建設/通常帝国/職業

（00_common_categories.txtから、通常帝国の職業に関するものを抜粋）
※「騎士」（騎士団長、騎士、従者に適用される特殊な経済カテゴリー）は、経済カテゴリー/職業を継承していない）
・職業（階層や「特性と惑星種類の組み合わせ」によるものも、ここで管理）

• 資源を産出する職業
  • 農民
  • 採掘職
    • 戦略資源採集職
  • 家畜
  • 技術者
  • 政治家
    • 役員
    • 貴族
  • 行政官
    • 管理職
    • 司祭
    • テレパス
    • 文化人
  • 研究者
  • 冶金技師
  • 精錬職（ガス精製技師が対象）
  • 透過技師
  • 化学技師
  • 職人
• POP製造
  • ネクロファイト職業枠（これだけ「職業枠」が付いている）
• 豪商
• エンターテイナー
• 兵士
• 法務執行官
• 医療従事者
• 従者
• 変異原性スパ係員
• 準知的生命体
• 保有施設の職業枠（これだけ「職業枠」が付いている）
  • (それぞれの保有施設の職業)

ほとんどの職業では、優先度の特性による修正基準は、Ver.3.4で根本的に変わりました。それまでは「○○という特性があれば1.2倍」という処理でしたが、特性による資源産出や快適度等への修正をベースに優先度修正を計算します。
・（資源）産出による修正
※特性補正は、以下の式で産出されます（特記がない限り、その職業に対する修正が基準。また倍率=1）。
（1+特性による「（職業）の（資源）産出修正乗算」*倍率）の3乗（対象資源が枯渇中なら10*倍率倍）
例：勤勉（鉱石産出+15%）があれば、鉱山労働者の鉱石産出による修正は、(1+0.15)^3=1.520875で、鉱石が枯渇中なら15.20875。
ボーナスが-10%なら(1-0.1)^3=0.729で、ボーナスが-100%以下なら(最低値0)^3=0になります。
・（資源A）と（資源B）の産出による修正
（1+特性による「（職業）の（資源A）産出修正乗算」*倍率+特性による「（職業）の（資源B）産出修正乗算」*倍率）の3乗（対象資源が枯渇中なら10*倍率倍）
※「（資源）産出による修正」を重ねただけのケースとは結果が異なる。
どちらの資源にも+10%ボーナスがある場合、「（資源）産出による修正」二つでは(1+0.1)^3^2=1.771561の修正になるが、こちらでは(1+0.1+0.1)^3=1.728になる。

・研究産出による修正
（1+特性による「（職業）の物理学産出による修正乗算」*0.33+特性による「（職業）の社会学産出による修正乗算」*0.33+特性による「（職業）の工学産出による修正乗算」*0.34）の3乗。
・職業による（惑星修正）による修正
（1+特性による「職業による（惑星修正乗算）」）の3乗。

他にも、「階層の高い職業は完全市民優先」といった傾向があります。
※現職補正: その職業に現在就業しているPOPが受ける優先度の補正
※「完全市民権が無い」補正は、ロボットには無効

ここまではcommon/pop_jobs内のファイルで規定されていますが、実際のJob Weightからは以下の別要素（別のファイルで規定されているか、ハードコーディングされているかは不明）があるようです。
また、ほぼ一致しているがわずかなずれがあるケースも珍しくありません。
全職業共通の基本値：5（一覧の補正の対象外）
統治者職業の現職補正：2（一覧に記載されている値とは別）
専門職職業の現職補正：1.25（一覧に記載されている値とは別）
労働者職業の現職補正：1.15
上位の社会階層の職業：マイナス補正

例１：ブローグ（種族特性/嫌悪感により、職業による快適度-20%）の農民が事務員に対して・・・
　5+0.8*(1-0.2)^3=5.4096
例２：ブローグ（種族特性/嫌悪感により、職業による快適度-20%）の事務員が事務員に対して・・・
　(5+0.8*(1-0.2)^3)*1.15=6.22104

統治者
共通条件（特記がない限り）：
　浄化/解体/同化中/準知性体/奴隷でない
　国家がネクロファージの起源を持っている場合の追加条件：
　　ネクロファージ(特性)を持つ（つまり、非ネクロファージ有機体やロボットは一切就業不能）
　国家がネクロファージの起源を持っていない場合の追加条件：
　　盲従的(特性)も神経ステープラー(特性)もゾンビ(特性)も持たない
　　ロボットPOPの追加条件：
　　　人工生命体(技術)を持つ
　　　政策/ロボット労働者が合法である
　　　人工知能（政策）が市民権である
　　　労働する権利（銀河共同体決議）が有効でないか、優先される有機POPがいない
共通：基本値1000、現職補正：5、惑星がプレスリン・スウォームかコンティジェンシーに支配されている（厳密には、「POPがコンティジェンシー自身ではない」条件を持つ職業がいくつかあるが）：0.01

専門家
共通条件（特記がない限り）：
　浄化/解体/同化中/準知性体でない
　盲従的(特性)を持たない
　神経ステープラー(特性)を持たない
　現職が統治者（失業中を含む）でない
　ロボットPOPの追加条件：
　　ドロイド(技術)を持つ
　　政策/ロボット労働者が合法である
　　労働する権利（銀河共同体決議）が有効でないか、優先される有機POPがいない
　奴隷POPの追加条件：契約奴隷である

注1：「召使いになれる」は、
　　　 　有機体であれば、奴隷POPであり種族の権利/奴隷の種類が家庭用奴隷であること。
　　　 　ロボットであれば、家事プロトコル（特性）を持ち種族の権利/市民権が隷属であること。
　　 「召使いになれない」は、その逆。
注2：更に、以下のどちらかに該当すること：
　・以下のどちらでもない
　　A:政策/人工知能が市民権で、人工生命体(技術)を持つか「質問」イベント（ロボットの魂についての問いかけ）で「機械にも魂がある」と回答した
　　B:人工知性体の帝国である
　・人工生命体(技術)未取得か、政策/人工知能が隷属ないし市民権
（条件がかなり複雑だが、common/scripted_triggers/00_scripted_triggers.txtのis_shackled_robotとis_non_sapient_robotを参照）
注3：ロボットPOPの場合は、人工知能（政策）が非合法でないこと。
注4：奴隷POPでないか戦闘奴隷で、種族の権利/兵役が兵役免除でないこと。また契約奴隷は就業不可。
注5：宇宙生まれによる修正が発生しない。
注6：専門家の共通条件は全て無視して、以下の条件に従う。
　　ロボットでない、準知性体でない、第一種族でない、種族の権利/奴隷の種類が家畜でない、幸福度を持つ
　　 （つまり、盲従的を持っていてもよいし、家畜でないなら契約奴隷以外の奴隷でもよい）
　　 また、「exempt_from_ai_amenity_prioritization」（詳細不明）という条件がyesに設定されている。名称からはAIによる快適度調整から除外される（快適度が過剰でも、ネクロファイトをやめさせたりはしない）ように見えるが、詳細は不明。

労働者
共通条件（特記がない限り）：
　浄化/解体/同化中/準知性体でない
　ロボットPOPの追加条件：
　　政策/ロボット労働者が合法である
　　労働する権利（銀河共同体決議）が有効でないか、優先される有機POPがいない
　現職が統治者（失業中を含む）でない
　現職が専門職（失業中を含む）でない（奴隷以外）
　種族の権利/奴隷の種類が家畜な奴隷ではない
共通：現職補正は存在しない。

注1：「召使いになれる」は、
　　　 　有機体であれば、奴隷POPであり種族の権利/奴隷の種類が家庭用奴隷であること。
　　　 　ロボットであれば、家事プロトコル（特性）を持ち種族の権利/市民権が隷属であること。
　　 「召使いになれない」は、その逆。
注2：更に、以下のどちらかに該当すること：
　・以下のどちらでもない
　　A:政策/人工知能が市民権で、人工生命体(技術)を持つか「質問」イベント（ロボットの魂についての問いかけ）で「機械にも魂がある」と回答した
　　B:人工知性体の帝国である
　・人工生命体(技術)未取得か、政策/人工知能が隷属ないし市民権
（条件がかなり複雑だが、common/scripted_triggers/00_scripted_triggers.txtのis_shackled_robotとis_non_sapient_robotを参照）

保有施設の職業
奴隷、犯罪者、浄化、イベントに属する職業を、ここで扱う。
原始文明や没落帝国などAI帝国専用のものは対象外。
共通条件（特記がない限り）：
　浄化/解体/同化中/準知性体/奴隷でない
　専門家の共通条件を満たし、ロボットPOPの場合は更に、人工知能（政策）が非合法でないこと。

注1：労働者の共通条件に準ずる。
注2：奴隷でもよい。
注3：ロボットPOPの場合は、人工知能（政策）が非合法でもよい。

その他
奴隷、犯罪者、浄化、イベントに属する職業を、ここで扱う。
原始文明や没落帝国などAI帝国専用のものは対象外。
共通条件（特記がない限り）：
　浄化/解体/同化中/準知性体でない
　現職補正なし（類似したより一般的な職業への就業時に大きな補正が発生することがあるが）。

注1：「召使いになれる」は、
　　　 　有機体であれば、奴隷POPであり種族の権利/奴隷の種類が家庭用奴隷であること。
　　　 　ロボットであれば、家事プロトコル（特性）を持ち種族の権利/市民権が隷属であること。
　　 「召使いになれない」は、その逆。
注2：殆どの職業では「浄化/解体/同化中/準知性体でない」条件や浄化/同化と両立できない条件（例：奴隷である）を課しているため優先度の意味はほとんどないが、一応記載。
注3：ロボットPOPの場合は、人工知能（政策）が非合法でないこと。
注4：家畜や浄化中/同化中であっても就業を禁止されない。