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天使の荘園脱出計画
プロローグ
ここは？青くてきれいな月……でも、偽物みたいな青い月。
私が来たかったのは……ここじゃない。
とにかく出口を探さないと……誰かいるの？
1日目：B7F
- 階層調査
……他の階層にはまだ行けないみたい。つまり……この階で手掛かりを探さないと。
手術室には消毒液の匂いが漂い、壁の落書きも余計に怪しく見える。
ごちゃごちゃになっている手術器具から、何か見つかるかもしれない。
2日目：B7F→B6F
- 階層調査
墓標には死者の名前が刻まれ、一部の石碑は破壊されている。
ここに書かれた……馴染み深い名前が恐ろしい。
でも、生きる信念が私に訴えかける。私は絶対に囚われない、ここから逃げ出すんだって。
- 脱出手掛かり
ダニー：君はまだ夢の中なんだね……
ダニー：それを貸してくれるかい？君と僕のために必要なんだ。
3日目：B6F→B5F
- 階層調査
部屋の中は不穏な雰囲気に満ちている……テーブルの上にある難解な符号の謎が、先へ進む鍵かもしれない。
考えないと。この暗号機にはここから脱出するための鍵が隠されているはず。
- 脱出手掛かり
エディ：君に会いたい、でもあいつが邪魔をする。僕はね、一瞬で君を好きになっちゃったんだよ。
エディ：だから特別な物を用意したんだ。君だけの……永遠の眠りの場所を。
4日目：B5F→B4F
- 階層調査
遠くの教会から詩歌や祈りの声が聞こえてくる。きっと厳粛な審判が行われているのだろう。
でも、それは私の知るところではない。次に審判される人間にならないために、私はひと時も足を止めてはならない。
- 脱出手掛かり
キャシー：せっかく作ったのに……
キャシー：でも、もう必要ないからいいわ。次の部屋に進んでちょーだい。
5日目：B4F→B3F
- 階層調査
乱雑な部屋には誰かが暮らしていた痕跡が残っていた。
地面に散乱している食べ物、もみくちゃにされた包帯……部屋の主の精神がかなりの緊張状態にあったことが分かる。
でも同時に、とても繊細な人でもあるーー引き出しの中には、刃こぼれしたナイフが大事に仕舞われていた。
- 脱出手掛かり
グレイ：そうか、君という魔女はそう考えることを選んでしまったのか……
グレイ：それが間違いであろうと、噓で塗り固められたものであろうと、構わないのだな？
グレイ：己しか愛せぬ哀れな魔女よ、ついてきなさい。
6日目：B3F→B2F
- 階層調査
青い月が部屋を照らすが、目の前の窓枠と薄いカーテンによって遮られた。
ガラスが割られ、月光が存分に部屋を注がれた時が、ここを脱出する絶好のタイミングだ。
- 脱出手掛かり(B2F)
ザック：お前、またつまんねぇ顔してやがんな。
ザック：俺だぞ、俺が俺のほしいもん逃がすわけねぇだろう。
7日目：B2F→B1F
- 階層調査
出口はすぐそこにある。
建物の中にはまだ調べる価値のある場所がたくさんあるが……一番の目標は、ここから離れることだ。
- 脱出手掛かり
レイチェル：ううん、ザック、忘れてない。
レイチェル：忘れてなんてない。だって誓ったもの。ザックと私…二人で誓ったもの。
