東方輝針城/機体性能

Last-modified: 2023-07-16 (日) 00:02:49

基本事項

  • 機体・ショット
    主人公が3人、それぞれ装備が2種の計6機体。過去作と異なり、高速ショットは装備で変化しない。
    ほとんどの敵に高速ショットを撃ち込むとたまにPアイテムが、
    低速ショットを撃ち込むと頻繁に緑点が出る。(フルパワー時は高速ショットでも緑点が出る)
    ミス時はPowerが0.50減少、Pアイテム(小)を7個放出する。
  • ボム
    初期数は3個で、4個以上持ったままミスをすると3個に戻ってしまう。(完成していない"スペルカードのかけら"分はキープされる)
    紅魔郷のようにボム発動時にアイテムを回収するシステムが復活した。
    喰らいボム受け付け時間は風神録などと同様8フレーム固定で、何度出しても短くならない。
  • エクステンド
    かけらの取得でのみ起こる。(今作ではエクステンドアイテムは出現しない)
    命のかけら life.jpg
    スペルカードのかけら bomb.jpg(当wikiではときどきボムのかけらと表現していることもある)
    残機はかけら3個、ボムはかけら8個で増加する。(今回はいずれも固定)
    残機が最大数(8機)のときに命のかけらを取るとボムのかけらと同じ扱いになる。
    • 出現条件
      • 一度にアイテムを大量に回収し、ボーナスを発生させる(ただし、回収したアイテムが19個以下の場合はノーボーナスとなる)
        「回収」とは上部回収やボム発動時等のアイテムの自動回収のこと
      • ノーミスノーボムでボスの攻撃を一段階撃破する(一部例外あり)
        ボスの攻撃が通常かスペルカードかを問わない。耐久スペルは取得すればよい。
    • かけらの種類
      通常はスペルカードのかけらが出現するが、以下の場合は命のかけらが出現する。
      • ボーナス倍率が最大値(x2.0)(具体的には、60個以上のアイテムを一度に回収した場合)
      • プレイ中でスペルカードのかけらの出現機会5回ごとに、スペルカードのかけらの代わりに出現
        1☆→2☆→3☆→4☆→5♡→6☆→7☆→8☆→9☆→10♡→……
        スペルカードのかけらを取りこぼさずに進めると、スペルカードゲージをカウントメモの代わりにできる。
        (ただし残機が最大数(8機)のときに命のかけらを取った場合や咲夜Aのボムを完走した場合はズレる)
  • 基本方針
    道中の敵が多く出現する場面で、敵を一掃してアイテムが画面下に消える直前でボムを撃つと、容易に命のかけらを入手できる。
    ボムを自機に還元する感覚でいよう。抱え落ちの損失が大きいので、ボムは積極的に使うと良い。

性能

博麗霊夢

特技:当たり判定が僅かに小さい
高速ショットがホーミング弾で、道中攻略に役立つ。挙動が魔理沙や咲夜より素直なので扱いやすい。

r.jpg
高速ショット:ホーミングアミュレット
神霊廟のものとほぼ同じ、速度遅めで連射数の少ないホーミングショット。神より火力が低下しているが、P3以上の火力は上昇している。
火力は低いが、どこにいても攻撃が当たるので使いやすい。

霊夢A(妖器「お祓い棒」使用)

「翻弄される回避重視タイプ」こと自動ロックオン機体。
自動的に敵をロックオンして攻撃し続ける高火力な低速ショット、圧倒的高火力のボムが特長。
ボス戦では正面を取り続けなくても一応ダメージは入るため避けに集中しやすい。
しかし攻撃範囲は狭く速度が遅いので、雑魚処理は一工夫必要。火力は高いので、速攻はかなり得意。
道中で低速移動ばかりしていると雑魚を処理しきれずに大変なことになるので、低速に切り替えてお祓い棒を投げつけるタイミングをよく考えよう。
ボムは攻撃重視型で弾消し範囲も狭いため決めボム推奨。苦手な攻撃はためらいなくボムで飛ばしてしまおう。
性能はかなり高いが、ショットもボムもクセが強いため的確な運用には一手間必要。
中級者向け。
ra.jpg
低速ショット:よくばり大幣
円形の攻撃範囲を持つ追尾ショット。パワーアップすると、火力と攻撃範囲が向上する。
範囲内全ての敵に攻撃できる優秀な性能。雑魚ならほぼ瞬殺の火力がウリだが、速度は遅い。
低速ショットを撃ち始めると霊夢の前方に出現、自動的に敵を追尾する。
ショットを止めるか低速移動を解除すると少し間を置いて消滅し、位置がリセットされる。
お祓い棒に最も近い敵に向かって移動・攻撃を行う。ロックオンする敵は霊夢の位置に関係なくお祓い棒の座標からの位置で計算される。
攻撃範囲が狭く速度も遅いため、雑魚処理目的の場合は設置パターンを考える必要がある。
的確に設置すれば、高火力の範囲攻撃で雑魚を手早く処理できるのでとても強力。上部回収もしやすくなる。
メインショットで片側を、逆サイドをお祓い棒で制圧することも出来る。下から来る雑魚にも強い。
ボス戦では正面を取らなくても攻撃を当てられるので、避けに集中できる。
敵の近くで高速から低速に切り替えて大幣を出現させると敵の中心に大幣が配置される。敵の中心に大幣が配置されている状態では時間当たりのヒット数が増加し最高火力を発揮するが、時間経過によって徐々にズレて最終的に端しか当たらなくなる。定期的に低速を解除して当てなおそう。
永夜抄のマリス砲のように低速ボタンを連打することで、大幣を敵に当てつつ高速移動のホーミングショットを撃ち込める。
大幣中心当てと合わせれば最強クラスのダメージ効率。連打間隔はマリス砲に比べかなり短いので余裕のあるときに。
スペルカード:妖器「無慈悲なお祓い棒」
霊夢の目の前を大幣で8回なぎ払う、近接なぎ払いボム。発動中は移動速度がかなり低下、ショットが出なくなるなど魔理沙のマスパ(今作ではダスパ)との類似点がある。
火力は異常なほど高いが攻撃範囲・弾消し範囲はかなり狭い。遠距離をショットでフォローすることも出来ない。つまり発動中は遠距離攻撃が不可能で、移動も困難なためお世辞にも道中向きとは言えない性能。道中での利用は計画的にしたいところ。
その特性上ボス戦でも決めボムが基本となる。しっかり最初から当てれば、難易度問わず1ボム1攻撃飛ばしが安定する。通常だけでなくボスの耐久が低いスペカも飛ばせてしまう。ただしボムの出始め攻撃を空振りしてしまうと1形態飛ばせないこともある。
先端を当てるより根元の棒の部分を当てた方が攻撃力が高いので、決めボムの際はあらかじめ準備しておきボスキャラにギリギリまで近づいて根本付近を当てること。

当てる場所による威力の比較

6面ボス通常攻撃4にて実験。8回当てたときの総合ダメージ。
・先端…円ゲージの1/2弱
・根元…  〃  2/3程度
参考:ダークスパーク 6割弱

霊夢B(妖器を使用しない)

「伝統のバランスタイプ」ことおなじみの針巫女。非常にオーソドックスなタイプで、道中でも安定した戦い方が出来る。
高速時のホーミング、低速時のニードル、弾消し範囲の広いボムのおかげで道中でもボス戦でも扱いやすい。
ただし今回はショットもボムも火力が低下しているので、従来のような感覚で扱うと痛い目を見る。
クセの少なさ、扱いやすさは随一だが今ひとつ感があるのは否定しがたき事実。
rb.jpg
低速ショット:パスウェイジョンニードル
正面に高速の針弾を大量に飛ばす。
収束度はこれまでで一番低く、攻撃範囲は広めだが正面火力が犠牲になっている。
ボス相手でも全弾命中することはないので、結果として火力は並程度。
FullPower時の火力は、6本当てだとなんと全機体中最低。攻撃開始時だけでも7本しっかり当てておきたい。
ゲーム中に「威力は最高クラス」とはあるが、はっきり言ってなのでアテにしないように。
パワー3になると本数が下がるのに範囲は微妙に広くなり針収束率が低下、火力が大幅に低下する。
スペルカード:霊符「夢想封印」
霊夢の代名詞であるボム。自機の周りをしばらく回転し、その後敵をサーチして炸裂する光弾を8発放つ。

ダメージ・弾消し範囲ともに優秀だった過去作とはうって変わって攻撃力が下がってしまった。しかし攻撃重視ボムやバリアボムなど個性的なボムが多い今作では割と扱いやすい部類に入る。
弾消し範囲が広く道中では非常に強力。ボス戦では火力が低いためあまり頼れないが、回転時にも攻撃力があるので、かすらせることによりダメージアップが期待できる。星・神同様、ボスに重なると一瞬で炸裂してしまい総合ダメージが低下するので少し距離を取ること。
ダメージアップの小テクを述べたが、基本弾消し用ボムの感覚で使うのがよいだろう。

 

ダメージ、弾消し範囲、無敵時間などで霊夢Aの「無慈悲なお祓い棒」と対照的な性能となっている。

霧雨魔理沙

特技:僅かに低い位置でアイテム回収出来る
攻撃範囲は自機の真正面が中心で、他の2人に比べ狭い。
風~神までと異なり低速時のアイテム吸収範囲が他キャラと同程度になっているので、かけらを落とさないよう注意。
m.jpg
高速ショット:イリュージョンレーザー
P1,2では正面に、P3,4ではそれに加えて斜め方向に、火力の高いレーザーを撃つ。今作でも敵を貫通しない。

魔理沙A(妖器「ミニ八卦炉」使用)

「散熱の威力重視タイプ」と謳う機体。敵に近づくほど高火力な低速ショットに強力なボム、看板に偽りなしの性能。
低速遠距離時の火力がかなり低いこと、低速切り替えからショット発生までにタイムラグがあることから、
画面上部から現れる敵の速攻、動き回るボスへの攻撃は実際のところかなり苦手。
近接時は強力だがそれ以外の場面は絶望的という、ハイリスクハイリターンなタイプ。
幸いボムダメージは強力。ボムがこの機体の生命線とも言えるので、うまく使っていきたい。
道中、ボスともに入念な張り付きパターン構築が必須。上級者向け。
ma.jpg
低速ショット:八卦ファイア
弾速が遅い炎弾を前方に放射する。敵に近づくほど高火力。
射程は画面8割ちょっとで、下端にいると最上部には届かない。
自機の後ろにも攻撃判定が出るので、妖精による後ろからの体当たりは他機に比べて少しだけ食らいにくい。
発生・弾速ともに遅いので、遠距離に届くまでかなり時間がかかる。
発生の遅さから雑魚の速攻をする場合でも先出ししておかないと撃ち漏らしてしまうこともしばしば。
ボス戦でも、移動速度の切替を頻繁に行うと簡単にタイムアップしてしまう。
炎の色と敵の弾(赤い光弾や小粒弾)がかぶって見づらくなることもあるので注意が必要。
全体的にとても扱いにくい性能だと言える。
スペルカード:妖器「ダークスパーク」
黒くなったマスタースパーク。前方広範囲にレーザーを照射する。
攻撃範囲が広く高火力。発動中は移動速度が大きく低下し、ショットが出なくなる。
神霊廟と同様に、方向キー入力で射出方向をある程度調整できる。
今作ではボムにアイテム回収能力があるので道中でも使いやすくなったが、
効果中の移動が遅いので、下部で使うとボムで倒した敵のアイテムの回収が困難になる。
アイテム回収は相変わらず苦手だといえる。
上部で欠片の回収まで粘って、無敵が切れた時に被弾しないように。

 

霊夢Aの「無慈悲なお祓い棒」のライバル的存在。あちらは近接攻撃特化だが、ダークスパークは画面下にいてもしっかりダメージを与えられる扱いやすさが魅力。決めボムに緊急ボム、チキンボムと幅広い使い方ができる。

魔理沙B(妖器を使用しない)

「自給自足の霊力吸収タイプ」ことミサイル魔理沙。特殊な低速ショット・ボムでPアイテムを大量に取得できる機体。
アイテムを増やすことはボーナスの発生へと繋がり、他機体では出来ない大量のエクステンドも可能。
突き詰めれば難易度問わず容易に残機をカンストできる。難易度が高いほど残機を増やしやすい。
被弾によるパワー減少からの立て直しが早いことも魅力。低速ショットの火力自体もトップクラス。
ただし、使いこなすには他の機体にはない特殊なパターン構築が必要となる。
ボム火力が低いので、ボス戦でも他の機体とは違う立ち回りが必要になる。中級者~上級者向け。
mb.jpg
低速ショット:マジックドレインミサイル
神霊廟のものとほぼ同じ、初速の遅い炸裂弾を前方に発射する。連射力は低く攻撃範囲は狭いが、範囲内の全ての敵にダメージ。
とても火力が高い(遠距離では全機体中最高)。今作ではボスに張り付かなくとも、どの距離でも安定した高火力を叩き出す。
ただし攻撃範囲は咲夜Bに次いで狭いので、弾避けに専念したボス戦ではタイムアップに注意が必要。すきを見て当てていこう。
敵に当たるとPアイテムが出現する。出現間隔はボスに高速ショットを当てたときと同程度。
スペルカード:マジックアブソーバー
接触した敵弾をPアイテムに変換する円形の魔法陣を長時間展開する。
敵弾5発に付き、Pアイテムが1個出現する。300発弾消し=P(小)60個=命のかけら出現。
ただし、敵のスペルカード中は弾消しのみでPアイテム変換が出来ない。
敵弾の多い高難易度で真価を発揮する。ボムを撃った方が結果的に得をする場面も多い。
面積は風神録の霊撃の1/4程度で広いとは言えない。弾消し判定は見た目よりやや広く、魔法陣の外側の白い部分まで存在する。
展開後魔法陣は上へと移動。上がる速さは少しずつ大きくなる。画面外へ出ても連発することはできない。
無敵時間は短めで、魔方陣が消えるよりも先に無敵時間が切れるので注意。
無敵時間が切れても、魔法陣の中にいれば体当たり以外は防ぐことが出来る。
魔法陣が消えるまで次の魔法陣を展開できないため、連続的な無敵時間を得ることは不可能。
そのため非常に抱え落ちしやすい。的確な陣の展開を。
魔方陣の瞬間火力は低いが出だしは長時間ヒットする為、近付いて撃った時のみなかなかの火力になる。ダメージ目的で撃つなら密着から撃ちたい。
ボスの通常弾幕の弾源に展開する事で高難易度では残機を荒稼ぎする事が出来る。

十六夜咲夜

特技:アイテムの落下速度が僅かに遅い
どちらもボムの攻撃力はゼロ。ショットの挙動も特殊なため、慣れないうちは少し扱いが難しい。
s.jpg
高速ショット:スローイングナイフ
前方に大量のナイフを投げつける、広範囲ショット。妖々夢の幻符の高速ショットに似た性能。
道中では便利だが、ボス戦ではほとんど役に立たない。

咲夜A(妖器「シルバーブレード」使用)

「輝く銀の牽制攻撃タイプ」当たった敵の動きを遅くするショットで一風変わったパターンを構築できる機体。
クセは非常に強い。特に道中では、慣れないうちは雑魚の処理に時間がかかるのでかなり扱いにくい。
一方ボス戦は、サーチショットのおかげで正面を取らなくてもダメージを与えられるので使いやすい。
道中でも低速ボタンを連打することで疑似ホーミングショットのような使い方ができるため、殲滅力も十分。
ボムは早め早めの使用が生きる。苦手な弾幕に対して先手を打って使っておくことで、精神的余裕ができるかも。
また特性から魔理沙Bに次いでエクステンドしやすい(後述)。
ショットの挙動は特殊だが、総合的には高性能な機体。初心者~中級者向け。
sa.jpg
低速ショット:妖剣シルバーブレード
敵をサーチし飛んでいくナイフを展開、発射する。
当たるとそのまま刺さり続ける。最大数刺しきるか高速移動に切り替えると爆発、円形範囲にダメージ。
同じ敵により多くのナイフが刺さると爆風が大きなものに変わり、爆風自体の威力も上がる。
またナイフの刺さっている間その敵の時間進行が遅くなる。
大量の弾を出す雑魚敵の動きを鈍くしつつ、メインショットで速攻すると敵弾を減らすことも可能。
ボス戦ではタイマーの進みが遅くなり、弾幕の発射感覚もややゆるやかになる。
高速のばら撒き弾や固定弾に対して非常に有効で、他機体に比べて難易度が一変することもある。
なおフルパワー限定だが、ボスに密着し低速ショットを撃ちつつ1秒に2回ほど一瞬高速に切り替えるのを繰り返すと、
大きな爆風が間断なく発生し続けて大ダメージを与えられる、通称咲夜砲と呼ばれるテクニックが存在する。
永夜抄のマリス砲と逆の操作だと考えよう。
ボスに張り付きやすい形態で速攻できるほか、初弾が来るまでの時間が長い形態への先制攻撃に役立つ。
参考リプレイ fileth14_udsp18.rpy

咲夜砲のコツについて詳細(東方幻想板、輝針城スレPart.23より引用)

214 :名前が無い程度の能力:2013/10/01(火) ID:bYlh8zKs0

咲夜砲は小さい爆発しか起きないなら切り替えが早すぎ、爆発が連続しない場合は遅すぎるので要練習

攻略wikiの機体性能のところに貼ってあるリプで、オプションの動きをよく見てみよう

あと、体感的には初弾だけ気持ち長めに溜めて(フルチャージでなくてもOK)、

次弾からリズムよくやった方が成功しやすい気がする

スペルカード:妖器「銀色のアナザーディメンジョン」
画面を暗転、アイテム回収と同時に自機周辺の敵弾を消しつつバリアを展開する。バリア展開時間は600F(約10秒)。
バリア展開中に被弾すると画面全体の敵弾が消え、バリアも消滅する。同時にもう一度アイテム回収が発生。
つまり1ボムで2回アイテム回収することも出来るので、魔理沙Bに次いでエクステンドしやすい。
展開後に被弾しないままバリア有効時間が終了すると、スペルカードのかけらを3個放出する。
被弾さえしなければ一部戻ってくるということなので、回収兼抱え落ち防止として雑に使っていける。
バリアが時間終了で消滅したとき直後に無敵時間は存在しないため、終了後即被弾したりしないよう注意。
なおバリア展開時、バリア展開中の被弾時は1秒程度自機を動かせなくなる。
地霊殿のにとりボムと異なり、スペル中に発動するとそのスペルは失敗となる。また、ショット火力も上昇しない。
バリア展開したままスペルカードに入れば失敗にはならないが、被弾すれば当然失敗となる。

咲夜B(妖器を使用しない)

「しっかり者のアイテム増加タイプ」
雑魚相手にも緑点を生成できる、稼ぎ重視タイプ。
アイテム重視と謳ってはいるが、実際に増えるのは緑点でPアイテムなどは増えないので注意。
ショットもボムも性能が極めて低く、スコア稼ぎ以外に機体特有の強みがないため、とてもクリア向きの機体とは言えない。
スコアアタック用の超上級者向け機体と言える。
低火力の自覚はあるのか、メインショットのダメージはP0.00の16から変化しない。
sb.jpg
低速ショット:スマートロバー
メインショット2way + オプションから斜めに出て自機の目の前から直進するナイフを撃つ。
密着すると緑点の生成効率が上がるが火力は向上しないので、クリア狙いなら密着する意味はない。
両脇のオプションから出るショットの火力は無に等しいので、ダメージを与えたければ正面を取ること。
火力はそこそこ高いが、攻撃範囲が非常に狭く道中では雑魚の処理に苦労する。
ただし雑魚敵に撃ち込むことでも緑点が出る。稼ぎでは無視できない。
遠距離にも安定した攻撃ができるだけ八卦ファイアよりは扱いやすいかもしれない。

スペルカード:時符「デュアルバニッシュ」
画面全体の色を反転し、敵弾の時間を短時間停止したのち2倍の緑点に変える。無敵時間は短く、攻撃力はゼロ。
この機体の弱さを根幹から支える歴代最弱クラスのボム。ある程度避けてからボムを撃たないと2ボムでも飛ばせない弾幕が多く、ボムゲーで突破する箇所にも綿密なパターンが求められる。
大量の雑魚を一気に殲滅したい場合は自爆も利用していかないとボーナス機会をみすみす失うことも。
効果中は当たり判定を失う。そのため効果時間中大量にかすることが出来る。(地霊殿の霊夢Aと同様)
総合的な性能は妖々夢の時符「パーフェクトスクウェア」に近い。
大量の緑点を生産するため、敵の弾幕によっては非常に画面が見づらくなる。
注意すべき点として、弾消し耐性のある弾にボムを使うとボム後に再度動き出してしまう点、レーザー弾源を消さずに時間を止めるので発動時に画面内に出ているレーザーは消えるが、効果時間中に射出されたレーザーは終了後に展開される点が挙げられる。
ボムの前にあった弾と効果時間中及びボム後に発射された弾を同時に相手にすることになり再度のボムや被弾になりやすい。
4面やEXのように大量のレーザーが押し寄せる場所では、効果時間中にちょろちょろするとレーザーで画面が埋め尽くされることも。
このように、使っても全く安心出来ない地味に厄介な特性。

ボム無敵時間

ver 0.01b ±1~2F程度の誤差があるかもしれない

機体F備考
霊夢A4.85291F
霊夢B4.02241F従来に比べて短め
魔理沙A5.70342F最長
魔理沙B3.33200F展開時間はおよそ8.5秒
咲夜A2.00120Fバリア展開時・被弾時ともに同じ
咲夜B3.00180F

攻撃力比較

定義:FullPower時の撃破速度

咲夜A(密着)>魔理沙A(近距離)>魔理沙B>魔理沙(3本)>咲夜A>霊夢B(7本)>咲夜B≒魔理沙A(遠距離)>霊夢A(遠距離)
 >咲夜(近距離)=霊夢B(6本)>霊夢魔理沙(2本)>>>咲夜(遠距離)>咲夜A(サブ)>>霊夢A(サブ)>>>霊夢(サブ)

太字は高速時。
霊夢Aはサブショットをこまめに設置し直す、マリス砲するなどで火力が向上する。
魔理沙Aの遠距離は最下段からのものだが、ボスの位置によって変化する。
魔理沙Bは距離による変化がほとんどない。あっても誤差レベルでほぼ無意味。
咲夜の遠距離はメインショットのみ当てた状態。近距離はメイン+サブ3way。
咲夜Aは密着状態で逆マリス砲すると、魔理沙A密着を上回る火力が出る。
(首符「クローズアイショット / ろくろ首飛来」をレーザー発射前に撃破可能な唯一の機体)
なお、これらの序列はお椀に入った6ボス相手には適用できない。

SpellPractice 飛頭「マルチプリケイティブヘッド」(E)撃破時間比較

FullPower ver 1.00b

機体撃破時間(s)備考
霊夢(高速)14.91メイン+サブ
霊夢(高速)33.16サブショットのみ
霊夢A(低速)11.40お祓い棒の中心+メインショット
霊夢A(低速)14.10お祓い棒の端+メインショット
霊夢A(低速)18.98お祓い棒の中心
霊夢A(低速)29.60お祓い棒の端
霊夢B(低速)14.102本外れる
魔理沙(高速)15.162本当て
魔理沙A(低速)14.33画面最下段
魔理沙A(低速)10.15密着 ※
魔理沙B(低速)11.40
咲夜(高速)18.23
咲夜(高速)22.06メインショットのみ
咲夜A(低速)14.55メイン+サブ
咲夜A(低速)23.88サブショットのみ
咲夜A(低速)7.81密着+逆マリス砲 ※
咲夜B(低速)13.65

魔理沙A(低速)、密着 について…
ペナルティショットがあるためこのスペルでは密着撃ちの計測は不可能。
よって、霊夢A以外のこのスペルの撃破時間と飛符「フライングヘッド」(E)の撃破時間を測定、それぞれ比を算出し平均化。
この値とフライングヘッドにおける魔理沙A密着の撃破時間(9.76s)より上記の値(10.15s)を求めた。
また、フライングヘッドでは霊夢のホーミングが頭に吸い込まれるため検証は上記のスペルとした。

咲夜(高速) について…
敵の当たり判定の都合上、最も効率が良かったメインショット+サブショット1本当ての結果。
実際は敵によってサブショットの当たり方は大きく変わるので火力を一概に判断することは難しい。
例として6面ボスなど当たり判定が横に広い場合、サブショットが全て当たるので総合火力は低速ショットを上回ることがある。

咲夜A(低速)、密着+逆マリス砲 について…
魔理沙A(低速)、密着 と同様にフライングヘッドの撃破時間(7.51s)より上記の値(7.81s)を算出。
なお、宣言前にあらかじめシルバーブレードを刺しておき、宣言と同時に爆発させると撃破時間はさらに縮まる(6.96sを確認)が、
平均火力を求める観点からシルバーブレードを撃ち始めるのは宣言後とした。

総合評価

ゲームに慣れるためのとっかかりとしては霊夢Bがおすすめ。ただし道中では低速をメインにして戦うことになり、雑魚敵の高密度弾幕は苦手。
クリア狙いなら霊夢Aで決めボムしたり咲夜Aでパターンを組んでいく方が楽。魔理沙Bは癖の強いボムでエクステンドもミスも増えるが、稼ぎポイントを覚えれば間違いなく最強。
魔理沙A(ボムしか取り柄がない)と咲夜B(ショット・ボムともに低性能)はかなり辛いので、クリア狙いなら選んではいけない。