【主人公の家族】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:15:45

概要

ここではドラゴンクエストシリーズ各作品の【主人公】の家族全般について解説する。
 
歴代主人公の家族構成は様々。名前の有無や立場など、存在感などもシリーズによって異なる。実の親と育ての親が異なるケースもある。
主人公の父親は概ね勇敢な戦士であることが多く、その勇猛さゆえに危険な目に遭ったり死んでしまったりする悲劇を演じることもしばしば。 また母親も同様に本編開始前に死んでいたり劇中で死亡したりすることも多い。
両親共に、あるいはいずれか一方が物語に深く関わるキャラクターとして、高い地位や名声、特別な出自などを持つ例が多く見られ、ナンバリング作を中心に王族であることも多い。
ちなみにこれは「貴種流離譚」という創作におけるテンプレートの一つでもある。「ごく平凡な生まれの若者が英雄になる」というシナリオもよくあるが、ドラクエではこちらの貴種流離譚タイプの方が多い。
なお、上記の事情もあって主人公の父親や母親が完全な【プレイヤーキャラクター】として加入した例は今のところない。
 
また、かつてはドラクエの主人公の父親は露出度の高い格好をしているなるイメージで語られることもあった。
シリーズを重ねた今となっては特にそんなこともないのだが、初期の作品で覆面パンツ勇者【オルテガ】や、上半身をはだけた放浪の国王【パパス】がおり、しかもドラクエ史上トップクラスに知名度の高い父親と言える二人であったことから、オールドファンの間ではネタにされることが多かった。
実際のところナンバリング作品で露出度が高いと言えるお父さんはこの御二方とDQ7の【ボルカノ】(漁師)だけである。
 
作品を重ねてシナリオ面が充実するに従って主人公の生い立ちが掘り下げられるようになり、兄弟姉妹や親戚、あるいは血のつながりはないが家族同然の存在が登場することも増えてきている。
ただし、なぜか「主人公の祖母」だけはゲーム作品だと(祖父がいる作品でも)明確に祖母と断定できる人物は登場しない。
後述の通り、ゲーム以外の他のメディアではそこそこ登場している。
なお、人間の主人公としては【主人公(DQ1)】のみ、親が作中には登場せず、語られることも一切ないため、不明。そのため、【ロトの子孫】と言いつつも父系か母系かもわからなくなっている。
 

DQ1

上述の通り、【主人公(DQ1)】の実の両親については登場しないため不明だが、エンディングにて【ローラ姫】と結婚して彼女が妻となり、【ラルス16世】が主人公の義理の父親となる。

小説版

【ドムドーラ】出身であるという設定があるが、生まれてすぐにドムドーラが滅ぼされたということになっており、実の両親はそのときに巻き込まれて死亡している可能性が高い。
育ての親として、ラダトーム城出入りの鍛冶屋ガウルとその妻ジェシカが登場。

CDシアター

ここでも実の親は不明。育ての親として、女性祈祷師メルセラ(CV:野沢雅子)が登場するが、主人公は「ばあちゃん」と呼んでおり、母というより祖母とでもいうべき年齢差の模様。

DQ2

主人公は【ローレシアの王子】であるため、父は当然、国王である【ローレシア王】である。
スタート直後に主人公を送り出すほかはストーリーに絡まないが、他の王と同じく【復活の呪文】を教える(記録を行う)役割を担う。
ストーリー中にあたって、死ぬことはおろか危険な目にすら一切遭わない、主人公の父としては極めて珍しい人物。
 
一方の母親は、おそらく【ローレシア】の王妃ということになるが、作中で語られることはない。
ただし、FC版では城の西側にある銀の鍵のかかった一室に、

「◯◯◯◯は まだ こどもなのに。つらくなったら いつでも かえってきて いいのですよ。

と、母性溢れる優しい言葉をかけてくれる女性がいる。
ローレシアにおいて主人公を呼び捨てにしてくるのは、この女性と父王のみである。
【囚人】たちを除くローレシア城内の他の人々はさま付けもしくは王子を付けたりと主人公を敬って話すのだが、彼女だけは明らかに違う。
もし乳母だとしても、「さま」ぐらいは付けて呼ぶのが普通であろう。
もしかしたらもしかするのかもしれない(祖母という可能性もあるが)。
 
ただし彼女はリメイク版では登場せず、該当の場所には口調からして別人の【シスター】がいて、セリフも全く異なる。
主人公の母親である可能性のある人物は一人も登場しなくなった。
 
なお、ローレシアの王族と同じくロトの子孫である【サマルトリア】【ムーンブルク】の王族は主人公の親族ということになる。
つまり本作のパーティメンバー3人はお互いに親戚である。
また、100年前【ローラ姫】が出ていったときに【ラダトーム】の血縁が途絶えたわけでなければラダトームの王族もおそらく親族ということになり、ラダトームにいる【武器屋の隠居】もパーティメンバーの遠い親戚にあたる。
 
【ローラ姫】は声だけだが再登場。
DQ2の時代設定が「DQ1の100年後」とかなり離れていることや、ローレシア王とサマルトリア王が兄弟といった描写がないことから、曾祖母や高祖母もしくはさらに上の世代ということになるだろう。

小説版

小説には母親も登場し、名前は「ルシア」。主人公が4歳の時に病死したと上巻の最後に記されている。父王が後添いを娶ったかは不明。

ゲームブック(エニックス)

ローレシア城を出発する前に母=王妃を訪ねる選択肢が存在する。病弱でめったに後宮から出ないと言う。
また、フィナーレで王妃は王と共に謁見室で凱旋した王子たちを迎える。

DQ3

【主人公(DQ3)】の父は、勇者【オルテガ】
FC版だと有名なパンツマスク姿で、露出度が高いどころかほぼ裸である。彼の露出度のイメージはほぼこれが原因だろう。
NES版やリメイク版ではさすがに修正されており、それなりに地肌を露出しているが常識を逸脱したレベルではない。
その他の詳細は当該項目を参照。
 
また、初めて明確に主人公の母親であることがわかる人物と祖父が登場しており、【アリアハン】の自宅にいる。
詳細は【主人公の母親(DQ3)】および【主人公の祖父(DQ3)】を参照。

DQ4

【主人公(DQ4)】の両親は育ての親と、実の親の二組が存在。
詳細は【主人公の父親(DQ4)】および【主人公の母親(DQ4)】を参照。
また、【きこりの家】の奥には父親の墓らしきものがあり、この家に住む【木こり】は彼の父親、つまり主人公の祖父でほぼ間違いないが、ほのめかす内容の台詞があるのみで、はっきりした描写はない。
 
勇者を育てる使命を帯びた【山奥の村】の住人は全員が家族同然で主人公を厳しくも愛をもって育てており、両親以外にも剣や呪文の師匠、幼馴染の【シンシア】などが登場する。
第五章が始まった直後に村が【ピサロ】たち魔物に襲撃され、村人たち全員が命を落とす。

DQ5

本作はシリーズでも特に、家族に焦点があてられた作品と言える。
【主人公(DQ5)】の父は【パパス】、母は【マーサ】
パパスは上半身は地肌に軽装の鎧しか身に付けておらず、片方の乳首を惜しげもなくあらわにしている。
幼年時代編では主人公は父に連れられて旅をするが、【ゲマ】によって殺害され、青年時代編は彼の遺志を継いで冒険をすることになる。彼の遺した【パパスのつるぎ】も登場する。
NPCとしてパーティに加わって主人公と一緒に戦うこともあるなど、歴代ナンバリングでは最も印象に残る父親であろう。
母のマーサはオープニングで登場するが、その後【魔界】にさらわれたため、終盤までずっと登場せず、青年時代以降は彼女を助けることが旅の目的となる。
後に両親は【グランバニア】の国王とその王妃であり、さらに母は魔界の門を監視する【エルヘブン】の民であったことが判明する。
 
また、本作ではシリーズでも珍しく主人公がシナリオ途中に必ず結婚することになるためとなる人物と、物語の後半には双子の息子までが登場し、家族ぐるみで魔王討伐に向かうことになる。
また、【ビアンカ】と結婚した場合は【ダンカン】が義父に、【フローラ】【デボラ】と結婚した場合は姉妹のもう一方が義妹もしくは義姉になり、【ルドマン】とその妻が主人公の義両親の立場となる。但し、フローラとデボラを除き、血縁関係はない(ビアンカも彼女達の親戚と考えられる)。
それ以外の親戚として父方の叔父の【オジロン】とその娘【ドリス】(つまりいとこ)、親族ではないものの家族の一員と言える【召使い】【サンチョ】が登場。
 
【工事中の神殿】では、幼少期から10年間奴隷生活をした主人公にとって、文字通り同じ釜の飯を食った奴隷たちはある意味家族同然の関係だろう。
中には主人公のことを「アニキ」と呼んで慕ってくる人物もいるが、彼らがその後どういう運命を辿ったかについてはシナリオ中はあまりフォローされていない。
生きていれば【大神殿】攻略時の奴隷信者たちの中にいそうだが、残念ながら会話できる範囲では面識のある素振りをする人物はいない。

ユア・ストーリー

DQ5世界における主人公「リュカ」の両親は原作どおり。妻となるのはビアンカ。一方、子供は息子のアルスのみが登場し、娘は登場しない。
それ以外に、ゲームをプレイしているプレイヤー自身の母親が、回想シーン内にて声でのみ登場(CVは内田敦子)。誕生日を迎えた幼少期のプレイヤーにSFCのDQ5をプレゼントした。

DQ6

【主人公(DQ6)】は、【現実の世界】では【レイドック王子】であるため、【レイドック王】とその妻【シェーラ】が両親である。
当初は【夢の世界】から物語が始まり、そちらの世界のレイドック王は母親のシェーラの方である。父は現実の【ムドー】に術をかけられ夢の世界のムドーを強制的に演じさせられており、これを倒した後から、彼が父であることが(同時に、主人公が王子であることも)が判明していく。
ムドーを倒した後は夢の世界のレイドック王も本人の夢となり、母は別の人物として夢の世界にいる。
また、本作はシリーズで初めて主人公の妹が登場する作品で、夢の世界での妹は【ターニア】であり、物語の開始地点である【ライフコッド】で一緒に暮らしている。
現実世界の方では本人はすでに死亡しているもののがいたことがわかる。
それ以外に夢の世界で【ランド】が勝手に「アニキ」と呼んできたり、【ハッサン】が強引に「兄弟分」の契りを結んでくるが、どちらも血縁のない赤の他人である。
いずれにせよ、DQ6主人公はシリーズを代表するおにいちゃんキャラとして認知されている。
 
なお、夢の世界の主人公にはレイドック王以外の両親がいる(いた)と思われるが、その手の話は一切出てこない。
おそらくは現実の世界のターニアの親(故人)が主人公の親という設定になっているのだろう。

DQ7

【主人公(DQ7)】の両親は、当初は【フィッシュベル】で一緒に暮らす漁師の【ボルカノ】とその妻【マーレ】とされている。
ボルカノは胸元の大きく開いたノースリーブの服の下に短パンという恰好であり、露出度が高い。ただし乳首はぽろりしていない。
父は留守にしていたりすることも多いものの母は常に実家におり、どちらも物語の序盤から終盤まで日常的に会うことができる。
両親以外にボルカノの弟で叔父の【ホンダラ】が兄一家に寄生するように暮らしており、本人の自覚なく両親以上に主人公の冒険に関わってくる。
 
過去【コスタール】のイベントで「【アニエス】の胎児が安全な時代に託された」という話が聞け、この胎児が主人公であるならば、事実上アニエスがもう一人の母、そして海賊王【シャークアイ】がもう一人の父ということになる。
産みの親と育ての親が異なる、と言う良くあるパターンではなく、血縁上の母親と産みの親が異なるという複雑なケース。
シャークアイの腕には主人公と同じ水の精霊の紋章のアザが刻まれており、終盤で対面した際にそのアザが主人公の腕に移り統合される。
表立った立場ではないものの、コスタール王とも親交がある伝説級の海賊であり、高い身分と言える。

DQ8

【主人公(DQ8)】の親については本編中では明かされないが、クリア後のシナリオで【サザンビーク】の王【クラビウス】の兄・【エルトリオ】が父親であり、【竜神族】【ウィニア】が母親であることがわかる。
両親ともにともに、既に故人。そしてそのことがエンディングでの主人公の運命にも関わってくる。
記憶を封じられて追放されることが決まるまでの間は実の祖父である【グルーノ】に面倒を見られていたと思われるが、追放後からトロデーン近辺の森で発見されるまでの間の動向が不明であるため育ての親の存在の有無については不明。
人ではないがおそらく幼少期からずっとペットの枠を超えて主人公の生活を支えてきたであろう【トーポ】が家族ということになるだろう。
主人公の素性がハッキリして真エンディングを迎えると、DQ5以来の主人公が結婚する作品となっており、オリジナルのPS2版では【ミーティア】と結婚することになるので【トロデ】が義父となる。
リメイク版で【ゼシカ】と結婚した場合は【アローザ】が主人公の義理の母親の立場になる。
 
もう一人の血縁者としてクラビウスの息子、つまり主人公の従兄弟として【チャゴス】が登場する。できればウソであってほしい。
父方の祖父である【サザンビーク】の先代国王は故人となっているため登場しないが、本作の重要な設定の一端としてその存在が語られる。
 
【ヤンガス】が主人公のことを「兄貴」と慕ってくるが、彼は赤の他人(そもそも年上のおっさん)である。

DQ9

本作では【主人公(DQ9)】【天使】であるため血縁者は登場しないが、すべての天使が同じ出自であるため職場の同僚でありながら家族のような存在ともいえる。

DQ10オフライン

【主人公(DQ10)】は10年前に両親を失っており、【主人公の兄弟姉妹(DQ10)】と一緒に暮らしていた。

DQ10オンライン

Ver.4のストーリーで主人公は5000年前の王国から時渡り(タイムスリップ)をしてきた赤ん坊であり、実の父親は【パドレ】、母親は【マローネ】ということが判明。
また、【エテーネの村】復興クエストで10年前に亡くなったことになっていた育ての両親である【アーヴ】とその妻【エムリヤ】も生存が確認された。
エテーネ王国関係の親族として伯父の【ドミネウス】、従兄弟の【メレアーデ】【クオード】【ベルマ】、すでに故人の祖父として【ルザイオス】がいる。

DQ11

【主人公(DQ11)】【ユグノア】の王子であり、母親はユグノアの先代国王の【ロウ】の娘【エレノア】、父はその夫で国王を継いだ【アーウィン】である。
母親の方の血筋が王族というパターンはDQ7以来の2例目。
【四大国会議】の日に【ウルノーガ】率いる魔物の軍勢の襲撃に遇い、両親ともに死亡した。
ユグノア城跡で父の霊が【嘆きの戦士】として出現し襲いかかってくる。勝利すると、その精神の中に入ることで彼の最期の日の様子が見られる。
DQ6に続き、実の父親と戦うことになるシナリオの2例目。また一戦のみではあるがNPCとして主人公と一緒に戦う父親もパパスに続いて2例目である。
過ぎ去りし時を求めた後は、彼の遺した【アーウィンのかぶと】【アーウィンのよろい】が登場する。
母方の祖父であるロウは襲撃による難を逃れて生存しており、物語の中盤で仲間に加入する。祖父がパーティメンバーに加入する例はシリーズ初。
 
なお、主人公は赤ん坊のときに【イシの村】【テオ】に拾われ、その娘【ペルラ】が母親として主人公を育てていた。
ぺルラは未婚か未亡人か不明だが、養父にあたる人物は会話にも一切出てこない。
近所に住む同年代の【エマ】とは仲の良い幼馴染として育ち、プレイヤーの選択次第では【結婚】することになる。
エマと結婚した場合はイシの村の村長【ダン】が義理の祖父の立場となる。

DQM/テリワン3D

主人公【テリー】の姉として【ミレーユ】が登場。
また、彼女の発言によれば両親が存在はしているようだが、作中には登場しない。
DQ6だとミレーユとテリーの姉弟は孤児だったという設定だが、今作の彼女が言う父が、存命だった頃の実の父親か養父かは明らかにされていない。というよりパラレルワールドなのでDQ6と同じ両親とは限らないが。
3DS版では冒頭に登場するテリー達の家に家族写真のようなものが飾られているが、その写真に写っている父親はDQ8の【聖堂騎士団】と同じ服を着ている(ただしロザリオは着けていない)。

DQM2/イルルカ

主人公の【ルカ】【イル】はお互いに兄妹の関係である。
一家で【マルタの国】に引っ越してきて、両親がモンスター牧場を経営している。父親は3DS版では半裸であり、南国だけに王様共々ムキムキの上半身を惜しげもなくさらけ出している。GB版・PS版では服を着ている。
3DS版では【スカウトQ】の出題者でもあり、自分も父から挑戦を受けてきたが、10問目で断念してしまったという。
いずれの作品でも固有グラフィックが与えられている。3DS版では帽子を被っており、ルカ・イルが付けているのと同じバッジを帽子に付けている。
3DS版の母親はルカと同じ赤い髪でトルネコシリーズの【ネネ】のような風貌。おつかいイベント等でシナリオに関わる。
また、プロローグに登場した「きのみパイ」(イルルカで言う【木の実パイの包み】)の製作者として「おばあちゃん」の名前が出てくる。母親が「おばあちゃん」と呼んでいるため、主人公兄妹にとっての祖母か曾祖母かは厳密には不明。

キャラバンハート

本編DQ7にも登場した【キーファ】の父親の【バーンズ・グラン】と妹の【リーサ】がちょっとだけ登場する。

ジョーカー1

主人公の父親は【ギルツ】
母親本人は登場していないが話題としては登場し、昔魔物の攻撃で命を落としてしまったそうだ。
続編であるDQMJ2の主人公の家族は不明だが、DQMJ3では主人公の兄【アンセス】が該当する。

トルネコシリーズ

【トルネコ】とその妻【ネネ】、一人息子の【ポポロ】が一家としてすべての作品に登場している。
トルネコ3ではポポロも主人公であるため、何気に「主人公の父親が主人公」という類を見ないケースである。
なお、トルネコの父親は不明。パラレルワールドのリメイク版DQ4ではトルネコの両親は流行り病により亡くなったことになっている。

少年ヤンガス

父親として【ヤンパー】が登場。大人のヤンガスと同じような服装をしており露出度が高い。

スラもりシリーズ

【パパ】【ママ】を参照。なお、スラもり3では父は王様である。

ソード

主人公の父親として【バウド】が登場。
諸事情あったとはいえ、息子の冒険に最後まで同行する数少ない親父である。
母は夫の余りもの体たらく(無類の酒好き)と手癖の悪さが原因で家出してしまってたため、本編には登場しない。

バトルロードビクトリー

【お父さん】【お母さん】を参照。

ヒーローズ1

【アクト】【メーア】の両親は【ヘルムード】によって【光の一族】の里が滅ぼされたときに殺されている。
そのため【エルサーゼ王国】?の国王【ディルク】が彼らの育ての親である。

ヒーローズ2

主人公の【ラゼル】【テレシア】は当初は従兄弟ということになっていたが、のちに双子の兄弟であることが発覚する。
共通の幼馴染として【ツェザール】がいる。
両親は回想の中で声のみ登場。
父は産まれたばかりのラゼルとテレシアに危害が加えられることを避けるため、二人を引き離すように提案する。
母は最初は反対したが、このままだと二人に命の危険があると伝えられると、やむを得ず同意した。
主人公は共に【ナジム王】の子孫ということで、【魔王ザラーム】とは血縁関係ということになる。

星ドラ

本作の主人公は三人兄弟の内の一人という設定。サブキャラとして兄弟・姉妹が一人ずつおり、キャラクターメイキングで容姿や性別などを自由に設定できる。
両親については、シーズン1で父の「アトモス」が登場。燃える炎を思わせる赤色の鎧と兜と盾を身に付け、斧を愛用している。ほとんど話題に上がらないが、ある場所では人間達に慕われる存在だったという話が聞ける。
かつて主人公らと共にある敵と戦っていたが、倒し切れずに敗北した後に敵と同化して封印した。紆余曲折の末に終盤で敵が真の姿で復活すると、自身も封印が解ける形で復活する。
母親はストーリー中で言及されるのみで、作中の登場はなく名前は不明。体がとても弱かったために、主人公達が産まれてすぐ亡くなったとのこと。

ダイの大冒険

実の父親としては【ダイ】と同じ【竜の騎士】であり、魔王軍の六大軍団長の一人である【バラン】が該当し、物語の中盤に関係が明らかになる。
母は【アルキード】の王女・【ソアラ】。駆け落ちしてダイを生んだが、その直後に国に連れ戻された末にバランを処刑から庇って命を落とす。
赤ん坊のダイは漂流していたところを【きめんどうし】【ブラス】が拾って親代わりとして養育していたが、本当の両親を慮ってダイには「じいちゃん」と呼ばせていた。
一方の血縁のある祖父は【アルキード王】が該当する。
詳細は各項目にあるとおりだが、両者は全く正反対の形で、主人公及びその父親の運命や動向に多大な影響を与えた存在であると言えよう。

勇者アバンと獄炎の魔王

勇者時代の【アバン】が主人公のため、本編では不明だった家族のことが明かされた。
すでに両親は亡く、アバンが【カール騎士団】入りする以前に【ジニュアールI世】も死去している。
それ以後は老齢の執事【ドリファン】が身の回りの世話や屋敷の管理を行っており、彼もまた祖父のような存在と言えるかもしれない。

ロトの紋章

カーメン国王・【カーメン4世】と王妃【ローザ】が該当。
両親共に物語序盤に生死不明となるが、完全版では夫婦ともに魔物に変えられながらも生きてアルスと再会するシーンが追加されている。
一方で、カーメン騎士団の【ルナフレア】、神官【タルキン】【ギラン】【キラ】の親子、老師【タオ】がアルスを養育し、家族のような関係と言える。
特に生まれたときから母の温もりを知らないアルスにとって、自分を育て、守り、そして先に死んでいったルナフレアがもう一人の母親と言えるのかもしれない。

ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~

【アラン】【アステア】を参照。

勇者アベル伝説

主人公【アベル】の父親の名前は、本作の要素がDQ3を下敷きとしていることに則り【オルテガ】である。
その顛末も意識したのか、最初は消息不明だが生きていたことが判明し、戦闘による傷が元で主人公に看取られながら死亡する。
詳細は当該項目のアベル伝説節を参照。

蒼天のソウラ

主人公【ソウラ】の両親は【ヴェリナード領西】【渡し守】スランと【ヴェリナード城下町】の歌姫マナ。共に種族は【ウェディ】
2人は婚約後にスランの故郷である【ルシナ村】へ居を移し夫婦揃って漁師となったが、物語の開始から10年前、主人公であるソウラが6歳の頃に、ルシナ村の近海で大嵐に見舞われた【エスコーダ商会】の船員達を助けるために人命救助を行った結果、共に命を落とした。
両親を亡くした後のソウラはスランの兄であるカイランとその妻フールトのもとで、従兄ミュールと従妹ミトナと共に育てられこととなった。
 
祖父は【ルシナ村】の長老オルカン。
【冒険者】を志した13歳のソウラに500年前の戦争で使われていた戦鉈の最後の一対の内、利き手用の両手剣を餞別として持たせた。
3年後、ソウラがルシナ村へ帰郷した際には折れた戦鉈の夫婦剣である片手剣を提供している。