基本事項
- 東方花映塚以来となる、画面分割型の対戦弾幕ゲーム。
- 敵を倒すと相手に弾が送られる。妖精は粒弾や小弾、霊はキャラ固有のEXアタックになる。
- 敵を倒すと爆風が出て粒弾を消せる。爆風は敵にダメージも与える。
- 除霊オーラを霊に当てると、動きが止まって脆くなる。
- 霊力アイテムを集めると画面下のアタックゲージ*1が貯まり、チャージボタン長押しで様々な攻撃が発動する。
- C1 チャージショット。(ゲージ消費なし)
- C2 チャージスキル。機体ごとに異なる効果+機体によってはC1も撃つ。(ゲージ小消費)
- C3 EXスペシャルアタック。機体ごとに異なる弾幕を送る+C1。(ゲージ中消費)
- C4 ボスアタック。機体ごとに異なるボスを送る+C1。(ゲージ大消費)
- C3とC4はそれぞれ攻撃レベルの概念があり、使用するか被弾するとレベルが上昇*2してより強力な弾幕となっていく。
開始時はVS ModeだとLv1(Easy, Normal)、Lv3(Hard)、Lv5(Lunatic)で、最大Lv8まで上がる。なおラウンド2以降は、前ラウンドの最終レベル-2が初期レベルになる。
Story Modeだとプレイヤー側はLv1。CPU側はNormalまでLv1、Hard以降はLv5だが、レベル上昇にも発動内容にも独特の法則があるため余り気にしなくていい*3。
- 敵を一度に沢山倒すと、ゲージを消費せずにC3やC4を発動できることがある(暴走アタック)。ただし攻撃レベルは上がらない。
- 開始時やミスからの復帰時に、被弾を一度だけ防ぐバリアが張られる。暴走アタック以外でC3C4を使うと張り直せるほか、対戦では時間経過での復活やバリア無し設定も可能。
花映塚との主な違い
- ゲージ蓄積が霊力アイテム依存になった
霊力アイテムの出現条件*4的に、蓄積させやすさがキャラ性能次第で大きく変わるようになった。
- 除霊(花映塚では吸霊)がチャージボタンと兼用になった
低速移動ボタンと分離されたことで高速移動との併用が可能になった反面、使用中はショットを撃てないように変更された。
- ボタン長押しがオートショットになり、ショットで撃破してもコンボがリセットされない
リセットを気にせず撃ち続けやすくなった。
- チャージアタックの性能が多様化
合わせて、機体ごとの戦略も多様化。花映塚のような広範囲弾消しは一部のキャラ限定となった。
- バリアの存在
製品版より追加。C3やC4をチャージで使用すると張り直せる為、花映塚ではC2だった耐久の主軸が今作ではC3とC4になった。
- クイックボムが「霊撃」に変更
チャージアタックの即発動ではなく、キャラ固有の形状をした弾消し付きの攻撃判定が出る。3回までの制限も追加*5。またC1分のゲージが残るようになった。
固有の攻撃を送る機能が無くなったのと回数制限は弱体化だが、持続は全体的に伸びたうえゲージが空にならずリカバリーしやすくなったのは強化と言える。
発動時の霊力量が多いほど効果範囲が広くなり、一部キャラ*6は一定以上の霊力量*7があると効果時間も伸びていく。
なおチャージ中に霊撃を使うと「チャージ段階に応じたチャージアタック」+「霊力量に応じた霊撃」が出る。C3以上でやればバリアを修復しつつ霊撃可能。
- 喰らいボムができるようになった
被弾してから数フレームの間に霊撃を使用すれば、被弾を無かったことにできる。ただしチャージアタックやバリア修復は受け付けない。
C3やC4のカットインが発生している間は時間が進まないため、激しい連爆合戦中であれば被弾音を聞いてからボムを使用することも可能。
- ボスが両方のフィールドで同時に存在できる
ボスアタックをボスリバースで返せなくなった。先撃ちしても返されなくなったが、自フィールドのボスは撃破or耐久で処理する必要がある。
- 雑魚敵を全滅させると次の雑魚敵が早く沸く
- 除霊オーラを出し続けても雑魚敵の湧きが減らない
- 除霊した霊が消滅時に弾を撃たない
これらによりオーラ展開のリスクが、新しく発生した「ショットを撃てない」のみとなった。
ただし一部キャラが攻撃手段として使う強化された霊は、沈静化されると弾を吐くなど逆効果になる場合がある。
- ボスを撃破すると画面上の敵や弾が一掃される
弾消し耐性があっても消える。敵はまとめて倒した扱いになるため、ボスを撃破した瞬間に暴走アタックが発動することも多い。
ボスが通常弾幕からスペルに移行する際にも全画面弾消しは発生するが、その時は弾消し耐性弾は消えないし敵も倒されない。
戦略
霊力を稼いで、攻撃を送る。
倒せば霊力アイテムを出すうえ弾も送れるザコ敵の掃討は、一石二鳥の基本行動。
しかしそれだけでは決定力に欠けるので、溜めた霊力によるチャージアタックや連爆による暴走アタックが必要になる。
どちらの方が得意かはキャラにもよるが、暴走アタックだけではC3C4のレベル上昇やバリアの張り直しが出来ない点には注意。
テクニック
- C3耐久
バリアが割れたらすぐチャージを開始し、無敵時間のうちに安全地帯へ抜け、C3の発動=バリア修復を成功させ続ける耐久戦法。
咄嗟に行うだけでなく最初からバリア込みの耐久を想定し、霊を貯めておくなどゲージや心の準備をしておくと良い。
弾消しのあるキャラでも、より盤石な耐久への保険となる。「ゲージでボム入手」と合わせればリソースも増やせてより強力。
- 霊貯め
沈静化した霊をすぐには倒さず貯めておき、より大きな連爆や任意タイミングでの弾消しなどに利用すること。
沈静化してから消えるまでは約5秒。放置しても強化霊以外は弾を吐かないため、花映塚と違ってほぼノーリスクで行える。
- ボス放置
ボスの通常弾幕は、キャラにもよるが耐えやすいうえ霊力を稼ぎやすいものが多く、あえて倒さずに稼ぐという選択肢がある。
バリア込みで耐えてC3を乱発するもよし。「ゲージでボム入手」で増やしまくり、スペルが難しい場合もそれで突破したりするもよし。
また、ボスが残っている間はC4を送れないため、相手のC4レベル上げを阻止する事にも繋がる。藍など、高レベルC4が厄介な相手に対して有効。
- 連爆拒否
妖精は倒しても大抵弾になるだけだが、霊は倒すと必ず霊を送ってしまい連爆に使われる。
連爆合戦だと分が悪い場合や耐久戦に徹する場合は、霊力をオーラで稼いで霊は(徹底するなら妖精も)倒さず、連爆を起こさせない戦術が有効。
ストーリーモード
- 被弾させずとも、送られてくるボスを何度か撃破すれば勝ちになる。
最後のボスを撃破するのと同時に被弾してライフが0になった場合は引き分けとなり、ライフが全回復した状態で再戦となる*8。
いつもの整数作品と同じような感覚でプレイ可能。攻撃を送ることはあまり考えず、耐えるほうを重視すればいい。- 体験版とは異なり、初期ライフは5。
次ステージに持ち越されるうえ、上述の引き分け以外では回復もしない*9。
霊撃はステージごとに全快してくれるため、バリアや霊撃でライフを守るのが大事。
- 体験版とは異なり、初期ライフは5。
- CPUは、ゲージを消費せずにEXスペシャルアタック(C3)やボスアタック(C4)を使ってくる。
こちらのC3C4へのカウンターのように使う場合も多く、霊力不足の状態でそれらを受けきる自信がないなら先走らない方がいい。
逆に自信があるなら、攻撃を送るほど展開が早まるという仕様があるので手早く終わらせることが出来る。- ゲージなしでC3C4を使うせいか、CPUはVSモードと違いC2を積極的に使うため連爆が起きやすい。
連爆合戦には付き合うだけ不利*10なので、霊を送らずにEXや暴走アタックを抑制する連爆拒否を意識しよう。
なお暴走アタックや通常通りのチャージからC3C4を使ってきた場合、C3は表示通りのレベル、C4は「直前に使ったもの」が発動する。
- ゲージなしでC3C4を使うせいか、CPUはVSモードと違いC2を積極的に使うため連爆が起きやすい。
- 各キャラの最終ステージでは、ボスがCPU専用のスペルを2枚使ってくる。
1枚目は通常スペルの強化版、2枚目は全くの別物。後者は体力が約2倍になっており速攻も難しい。霊夢C2ですら何発か当てないと倒せない程。
ちやりなどCPUを被弾させやすいキャラであれば、攻撃を送って専用スペルが来る前に倒してしまうのも手。それで勝っても嬉しいかどうかは別問題だが- 上述の「直前に使ったもの」法則により、専用1枚目を突破したあと自力でC4を使われるとまた専用1枚目が飛んでくる。
専用1枚目の突破直後、こちらからC2~C4を使ってCPUのカウンターC4(ゲージ消費なし)を誘発できれば、確実に専用2枚目へ移行可能。
専用2枚目は突破した時点で終わりなので関係ない。1枚目を突破するときはゲージを残すか、稼いでからにしよう。
- 上述の「直前に使ったもの」法則により、専用1枚目を突破したあと自力でC4を使われるとまた専用1枚目が飛んでくる。
Stage1 | Stage2 | Stage3 | Stage4 | Stage5 | Stage6 | |
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霊夢 | あうん | ナズーリン | 魔理沙 | 萃香 | 日狭美 | 残無 |
魔理沙 | 清蘭 | ナズーリン | 霊夢 | 早鬼 | 慧ノ子 | 残無 |
早苗 | 典 | 藍 | マミゾウ | 八千慧 | 美天 | 残無 |
藍 | 早苗 | 典 | 燐 | 萃香 | ちやり | 尤魔 |
あうん | 清蘭 | 早苗 | 霊夢 | マミゾウ | 美天 | 八千慧 |
ナズーリン | 燐 | 藍 | 清蘭 | マミゾウ | 慧ノ子 | 八千慧 |
清蘭 | あうん | 魔理沙 | ナズーリン | 典 | 慧ノ子 | 早鬼 |
燐 | ナズーリン | 魔理沙 | 藍 | ちやり | 尤魔 | 残無 |
典 | 早苗 | 藍 | 美天 | 早鬼 | 日狭美 | 残無 |
マミゾウ | あうん | 典 | 尤魔 | ちやり | 日狭美 | 残無 |
八千慧 | 美天 | 慧ノ子 | 早鬼 | ちやり | 尤魔 | 残無 |
早鬼 | 慧ノ子 | ちやり | 尤魔 | 美天 | 八千慧 | 残無 |
尤魔 | ちやり | 美天 | 八千慧 | 慧ノ子 | 早鬼 | 残無 |
萃香 | マミゾウ | 魔理沙 | 早苗 | 霊夢 | 日狭美 | 残無 |
美天 | 八千慧 | 清蘭 | 早苗 | 霊夢 | 日狭美 | 萃香 |
慧ノ子 | 早鬼 | あうん | 魔理沙 | 霊夢 | 日狭美 | 萃香 |
ちやり | 尤魔 | ナズーリン | マミゾウ | 燐 | 日狭美 | 萃香 |
日狭美 | 霊夢 | 美天 | 慧ノ子 | ちやり | 萃香 | 残無 |
残無 | 日狭美 | 早鬼 | 八千慧 | 尤魔 | 萃香 | 霊夢 |
VSモード(対CPU)
ストーリーと違ってボスを倒しても勝ちにならない以上、相手への攻撃も積極的に行う必要がある。
CPUはボスを中々倒さない傾向があり、C4を送れば長く居座ってくれる*11。ザコ敵の処理も苦手で、押し潰されてくれる場合も珍しくない。
対人の練習台としては参考程度で、避けるのだけは上手いものの霊力稼ぎはおろか沈静化や連爆にも消極的であり攻撃を送るのが下手。
またC4の使用に拘り、C4以外のチャージアタックをろくに活用しない。基本的なシステム把握や、こちらから攻撃を送る手順構築に使える位か。
特定キャラの回避練習にもなるが、対人はおろかノーゲージC3C4のあるストーリーよりも手ぬるい。単発攻撃に対する練習と割り切ろう。
CPUに持たせるアビリティカードは「対動物霊攻撃力UP」「ミサイル援護攻撃 TypeS」「広範囲アイテム回収」あたりがオススメ。CPUが攻撃をよく送ってくれるようになり、練習台としてマシになる。
難易度がHard以下の場合、CPUはしばらくすると敵弾に突っ込んで自滅してしまい練習にならない。なるべくLunaticで始めよう。
VSモード(対人)
基本を把握しているプレイヤーであれば、CPUよりも攻撃を送るのが上手いのは間違いない。
意図的に抑えない限りは弾や動物霊が送られやすく、暴走アタック合戦になりがち。対CPU以上に連爆を意識して立ち回ろう。
終盤ではあっという間に詰み弾幕が完成するので、それまでにボム、バリア、撃破寸前のボスといった延命手段をどれだけ確保できていたかで勝負が決まりやすい。
対戦中に取れる戦略は概ね3つに大別される。
- 戦略1:暴走アタックでミスを狙う
霊を積極的に倒し、連爆を起こしてEX+C3(+C4)の合わさった回避困難な弾幕を形成する。
ほとんどのキャラで苛烈な弾幕を形成出来る戦略だが、霊を倒すということは相手に霊が送られ相手も暴走アタックを狙いやすくなる。
暴走時の攻撃力も弾幕が霊夢のC2で一掃されるキャラ、ボムで一掃されるキャラ、ボムでも一掃されず残り続けるキャラなど格差があり、格差がある相手にこれで挑むと返り討ちに会う。
基本的に暴走時に有利な側のみが取る戦略だが、ボム数に大きな差があり相手が先に潰れる場合不利側でも狙いにいく事がある。
また、相手側は霊を(場合によっては妖精も)倒さずに逃す事で、霊の供給を途絶えさせ連爆を拒否する事が出来るため、相手依存の戦略であり実行できない場合も多い。
連爆拒否された/した場合、戦略2・3に移行する。
- 戦略2:チャージC4とチャージC3の複合でミスを狙う
連爆拒否された/した場合、多くのキャラのC3は攻撃力が足りずバリアで耐えられてしまう。ミスを狙うには長く残るC4と瞬間攻撃力の高いC3を合わせてバリア回復の隙を潰すしかない。
しかし、C4を送ると霊力を稼がれてしまい、相手もチャージアタックを送りやすくなる。戦略3が可能な相手にこれをやるとC3地獄で負け直行となるので、かなりリスキーな攻め方。
また、そもそもボス処理が速いキャラにはC3を送る前にボスが処理されてしまうので通用しない。
- 戦略3:チャージC3のみをひたすら撃つ
この戦略を取る理由は二つに分けられる。
一つ目はC3の攻撃力が高くC4の助けなしに被弾を狙える場合。上記の通りC4には欠陥が多いため、C3だけでミスを狙えるなら撃つ理由が無い。
二つ目は時間切れでの判定勝利を狙う場合。時間切れ時点で互いのミス数が同等の場合C3回数+C4回数が多い方の勝ちとなるため、最初からそれを狙いにいく。この場合もC4は相手に霊力を与えまくるので撃つ理由が無い。霊力稼ぎが速いキャラやC3が相手に与える霊力が少ないキャラほど狙いやすい。
時間切れ時点でボムを使い切る状態が理想的。暴走アタックで相手が落ちればそのまま勝ちだし、落ちなくてもC3+C4の回数を暴走アタックで水増し出来る。
ただし自分が先に潰れては意味ないので多少余裕を持たせること。
究極的には先に1被弾した方が負けのゲームとなる。
時間切れ時の勝敗判定はミス数の少なさが最優先条件である。
そのため、先に残機を奪う事が出来たら敵を倒すのを完全に止めてしまえば、霊を貰えない相手は状況を動かす事が困難になり、そのまま時間切れまで持ち込める。
一定レベル以上の対戦では最初の1被弾が致命傷となる事は覚えておこう。
なお、単発C3で被弾を狙える霊夢は例外である。相手が被弾してくれる事を願ってひたすらC3を投げ続けよう。
アビリティカード
- 対動物霊攻撃力UP
霊への攻撃力1.5倍。
通常の動物霊はそこまで硬くないうえ、沈静化すれば瞬殺可能なので余り意味がない。一部キャラの使う、とても硬い強化霊に対して真価を発揮する。
また除霊の下手なCPUも、これを付ければそれなりに弾や霊を送ってくれるようになり対人の感覚に近付く。連爆の練習や、逆に霊を逃す練習に。
対動物霊と書いてあるが全ての霊に効く。
- 極小当たり判定
小さい弾で攻めてくる相手にはそこそこ有効。
- 広範囲アイテム回収
自動回収の半径が2倍になる。アイテムは霊力だけなので、要は霊力供給の向上カード。霊力を大量消費するバリアの登場で体験版よりも価値は上がった。
「オーラの範囲UP」も霊力を供給するが効率ではこちらが上回りやすく、無駄に広範囲を除霊しないため相手への霊送り=連爆を抑制できる点でも異なる。
CPUに付けると霊力回収速度がまともになり、チャージアタックを送ってくれやすくなってC3やC4の避け練習に使える。
- チャージ速度UP
C1やC2が強い機体に刺さる。ただし、任意のチャージ段階を保持できる時間が短くなるというデメリットも。
バリアの張り直しも加速するため、体験版よりも価値は上がっている。
- オーラの範囲UP
だいたい縦横1.2倍くらいになる。元が広いほど効果大。現在、早苗以外の製品版追加キャラに適用されないバグあり。
オーラに触れる弾や霊が増えて霊力供給、沈静化、弾幕の低速化などに貢献。上部回収しやすい相手なら、霊力供給で「広範囲アイテム回収」を上回る場合も。
- 霊撃が二つ増える
抱え落ちさえしなければ有用。ただし長期戦では「ゲージでボム入手」のほうが良い。
- 霊撃の効果時間が長くなる
およそ1.5倍になる。元が長いほど効果大*12。
これ無しの霊撃でも盤面リセットには十分なうえ、ボスへの撃ち込み時間を稼ぐにしても「霊撃が二つ増える」で2回撃てた方が便利。
ゲージ量で霊撃時間の伸びるキャラ達*13にしても、まず高ゲージで霊撃を撃たされること自体が良くない状況であり、そういう意味でも活かしにくい。
- 沈静化した霊と仲良くなる
沈静化した霊に当たらなくなる。沈静化=止まってる以上、自分から突っ込まない限りそもそも当たらないしすぐ倒せる。
沈静化しても中々倒せない強化霊を突破するのには有効だが、それらは沈静化から復帰してくるし弾も吐くのでタイミングには注意。
- 〇〇霊無効化
対応霊に当たらなくなる。一部キャラの使う強化霊には無効。
オオワシ霊に当たらなくなるのは嬉しいが、尤魔の強化オオワシ霊やマミゾウの偽オオワシ霊には無効な以上わざわざ付ける価値は低い。
- バリア破壊時に敵弾破壊
要するに周囲を弾消しするのだが、範囲は狭いうえに弾消し耐性があるものは消せない。張り直しを狙うにしても「チャージ速度UP」の方が便利。
- 攻撃〇〇霊強化
- 被攻撃〇〇霊弱体化
それぞれ送り込んだor送り込まれた対応霊の攻撃ランクが上昇or下降する。一部キャラの使う強化霊たちには無効。
- 近くの敵への攻撃力アップ
「対動物霊攻撃力UP」よりも倍率は若干低い。具体的な倍率および射程は不明。
高火力が必要なのは強化霊とボスくらいだが、前者は対動物霊UPでいいし後者は近くで張り付くのが困難。せいぜい萃香の分身くらいか。
- 一部の敵弾が遅くなる
詳細不明。粒弾が遅くなる?
- ゲージでボム入手
ゲージを使ってC3C4を発動させたとき、ボムのかけら(1/3)を獲得する。一度に保有できるのは最大7個まで。
6回発動できれば「霊撃が二つ増える」に並び、9回以上で上回る。CPUはC4を多用するのもあって付けると中々硬くなり、練習や調査が捗る。- このゲームきっての強カード。耐久しながらリソースを増やせ、バリアの張り直しも兼ねるため非常に強力。
特にボスの通常弾幕は耐えやすいうえ霊力も稼ぎやすいものが多く、時間いっぱいC3耐久すれば相当増やせるカモと化す。そのため相手は迂闊にC4を送れなくなる。
また、相手がゲージでボム入手を付けていない場合、7ボム溜まり次第ボムを使って無理矢理暴走し相手の残機を潰す戦略が取れる。そのためボム数に差を付けない対策としてもこのカードが必要とされる。
C2を多用するキャラであっても付ける価値があるほど優秀。相手の戦術を強く制限できる。
- このゲームきっての強カード。耐久しながらリソースを増やせ、バリアの張り直しも兼ねるため非常に強力。
- 追加ショット系
射撃オプションを1つ増設する。チャージ中、チャージアタック中は沈黙する。
通常ショットを撃つ時間が長いキャラ及びスタイルほど火力増強になるが、カードごとの火力差が激しく特にホーミング系は貧弱。
この中ではミサイルSが発射点にややクセはあるものの単純火力が最も高く、正面ショットかつ爆風の複数hitで雑魚にもボスにも効果的で頭一つ抜けている。
CPUは通常ショットをよく使うのでCPUにミサイルSを持たせるのも効果的。妖精への殲滅力がかなり上がる。- 追加ホーミングショット (誘導)
- 追加蛇ショット (手前誘導)
- 追加サーチショット (追跡撃ち込み)
- 追加レーザー (正面)
- 追加鬼ショット (正面)
- ミサイル援護攻撃 TypeS (正面・炸裂小)
- ミサイル援護攻撃 TypeW (ワイド・炸裂小)
- 追加蛙ショット (2way・炸裂大)
- 追加式神オプション(縦) (正面・設置)
- 追加式神オプション(横) (左右・設置)
- 追加幽霊ショット (正面・弱誘導・貫通)
- 追加試験管ショット(縦) (上下)
- 追加試験管ショット(横) (左右僅かに上)
- 追加葉っぱショット (左右斜め上)
- 追加トレースオプション (正面・自機後追い)
- 追加如意棒ショット (正面・弱誘導)
- 追加罠ショット (3way)
- 追加注射器ショット (正面・炸裂小)
弾消し
今作の弾消しはおおよそ四種類に分類でき、弾消し耐性もどこまで耐えられるか決まっている。
- 爆風全般による弾消し。粒弾など極小サイズの弾しか消せない。(典C2)
- ボスのスペル移行時に発生する弾消し。全ての汎用弾と、一部キャラのEXによる専用弾を消せる。(霊夢C2・慧ノ子C1C2)
- 霊撃やミスした時に発生する弾消し。上記に加え、多くの専用弾をも消せる。(尤魔C1C2・八千慧C1C2)
- ボスの撤退時に発生する弾消し。ほぼ全ての弾が消える。
3と4でしか消えない弾は、消したとき小妖精に相当する爆風、弾送り、霊力、霊送りが発生しコンボもカウントされる。
条件を満たせば暴走アタックも出るため、特に3で消える弾は霊撃合戦において大量に消されカウンターとなりやすい。
ただし例外もいくつかある。
- レーザーは2以上で消せるが、弾消し判定を根本部分に当てる必要がある。
- あうんC4のへにょりレーザーは連結扱いであり、一括ではなく部分的にしか消せない。
- 八千慧C1C2は、レーザーを画面全体から消去する。具体的には魔理沙EXとC2C3C4、典C4、早鬼C4。
- 早苗C3とEXのレーザーは4でも消せないが、ボスを撤退でなく撃破した時とミス時には消える。爆風は出ない。
- 残無C3やEXの槍は、3以上で消せるが弾消し判定を先端部分に当てる必要がある。
- 霊夢C3の陰陽玉は、出現後しばらく経つと2以上で消せるが、ボスのスペル移行では最初から消せる。
勝利判定
対戦が時間切れになると判定勝負になる。
2023年8月31日(木)に配信された、二軒目から始まるラジオ(第156回)で神主が詳細を明らかにした為ここへ記す。
被弾の少なさ、C4発動回数、C3発動回数、霊力ゲージの残量
以上の4点により勝敗が決定し、左に行くほど優先度が高いとの事。
例えば1Pの被弾数が2Pより少ない場合、2PがC3C4をどれほど使っていても1Pの勝利になる…という具合。
ただし先人の検証によりC3とC4には価値差が無く合計回数で判定されるほか、暴走アタックもカウントされることが判明している。
霊の種類
- ピュア霊
黄色の火の玉。
妖精や分身萃香を倒した時、一部の弾を弾消しした時に確率で相手に送られる。
ゆっくりと真下に降りていく。
霊の中で最も体力が低く、弾も撃たない。
倒すと動物霊になって相手に送られる。
燐や残無のC2で発生する敵は見た目はピュア霊に似ているが別の物であり、倒して送られる物は変換前の物に依存する。
- 動物霊
色付きの動物+火の玉。
除霊前のみ弾を撃つ。
倒すと動物霊になって相手に送られる。
体力は強化霊より低くピュア霊より高い。- オオカミ霊
赤色のオオカミ。
霊を近距離で倒すとオオカミ霊になる。
ゆっくりと真下に降りていく。
撃つ弾は「しばらく停止した後自機狙いになる赤色鱗弾」。
自機狙い弾に横や背後から奇襲される事が多く注意。一定方向に動いていれば当たりにくい。 - カワウソ霊
緑色のカワウソ。
霊を中距離で倒すとカワウソ霊になる。
画面を左右に往復しながら少しずつ高度を下げる。
撃つ弾は「真下に落ちる緑色鱗弾」。
撃つ弾は大したことないが、本体が長時間画面に残る為まあまあ邪魔臭い。倒さずに消したい場合除霊して自然成仏を待った方が早い。
除霊オーラの範囲がカワウソ霊発生範囲と近く発生しやすい動物霊。 - オオワシ霊
青色のオオワシ。
霊を遠距離で倒すとオオワシ霊になる。
高速で画面下に突進してくる(真下ではなく少し角度が付く)。
撃つ弾は「全方位の数way青色鱗弾」。
撃つ弾よりも本体の体当たりの方が脅威。チャージアタック後のオーラの切れ目によく突撃してくる。
- オオカミ霊
- 強化霊
一部キャラのEXとC3で送られてくる特殊な霊。元の霊から軌道が変わったり弾が熾烈になったりしている。
共通点としては体力が高く、除霊しても柔らかくならず止まるだけ、除霊後しばらくすると除霊が解除された上凶暴化して弾幕がきつくなる。
これらも倒すと動物霊かピュア霊になるため、強化霊使いの対戦では霊がどんどん増えて暴走が激化しやすい。- 強化ピュア霊(燐)
赤黒いピュア霊。動きはピュア霊のまま。全方位弾を撃つ。倒しても爆風が出ない。
倒すと動物霊になって相手に送られる。
除霊中は唯一弾を吐かないが、除霊からの復帰が早く、除霊解除後弾の発射頻度が倍増する。 - 強化オオカミ霊(早鬼)
巨大オオカミ霊。最初は真っ直ぐ降りてくるが画面中部で方向転換し、全方位弾を撃ちつつ自機の方を向く。方向転換後のみ撃ち下ろし弾を撃つ。
倒すとピュア霊になるが、残無C2でピュア霊化してから倒すと動物霊になって相手に送られる。
除霊解除後自機の方を向き弾が全方位化する。 - 強化カワウソ霊(八千慧)
巨大カワウソ霊。動きはカワウソ霊のまま。撃ち下ろし弾を撃つ。他の強化霊よりは体力が低い。
倒すとピュア霊になるが、残無C2でピュア霊化してから倒すと動物霊になって相手に送られる。
除霊解除後弾が全方位化する。 - 強化オオワシ霊(尤魔)
巨大オオワシ霊。最初から自機の方目掛けて突進してくる。自機狙い弾を撃つ。除霊が2回までしか効かない。
倒すとピュア霊になるが、残無C2でピュア霊化してから倒すと動物霊になって相手に送られる。
除霊解除後自機の方を向き弾が全方位化する。
- 強化ピュア霊(燐)