概要
川 田 将 雅 (か わ だ ゆ う が) 初見では読みにくいためか「しょうが」なんて呼ばれることも
曾祖父の代からの競馬一族で、祖父・父は佐賀競馬で調教師、伯父は大井競馬で騎手*1・調教師をしていた
2023年ジョッキーベイビーズを優勝した川 田 純 煌(か わ だ ぎ ん じ)君は息子
豪快に追う騎乗スタイルが特徴で、JRAのみならず地方でも強く、「」ペの多くからは「『地方の川 田』は買い」と信用されている
中央ではダノンやみーくん、やすだ師らとタッグを組み主にマイルG1で好成績を残しているが2000mより長い中長距離の成績は控えめ*2
2022年には今まで大僧正(1回)、でした。(9回)、フランス人(1回)しか受賞していない騎手大賞*3の史上4人目の受賞者となった
競馬学校
競馬学校第20期生 同期にはふじおか兄、隼人、つむつむ、たんない等がいる
ふじおか兄の項目に詳しいが、第20期生は「たくさん入学させて、競わせて振るい落とす」という指導スタンス*4がとられた
常に競わされ落ちこぼれと言われ続ける毎日だったため、同期生同士の会話も殆どなく常にピリピリしており、ゆーがも精神的に耐えかねて親に退学を泣きついた事もある
その影響か第20期生はみんな負けず嫌いでライバル意識が強いとされることが多い
もちろん仲が悪いわけではなく、「同期みんなでGⅠに顔を揃えよう」や「20期生は凄いと言われたい」など仲間意識も強く持っている
また在学中に講師として訪れたお兄さまから強い影響を受けており、ゆーがもお兄さまと同じく勝利時のガッツポーズは基本的に行わない*5
性格
九州男児の血なのか結構な激情家 加えて強面*6であるため誤解も受けやすい
後輩はともかく先輩にもずけずけ言うタイプであり、ユーイチと共にTVに出演した際、ユーイチから冗談交じりに「ゆーがが後輩でよかった」と言われた
2020年阪急杯で斜行した机を叱責した際に出た「ゆういち!!」という怒号が実況に拾われたのは有名
またリュージの甥である翼くんからは極度に恐れられており、それを利用して彼に逆ドッキリを仕掛けた事もある
勝利騎手インタビュー等も基本的に無表情で真面目に受けるため競馬マシーン扱いされることも
本人も自覚はあるようで、インタビューやコラムで「30歳を境に全く笑わなくなってる」「ハープスター以降素質馬を任されることが多くなり、そのプレッシャーと責任感から笑顔が減ってしまった」などと振り返っている
但しそれらはあくまで「レース(=本業)に真面目に取り組んでいる」というだけの話であり、TV出演の際などは普通に笑顔を見せていて、プライベートで芸人たちとキャンプに興じる動画もあったり、息子がジョッキーベイビーズで優勝した際はスタンドのファンへ向けて両手を上げて喜び満面の笑みを見せている
自身の誕生日にトリプルティアラを達成しインタビューで思わず感情が溢れ出るゆーが
主な騎乗馬
- 主戦騎乗馬は太字、GⅠ級勝鞍は赤字、未勝利レースは銀字
ウマ娘
馬名 | 騎乗数 | 主な騎乗レース | 備考 |
---|---|---|---|
トランセンド | 1 / 24 | ◆09年2歳新馬(2着) | |
カレンチャン | 1 / 18 | ◆11年山城S | |
ジェンティルドンナ | 2 / 19 | ◆12年オークス ◆14年宝塚記念(9着) | オークスはイワータ父騎乗停止による代打 |
サトノダイヤモンド | 1 / 18 | ◆18年京都大賞典 |
非ウマ娘
- 主なもののみ記載
- 黄色欄は2023年12月現在現役馬
馬名 | 騎乗数 | 主な騎乗レース | 備考 |
---|---|---|---|
キャプテントゥーレ | 9 / 20 | ◆07年デイリー杯2歳S、朝日杯FS(3着) ◆08年皐月賞 ◆09年朝日CC | 07年10月~10年4月まで主戦 ゆーがのGⅠ初勝利 |
ハープスター | 10 / 11 | ◆13年新潟2歳S ◆14年チューリップ賞、桜花賞、札幌記念、凱旋門賞(6着) | |
マカヒキ | 2 / 28 | ◆16年皐月賞(2着)、日本ダービー | |
キセキ | 8 / 33 | ◆18年ジャパンC(2着) ◆19年大阪杯(2着)、宝塚記念(2着) | |
ダノンプレミアム | 10 / 14 | ◆17年サウジRC、朝日杯FS ◆18年弥生賞 ◆19年金鯱賞、マイラーズC、天皇賞秋(2着)、マイルCS(2着) | |
ファインニードル | 7 / 28 | ◆18年シルクロードS、高松宮記念、セントウルS、スプリンターズS | 13年の条件馬時代にも2回騎乗 |
チュウワウィザード | 13 / 26 | ◆18年名古屋GP ◆19年ダイオライト記念、平安S、帝王賞(2着)、JBCクラシック ◆22年川崎記念、ドバイWC(3着)、帝王賞(2着) | 20年12月~21年12月まではTOSAKIが主戦 |
クリソベリル | 9 / 11 | ◆19年兵庫CS、JDダービー、日テレ盃、チャンピオンズC ◆20年帝王賞、JBCクラシック | |
レイパパレ | 13 / 15 | ◆20年チャレンジC ◆21年大阪杯、宝塚記念(3着)、オールカマー(4着) | |
ラヴズオンリーユー | 4 / 16 | ◆21年京都記念、札幌記念(2着)、BCF&Mターフ、香港C | 日本調教馬によるBC初制覇 |
ダノンスコーピオン | 8 / 12 | ◆21年萩S ◆22年アーリントンC、NHKマイルC | |
リバティアイランド | 7 / 7 | ◆22年アルテミスS(2着)、阪神JF ◆23年桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンC(2着) | |
ウシュバテソーロ | 3 / 30 | ◆23年ドバイWC、日テレ盃、東京大賞典 | 日本人騎手としては初のドバイワールドカップ制覇 |
ジャンタルマンタル | 4 / 6 | ◆23年朝日杯FS ◆24年NHKマイルC |