チャンピオン

概要

トラベラーを経た騎士見習いの最終到達点。
アクション使い放題&アタック無効という、まさにチャンピオンの名にふさわしい効果を持つカード。
プレイできるのはゲーム終盤であることが多く、差をつけられすぎないよう注意したい。

利用法

• 村系を無視したままターミナルアクションを詰め込んで、デッキパワーで圧倒する。
  • 一度プレイした後は村系のアクションカードが不要になるが、それまでの構築最中では村を活かした方が早く出世させられることも多く悩ましい。
    • 不要になった村系カードを変容などでより有用なカードに変換できるとよいだろう。
  • 一時的にアクション権を増やせる村人との相性はよい。特に、カード獲得時にのみ村人がもらえる追従者や学園との相性はなおよい。
    • ただし、トラベラーの出世はカードの獲得ではないので、学園の効果で村人を増やすことは出来ないので注意。
• ウォリアーを集めておき、相手のデッキの3、4コストを大量に廃棄させる。
  • ただし、チャンピオンを使われた相手に対しては無効であることには注意したい。
• 廃墟撒きも完封するが、チャンピオンをプレイする前に貰ってしまった廃墟も最低限利用できるようになる。

詳細なルール

• 持続全般のルールついて、詳細は専用ページを参照。
• ヒーローまでと異なり、トラベラーのカードの種類は持っていない。

• チャンピオンは使用後クリーンアップフェイズに捨て札にならず、ゲーム終了時まで場に残り続ける。
  • 使用することでゲーム終了までの毎ターンについて効果が予約されるため。
  • ただし、持続カードが何らかの理由により場を離れた場合、【持続効果】はターン終了時にすべて失われる、というルールがあるので注意。詳細は詳細はリンク先を参照。

• 次の効果はチャンピオンの効果で防ぐことが出来ない(※具体例は一例)。
  • アタックカードではないカードの使用による効果。
    • 仮面舞踏会でカードを渡す効果。
    • 貢物のデッキから2枚捨て札にする効果。
    • 右隣のプレイヤーが使用した支配。
  • 獲得時効果や購入時効果など、使用に拠らない効果。
    • 不正利得の獲得時効果による呪いの獲得。
    • 義賊の購入時効果による攻撃。
    • 抑留トークンの購入時効果による呪いの獲得。
  • 持続アタックカードによってすでに予約されたアタック効果。
    • 自分がチャンピオンを使用した後に使用された相手の持続アタックカードの効果は受けない。
      一方で、持続アタックカードが使用された後にチャンピオンを使用しても、すでにアタックカード使用時に予約された効果を遡って取り消すことはできない点に注意。
      例えば、他のプレイヤーが沼の妖婆を使用し、その直後の自分のターンでチャンピオンを使用したとしても、購入によるカード獲得時には呪いを獲得することになる。

• チャンピオンを使用後は、ゲーム終了時まで、たとえアタックカードの影響を受けたいと望んでも、影響を受けることはできない。
  • チャンピオンを使用後も、アタックカードを使用された際には、誘発するリアクションカード（堀、秘密の部屋、馬商人、物乞い、隊商の護衛、外交官、番犬、盾）でリアクションできる。

• 「あなたがアクションカード1枚を使用する時、その解決前に、+1 アクション」とは、『アクションカードを使用した際、そのアクションカードの使用時効果が発揮される前に+1アクション得る』という意味である。
  • アクションカードを使用する度にアクション権が補填されるため、基本的にアクション権の残数を気にすべき状況は無くなるが、一部のカードなどとの組み合わせでは厳密に数える必要が生じる。以下の組み合わせに注意。
    • 王冠を使用する際は、増え続けるアクションを権数えておく必要がある。
      購入フェイズに冠を使用した時や、夜フェイズに人狼を使用した時などにも+1アクションされるのを数えそびれないよう注意。
    • 盛大な取引発動後は、アクション権を購入権に変換できるようになるので、増え続けるアクションを権数えておく必要がある。
    • 雪深い村の効果によって、チャンピオンが持続していてもアクション権が増えなくなる。
      この時、「あなたがこの後に得る+アクションはすべて無効になる」の効果が処理される前にチャンピオンの効果によって+1アクションを得ることに注意。
      つまり、単純に(他に何も影響しない状況下で)チャンピオンが持続し、1アクション持った状態から雪深い村を使用した場合、残りは5アクションとなる。
    • 最初にチャンピオンを使用したとき、得られるアクションは(効果の最初に書かれている)+1アクションである。
      「あなたがアクションカードを使用したとき+1アクション」を得るのは、使用したチャンピオンの解決時であり、自身は既に使用されているため、自身の効果で更に+1アクションを得ることはない。

余談

以下、海辺・繁栄・異郷2版発表に伴う2022年版エラッタ前のカードテキストを残しておく。

• 以前から、チャンピオンの効果で+1アクション得るタイミングは『アクションカードを使用した際、そのアクションカードの使用時効果が発揮される前』という裁定があったが、これが明確になった。

コメント