【WP10 2024】星の末裔

Last-modified: 2024-05-03 (金) 10:17:57

Winning Post
プレイレポ(10 2024)
ウイポのプレイレポの一つ


 WP10シリーズ製品版の初プレイと、引継ぎデータ作成ついでのプレイレポを作成して行こうと思います。

 遡ること2023年の春頃の話です。私は原作の方でとあるおうまさんをnetkeibaで見かけました。
 2020年生まれの芦毛の牡馬、ファストバック君です!
ファストバック君.jpg

ファストバック君について & 企画の動機等 

ファストバック君血統.JPG
 父ゴールドシップ×母サニーアンジェリカ(母父サクラバクシンオー)の配合。馬主は父ゴールドシップの馬主さんでもある小林英一氏*1、生産もゴールドシップを生産した出口牧場でした。
 母のサニーアンジェリカはかつての下総御料牧場に導入された「星」の牝馬の一頭、星谷に祖を持っています。
 そしてこのサニー冠号は1997年、サイレンススズカやシルクジャスティス、メジロブライトらを抑えて見事な2冠を達成したサニーブライアンと同じ物です。
 サニーアンジェリカの母*2サニーペガサスは父ブライアンズタイム×母サニースイフト……、サニーブライアンの全妹でした。
 同じ「星」の牝馬、星旗の末裔であるゴールドシップと、サニーブライアンを出した星谷の末裔の配合……。
 私はねぇ……、
 こういう古い牝系ロマン全振りみたいなのが大好きなんですよ!!!!!!
 残念ながらファストバック君は中央で大成する事は出来ませんでした*3が、その血統のロマンっぷりに私は脳を焼かれました。
 というわけで、彼と同じ血統を出来る限りキラキラにするプレイを行います!

大方針・環境

Ⅰ.ファストバック君と同じ血統で、種牡馬化した時に血統内に収まる種牡馬を全部名種牡馬以上に。
Ⅱ.Ⅰ.の各父系をそれぞれその先まで伸ばす。
Ⅲ.ファストバック君の血統内の馬の牝系をやりやすい物は伸ばし確立。
Ⅳ.箱庭の系統統一等については考えない。
V.ロストは可能な限り回避。
Ⅵ.世界化は制御出来る気がしないので気にしない。

EDIT馬EDITは成長無しの全馬→成長普通化のみ
人物実名化有り
全NPC牧場長allS化(EDIT可能な物のみ)
ボーナス・DLC10シリーズボーナス・引継ぎ無し
9 2022ボーナス有り
10 2024体験版ボーナス有り
予約特典 PC版*4
早期購入特典*5
DLC 牧場セット
DLC 史実調教回数+1
プレイ条件レースノーリセット
難易度ノーマル

SP繁殖導入

ヒンドスタン謎に高能力なシンザンパパ。竈馬づくりにでもなればと。
ボールドルーラー親昇格がちょっとでも早くならないかな~という狙いからです。
ヴィトリオリックボールドルーラー産駒です。同上です。

運用父系、牝系紹介

父系(企画時点) 

 過去作で箱庭作ってた時は8~9ラインくらいを伸ばす感じでやっていましたが、今回の引継ぎなしではどれほど余裕が有るか分かりませんので、ファストバック君に関わる5ラインだけが確定です。

①ゴールドシップ

ゴルシ2024.JPG
 目標配合の父側です。父ステゴと連続確立を狙います。
 ステゴ史実産駒の大物を拾いつつ、ゴルシから自家生産の形になります。
 そこに到達するまでに父バクシン×母父BTの星谷牝馬を数用意する感じですね。
 ヘイローに関しては余裕が有れば……という形になるでしょうか。
 父馬としてはサブパラや成長覚醒に不安が残りますが、そこは史実調教で補いましょう。

②メジロマックイーン

マック2024.JPG
 ゴルシの母父です。パーソロンからアサマ、ティターン、マックイーンへと連続確立を狙います。
 かつての晩成普通からマシになってますし頑張ればなんとかなるでしょう。
 配合ではスィンフォード2本がクソ邪魔でお馴染みですね。しかしメジロアイリスだけでなくシェリルもメジロオーロラも能力因子を貰っているので豪華感は有ります。
 ……どれかSP因子だったらなって感じの黄色さですがね。

③サクラバクシンオー

バクシン2024.JPG
 量産型ゴルシ用嫁の父になります。テスコボーイ、ユタカオー、バクシンオーへと連続確立を狙います。
 史実後継候補に母父キングマンボ+母母父サドラーズウェルズのビッグアーサー等が居ますが、いかんせん出現が遅いので後継は委員長から配合です。
 問題はそのままだとナスルーラ2本構成になるのと母父北味です。
 今回は大規模EDITしないのと最初期の札の余裕が無いと思われるので、テスコ+ファバ味式でなくユタカオー+トウショウボーイ連立での古い型でのナスルーラ離脱を狙います。
 地の子だし「8」は頼りになりますが、柔軟性がだいぶ死んでいるので自家生産をするためにも史実調教をみっちりやりたいですね。

④サニーブライアン

サニブ2024.JPG
 量産型ゴルシ用嫁の母の全兄です。彼を後継として父ブライアンズタイムとの連続確立を狙います。
 ロベルト回収も忘れないようにしないとですね。
 子だしは「4」と低いですが、種牡馬としては穴の無い能力値と早め有るという優秀な成長型が嬉しいですね。
 史実馬のカゼニフカレテを失わないためにも3歳引退となりますので、史実調教がそこまでになってしまうのが残念です。
 ノータッチで親4本に分かれてくれていますが、母父方がノーザンダンサー傍系なのが難点でしょうか。

⑤メジロライアン

ライアン2024.JPG
 バクシン系強化を兼ねて確立、アンバーシャダイを史実馬支援し、ライアンさんから配合していくことで伸ばしていきます。
 ノーザンテースト系を親昇格させることで、バクシン系を配合しやすくなるのに加え、最終配合時に親ND系を少しでも減らせます。
 史実の大物牡馬としてはブライトさんが居ますが、ニジンスキーの親化を上手くやる余裕が有るか分からないので、自家生産で後継を作り、箱庭の一角として父系を伸ばしていきたいです。

⑥その他配合対象

 上記血統に干渉しづらい親系統構成で、名種牡馬化しやすいor価値が高いと思われる馬を牝系に取り込んでいきます。

⑦サブ確立予定

  • トウショウボーイ
     基本は史実馬運用で行きます。
     今回は委員長ラインも伸ばすため配合はせずにトウショウボーイの確立までの予定です。

牝系(企画時点) 

アイアンルビー(金) 

アイアンルビー.JPG
 73年時状況:幼駒1歳
 子孫にゴールドシップを輩出する星旗の子孫です。
 過去にプレイした『9 2022』では、何故かアイアンルビーの母フウレイのみが配置されており、ゴールドシップは母ポイントフラッグが発生型で繋がらず不在でしたが、今作では代々競走馬として収録されています。
 母系がベンドア×ベンドアの辛い構成ですが、彼女の代からナスルーラとネヴァーセイダイが金因子と銀因子を補充してくれているのが救いですね。

サニーロマン(銀) 

サニーロマン.JPG
 73年時状況:祖先牝馬は見当たらない。サニースワロー誕生前に繁殖牝馬として発生と思われる。
 子孫にサニーブライアンを輩出する星谷の子孫です。 
 能力は寂しいですが、ダービーでメリーナイスの2着になったサニースワローも居ます。
 父ファバ味なのは良いですが、今回のプレイではファバ味確立は諦めてるので残念です。

ロイヤルサッシュ(金)

ロイヤルサッシュ.JPG
 73年時状況:繁殖牝馬7歳、空胎
 子孫にサッカーボーイ、ステイゴールド、スノードラゴン、ショウナンパンドラ等を輩出する、社台が導入した名牝です。
 自らが能力因子持ちで、銀因子のプリンスリーギフトを父に持ち、金因子が4つもあるのが頼もしいですね。

クリアアンバー(金)

クリアアンバー.JPG
 73年時状況:米国繁殖牝馬6歳
 直子にアンバーシャダイ、子孫にサクラバクシンオー、イブキマイカグラ、アルフレード等を輩出する、社台が導入した名牝です。
 自身が因子持ちなのは良いですが、ゲームでの血統的にはかなりのロバ*6なので史実馬以外は頑張って行きましょう。

メジロアイリス(虹)

メジロアイリス.JPG
 73年時状況:繁殖牝馬9歳
 子孫にメジロデュレン、メジロマックイーン等を輩出するメジロの名牝です。
 父ヒンドスタン+自身も母も因子持ち+牝系所属という、ゲームの自家生産では70年代最強の史実繁殖牝馬オーハヤブサとほぼ同等の血統水準に期待がかかります。

最終血統想定 

ファストバック君血統3.JPG
 画像の3代前までが、ファストバック君と同血となる目標馬の血統内に残る馬たちですね。
 パストラリズムの父プルラリズム、サニースイフトの父スイフトスワローは確立の手間に対する見返りがあまりにも考えづらいので親ノーザンダンサーのままです。
 ノーザンテーストだけは昇格の目が有り、達成出来れば配合時の親系統が計7本となります。
 サニーペガサス・サニーアンジェリカに関しては収録されていないので、BT×サニースイフトから自家生産して行くことになりますが、これに関してはむしろ都合が良いかも知れません。
 同血馬生産時に弾数が欲しいですし、ブライアンズタイムもサクラバクシンオーも種牡馬として優秀ですからね。
 その同血馬の中から優秀な子をこの世界におけるファストバック君として盛り立てていく……という感じです。

70年代年

企画開始 

 プレイヤー関係はどうしましょうか……。
 そういえば本作のテーマであるファストバック君の馬主である小林英一氏は、ウイポでは「大森修三」なる偽名馬主になっていますが、EDIT対象では無いんですよね。
 また、生産の出口牧場も「田口牧場」となっていますがこちらもEDIT対象ではない。
 ……せっかく実名化してるのにEDIT対象外なら、並行存在?としてのポジションを頂いてしまいますか。
4.jpg
 勝負服は原作小林氏の物に私の好きなタスキをかけました。
 小林氏は1931年生まれなので73年当時は42歳と少しずれますね。
5.jpg
 牧場長は牧草上手持ちのかわいいよしおこと青草ひまりちゃんにします。
 効率プレイなら最初の牧場長はよしお一択なのですが、せっかくの一周目ですのでね。
6.jpg
 秘書は2022では大いにギャルにお世話になりましたが、せっかくなので10からの新顔ちゃんの片方、志麻倉夕映ちゃんで行きましょう。
 うーn40歳スタートとは思えないフレッシュな面子となりました。
 大抵はプレイヤーとしては20代で始める事が多かったので、周りが娘くらい歳の離れたお嬢さん達に囲まれてる状態は新鮮あじ有りますね。
 さあ、ゲームスタートです!


*1 名義は同氏ホールディングス
*2 ファストバック君からは母母
*3 現在は地方の名古屋競馬に移籍したようです。
*4 サンエイソロン78 メジロアルダン85 マチカネタンホイザ89 カレンブーケドール16
*5 ハシルショウグン88 メイセイオペラ94 コスモバルク01 フリオーソ04 カジノフォンテン16
*6 親3本、種牡馬因子は次代に残らない右端にトウルビヨンのみ