ユーイチ

Last-modified: 2025-12-29 (月) 13:18:27

真の一流ジョッキーとは何者か、学ぶ権利をあげるわ!!
そう! 一流のジョッキーと言えば、この男!!

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「デザインがいいね。馬への愛が感じられるし、よくできていると思う」

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概要

福 永 祐 一。落馬事故で騎手生命を絶たれるまでは「天才」と謳われた福 永 洋 一さんのご子息よ。その他伯父様に中央の騎手・調教師で調教師時代は重賞も勝った福 永 甲さんや大井の騎手・調教師で中央移籍前のハイセイコーさんの騎手の一人でトレーナーとしては中央移籍前のイナリワンさんを育てた福 永 二 三 雄さんがいるわ。デビューは1996年3月2日。
お父さまが事故に遭ったのはユーイチが2歳の時で、当然父の騎手姿など知らなかったから、中学校卒業までは騎手の道を考えたことはなかったらしいわ。乗馬クラブに一年通ったけど飽きてやめたんですって。
そんなユーイチが騎手を志した原因は、当時お向かいの実家に住んでいたユタカさん。白いポルシェに乗って帰ってきた姿に「これだな」と決めたそうよ。現金ね…。
お母さまの猛反対を受けながらも競馬学校を受験したけど、骨折で一年浪人*1。翌年に「競馬学校花の12期生」の一人となったのよ。
ちなみに同期にはオペラオーさんと関係の深いリュージさんや、レース解説でお馴染みのさいていさんたちがいらっしゃるわ。
騎手としてデビューしてからは2636勝うちG1勝利45勝(中央34勝、地方6勝、海外5勝)を達成し、同期の中でも出世頭として活躍したわ。
そして、現在は調教師として第2の人生を歩んでいるわ。

これは余談だけど、ヨーイチさんとクニヒコさんは現役時代から仲が良かったそうで、ユタカさんはヨーイチさんからお年玉をだいぶ貰っていたらしいわ。
(以上の逸話は阪神レース場で行われた2017ジョッキーフェスティバルのユタカ・ユーイチ・ユーガのトークショーで暴露されたわ。え?競馬場?どちらも同じでしょ!?)

キングヘイローとの因縁

特別な馬
デビュー戦から勝利、そしてその勢いで最多勝利新人騎手も獲得よ!そんなユーイチにある馬の騎乗依頼が来るわ。
それがこのわた…じゃなくて一流ウマ娘の原典であるキングヘイローのことよ!
「世界的超良血馬&天才の息子」のコンビは重賞勝ちを飾ったり緒戦こそ高く評価されたけれど、98年クラシック戦線ではセイウンスカイさん、スペシャルウィークさんの後塵を拝し続けたわ。
頭が真っ白
特に皐月賞後はTBR師匠から調整ルームで散々に怒られたり、初出場の日本ダービーでは「頭が真っ白になって」大暴走→撃沈というへっぽこぶりよ。
年が暮れるころにはすっかり置いてけぼり。まぁ、観客や馬券師の反応はともかく、身内に私のお母さまみたいな人はいなかったと思いたいわね。

結局主戦は柴田相談役に交代(その後も何回かユーイチは乗ったわ)。プライドのままにG1*2に挑戦し続けていたキングヘイローは
00年高松宮記念でついにG1を制するけど、ユーイチはよりにもよってクビ差で差し切られた2着ディヴァインライトさんの背からそれを眺めていたの。
キングヘイローが種牡馬入りする際には駆け付け、牧場へ戻る彼を見送ったそうよ。

真の一流ジョッキーへ

ともあれ、キングヘイローとの苦い思い出を挟みながらも、ユーイチは順調に実績を重ねていったわ。
初G1勝利は99年桜花賞(プリモディーネさんね)。でもその翌週の小倉大賞典の本馬場入場時に落馬して、左腎臓を取る大ケガをしてしまったの。
競馬というものがいかに命懸けか、お母さまから猛反対された理由を身をもって知ることになってしまったわけね。お父さまのようにならず、本当に、本当によかったわ……。

デビュー当時は、TBR師匠達から「ギッタンバッコンのユーイチ」と笑われたぎこちない騎乗フォームや、予測から外れた不意の事態への対応力に欠けていたことで散々言われていたわね。
今は東スポで予想記事を書いているTBRさんの、21年の記事ではそのあたりが度々触れられているわね。フォームはTBRさんがマンツーマンで改善させたらしいわ。(この人、ユーイチがらみの大一番になるとただのユーイチ応援文を書いてるわよね?)
それでも、父譲りの人柄の良さとひたすらに研鑽を続ける姿勢は大体みんなから褒められていたわ。流石ね!
また、デビュー間もない2歳馬へレースを教える事も関係者に高く評価されていて、2歳G1競走通算7勝は2023年現在トップなのよ。

ユーイチはレース展開の予想精度に関して素晴らしい才能を持っているわ。レース番組に出たら次回のレース展開を大体的中させているのよ。カンテレ競馬がアップロードしてる「教えて!福 永先生」は必見ね。
普段から競馬新聞を読み込んでレースプランを組み立てる理論派な事も合わさって、厩舎サイドからは「ダービー勝ったんだから早く調教師になれ」と急かされていたらしいわ。

ここぞというときにポカをやらかすへっぽこな印象が抜けない競馬民が多いのかしら。実績の割に過小評価されることが妙に多い点は納得がいかないわね!
下記の主な騎乗バを見てもらえればわかる通り、決してそんなことはないのよ! よぉぉっく目に焼き付けなさい!
エイシンプレストンさんやシーザリオさん、ジャスタウェイさんなど、海外の大レースでの活躍も目覚ましいのよ!

2017年には通算2000勝を達成。これは憧れだったユタカさんに次ぐスピードでの達成よ。
そしてウマ娘アニメ第一期放映中だった2018年……。私のアニメでの活躍(何よその目は!? 活躍!誰が何と言おうが活躍よ!)で
キングヘイローのダービーが蒸し返された年ね。ユーイチはあれから19回目の挑戦でワグネリアンさんと共に「福永家の悲願」だった日本ダービーを制覇したわ。
それ以降も新型コロナウイルスのパンデミックに大きく揺れた2020年にはコントレイルさんを無敗の三冠馬*3に導き、ユタカさんに次ぐ3回ものダービー制覇。JRA史上最長の13年連続年間100勝を達成したり、もはや実績だけで言えば、お父さまを完全に超えたと言ってもいいんじゃないかしら。
長年の研鑽によって腕前を磨き上げ、遅咲きの天才騎手として開花したというわけね。

私生活では若い頃「結婚は人生の墓場」と豪語していた割に、2013年に結婚したその年に最多勝・最多獲得賞金騎手を獲得してMVJに選ばれたり、子供が出来てからは積極的に遊びに連れて行く良きパパになってるわよ。
ベテランと呼ばれる年齢になってからは若手騎手へ積極的に指導する所もあったりするわね。でもその割に自作のジャンパーのセンスが厨二病臭いのはどうなのかと思うわ…

ジョッキー引退、トレーナーへ

まだまだ全国リーディング上位騎手としてバリバリ騎乗していた2022年12月8日、2023年度の新規開業調教師試験に合格したことが発表され、翌2023年2月末をもって騎手を引退して調教師になることが決定したわ。*4
父親と兄貴分にあこがれて競馬界に飛び込んでから27年目、寂しいけれどついに鞭を置く事を決心したみたいね。
既にわた…キングヘイロー号の生産牧場である協和牧場が父コントレイル、母父キングヘイローの産駒を預ける事を表明しているし、無事に開業して調教師としても一流になる事を期待しているわ。

2月19日のフェブラリーS当日に国内の最終騎乗、そして現地時間2月25日サウジアラビア・リヤドダートスプリント(G3)で騎手としてのラストランを行ったわ。*5
引退式は3月4日の阪神競馬場、奇しくも44年前にお父様が最後の騎乗日となった日に執り行われたわ。その前にメインレースで誘導馬のミツバに騎乗して一仕事してるわね。
引退式では恩師の北 橋先生、騎手仲間のユーガさん、リュージさん、ユタカさんからそれぞれメッセージを受け取り、そしてサプライズで駆け付けたお母様とお父様であるヨーイチさんへ花束をプレゼントしたわ。ユーイチの挨拶で私も貰い泣きしたのは内緒よ……。

トレーナーデビュー!

ついに2024年3月6日、ユーイチが調教師としてデビューしたわ!
今年引退の名門厩舎安 田厩舎*6からG1馬ダノンスコーピオンさん・重賞勝ち馬デュアリストさんや松 永厩舎*7からはネイチャさんの姪孫(半妹の孫)で名前からして話題性のあるライスネイチャさんなどを譲り受けスタートすることになったわ。後々父コントレイルや母父キングヘイロー産駒が入厩する予定とはいえ、当面は彼らを中心にして戦うことになるわね。
そして、デビュー戦は3月9日いきなりリステッド競走のコーラルSで、レオノーレさんがユタカさんと組んで2番人気!
そしてここで勝てば調教師としても初出走勝利の記録がかかっていたわ。*8

だけど、現実は甘くなく今回引退のレディバグさんに2着ハナ差で負けたわ。曲がりなりにも重賞勝ち馬かつ付き合いの長い酒井さんと人馬一体の走りを見せられては仕方ないわね。
2戦目は翌日にマルブツプライドさんとみらい騎手のコンビでオークランドTRT*9に挑んだけど、2着。ただ、人気の割にはよく走ったとは思うわ。

そして、ついに4月7日初勝利を飾ったわ!
ちなみにユーイチ厩舎勝利一番乗りを切望していたユーガさんは小 沢さんが勝ったと聞いて悔しがったという話もあるわね…。
それはともかく、ユーガさんもこの日はユーイチ厩舎の馬で勝って、これで2勝目よ!

また、8月18日のCBC賞をドロップオブライトさん*10で制して1年目で重賞初制覇*11を果たしたわ!キングが勝利した高松宮記念で勝った中京競馬場でやったわ!
また、ユーガさんは一番乗り逃しちゃったけど…

主な騎乗バ

太字は主戦騎乗バ

ウマ娘

  • キングヘイロー*12(1997年東スポ杯2歳S、1998年皐月賞2着、1998年東京優駿14着、1999年マイルCS2着)
  • アグネスデジタル*13(1999年3歳新馬、1999年もちの木賞2着)
  • ダンツフレーム(2001年神戸新聞杯4着)
  • ビリーヴ(2001年ファルコンS9着、2002年京王杯SC3着)
  • ノーリーズン(2002年若葉S7着)
  • ネオユニヴァース*14(2002年2歳新馬、2003年白梅賞、2003年きさらぎ賞、2003年神戸新聞杯2着)
  • シーザリオ*15(2005年優駿牝馬、2005年アメリカンオークス
  • ラインクラフト*16(2005年桜花賞、2005年NHKマイルC)
  • フサイチパンドラ(2006年優駿牝馬2着、ローズS3着、秋華賞3着、エリザベス女王杯1着他)
  • スマートファルコン(2008年皐月賞18着)
  • エイシンフラッシュ(2009年2歳新馬6着、2009年萩S3着、2013年毎日王冠)
  • トーセンジョーダン(2010年札幌記念)
  • ウインバリアシオン(2010年2歳新馬、野路菊S、ラジオNIKKEI杯2歳S4着、きさらぎ賞4着、弥生賞7着)
  • ジェンティルドンナ(2014年京都記念6着)
  • ヴィルシーナ(2012年2歳新馬、2014年宝塚記念3着)
  • コパノリッキー(2013年ヒヤシンスS3着、2013年伏龍S、2013年兵庫CS)
  • サウンズオブアース(2013年2歳新馬5着、2014年はなみずき賞、2016年日経賞2着)
  • シュヴァルグラン*17(2016年阪神大賞典、2016年アルゼンチン共和国杯、2017年天皇賞(春)2着、2017年宝塚記念8着)
  • ヴィブロス(2016年秋華賞、2018年宝塚記念4着
  • キセキ*18(2017年3歳以上500万下*19、2021年宝塚記念5着)

非ウマ娘

  • エイシンプレストン*20(2002-2003年QE2世C、1999年朝日杯3歳S、2001年香港マイル)
  • ジャスタウェイ(2013年天皇賞(秋)、2014年ドバイDF)
  • エピファネイア*21(2013年菊花賞、2013年東京優駿2着)
  • リアルスティール(2015年共同通信杯、2015年スプリングS2着、2015年皐月賞2着、2015年東京優駿4着、2015年菊花賞2着、2016年安田記念11着)
  • シルバーステート*22(2017年垂水S)
  • ビッグアーサー(2016年高松宮記念、2016年スプリンターズS12着
  • ワグネリアン(2018年東京優駿)
  • インディチャンプ(2019年安田記念)
  • コントレイル(2020年クラシック三冠(無敗)、2019年ホープフルS、2021年ジャパンカップ)
  • シャフリヤール(2021年東京優駿)
  • ピクシーナイト(2021年スプリンターズS)
  • ワールドプレミア(2021年天皇賞・春)
  • ジオグリフ(2022年皐月賞*23
  • カフェファラオ(2022年フェブラリーS、マイルCS南部杯*24

など

コメント


*1 この影響でリュージより1歳年上なのよ。(さいていさんは高校卒業と同時に入学なのでユーイチより2つ上の世代)
*2 その中にはダートG1もあったわ。血統的背景、新境地開拓の意味でも期待されて、1番人気に推されたこともあったけど、結果は…惨敗よ。
*3 三冠馬の主戦騎手としてはミスターシービーさんの主戦騎手だった吉 永 正 人さんを上回る史上最年長よ
*4 現役、それもその年の全国リーディング上位騎手の調教師転身は河内さん以来となるわね。
*5 交流重賞最終騎乗は佐賀記念(JpnIII)で、こちらは勝っているわ。
*6 短距離に関しては無類の強さを誇る厩舎よ。顕彰馬としてロードカナロアさんを輩出しており、ウマ娘だとここの出身はカレンさんとトランセンドさんがいるわ。
*7 ネイチャさんの主戦騎手だった方の厩舎よ。ウマ娘だとここの出身はウインバリアシオンさんね。
*8 実は騎手としても調教師としても、デビュー戦勝利を達成してるのはあのTBR師匠だけよ。
*9 こちらは3勝クラスのレース、ランク的にはリステッドの手前よ。
*10 元々はネイチャさんの主戦騎手だった松 永 昌 博さんの管理馬で、曾祖母様がスカーレットさんの従姉に当たるわ、騎手はしあわせさん
*11 ちなみに最初の重賞挑戦はアーリントンカップで、勝利は逃したけど3着だからNHKマイルカップの優先権は獲得したわね
*12 主戦だったのは3歳まで
*13 デビュー~2歳11月まで
*14 主戦だったエイシンチャンプ騎乗のため春二冠前に乗り替わり
*15 先約のあったラインクラフト騎乗のため乗り代わった桜花賞以外すべてで騎乗
*16 全レース騎乗
*17 デビュー~5歳6月まで
*18 2007年生まれの先代にも騎乗(2009年2歳未勝利7着)
*19 これがJRA通算2000勝目
*20 全レース騎乗
*21 4歳4月まで
*22 ユーイチ曰く、まともに走れればコントレイル以上の強さ
*23 騎手時代最後の中央G1制覇
*24 騎手時代最後の交流G1制覇