だとは思いますが -- 2024-03-17 (日) 18:25:07
  • マルゼンアデイアルやハナキオーなど、これまではイマイチ使い道がなかった南関クラシック馬が路線整備と共に能力も上方修正されてるのは嬉しいですねぇ -- 2024-03-26 (火) 10:18:48
  • エディット覗いてたら81年生まれのキングハイセイコー、2024だと緑札から銅札になってますな -- 2024-03-28 (木) 16:14:00
  • 2024でミホシンザンの成長型が早め鍋底普通に変更されたことを追記しました -- 2024-04-13 (土) 02:56:43
  • 自分のデータだけかもだけどハトゥーフって馬もかなり厄介な気がするかな -- 2024-04-25 (木) 01:56:35
  • 1980年にダービージョッキーデビュー。若い頃は競馬界きっての美男子と言われてましたゲーム内フェイスはあまりイケメンではないw実働26年かつ序盤は殆どお手馬がいないので、安定して使っていける騎手だと思うのですがどうでしょうか? -- 2024-04-26 (金) 19:08:25

*1 SP73のマビッシュが強敵だがあちらは逆に芝適性が軽く出るため適性+根幹距離スキルの差で十分に逆転可能
*2 主戦場はダート競走であったにもかかわらず何故かダ◯となってしまっている。流石に変だと思ったか、『2024』では芝◯ダ◎に修正された
*3 好走はあったとはいえテツノカチドキとは異なり芝競走での勝利は無く、勝鞍はダート競走のみにもかかわらず何故かダ◯となってしまっている。こちらもテツノカチドキ共々『2024』では芝◯ダ◎に修正された
*4 根性はAなので瞬発が2段階上がらなければ疾風配合対象
*5 なお、1985年の日経賞ではルドルフに敵わず2着と涙をのんだことでも知られているか。レース後の鞍上曰く「こっちは一杯に追っているのに向こうは馬なり。ケタ違いだ」
*6 史実でも1984年に優勝、1985年も1位入線はしたものの2着に降着となった。ちなみに、1983年は11着
*7 その他バレークイーンの全妹ステージストラックからノーワンに繋がる
*8 史実では産駒のオーレが米GⅠ馬デボネアジョーの父となっているがどちらも未収録
*9 史実では孫に2001年の伊ダービー馬モルシュディがいる
*10 「ランダルース」表記もあり
*11 パワーについては坂のある競馬場が存在しない米国で走らせる分には問題ないが
*12 98年以降スタート確立済だと無系、『2024』91年以前スタートでは母系由来のSP系
*13 必要な追加準備:リローンチ、ルファビュルー、アンブライドルドを立ててシーズティジーを立てない
*14 SP60
*15 テディ・エクリプス・チャイナロック・マッチェム
*16 本馬はアローエクスプレスの半弟サンシャインボーイの産駒
*17 父を種牡馬復帰に導いた孝行息子として話題になったメルシーステージ(1991年生まれ)が緑札史実産駒として収録されている。なお、本馬とは直接関係はないがメルシーステージの半兄メルシーアトラ(1987年生まれ。緑札)は非所有では早世する
*18 南関東3冠では無冠に終わったためか
*19 両馬との直接対決は無し
*20 6歳時に現役続行を選択したことによって本来本馬に使用する予定であったシンボリルドルフの種付け権を本馬の半妹であるトウカイナチュラルに使用した結果、テイオーが誕生することになったというエピソードがある
*21 JRAのダートGⅠは勿論のこと、アメリカの競馬場は全て左回り。サウジのキングアブドゥルアジーズ、ドバイのメイダンも左回り
*22 幼駒誕生イベント「流星」の発生条件も満たす
*23 そもそもフォルリを確立しないとシアトルスルーおよびその父系が確立するまで血統表内に種牡馬因子が存在しないのだが...
*24 ただし、母父がテディ系なので繁殖牝馬はサンデーなどが付けにくい
*25 『10 2024』では3頭とも銀札に。それでもまだ強いが
*26 当時の名称は「JRA賞最優秀3歳牡馬」
*27 『2024』以降
*28 「砂のシンボリルドルフ」と評する声も
*29 競走生活晩年は中央に移籍していた
*30 史実ではオールカマーを制した86年には年間13戦をこなしていたのだが
*31 3冠を分散して獲らせる場合、安定するルートは3冠+牝馬3冠(牝馬限定)+米3冠+米牝馬3冠+欧州牡馬マイル3冠(牡馬限定)+欧州牝馬マイル3冠(牝馬限定)+仏3冠(牡馬限定)+仏牝馬3冠(牝馬限定)+欧州3冠+欧州オークス3冠(牝馬限定)+春古馬3冠+秋古馬3冠(ほぼ日本所属限定)となるだろう。英牝馬3冠は欧州牝馬マイル3冠と欧州オークス3冠を潰してしまう。もっとも、英牝馬3冠で3冠を二つ潰して史実再現をしたとしても空いた枠である愛1000ギニーと愛オークス、それに使っていない愛セントレジャーを用いた愛牝馬3冠を達成することで減った3冠一つを補うという手も無くはないが、1600~2800と非常に広い距離適性を要求されてしまう
*32 無論、愛牝馬3冠ではない
*33 緑札馬キョウワハピネスの母グッドルックス
*34 その母エルファスラーは仔出し「10
*35 実はテスコボーイの甥に当たる
*36 これによってCPUダイナガリバーは史実のようにダービー・有馬を制するどころかひどい時は重賞未勝利で引退する事さえある
*37 大舞台・根幹距離・二の脚・学習能力・ロンスパ・行きっぷりの6つ
*38 近い世代の3冠馬候補としてはミスターシービーやシンボリルドルフがいるが、シンザンもPrivate回収しておけば間に合う
*39 GⅡ大将・牡馬混合・学習能力・マイルギア・坂越え・東京巧者
*40 その悲劇的な最期もあってか、当人もオグリキャップらを抑えて一番思い入れのある馬として名を挙げている
*41 史実では重賞を連勝しこれからという時に脚部不安や骨折に度々見舞われまともにレースに使えなくなってしまった馬なのだが、ゲームだと何故かAある
*42 1989年生まれの無札馬。京成杯の勝ち馬マイネルビンテージの母だがマイネルビンテージが未収録
*43 『2024』以降
*44 更に今作からはチャイナロック初期確立のおかげで種牡馬因子を一つだが持っている。もちろん過去スタートならより豪華にすることも可能
*45 トニービンは成長型晩成なので、その間にムトトにボコボコにされる
*46 緑札。SP68、遅め持続、乾坤一擲持ちで札の割に強い
*47 銀札。SP72、遅め持続、根幹距離・牡馬混合持ちの強豪牝馬
*48 銅札。SP68・サブパラ62と能力は高いが繁殖牝馬専用
*49 史実では成長型遅めのピークにあたる4歳前半から活躍し始めているのだが……
*50 他にもウイポ未収録だがオペラ賞の勝ち馬ズィーズィートップも送り出している
*51 付け入る隙があるとすれば向こうは左回り×であることか
*52 金札馬アラムシャーの母父ではある。タルナワの母母母父でもあるがタルナワの母タラナが繁殖牝馬専用
*53 モルト⇒本馬(Horlicksは英国で親しまれている麦芽飲料に由来)⇒brew(醸造)というシャレが効いたネーミング。自家生産馬の命名の参考にいかがだろうか。なお、父サートリストラムにとっては最後のGⅠ馬だが史実セン馬
*54 ブライアンズタイムのいとこで本邦輸入種牡馬。銅札
*55 オープン特別で同年のダービー馬フサイチコンコルドを撃破したことで知られる
*56 1977年生まれの銅札馬。SP68・早熟ある。2017年生まれの銀札馬ドリームローパーの5代母でもあるがドリームローパーの母リヴィアズドリームが繁殖牝馬専用
*57 史実ではバンブーメモリーらを管理しており調教師としての元々の成長力もなかなか高い
*58 マル地馬は競馬ファンからの支持に大きなブーストが掛かるため競馬ブームを起こしたい場合有利
*59 競走寿命の都合上繁殖ボーナスも上げ辛い
*60 ウイポ未収録。繁殖入りしたが牝系は現存していない
*61 占い師の助言によってダビデからダビテに変えた
*62 そのためこちらでも幼駒セリに上場されるのだが、緑札なのでセリ後に庭先取引で買うのもアリ
*63 …なによりこの世代のダート3冠に間に合う牡馬で彼女以上の総合力を持つ馬が見当たらない
*64 平安Sは当時重賞昇格前
*65 本馬が早めなのは、早熟では鍋底を含めても6歳の中日新聞杯勝ちまで保たないからだと思われる。ある意味ウイポ泣かせの馬
*66 すなわちエルコンドルパサーの大伯父に当たるが種牡馬専用馬として登場する
*67 史実では産駒の不出走馬マンシュードがアフリカの名牝イピトンベの父となっているのだが
*68 銅札ながらSP70に遅めあるでコスパ良好。セリフォスの母母父でもあるがセリフォスの母シーフロントが繁殖牝馬専用として登場する形
*69 ポイントギヴンの父でもある
*70 日本では1回目のジャパンカップで爆走逃げを打ち「2分22秒2」をアシストしたことで著名か
*71 なお、連覇を果たしたソードダンサーH(現:ソードダンサーS)以外のGⅠレースは現在ではGⅡに降格している
*72 一応中山グランドジャンプ3着のヨイドレテンシを輩出した他、母父としてスーパーホーネットを輩出しておりその母ユウサンポリッシュ(1997年生)が唯一の史実産駒
*73 その割には史実では、日本の芝の方が好走している
*74 しかも、ライバル候補のチヨノオーは弱体化しており、ウマソナが反抗的だったり、性格がデメリットウマソナを得やすい「マイペース」とイマイチになっている
*75 史実では3歳の7月にドワイヤーS・9月にスーパーダービーとGⅠを2勝しているのだが
*76 史実では当時GⅠだった芝2800m戦のサンフアンカピストラーノ招待Hを制しているのだが…
*77 なお、4着以下とは9馬身差が付いている
*78 7戦6勝からケンタッキーオークスを制覇した馬
*79 この馬も『10 2024』で銀札昇格。息子のフォーマルゴールド(SP71ある)は銅札のまま
*80 この数値はデアリングタクト、ダイワスカーレット、ジェンティルドンナ、ブエナビスタに次ぐ競走馬として登場する日本調教牝馬5位のサブパラである。当然であるがダイワスカーレットが産まれる2005年まではこの馬が競走馬として登場する日本調教牝馬トップのサブパラとなる。競走馬として登場しなくていいなら実は初期繁殖牝馬のトウメイがサブパラ合計81と上回っている
*81 史実ではなんと4歳デビューで2勝後に休養を挟み5歳時に重賞制覇という経緯
*82 「走るベルばら」と呼ばれたことも
*83 『2024』ではツキノイチバンが銅札に昇格した一方で本馬は相変わらず無札のため、国内無札最強の座を確固たるものとしている
*84 スワップスステークス。かつて無敗で米3冠馬に輝いたシアトルスルーが初めて後塵を拝したレースでもある(その当時はGⅠ)
*85 ノリさんはでした。を除けば若手の中では最有力の実力。そのでした。とも差は小さい
*86 海外経験特性などを付けたい場合は意識して早い内から海外遠征で使っていこう
*87 また、メジロアサマ延命時の支援リミットも93年の6歳引退となっている
*88 一応、新特性「一人旅」は所持
*89 史実産駒としてはダイイチシガー(1994年生まれ。緑札)が収録されている
*90 サトノクラウンの父母父
*91 史実では1996年生まれだが、父フジキセキの引退時期の都合などにより作中では1年遅い1997年生まれ
*92 日本時代の産駒としてはダイヤモンドビコーの他にバーナードループ(緑札)の母がいる
*93 初期譲渡馬としてだと成長型が遅めだったため成長度が底上げされていたが、今回はその底上げが見込めず成長力も「ない」ため。更に銀札扱いなので割高感が…
*94 中京開催のセントウルSでの大敗が由来か
*95 ロイヤルランドウィック競馬場とローズヒルガーデンズ競馬場以外は左回りのため注意。他、直線コースのGⅠもある
*96 史実では抽せん馬であった
*97 史実ではエリザベス女王杯のレース中に右前浅屈健不全断裂を発症し競走能力喪失の診断が下された
*98 当時は統一グレード導入前
*99 健康はD+と意外と低い
*100 同じく本邦輸入種牡馬ベリファの半弟で、イクイノックスの高祖伯父に当たる
*101 しかしながら父パーソロン、子孫にはキタサンチャンネル(緑札)やキタサンミカヅキ(銅札)などの活躍馬がいるなかなかの名牝系の祖である
*102 地方馬はこのような背景から精神の査定が低くなるケースが多い
*103 当時の宇都宮競馬の厩舎は競馬場内部ではなく周辺に点在しており、カネユタカオーに限らず馬と人の交通事故は後を絶たなかった。しかし90年代から宇都宮競馬は赤字運営が常態化し、有効な対策手段を講じられなかった。結局この問題が宇都宮競馬廃止の大きな原因の一つになったとされている。同じ問題は笠松競馬場にもあり、2023年より競馬場に隣接する薬師寺厩舎の増設工事を行い、段階的に厩舎を集約する計画が進められている
*104 ちなみに、ジェネラス自身は仔出し「3」だが父の確立に関係なく母方からSP系を継承でき、カーリアン未確立なら両親SP系のため、思い入れがあるのならこの馬の確立でニジンスキー親昇格を目指すのもアリ
*105 なお、その際に騎手が当時あった残り100mのハロン棒をゴール板と勘違いし追うのを止めてしまう事件が発生している
*106 所有していれば7歳末まで引退示唆は出ない
*107 ただし、デュプリシトを直接所有した場合2歳引退不可の仕様から本馬をロストしてしまう
*108 ネフェルメモリーは無印でも登場しており、その母ケイアイメモリーは繁殖専用馬だった
*109 2000年京成杯勝ち馬のマイネルビンテージ(母父グランパズドリーム)は未収録。ただし、マイネルビンテージの母であるマイネセラヴィ(1989年生まれ)は無札の競走馬として単独で収録されている
*110 ニジンスキー親昇格で銀因子は無くなる