博麗 霊夢

Last-modified: 2024-03-12 (火) 09:09:24

性能

ショット正面+ホーミング/正面
移動速度4.5/2.0
除霊オーラ自機中心円形
霊撃自機中心円形(自機追従)((2+α秒)×1個×1倍)
EX小陰陽玉(画面端で反射する)
C1自機前方で一時停止する貫通拡散ショット
C2自機中心円形に弾消しと攻撃判定
C3画面上部をぐるぐる回ってから落ちてくる大陰陽玉(画面端で反射する)(出現後しばらく弾消し耐性)*1
C4通常五つの輪を作ってから自機狙いになるお札+全方位白玉
C4スペル小陰陽玉と白玉を渦巻状にバラ撒く(どちらも画面端で反射する)

高速ショットがまっすぐ+ホーミング、低速ショットが針。
チャージショットが一定距離前進→一定時間同じ場所に停滞→射出という軌道をする貫通座布団。
C2の効果が自機周辺の玉消し&攻撃判定+一定時間後に広範囲玉消し&攻撃判定。
オーラは自機中心の円範囲。
霊撃はオーラを巨大化した形、地霊殿霊夢文装備のボムに近しい。

低速ショットは全機体最高火力ショット。
C1は停滞部分を当てればボス通常を2発で落とせる、低速ショットが霞む高火力。
C2が広範囲の弾消しとボスをワンパンする高火力を両立した超性能であり、防御から攻撃までまとめて担当する。
ストーリーではC2を連打するだけで難所を突破出来る。VSModeにおいても霊撃以外の防御手段となり長く生き残れる。
また、広い範囲に高威力の攻撃判定が出るため霊が密集した所に雑に置いていく攻撃的な運用もしやすく、連爆を起こしやすい。高難易度ではC2でカウンターしてるだけで相手がいつのまにか潰れている。
一緒に出るチャージショットと合わせて、密着が必要だがボスを速攻する事も可能。
以上の性質から連爆合戦に非常に強い。
かと言って連爆を起こさなければ強みを発揮できないわけでもなく、C3も極めて強力。
C3は乱反射する大陰陽玉の軌道が読み辛く、Lv8ではそれを32個も発生させる。複雑な軌道で長時間画面に残るため被弾後にバリアを回復させる余裕が無いことも多く、単発でも残機を削りうる優れもの。発生後しばらくは霊撃でも消えないため霊撃でもリセットしにくい。弾数自体は少ないので霊力が稼がれにくいというオマケ付き。
C3単体の性能だけ見ても全キャラ中でも最強格。
C4も通常の方こそ霊力を稼がれやすいが他の攻撃と合わせれば十分詰ませられるもので、スペルの方はやっぱり陰陽玉が乱反射して軌道が読み辛く単発でもボムを強いることが出来る。
オーラは自機中心のため除霊するには近付く必要があるが自機付近の弾が速度低下するので弾除け及びグレイズがしやすくなっている。

このようにC2とC3を中心に多方面の強みを持つ説明文通りの攻守万能機体。弱みがない事が強み。
相手に合わせてC2による連爆で潰すか単発C3で詰ませにいくか戦術を柔軟に変えられるため、キャラ知識が物を言う。
弾消し耐性弾を持つ敵は体験版よりも増えており、加えて弾消しに序列が設けられたのか霊撃では消えるのにC2で消せない弾などもあるが、ボスの出現が遅くなってC2を置きやすくなったことやC2の高火力が活きる硬い特殊霊の追加、リチャージの高速化など強化要素もあり、何よりC3の撃ち合いに持ち込めば結局最強のC3を押し付けられるので強キャラポジションは揺るがぬまま。

C2で完封できるキャラは7人、C2連発で上部安地となるキャラは3人いるため計10キャラ、このゲームの19キャラの過半数に対して極めて有利。それ以外の相手にも弱みらしい弱みはなく、C2を活かしにくい相手にもC3の撃ち合いに持ち込めるため不利が付かない。
相性の良い相手に対する安定感がすさまじいため、他キャラ使いでもサブキャラに採用する価値は高い。

ちやりと並んで本作の二強キャラ。相手に応じて適切な戦術を行えばちやり含む全てのキャラに有利が付くが、適当にC2ぶっぱなんてしてると中位キャラにもあっさり捲られるのでどちらかといえば上級者向け。

ちなみに、チャージショットの軌道・性能は夢時空の霊夢のチャージショットによく似ている。

自キャラ時戦略

  • 通常ショット自体は見慣れた高速ホーミング+低速集中ショット(とは言っても低速ショットは単体相手なら全機体最高火力)だが、チャージショットが停滞時に当てるかどうかで威力が大きく変わる。
    最後の射出時だけで当てた場合小さい妖精も進行方向が合わないと倒せない程度のダメージしか与えられないが、停滞時部分を当てればボス通常を2枚×2発で落とせる火力になる。ちなみに上手く重ねれば3枚分当たる。
    慣れれば通常ショットはほとんど使わなくなる。せっかくの高火力なのに……
  • C2、C3共に突出した性能を誇る。
    • C2は攻撃判定と弾消しを兼ね備えており、弾幕を防ぎながら広範囲を殲滅する事が可能で暴走合戦において圧倒的な堅牢さを誇る。
      ボスも一緒に出るチャージショットと合わせればワンパン出来る高火力も持ち、攻防一体の汎用性を誇る。
      当然霊も非沈静化でも倒しうるため大量の動物霊で責め立てられたときはC2で対応するだけで逆にコンボでカウンターになることも。
    • C3は軌道が読み辛い上長時間残り、単発ですらバリアの上から被弾を期待出来る。最強格のC3。
      霊夢以外のC3はバリアの上から被弾を取るのが困難であるため、極論相手に霊を一切送らずオーラで稼いだ霊力からC3だけ撃っていれば、判定敗北以外の負け筋を完全に潰してしまえる。
  • 基本的には稼いだ霊力から強みを押し付けていくだけで勝てる。C2を突破できない相手には雑魚を倒して揺さぶりつつC2を押し付けるだけでいい。隙を見てC3のレベルも上げた方が良いが。
    EXや連爆が強力でC2を押し付けると返り討ちになる相手に対しては、雑魚を倒さず霊を送らなければ相手から仕掛けられなくなる。白弾にオーラを被せて霊力を稼ぎつつガン待ちし、落ち着いてC3を投げつければ良い。C3を投げつける時だけ妖精列も倒して白弾を混ぜると更に効果的。
  • ガン待ちの弱点は相手側から弾が一切送られず判定勝利を狙われる事だが、序盤の弾送りの少ない間だけ雑魚を倒して霊力を稼ぎC3の回数で数回上回ってしまえば相手も放置は出来ない。
    相手が雑魚を倒してもその雑魚から出た白弾でこちらも霊力を稼げるのでC3の回数でも追い付くのが困難になり判定勝利の目すら潰せる。
  • もしもボスを送られたら通常弾幕のうちに霊力を稼いでC3を連発し、スペルは難しければC1やC2で速攻してしまおう。C3の回数差が決定的になるので、そのまま判定勝利に持ち込める。
  • C2の欠点として発動中は自機の視認性が大幅に下がる。
    そしてC2で消えない弾消し耐性弾、C2を耐えて突っ込んでくるオオワシ霊や特殊動物霊、ボスの体当たりが主要被弾要因となりうるため、C2で見えにくい中でこれらをどう捌くかが霊夢の鍵となる。
    弾消し耐性弾に対しては、それらの弾の挙動を覚え、C2展開中も注視し続けよう。他の弾は無視できるので意外と冷静に避けられる。
    ボスの近くで立ち回る際は移動方向もよく見ておこう。
    オオワシ霊や特殊動物霊に対しては、C2発動直後高速移動で下に下がる事でオーラが切れる瞬間をカバー出来る。この行動は霊を遠距離撃破して相手に送られるオオワシの割合を増やし、連爆を妨げたり事故被弾を誘発する事にも繋がる。これはこれでC2の範囲外に出てしまったり弾消し耐性弾などに激突するリスクがあるので画面をよく見て行う必要がある。
    また、画面上部ではオオワシ霊が遅く突っ込む前にオーラ展開が間に合うため、上に行き過ぎずかつC2を連発していればオーラ展開前に動き回らない限りはほぼ当たらない。一部キャラには上避けが有効なためそれをする時には覚えておこう。
  • 相手の連爆で弾消し耐性弾が大量に飛んできて絶対避けられないほどの詰み場面になったらバリアが剥がれる前に霊撃を使って打開しよう。
    そんな状態になるという事は十中八九相手が詰んで霊撃を使い始めた最終盤面であり、バリアが剥がれた硬直+C2貯め直しの時間を安全に過ごせるような余裕はない。どの道霊撃を切らされて損するだろう。そんな事になるくらいなら霊撃だけ切る方がマシ。
    霊撃の持続は短いが、霊撃にC1orC2の火力を足せる事とC3が霊撃で消えない事から霊撃の撃ち合いでも基本的には有利。
  • C2が消えるよりも先にチャージが再開出来るため、C2を盾にしながら移動してオーラを展開し沈静化させた霊を連爆に足すという小技がある。足した分で暴走アタックが出る事もそこそこあり地味だが重要なテクニック。
    また、これによって連爆が延長され次のC2までコンボが繋がることもある。

おすすめアビリティカード

  • 広範囲アイテム回収
    霊力供給にかなり余裕ができ、C3やC2が使いやすくなる。
    C3単発で相手を被弾させうるため、投げる回数を増やす事が勝敗に直結する。
  • ゲージでボム入手
    一見C2にゲージを使う霊夢には合わないように思えるかもしれない。しかし、霊夢対策で連爆拒否を仕掛けられた時や、C2で押し切れない相手に逆に霊夢側が連爆拒否を仕掛ける時に刺さる。
    霊夢はC3の性能も良いため、C3の投げ合いにおいても優位に立てる。
    ただし、C2でも防御が出来る霊夢がボムを必要とする場面は他キャラよりやはり圧倒的に減るため、3ボムで耐え切れるなら無用の長物。他キャラのようにこれ一択というわけでもなくあくまで選択肢の一つ。
  • オーラの範囲UP
    除霊範囲とチャージショットの停止位置が近くなり除霊効率が上がりやすい。減速できる範囲が広がり弾除けにも効果的。
  • 対動物霊攻撃力UP
    除霊していない霊もC2で倒しやすくなる。突っ込んでくるオオワシも貫通しにくくなる。
  • チャージ速度UP
    C2の早撃ちが出来るようになる。C2をホールドできる時間が減るのには注意。体験版ではC2の切れ目を減らせるメリットもあったがリチャージが早くなったのでチャージ速度UP無しでも間に合う。

相手時戦略

弾消し耐性弾を持たないキャラ(清蘭、日狭美)と、攻撃手段に体力が設定されているキャラ(燐、八千慧、早鬼、尤魔、萃香)の場合C2連発だけで完封されてしまう。これらのキャラでは霊夢に勝てないと思った方がいい。
特殊動物霊は耐久力が高くC2を耐えて体当たり被弾を取れる可能性はあるが、連爆に利用され霊夢の攻撃力が爆上がりする上に霊力供給にも貢献してしまうため、霊力切れなら被弾を取れる清蘭、日狭美よりもノーチャンスと言った方が良い。

連爆が起こった時C3やC4が降り注いで来るのが厄介だが、画面下に降ってくるまで時間差がある。
C3の陰陽玉は通常の弾消し耐性弾と違い通常からスペルへの形態移行でも消えるので、画面下からボスを速攻できるキャラであれば降ってくる前に倒して弾消しを狙える。

霊夢のC2は非常に厄介だが万能ではない。無敵がないので弾消し耐性のある弾には潰されるし、魔理沙のレーザーは早過ぎて反応できないかもしれない。霊夢に有効な攻撃を把握しておくこと。どのキャラにしても、EXアタックやC3などが基本的な攻撃手段となる。ボスを送っても簡単に捌かれてしまうため、C4は自分のゲージを枯らすだけでしかない(むしろ撃破時の弾消しを逆利用されてしまう)。

霊夢は連爆に対するカウンターが極めて強力だが、霊が送られてこないと攻撃力が落ちる(それでも単発のC3やC4で詰ませにくるし、単発でも十分被弾が狙える代物なのだが)。霊夢に送る霊を増やさずにこちらからC3単発を送りやすくなる広範囲アイテム回収やC3投げ合いで有利なゲージでボム入手が有効。
魔理沙、ちやり、残無のように弾消し耐性弾を持っており、暴走さえ起こせば霊夢のC2を無視して落とせるキャラの場合、むしろ積極的に暴走を仕掛けて行く。C2の性能を過信して暴走合戦に付き合ってくれる霊夢なら引っかかってくれる。
暴走合戦を拒否して単発C3で攻めてくる霊夢だとそうは行かないが……

霊夢ミラーはC3をC2で耐えられるため、お互いに決定打を持ちにくい。が、うっかり暴走C4を送ってしまうとC3を連発されて終わるので自分から暴走を起こすのは危ない。
少なくとも相手より先にC3をLv8まで育てる事、C2に頼る回数をなるべく減らしてC3のバリアでやりくりし暴走C4を送らないようにする事が重要。

ナズーリン・早苗・典の場合、連爆合戦時に霊夢側に画面上部の安地に入られるとC2連打だけで乗り切られてしまう。そうなるといくら霊撃で耐えても意味ないため、霊撃は温存して被弾した方がマシ。

ストーリーモード時の特殊スペル

どちらも最終ストーリーのラスボスに相応しい高難度の弾幕。というよりもはや理不尽。
EXの陰陽玉が重なると普通に詰むこともあるため、残無のC2をうまく使用して連爆を抑制させよう。

「在庫全ての陰陽玉」

C4スペルの強化版。弾が白玉混じりではなく全て小陰陽玉になっており、とんでもない密度になっていて高難度。が、ここでボムを消耗してしまうと次のスペルで泣きを見るので頑張って0~1ボムで突破したい。

「鬼畜生調伏に慈悲は無し」

お札弾を高速でばら撒き。速度・密度共にえげつなく、最後に相応しい最難関スペル。残機とボムをこれに全て注ぎ込む覚悟で挑むこと。
除霊オーラの低速化などを駆使すれば避けられないこともないが、時間が経つと内部ランクの上昇により段々と密度が上がる。
早い段階でボムを吐いてしまうとその後が厳しくなるため、決めボム狙いの場合も最初は自力で避けるべし。


*1 各Lv毎の発射数と発射回数は6×1,8×1,6×2,8×2,6×3,8×3,6×4,8×4