コーイチ

Last-modified: 2024-01-03 (水) 12:01:18

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概要

角 田 晃 一(つ の だ こ う い ち)
長男・大 和(や ま と)君および次男・大 河(た い が)君も騎手。特に後者はデビュー初年度で36勝を挙げ朝日杯FSに出走。翌年には毎日杯で重賞初制覇を果たした期待の新人

競馬学校第5期生 同期生にはカッチーテツゾータイセイ
89年にデビューすると、所属厩舎の渡 辺 栄調教師のバックアップなどもあり初年度から43勝を挙げ同年の新人最多勝利騎手になる
通算勝利数は調教師になるため40で早期引退したことや所属厩舎の定年解散もあってか713勝と意外に少ないが、G1勝利は10勝と勝負強い騎手である

20世紀中は重賞制覇が牝馬に偏っていたことから「牝馬の角 田」と呼ばれた また94年時点(デビュー6年目)で古馬短距離GⅠ*1を全制覇したことから「短距離の角 田」とも呼ばれていた
「競馬学校時代から癖馬ばっかり乗らされてきた」との事で、現役時代はikzeに負けず劣らずの気性難担当であった 実際スイープトウショウの2歳時の主戦を務めていたことがある*2

04年3月にフリーになって以降は重賞勝ちからは遠ざかるようになり、10年2月に引退 翌年より調教師として活動している*3
調教師としてはGⅠ勝ちこそまだ無いものの、毎年ローカルを中心に重賞を複数勝しておりトップジョッキー上がりとしてはかなり善戦している方

主な騎乗馬

主戦として騎乗した馬は太字、GⅠ勝鞍は赤字、勝っていないレースは銀字で表記

ウマ娘

馬名騎乗数主な騎乗レース備考
メジロパーマー2 / 38◆91年鈴鹿S(12着)京都大賞典(7着)
ノースフライト5 / 11◆93年府中牝馬S、エリザベス女王杯(2着)
◆94年安田記念スワンS(2着)マイルCS
フジキセキ3 / 4◆94年朝日杯3歳S新馬戦のみ激怒さんが騎乗
ヒシアケボノ19 / 30◆95年スワンS、スプリンターズS
ジャングルポケット6 / 13◆01年日本ダービー
ヒシミラクル25 / 28◆02年野分特別、菊花賞
◆03年天皇賞春宝塚記念
スイープトウショウ4 / 24◆03年ファンタジーSデビュー~04年1月まで主戦
調教師引退に伴う転厩により主戦騎手を降板

非ウマ娘

  • 主なもののみ記載
馬名騎乗数主な騎乗レース備考
シスタートウショウ12 / 12◆91年チューリップ賞、桜花賞コーイチ初のGⅠ勝利
ビワハイジ7 / 10◆95年阪神3歳牝馬S

コメント


*1 安田記念、マイルCS、スプリンターズS。高松宮杯(高松宮記念)は当時まだ2000mで施行されていた
*2 翌年渡 辺調教師の定年引退に伴いスイープは鶴 留厩舎に移籍、主戦騎手の座も降ろされてしまっている
*3 ただ、それでも2007年にサマージョッキーズシリーズ初代チャンピオンを獲得し、第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズにも出場している