2022で大きく手が入るので
仮作成です
ウイポの根幹をなすシステムです
一言で系統確立といいますが
その目的は分割と変化の2つあります
- 系統変化
確立させることで新たにSP系やST系を得る馬がいます
失う馬もいます
この2つのいずれかを満たさない確立はあまり意味がありません
史実で早逝したスズカさんを大繁栄させるんだ!というプレイはアリといえばアリですが
ゲーム的に言えばドリジャ・オルフェ・ゴルシ等の史実産駒が豊富でステマ配合の子の系統確立時にST系が乗る*3
ステイゴールドさんを確立した方が楽でうまみ*4がある訳です
まず系統確立って何
ようするにその馬の血がめっちゃ流行ってるよ(もしくは流行ったよ)、というサインです
これを満たした馬は血統欄に銀だったり金だったりのマークが付きます
起きる影響は色々ありますが、これが付いている馬を種付けする時にボーナスで爆発力が増えるというのがわかりやすいメリットだと思います
これを血統表にいっぱい含んだ馬はそれだけ爆発力が高くなりやすく、つまり早い馬が作りやすくなります
それを所謂「良血」というわけです、爆発力という概念が無い現実でもそうです
どうすればいいの
種牡馬生存中に地域5%もしくは世界で2%の影響を
年始に得ていて、かつその種牡馬の後継種牡馬(直仔じゃなくて孫以降でもよい)が4頭以上現役だと
年末に確立します*5
このため早逝してしまう馬は確立できません
結構大事な仕様として豪州や香港所属馬は確立できません
香港にタマ付きいましたっけ?*6
この影響というのはようするに種牡馬が活動している地域(テスコボーイなら日本、ノーザンダンサーなら米国です)の馬か、世界中全ての馬を全部数えてその中の何%を種牡馬とその子孫で占めているか、というものです
またこれはただ数だけを数えるのではなく、現役馬の数、繁殖牝馬の数、種牡馬の数、種牡馬の種付け料の総額の割合を全部足して割った数を見ます
大雑把な一例ですが日本で確立したいとして、種牡馬の種付け料の総額が10億、競争馬が2000頭、繁殖牝馬が500頭、種牡馬が200頭いると仮定した場合、種付け料5000万円、現役競争馬100頭、繁殖牝馬25頭、種牡馬10頭が必要になるわけです
もちろんどれかが多ければそれだけ他の割合は減っても良くなります、種付け料合計1億あれば現役馬50頭でいいとかそういうことです
この中で1番伸ばしやすいのは種付け料、次点で種牡馬の数です、プレイヤーが直接走らせることで介入しやすく、そもそも分母が小さいからですね
CPUが種付けする数は馬によって最大値が決まっていますし、現役馬や繁殖牝馬の数は自分の牧場だけでは限界がある上に最大値が高くちょっと増やしたくらいでは焼け石に水です
DLCで持てる数増やして持てる数一杯まで持って定年一杯まで抱えるゴリ押しをすれば現役馬だけでも世界2%近くまで稼げますが…箱庭への負荷がやばい上に他になにもできなくなるので検証以外では非推奨です*7
ですので、高額GⅠを勝って高額での種牡馬入りを目指しましょう
またできるだけ時勢に乗って行うのが重要です
自家生産馬で系統確立の援護を行う場合最低でも5年前に準備をしなければ戦力になりません
仮に84年に種付したとしたら最速の3歳種牡馬入りは88年であり
89年の年末確立にしか間に合わない計算です
しかもこれは3歳の賞金額の低いレースのみになりますので古馬の高額レースが使いたいなら
5年以上かかるわけです
国内所属の馬の場合は成長率は早熟なほど賞金額に対する種牡馬入り金額の効率が良くなります
早いであれば10億弱で1500万に届きますが
晩成であれば15億近く必要です
限られたレースを有効活用するため晩成はなるべく排しましょう
そして馬場適性の芝が高いほど賞金額に対する種牡馬入り金額の効率が良くなります
ダート馬は辛いですね…サウジカップとドバイワールドカップがありますが
海外所属の馬の場合はレース1勝あたり41万、G1勝利の場合はさらに150万、そこに最低保証50万を足したものが種付け料になります
成長率とか馬場適正とは無関係に決まりますので純ダート馬でも超晩成でも安心です
例として17戦10勝うちG1四勝の私がアメリカや欧州にいたら10×41+4×150+50で種付け料は1050万になります
G1を勝てない馬でもその分G2やG3を勝ちまくれば1500万種牡馬入りも可能です その場合は36勝させれば届きます
もっとその先へ 目指せ親系統
上記で説明した系統確立は子系統(銀のマーク)を確立するもので、親系統自体は元の系統のままとなっています
後述の例で出ているテイオーさんの例で言えば、左上にパーソロン系と書いてあるのに系統図のサイアーラインがトウルビヨン系なのは、
この系統図が親系統を表示していてパーソロン系は親系統トウルビヨン系に属する子系統だからですね
このままだと血脈活性化配合を狙う場合に同じ系統扱いになってしまうので、子系統を親系統に昇格することも重要になります
1番の例で所属馬が子系統確立により親昇格予定系統が0%になる。2番の例で途中の系統が0%になる。という状況になると親昇格出来ないので子系統確立予定馬以外の後継種牡馬を用意しておきましょう。
以下の3条件のいずれかを満たせば子系統は親系統に昇格します
- 子系統の下に2系統の子系統が確立
- 子系統の下に3代続けて子系統が確立
- 日米欧地域の内一つで12%もしくは世界で10%の影響
1番の例としては、テイオーさんとマックイーンさんの様に同系統だけど父が違う場合や、父が同じでも会長さんが確立していない場合のテイオーさんとツルちゃんを確立すれば、子系統だったパーソロン系が親系統に昇格します。
確立したい種牡馬の初年度産駒を別の地域に送ってそちらで確立すれば早期に親昇格出来ますが、ラインブリードを使うなどの理由が無いと片方の系統が無駄になるのが欠点です。
2番の例としては、会長さん、テイオーさん、サードステージがそれぞれ系統を確立すれば、子系統だったパーソロン系が親系統に昇格します。
昇格させたい馬自身は対象に含まれないので、パーソロン→会長さん→テイオーさんではまだ足りません。
仮に会長さんを確立出来なかった場合はサードステージ産駒を確立すれば昇格出来ます。
以下の様に3代続けて確立させる場合、直仔のみで5%を繰り返すよりも仔や孫の産駒込みで5%にすると少ない種牡馬数でも昇格出来ます。
会長さん存命で会長さん1%+トウカイポイントさん*8以外のテイオーさん産駒3%+トウカイポイントさん1%で会長さんが子確立→
テイオーさん存命でテイオーさん3%+トウカイポイントさん2%でテイオーさんが子確立→
トウカイポイントさん存命で5%になり子確立→パーソロン系が親系統昇格。
3番は流行血統の制約もあるのでSSお父ちゃんのように子孫に数多くの史実種牡馬がいる馬でもなければ達成は難しいです。
パーソロン系を日本で12%にして昇格させるには、会長さんとメジロアサマさんで4%ずつと、その他パーソロン産駒4%で昇格します。
会長さん存命で会長さん5%+メジロアサマさん2%+その他パーソロン産駒5%の場合、会長さんが子系統確立の条件を満たしており、産駒が子系統確立をしている場合は含まずパーソロン系7%なので親昇格しません。*9*10
難易度ですが基本的には1>2>>>3です、効果に関しては体感1>3>2です
まず1のパターンですが、単純に親昇格の際で子系統が2つ産まれます。この子系統については子系統の片方を親系統にしないなら両方保護する意味はあまりありません。
よくファバ味がナスルーラからの分離で使われていますが、彼の出番はST系でない限りそこでおしまいです。因子後継能力どれを取ってもテスコボーイが強すぎるのです。パワーだけはテスコボーイより高いです
1の良いところは大種牡馬因子が血統表内に残りやすいという点と、箱庭への負荷が少ないという点です。上手くやれば親系統なのに確立後の世界支配率が3%しかない親系統なんてのが出来たりします。
次に2のパターンです。これの良いところは横じゃなくて縦でつながっているので、親と子世代を纏めて確立することで負荷を軽減させることができます。
よくある例としてストームバードは良い種牡馬であるものの彼だけでは確立はまずしません。しかし息子のストームキャットの勢力が絶大なため
ストームバードを買っておくなり座敷牢に叩き込んでおくなりしておくだけで息子の勢力を借りて確立できます。最もすぐにその勢力の大部分が息子に取られますが、名種牡馬因子は消えません。
このテクを使うことで少ない負荷で親系統まで行けます。注意点としては親系統にしたい種牡馬が息子の確立によって滅亡してしまうと昇格できなくなってしまう点です。
ストームバードで言えば例えばキャット→ジャイアンツコーズウェイ→シャマルダルといった形で連続した場合、シャマルダルが確立する2020年前後では何も手を打たないとストームバードのラインが滅亡してる可能性があります。*11
うっかり忘れてしまうとデータを消したくなる衝動に駆られてしまうので、きちんと保護はしておきましょう。(n敗)
注意点その2として、縦に4代繋ぎきる前に途中の種牡馬が親系統に昇格してしまうと関係が途切れて昇格できなくなってしまうという点があります。
ストームバードでいえば例えばキャット→ジャイアンツコーズウェイ→シャマルダルといった形で連続して確立させる場合、シャマルダルの確立までにキャットが12%による親昇格を起こしてしまうとストームバード側からキャット→ジャイアンツコーズウェイ→シャマルダルが参照できなくなり昇格できなくなります。
干渉なしでは2010年頃親昇格してしまうので急がないといけないかもしれません…ジャイアンツコーズウェイ確立で勢力が削れている分がどうなるかわかりませんが
後、これで大種牡馬に昇格したとして種牡馬の位置としては一番右上の一代重ねるとあっさり消えてしまう位置になります。そのため爆発力狙いで大種牡馬にするには向いていません。
3のパターンについては自家生産馬でこれを狙うくらいならば素直に1のパターンでやった方が楽です。このパターンを狙う場合、子系統を確立してしまったらそこでアウトです。2022で1年2系統確立が導入されたことにより渋滞させての時間稼ぎも難しくなります。
3のパターンで挑むのは「子系統確立したくない」「勢力はそれなりにあるものの軸となる後継種牡馬が居ない」のどちらかを満たす史実種牡馬に限った方が良いでしょう。
前者はニジンスキーです。彼は優秀な種牡馬なのですが後継筆頭のマルゼンスキーとカーリアンが確立するとSP系を投げ捨ててしまう困った子です。なのでマルゼンスキーとカーリアンの他に存在するグリーンダンサーやイルドブルボンといった息子たちを総動員して
SP系を維持しつつ12%のラインに届かせるのが有効な手段です。
後者はスタート直後のプリンスローズや80年代後半のリファールです。プリンスローズに関してはプリンスキロとプリンスビオという2本柱が居るもののすでに引退済みです。ラウンドテーブルは少しのテコ入れで確立できますが、他に楽に確立できる候補が居ません。
各地域で5~8%の支配率を有し、世界支配率が7.8%あるので日本で12%を目指すか世界10%を目指して親系統昇格を目指すのがいいでしょう。
リファールは80年代後半に日本特有の根こそぎ買い占め戦法の効果で日本でリファール系種牡馬がバカみたいに増えます。しかしダンシングブレーヴは問題ないとして他の候補はモガミかリイフォーとやや小粒気味です。
頑張ってアルザオを確立できるならそれに越したこともありませんが、80年代に日本にリファール産駒を集め12%到達させて親系統させるのもアリかもしれません。
3の良いところは……強いて言うなら系統を維持したまま親系統になれる点でしょうか。大種牡馬因子が近いという点は2に勝っています。
確立の目的
系統確立を難しくしているのが一言に確立と言っても目的が異なる点です
大まかにいうと牡馬のための確立か牝馬のための確立かで分けられます
この2つに加え両方満たす場合もあります
- 1.牡馬のための確立(例:ロベルト)
90年代から2022年現在に至るまで、日本でかなり大きな勢力を誇る一派です
ブライアンズタイム産駒達やグラスちゃんやシンボリクリスエスらにST系を与え種牡馬因子により爆発力をあげることができます
無論ロベルトを血統内に含む牝馬の爆発力も上がりますが、ロベルトは史実馬に含まれる割合が多くロベルトを血統内に含む牝馬は、危険度が高くなりがちです*12
- 2.牝馬のための確立(例:トウショウボーイ)
かつてのテスコボーイ系の主流といえる馬です
2022年現在ではかろうじてラインを繋いでいるサクラユタカオーの方に主流は移っており、トウショウボーイの血を父方に持つ史実馬はほとんどいません
自家生産馬で未来につなぐにしても、史実馬やSHがいなくなる2030年頃までは世界のメインになることは難しいでしょう
そう考えるとトウショウボーイやミスターシービーを父に持つ繁殖牝馬を使いやすくするための確立といえます
要は後世に史実馬が出るか(1)、出ないか(2)です
この2つの目的の確立をバランスよく行うのが重要です
牡馬のための確立だけでは危険度がどんどん上昇しますし
牝馬のための確立だけではプレイヤー牧場の数が定まっている以上限界が来ます
どんな馬がいいの
プレイヤーが介入しない場合現実とある程度大筋は変わらず進むウイポでは、現実と同じく特定の年代で爆発的に繫栄し勝手に系統確立する種牡馬がいますので、そこを「何も考えず」支援するのはやめておきましょう
「とりあえず系統確立というものをやってみたい」というのならば練習として、少しだけ手を加えることで確立する馬を支援してあげるのがいいでしょう
例えば子孫が繁栄するものの1年で死んでしまうドバイミレニアム、これを保持しておけば労せず確立が可能です
子のドバウィが確立する馬だからですね*13
ただしドバウィは放置だと親系統がミスプロ×ノーザン×ナスルーラ×ノーザンとかいう劇物なので運用の際は自分の箱庭計画と相談して使いましょう
例えばロベルト、こちらは座敷牢に入れておくだけで確立します
ウイポ的に非常に重要な馬なので、練習でなくとも忘れずに確立してあげたいですね
例えばノーザンテースト、80年代から日本で一気にその数を増すのですが大体いつもちょっとだけ足りずに確立しないままいなくなってしまいます
たくさんいる史実馬をいくつか所有し活躍させて種牡馬入りさせることで、足りない分を補って達成できます
「10」なら馬の詳細画面左下の「子孫馬一覧」を押すことで史実馬の一覧を見ることができますので、その中に「直仔に札価値の高い=強い牡馬が多い」ような馬はやりやすいです
少なければ少ないほど自家生産の架空馬で補わなければいけなくなるので難しくなります
また子孫馬一覧には孫世代やひ孫世代の馬も載るので、数が多ければ多いほど後の世に及ぼす影響が高いとも言えますね
または1系統が栄える馬の別系統を作り親系統を分割する馬です
リヴァーマンやデヴィルズバッグ、エルコンドルパサー等がこの例になります
もちろん「推し馬がいるのでその血統を繁栄させたい!」というのもいいです
馬によっては最初に書いた通り箱庭内で見るとそんなに意味が無いのですが、ウイポはゲームなので自分の楽しめる方法で楽しみましょう
実践編
それでは実践してみましょう
今回使うのはトウカイテイオーさんです
アニメ2期見た!感動しました!
テイオーさんを日本の代表馬にする!
という勢いで軽く手を出すと大変なことになります
それと系統確立を行う際は基本的にゲーム開始前にどの馬を確立するか決めて行います
トウカイテイオー編
まずはこちらを御覧ください
ある程度の知識がある私がみたら頭を抱えたくなる血統をしています
おそらく種付しても爆発力10そこそこや下手したら一桁になるとおもいます
正直このままで系統確立を狙うのは坂路ガチャゲーになってしまうので
テイオーさんに合わせた牝馬を予め用意しておく事が重要になります
ちなみにトウカイテイオーさんの最強産駒ともいえるサードステージさんですが
トウカイテイオーさんが27歳で種牡馬を引退する2015年に種付して生まれる子ですから確立には使えません
- テイオーを入手する
これをやっておかないと種牡馬引退や怪我による離脱で高額種牡馬入りが難しくなります
侘び虹でトウカイナチュラルさんを買っておきましょう
- 牝馬を作る
とりあえず血脈活性配合及び母父◎をみたす牝馬を作りましょう
丁度日本にいい種牡馬がいますフォルティノさんです
ほんと便利すぎますね
フォルティノさんがグレイソヴリン、マッチェムですので
これらを含まない牝馬を購入しフォルティノさんと配合するわけです
例えばこちら
マルゼンさんと同期のオークス馬です
ベンドアとハイペリオンですのでフォルティノさんをかけ合わせればテイオーさんにない4本ラインが完成します
またスピード因子を3代受け継いでいますので
仮にスピード71以上の牝馬を作れたらスピード因子を粘ることによってスピード因子大活性を配合で狙えるわけです
ですがそのまま繁殖にいれればそれだけでテイオーさんと配合したとき
種牡馬施設3+血脈活性8+母父◎4+馬マーク5で爆発力20になる繁殖牝馬ができるわけです
なおフォルティノさんでなくともエタンさんやゼダーンさんでも血脈8本は可能ですが
彼らは因子が1個なので母父○になり若干爆発力が落ちます
- 走らせる
あとは上記の牝馬を用いて産駒を作成し力の限り走らせます
またテイオーさんには牡馬の子として
96年のトウカイパルサーさん、トウカイポイントさん*14
99年のストロングブラッドさんがいます
エディットに抵抗がない場合彼らの能力を底上げして走らせるのもいいかもしれません
爆発力は稼ぎにくいですが時間はあるタイプなのでそういう意味では難易度がそこまで高くないと言えます
確立馬を考える
こちらのコーナーでは実際に確立馬を例に出し、メリット・デメリットを考えたいと思います
- 第1回バックパサー
第1回はバックパサーです、系統確立の代表例として挙げられる事も多いですが熟練プレイヤーの多くは彼の確立を避ける傾向にあります。
なぜでしょうか、彼の所属するトムフール系は元々零細で分割する意味があまり無く、
確立する事で系統分化も特性変化も起こさず、牡馬のためでも牝馬のためでもない確立だからです
え、でも母系にすごくたくさん入っているから牝馬のための確立では?と思うでしょう
しかし彼はイージーゴアや激マブやシーキングザゴールドやプライヴェイトアカウントなど、00年以前の名馬に凄まじい頻度で顔を出します
つまり彼を血統内に含むということは=危険度が発生するということなんです
安定した生産を目指す第一歩は危険度の排除です、ですから熟練プレイヤーは彼に価値を見出さないと私は考えています
もしも彼が母系からSP系を引き継ぎSP化する、としたら多くのプレイヤーが確立に走ったことは想像に難くありません、多分私も確立に行きました
- 第2回ノーザンテースト
第2回はノーザンテーストです、後継が続かないノーザンダンサー系のため初心者は必要ないと判断しがちですが、確立させる意義は実は結構あります
彼もバックパサーと同じように分割もできず、特性変化も発生しません*15、さらに史実産駒は孫世代のメジロライアンでほぼ打ち止めになり、
そこら中に彼の牝馬は存在するため、自家生産牝馬に用いることもできません、バックパサーと何が違うのでしょう
まず1点目として歴史改変の手間が小さいという事が挙げられます、御三家が出現するまでの国内リーディングサイアーを占めていた実績もあり史実産駒が非常に豊富です
八大競争を勝つようなホームラン級の産駒は少ないですがヒットとバントで得点を積み重ねればゲームに勝つことは可能というわけですね
2点目として負の観点になりますが、彼が確立しないと日本国内を用いた他のノーザン系の確立が難しくなる事があげられます
ノーザンダンサーを流行化させてしまうと、ラストタイクーン*16やエルグランセニョール*17といった後世に影響を及ぼすから確立したい馬の子孫達の種牡馬入りが難しくなります
これを防ぐためにノーザンテーストは確立を狙うというわけです
色々
- 確立は数だよ姉貴!
1000万の馬1頭より
100万の馬10頭のほうが支配率上昇に寄与します
但し種付け料100万とかの安い種牡馬でその後に用意された史実産駒が居ない場合は
自牧場外だと寿命が残っていても押し出されるように引退させられてしまいます
そういった確立に有効だけど安い種牡馬は自牧場でキープする必要が有ります
- 史実馬を使え!
自家生産馬は牝馬のほうが出やすく*18また能力も安定しません
だったらエディットで史実産駒牡馬を徹底強化して叩き込むべきです
坂路調教やる時間が省けると割り切りましょう
せん馬になってしまう馬や予後不良早逝してしまう馬などは何をおいても確保し
確立まで飼い殺しにしましょう
- 種牡馬枠の節約
複数系統を確立し続けてると自牧場の種牡馬枠を圧迫して来ますが
お金に余裕が有るなら実績は有り高額だが後継にするほどでもない自家生産架空馬はシンジケートに入れておくと良いです
彼らは特定寿命が無いので外に出していても27歳まで死ぬことは無く
年月の経過で引退直前まで種付け料が下がって来ても確立に必要ならば自牧場に購入してキープさせてくれます
- 年毎の種牡馬入りには上限が有る
種牡馬には全体で上限頭数が有ります
年々不人気だったり種付け料が下がってきた自牧場以外の種牡馬が引退していくことで新陳代謝が進みますが
高い実績を持つ牡馬を1年で一気に引退させ過ぎると新種牡馬入り可能な空き枠を超えて種牡馬入りできずに強制的に乗馬にさせられてしまうケースが有ります
乗馬化すると支配率への貢献が発生しなくなります
手間では有りますが年末セーブ→何頭引退させたら何頭弾かれてしまうのかという確認作業を行った方が良いでしょう
ついでに丸1年時間を飛ばしてその種牡馬化頭数で翌年目当ての種牡馬が確立するかどうかの確認なども有りです
- 任意種牡馬化でねじ込もう!
救済措置として年に1頭だけ乗馬化するはずの任意の引退牡馬を種牡馬にすることが可能です
毎年空き枠一杯+1頭まで牡馬を競走引退させていく事が出来ればより効率的に支配率を高めていく事が出来ます
これは能力や実績が無いor未出走だろうが種牡馬にすることが出来るため
他所の牧場産の子で能力不足だけど父親は確立したい馬というような牡馬でも種牡馬にねじ込んでいく事が可能です
これを利用して高能力の牡馬を未出走引退する事で強いけど激安種牡馬を生み出し「お笑い配合・お似合い配合」を成立させるテクニックも有りますね
- 種牡馬の流行と零細
その種牡馬の父系が零細か流行かによって種牡馬入りのしやすさというものが有ります
私のようなサンデーサイレンス系種牡馬の確立を狙う時には顕著に感じるでしょうが
流行血統の種牡馬入りは弾かれやすいために極端に言えば無敗三冠馬だろうが闇競馬勝っていようが流行してたら枠によっては乗馬ね!という事が発生するのです
有馬記念を勝っても乗馬となったブラストワンピースさんェ…
逆に零細血統であれば普通の血統なら弾かれる実績でも多様化と保護のために優先的に種牡馬化されます
こういう流行血統の種牡馬化・確立のためには上記の任意種牡馬化を利用して一頭ずつでも高額種牡馬を増やしていく事が大切になって来ます
まあ海外牧場の解禁が早いらしい2022では欧米のどっちかに確立したい馬とその産駒をかき集めれば過去作程の苦労は無いかも知れませんね 特に日本でしか流行らないSS系とかだと
- あと一押し欲しい時に
血統支配率の計算式は (種付け料割合+種牡馬数割合+繁殖牝馬数割合+現役競走馬数割合)÷4で算出されます
実は確立において繁殖牝馬数と現役競走馬数は結構バカにならず
牧場の繁養数を最大まで拡張してれば0.7%分くらいはこれだけで稼げますので特に余裕のない序盤の系統確立を狙ってる人は覚えておいて損はないと思いますよ
- コースポはあてにするな!
コースポで5%到達したのに確立しないというのは当たり前です
なぜならその数値は確立前の親が必ず含まれているためです
マックイーン確立時に仮にメジロティターン系が5.0%丁度だとしたら
メジロティターンの分が多少混ざっているはずなので確立しません
よくある例だとこれがロベルトからブライアンズタイム系の確立を狙う場合だと
グラスワンダーやシンボリクリスエスに属する他系統も混入し、正確な数値が非常に把握しづらくなったりもします
- 爆発力の出ない種牡馬を確立するには
種牡馬因子は繁殖牝馬側にも含まれていないと効果を発揮しません。
つまり今後のことを考え零細系統の馬確立しよう、とすると爆発力が全然出ないという自体に陥りがちです具体的に言うとマックイーンさんとか
そういった馬はエディットに抵抗がない場合、疾風か稲妻配合を満たすようにエディットしておくべきです。
真稲妻配合の条件を満たした末脚キレッキレのマックイーンさんとか違和感すごいですが、+12の爆発力が無い場合は平然と一桁台の爆発力を出してきます。
- エディットに頼りたくないって?それは確立したい馬一頭だけで目指そうとするからだよ、逆に考えるんだ「他の種牡馬も活用すればいいさ」と考えるんだ。
どうして英国紳士がここに居るんですか…
上述のトウカイテイオー編難易度中ではテイオーさんの直仔だけで確立を目指す場合でしたが、ここで言う他の種牡馬とは以下の2種類で彼らを活用して確立を目指そうという事です!
・1、種牡馬の母父や母母父などのご先祖を確立して活力源化因子を付与する。
・2、血統支配率上昇は直仔だけでなく直仔の仔や孫が種牡馬入りした場合も上昇しますので、爆発力の出ない種牡馬の欠点を繁殖牝馬で補いつつ、後継種牡馬達に頑張ってもらう。
2については配合関連の話になるので配合についての「爆発力の低い方々に救いはないんですか?」で説明します。
- SP種牡馬による引退年の押し出し
どういうことかと言うとゲーム開始時に追加できるSP種牡馬は本来存在しないわけなので、導入するとその地域の種牡馬枠が圧迫されます
すると本来まだ引退しないはずの種牡馬*19が早期に引退することがあり座敷牢にぶち込む年を早めることができます
例えば今作屈指の確立困難種牡馬として知られるホーンビームは本来1977年に引退するのですが、欧州地域に集中してSP種牡馬を導入すると、引退が1976年に前倒しになる事が確認されています
すると1976年にホーンビームを確保し、翌年本来はホーンビームと同時に引退する為両立が不可能だった1977年引退馬が保護できるようになると言うわけです
利用できる状況はかなり限られるテクニックですが…
- 賞金のススメ
後継種牡馬になれないから確立に貢献出来ないじゃないですかー!ヤダー!と優秀な牝馬が産まれた際に思うかもしれません。
手段を選ばないならばDLCの産み分けチケットで牡馬にしても良いかもしれませんが、実は牝馬も確立の戦力になります。
というのも種付け料は種牡馬が所属する地域のGI勝ちや獲得賞金で変わり、JBCレディスクラシック*20を勝つだけでも200万程度上昇します。
賞金はGIの3着や4着でもGII1着より高い場合が有り*21、ネイチャさんよろしく有馬記念の3着3回でも3億円と数年続ければ馬鹿にできない積み重ねになります。
扱っている時代の関係上、70~80年代前半にかけてはダート牝馬路線は史実馬そのものが少ないため、少しサブパラの整った馬がいれば無双できる可能性があります。
特に慌ただしい最序盤での系統確立を狙いたい馬がいる場合、支配率を稼ぐ一助として覚えておくとよいでしょう。
なお、いずれの馬を使うにせよ、間違いなく壁となる緑シバフィルドーさんと銅コーナンルビーさんだけは所有しておきましょう*22。
しかし、着拾いで上げるのは限度が有るらしく、インフレ抑制の為か種付け料の上昇は一定額を超えるとGⅠ勝ち以外では鈍化か皆無になり、サイアーランキング(賞金獲得額)が同額でもGⅠ勝ち数が多い場合が高値になります。
下のスクショはカシマウイングが3通りのローテを勝った年*23と翌年のノノアルコの種付け料です。
上昇前は1700万円でしたが、翌年の種付け料はAローテが50万円UPで他が据え置きとなりました。
ここからは2022版からの新仕様を利用した系統確立の紹介です
- Private種牡馬施設
2022版に突如として出現したサンデーサイレンス用座敷牢…は世を偲ぶ仮の姿
その正体は全世界でその年に引退する種牡馬をどれか一頭だけプライベート種牡馬として自分のものにできるというとんでもない施設
プライベート種牡馬は普通に系統確立も可能でありこれまで早期引退などで手の出しようのなかった種牡馬も確立できるようになりました
詳しくは該当ページで
- 海外牧場の活用
2022では海外牧場が最短2年目から開設できるようになりました(DLC)
そして海外牧場を持っていると年末処理の時に自分の持っている種牡馬や繁殖牝馬を海外に放出したり逆に海外牧場から日本国内に持ち込むことができる様になります*24
これを利用して日本国内から確立対象以外の種牡馬と繁殖牝馬を減らすことで確立を狙っている系統の支配率を相対的に増加させたり海外にその系統の繁殖牝馬がいるならそれを海外牧場で所有しておき年末日本国内に移せば更に支配率を上げられます
また海外の史実馬を正規価格で買えるのはもちろん架空幼駒も豪州繁養でなければ普通に買えて、海外の架空幼駒は国内のNPC産架空幼駒より能力が高いことが多く高額での繁殖入りが狙える個体も普通に居るのでこれも系統確立に役立ちます
ゲーム開始時点で既に高齢でプライベート種牡馬施設を使っても時間がないような種牡馬の確立に有効です
有志の私による情報提供
※可能な限り影響を減らしてオートで送り続けましたが、架空馬や飛ばしていた間の所有馬の行動によっては確立に影響を与えている可能性が有ります!
再試行してもかならず同じ結果になるかは分かりません!
凡例 | 無系子系統確立 |
---|---|
SP系子系統確立 | |
ST系子系統確立 | |
子系統 親昇格 | |
子系統 滅亡 |
確立年(年末) | 確立・滅亡 | 一言 | このプレイで発生した牝系の動向です |
---|---|---|---|
1976 | ネヴァーセイダイ確立 | 初年度なのでこれは強制イベントです | La Troienne牝系確立 |
1977 | |||
1978 | |||
1979 | |||
1980 | ニジンスキー確立 | まさかのSP系だったので私を始め色んな所に影響が出そうですね | |
1981 | |||
1982 | ボールドルーラー昇格 | 2021ではちょっと面倒でしたが勝手に上がってくれるのは助かりますね | プリティポリー名牝昇格 |
1983 | |||
1984 | フリゼット名牝昇格 | ||
1985 | ミルリーフ確立 | こっちは逆にST系を失ってしまいました…うう… | |
1986 | リファール確立 | ||
1987 | ミスタープロスペクター確立 | ||
1988 | 元ビューチフルドリーマーからオーマツカゼ牝系確立 | ||
(元の牝系産駒に加え、架空馬の活躍により) | |||
1989 | この辺でロベルトさんは確立せずに亡くなられてますね… | ||
1990 | |||
1991 | ダンジグ確立 | La Troienne名牝昇格 | |
1992 | ミスタープロスペクター昇格 | ||
1993 | シアトルスルー確立 | スペシャル種牡馬としてボールドリーズニングさんを導入していないなら無事SP系に分岐します! SP系を意識して増やすなら連続確立は諦めましょう! | |
ロイヤルチャージャー滅亡 | |||
エクリプス滅亡 | |||
1994 | |||
1995 | サドラーズウェルズ確立 | ||
スインフォード滅亡 | |||
1996 | ストームバード確立 | アワーラッシー名牝昇格 | |
セントサイモン滅亡 | |||
ザボス滅亡 | |||
1997 | ノーザンテースト確立 | 同時確立になりましたね | |
ヌレイエフ確立 | |||
マッチェム滅亡 | |||
ゲインズボロー滅亡 | |||
1998 | ベンドア滅亡 | ||
1999 | サイモンシューズ名牝昇格 | ||
2000 | サンデーサイレンス確立 | いつものお父ちゃんです! | |
ヘイルトゥリーズン昇格 | |||
ストームキャット確立 | キャッツ! | ||
2001 | デインヒル確立 | あっダンジグ昇格前に… 遅らせた方が良いかもですね? | |
2002 | |||
2003 | ネヴァーセイダイ滅亡 | ||
カーレッド滅亡 | |||
2004 | デュピティミニスター確立 | ||
ゴーンウエスト確立 | |||
ソヴリンパス滅亡 | |||
2005 | エーピーインディ確立 | ||
ネアルコ滅亡 | |||
2006 | サンデーサイレンス昇格 | Best in show牝系確立 | |
オリオール滅亡 | |||
ロックフェラ滅亡 | |||
ターントゥ滅亡 | |||
2007 | ヒンドスタン系滅亡 | Thong牝系確立 | |
2008 | サドラーズウェルズ昇格 | ||
フェアウェイ滅亡 | |||
2009 | デインヒル昇格 | ||
ボワルセル滅亡 | |||
2010 | ストームキャット昇格 | ||
ダンテ滅亡 | |||
2011 | ナスルーラ滅亡 | ||
2012 | |||
2013 | ガリレオ確立 | ||
2014 | エルバジェ滅亡 | ||
2015 | |||
2016 | エーピーインディ昇格 | アフェクション名牝昇格 | |
ハイペリオン滅亡 | |||
2017 | ジャイアンツコーズウェイ確立 | 無系化しました ブラグル無系化の影響ですね | |
キングカメハメハ確立 | 84年開始以降ではミルリーフの流れを受けてラストタイクーンの確立でST系になりますが 76年ではそのミルリーフ系の無系化によりラストタイクーンにST因子を付与*25した上での確立と一手間増えます | ||
ダンジグ昇格 | 何か遅れて来ました! | ||
モスボロー滅亡 | |||
2018 | ディープインパクト確立 | サーアイヴァー確立→アルザオ確立でウインドインハーヘアお母さん経由のST系になります! | フェアリードール牝系確立 |
2019 | ガリレオ昇格 | ||
プリンスリーギフト滅亡 | |||
プリンスローズ滅亡 | |||
トウルビヨン滅亡 | |||
オーエンテューダー滅亡 | |||
2020 | |||
2021 | ドバウィ確立 | 残念ながら無系化しました | ドクサ滅亡 |
2022 | |||
2023 | チップトップ滅亡 | ||
2024 | |||
2025 | タピット確立 | 確立時は両親共にSP系でしたが 母父のアンブライドルドまでの確立如何によって左右される可能性が有りますね | |
2026 | |||
2027 | |||
2028 | フランケル確立 | デインヒル未確立でSP系になれます! | |
2029 | ノーザンテースト滅亡 | ||
2030 | |||
2031 | |||
2032 | |||
2033 | |||
2034 | |||
2035 | ロードカナロア確立 | キングカメハメハ未確立でSP系になれます! |
- 一通り回しての感想
一部初期確立してた人達の影響は有りましたが、基本的に2021の1984スタートの父系継承母系継承が切り替わったりはしてないような印象を受けましたね
また、自動では確立しなかったダマスカスさんやゼダーンさんやロベルトさん辺りはテコ入れしてった方が良いかもですね
※牝系の動向はオマケです 明確に使えるのは名牝に上がれるのはそれだけ所属が多い(200を超える必要が有る)とかくらいで父系の確立以上にアテにならない物と考えてください
能力が固定されていてほぼ確定で入手可能な架空1歳馬を使おう!というコーナーです。
極端な話史実馬はエディットしてしまえばどうとでもなるので、
そうした手を使えない架空馬をどれだけ種牡馬にねじ込めるかは猫の手も借りたい序盤の系統確立における重要なファクターです。
情報お待ちしてます!
なお、基本的には難易度EASYを前提としています
馬名(というか母名) | 性 | 父馬 | 支援系統 | 解説 |
アテナマンゲツ75 | 牝 | バーバー | 全て | 有名な子ですが、どの系統確立を狙うにしてもとりあえず 比較的手薄な短マイル路線でGⅠでも平気で勝ち負けしてくる馬を野放しにすべきではありません。 米ダート牝馬路線で中堅騎手の育成*26にでも使うと小銭稼ぎにもなっていい感じです。 |
クラークブルーム75 | 牝 | シーホーク | こちらも同様です。シーホークは確立を狙えて有用なのでそこに使ってもよいですが… | |
ギルスコードン75 | 牡 | ジムフレンチ | グロースターク | スピードもサブパラも高く緑札級のスペックで、ダート中距離のスペシャリストになれます。 精神力もあるので育てば米ダートもマイル路線なら空き巣可能。満額種牡馬入りも夢じゃありません! |
シラギクリーフ75 | 牡 | アレツ | ルファビュルー | スタミナ100の覚醒という強烈な飛び道具を持っています。海外の長距離重賞でこそ輝くので、 手薄なダート重賞辺りを制覇してなんとか国外に飛び出したいところです。 |
セイキヤヨイ75 | 牡 | シンザン | E+程度のスピードに充実のサブパラと優秀な成長型、何よりこの時代に国内が手薄なダート馬*27。 柔軟性が高く短距離から2000mまで使え、有力馬が無視しがちな南部杯やJBCスプリントを獲れます。 シンザン系の早期確立を考えているならマストバイ。 | |
ヒカリジェーン75 | 牡 | ボールドアンド ブレーヴ | バリモス | スピードもサブパラも絶望的、EASYでもリステッドを勝てるかどうか…という馬ですが、 バリモス系唯一の国内75年生牡馬です。 全力で確立支援する場合、この子を所有して手動種牡馬入りさせることで少しだけ楽になります。 |
ブラックフェンス75 | 牡 | チャイナロック | スピードはアレだけどサブパラ鬼の早熟馬、という典型的な世代戦荒らしです! パワーも十分以上に持っているので競馬場を選ばないのもありがたいですね。 | |
モンテオーカン75 | 牡 | エタン | サブパラは健康以外壊滅的ですが、スピードが非常に高く芝ダート両刀。 遅め持続で子出しが非常に高く*28、血統構成も超優秀、高SPなので因子2つも視野に入ります。 国内のエタン系牡馬は非常に頼りないので確立支援にもその後の後継としても使えます*29。 |
早期海外牧場によって更に悪質さが際立ったハズレしか出てこないことで悪名高い海外セリですが、1年目はマル外を手に入れる貴重な機会となります!
良血の肌馬やギャラントダンサーだけでなく、系統確立のコマとしてそれなりに働ける馬も出ているので、使えるものはなんでも使いましょう!
馬名(というか母名) | 性 | 父馬 | 支援系統 | 解説 |
Wool Gleam75 | 牡 | バリモス | 国内は上記の1頭しかいないので、実質的に最も長く*30稼働できる唯一のバリモス系牡馬となります。 3歳時にバリモスはPrivateとして日本所属になりますが、 本馬は完全洋芝適性のステイヤーのため海外長距離重賞で自身の種付け料UPを狙う方がよいでしょう*31。 難敵であるLe MossやBuckskinが割と王道路線に色気を出すので長距離路線はGⅠでも意外とガラ空きになりがちです。 ただスタミナはあれども柔軟性が低すぎるため、アスコット金杯やカドラン賞を勝つには絆での強化などがおそらく必須です。 現実的にはグッドウッドCとロワイヤルオーク賞辺りが狙い目となるでしょうか。 GⅠではありませんがサウジで行われるレッドシーターフHやドバイのドバイゴールドカップも賞金が高いため効果的です。 成長遅めなので新馬追切で育成度を高め、できるだけ早期に遠征への切符を掴みたいところです。 父が凱旋門賞馬なので、初年度に手に入る青葉さんの絆でSPを底上げするのも有効です*32。 | |
Literary Red75 | 牝 | バリモス | こちらはPrivateになった父の内部種付け料維持に使えます。 スピードは今一つですがサブパラはそれなりで成長早めのため、クラシックトライアルくらいなら勝てます*33。 相手関係が薄く、2400保つ牝馬自体が少ない*34世代なので、スピードとパワーが上手く育てばオークスを勝つことも… ただ、根本的なスピード不足はいかんともし難いので古馬で狙えるGⅠはエリ女くらいだと思います。 ちなみに、バリモスが確立すると両親ST系になるため繁殖としても使いやすい馬です。 | |
Aiming Breeze75 | 牡 | フォルリ | サブパラの鬼です。 スピードは微妙でそのままだと適正距離が2000前後しかありませんが、ローカル・GⅡ大将として自力での種牡馬入りは十分に狙えます。 ダート○なので手薄な交流重賞に乗り込むのもいいですね。 仔出しも悪くないため、ポッセに先駆けた日本初のフォルリ系種牡馬として、CPUに現役頭数を増やしてもらえるかもしれません。 | |
Affectionately*3575 | 牡 | ヴァイス リージェント | パワー不足が難点ですが、それ以外のサブパラは豪華の一言。 成長も普通鍋底のため、時代的に手薄なダート短距離路線で息の長い活躍が期待できます。 仔出しは高いものの能力が低く安定感を欠く父にとっては、 ある程度安定して活躍が見込めるというだけでありがたい存在と言えるでしょう。 |
- バリモス Private(引退時400万)
☆マークは所有した馬
世界2%の条件で確立。
バリモス(Ballymoss)は1954年生まれ。
77年に種牡馬引退しますので、 Privateで保護します。
所有可能な史実産駒はいませんが、開始時からバリモスニセイ、バリメライス、ボールドアンドブレーヴ、ロイヤルパレスの4頭が後継種牡馬として存在し、
バリメライスの産駒ヤマニンバリメラが現役馬となっています。
非介入の場合、78年にバリモスニセイとロイヤルパレス、79年にバリメライスがそれぞれ種牡馬引退してしまいますが、産駒の活躍*40で延長可能なようです*41。
今回はバリメライスのみ延長しました*42。
ヤマニンバリメラはダート専にした上で国内の王道路線を勝てるようにEditしています*43。
79年末に引退して種牡馬入りし、80年末に引退します。
その他には、ロイヤルパレス産駒の牝馬ダンファームリンをEdit強化し、英国牝馬3冠を取らせています。
ST系統のページにも書いた通り、76年生まれの欧州NPC生産馬が確立の主力となっていますが、
脚注からも分かる通り、良血から強い馬が出るとは限らないので、能力は完全にランダムと考え、アテにしすぎない方がよいでしょう*44。
上記のエディットを施すことで、確実に確保できる史実馬5頭+75年生架空馬2頭で種付け料4500万程度は計算が立つようになりますので、
残りのギャップを埋めるプランを考えていくイメージです。
確立猶予自体はあと1年あるため、
古馬で1年走らせた架空馬たちに、Edit強化した国内後継馬*45の77年産駒を加えて確立、というパターンが最もオーソドックスかと思いますが、
前倒しには80年がフリーハンドになるという大きなメリットがあります。
国内後継馬の産駒を走らせるやらヤマニンバリメラを座敷牢に放り込む*46やらは正直言ってムダが多く、やらずに済むならそれに越したことはないからです。
史実馬の面子を見ても、80年クラシック(77年生)はサーペンプリンスやノトダイバーなど系統確立の定番系統に属していてかつ王道距離を走れる馬が多いので、
前年に少し強めに負荷をかけてでも80年のG1戦線を空けておいたほうが、長い目で見ればプラスに働く可能性が高いです。
架空馬の出来次第ではありますが、狙う価値は十分にあるでしょう。
スタミナ因子からST系となります。
各系統が独立した結果とはいえ親系統ネアルコは零細もいいところなので配合の幅は広いです。ST昇華を狙うなら尚更*47。
- 名馬列伝
馬名 | 感想 |
カーズスカイズ75 | ボールドアンドブレーヴ産駒の牝馬。 700万という安値での取引ながら2~4歳まで毎年Jpn1を制し、吹けば飛ぶような零細だった父をたった一頭で一角の種牡馬にまで押し上げた女傑。 特に賢さと柔軟性に優れ、スタミナ99*48からぶっ放すロングスパートは見るものの度肝を抜き、プレイヤーの脳を破壊した。 ロンドンゴコロ*49⇒カーズスカイズ(厄い空)というコエテクのキレッキレの 持っててよかったシバフィルドー |
Literary Red75 | 1年目の海外セリで買えるバリモス産駒の牝馬。 スピ瞬とパワーの絆SPを投入したらEASYとはいえオークスを勝ってしまった。スピードEなのに… フロックかと思いきやそのまま秋華賞とエリ女も勝利し、座敷牢に入った父の内部種付け料アップに大きく貢献した(はず)。 持っててよかったクラークブルーム75 |
Wool Gleam75 | 1年目の海外セリで買えるバリモス産駒の牡馬。 ステイヤーとはいえ柔軟性死んでて上限32だったのに4歳時にステイヤーズミリオン制覇*50。 はっきり言って出来すぎなのでロイヤルオーク賞連覇くらいを現実的な目標にしておきましょう。 |
Principia76 | 絶対に牝馬に産み分けたほうがいいです。 バリモス×(ルファビュルー×ダンテ)という、確立次第で超絶零細の両親ST系となる血統のため、 因子2つラインを満たせないと物凄く損をした気分になる上に、 無駄に気を取られて時間を浪費しかねないので、絶対に牝馬に産み分けたほうがいいです。 |
ヤマニンバリメラ | シナリオ開始後初戦にあたる京都記念で何をどうやっても除外されるかなしきいきものだが、 そのおかげでエディットで無理に路線変更しても大敗放牧を挟まずに乗り換えられるためまことに禍福は糾える縄の如しである。 ただ路線変更後初戦のアンタレスSでも2回ほど除外されたので,念のため当落線上の馬たちの動向には十分気を配りましょう。 かなり強めにエディットしましたが競争寿命が切れるのか最終年は本格化したハツマモルの餌になってくれました。 |
- 干渉しそうな系統確立
所持戦力の関係上78年の国内牡馬路線ではほぼやることがないので、他系統との両立はしやすい方だと思います。
系統 | 解説 |
チャイナロック系 | ダート路線でマルイチダイオー(76年のみ)やハツシバオー*51、79年クラシックのカツラノハイセイコの動きを邪魔することになります。 ヤマニンバリメラは現役期間が長いので、初年度はマルイチダイオーに勝たせてもいいかもしれません。 ハツシバオーを使う場合はバリメラの空き巣を狙いましょう。強めにエディットすると2年目以降はサウジに呼ばれることがあるので狙い目です。 JBCはクラシックとスプリントの両睨みで。後者は大幅に下限オーバーしますがこの時代ならなんとかなるはず… カツラノハイセイコは完全洋芝適性なので欧州で走らせても勝ち負けできますが、 ST庭なら狙いたいトロイの因子増などと並行させるとかなり窮屈になります。 あちらの走れない長距離路線をうまく使いつつ、最悪トロイはGⅠ6勝で留めておき、金札回収は諦めることも考えましょう。 言うまでもなくベストは78年までに大勢を決めてしまうことです。 |
ラウンドテーブル系 | 国内馬のキーマンであるビンゴガルーは距離・芝質適性ともに豪州キラーなので国内を一切走らなくても3歳で満額種牡馬入り可能です。 キングペリノアかアーテイアスのどちらかをエディットして高額種牡馬入りさせられれば問題ないでしょう。 |
ルファビュルー系 | 海外の長距離路線でたまに見かける架空馬Gronas Delight*52や国内架空馬シラギクリーフ75といった長距離砲がいるため、 実は最もバッティングしやすいです。 ルファビュルーの確立を狙っている場合、アスコット金杯やカドラン賞といった超長距離レースは譲ってあげたほうが良いでしょう。 |
- 感想
79年の国内が手薄すぎます。テルノエイトやジェットバージを短距離で走らせ、有力馬を国外に飛ばしたら走らせるべき馬がほとんどいません。
初年度に繁殖牝馬が受胎してる子の自家生産に賭けるか、セントクレスピン狙いでタイテエム産駒を使うか...
この辺りを考えると、79年だけでほぼ完結できるバリモス確立狙いは割と検討する価値がある気がしました。
他の海外馬の確立にも応用できそうな感じがしたので、ご興味のある方は是非チャレンジしてここに書いて下さると助かります。
差し込みやすい馬
情報お待ちしてます
座敷牢は座敷牢に入れれば子孫の繁栄により自動確立が見込める馬です
追記者より: 寿命を延ばせば最小限の介入で確立する馬を追記しています 確立に架空馬の強制種牡馬入りや大量の自家生産が必要な馬は今のところ対象外です
関連年*53 | 馬名 | 簡単な解説 |
---|---|---|
1976 | ||
1977 | ||
1978 | ファピアノ | 幼駒購入。買わない場合引退が89年で座敷牢をカロやロベルトと取り合います。 支配率の源泉が孫世代なので、確立年がかなり遅い点に注意です。 |
ゼダーン | 年末輸入種牡馬、買わない場合は84年引退。所有せずとも多少介入してやれば史実期間内に国内で確立も可能ですが欧州に送り返した方が楽に確立できます | |
1979 | ||
1980 | ||
1981 | ||
1982 | リュティエ | 座敷牢92年まで ビゼンニシキ・サガスなどの有力後継を欧州で走らせましょう 日欧の繁殖牝馬の母系に入ってるトウルビヨンを分割できるので完全型活力補完が楽になります |
1983 | グリーンデザート | 幼駒購入。買わない場合でも2007年引退なので自然確立することも多々ありますが所有して寿命を伸ばした方が確実です |
1984 | エタン | 座敷牢88年まで 引退前後にシャーペンアップ産駒が欧州で暴れているので少しテコ入れすれば息子共々確立します 代々スピード因子を引き継ぐ上にド零細で芝適性欧州型なので牧場の基礎牝馬の父に最適です |
1985 | シーキングザゴールド | 幼駒購入。孫ドバウィまで確立に使えるようになります 息子世代は芝馬もダート馬もいるので確立地域は米も欧も狙えます。お好みでどうぞ |
フォーティナイナー | 幼駒購入、種牡馬輸入の場合は1994年。早逝産駒のエンドスウィープとコロナドズクエストを確保すれば大体確立する | |
ブライアンズタイム | 幼駒購入、種牡馬輸入の場合は1989年。確立に使える駒はいくらでもいるのでお好みで 3歳で引退させればロベルト確立支援にも間に合う | |
1986 | ハビタット | 座敷牢93年まで ゼファーさんの4歳引退が間に合います! 産駒収録済みなので欧州で走らせましょう こちらも代々スピード因子持ちで零細化待ったなしなので基礎牝馬の父に適しています*54 |
1987 | アンブライドルド | 幼駒購入。父ファピアノ共々所有してアメリカに置いておけばまず確立する そのまま確立すると無系だが母父のルファビュルーを確立するとST系になる |
1988 | ||
1989 | エルプラド | 幼駒購入。産駒は強いですがこの馬自体はどうにもならないステなので未勝利でもいいです 息子たち*55が優秀でどちらも確立容易なので本馬の確立のみならず親化まで行けます。 ただでさえ欧で蔓延してるサドラーに米も席巻されるとキツイのでできれば分けましょう |
カロ | 座敷牢94年まで 満額種牡馬入り余裕な史実馬が引退直後に種牡馬入りする*56ので座敷牢に送れば簡単に確立します 成長型遅めの馬が多いので支配率が心配ならこれらの馬を自己所有すると安全です*57 | |
ロベルト | 座敷牢95年まで +6年は一見短いですが90~93年あたりで日欧の支配率が急上昇して何もせずとも確立します | |
1990 | キングマンボ | 幼駒購入。未所有だと2010年引退で自然確立に微妙に足りないくらいな感じです キンカメとエルコンやキングズベストなど他のキングマンボ系種牡馬の平行確立で親昇格も無理なく狙えます |
1991 | トライマイベスト | 輸入時購入。引退を02年まで引き伸ばせます。買わないと1年でお亡くなりです! 史実産駒は2頭だけ*58ですがどちらも産駒が活躍します。孫世代を上手に使えば自家生産不要です 大王の母父父なので可能なら息子2頭を確立してNDから離脱させましょう。 |
ブラッシンググルーム | 座敷牢01年まで 息子や孫たちが欧州で大暴れして勝手に確立します。多少箱庭を荒らそうが無問題です 早期確立では芝適性が米型になりやすいですが、座敷牢確立では大体欧州型になるのもメリット | |
1992 | ||
1993 | ヘイロー | 座敷牢96年まで こちらも猶予+3年と短いですが👻の初年度産駒が使えるようになります。助けてフジ先輩 👻を所有するか輸入時に買って米に送り返せばより確実です |
1994 | プルピット | 幼駒購入。因子2つにしたい場合はエディット推奨 史実の死亡年より後に息子タピットの産駒が米で大暴れします 買って米に置いておくだけで本馬→息子と確立して4代確立でシアトルスルーが親化します |
1995 | リヴァーマン | 26歳引退のため座敷牢使用不可 ルション・リヴリアといったAIが使いこなせない晩成傾向の産駒を活躍させましょう! 史実セン馬のヴィンテージクロップまで所有すれば確実。タイシンさんを待つまでもありません |
1996 | ドバイミレニアム | 幼駒購入。所有しないと種牡馬入り後1年で死亡してしまいます。 ドバウィ産駒がとても多いので欧州牧場に放置すればそのうち確立します |
モンジュー | 幼駒購入 史実産駒をしっかり走らせれば余裕で確立可能。欧州を荒らさなければ自然確立も視野に入ります しかし16歳で死亡って短いですね…… | |
1997 | ||
1998 | ||
1999 | ハーランズホリデー | 幼駒購入。息子のイントゥミスチーフが現代アメリカ競馬を席巻する勢いで勢力を拡大しており所有して寿命を伸ばしてやれば自然確立も視野に入る 父ハーランで因子が途切れているのでハーランも所有し活躍させてスピード因子を追加してやると更に良い*59 |
種牡馬入りについてはスワップス引退前年までにするのがメトロジャンボ以外にスピリットスワプスのみなのでメトロジャンボ同期の架空馬を種牡馬入りや
自己所有可能なシナノカチドキ、メトロジャンボ、メジロパンテーラ、スタームーンを(休みは)あげません!ローテで走らせて世界2%ギリギリでした
カーレッドの親昇格よるハイペリオン分割などにならないのでおススメ出来るかというとあんまり… -- 2022-12-23 (金) 01:51:40
Aローテ・春古馬3冠+秋天(賞金8億)GⅠ4勝 Bローテ・ジャパンカップ+有馬記念(賞金8億)GⅠ2勝 Cローテ・GⅡ9勝(賞金5億8100万)*60
この3ローテをカシマウイングが勝った年のノノアルコの種付け料は1700万円でしたが、翌年の種付け料はAローテが50万円UPで他が据え置きとなり、次の憶測が浮かびました
1・種付け料は一定額を超えるとGⅠ勝ち以外で上昇しなくなる
2・サイアーランキング(賞金獲得額)が同額でもGⅠ勝ち数が多い場合が高値になる -- 2023-02-04 (土) 20:31:04
適当にプレイ中の箱庭でカシマウイング一頭頼りにやったので、リーディング1位獲得時にG1勝ちの有無については後日やろうかと思います
G1未勝利でリーディング1位獲得出来るのかという問題が有りますが… -- 2023-02-06 (月) 21:14:28