おすすめ史実馬(10)~10年代~

Last-modified: 2024-12-23 (月) 16:30:21

印の見方と注意点などは一番上のページを参照のこと。

史実馬(10~19年)

ウイポ的にはこの年代から特に史実馬の収録が多くなっていく(日本馬だけで200頭を超える世代もある)が、一方で現役馬に近い馬は未だに査定が難しいのか最近に近づくほど能力値がデフレしていく傾向が。次回作以降やアプデで上方修正される可能性に期待したい。

  • 国内競馬人気の底値からの復活と日本競馬混沌の時代。激しい後継争いを制して覇権を握ったディープインパクトとキングカメハメハが同時期に亡くなり、再び国内種牡馬の主流を巡って騒乱の風が吹きつつある。
  • 国内牡馬路線は(後述の牝馬台頭の影響もあってか)影の薄い世代もあるが、父子で無敗の3冠馬コントレイルをはじめ、キタサンブラックモーリスエフフォーリアタイトルホルダーイクイノックスといった虹査定を貰う大物もまだまだいる。
  • 牝馬路線では10年代半ばから大きな変化が現れ始める。古馬となってから破竹の勢いでの連勝を見せつけたリスグラシュー、歴代最強牝馬と名高い九冠牝馬アーモンドアイや、グランアレグリア・ラヴズオンリーユー・クロノジェネシスの各路線で如実な実績を残した19年生まれ牝馬三頭、史上初の無敗の3冠牝馬となったデアリングタクトなど、00年代よりも更に牝馬優勢の機運が強まっていく。
  • 国内ダート路線では歴代GⅠ級最多勝利を成し遂げたコパノリッキーをはじめゴールドドリームやチュウワウィザード、テーオーケインズと相変わらず大物が続いていく。
    10年代の特徴としてはルヴァンスレーヴやクリソベリルといった3歳時から古馬を圧倒する面子が現れ出したこと、ダートの本場アメリカGⅠで勝利したマルシュロレーヌ、そして遂にダートとしてのドバイワールドカップを勝利したウシュバテソーロが登場したことだろう。
    • 00年代で壊滅的な被害を受けた地方競馬もネットを介した馬券の販売やレースの配信といった方向性での挽回を図り、その結果10年代半ばにようやく底を打った時期を抜けることに成功。
      こうした良い風向きもあってか、地方勢としては久々のGⅠ級複数勝利を挙げたカジノフォンテン、初のJBCクラシック制覇を達成したミューチャリー、西日本所属馬として史上初のGⅠ級勝利を見せたイグナイターなどまたポツポツと地方所属の強豪の姿が日本のダート界に戻ってきている。
  • 海外では37年ぶりの米国3冠馬に輝いたアメリカンファラオ、オルフェーヴルを凱旋門賞で下し、のちに連覇するトレヴや凱旋門⇒BCターフ勝ちを史上初めてやってのけたエネイブル、フランケルにはあと一歩及ばなかったが11戦10勝・GⅠ競走6勝のバーイード、6戦6勝で合計着差は71馬身の怪物フライトライン等こちらも化け物揃い。
  • 地方騎手の世界のTOSAKIのほか、納豆親の顔がJRA騎手として入ってくるのもこの年代。ゲーム内のリーディングも現実で慣れ親しんだ面々に収束していくか。
    この年代で引退する有力騎手は男藤田(曽根正行)と4位アンカツおじさん。また、2020年以降の有力騎手の引退ラッシュに備えて手は打っておいたほうがいい。
    幸いここ近年の活躍もあって、関東ではかずおたけしの横山兄弟。関西ではりゅーせーという有望株が出現するので、彼らを軸に育てて来たるべき20年代や史実期間終了後のエースにしたいところ。
  • 女性騎手がナナコ(中山和香菜)を皮切りに再び増えだすのもこの年代。流石にまだ有力と言えるほどの騎手はいないものの、気に入った騎手がいるなら育ててみるのもアリか。
    17年活動する増 沢(牧 原) 由 貴子(佐藤淳子)以外の90年代や00年代にデビューする女性騎手と違い、活動期間が短い訳でもないので育ててみるのも面白いか。彼女たち史実女性騎手たちは騎手引退後に調教師へ転向する可能性もある。

10年生

  • 国内牡馬路線は2歳戦線から古馬まで随所に活躍を見せたロゴタイプ、種牡馬としても躍進中のキズナとエピファネイア。古馬になって台頭したラブリーデイやダートのコパノリッキーなど各路線で優秀な面子が揃う。
  • 一方牝馬は古馬になって活躍する馬や牡馬混合でも戦える馬が一切出ていない。こちらは自家生産馬で付け入るチャンスと見るべきか。
  • 海外に目を向けると、牝馬ではオルフェーヴルを真っ向勝負でねじ伏せ、翌年の凱旋門も連覇したトレヴがいる。

シャトーブランシュイクイノックスの母だが、他にも緑札馬ヴァイスメテオールを産んでいる。自身も牝馬限定GⅢを勝った経験があり、SP60・サブパラ合計49、遅めある、特性直一気・軽ハンデと競走馬としてもまずまずいけるので強化目的での所有もアリ。
架空馬の母としては仔出し「5」は案外だが親系統4本で確立や親昇格を狙える祖先も多い。

エピファネイア
「神威、示さん」
世代の菊花賞馬にして父シンボリクリスエス、母シーザリオの良血馬。世代最速のSP73に特性大舞台・根幹距離を持ち距離も3000mまでとクラシック3冠をカバーし切る。早め普通は今一つだが総合能力的には同期のライバルであるキズナやラブリーデイよりクラシックを戦う上で良好であり、素直にクラシック3冠を狙うなら筆頭候補。
種牡馬としては既にデアリングタクトやエフフォーリアを輩出したことで「8」とかなり高い。史実期間後とはいえ系統確立も十分狙えるポテンシャルの高さは父シンボリクリスエス譲りか。
キズナ
「思いを胸に」
世代のダービー馬。SP72に特性大舞台・海外遠征・直一気はなかなか良い感じで、成長型も『9 2022』まで早めないであったのが早め普通となり弱点であった成長力がようやく修正されたため使い勝手は向上。
半姉ファレノプシス(とその息子のSHサードステージ)目当てに母キャットクイルを所有しているならこちらでクラシックに挑むのもアリ。
種牡馬としては大物産駒こそ少ないものの収録史実産駒は多く仔出しも「7」とそこそこ。金札SHミライ(母トレヴ。2025年生まれ)の父でもある。
ラブリーデイ
「晴天に瞬く新星」
15年に宝塚記念と秋天を制したことで知られる馬。SP72に特性大舞台・根幹距離を持ち、晩成あるなのでクラシックでは苦しいが古馬になって強くなってくれるのが魅力。
ただし、距離適性は1400m~2400mなので秋古馬3冠を狙いたいならもう一押し必要。
種牡馬としては苦戦しているが仔出しは「5」とまあまあ。
ロゴタイプ
「終わらぬ夢へのまい進」
世代の2歳王者で皐月賞を勝ち、その後6歳時に3年2ヶ月の雌伏を経てモーリス相手に安田記念を制したことで知られる馬。
こうした背景もあってか早熟鍋底持続と圧倒的な実働期間を誇る一方で、SP70や国内における芝適性などの問題などで純粋な競走能力面で言うと同期のクラシックホース2頭や1歳上のジャスタウェイが強敵。幸いこちらはマイル~中距離向きなので差別化や使い分けは容易。
コパノリッキー
「栄光の方角へ」
2023年現在最多となるGⅠ「級」競走11勝を成し遂げたダート王。1歳上のダートの強豪ホッコータルマエとはSP72と同値であることに加えて特性交流重賞を持ち、早め鍋底持続でしぶとく戦えることなど重なる部分が多いがこちらは特性大舞台持ち。また、血統ではキングカメハメハ産駒のあちらに対してこちらはゴールドアリュール産駒。
これらを考慮してプレイスタイルに合致した方なり推しの方なりを所有するか、はたまた両方所有して使い分けるかプレイヤーの選択が問われるところ。
実は単勝万馬券でGⅠを制した馬の中では唯一その後もGⅠを勝った珍しい馬で、同一GⅠを最低人気と1番人気で連覇したのもこの馬のみである。
デニムアンドルビーGⅠでは勝ち切れなかったが、ジャパンカップ・宝塚記念で牡馬相手に2着が2回ある。ウマソナ「詰めが甘い」はあるものの、SP68・サブパラ合計67とスペック的には同期の史実牝馬二冠馬メイショウマンボ(金札)とほとんど差が無く、遅め持続で走れる距離も幅広いので総合的に見てこの世代の牝馬では一番使いやすい。幼駒セリで購入可能なのもありがたい。
今作ではSHの母では無くなっているが銀札であることには変化はない。
ダノンレジェンド16年JBCスプリント勝ち馬。ダート短距離に特化しているもののSP68など能力は銅札にしてはしっかりしており晩成持続で息も長い。
種牡馬としても堅実に活躍馬を送り出しており、2020年代中盤においてはヒムヤー系種牡馬としては世界でも屈指の人気を博しておりますぞ。

アウォーディー日本の緑札史実馬では最速のSP68を持つダート馬で、他のサブパラの揃いもなかなか。晩成普通に注意しつつ交流重賞戦線での活躍を狙いたい。非所有では早世してしまう。

11年生

  • 牡馬としては国内外で抜きん出た実績を残したGⅠ6勝馬モーリスが世代の代表馬に挙げられる。短距離路線ではテスコボーイ系の最後の希望ビッグアーサーが代表格。残念ながら障害の代表馬オジュウチョウサンは障害競走が未実装で影が薄い。
  • 牝馬は前年より活躍馬が目立ち、ショウナンパンドラやマリアライトが牡馬相手の中距離GⅠでも勝利している。
  • 騎手ではノリさんの長男ことかずおが登場。たけしと比べると流石に査定は低いものの、弟や後続の若手よりも登場するのがだいぶ早いのは育成においてアドバンテージになり得る。
    弟よりも兄が好きな貴方は是非とも関東のエースとして盛り立ててあげよう。

モーリス
「世界のマイル王」
古馬以降の成績だけで中距離・マイルGⅠを6勝したスクリーンヒーロー産駒。SP76・サブパラ合計79とマイラー・中距離馬としては日本史上最強クラスで固有能力まで持っている。
種牡馬としても既に日豪でGⅠ馬の父となっており仔出し「7」といいものを持っている。なお、幼駒誕生イベント「暁の幼駒」対象の史実日本産馬は彼とスマートファルコンのみ。
イスラボニータ
「父に見せる、春の奇跡」
世代の皐月賞馬で、フジキセキにとっては最初で最後のクラシックホース。早め持続な分3歳春までは優位に戦える。それ以降はモーリスら同期も成長してくるので空き巣狙いを図るのが吉か。


ビッグアーサーサクラバクシンオー産駒の名スプリンター。ゲームの仕様上史実のような負け方は起きないのでスペック通り短距離王者として君臨できる。
父サクラバクシンオー、母父キングマンボと順調に箱庭を広げていた場合SP系の結晶のような馬となるため、サイアーの後継としては彼が一番の有望株になるだろう。幼駒セリで購入可能なのもありがたい。
エイシンヒカリ3歳時のアイルランドTや5歳時のイスパーン賞など勝つ時のハデさで名高い馬。脚質大逃げや柔軟性G+をはじめとしたムラのあるサブパラなど注意点も多いが、SP72や遅めある、海外遠征をはじめとした6つの特性を持つなど魅力的な点もまた多い。
ショウナンパンドラ3歳時に秋華賞、4歳時にジャパンカップを制した馬で、国内の同世代牝馬トップのスピードの72。成長型と距離適性が牝馬3冠に適し、牡馬混合も持っているため牡馬相手にも戦える。
マリアライトエリザベス女王杯制覇の他、1歳下のキタサンブラック・ドゥラメンテを宝塚記念で下したことで有名な牝馬。単純なスペックはSP68に成長型遅めとショウナンパンドラには劣るが「非根幹距離・叩き良化・乾坤一擲・牡馬混合」と中々の特性の揃えに加えて、兄弟馬にクリソライト・クリソベリル、母父エルコンドルパサーと血統的な魅力は大きい。可能なら母のクリソプレーズから所有しておきたいところ。
サウンズオブアース
「奏でる勝利のメロディ」
キャリア2勝で「主な勝ち鞍・はなみずき賞」ながら重賞2着に7回入り総賞金4億6000万円以上を稼ぎ出したスーパーシルバーコレクター。銅札にしてはなかなかのSP68に今作で追加された特性最短距離が光るが、瞬発力C・勝負根性E+に加えてウマソナ「詰めが甘い」を持ってしまっており決め手には乏しい。幸い、遅め持続なのでじっくりウイークポイントを克服していきたいところ。
ネオユニヴァース産駒の牡馬の中では総合能力や成長力に優れているためネオユニヴァース確立を目指す場合主力の一翼を担える。
アルバート父アドマイヤドンの日本時代の代表産駒で、異色のミスプロ系ステイヤー。SP66・柔軟性A+、スタミナ100、超長距離・距離延長など6つの特性を所持するステイヤーで成長型も晩成あるだが、芝適性が軽いので欧州遠征は不利。ストラディバリウス不在のステイヤーズミリオンや豪州の長距離戦が狙い目か。幼駒セリで買えるのも強み。
オジュウチョウサンJRA賞最優秀障害馬を5度受賞した最強の障害馬。一方で1000万条件戦(現・2勝クラス)勝ちや有馬記念9着など平地でもそこそこ走った。
こちらではSP63、超晩成あるのステイヤーで特性スタート・二の脚も持っており、じっくり育ててステイヤーズミリオンや海外の手薄な長距離GⅠを目標にするのが良い。芝適性は軽め。

12年生

  • 世代の代表であるキタサンブラックが象徴であるように国内路線では牡馬が圧倒的に優勢。その他ドゥラメンテ・サトノクラウンと著名な馬が目立つ。2023年現在、早々に種牡馬として活躍中の馬が複数いるのも特徴か。
  • 反面、牝馬はチャンスの有る事が多い牡馬混合の短距離やマイルのGⅠでも未勝利の影響か能力査定は控えめ。
  • 米国では1978年のアファームド以来の米国3冠馬・アメリカンファラオが出現。ゲーム内最強査定を武器に圧倒的な強さを誇る。

キタサンブラック
「熱狂を導く王者」
世代の菊花賞馬にしてGⅠ7勝を挙げたことで知られる「みんなの愛馬」。SP76・サブパラ合計86とスペックは圧倒的で距離適性も広く今作では固有も持つ。遅めある*1である分2歳から春二冠ではドゥラメンテが強敵だが完成すれば王道路線を支配でき古馬王道制覇も視野に入る。ただし、アニメ3期や史実で予定されていた凱旋門賞は芝適性の問題で厳しいが。
種牡馬としてもイクイノックスなどのGⅠ馬を輩出しており、『10』無印時点では仔出しは「6」から「7」に強化された。

ドゥラメンテ
「受け継ぎし熱い鼓動」
皐月賞・日本ダービーを制した世代の二冠馬。種牡馬入り後9歳で早世するので同じく繁殖入り後に早世する母アドマイヤグルーヴ共々所有しておきたい。競走馬としてはキタサンブラック程ではなく距離適性的にもクラシック3冠は厳しいが、こちらもSP74に加えて早めある、特性大舞台・根幹距離を持つ強力な馬で史実同様春二冠では優位に戦える。
注目点は種牡馬としても優秀なことで、史実で残した産駒は5世代ながらその中からリバティアイランドやタイトルホルダー、スターズオンアースといった複数のGⅠ馬を輩出し、2023年にはJRAリーディングサイアーも奪取している。血統は確立次第では金銀因子が詰まったものに仕立て上げる事も容易。*2有名どころで固められているとはいえ親系統も4本確保されている。加えて仔出しも「8」と高めで架空馬の父としても期待できる。未来スタートならスペシャル種牡馬として起用しても面白い。
サトノクラウン
「つかみとる栄冠」
宝塚記念制覇の他、天皇賞(秋)でキタサンブラックと、香港ヴァーズでハイランドリールとの激闘を繰り広げた馬。SP73・サブパラ合計67と銀札にしてはなかなかの実力者。中距離からクラシックディスタンスをこなす距離適性や特性海外遠征を活かして海外の手薄なGⅠを荒らして金殿堂入りを狙いたいところ。
『10』無印の時点では仔出し「5」。
シュヴァルグラン
「偉大なる魔神」
GⅠ制覇はジャパンカップのみながら、同世代の中でも7歳まで中長距離戦線で息長く戦い続けたことで知られる馬。SP72・サブパラ合計62、遅めある、特性根幹距離と銀札にしては手堅くお得感のある能力の持ち主。
金札が必要にはなるが母ハルーワスウィートから所有すると半姉ヴィルシーナ*3・半妹ヴィブロス(いずれも金札)も手に入る。
リアルスティール4歳時にドバイターフを勝つなどGⅠで安定した走りを見せた馬。SP70・サブパラ合計68、早めあると強豪揃いの同期の中では若干物足りないもののバランスは良く、広い距離適性に特性海外遠征を持つのが魅力。ウマソナ「詰めが甘い」には注意。
全妹ラヴズオンリーユー、大伯父キングマンボなど一族が優秀なので可能なら曾祖母ミエスクから所有できればかなりお得。種牡馬としては仔出し「5」で、収録史実産駒にオールパルフェ(緑札)がおり、無印時点では未収録だがフォーエバーヤングやレーベンスティールといった重賞勝ち馬も輩出。
ミッキークイーンオークス・秋華賞を制した世代の二冠牝馬。SP69は前後の世代の牝馬と比べると物足りないが、世代牝馬では筆頭格で特性大舞台・根幹距離も持つ。距離適性的にもパワーD+を克服できれば牝馬3冠最有力候補。
瞬発力A、勝負根性D+で稲妻配合の対象でもあり仔出しも「6」。ただし親系統はノーザンダンサー2本含め3本全てありふれている。23年エリザベス女王杯馬ブレイディヴェーグの叔母(祖母の全妹)。
リアファル史実ではキタサンブラックを抑えて菊花賞で1番人気に支持された馬(結果は3着)。SP67に精神力C以外全てC+のサブパラ、早めある、馬場適性芝◎・ダート◯と同期の両雄にガチンコ勝負を挑むのは荷が重いにせよ色々と穴の少ない能力。
父ゼンノロブロイにとっては貴重な大物牡馬の1頭で、母クリソプレーズから所有すればマリアライトら優秀なきょうだいもまとめて手に入る。
アルビアーノスワンS勝ちやNHKマイルC2着の実績を持つ。SP67、疾風配合の条件を満たすサブパラ62、芝◎ダ◯、早めあるとなかなかのスペックに加えて海外セリで買える。
【2024】史実関屋記念勝ち馬アヴェラーレ(緑札)が新たに史実産駒として登場もウマソナ「ズブい」を覚えてしまっている。

13年生

  • サトノダイヤモンドを筆頭に早い時期から活躍する馬が多くクラシック戦線は盛り上がりを見せたが、それ以降は苦戦が続いた世代ということもあってか牡馬牝馬ともに査定は厳しめ。
    逆に言うならば10年代の中でもトップクラスに自家生産馬で付け入りやすい世代ではあるが、クラシックでのサトノダイヤモンドは軽視するとそれなりに危険。
  • 地方からは世界のTOSAKIが登場。00年代以降目立った地方からのスター騎手の移籍はひとまず彼を機に落ち着き始めることとなる。
サトノダイヤモンド
「まばゆい輝き」
世代の菊花賞馬。SP72・サブパラ合計76は優秀だが金札の牡馬としてはそこまで強力ではなく、早め普通にも物足りなさはあるが、それでもSPは世代最速タイでクラシックや古馬3冠を走り切れる距離適性に特性大舞台・根幹距離とツボを抑えた能力を持っておりクラシック3冠最有力候補で、敵に回すと鞍上親の顔も相まってクラシックで結構痛い目を見ることになる。幼駒セールで札を消費せず購入できるのもありがたいが、金札ゆえセレクトセールで2億3000万円という高値で取引された史実以上に落札価格は跳ね上がるので特に引き継ぎ無しの2012年スタートの場合は資金に注意。
種牡馬としては仔出し「5」。母マルペンサ(繁殖牝馬専用)は史実亜GⅠ3勝馬で能力・仔出しとも高くドゥラエレーデの2代母にもなるが10歳で早世してしまうので母ぐるみで所有するのもアリ。
マカヒキ
「新時代到来」
世代のダービー馬。8歳で勝利した京都大賞典のおかげか『9 2022』で鍋底を貰い、その鮮烈なインパクトでオジュウチョウサンらと共に『10』で現役上限年齢を引き上げた(であろう)馬。
息の長さは同じ早め普通ではあるが鍋底があるのでサトノダイヤモンドより上。京都大賞典を再現するなら相当大事に使わないといけないが、ダービー馬なだけあって能力値は世代でも上位で距離適性などを踏まえると春二冠はサトノダイヤモンドと互角に渡り合えるかつ銀札なので場合によってはこちらを所有するのもアリ。
リッジマン史実ではGⅡ1勝と特別目立った戦績は残していないが、SP62はともかくパワー・健康Sを含むサブパラ81・晩成あるの成長力・超長距離持ちと戦績とあまりに見合っていない査定*4を得ているいわゆる運営のお気に入り。絞られがちな13年生の中でも例外中の例外クラスの好査定で赤ウマソナも弱点もなく、テーオーロイヤルやシルヴァーソニックと比べると明らかに格上査定である。欧州の超長距離路線はバイオリン君やキプリオスがいるため厳しいが日本で走らせる分には史実以上の活躍を期待でき、スピードの伸び次第ではあるが史実では惨敗している天皇賞も射程圏内に入る。門別競馬出身かつ移籍先の岩手競馬でも入着しているので次回作辺りでダート適性も上がっているかも…

キングハートSP62・サブパラ合計39は緑札としても微妙で、特にパワー・勝負根性・瞬発力共にE+という決め手の無さが気になる。しかしながら、特性根幹距離持ちで精神力もCとまあまああるのでサマースプリントではワンチャンあり、早め鍋底普通で息も長い。2012年スタートでの馬主孝行要員候補として。貴重な父オレハマッテルゼの史実牡馬産駒なので血統保護にも。
ダイメイプリンセスキングヘイローの代表産駒の1頭。SP63・サブパラ合計61、晩成ある、特性ローカル・夏競馬を持ち、完成すればサマースプリントを狙える。2012年スタートでの馬主孝行要員候補として。
繁殖牝馬としては仔出し「4」かつ親系統もありふれているが、デフォルトで健康Sなのでクロスの危険度を下げやすい。
カツゲキキトキト史上初めて地方重賞20勝の大台を突破した東海の雄。SP61はそこそこながらサブパラ合計が62あり健康A、早め持続、特性タフネスでよく育つ。他に特性交流巧者と大駆けも持つ。2012年スタートでの馬主孝行要員候補として。

14年生

  • 古馬となってからの驚異的な大成と最終年でのGⅠ3連勝で年度代表馬に輝いた牝馬リスグラシューを筆頭とする世代。海外GⅠを制したディアドラの存在も覚えておきたい。
  • 一方で牡馬も強力なメンバーがそれなりに目立ち、アルアイン・レイデオロ・キセキといったクラシック・古馬共に活躍を見せた牡馬の粘り強さが光る。
    ここを境に牝馬の勢いが以前以上に増し始めるが、この世代自体はどちらか片方に偏重しがちな10年代では珍しくまだ牡馬牝馬問わず一定以上の強さを持つ世代である。
  • 海外では何といってもエネイブルの存在が驚異的。遠征の際は前後世代の日本の名馬をもってしても倒すのは熾烈を極めるだろう。
    超長距離路線にもストラディバリウスという絶望的な名馬がいるため、10年代でも屈指の欧州の層の厚さを誇る。
レイデオロ
「王を継ぐもの」
ふじさわ師(と親の顔)にとって待望のダービー馬。リスグラシューと比べると見劣りするのは否めないが、SP72・サブパラ合計67、早めある、特性大舞台・根幹距離と必要なものは一通り揃えており世代の牡馬筆頭足り得る存在。距離適性的には春二冠は優位に戦える他、同世代菊花賞馬のキセキが成長型遅めなので折り合い騎手+史実調教大成功で3冠もワンチャンある。
種牡馬としてはミスプロ2本とウインドインハーヘアが入っているのはネックだがサンデーサイレンスの血を含んでいないのは有利で仔出し「5」、キングマンボが親昇格すれば非常に使いやすくなる。
リスグラシュー
「気高き百合の如く」
4歳半ばから凄まじい成長を見せて19年年度代表馬にまで上り詰めた牝馬にして、ジャスタウェイと甲乙付け難いハーツクライ産駒筆頭。
金札のわりに不遇気味と囁かれていた『9 2022』より能力がパワーアップしており、金札ながらSP75・サブパラ合計77、早め持続とその札査定や史実での活躍に相応しい強さを発揮できるようになった。芝適性も日本型で牝馬3冠はバッチリ狙えるし、特性非根幹距離を活かして史実通りの春秋グランプリ制覇を狙うも良し、もちろん1歳下のアーモンドアイを返り討ちにするのも乙だろう。特性海外遠征も持つがウマソナ「環境変化×」に注意。
仔出しは「4」と低め。
ディアドラ
「愛の逃避行」
世代の秋華賞馬。こちらもSP70・サブパラ合計68、早めあるだが牝馬3冠路線でリスグラシューと正面からぶつかるのは厳しいか。*5特性海外遠征を持ち、走れる芝も軽めながら適性自体は広いので下記エネイブルが強敵だが海外遠征に活路を見出したい。ウマソナ「群れの一員」はやや厄介。仔出しは「6」とまずまず良い。祖母ソニンクから広がる牝系に活躍馬多数。さりげなく母父にはスペシャルウィークの名前も。高額にはなるが幼駒セリで購入可能なので札を節約できるのはありがたい。
キセキ
「その軌跡、変幻自在」
ルーラーシップ初年度産駒にして菊花賞馬。SP70に距離適性が1800~3200という査定なので、史実で勝利した菊花賞のほか春天なども積極的に狙っていける。一方で1歳下に超長距離に非常に強いフィエールマンがいるので、5歳以降もうかうかしていると台頭してきた彼に弾き飛ばされてしまうかも。
「この距離適性なら3冠も狙えるのでは?」と思うかもしれないが、成長型遅めに加えて、上記のレイデオロの存在もあってクラシック春二冠が厳しいことになりがち。本気で狙うならばそれなりの準備なり使い分けが必要だろう。
(ある意味菊花賞勝ちよりも取り沙汰されがちな)善戦マン的な印象からはやや意外かもしれないが、ウマソナは「詰めが甘い」ではなく「負けず嫌い」。なお、異名でもネタにされるほど強烈なキャリアの随所で見せたそのあまりにも特徴的な走りは「脚質自在・高速逃げ持ちにもかかわらず勝負根性より瞬発力の方が高い」という、とてもトリッキーな調整で再現されている。
仔出しは「5」と平均的ではあるものの、そちらよりも種牡馬として活躍させる上でネックになるのは、この時期における国内主流血統の塊のような血統構成。『10』から父父キングカメハメハや母父ディープインパクトの系統特性が改善されたのは純粋に追い風と言えるのだが…。

ファッショニスタJBCレディスクラシックの勝ち馬。SP65、サブパラ合計61、早めある、特性交流巧者と使い勝手の良いダート馬だがスペックはあくまで銅札相当。
繁殖牝馬としても仔出しは「3」なのだが、銀札査定の由来である産駒のSHアウトオブアメリカ(2022年生まれ。父パイロ)がウマソナ「厩舎のボス」を持っているのが大きな強み。
ちなみに、肝心のJBCレディスクラシックは史実では倒したはずのマルシュロレーヌがSP71・サブパラ65と超強化されたため非常に厳しいことに…。
クリンチャー芝・ダート双方で重賞を制し凱旋門賞にも挑戦した。SP66にそこそこ揃ったサブパラと自在脚質と広い距離適性を持つ芝ダート二刀流馬で成長型も早めある。父ディープスカイでアグネスタキオンの孫世代の中では総合能力に優れた馬。
マテラスカイ海外セリで買えるが緑札でそこまで値は釣り上がらない。緑札にしては高いSP66に特性高速逃げを持つ分かりやすいダート向きのマイラー・スプリンター。精神力Bかつ早熟鍋底あるは長く交流重賞を戦っていく上でありがたい。

15年生

  • 言わずもがなJRA芝GⅠ最多9勝のほか多数の記録を打ち立てた3冠牝馬アーモンドアイの世代。一つ上の世代同様こちらにもまたもう一頭の強豪牝馬ラッキーライラックが居る。
  • 牡馬では長距離GⅠ3勝のフィエールマンが頭一つ抜けている他、マイル路線のインディチャンプや短距離のダノンスマッシュなど、アーモンドアイの主戦場である中距離以外で活躍を重ねる牡馬が多い。
  • しかしこの世代で最も層が分厚いのは意外にもダート。ルヴァンスレーヴ・チュウワウィザード・オメガパフュームと早い時期から6歳以上の老齢期になるまで、多種多様な強力なダート馬を輩出し続ける。
    アーモンドアイと路線が被らない、あるいは特定条件で、それ以上のポテンシャルを発揮できる彼らをどう使うかがプレイヤーの腕の見せ所だろう。
  • 欧州から納豆親の顔が移籍してくるのもこの年。10年代半ばとなると大体のプレイヤーが海外牧場を解禁して既に使いこんで久しいと思われるので二人の能力に関しては説明を省くが、問題となるのは欧州で彼らが抜けた穴をどう塞ぐかである。
    史実期間終了以降も考慮する場合は、再登場したエリザ・フランを使うか欧州に子孫騎手を所属させるなどして、この数年ほど前から徐々にスライドさせておきたい。

アーモンドアイ
「強く、速く、美しく」
牝馬3冠を含め日本・ドバイでGⅠ計9勝、年度代表馬2回、2020年ジャパンカップでの後輩3冠馬2頭撃破など数々の栄光に彩られた九冠馬。3代母セックスアピールから所持すると虹札1枚で虹札馬2頭を所持出来る。
1歳上のリスグラシューやエネイブルが強敵だが、それでもSP75、健康F+であるにも拘わらずサブパラ合計79、早め持続、固有*6を含めた有用な特性など同世代の日本馬の中では牡牝問わず抜けた力があり欧州の同世代と比べても強い。仔出しも「6」となかなか良好な水準。
血統は父ロードカナロア以外は種牡馬因子持ちで牝系に所属し、祖父母SP系にするのも容易な良血。
フィエールマン
「気高く、勇ましく」
体質の弱さと戦いながらも菊花賞に春天連覇と京都の長距離でGⅠ3勝を挙げたディープインパクト産駒で、こちらでも超長距離・距離延長といった3000m以上で効果を発揮するものや、京都巧者・学習能力などの特性でキャリアが再現されている。対応条件下ではまず負けることはないだろう。
反面、体質面の弱さや非力がちだった部分も反映されており、パワー・健康共にE+であることや完全燃焼持ちなのがネックになりがち。幸い基本的なスペックがSP72、早めある、距離適性1800~3200mと使いやすいものなので、(史実で敗れた同期のアーモンドアイとの衝突は別として)クラシック3冠に関しては問題なく獲れる逸材
仔出しは「5」と平凡ながら、母リュヌドールも史実伊GⅠ馬でSP66に遅めあるとまあまあ強い上にニジンスキーのラインを引いていることもあって、数値から受ける印象以上に他のディープインパクト産駒牡馬よりも種牡馬として差別化しやすい要素に恵まれている。
インディチャンプ
「快速レーサー」
4歳時に同期のアーモンドアイ達を破って春秋マイル王者に輝いた馬。その輝かしい実績もあってか、フィエールマンと並んで同世代牡馬トップのSP72・早めあるという能力値、特性でも大舞台・根幹距離・叩き良化・学習能力というマイル戦で文句なしの揃えが大変頼もしい。非所有時は主戦のユーイチが騎手として円熟期というのもあって相当厄介な敵になりがちだろう。
一方で1歳下にマイル以下において圧倒的なグランアレグリアが台頭してくると途端に窮地に立たされがちに…。史実通りではあるが、5歳以降の運用はなるべく慎重に行きたいところ。
仔出しは「5」。往々にして中長距離に寄りがちなステイゴールド産駒の中では非常に珍しい短距離志向の有力牡馬であるため、意外と種牡馬として使ってみると面白いかもしれない。

ダノンスマッシュ
「高速スマッシュ」
アーモンドアイに次ぐロードカナロア初年度の大物で、父同様に香港スプリントなどの短距離GⅠで長く実績を挙げた。6歳になるまで短距離の最前線で奮闘したキャリアの長さを評価されて、早め鍋底あると息の長いパフォーマンスを期待しやすいところが魅力的。大舞台・海外遠征・坂越えという特性に、ウマソナも「環境変化◯」でいい感じ。
一方でSP71にサブパラ66は純粋に競走能力だけを要求される金札牡馬としてはどうしても厳しい部分がある他、1400までに収まってしまっている距離適性の問題やインディチャンプの存在からマイルに進出出来ないところもあり、勝ち鞍を稼ぐのにはどうにも苦労しがち。この辺りはやや査定で軽視されがちな純スプリンターの定めだろうか…。
この時期の史実牡馬の例に漏れず、仔出しは「5」と平凡。母系にダンジグやクリスエスというアメリカの大種牡馬が名前を連ねているので、種牡馬としての運用は意外と爆発力が出やすく使いやすい。可能なら2代母のハリウッドワイルドキャットからの所有をオススメしたい。
ラッキーライラック
「幸せの花を咲かせて」
世代の2歳女王。SP70・サブパラ合計61は同期のアーモンドアイと比べると見劣りしてしまう*7のは否めないが、こちらは早熟鍋底持続の息の長さが魅力。加えて特性大舞台・牡馬混合も持っているので、手薄なGⅠを狙い撃ちにして金札回収を図るのが得策か。
母ライラックスアンドレースも米GⅠ馬でまずまず優秀な競走能力を持つ。

ワグネリアン
「響け、勝利の歌声」
世代のダービー馬。SP71、瞬発力A・勝負根性B、早めある、特性直一気とバランスの良い能力で春二冠の有力候補。
史実では現役中に病気で亡くなっており、こちらでも非所有では早世してしまう。全姉にテンダリーヴォイス、その産駒にマリアエレーナ(いずれも緑札)がおり、可能なら海外セリで買える祖母ブロードアピールから抑えておきたい。

グローリーヴェイズ
「こぼれんばかりの栄光を」
メジロラモーヌの曾孫で香港ヴァーズ2度優勝。サブパラにはかなりムラがあるものの史実を反映して精神力A、特性海外遠征・香港巧者・京都巧者、ウマソナ「環境変化◯」を持ち遠征に強くSP71や遅めあるも良い感じ。幼駒セリで買えるのもポイント。
チュウワウィザード20年JRAダート王者。5歳・6歳時にドバイワールドカップでそれぞれ2着・3着の戦績も見事。それもあってか『9 2022』では金札だった。『10』への移行に当たり査定が金札から銀札になっているが、SP71など能力自体は『9 2022』時点と比べ変化は無いのでむしろお得になった。成長型も早めある。

コパノキッキング中央・地方・サウジアラビアで勝ち星を挙げた他ナナコの初GⅠ挑戦時の相棒としても知られる。SP68・サブパラ63、遅めある、特性海外遠征・冬競馬と銅札にしては優れたスペックを持つことに加えて海外セリ購入可能で入手も容易なダート向きスプリンター。
非所有でセン馬になる。
ライオンボス19年アイビスSDなど中央6勝中4勝を新潟芝直1000mで挙げた「千直の鬼」。その印象的なキャリアは「特性ローカル・非根幹距離・軽ハンデ、右回り・左回り共に×」という非常に個性的な調整で表現されている。ただし、SP63に遅めあるは緑札にしては悪くない。

16年生

  • 史実馬では牝馬3冠を分け合ったグランアレグリア、ラヴズオンリーユー、クロノジェネシスが日本競馬界を賑わせた牝馬の世代。
    彼女ら以外にも何かと大レースで好走を繰り返したカレンブーケドール、日本競馬史上初アメリカダートGⅠを勝ったマルシュロレーヌなど徹底的に牝馬の活躍が目立つ。
  • 反面牡馬の査定に関しては全世代で見てもワーストレベルで壊滅的で、コスパまで悪い。いっそのこと自家生産馬で制圧してしまってもいいかもしれない。
    史実ダービー馬のロジャーバローズがゲームに登場していないというのも史実牡馬の影を薄くしている要因だろう。
    そういった背景からもここ数年の傾向を一番極端にした世代…と言えるかもしれない。
  • 帽子取れ師の愛弟子ことりゅーせーが登場。関西のその後を支えるジョッキーとしてメキメキと頭角を現していく。ゲームでも顔がいい。
    同じく10年代に登場する有望株で一つ下のたけしと比べると、史実通りダートや海外路線で強い特性を覚える傾向があるようなのでそちらに合わせた使い方をしたいところ。
特定条件を満たすと…?

サードステージ
「第三の舞台へ」
ウイニングポストシリーズの象徴とも言えるスーパーホース。史実路線に移る『6』以前のシリーズではライバル的なポジションも兼任していた。
トウカイテイオー、母ファレノプシスという血統構成で、母を所有した上に「2015年に所定の手続き*8を行う」もしくは「仮想モードでの開始」によって登場する隠しキャラである。*9
SP77、サブパラ合計76、距離適性1800~3200m、特性に大舞台・根幹距離・坂越え・クラシックターボとこれでもかといわんばかりに強い要素を敷き詰めてある。おまけに早め持続なのでこうなるともう一片の隙も見当たらない。*10
仔出しも「9」と完璧に近い能力査定。『10』からは祖父シンボリルドルフの気性難因子も無くなり、父系母系ともにST系のラインを引き継ぐようになったので種牡馬としても大成する可能性が大いにある。なお、デフォルトでは親ノーザンダンサー2本だが母母父ストームキャットの親昇格で解消される。
サートゥルナーリア
「祝祭の時、来たる」
世代の皐月賞馬。SP70に賢さSなどそこそこ揃ったサブパラを持ち金札としては物足りないながらも世代の収録史実牡馬では実力筆頭だが、早め普通、精神力E+、左回り×といった使いづらい部分も多い。このことについてはここにその詳細が書かれている。
態勢が整っているならこの世代の牡馬クラシックはサードステージを含めた自家生産馬で狙った方が良くはあるものの、母シーザリオを所有しているなら生産所有して損は無い実力はある。また、仔出しは「6」と高い。

グランアレグリア
「大歓声のさなかへ」
短距離GⅠ5勝と圧倒的な実力を見せ続けた世代の桜花賞馬。多数の名馬を輩出してきた名伯楽・ふじさわ師にとって最後のGⅠ馬でもある。
金札の牝馬にも拘わらずSP74・サブパラ合計84と虹札レベル。しかも距離上限が2000mと中距離もギリギリ走れる設定のため、史実通りマイル路線で1歳上のアーモンドアイを蹴散らして短距離路線を制圧するだけでなく、上手くいけば史実で惜敗した大阪杯や秋天も狙える。
さらに仔出し「8」、固有能力付きなのもあって同期牝馬3頭の中で最も恵まれていると言ってもいい。

ラヴズオンリーユー
「あなたへと捧ぐ勝利」
海外GⅠ3勝と世界を股にかける活躍をした世代のオークス馬。ゲームではもちろん海外遠征特性は持っているが、芝質適性は日本寄りなので実績に反して国内向きという本末転倒なことになりがち。
なぜか仔出しは「4」と低い。全兄に銀札馬リアルスティールがいるので、母ラヴズオンリーミーから所持して兄妹共に自家生産すればお得。更に踏み込むなら曾祖母で歴史的名マイラーでもあるミエスクから所有すればその産駒であるキングマンボをはじめとした優秀な近親たちもまとめて手に入るので、早い段階で虹札が使えるならばこれが最良の選択肢と言えるだろう。札を節約したい場合は幼駒セリで購入可能。
クロノジェネシス
「孝行娘の創世記」
牝馬でありながら国内グランプリ3連覇という異例の記録を打ち立てた世代の秋華賞馬。しかしゲーム内においてはラウズオンリーユーとは対照的にこちらの方が芝質適性の関係で海外遠征に向いている。それでいいのか?
仔出しは「6」とまぁまぁ。1歳上の半姉ノームコアも金札なので、母クロノロジストから所持して姉妹共に自家生産すればお得。
マルシュロレーヌ
「鳴り響く勝利の行進曲」
アメリカダートGⅠであるBCディスタフを勝った馬として有名。SP71でサブパラのバランスが良く、ダート馬なので上記の牝馬3頭と路線が被らずに済むのはこの世代において中々の強み。
史実を反映して海外遠征特性を持っているが、勝利の再現をするには1歳上のモノモイガールが超強力なライバルとして立ちはだかるので工夫が必要*11。というより、ゲームにおいては完全にダート牝馬路線の頂点に立てるし牡馬とも十二分に戦える査定を貰っているので、海外に活路を見出すまでもなく国内で大暴れできる。*12
2代母キョウエイマーチから所持する場合彼女のロストには注意したいところ。
カレンブーケドール
「いつか勝利の大輪を」
史実では重賞未勝利ながらGⅠ2着3回と惜敗の多かった馬でこちらでもしっかりウマソナ「詰めが甘い」を持っているが、SP67でサブパラの揃いも割と良く成長型も早めあるで距離適性も1800m~3200mと幅広い。作中登場する史実の牡馬クラシックホースであるサートゥルナーリアやワールドプレミアはいずれもSP70ながら難を抱えている*13ため、牝馬路線より菊花賞の方が獲りやすいという非常に珍しい牝馬。サードステージが不在で「詰めが甘い」を克服できれば相手関係的にも牡馬3冠を狙ってみるのもワンチャン夢がある選択となる。
ハヤヤッコシラユキヒメ一族のキングカメハメハ産駒で、白毛初のJRA重賞勝ち馬。SP63・サブパラ43、遅めある、芝◎ダ◎と緑札としてはまずまず使いやすい。
作中では貴重な白毛の史実牡馬*14で、かつシナリオにもよるが父キングカメハメハ・父父キングマンボ・母父クロフネがST系確立し得るのもポイント。ただしハヤヤッコ自身はST非優先継承なので、ST系で確立したい場合は両親のST系確立が必須。
メロディーレーンインスタグラムに多数のフォロワーを抱える小さなアイドルで、タイトルホルダーの半姉。SP59など能力は無札なりではあるものの、スタミナ100と早めあるが光る。無札の史実牝馬で所有も容易であり、母メーヴェ(繁殖牝馬専用)ぐるみで半弟ごと所有するのもアリ。
父オルフェーヴル×母父モティヴェーター×母母父シャーリーハイツという血統構成から未来スタートではST昇華配合Lv3が成立しており、73年スタートでもオルフェーヴル系確立で両親ST系までなら現実的に狙える。
ヘイロー・サンデーサイレンス未確立の上でのステイゴールド確立という箱庭に相当な負荷を掛ける必要があるものの祖父母ST系にすることも不可能ではない。*15

17年生

『10』発売時点ではまだ評価が難しい現行馬が多いということもあって、このあたりからの査定はコントレイル等の一部を除き札価値と査定が噛み合わない場面が増えていく。逆に言うなら成長限界のハンデを加味しても自家生産馬の強い馬でも十二分に通用するということでもあるが。

  • 牡馬ではコントレイル、牝馬ではデアリングタクトと両方の無敗3冠馬が誕生し、ジャパンカップで二つ上のアーモンドアイと共に大激戦を繰り広げたのが記憶に新しい世代。
    他方でダートを中心に古馬から目立ち始めた馬も多く未だ話題に事欠かないところも。
    クロフネ・ヴィクトワールピサ以来となるダート◎の金札日本馬が2頭同時に現れたのもこの年である*16
  • ノリさんの三男にして関東の若大将たけしがこの年にデビュー。全騎手の中でも相当強烈な査定を貰っており、クラシックなどの芝中長距離を中心にすごい勢いで伸び始める。
    一つ上のりゅーせーともども積極的に後押しすることで東西の双璧として大成させたいところ。

コントレイル
「父に届け、雲の軌跡」
世代の2歳王者で、前代未聞の父子無敗3冠を成し遂げた馬。SP75にハイレベルにバランスの取れた合計85のサブパラに固有も持っており、同世代では全世界見回しても実力ナンバーワン。加えて史実日本産馬では彼を含め5頭しかいない幼駒誕生イベント「流星」の対象かつ、ウマソナも史実馬では彼とクロフネのみ所有の「気合充分」を持っているなど史実馬の中でも珍しい要素が目立つ。
成長型も早めあるで4歳一杯までの現役続行も問題ないものの、2歳上のアーモンドアイや1歳下のエフフォーリアなど史実で苦戦した相手がおり、特にアーモンドアイと激突するのがジャパンカップでは厳しいか。勝ち続けなければ発動しない固有特性の条件を満たすためにはしっかりと立ち回りを考える必要があるかも。
とはいえアーモンドアイとはスピ75で同値なのにあちらは牡馬混合を持たないことや、お揃いで持っている大舞台・完全燃焼・学習能力に加えてこちらは坂越え、あちらはクラシックギア持ちと発動する特性の数でも互角と言えるところがあり、自己所有で調子や気合乗りを整えステータスを鍛え学習能力を発動させれば難易度次第でコロッと勝ってしまうこともあります。
仔出しは「7」と高く、父・母父共にSPにもSTにもできる系統染め適性の高さ・父と共通するスピ瞬発の因子構成からくる瞬発大活性・母にスピ因子を付けられればスピ―ド大活性可能・高確率で名牝系に昇格するLa Troienne牝系所属と、父の産駒としては生まれが遅い以外は種牡馬としてはかなり整った条件を持っているため、2024年スタートでの親系統ディープインパクト系の主力種牡馬としても。祖母フォークロアも史実北米2歳女王で競走能力がなかなか高い。
デアリングタクト
「タクト振るう女王」
史上初の無敗の牝馬3冠馬にしてエピファネイア初年度産駒。
無印:虹札として見るには少々物足りないが、SP73にサブパラ合計83と同世代の牝馬の中では能力は図抜けており、史実通り牝馬3冠は濃厚。早めあるに仔出し「6」も良い感じ。
2024:能力が若干弱くなり金札に降格。だが屈腱炎で長期離脱を経験している割には健康も悪くなく…というか無印より上がっていて青ウマソナを新たに2つ獲得してサブパラ合計は82と無印とほぼ変わらないスペックに落ち着いている。ただしウマソナ「使い詰め×」には注意。

ディープボンド
「絆結ぶステイヤー」
2023年現在GⅠ未勝利ながらSP71、サブパラも瞬発力を除けばC+以上で合計も69と銀札としてはそれなりの実力を持つ。スタミナ95・柔軟性A+で距離上限3600までカバーし切る幅の広さに特性超長距離・強心臓もあって、史実では勝てていない春天*17はおろか、コントレイルを押しのけて菊花賞を勝っていることも珍しくは無い。貴重な特性である海外遠征持ちなのも嬉しいところか。幼駒セリで購入可能なのもありがたい。
ただ、やはりというべきかウマソナ「詰めが甘い」を持ってしまっている難点がどうしてもネックになりがち。
2024:案の定新ウマソナ「ズブい」の第一号に。先述の詰めが甘いと併せて菊花賞を勝つのは無理に等しい状況になった。「ズブい」持ちは直線が短い競馬場に極端に弱くなる傾向があり史実2着の有馬記念に影響する可能性がある。
ハクサンアマゾネス地方重賞最多勝記録を打ち立てた金沢の名牝。サブパラは手薄ながらSP64は無札の牝馬としてはかなり高く成長型も遅めある。
血統的にはノーザンダンサーとヘイルトゥリーズンで固まっている。

18年生

  • 牡馬は日本初の3冠を分け合った3頭全てが古馬混合GⅠを制したエフフォーリア・シャフリヤール・タイトルホルダーを代表とする世代。これら3頭の活躍もあって中距離以上の路線の厚さは10年代でも屈指。
  • 牝馬では白毛の桜花賞馬ソダシを始めとした個性的なアイドルホースが揃う。こちらはソングラインと合わせてマイル路線で強力な陣容を見せる一方、牡馬とは違って中距離以上の路線では層が薄い。
  • 海外では米国のフライトライン、欧州のバーイードとこれまた歴史的名馬が燦然と輝く。特に前者は史実期間終わり際と思っているとひたすら路線を蹂躙されかねない。絶対に油断してはいけない。
エフフォーリア
「祝福掴む荒武者」
世代の皐月賞馬で、2021年の年度代表馬。SP74サブパラ合計75、特性大舞台・二の脚・学習能力・坂越えと基本スペックは確かに強いが早熟普通のため早枯れ注意。
彼単体を所有するよりもどちらかというと牝系祖先のケイティーズを抑えて、そこからヒシアマゾンやアドマイヤムーンなど牝系の史実馬共々所有しておくという認識の方がいいだろう。2010年代生まれでは唯一となるウマソナ「厩舎のボス」持ちという独自の強みがある。競走寿命に注意しつつボス役として厩舎を牽引してもらおう。仔出しは「7」と高い。
【無印】虹札でパラメータ等にもう一声という部分も。
タイトルホルダー
「天に掲げる勝利の証」
世代の菊花賞馬。SP74はエフフォーリアと同値ながらサブパラ合計は59*18と低く、遅め普通で特性大舞台も持っていないが長距離を走れるのと幼駒セリで購入可能な点が強み。菊花賞・春天制覇や父ドゥラメンテの確立支援を目指したいならこちら。脚質逃げながら所持している脚質特性が二の脚とチグハグなのには注意。こちらも仔出し「7」。
【無印】虹札。ただし、早めあるで使い勝手が良い。
レモンポップ
「砂海駆ける重戦車」
国内ダートGⅠでは遂に負けることがなかった令和のダート王。時期的なこともありSP71は札を考慮すると物足りないものの、それ以外は賢さSを含むサブパラ66、遅めある、大舞台・二の脚など役立つ特性とツボをしっかり抑えている。父レモンドロップキッドの22歳時の産駒でエルコンドルパサーもキングカメハメハも通らないキングマンボ系ということで確立プレイでも重要な役割を持ち得る。

ソダシ
「純白のアイドル」
世界競馬史上初の白毛のGⅠ馬にしてクラシックホース。世代の2歳女王で桜花賞馬。オークスこそ距離適性的に苦しいもののSP72・サブパラ合計68、特性根幹距離に加えて早めあるでダート◯など競走馬としてのポテンシャルも高い。
仔出しも「6」で未来に向けて白毛ファミリーのゴッドマザーになれるポテンシャルを秘めており色々な意味で楽しめる馬。
ソングライン
「刻む女王の足跡」
ウオッカ以来のヴィクトリアマイル⇒安田記念制覇など古馬マイルGⅠ3勝を叩き出した女傑。同期ではエフフォーリア・タイトルホルダーに次ぐSP73という同世代牝馬トップで金札のソダシよりも強力な査定を貰っており、コスパの良さに関しては屈指。
牡馬混合・東京巧者・大舞台・マイルターボなど特性でもマイル内での強さを更に強調されており、府中マイルにおいてはほぼ無敵。それどころか史実で苦手だった右回り×などのデメリットも持たないので、あちらの勝ち鞍である桜花賞などのタイトルも分捕れるポテンシャルは十分秘めている。早め持続*19なので、息の長い活躍を期待できるのも嬉しいところ。

19年生

  • 大種牡馬キングカメハメハやクロフネはラストクロップな中、キタサンブラックやコパノリッキーなどの産駒初年度がデビュー。種牡馬の世代交代を感じさせる世代。
  • 騎手の方は実名だけでもみらい私のあきら、ダンノと大豊作の年。
    流石にたけしやりゅーせーほどではないにしても、今後を見据えて彼らの中から気に入った騎手を伸ばしてみると後々プレイヤーの支えになるだろう。
  • 一方関西の名ジョッキー4位が引退。トップジョッキーから調教師に転向した例に漏れず勝ち星補正をたんまりと受けて強化しやすいので、こちらも今後を見据えてどうぞ。

イクイノックス
「世界が認めし駿才」
キタサンブラック初年度産駒にして2022年の年度代表馬。この世代は他に金札馬もいないだけに実力は筆頭で、SP74、早めある、特性大舞台でこの世代では随一の査定。一方距離上限は2600mまでなので、3歳秋はクラシック路線よりも史実通り古馬との対決を狙う路線を狙った方が良いだろう。なお、新馬以外で府中と中山しか走っていない22年時点での査定ゆえに精神力が極端に低い点にも注意が必要。
続く2023年には2年連続年度代表馬、ジャスタウェイ以来となるワールド・ベスト・レースホース・ランキング年間1位など大暴れしたことを受けて『2024』にてSP76への上方修正、固有の追加、無印時点で持っていた大舞台・学習能力・クラシックギア・完全燃焼に加え海外遠征と坂超えを獲得し心許なかった精神力もかなり高くなるなど大きな強化を得た。
ただ、実績の割にはやや弱めのスペックとなっており、やはり近年の馬は弱めになってしまう法則が働いたのだろうか。
一方、新たに追加された固有「黒白を分かつ閃光」は2000m以上ではどのGⅠレースでも発動する可能性があるもので、オグリキャップの下位互換ではあるものの汎用性が非常に高い。史実期間終了後は積極的に継承を狙っていきたいところ。
ドウデュース
「友誼が生む逆襲の末脚」
この世代のダービー馬。有馬記念勝利を受けて無印と比べ上のイクイノックス共々強化を受けており、札価値こそ上がっていてサブパラの強化は4と小粒だがSPが2上がりこの世代の日本馬では彼しかいないSP70以上の持続持ちになり*20、青ウマソナ3つ獲得、距離適性も伸びて特性も一気に3つ貰い、総じてダービー馬の中でも上位の能力に落ち着いた。無印査定のイクイノックスになら勝てるだろうが当のイクイノックスも超強化を貰っているので彼相手だと少々厳しい。


アスクビクターモア世代の菊花賞馬。パワーDが若干気になるが、それでもSP70に距離適性2000m~3400m、早めあると使い勝手の良い能力で史実通り菊花賞制覇は濃厚。精神力A+や幼駒セリで購入可能なのも嬉しい。また、デフォルトで勝負根性A+、瞬発力Fで疾風配合の対象でもある。
『2024』から所有しないと現役中に亡くなるようになってしまったのが非常に悔やまれる…
セリフォス2022年のマイルCS勝ち馬。時期的なこともありSP69など銀札にしてはスペックが物足りない部分はあるが、早熟持続のウマソナ「わがまま」持ちなので「厩舎のボス」に育て上げるのも面白いか。
ハピ無札ながらSP66・瞬発力・賢さAを含むサブパラ合計64・早めある・非根幹距離持ちとかなり破格な能力を持つ。勝ち切れないイメージがあるが、マイナスウマソナは持っていない。
ハイアムズビーチ母ユキチャンの白毛馬で、父ドレフォンに産駒初勝利をプレゼントした実績アリ。競走能力は無札としても厳しいが、無札で入手できる唯一の白毛史実牝馬。

史実馬(20~)

『2024』現在において4歳馬より下にあたる年代。つまりゲーム内の査定における2023年末段階での3歳馬・2歳馬期の情報しか集まっておらず、評価の不定具合は上の10年代の馬の比ではない。
良くも悪くも「皆知っている直近の世代が実装されている」というプレミア感や身近な馬の登場を楽しむべきだろう。もっとも、自家生産を楽しむプレイヤーにとっては厄介なSHたちが出るまでのボーナスタイムと言えるかもしれないが…。

  • 砂の路線の隆盛と日本競馬未知の時代。10年代半ばに底を脱した地方競馬が勢いのままに大復活を遂げたのがこの年代。馬券売上が毎年のようにレコードを更新するなど、00年代・10年代前半では信じられないような情報が次々と飛び込んでくるようになった。
    • 結果、次世代を見据えた改革に取り掛かる余力も生まれたようで『2024』の目玉としてゲームに実装された3歳ダート3冠路線の成立や短距離路線の整備、大幅なダート番組表の改定も本来こうした取り組みの一環である。
  • 反面、こちらも10年代と同様に激怒さんユーイチ熊ちゃんカッチーなど80~90年代から主力を担ってきた名ジョッキー、あるいはふじさわ師(三上隆志)ややすだ(隆)師(市川)などといった名伯楽の離脱がいよいよ本格的なものとなる。
    更に2023年で史実期間が終わり、架空期間に入ると現実ではまだ引退していないでした。ノリさん相談役などもターフを去っていくことになる。こうなると本当に箱庭内の弱体化が著しいことになってしまうので、若手や後進の育成がいよいよ急務になる。ここに及んで手を付けていないオーナーはとにかく急ごう。
  • 一方、架空期間に入ると往年の名調教師たちが若返って再デビューするようになる*21。特に大おがた(山本豊之進)は能力が非常に高く架空期間序盤において頼りになるだろう。

20年生

  • 国内牝馬ではリバティアイランドが牝馬3冠を達成。20年代生まれの馬で現状唯一の固有特性持ちということもあり、彼女の取捨選択をどうするかは各々のプレイスタイルが問われるところ。
  • ダート路線ではBCクラシック2着のデルマソトガケ、トーシンブリザード以来22年ぶりに中央馬相手に南関東3冠を達成したミックファイアなどを始めとして非常に個性豊かな面々が揃っている。緑札無札レベルであってもダート・地方馬を積極的に取り入れるようになった『2024』のスタイルを色濃く感じやすい世代と言えるだろうか。
  • 欧州では大種牡馬ディープインパクトのラストクロップから現れたオーギュストロダンが英ダービーを勝つなど活躍を見せた。
  • でした。の盟友にしてデビュー以来関東を引っ張り続けてきたであろう激怒さんが遂に騎手を引退。現実でも全国リーディング経験者かつ2000勝ジョッキーという超大物だけあって、その離脱の影響力も転向後の補正の大きさも並々ならぬものがある。
    • が、ここで問題なのが50歳以上まで最前線で現役を続けた結果、調教師としての現役期間が既に20年を切ってしまっているということ。
      架空期間は70歳で強制的に、それ以下の年齢はランダムでという仕様で調教師が引退するので、長い目で見据えて架空期間をプレイする場合にはこの部分が結構響いてくるのだ。

リバティアイランド
「自由を映す気高き宝冠」
この世代の3冠牝馬。SP73・サブパラ72は揃ってこの世代の国内馬ではトップ。加えてトップジョッキーとなって久しい鞍上ゆーが固有特性持ちということで同世代史実馬の中では敵無しと言ってもいい性能。
一方で73年から続けてきたプレイヤーからすると既に彼女を倒せるほどの馬産規模や産駒を練り出せる時期にもなっているはずなので、素直に彼女を所有して3冠を獲るか、それとも自分の作った血統で相手取って轢き倒すかは各々のプレイスタイル次第になるだろう。
仔出しはこの手のポジションにしては意外にも「5」と平凡。金札査定と合わせてデアリングタクトの時の勇み足を反省したのだろうか?
タスティエーラ世代のダービー馬。SP69・サブパラ64とクラシック全連対の実績にしては少々物足りないが大舞台と根幹距離はちゃんと持っていて春の天皇賞も抑えている距離適性にウマソナも青4つと優秀で3冠の筆頭候補。今のところ早め普通査定のため3~4歳一杯は実力通り走れる。*22
デルマソトガケ全日本2歳優駿勝ち馬で、その後UAEダービー勝ちやBCクラシック2着など海外を主戦場とした活躍で知られる馬。今までの日本馬でもあまりなかったような活躍の路線ということもあってか、SP69と世代牡馬では芝クラシックを勝った牡馬3頭と同等以上の評価を受けており、精神力A+に特性やウマソナも海外遠征向きのものが目立つなど面白い揃えになっている。
一方国内で戦う場合は特性の傾向や距離上限が2000mまでということもあって、単純スペックや札査定で上回っているはずの下記のミックファイアの後塵を拝しがち。米国遠征もそのまま使った場合は湧いてくる架空馬やあちらとの査定の差もあって史実ほどの成績は収めにくいかもしれない。幼駒セリで札無しで購入可能だが、母アムールポエジーも史実関東オークス馬でそれなりの競走能力を持つ。
ミックファイア
「曇りなき炎の英雄」
ギリギリとなる体制最終年、20年以上ぶりに現れた無敗の南関東3冠馬。銅札にしてはまずまずのSP67に、1600~2200mという国内主要距離をカバーし切る距離適性、交流巧者・二の脚・大舞台と一通りの有用な特性を持ち合わせているところまで含めて、20年代版トーシンブリザードと呼ぶべき性能をしている。コスパの良さに関しても同上。
やはりこちらもリバティアイランドと同じく同世代史実馬では敵無しであるため、所有して使うかそれとも自家生産馬で倒すかの判断が委ねられるところ。
仔出しこそ「4」と平凡ながらも高確率でダート3冠を達成する関係で3冠配合に用いやすいことに加え、父シニスターミニスター・母父ブライアンズタイムという血統構成から(確立状況次第では)両親ST系の種牡馬としても運用可能。架空期間以降で彼の血統を隆盛させてみるのも面白いかもしれない。少なくともこの部分に関してはトーシンブリザードよりも格段に優れてはいるか。
なお3代母にオールアロングを持つが、繁殖牝馬専用馬を介する関係であちらからの直接入手は不可能。元々銅札査定の上に幼駒セリで購入可能なので入手手段で困ることはないが…。

スキルヴィング2023年の青葉賞馬で、同年のダービーでは2番人気を背負った。非所有の場合早世してしまう。
銅札ながらSPは67。サブパラの平均値なども含めて史実牡馬クラシックの勝ち馬たち*23と比べると流石に見劣りするが、瞬発・賢さはA+と必要十分。距離適性も2200~3200mと、史実では未知の領域である菊や春天、グランプリの舞台を射程に捉えた設定となっており、ロマンと温情を感じる査定と言える。早世馬の保護プレイや、史実期間最終盤とはいえ一定の能力を持つ牡馬史実馬として父キタサンブラックの確立支援のために所有してあげるのもよいだろう。牝系はロジユニヴァースやディアドラと同じなので所有する場合はその点を意識しても。

21年生

  • 概要部にもある通り、ゲーム査定時点での史実2歳馬はほとんどの場合で能力の低い馬が多い。なので、ハッキリ言うなら自家生産馬を使った方がよっぽどいい世代。
    ごく稀に札価値の割に能力があったり血統背景の良い掘り出し物もいたりするが…。

ジャンタルマンタル世代の2歳王者。それにしては緑札だが、SPが67でサブパラにAが2つに特性が3つ、この世代では彼のみとなる持続持ちとかなりの優良物件。

シンエンペラーホープフルS2着馬だが、1着のレガレイラとSPが同じかつサブパラもあちらより高いのに緑札とこちらもやけにお買い得。海外セリで札無しで購入可能。

レガレイラホープフルSでテンモン以来43年ぶりに牡馬相手に2歳の大レースを制したり*24、後述の3歳時の有馬記念でスターロッチ以来64年ぶり2頭目となる3歳牝馬による有馬記念制覇を達成したりと特異な偉業を複数成し遂げている牝馬。…にしては『2024』時点ではSP66ながら緑札とやけにお買い得。特性も「牡馬混合」「直一気」と悪くない。
いっそのこと祖母ランズエッジ(銅札)から所有してステレンボッシュ*25やアーバンシック*26ごとまとめて自家生産した方がお得か。
なお、ここから更に有馬記念を制したため『2025』での札の格上げと能力上昇は必至となった。
ジャスティンミラノ『2024』査定時点で1戦1勝のキズナ産駒*27。言わずもがな能力値的にはクラシックどころか重賞も怪しいので『2024』で使うのであれば自前でエディットした上で、次回作以降のコエテクリニンサンの査定と見比べてみるのが楽しいかも。
母マーゴットディドや姉マジックアティテュードはそれぞれGⅠ勝ちの実績があり、彼女らもそこそこの性能で競走馬として収録されている。その母系は『2024』時点では銀札査定*28
アマンテビアンコ『2024』査定時点では中央2歳ダートオープン特別のカトレアSの勝ち馬で白毛馬*29。上述ジャスティンミラノ同様能力値はまだまだ。仮想査定を楽しむのもアリか。
母ユキチャンなのでシラユキヒメ牝系を抑えていれば自家生産も容易。

コメント

  • ~19年じゃなくてSHまで包括しちゃってもいいんじゃないでしょうか -- 2023-06-01 (木) 15:04:34
    • SHって需要あるのかな?史実年代スタートだとドステ以外あまり需要なさそうな気がするけど -- 2023-06-01 (木) 18:40:59
      • そもそもおすすめ史実馬+SH(20年代)を作ればいいのではという説がなくもない
        20年までは史実馬なのよ… -- 2023-06-02 (金) 20:56:20
      • 20年まで書いちゃいますか? -- 2023-06-02 (金) 21:13:22
      • 20年まで書いて、需要があるかは不明ですがドステを除くSHは別ページでまとめるって方が収まりは良いかもしれませんね -- 2023-06-05 (月) 02:56:38
  • バーイードさんって能力値的にここには入らない感じですかね -- 2023-06-24 (土) 13:11:04
  • アルシャインって父エピファネイアさんじゃありませんでしたっけ? -- 2023-09-20 (水) 12:04:24
  • ウマ娘に出てくる馬でサウンズオブアースは能力どころか札価値的にもイマイチな気が。銅でSP65だとなぁ…。 -- 2023-10-13 (金) 15:42:44
    • SP68の間違いでしたか、失礼しました。 -- 2023-10-13 (金) 23:52:50
  • マリアライトのSP68は牡馬にも勝ったにしては、低いと思うのは気のせい?70はあってもいいと思うのですが。 -- 2023-11-03 (金) 09:20:36
  • サトノクラウンはホームラン型のような気が。タスティエーラ以外重賞馬がいないどころオープン馬すらいない…。 -- 2023-12-07 (木) 00:28:41
  • さて、イクイノックスは日本馬では135の最高レートになるが、エルコンドルパサーの基本スペック(SP77・サブパラ91)を2024で超えられるか? -- 2024-02-21 (水) 12:47:45
    • エルコンより弱いかもという懸念点があるとすれば、体質と走った距離だが果たして… -- 2024-02-25 (日) 20:57:02
    • レーティングで物差しを図るならハービンジャーとシーザスターズの間であるSP77くらいでしょうか。サブパラはおそらく70~80あたりになると思います。エルコンとの差は体質とダート適正くらいでしょうね。 -- 2024-03-09 (土) 19:41:15
      • 現状カタログスペック的に、体質がネックでエルコンを超えるのは無理そう?固有次第ではエルコンより使い勝手はよくなりそうであるが。 -- 2024-03-13 (水) 13:26:21
      • 少なくとも健康でエルを超えることは無いでしょうね。アモアイのSP上げたような査定かも -- 2024-03-13 (水) 17:40:42
      • パワーC+はさすがに草生えた -- 2024-04-01 (月) 22:20:47
  • 2013年の海外馬は金札だとナイキスト、アロゲート、ソングバード、マインディング辺りは使いやすいと思いました。それぞれ3歳ダート、古馬ダート、牝馬ダート、欧州芝の短中距離でトップクラスの活躍が期待できます。それ以外だと銀札のタリスマニックとトワイライトペイメントはスピードのわりにサブパラが高いので育てれば強いです。 -- 2024-03-10 (日) 10:29:00
  • 個人的な注目株は2013年生まれの銅札リッジマン。スピードこそ62と低めなもののそれ以外のステータスが軒並み高くてサブパラ合計はなんと世代トップタイの81。育てばかなり強力なステイヤーになる素質を秘めてる。 -- 2024-03-11 (月) 01:35:09
  • イクイノックスはSP76サブパラ計76、早めあり、自在先行の虹維持です。パワーがC+のままなのでカタログスペックほど強くないかもしれません。 -- 2024-03-14 (木) 00:35:43
    • 固有持ちで2000m以上のG1ならどのレースでも発動するのでパワーさえ伸びればという感じでしょう。 -- 2024-03-14 (木) 01:15:37
  • タイトルホルダー、エフフォーリア、デアリングタクトが金札降格。エフフォーリアが早熟普通に変更されました、やっとかって印象です。 -- 2024-03-14 (木) 02:00:33
  • タクトちゃんはともかくタイホとエフは数作しか虹じゃなかったんだから別にやっとでもなんでもないでしょう… -- 2024-03-27 (水) 01:38:27
  • 20年代の馬ってこっちに書く予定ですか? -- 2024-03-31 (日) 11:42:14
    • 『10 2024』の現状20年代で書けそうなのが3歳期の査定までの20年生まれの馬だけになりますし、この先スーパーホース関連の記述を増やすのでなければ19年生まれの後に併設しちゃっていいかもしれません。もちろん定番の年代解説とか入れてみるのも面白そうですが -- 2024-04-04 (木) 13:12:50
  • 「10 2024」だと、レガレイラが緑札で買え、スピードも66とお買い得! -- 2024-03-31 (日) 22:35:12
  • ぶっちゃけエフフとかよりもディープボンドの査定の方が変えるべきだと思わん事もない。現役だから下手に変えられないのかもしれないけど -- 2024-04-02 (火) 18:17:55
  • ↑詰め甘とズブい持ってるからカタログほど走らないしまあ… -- 2024-04-02 (火) 20:16:25
  • 20年代の作成ありがとナス! -- 2024-04-07 (日) 12:35:10
    • とりあえず叩き台も兼ねて概要部分と20年生の項だけ作っておきました。流石に2歳時の成績でしか語りようのない21年生と以降のスーパーホースや架空期間だのは他の詳しい私にお任せしたいところですね。 -- 2024-04-07 (日) 13:13:49
  • マキシマムセキュリティは禁止薬物の投与で2024年1月サウジカップ失格となりました。 -- 2024-06-27 (木) 09:27:18

*1 『9 2022』では成長型が早めあるだったため、クラシックでのドゥラメンテの立場が無かった
*2 今作では父キングカメハメハは追加法則により父母父ラストタイクーンをST系で確立しなければSP系で確立するようになり、母父サンデーサイレンスもSP系で確立するようになったため父と母父を確立しても両親SP系にすることが可能になった
*3 緑札馬ブラヴァスの母でもあるが、金札SHヘーエプンクトは『10』への移行に当たりいなくなったことに注意
*4 サブパラ81は世界中の所有可能な緑札の中でも当然ながらぶっちぎりの単独1位…というか銅札まで対象を広げても単独1位、銀札まで広げてようやく同値以上がポツポツ出るレベル(日本の銀札に絞るとロジータを抑えまだ単独1位、ほとんどの日本の金札馬より高い)。健康以外でS査定を貰っている緑札はこの馬のみ。同世代で比べるとナイキストとトップタイ、10年代生まれの日本馬でサブパラ80以上の馬は本馬を除くとキタサンブラック、グランアレグリア、コントレイルのみである…ウイポ全体で見ても異質な存在と言える
*5 正直、金札にしては能力が足りない気が。かつてのシヨノロマンのように過去作『9 2022』でSHヒカリノムコウを産んだことが謎査定の原因になっているのかも?
*6 レース後に疲労が上昇するデメリットがあるので健康が低いままだと注意が必要
*7 アーモンドアイと比べて見劣りはまだしも、競走能力は金札にしてはかなり物足りないスペック。しかも、SHを産む訳でもない。曲がりなりも牡馬相手のGⅠは勝っているのでもう少し能力を上げても良いのではという気がしないでもないが…
*8 ファレノプシスを所有+オート種付けorトウカイテイオーを種牡馬引退間近まで自己所有してプレイヤーの操作で種付け
*9 過去はスカーレットリボン⇒エコルシュ⇒スカーレットブーケがサードステージの母馬だった。『7 2007』からはファレノプシスに母馬が固定される。一方、父がトウカイテイオーなのはどのシリーズでも変わらない
*10 強いて言えば、足りないのは固有特性が無いことくらい
*11 史実ではBC前に骨折で引退したため出走していないのだが、ウイポでは再現されていない
*12 とはいえ国内も国内でチュウワワィザード等強敵揃いなうえ、国際GⅠが少ないので金殿堂を目指すなら海外に出る方が楽ではある
*13 サートゥルナーリアは精神力E+かつ左回り×、ワールドプレミアはパワー・精神力・賢さ共にE+。更になぜか金札扱いなので、全く割に合わない難点も
*14 本馬含め無印では3頭、『2024』では4頭。また、『2024』初登場のアマンテビアンコも『2024』時点では羽田盃勝ちが反映されていないので白毛の史実牡馬としては本馬が最も競走能力が高い
*15 『10』無印ならパーソロン・ヘイロー確立、サンデーサイレンス未確立でも祖父母ST系が成立できた
*16 パンサラッサとウシュバテソーロ。ただし両者ともにサブパラ合計が高くなく、特に前者は脚質大逃げが、後者は成長型晩成普通がそれぞれ足を引っ張っている
*17 金札なのに史実の春天勝ち馬ワールドプレミアが明らかに弱すぎるため。SP70・サブパラも45しかないという不遇ぶり
*18 無印では61。健康と賢さを1ずつ削られている
*19 無印では遅め持続
*20 外国含めてもこの馬とモダンゲームズのみ
*21 パワ◯ロで言うところの転生選手に近いもの
*22 早枯れ疑惑のあった本馬だが、4歳の天皇賞(秋)で2着に入ったので早め普通以上は確実となった
*23 『2024』時点ではSP69で揃えた査定となっている
*24 GⅡに昇格して以降で初めての牝馬による制覇であり、かつ前身となるラジオNIKKEI杯2歳Sが暮れの牡牝混合2000mになって以降でも彼女しかいない
*25 世代の桜花賞馬。『2024』査定時点でも阪神JF2着なだけあって銅札にSP65・サブパラ合計59と、阪神JFを勝った銀札のアスコリピチェーノと差のない能力を持つ
*26 世代の菊花賞馬。『2024』査定時点では2戦2勝無敗ながら重賞未出走なため無札かつSP60だが、世代で5頭しかいない距離適性上限3000m以上の馬だったりする
*27 後に共同通信杯を制して無敗の皐月賞馬となる。デビュー時点で特別注目を集めていたわけでもなく、重賞出走歴もなかった時点の本馬が収録馬として選ばれているのはやや不思議に思えるが…
*28 本馬の4代母に当たるカリアナイル(1974年生)が欧州に繁殖牝馬専用馬として出現するが、能力・仔出しは低いものの父サーゲイロードなどなかなかの良血
*29 後に3歳ダート3冠開始後初の羽田盃を制し白毛牡馬初のGⅠ級競走勝ち馬となる
閉じる