1981年生まれベルギーブリュッセル出身
仏国平地リーディングジョッキー10回*1はイヴ・サンマルタン騎手(15回)に次ぐ歴代2位の大記録
このほか障害G1を制したり、キングジョージ、ドバイワールドカップ、BCターフ、ジャパンカップを勝ったりと諸外国での活躍も多い
1997年8月にデビューし2001年仏2000ギニーにて1着入線馬の降着による繰り上がりではあるがG1初勝利をあげ、
2002年からはアガ・カーン殿下の主戦騎手を務める(第1期)
この間、ダラカニ、ダルシで仏ダービーを勝利、ダラカニ、ザルカヴァで凱旋門賞を勝利などオーナーの所有馬でG1を21勝
2009年に主戦契約は解消され、親の顔がアガ・カーン殿下の主戦騎手を2013年まで務めたが、
2014年からはsmynが再びアガ・カーン殿下の主戦騎手となる(第2期)
この間では2017年に仏国305勝を挙げて欧州年間平地最多勝記録を更新するなどの活躍を見せた
しかし、2022年の後述の肘打ち事件によって主戦契約は解消してしまっている
日本へは2001年に短期免許で初来日すると阪急杯で進路妨害による騎乗停止処分を早速受ける
その後しばらく欧州がオフシーズン時でも来日することはなく主に香港などに騎乗
2009年頃から再び短期免許で来日すると同年のスワンステークスをキンシャサノキセキで日本重賞初勝利をあげる
2012年と2013年では凱旋門賞をikzeに代わって騎乗し2年連続2着という結果に終わる。
2012年には参戦の前後で「VTRでみたときに、フランケルをみたときと同じくらいの衝撃を受けた」*2、
「2週間後にアスコットのチャンピオンSでフランケルと戦って、今度こそオルフェーヴルが最強だと証明したい」*3
と語り、欧州のホースマンとして最大級といえる賛辞を贈っている
騎手としての実績は素晴らしいものの、日頃の言動やレース中の斜行や進路妨害、鞭の使い方によって契約解除や騎乗停止処分を受けることも多々あり、2022年9月のトーマスブライアン賞(仏・芝1,600m/サンクルー競馬場)で3コーナー手前で外に付けていたロッサ・ライアン騎手を馬上で肘打ちし落馬させたとして60日間の騎乗停止処分を受ける
主な騎乗バ
ウマ娘
- トーセンジョーダン(2009年アンドロメダS2着、2009年中日新聞杯4着、2012年天皇賞秋13着、2012年ジャパンC6着)
- ブエナビスタ(2010年天皇賞秋、2010年ジャパンC2着、2010年有馬記念2着
- オルフェーヴル(2012-2013年フォア賞、2012-2013年凱旋門賞2着)
非ウマ娘
- キンシャサノキセキ(2009年スワンS、2010年阪神カップ)
- フォゲッタブル(2009年ステイヤーズS)
- サダムパテック(2010年東スポ杯2歳S)
- エピファネイア(2014年ジャパンC)
- アドマイヤマーズ(2019年香港マイル)
- ラッキーライラック(2019年エリザベス女王杯)
- ダイアトニック(2019年スワンS)
ほか