Tier 7 フランス 重戦車 / 略称:AMX M4 45
↑ ARL 44 + 90 mm DCA 30
初期状態。ドイツ戦車に近い形状の車体が目立つ。
↑ AMX M4 mle. 45 + 90 mm DCA 45
最終状態。AMX M4 mle. 45の計画時の史実装備。
ARL 44よりもTiger IIに一層近づいたが、やや丸っこい砲塔がフランス的美観を放っている。
スペック(v1.18.0)
車体
耐久値 | 1,360⇒1,400 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 110/40/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/12 |
重量(初期/最終)(t) | 52.15/55.28 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.38 |
本体価格(Cr) | 1,395,000 |
修理費(Cr) | 約8,500 |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 支援型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
90 mm DCA 30 | 7.89 ⇒8.22 | AP APCR HE | 135 175 45 | 240 240 320 | 1,895⇒1,973 | 0.4 | 2.3 | 800 1,000 800 | 90 | 255 4,800 255 | 2,050 | -10°/+14° ⇒ -10°/+12° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
90 mm F3 | 6.98 ⇒7.5 | AP APCR HE | 170 248 45 | 240 240 320 | 1,674⇒1,800 | 0.39 ⇒0.38 | 2.3 | 930 1,163 930 | 74 | 255 4,800 255 | 2,200 | |
105 mm Canon 13TR | 6 ⇒6.25 | AP APCR HE | 175 223 54 | 300 330 360 | 1,800⇒1,875 1,980⇒2,063 (APCR) | 0.41 | 2.7 | 850 1,063 850 | 60 | 270 4,000 280 | 2,400 | |
90 mm DCA 45 | 6.98 | AP APCR HE | 212 259 45 | 240 240 320 | 1,674 | 0.36 | 2.5 | 1,000 1,250 1,000 | 74 | 255 4,800 255 | 2,750 | -10°/+12° |
※俯角-10°は車体正面から左右79度以内のみ。
以降は初期砲塔では-5°、上位砲塔では-1°に制限される。
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視認範囲(m) | 重量(kg) |
ARL 44 | 110/30/30 | 32 | 330 | 4,000 |
---|---|---|---|---|
AMX M4 mle. 45 | 200/70/40 | 30 | 360 | 6,400 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 230 | 575 | 20 | 700 |
---|---|---|---|
Maybach HL 230 P45F | 750 | 20 | 750 |
Maybach HL 295 | 850 | 20 | 750 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
AMX M4 mle. 45 | 53 | 22 | 8,000 |
---|---|---|---|
AMX M4 mle. 45 bis | 60 | 24 | 8,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 508 | 400 | 100 |
---|---|---|
SCR 528F | 750 | 80 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 5.98%⇒6.22% | 1.4% |
移動時 | 3.02%⇒3.14% | 0.71% |
派生車両
派生元 | ARL 44(HT/47,590) |
---|---|
派生先 | AMX 50 100(HT/81,000) / AMX 65 t(HT/62,500) |
開発ツリー
90 mm DCA 30 (初期/64,000) | ━ | 90 mm F3 (15,000/87,000) | ┳ ┃ | 105 mm Canon 13TR (16,350/94,350) | ┏ ┃ | 90 mm DCA 45 (18,500/121,250) | ━ | AMX 65 t (62,500/2,500,000) |
ARL 44 (初期/14,520) | ┃ ┗ | AMX M4 mle. 45 (9,600/20,500) | ┃ ┻ | AMX 50 100 (81,000/2,552,500) | ||||
SCR 508 (初期/21,600) | ━ | SCR 528F (9,000/54,000) | ||||||
Maybach HL 230 (初期/26,000) | ━ | Maybach HL 230 P45F (18,800/52,000) | ━ | Maybach HL 295 (24,700/78,000) | ||||
AMX M4 mle. 45 (初期/9,550) | ━ | AMX M4 mle. 45 bis (8,500/18,500) |
車両に関する変更履歴
v0.7.1 | 新規実装 |
v0.9.10 | HDモデル化 |
v0.9.13 | 初期砲塔時の耐久値を1,100から1,200に変更 改良砲塔時の耐久値を1,200から1,350に変更 |
v0.9.21 | 派生先車両にAMX 65 tを追加 |
v1.0.1 | 初期履帯の移動・車体旋回時の散布界を17%減少 改良履帯の移動・車体旋回時の散布界を18%減少 初期砲塔における105 mm Canon 13TRの砲塔旋回時の散布界を25%減少 改良砲塔における105 mm Canon 13TRの砲塔旋回時の散布界を29%減少 105 mm Canon 13TRの照準時間を2.9秒から2.7秒に変更 105 mm Canon 13TRのAP弾の貫通力を165mmから175mmに変更 90 mm DCA 45の照準時間を2.9秒から2.5秒に変更 |
v1.9.0 | 砲塔ARL 44の主砲90 mm DCA 30の総弾数を74発から90発に変更 |
v1.18.0 | 車体の前面装甲と砲塔「AMX M4 mle. 45」の装甲を強化 砲塔「ARL 44」搭載時の耐久性を 1,200HP から 1,360HP へ変更 砲塔「AMX M4 mle. 45」搭載時の耐久性を 1,350HP から 1,400HP へ変更 |
解説(v1.18.0)
- 概要
v0.7.1で追加されたTier7のフランス重戦車。
ARL 44からAMX 50へ至る過渡期の計画案の一つである。
重戦車としては装甲が少し頼りないが、攻撃面と機動性が良く、同じTier7で比較するとISやIS-2に似た特性を持つ。
- 火力
俯角はT29と同じく-10°取れるが、正面から左右79°以降は俯角が極端に制限される。
敵の側面を取ろうとしたが回り込み過ぎて敵の弱点に照準できない、NDKに対抗して砲塔を回しても照準できない、といった事態に陥りやすいので注意。
最終砲は二種の90mm砲か105mm砲であり、いずれも前身のARL 44から引き継ぐことができるため、乗り出しから使用できる。なるべく前身での主砲開発は済ませておこう。
v1.0.1により全体的に照準拡散が改善された。防御に難を抱える本車には大きなBuffと言える。- 90 mm DCA 30
BDR G1 Bの最終砲。前のARL 44で90 mm F3すら開発していない場合、この貧弱極まりない砲で戦う羽目になる。この主砲では完全に論外レベルで、最低でもARL 44で90 mm F3は開発してからこちらに乗り出すべきである。 - 90 mm F3
アメリカの90mm砲に似た、通常弾は並だが課金弾で貫通力が大幅に向上する特性を持つ。後砲の2門よりも照準時間が短く、中距離戦闘での照準に掛かる時間では90 mm DCA 45に勝る。
改良砲塔にすればDPMもそれなりに高くなり非常に扱いやすいが、やはり通常弾だけでは格上を相手するには貫通力が不十分。課金弾は多めに積む必要があり、クレジット効率は悪い。 - 105 mm Canon 13TR
単発火力300と火力重視の105mm砲。
課金弾を使うことで貫通力の向上と単発火力+30の底上げが可能。
課金弾使用時のDPMはあのTiger Iと同等という高さで、重戦車としてはかなり高い攻撃性能を得る事が出来る。
APの貫通力が175mmとなったことでソ連のIS等のAPと同等になり、通常弾の使い道は若干増えた。だが課金弾では火力の向上も出来ることを考えると依然として通常弾を使う場面は少なく、やはりクレジット効率はかなり悪い。課金弾の貫通力も223mm止まりと格上車輌を相手するにはやや心許ない。
照準時間・照準拡散の改善によって大幅に飛び出し撃ち等の命中率が向上した。特に本砲限定で砲塔旋回時の拡散が大幅に抑えられ、体感できるレベルで改善している。精度は良いとは言えないが、中距離での撃ち合いが多くなりがちな本車にはありがたいBuffである。
Tierが一つ上の重戦車よりも高い火力を発揮できるポテンシャルを秘めており、撃ち合いに自信のある諸兄はこちらを最終砲にするといいだろう。 - 90 mm DCA 45
AMX M4 mle. 45が搭載予定だった史実砲。改良砲塔でのみ搭載可能。
ドイツやイギリスには劣るが高水準の精度と、同格HT中一位の最高貫通力が特徴であり、課金弾では平均259mmと、似たような性能のTiger Iの最終砲8,8cmを大きく上回る。
更に照準時間と照準拡散がかなり改善され、飛び出し撃ち等の命中率は105mm砲以上に向上しているはずだ。
しかし単発はやや低く、DPMもTier7HTの中で最低クラスになってしまっており、全体として低火力となるのは否めない。
上記の2門とは違い、得意の高貫通・高精度を活かし中遠距離からの支援を中心とする運用が基本となる。ただし、曲がりなりにも重戦車の本車が支援役の立ち回りをしてもよいかは、マッチングやマップをよく確認してから判断しよう。
なお、この砲は開発しなくてもAMX 50 100に進む事は可能。AMX 50 100の最終砲は中戦車ルートで開発可能なのでそちらを進めているならば飛ばす選択肢もあるが、そうでない場合はAMX 50 100の中間砲として開発が必要になる。
- 90 mm DCA 30
- 装甲
v1.18.0にて正面装甲が強化され、正面限定ではあるが悪くない装甲を獲得している。俯角は-10°取れるのでハルダウンを意識しよう。
耐久力は1つ前のARL 44から大幅に上昇し、改良砲塔で1400と、同格HTの中では少し高め。- 砲塔
初期砲塔は正面でも110mm厚しかなく非常に脆いので早期に交換したい。
改良砲塔前面は200mmに大幅強化されるため、同格の通常弾までなら十分な防御が見込める。ただし200mmきっかりなのでこれを超える貫通力の砲には貫通されやすい。
側面は70~75mmしかないのでキッチリと真正面を向いておこう。
天板は40mmと薄く、車体側面と同様3倍ルールで貫通される可能性がある。勿論口径120mm以下の砲は天板で弾かれるので、相対する時は自車両の口径を考えると楽かもしれない。
キューポラは90mmの弱点。 - 車体
前身から一気に形状が近代化され車高がやや低くなった他、履帯裏を正面から抜かれるようなこともなくなった。また前面にエンジン判定が無いのはドイツ戦車よりも優れたメリットである。
車体前面装甲は10mm減少したが傾斜がきつくなり、見かけの装甲厚は185mm(APで170mm相当)に上昇している。
面下部は70mm+傾斜125mm相当(AP)の弱点となっている。
車体側面は40mmと極めて薄く、口径121mm以上のAP弾やAPCR弾には3倍ルールにより、ほぼ確実に貫通されるため、昼飯や豚飯は相手の口径を見極めなければならない。榴弾でも、口径105mm以上には、貫通されて大きな被害を被る危険がある。特に自走砲の榴弾でも直角に近い角度で当たると貫通の危険性もあり、相手にとって本車は絶好の獲物となっているため、細心の注意を払いたい。
- 砲塔
- 機動性
機動性は他国HTに比べると機敏で、ISやIS-2にやや劣るか同程度。
ARL 44に比べると最高速度が僅かに落ちたが、850hpの高出力エンジンが追加されて出足が早くなるとともに、車体砲塔と旋回速度も大きく上がっている。
この辺りから機動性は段々に向上していくため、本車で早めに足を活かした側背面狙いを覚えていくのも悪くない。
- 総論
v1.18.0での装甲の強化により、ごく普通に前線を担える重戦車となった。
ただし正面以外の防御力は相変わらず厳しく、正面装甲も課金弾や格上の弾を弾くほどではないので、地形を活用しつつ地道にダメージを与えていこう。
機動力は優れているので、格上に対しては回り込みなどで対処することが出来る。
史実
ARL 44が(主に足回りの旧弊さによって)過渡的なものになるであろうことを予期したフランスの産業界は、1945年になるとより洗練された新型戦車の作成を模索し始めた。
そうした動きの中で、AMX(イシィ・レ・ムリノー兵器廠)が「プロジェクト141」として提案したのが本車である。
M4と命名されたシュナイダー社製90mm砲を搭載する30トン級戦車の計画案は、オーバーラップした千鳥足式転輪・傾斜装甲を持つ大型の車体・そして特徴的な形状の大型砲塔とティーガーIIの影響を大いに見て取れる形状となった。
リーフスプリング式、コイルスプリング式、トーションバー式の三種類のサスペンションが(主に車高低減の面を重視して)検討され、その後に試作車両が発注された。
しかしながら、30トン級戦車の装甲は陸軍の許容範囲をはるかに超える薄さであり、これを満たすために計画は30トン級戦車「M4」の開発計画から、さらなる大型戦車「AMX50」の開発計画へと切り替わり、そして新たな試行錯誤の道を歩んでいくこととなるのである。
↑AMX M4 mle. 45の側面図。どうみてもキングタイガーですほんとうに(ry。
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アーカイブ1
- 次回のアプデでHPちょっと増えるし・・・でもこいつの問題はそこじゃない気がするんだが・・・ -- 2015-11-30 (月) 23:33:41
- チリより低いHPがどうにかなればまぁ何とかなるだろ、元々勝てなくはないしな。スコアはそこそこしか出ないが -- 2015-12-01 (火) 13:42:27
- HT枠の隠蔽低い中戦車って考えれば強くね?ティア8の一部HTより高い貫通あるし俯角もある 問題は最高速度かな? -- 2016-02-12 (金) 11:57:08
- HPもバフでまともになったしな。どうにかこうにか使えなくはなくなってる。MTと見たときに最大の問題は横方向の俯角制限が砂の川等での戦闘力をかなり削いでるあたりか -- 2016-02-13 (土) 04:14:38
- 9.13にて性能変更:ARL 44 turret の耐久値を変更: 1,100 HP から 1,200 HP AMX M4 mle. 45 turret の耐久値を変更: 1,200 HP から 1,350 HP -- 2015-12-17 (木) 19:23:20
- 拡張パーツはとりあえずラマー、換気扇、射撃装置でええのん? -- 2016-01-15 (金) 04:42:24
- vBAddictとかいう統計サイトで覗いてきたらその3点が使用率高かったよ -- 2016-01-15 (金) 14:08:04
- 装甲のところに履帯ごと貫通って2回同じこと書いてるど -- 2016-01-26 (火) 20:22:48
- ほんまや -- 2016-01-26 (火) 20:33:26
- 砲塔が意外と弾いたりする。馬力と貫通があるからハルダウンはけっこうしやすかった -- 2016-04-23 (土) 22:43:09
- 防盾は170~あるからはじくけど砲塔本体は100mm装甲だからいつもはじけないのがね -- 2016-04-23 (土) 23:05:48
- 精度あるから傾けたりして対応すれば割とはじく -- 2016-04-30 (土) 17:43:46
- v1.0.1の変更履歴は公式のパッチノートが来たら更新します。 -- 2018-05-03 (木) 10:00:23
- こいつの問題ってぶっちゃけ主砲性能より機動性な気がする。いくら豚飯だ昼飯だしても弾けないなら、いっそ中戦車みたいに動いて臨機応変に立ち回りたい。それには35km/hじゃ全然足りない。 -- 2018-05-04 (金) 16:32:52
- 最高速度40kmくらいあっても許されそう -- 2018-05-22 (火) 17:42:29
- 埼玉の最終砲もbuffしてくだち! -- 2018-05-04 (金) 17:37:40
- 90mmDCA45の性能は元々良いのでDPMは上げられません。機動性も重戦車としては高いので据え置き。 -- 2018-05-05 (土) 13:52:06
- これだけでなくTier8の「AMX 65t」にも流れで強化来て欲しかった…あれ辛すぎる。 -- 2018-05-05 (土) 12:55:17
- 最初は脳死で90mm砲を使っていたけど105mmが中々いい。DPMと単発のバランスがいいし、意外と弾が当たるのでダメージが稼ぎやすい。横~後方の俯角が壊滅的なのだけが残念です。 -- 2024-01-23 (火) 23:01:45