おすすめ海外史実馬(10)~90年代~

Last-modified: 2024-12-19 (木) 08:04:01

印の見方と注意点などは一番上のページを参照のこと。

海外史実馬(90~99年)

90年生

  • 欧州ではその後の日本に大きな影響を与えることになるキングマンボが登場。彼とその子孫たちの存在は是非とも注視しておきたいところ。
  • 米国では金札ながら圧倒的な実力を誇る馬として知られていたシガーが登場するが、『2024』で虹札に昇格しコスパは悪くなった。

Cigar
シガー

「砂に煙る勝利の狼煙」
史実では無精子症のため産駒を残せなかった馬で、こちらでも非所有では種牡馬入りしないがゲームの仕様上、所有すれば種牡馬入りも可能。
長年上記の事情からかコスパのいい金札馬としてシリーズファンに愛されてきた本馬であったが、遂に『2024』では虹札に格上げされてしまった。能力そのものは据え置きであるものの、これまでの強みであったコスパの良さは完全に失われてしまった。史実産駒が存在しておらずノーザンダンサー傍系*1で系統確立要員としても使いづらく、こうなると評価がどうしても厳しくならざるを得ないか。
【無印】能力的には虹札クラスなのに金札なので、晩成持続なのも相まって完成すれば4歳後半あたりから長きに渡り世界中のダート王道路線を牛耳ることができるなどコスパに非常に優れた馬。また、芝△なので叩きとして芝を走らせることくらいはできる。

Kingmambo
キングマンボ
父ミスタープロスペクター、母ミエスクの超良血馬。日本を主として世界中で子孫が活躍し、こちらからの干渉抜きでは枝分かれさせづらいミスタープロスペクター直仔の中で、例外的に非所有でも自動確立が狙えるほど繁栄する。当然と言うべきか、仔出しも「10」と最高値。
最終的に親系統まで持っていければ子孫の使いやすさが格段に増すので、ほぼ確実に日本で隆盛するキングカメハメハに加えて、系統をもう1つ立てるなどして昇格を狙っていきたいところ。この場合、3歳引退を逃すとエルコンドルパサーをロストすることには十分注意しておきたい。
競走馬としては、金札としてはやや物足りない能力や軽めの芝適性がネックとなりやすい。そのため欧州牡馬マイル3冠を狙う場合、下記のバラシアをどう相手取るかが悩みどころだろうか。

Zafonic
ザフォニック
ゴーンウエスト産駒の有力馬。活躍させれば父の早期確立に一役買える。金札に相応しいSP75・サブパラ76、特性直一気を持ち競走能力は十分。史実英2000ギニー馬であることや距離適性から欧州牡馬マイル3冠を狙いたくなるが、父父ミスタープロスペクターの確立で芝質が軽くなること、下記バラシアが強力なライバルになる点は留意。
3歳引退を逃すとリバティアイランドの母母父・ザールをロスト。仔出しは「6」とそれなりで、母父ザミンストレルの確立次第で系統が変わる*2
現代まで後継が繋がっている*3が、非所有だと10歳で早世してしまう。
Barathea
バラシア
この世代の愛2000ギニー馬で、4歳時にはBCマイルを制しカルティエ賞年度代表馬に選出*4
『2024』で銀札に昇格*5したが、SP72・サブパラ73、早め持続、特性根幹距離・海外遠征と高いレベルで整っている。芝適性も重く欧州牡馬マイル3冠を狙うのにちょうどいい。種牡馬としても仔出し「7」。

Commander in Chief
コマンダーインチーフ

「司る者」
この世代の英愛ダービー馬*6で、父ダンシングブレーヴの海外時代の代表産駒の1頭。SP72・サブパラ71、早めある、特性大舞台・二の脚とバランスの取れた能力を持ち、下記エルナンドをどうにかできれば欧州3冠路線での活躍が見込める。
非所有では1993年末に種牡馬として輸入されてくる。仔出し「5」だが収録史実産駒は多く父の確立を目指す場合頼りになる。ただし、3歳引退を逃すとアインブライドやリトルハーモニー*7ら初年度産駒をロストしてしまうので注意。

White Muzzle
ホワイトマズル
社台のドン吉田照哉氏の海外所有馬の一頭で史実では伊ダービーを制した馬。父ダンシングブレーヴの海外時代の代表産駒の1頭であり、同世代のコマンダーインチーフと共に欧州の生産界が同馬を日本に輸出したことを強く後悔するきっかけになった。精神力F+はネックだが、SP71、早め持続、仔出し「6」など魅力的な要素も多く、父の確立を目指す場合軸となる1頭。
非所有では1994年末に種牡馬として輸入されてくる。4歳引退を逃すとビハインドザマスクとエミスフェール*8(いずれも銅札)をロストする。ちなみに、でした。のキングジョージと凱旋門賞の初挑戦はこの馬。*9

Prairie Bayou
プレイリーバイユー
世代のプリークネスS馬。早め普通ではあるがSP72に瞬発力・賢さAと十分な力はある。
コックスリッジを経たターントゥ直系という珍しい血統背景を持つが、史実セン馬かつプリークネスSの次走であるベルモントSでの事故で亡くなってしまう。
Hernando
エルナンド
SPこそ71で止まっているがサブパラが優秀でS査定を3つも貰っており計78と良好、この手の馬特有の成長力の優秀さも兼ね揃えており早め持続査定。特性は強心臓のみ、ウマソナも青1つと小粒だがサブパラがとても優秀なため銅札最強との声も多く世代の筆頭でもある。繁殖としては父はニジンスキー直系の二ニスキ、母父ミスワキと良血で瞬発力Sの勝負根性D+で真稲妻配合にも対応、スラマニ等大物にも恵まれ仔出しも「7」と優秀で、おおよそ銅札に押さえるには強すぎる馬。ジャパンカップに94年・95年の2度出走。94年は半兄のヨハンクアッツ(仏GⅠ馬だが未収録)と一緒に走っており、95年は下記ランドの3着と健闘している。

Lando
ランド
95年のジャパンカップを制し史上唯一となるドイツ馬によるジャパンカップ制覇を成し遂げている。銅札ながらSP71・サブパラ65、早め持続と能力はかなり高い。弱点は距離適性2300~2500mということで芝2400m戦に特化し過ぎていることである。
ドイツ土着のハンプトン系出身というかなりレアな血統背景の持ち主。仔出しも「7」ある。
Sea Hero
シーヒーロー
世代のケンタッキーダービー馬。早めないはかなりネックではあるが、サブパラが揃っているのと特性大舞台を持っていることもあり晩成のシガーよりは米国3冠路線を戦う上で有利。
Sky Beauty
スカイビューティ
史実トリプルティアラ馬で、パワー・精神力D+が引っ掛かるもののSP70に特性根幹距離など銅札の牝馬としてはかなり強く早め持続と競走寿命も長め。
繁殖牝馬としては仔出し「1」も父ブラッシンググルーム×母父ニジンスキー×母母父ミスタープロスペクターの良血でヴァイオレンス(米2歳GⅠ馬。銅札)の曾祖母。
Gold Splush
ゴールドスプラッシュ
未勝利クラスながらGⅠマルセルブサック賞を勝利し、その後コロネーションSも勝利した馬。ゴールドリヴァー牝系に所属しており、名繁殖ボーンゴールドの全姉でゴールドリヴァー⇒リヴィエールドールを持っていたらおのずと手に入る馬。仔出し「4」かつ早熟普通ではあるがSP68など実力は十分で、2歳や3歳上半期のGⅠが充実している欧州なら金殿堂も狙えるので売らずに所有しておこう。
【無印】当時は緑札でよりコスパが良い。単独で所有するのもアリかも。

Dolphin Street
ドルフィンストリート
フォレ賞の勝ち馬で、94年の安田記念にも遠征しノースフライトの3着に入っている。SP68・サブパラ70、遅め持続と緑札としては破格の能力のマイラー。右回り×には注意。
愛2000ギニーの勝ち馬で本邦輸入種牡馬のサフロンウォルデンの半兄。非ストームキャット系のストームバード直系で系統保護にも使える。

91年生

  • 皆大好きヒムヤー系のホーリーブルが登場。この時期にネアルコフリーなのがヒムヤークオリティ。ド零細血統から突如現れた彼の存在により、ヒムヤー系は今日も命脈を保ち続けている。
    アメリカには他にもSP72の有力牡馬が3頭(コンサーン・サイフォン・タバスコキャット)出てくる。コスパが良過ぎたのか『10』までの銅札から『2024』では銀札に昇格してしまったが、実戦的な能力に加えてタバスコキャット以外は零細父系出身なのもポイントで抑えて損は無い。

Wind in Her Hair
ウインドインハーヘア
ご存知ディープインパクトの母だが、自身も史実で独GⅠ*10を制しておりSP64・サブパラ52、早めあると競走馬としてもまずまずいける力がある。
繁殖牝馬としてはディープは言うに及ばすだが、それ以外にもレイデオロやゴルトブリッツといった優秀な史実子孫を擁し最初から主流牝系(アルトヴィスカー系)に所属していて自身の仔出しも「9」なので態勢が整っていれば本馬から所有しておくのもアリ。

Holy Bull
ホーリーブル

「ザ・ブル」
活躍馬らしい活躍馬が殆ど見られない零細弱小血統から突如として現れた、90年代アメリカ競馬を代表する葦毛のアイドルホース。その大胆な走りでGⅠ6勝を叩き出した競走実績から、この世代の海外馬最高のSP76・サブパラ合計77と圧倒的なスペックを誇る。
加えて大舞台・距離短縮・スタート・ペースメイクと逃げ馬に欲しい特性が一通り揃ったラインナップも心強い。『2024』からは2000mまで対応可能となったため、数少ない欠点であった距離上限の問題が解消されたのも追い風。*11
史実でも現代競馬におけるヒムヤー系の中興の祖とも呼ぶべき活躍を見せた種牡馬だけあって、史実産駒や子孫馬にも恵まれており仔出しも「7」。確立した際にはST系になる強みもあるため、ネアルコフリーという背景とセットで箱庭に意外な影響を与えることに。ただし彼自身はあまりにも血統が零細すぎて爆発力が上がりにくいので、最初の数年を除くと種付けは後継筆頭のマッチョウノを中心に行う方が無難か。
Tabasco Cat
タバスコキャット
世代の米国二冠馬。SP72・サブパラ72、早め持続となかなかの実力者で、ホーリーブルに対しても距離上限の問題で強気に行けるために米国3冠は十分射程圏内。
【無印】概要欄にもあるように当時はサイフォン・コンサーン共々銅札でよりコスパが良かった。


Siphon
サイフォン
ブラジルとアメリカでGⅠを制した馬で、この馬もSP72・サブパラ72、特性根幹距離・学習能力、晩成持続と実力と息の長さを併せ持つ。右回り×は注意。
父がシカンブル系のイタジャラ・母父がフェアウェイ系のクブライカンとこの時期の馬としてはかなり珍しい血統背景の持ち主。ウイポ未収録のGⅠ馬を何頭か送り出しており仔出し「5」。ただし、非所有では12歳で種牡馬を引退してしまう。


Concern
コンサーン
追い込みを武器に3歳でBCクラシックを制している。この馬もSP72を持ち、加えて瞬発力A+、特性大駆け・決め打ち、遅めあるで使いやすい。
種牡馬としては成功できず仔出し「3」で競走馬として収録されている史実産駒もいないが、繁殖牝馬専用馬としてテスタマッタの母ディフィカルトらが収録されている。アクアクを経たヒムヤー系は貴重だが、非所有では9歳で種牡馬を引退してしまう。

End Sweep
エンドスウィープ
競走馬としても米GⅢを制しており銀札としては物足りないながらまずまずの能力はあるが、むしろ本番は種牡馬入りしてからで、11歳で早世しながらもサウスヴィグラス・スイープトウショウ・アドマイヤムーンら多数の活躍馬を送り出し仔出し「9」。父フォーティナイナーの確立を目指すなら所有した方が良いが、非所有でも99年末に日本に種牡馬として輸入されるのでそこで押さえても良い。なお、父は確立ST系だが、本馬は確立無系化であることには注意。
Inside Information
インサイドインフォメーション
訳すると内部情報。父の裏垢プライヴェイトアカウントと並べると「この父にしてこの子あり」といった名前である。
トリプルティアラに最も近い馬で早め持続と競走寿命も長い。史実産駒は2002年生のスマッグラー*12のみなので、特に気にしないで現役を続けられる。
Twice the Vice
トワイスザヴァイス
スペックは銀札としてはそこまででもないが、史実で3歳時に芝で、5・6歳時にダートでGⅠを制した実績があるためか覚醒持続、芝◎ダ◎、特性大舞台と衰えることなくマイルGⅠで暴れ回れる力を持つ。仔出しは「2」で史実産駒の収録も無いので9歳一杯まで現役続行しても問題なし。
Northern Spur
ノーザンスパー
95年北米芝王者。銅札にしては高めのSP70に瞬発力A、遅めあると使いやすい能力を持つがパワーEに注意。
2023年の菊花賞馬ドゥレッツァは半妹の曾孫に当たる。
Arphabet Soup
アルファベットスープ
『2024』でタバスコキャット・サイフォン・コンサーンの同世代の銅札3強が銀札に昇格してしまったので、この世代の銅札のエースに。前述の3頭やホーリーブルに比べると特性がないため流石にやや見劣りするものの、シガーのラストランとなったBCクラシックを接戦で制しただけあってスピードは71、サブパラも柔軟性を除いて全てB+以上と高い水準である。晩成持続で史実産駒も99年産まれのアワニューリクルート1頭のみなので長く活躍できる。
Tikkanen
ティッカネン
上述アルファベットスープとは同期・同父の94年BCターフ勝ち馬。こちらもSP70に遅めあるなど銅札としては強く、芦毛で瞬発力B+・勝負根性D+なので勝負根性を上げずに瞬発力を上げられれば真稲妻配合の対象にもなる。
史実では日本で種牡馬をしていた時期もあったが史実での代表産駒サクセスストレイン*13が未収録で種牡馬入りが不透明。*14血統的には親セントサイモン3本*15と癖が強い。

Hever Golf Rose
ヒーヴァーゴルフローズ
95年全欧最優秀スプリンターに輝いた牝馬。距離適性は1100~1300mと狭くサブパラにもムラはあるがSP68にパワー・健康A、遅め持続で長く走れる。
非所有では繁殖入り後すぐに亡くなってしまう。
【無印】当時は緑札でかなりコスパが良い。
Erin Bird
エリンバード
伊1000ギニー(当時GⅡ)の勝ち馬で、でした。とのコンビでオペラ賞(当時GⅡ)に出走したり(1位入線5着降着)、激怒さんとのコンビで安田記念に遠征したり(9着)と日本の騎手とも縁がある。銅札査定は後述のエリンコートに由来するが、自身も早め普通ながらSP66・サブパラ55とそれなりに強い。
非所有では95年末に繁殖牝馬として日本に輸入される。子に史実におけるデュランダルの代表産駒でオークス馬のエリンコート、孫にミュゼエイリアンがいる。主流牝系所属で仔出し「6」。
Green Tune
グリーンテューン
世代の仏2000ギニー馬。SP68に柔軟性以外全てB+以上のサブパラ、早め持続、ロンシャン巧者持ちと緑札にしてはかなり優秀なマイラー。
ニジンスキーの直系孫で、確立すると母父ミスタープロスペクターからSP系を受け継ぐのもポイント。フィエールマンの母父でもある。
Piccolo
ピッコロ
競馬界のマジュニアウォーニングの海外時代の代表産駒でナンソープSの勝ち馬。SP68・サブパラ56、遅めあると緑札にしては優秀なスプリンター。芝適性は軽い。デフォルトの脚質が大逃げであることには注意。
仔出し「3」だが母父ザボス系でデフォルトでは両親SP系。

Double Trigger
ダブルトリガー
95年全欧最優秀ステイヤー。SP65、スタミナ95・柔軟性C+、特性超長距離のステイヤーで、ローテーションをきちんと選べば札以上の働きは期待できる。加えて早め持続、健康A、特性タフネスで伸びしろアリ。
父エラマナムーで今後貴重になるフェアウェイ系。


John's Call
ジョンズコール
コツコツと力を付け9歳時に米芝GⅠ2勝を挙げジャパンカップにも出走した(9着)。精神力・賢さ・パワーEには注意だが、SP68、勝負根性・健康A、超晩成ある、特性タフネスで長く楽しめる馬。
こちらもフェアウェイ系だが非所有でセン馬になる。

Celtic Arms
セルティックアームズ
世代の仏ダービー馬。SP68・サブパラ57は緑札にしてはかなり優秀だが早めない。イギリスのレジェンドであるブリガディアジェラードの直系孫という貴重な血統で、史実産駒未収録で種牡馬入りが不透明な上史実では7歳で亡くなっているので保護したいなら所有を。


Basqueian
バスケイアン
史実カナダ二冠馬で、SP64、健康A、芝◎ダ◯、早め持続で無札にしては強く息が長い。父父グレイドーン、母父ヘイローという血統も面白いが史実セン馬。

92年生

Lammtarra
ラムタラ

「神の馬」
無敗で欧州3冠を達成したニジンスキー最後の大物。こちらでもクラシックディスタンスでは歴代でもトップクラスの実力を持つ。
史実で現役が3歳までだった割には成長型・成長力は早めあると悪くなく、大した後継もおらず種牡馬としては仔出し「2」なので使い倒したくなるが、3歳で引退しないと子孫のブラムト*16をロストしてしまう難点が。また、欧州時代にアーバンシーとの間に残した牝馬メリカーの曾孫に2018年の英ダービー馬マサー*17がいるがマサーの母クワーラーが繁殖牝馬専用。
Singspiel
シングスピール

「卓越のゼネラリスト」
スピードはラムタラより落ちるが、サブパラは大幅に上回っている。それに加えてマイルからクラシックディスタンスをばっちりカバーする距離適性や芝◎ダ◎に精神力Sで世界中どこの大レースでも狙え、遅め持続で長く戦ってもいける大変使いやすい馬。
自己所有ならラムタラさえ避ければ欧州の3冠シリーズは狙っていけるので、仔出しが「7」あることも踏まえて是非とも獲らせたい。
Pilsudski
ピルサドスキー*18

「激情秘めたる宰相」
97年ジャパンカップ覇者でファインモーションの半兄。長く世界中を駆け回っただけにSP74・サブパラ73、晩成持続、特性大舞台・根幹距離・海外遠征と競走馬としては実力と息の長さを併せ持つ。
一方種牡馬としてはかなり期待を裏切ってしまっており仔出し「1」。7歳引退を逃すと唯一競走馬として収録されている史実産駒イナズマローレル(緑札馬アルマワイオリの母)をロストするが、*19思い切って9歳一杯まで走り切るのもアリかもしれない。
Ridgewood Pearl
リッジウッドパール
3歳時にBCマイルなどGIを4勝し、カルティエ賞年度代表馬を受賞した90年代のヨーロッパを代表する名牝の1頭。SP73でサブパラも柔軟性が低い以外は高く、特性も大舞台・海外遠征・根幹距離・牡馬混合とかなり強力。距離適性は狭いが、普通に走れば欧州牝馬マイル3冠は余裕で獲れるはず。また、史実では3歳で引退しているが早めあるで史実産駒もいないため気兼ねなく古馬でも暴れてもらおう。
欧州血統だが零細のクレイロン系×フェアウェイ系という組み合わせで、仔出しも低くはないので架空馬の母として使ってみるのもいいかもしれない。所有しないと11歳で繁殖引退してしまう。
Serena's Song
セレナーズソング
SP70にサブパラ79に早め持続と、この世代におけるトリプルティアラ筆頭候補。仔出しも「9」かつスピード因子持ちなので、繁殖でも優秀。
勘違いされがちだがグローリアスソングの牝系子孫ではなく、父ラーイがグローリアスソング産駒であるためにこの名前となっている。
産駒のソフィスティキャット(99年生)は史実コロネーションS勝ち馬で緑札ながらSPが68とかなり高い。
Jewel Princess
ジュエルプリンセス
『10』無印までは銅札とコスパ良好だったが『2024』で銀札に昇格。仔出し「7」とスタミナ因子持ちで、繁殖としても優秀。
強いて言えば、難点は成長型が晩成なのでトリプルティアラには間に合わないことだが、史実産駒がいない*20ことを逆手にとって長く働かせるのも手。

Da Hoss
ダホス

「不死鳥」
96年のBCマイルと長期休養後の98年BCマイルを制しアメリカにおける「奇跡の復活」の代名詞となった馬。健康Gなので無理は禁物だが、SP71に瞬発力Aで特性大舞台と鉄砲も持っており銅札ながら銀札クラスの能力を持つ。史実セン馬かつ超晩成持続なので大事に使えば9歳までマイル戦線で荒稼ぎができる。
なお、母ジョリーセイントは本馬出産後の96年末に繁殖牝馬として日本に輸入される。
Carling
カーリング
仏オークス・ヴェルメイユ賞を制した世代の仏二冠牝馬。SP68・稲妻配合の条件を満たすサブパラ64とスペックはなかなかだが早めない。
繁殖牝馬としては多数の活躍馬を輩出し仔出し「7」。非所有では98年末にローエングリン(銅札)を受胎した状態で日本に輸入される。他の収録史実産駒はエキストラエンド(緑札)のみで、レゴラス・ブレーヴハート・リベルタスといった重賞活躍馬は未収録。


Saintly
セイントリー
96年コックスプレート勝ち馬。SP68に瞬発力A、遅め持続と緑札にしてはなかなかの実力者。
スターアピールを経たエルバジェ系という珍しい血統背景の持ち主だが史実セン馬なので保護したい場合は所有必須。

Val's Prince
ヴァルズプリンス
ターフクラシック招待Sを連覇した他97年の香港国際C(当時GⅡ)でサイレンススズカ(5着)を破っている。キングヘイローの再従兄でもある。パワーEには注意だが緑札にしてはかなり高いSP68に勝負根性・精神力・健康A、晩成持続、特性海外遠征・タフネスと長くあちこちで戦えるポテンシャルを持つ。
非所有でセン馬になる。

A Magicman
アマジックマン
イナリワンの馬主の所有馬として欧州で走りフォレ賞を制した他97年の安田記念に遠征しタイキブリザードの4着だった。SP66・サブパラ53に遅めあると海外の緑札馬としてはまあまあ手堅い力を持つ。左回り×は注意。
シカンブル系最後の有力史実馬でもあるが、引退後は日本で種牡馬入りするも全く結果を残せず仔出し「0」。
Luso
ルソー
世代の伊ダービー馬で、ジャパンカップ出走歴もある(エルコンドルパサーの15着)。パワーEには注意だがSP68、精神力・健康A、早め持続は緑札にしてはなかなか。半弟にウォーサン(緑札)がいる。
Jezabeel
ジェザビール
無札最強馬海外版。ニュージーランド出身でオセアニア最大のレースであるメルボルンCを制しているのに何故かSP64の無札。しかしながら瞬発力Aで距離適性も広く*21晩成あるなので使いどころはそれなりにある。
繁殖牝馬としては仔出し「3」で因子も少ないが、親系統は4本バラバラで使いやすく、勝負根性D+なので稲妻配合の対象でもある。

93年生

Skip Away
スキップアウェイ

「疾駆するスキッピー」
実力は間違いなく世代一。成長型遅めだが余裕でアメリカ3冠が獲れるほどでそれ以降もダートの頂点に立てるほどの強さ。
仔出しが「2」と低く、種牡馬としては期待できないため現役をできる限り延ばすのも手。
Helissio
エリシオ
3歳時の凱旋門賞を逃げ切りで圧勝した馬。SP75・サブパラ74、早めある、特性大舞台・根幹距離・スタート・ペースメイクと各能力のバランスが良く1歳下のパントレセレブルが強敵ではあるものの3歳時には欧州3冠も狙える。
史実では引退後すぐに日本で種牡馬入りしている。かなり期待されていたがポップロックを輩出したのが目立つくらいで最終的に北アイルランドに再輸出されており仔出し「4」。
Spinning World
スピニングワールド

「勇名、世界に馳せる」
世代の愛2000ギニー馬。パワーD+が若干気になるが、SP75に大舞台をはじめとした無駄の無い特性、早め持続を武器に欧州のスプリント・マイル路線での活躍を見込める。ただし、同期のアシュカラニ*22が強敵であることと、4歳引退を逃すと母父として送り出したダコタフォーン(史実BCダートマイル馬。銀札)らをロストすることに注意。
非所有では1999年末にシャトル種牡馬として来日する。
Whitewater Affair
ホワイトウォーターアフェア
アサクサデンエン&スウィフトカレント&ヴィクトワールピサ3兄弟の母だが、自身も仏GⅡ馬で早め普通ながらSP67・サブパラ63と結構強く、勝負根性を上げずに瞬発力を1上げられれば稲妻配合の条件も満たす。
繁殖成績を反映して仔出し「8」にスタミナ因子持ち。非所有ではアサクサデンエン出産後の99年末に日本に輸入される。
Unbridled's Song
アンブライドルズソング
エンパイアメーカーと共にファピアノ系の勢力拡大に大きく貢献した種牡馬。日本ではコントレイルやスワーヴリチャードの母父として知られ、アロゲートなど後継種牡馬も多いので系統確立を狙いやすい。競走馬としても能力は高いが、同期にはスキップアウェイを筆頭に強力なライバルが多いのでやや厳しい。
Shaamit
シャーミット
世代の英ダービー馬。SPは71、瞬発Aを筆頭に穴のないサブパラを持ち、競走寿命も早めあるとそこそこ。銅札としては隙のないハイスペックで、この世代の欧州ダービー戦線ではエリシオに次ぐ実力馬。
父はムトトであり、モンズーンのライン以外のブランドフォード系では最終期のGⅠ級史実牡馬。*23モンズーン系確立時のサイアーライン保護要員にもいかがか。
Louis Quatorze*24
ルイカトルズ
世代のプリークネスS馬。SP71に勝負根性A+をはじめとしたなかなか揃ったサブパラ、早めあるとスキップアウェイを相手取るのは荷が重いものの銅札のダート馬としてはかなり優秀。

Indigenous
インディジェナス
99年ジャパンカップ2着でも知られる香港の名馬。サブパラ49はイマイチだが緑札にしては高いSP67に晩成持続、加えて特性大舞台を持っているので育ち切れば一発も。
非所有でセン馬になる。

Might and Power
マイトアンドパワー
メルボルンCやコックスプレートといった豪州の大レースを複数制したザビール産駒。SPは65だがサブパラは71あり遅め持続の史実セン馬なので長く活躍できる。父系をST確立していればSTを受け継げるのでサーアイヴァー⇒サートリストラムのラインを推したい場合にも。
Ragmar
ラグマール
世代の仏ダービー馬。SP68は緑札としてはかなり高いがサブパラは心許ない上に早めないと早枯れしやすいのも難点。トロイの直系孫であり、フェアウェイ系を保護したいなら。
Maxzene
マックスジーン
98年ジャパンカップ5着馬。SP68・サブパラ63、遅め持続と緑札の牝馬としては相当な実力者。右回り×には注意。
繁殖牝馬としても主流牝系所属かつ仔出し「5」で真稲妻配合の対象。史実子孫に無札馬が数頭おり、『2024』初登場のユメノホノオの曾祖母。

94年生

Peintre Celebre
パントレセレブル

「夢を描く天才画家」
若き日のペリエを背に圧倒的な実績を挙げ続け、今日では90年代欧州最強の一頭として知られる馬。SP78に3項目Sのサブパラなど中距離~クラシックディスタンスでは圧倒的な力がある。史実3歳引退だが、史実産駒は2000年生から収録されており、早めあるなので4歳引退でもいい。

Awesome Again
オーサムアゲイン

「圧勝劇の再演」
大種牡馬デピュティミニスターから遂に出てきた中期の大物牡馬。
異名にもなっているBCクラシックでの圧勝を始めとする4歳時無敗の強さからSP74・サブパラ81、遅め持続、大舞台・根幹距離・直一気という無駄のない揃えで同世代米国馬の中でも抜きん出た強さを誇っている。こうした抜群のスペックもあって、成長型遅めで距離上限が2300mながら米国3冠最有力候補に挙がる。プレイヤーが自己所有した場合は問題なく達成してしまうだろう。
初年度産駒からゴーストザッパーという超大物牡馬を輩出し、その他でもジンジャーパンチやゲームオンデュードなど優れた産駒に恵まれた結果、仔出しも「9」と非常に高い。系統確立も狙いやすいので、日本で伸びるフレンチデピュティ(クロフネ)のラインと合わせて、父デピュティミニスターをノーザンダンサーから離脱させる際にも大変重宝するだろう。
Kayf Tara
カイフタラ
欧州長距離路線に久々に現れた大物。スタミナ100と芝適性洋芝向きはもちろん金札に相応しいSP73を誇る。メジロブライトなど一流ステイヤーの挑戦をも容易く退けてしまうことからウイポではステイヤーズミリオンの番人として有名。同シリーズの報酬が安くなった今作でも路線を制圧し続けるだけで十分に元が取れて金札回収も余裕。ゲームの仕様上3800を走れる馬は2200も走れてしまうため、中距離路線の強豪達に挑んでみても面白い。
カラースピンから所有すれば金1枚で全兄のオペラハウスも手に入るためお得。
Daylami
デイラミ

「純白に染まる栄光」
99年欧州年度代表馬。史実では5歳時にピークを迎えたと評される馬だが、本作では早め持続なので3歳時から能力全開でいける。*25SP74でパントレセレブルなどの最強クラスには一枚劣るものの、距離1400~2600、特性大舞台・根幹距離・海外遠征・ロンシャン巧者で抜群に取り回しが良く、欧州牡馬マイル3冠や金殿堂入りも容易な実力馬。
また、仔出しは「5」とそこそこながら意外とレアな親ネヴァーベンドのSP系になれる史実馬でもある*26。ネヴァーベンド⇒ミルリーフ⇒ドユーン*27⇒本馬と確立すれば4代連続確立でネヴァーベンドを親昇格させられるため、SP箱庭では確立を狙う価値もあるだろう。

Cape Cross
ケープクロス
競走馬としては人気薄でイギリスのマイルGⅠを勝った他ジャックルマロワ賞でタイキシャトルの3着に入ったのが目立つくらいだが、種牡馬としてはシーザスターズやウィジャボードを輩出し仔出しも「9」と抜群の高さを誇る。上記の他にも優秀な産駒にも恵まれており、史実期間中での系統確立も十分視野に入るだろう。
一方従来作ではこのようにグリーンデザート産駒を代表する大種牡馬でありながら、系統確立時に祖父の代からの系統を失って無系化してしまう部分が物議を醸していたものの『2024』からは未来シナリオで確立済みになった結果、遂にSP系を維持することが可能になった
史実では生殖能力低下により2016年に種牡馬を引退しているが、こちらではそれより早い2012年に引退してしまうので、確実に系統確立を狙うなら自己所有をおススメしたいところ。
【無印】なによりも確立無系であることには注意。後継筆頭であるシーザスターズは父の確立に関係なく母方からSP系を継承するため、この無系化をどう捉えるかは人によるだろうか。

Kona Gold
コナゴールド
特性は持っていないがSP71・サブパラは勝負根性Aを含む合計64・超晩成持続という能力値。史実セン馬なため引退時期も気にすることなく長くダート短距離路線で活躍してくれる。史実での主戦場はダートのスプリント路線だったが、距離適性は1600mまであるのでマイルも走れる。
Carmine Lake
カーマインレイク
ニッポーテイオーの父リイフォーの海外時代の代表産駒ロイヤルヒロインの孫でアベイユドロンシャン賞の勝ち馬。距離適性は1100~1300mと極端に狭いがSP68と早め持続が光る。
【無印】当時は緑札でよりコスパが良い。
Squeak
スクイーク
米芝GⅠ2勝を挙げた馬だが、ウマソナ「詰めが甘い」こそあるもののSP67・サブパラ68と緑札の牝馬としてはえらくバランスが良い。更には晩成持続かつ収録史実産駒もおらず長く戦える。母父サーアイヴァーというのも面白い。

95年生

  • 黄金世代をはじめ名馬揃いの日本勢とは対照的に海外勢はイマイチで優秀な94年生と96年生に挟まれ、谷間の世代になっており、日本と海外の86年生の逆verになっている。逆に言えば国内馬の欧米遠征や自家生産馬による3冠を狙う大チャンス。
    • 無印では海外には『9』時代から緑札最速馬として知られていたフェアリーキングプローンをはじめ札の割に強い馬が多かったが、『2024』での札見直しでその魅力も薄くなっている。

Victory Gallop
ヴィクトリーギャロップ
ベルモントSでリアルクワイエットの3冠をハナ差阻んだ馬で、ウマソナ「詰めが甘い」が気になるもののSP72、柔軟性以外全てB以上のサブパラ、米国3冠を問題なく走り切れる距離適性、早め持続、特性大舞台としっかりした実力を持ち、エルコンドルパサーを米国3冠に挑戦させなければ米国3冠路線を任せられる。
史実では2024年現在未だにトルコで種牡馬として現役バリバリだが、こちらでは13歳で供用停止という扱いになるので注意。また、トルコで何度もリーディングサイアーを獲得している割に仔出しは「5」とそこそこレベル。
【無印】当時は銅札で大変コスパに優れていた。
Royal Anthem
ロイヤルアンセム
欧米を股に掛けGⅠ3勝を挙げた活躍馬。ウマソナ「詰めが甘い」は気になるがSP72・サブパラ68、遅めあるとこの世代の欧米の芝馬としてはかなり強い。日本の黄金世代と正面からぶつかるのはやや荷が重いものの、距離適性1700~2300mや中庸な芝適性、特性海外遠征を活かして各国のレースを上手く荒らしたいところ。
1歳上の半姉にシャープキャット(銀札)。パレスマリス&ジャスティンパレス兄弟の母父だが、兄弟の母パレスルーマーは繁殖牝馬専用馬として登場する。
【無印】こちらもこのスペックで銅札とかなりお買い得。

Fairy King Prawn
フェアリーキングプローン

「南海を統べる王」
00年の安田記念を勝った香港の名短距離馬。非所有でセン馬になる。
SP71など相当な実力がありながら無印までは緑札だったのだが、あまりにもコスパが良過ぎたのか『2024』では一気に銀札に昇格した。それでも所有すれば父デインヒルの援護要員としても優秀。ちなみに「キングプローン」が冠名であり、サドラーズウェルズの代替種牡馬として知られるフェアリーキングとは無関係。
Sunline
サンライン
ニュージーランドの名牝で、SP71・サブパラ67、ウマソナ「エンターテイナー」のスペックに遅め持続で史実産駒も未収録なのでマイル戦で長い活躍が見込め、柔軟性が育てば中距離戦もいける。*28
繁殖牝馬としては仔出し「5」。父父父ダンジグの親昇格が済めば親系統4本になりかつ次代に親ノーザンダンサーが2本残らなくなる。
余談だが、母の名は「ソングライン」だが日本の名牝とはもちろん別馬。
【無印】当時は銅札。これ程の牝馬を銅札で手に入れられるのはかなり美味しい。

Zomaradah
ゾマラダー
下記ドバイミレニアムとの間に大種牡馬ドバウィを設ける。親子まとめて所有すればドバイミレニアム系発展の礎に。
自身も欧州の牝馬クラシック戦線で戦える実力あり。
Cape Verdi
ケープヴェルディ
世代の英1000ギニー馬で英ダービーでも1番人気に支持された(9着)。早熟普通がやや使いづらいものの、SP71は同期の欧州のクラシック路線の牡馬たちをも上回り欧州牝馬マイル3冠を狙える。繁殖牝馬としては英リステッド競走勝ち馬が目立つくらいもこちらでは仔出し「7」とかなり良い査定を貰っている。
【無印】こちらでは本馬も銅札でコスパ的に狙い目だった。
High-Rise
ハイライズ
世代の英ダービー馬で、99年ジャパンカップ3着でも知られる。上述のようにこの世代の欧州馬は日本と対照的に層が薄いので、SP70にバランスの取れたサブパラを持ち、早め鍋底普通でしぶとく戦える本馬は日本の黄金世代を欧州に送らないのであれば銅札ながら欧州3冠路線で良い戦いができる。他の同期の欧州の有力馬であるドリームウェルやサガミクスは同じSP70ながら銀札なので札の分コスパに優れるのも長所。
史実では後に種牡馬として日本に輸入されているが結果を残せず早期に再輸出されており仔出し「1」。
Tiger Hill
タイガーヒル
独GⅠ3勝の活躍馬で、99年ジャパンカップでは上位人気に支持されている。SPこそ68ながら柔軟性以外全てB+以上のサブパラに早め持続が侮れない。ただし、右回り×には注意。
デインヒル産駒で芝適性は父父ダンジグの確立状況に左右される。リワイルディングの父・サリオスの母母父で仔出し「6」。
Shiva
シーヴァ
かつては緑札牝馬としては破格のSP68・サブパラ65を持つ非常にコスパに優れた馬として知られていたが、『2024』より銅札に昇格。
それでも手薄なGⅠや欧州の牝馬クラシックを狙える実力はある。
実は父ヘクタープロテクターでノーザンファーム出身の日本産馬であり、日本産馬初の海外GⅠ競走優勝馬である。
1歳上の全兄リムノス(史実フォワ賞勝ち馬)も緑札*29ながらSP67・サブパラ合計65とかなり優秀。
Shahtoush
シャートゥーシュ
世代の英オークス馬で、SP68、パワーA、早めあるとバランスは良いものの、上述シーヴァ同様『2024』では緑札から銅札に昇格しコスパは悪くなった。


Old Trieste
オールドトリエステ
現役時代の戦績は地味で種牡馬入り後3年で早逝してしまったものの、BCスプリント含むGⅠ2勝のシルヴァートレイン、日本において種牡馬として成功を収めたシニスターミニスターらを輩出している。
SP68にサブパラ72、遅めあると緑札としては非常に優秀。種牡馬としてはデフォルトでスピード因子持ちで仔出しも「6」とそこそこ。
Fruits of Love
フルーツオブラヴ
格付け前のドバイシーマクラシック(当時のドバイターフクラシック)を制した馬で、ジャパンカップにも2度出走した(9着と12着)。距離適性は2200~2400mと極端に狭いがそれ以外のサブパラは割と揃っており、SP68も緑札にしては高く特性GⅡ大将に晩成あるで使いやすい。

96年生



Dubai Millennium
ドバイミレニアム

「千年紀の王者」
名前の通り2000年にドバイワールドカップを勝った馬。能力は文句無しで後継もちゃんといる。何故かダ◯だった『9 2022』から変更されてダ◎になっている点もグッド。
所有しないと早世。引き取りの電話にも注意。
また、4歳引退を逃すとドバウィをロストしてしまうので引退時期には特に注意すること。
Private保護で虹札を節約という手もあるが、没年である01年のPrivate候補はかなりの激戦区。


Montjeu
モンジュー

「難攻不落の要塞」
20世紀末の欧州王道路線を支配し99年ジャパンカップにも出走した(1番人気4着)名馬だが、こちらでも欧州3冠最有力候補にして同時期国内馬にとっては欧州遠征時における最大の壁。金札にしてはかなり能力が高く芝適性も欧州寄りなので、特に欧州牧場を持っている場合は心強い味方になってくれる。
種牡馬としても優秀な史実産駒に恵まれており、仔出しも「10」だが非所有では16歳で亡くなってしまう。前述の通り、十分系統確立も狙える馬なので所有するのが吉。

Fantastic Light
ファンタスティックライト

「輝き増す栄光」
世界のGⅠで合計6勝を挙げ、モンジュー、カラニシ、ガリレオなど、時代を代表する強豪たちと激戦を繰り広げた。当時のWRC*30の2年連続王者にして、2001年のカルティエ賞・エクリプス賞受賞、いくつもの称号を持つ名馬。テイエムオペラオーやステイゴールドとの対戦経験もあるため、日本での知名度も高いか。
本作の査定としてもサブパラ合計78に有用な特性5個*31を持つ点は強力ながら、SPはライバル勢に劣る73で、ウマソナ「詰めが甘い」持ち。遅め持続の成長型と遠征向きの特性・芝適性を活かし、長い目で見て改善できれば。
種牡馬としては06年に国内輸入されているが期待外れに終わり、収録馬の牡馬は緑札一頭*32、牝馬数頭もほぼ繁殖用の低スペックと寂しい内容。しかし仔出しは「5」でスピ瞬因子持ちと、ゲーム的には悪くない査定。父ラーイはブラッシンググルームの親昇格を狙う際にも有用となるので、そのあたりを込みで使ってみるのも。
Better Than Honour
ベターザンオナー
ジャジル(銀札)・ラグズトゥリッチズ(金札)・カジノドライヴ(銀札)3きょうだいの母。仔出し「10」なうえに親系統4本で最初から主流牝系(トーペンハウ系)に所属しており、父デピュティミニスター・母父ブラッシンググルームでテコ入れすれば更なるパワーアップも期待できる名繁殖牝馬。
競走馬としても繰り上がりながら米2歳GⅡを勝ったことがあり、早熟普通ながらSP65・サブパラ合計57で2歳重賞ならワンチャン狙える。
Lemon Drop Kid
レモンドロップキッド
世代のベルモントS馬。銀札の割にサブパラが84と高く、アメリカ3冠候補筆頭。
仔出しが「7」と良く2023年のJRA最優秀ダート馬レモンポップが産駒にいる関係で少なくとも2017年までは種牡馬を続けるので、キングマンボ系統の昇格の際にライン保全要員として使える点は覚えておくと有用か。

Charismatic
カリズマティック
世代の米国二冠馬。サブパラや成長力、距離の融通性は上述レモンドロップキッドに劣るもののこちらもSP72に健康・柔軟性以外揃ったサブパラ、特性大舞台・クラシックターボを持ち銅札にしてはかなり強い。
非ストームキャット系のストームバード系の本邦輸入種牡馬でワンダーアキュートの父。ストームバード親昇格を狙う場合はライン保全要員として重要。
Excellent Meeting
エクセレントミーティング
米GⅠ4勝でケンタッキーダービーでは1番人気に支持された牝馬。同期のシルヴァービュレットデイ*33が強敵ではあるがこちらもSP70に柔軟性以外揃ったサブパラ、早め持続で銅札ながらトリプルティアラ路線の主役を狙える器。
繁殖牝馬としても史実産駒の収録は無いが仔出し「7」で、父父にシアトルスルー、母父父にダンジグを持つ。
Mutafaweq
ムタファーウエク
世代の英セントレジャー馬。柔軟性G+の距離適性2400~2600mでこのままでは英セントレジャーは走り切れないが、SP68、パワーA、遅めあるで緑札にしては強い。史実本邦輸入種牡馬ながら長らく収録史実産駒がいなかったが、『2024』で新たにマイネルファルケ(史実マイルCS2着馬)が緑札史実産駒として登場。
Valentine Waltz
ヴァレンタインワルツ
世代の仏1000ギニー馬で、ラストタイクーンの姪。距離適性こそ1600~1800mと極端に狭いものの、SP68に勝負根性A、早め持続などそれ以外の能力は緑札にしてはかなり揃っている。芝適性は重い。
繁殖牝馬としては仔出し「5」も母父父ニジンスキーの親昇格をしておかないと次代に親ノーザンダンサーが2本残ってしまう。

Lord Sterling
ロードスターリング
2000年ジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)3着馬。SP64、勝負根性A、晩成ある、特性海外遠征と無札としてはかなり優秀。
非所有でセン馬になる。疾風配合の条件を満たすが芦毛。

97年生


Finder's Fee
ファインダーズフィー
「セクレタリアトの再来」ことフライトラインの曾祖母だが、自身も米GⅠ2勝の活躍馬で、早めないではあるもののSP66・サブパラ合計60となかなかの能力を持つ。
繁殖牝馬としても仔出し「4」ながら父ストームキャット×母父ミスタープロスペクターの血統や稲妻配合の対象であることが光る。

Giant's Causeway
ジャイアンツコーズウェイ

「鋼鉄の巨人」
ストームキャットの代表産駒にして、名伯楽エイダン・オブライエン渾身のアイアンホース。
SP75・サブパラ88に加えて根幹距離・タフネス・スタート・二の脚と極めて恵まれた特性の揃えをしており、距離上限の2100mまでなら前後の世代を考慮しても圧倒的に強い。精神S・健康A+に特性タフネス持ちということもあって、現実やゲーム内での異名でも謳われたようなガンガン使い込みながら強化を促していく鉄人スタイルがオススメ。史実産駒の関係で3歳一杯での引退を余儀なくされるので、開き直ってレースにひたすら出しての金殿堂入りや賞金稼ぎを狙うのが理想的な運用となるだろう。
反面ダート適性も◯であるためそれなりには走れるものの、史実通りティズナウには敵わないということになりがち。史実で叶わなかった夢に挑戦するのも良いが、無難なルートを選ぶならばサクっと欧州マイル3冠を獲りつつ、芝マイル~中距離路線を主に運用しておくのがベターだろうか。
その後ストームキャット後継として一大版図を築き上げたことからも分かるように、仔出しは「9」と非常に高い。それどころか10年代半ばごろには自然確立していることも珍しくないという抜群の優れモノ。言わずもがな確立を早期や確実に狙いたい場合は自己所有すべきではあるが。
『10』ではSP系を失わなくなったので、史実通りに大種牡馬としての十全の力を振るえるようになったのも嬉しい。『2024』からは母父ラーイの系統特性も改良されて更に使い勝手が良くなった。

Tiznow
ティズナウ

「背に希望と夢を乗せ」
上記のジャイアンツコーズウェイやサキーなど欧州からの2度の進出を跳ね返し、史上初のブリーダーズカップ・クラシック連覇を成し遂げた伝説的な名馬。*34
SP74・サブパラ76、大舞台・根幹距離・スタート・学習能力と非常にソツなくまとまった高水準馬だが、成長型遅めで距離上限2300ということもあり、米国3冠を狙う場合は所有した上でもうひと工夫が欲しいところ。
上記の現役時代の鮮烈な偉業の他、零細マンノウォー系から出てきた歴史的名馬ということもあってか種牡馬入り後も人気が高く、その期待に応えるように実績馬を輩出して仔出しは「9」。父系からSP系を継続して確立するので、史実の宿敵であるジャイアンツコーズウェイとライバル配合を狙ってみるのもロマンだろうか。なお、父シーズティジーはキタサンブラックの大伯父(曾祖母ティズリーの海外時代の産駒)に当たる。
Sinndar
シンダー

「最高峰の走り」
この世代の英ダービー馬で、同年にモンジューなどを相手に凱旋門賞を勝利したことなどでも知られる。こうした背景からSP76・サブパラ90と完全に虹札レベルの能力。
早め持続で仔出しも「7」と良いので、いずれ独立していくデインヒルやグリーンデザートとは違うダンジグ直系の継承者としても活躍を期待したいところ。強いて欠点を言えば、3歳一杯で引退しないと史実産駒をロストすることだろうか。
Sakhee
サキー
4歳時の凱旋門賞を圧勝した他、上記ジャイアンツコーズウェイ・ティズナウ・シンダーとも激闘を繰り広げた。SP74・サブパラ73、早め持続、特性大舞台・スタート・ロンシャン巧者と上記3頭と比べると少し落ちるものの十分な実力があり、芝◎ダ◯に5歳まで走ってもロストが生じないなど使いやすい部分もある。
種牡馬としても仔出し「6」にサキーズシークレットら何頭かの有力史実牡馬産駒がおり、後期リヴァーマン系を支え得る存在。
Lido Palace
リドパレス
銅札にしてはSP70と高く、他のサブパラも良い。晩成持続なので伸び代もある。
Marienbard
マリエンバード
02年凱旋門賞馬。SP71・サブパラ合計71、晩成持続と銅札にしてはお買い得な能力。
本邦輸入種牡馬だが、結果は今一つで仔出し「3」。また、母マリエンバド(Marienbad)も本邦輸入繁殖牝馬で本馬出産後の99年末に輸入されてくる。


All Thrills Too
オールスリルズトゥー
02年香港スプリント勝ち馬。SP68・サブパラ60は海外の銅札馬としてはそこそこだが覚醒普通で特性タフネス持ちの史実セン馬で短距離・マイルで長い活躍が見込める。オーストラリアの誇るスターキングダムの流れを受け継ぐハイペリオン系は今後貴重。
Spain
スペイン
SP69・サブパラ合計78と特性で非根幹距離とタフネスを持つ。早め持続で世代的に抜けた存在もいないため、トリプルティアラの有力候補。


Fields Of Omagh
フィールズオブオマー
オーストラリアの強豪で、2003年と2006年にコックスプレートを制し2003年にはジャパンカップにも出走した(タップダンスシチーの最下位)。SP65に精神力Gを含めたムラのあるサブパラで海外の緑札馬としてはスペックはそこまででもないが晩成あるで息は長い。
ベターボーイを経たマイバブー直系で母父父父ホーンビームというこの時期ではかなりユニークな血統背景を持つが史実セン馬。

98年生

Point Given
ポイントギヴン

「ビッグレッドトレイン」
ケンタッキーダービーを落としたものの残りの二冠は完勝した馬で、実はデビュー戦ではでした。が騎乗していた(6番人気2着)。史実で3冠確実と見られていた超有力馬だけあってSP76・サブパラ合計80に大舞台と根幹距離持ちと無敵の強さを誇る。こちらがクロフネなどを所有してわざわざ介入しない限りは米国3冠は確実に獲れるだろう。
一方で種牡馬としては競走成績からの期待ほどの成績は上げられず、仔出しは「5」止まり。

Galileo
ガリレオ

「常識を超えた天才」
世界的にこの世代一、名が知られている名馬。競走馬としても中々だが、やはり特筆すべきは種牡馬としての働きだろう。
フランケルやオーストラリアなど多数の一流馬を輩出し、サドラーの後継として欧州に帝国を築く。
何せ2012年以降スタートでは親系統昇格済で、それ以前スタートでも特に介入しなければ自力で親昇格する程の大種牡馬なのだが虹札ではなく金札でお買い得である。虹札が必要になるが母アーバンシーから所有すれば虹札の半弟シーザスターズも手に入る。
さらに健康Sなので配合の危険度も下げられるといった嬉しい点も。


Street Cry
ストリートクライ

「栄光を渇望する叫び」
2002年ドバイワールドカップを圧勝した馬。SP72に加えてサブパラ合計80と基本能力が高い。
種牡馬としても仔出し「9」だが、晩成持続なのに4歳引退を逃すとゼニヤッタとストリートセンスをロストするというのが重大な注意点。また、非所有では16歳で亡くなるので確立を考えているなら所有した方が安全。
Azeri
アゼリ
02年に北米王者に輝いた名牝。銀札ながらSP72・サブパラ合計79に遅め持続と実力と息の長さを併せ持つダート牝馬。
史実では繁殖牝馬として輸入されておりロイカバードやシルヴァンシャー(いずれも無札)の母となってはいるもののあまり活躍が目立たないことから仔出しは無印の「7」から『2024』では「4」に下げられている。スピード因子を持つが非介入だと父ジェイドハンター(パワー因子持ち)で連続所持が途切れる。
Congaree
コンガリー
アラジ産駒唯一の大物で収録されている史実牡馬産駒はこの馬のみ。SP70・サブパラ79、早め持続に根幹距離持ちと銅札の中では上澄みなステータスを持つ*35。上述のようにポイントギヴンが早々に退場するためこの世代を引っ張っていく存在になる。繁殖成績としてはキラーアビリティの母父として知られる。

Macho Uno
マッチョウノ
SP69・サブパラ合計63、特性なしとカタログスペックそのものはその辺の銅札相当といった感じだが、成長型早熟鍋底な上に世代の大本命馬のポイントギヴンが早々に消えてしまうこともあって存外活躍はさせ易い馬。3歳までは彼を避けつつ空き巣を重ねて、4歳になってからは存分に米国ダート中距離路線を狙っていこう。
現役引退後は零細ヒムヤー系の本領発揮。父ホーリーブルの項にもある通り、あちらよりも爆発力を出しやすい血統構成をしているため自家生産などに用いて父や自身の確立を支援していきたい。父同様にST系のまま特性は変わらないのでそこは一安心。史実産駒でもムーチョマッチョマンやダノンレジェンドなどを輩出しているので後継や種牡馬供用期間に関しての心配はいらないだろう。*36
Banks Hill
バンクスヒル
特性根幹距離により欧州牝馬マイル3冠に最適。しかも銅札それも牝馬でSP72は貴重。サブパラも71と高い。
繁殖牝馬としても仔出し「8」で瞬発力因子持ち。
Affluent
アフルーエント
バヤコアの孫で米GⅠ4勝。SP68・サブパラ70、芝◯ダ◎と実戦的な能力。早めあるなので上述アゼリと相互補完的に使える。
繁殖牝馬としては史実産駒の収録は無いが仔出し「6」で稲妻配合の対象。
【無印】緑札でコスパに大変優れる。
Volponi
ヴォルポニ
2002年のBCクラシックを超人気薄で制した馬で、こちらでも特性乾坤一擲を持つ。BCクラシック馬なのに緑札だが、SP68・サブパラ68、芝◯ダ◎、遅めあると能力はかなりしっかりしている。収録史実産駒もおらず*37ロストの心配もない。

Warrsan
ウォーサン
ルソーの半弟で、コロネーションCとバーデン大賞をそれぞれ連覇する活躍を見せた他JCにも2度出走した(15着・13着)。サブパラは手薄気味ながら半兄同様SP68は緑札にしてはかなり高く、晩成持続に健康Aで息も長い。
史実では競走馬引退後種牡馬入りに向けて繋養先を探している最中に亡くなっている。
Vahorimix
ヴァオリミクス
降着で2回GⅠを勝ったという珍記録を持つ馬。ウイポでは緑札ながらSP68と高く、史実ではGⅠどころか自力で重賞すら勝ってないのにウマソナが「詰め甘い」ではなく「スパルタ」と悪くはない。ただし、早め普通なので噛み合っているかと言われると難しいところが。

99年生

High Chaparral
ハイシャパラル

「馬群を貫く名槍」
SP73・サブパラ89にマイルからクラシックをカバーする距離適性、特性大舞台・根幹距離・海外遠征、早め持続とハイレベルにバランスの取れた能力を持つことに加えて芝適性も欧州寄りで欧州3冠路線を任せられる。種牡馬としても多数の活躍馬を送り出しており仔出し「7」。
Medaglia d'Oro
メダグリアドーロ

「求めるは金色の勲章」
世代のトラヴァースS馬。SP72もなかなかだがサブパラ合計が86とかなり高く、早め持続やベルモントSも大丈夫な距離適性から米国3冠路線の主役を担える。
種牡馬としてもフィリーサイアー気味ながら多数の大物を輩出し仔出し「9」。5歳引退を逃すと初年度産駒の大物レイチェルアレキサンドラをロスト。

Silent Witness
サイレントウィットネス

「静寂を切り裂く閃光」
香港の英雄。意外にサブパラ合計は69と低いが、必要な部分はちゃんとあるのでやはり戦うと強い。非所有でセン馬になるが、仔出し自体は「6」と低くない。
Rock of Gibraltar
ロックオブジブラルタル

「ザ・ロック」
欧州牡馬マイル3冠を含めGⅠ7連勝したスーパーマイラー。SP75をはじめマイラーとして隙の無い能力をしており成長型も早めあるだが、3歳引退を逃すと母父として送り出したミッキーアイルらをロストする。芝適性は父デインヒルや父父ダンジグの確立状況次第。非所有では2006年末にシャトル種牡馬として来日する。
War Emblem
ウォーエンブレム
アメリカの二冠馬かつエクリプス賞3歳牡馬チャンピオンだが、日本ではロリコン種付けに難儀した馬*38として有名。
ネタ馬扱いされがちだが、数少ない産駒からGⅠ馬を輩出し通算AEIも2.74とかなり優秀であり、仔出しは「7」ある。
競走馬としてはSP73は優秀ながらサブパラ・成長力・距離適性の問題からメダグリアドーロが強敵。
Makybe Diva
マカイビーディーヴァ
豪州殿堂入りの名牝で、2005年には春天にも遠征している(7着)。SP69は海外の銀札馬としてはやや物足りず右回り×にも注意だが、サブパラ73、超晩成ある、特性超長距離・牡馬混合、ウマソナ「エンターテイナー」など強力な要素も多い。
繁殖牝馬としては主流牝系所属で仔出し「6」。『2024』ならデインヒル確立&ヌレイエフST確立&ネヴァーベンド確立&リヴァーマン未確立&ロベルト確立でST昇華配合レベル3の条件を満たす。
Rakti
ラクティ
伊ダービーなどGⅠ6勝を挙げた*39活躍馬。精神力・賢さF+*40はネックながらSP70に稲妻配合の条件を満たす瞬発力A+、特性大舞台・根幹距離と銅札にしてはお買い得。加えて晩成持続の特性タフネス持ちで収録史実産駒もおらず長く活躍できる。
Islington
イズリントン
銅札ながらSP71、早め持続と欧州オークス最有力候補。繁殖関連も仔出し「7」でパワー因子も持つ隠れた逸材。

コメント


*1 父はザミンストレル産駒でニシノエトランゼの半弟であるパレスミュージック
*2 非確立で無系、確立でSP系維持
*3 主なラインのウートンバゼットは繁殖専用
*4 同年の欧州GⅠ未勝利という珍しい戦績での受賞だった
*5 無印では銅札
*6 しかも3歳4月デビューでの勝利。エプソムダービーの長い長い歴史の中でもデビューからここまで短期間で戴冠したのは珍しい記録と言える
*7 リトルアマポーラの母
*8 クラウンプライドの曽祖母
*9 結果はキングジョージ2着、凱旋門賞6着に終わった
*10 1995年のアラルポカル。なお、その時は初仔のグリントインハーアイ(ウイポ未収録)を受胎した状態で優勝している
*11 トラヴァーズステークスなど10Fレースでの実績が複数回あるにも拘わらず、従来作では1800mまでの設定にされていた
*12 こちらも史実ニューヨーク牝馬二冠馬で、SP68・サブパラ合計64の銀札という実力者
*13 サンサンの曾孫に当たる。作品によっては収録されている
*14 1998~2012年スタートでは初期種牡馬として登場
*15 『2024』ではセントサイモンとプリンスローズに分割される
*16 母父として送り出した種牡馬ラジサマンの産駒で、2014年生の牡馬。史実フランス二冠馬でSP71・サブパラ71の銀札馬
*17 父ニューアプローチなのでアーバンシー3×4のクロス持ち
*18 この馬名の由来はポーランド建国の父・初代大統領のユゼフ・ピウスツキ。父Polish Precedent(ポーランドの先例)からの連想であるのだが、この由来を無視するかのような英語読み表記は当時物議を醸した
*19 他は00年生まれの繁殖牝馬専用馬が2頭おり、そのうちデザートブルームが史実メルボルンカップ馬フィオレンテ(銀札)の母となっている
*20 未収録の牝系子孫に24年の根岸Sを制したエンペラーワケアがいる
*21 ただし1800~3000mなのでこのままではメルボルンCは走り切れない
*22 SPが同じ75でパワーはB+と上回るが特性大舞台は持っていない
*23 本馬の産駒に2002年の英セントレジャー勝ち馬Bollin Ericがいるが、ウイポ『10』無印時点では未登場
*24 「ルイ14世」の意
*25 史実でも5戦4勝で仏2000ギニーを制し、その後のスピニングワールドやエリシオといった古馬トップ級との対戦でも大崩れしていないため、別におかしな査定ではない
*26 「ネヴァーベンドを確立していなければSP系になる馬」はそれなりにいる。本馬の父ドユーンや祖父ミルリーフ、ブレイヴェストローマンなど
*27 非所有だと1998年に種牡馬引退してしまうため、このルートを狙うなら所有推奨。所有していれば28歳定年は2013年末のため、本馬に便乗する形でも大丈夫
*28 史実では芝2040mのGⅠコックスプレートを2連覇しているが、こちらでの距離上限は1900m
*29 『10 2024』でも緑札なので『10』同様コスパのいい馬として扱える
*30 ワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップ。99年~05年に開催
*31 大舞台、根幹距離、海外遠征、香港・ドバイ巧者
*32 ジャリスコライト。アグネスデジタルの半弟にあたる
*33 SP70・サブパラ合計79の金札馬
*34 特に2回目の2001年開催は、2か月ほど前に起きたアメリカ同時多発テロの標的となったワールドトレードセンターからすぐ近くで行われており、尚更この出来事と紐付けて語られることとなった。「Tiznow wins it for America!」というアナウンサーの実況からもこの当時の国民の心境が伺い知れるだろうか
*35 マイナー気味とはいえGⅠを5勝している割に大舞台は持っていない
*36 SHマッチョマックスが『10』への移行に当たって居なくなったので史実期間末期以降のライン維持については注意が必要
*37 史実では米国で2年供用の後に韓国に輸出されている
*38 息子のオールブラッシュも父に似て種付けに難しいところがあり、事前に特定の牝馬の尿の匂いを嗅がせて興奮させないと種付けができないとのこと
*39 ただしこちらでの距離上限は1900m
*40 日本遠征でマイルCS14着と大敗したためか