記者

Last-modified: 2024-05-06 (月) 22:32:51

エウリュディケマーク.png 記者(アリス・デロス) ⇆ 「少女」(「記憶」)

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アリス・デロスは裕福かつ円満な家庭で幼少期を過ごした。寛容でやさしい両親と善良で頼りになる友達に影響され、彼女の性格も明るくてポジティブに育った。
だが、6歳の時にとある悲惨な事件で何もかもが変わってしまったのだ。
家族を失い、不運な女と呼ばれた彼女は、臆病の渦に囚われた上、孤児院に送り込まれた。孤児院での日々は精神と肉体に苦痛をもたらす根源的経験となったが、14歳になると彼女は実験対象としてある医学教授に養子に出され、メルボルンに連れて行かれた。
長期間にわたる投薬とリハビリを経て、彼女は自己の意識を取り戻した。だが、のんべんだらりと日々を生きる人生より、聡明な精神状態で地獄の中の生活を送ることは、かえって残忍なことだったかもしれない。
そんな中でも、幸い記憶の中で聞こえるあの声が、いつも彼女を崩壊の縁から引っ張り上げてくれた。
やがて、こういった出来事が彼女を破壊するのではなく、逆に彼女を変容させていった。
21歳になったアリスは逃亡し、イギリスに帰還した。本名を伏せて記者になり、鋭く時勢を指摘しながらも、幼少期の大惨事の真相と姿を消した友達を探し続けた。
大人になったアリスは賢明で上品な女性に成長し、我慢強く勇敢な特性をもっている。観察と仮装にも長けていて、演説と分析能力にも秀でていた。記憶力も素晴らしく、人の感情を鋭く捉える。自身の持病と幼少期の実験を経験したことで、彼女は恐怖へのアンテナが人より優れているのだ。同時に忍耐力も強い。
彼女は過去の悪夢を乗り越えたが、それを完全に抹消することはまだできていない。
ひとりでいる時、アリス・デロスは重度の潔癖症と強迫神経症のため、いつも手袋をつけており、鋭い音も苦手だ。

外在特質

  • 独占スクープ
    カメラを携帯しており、記者は自分から撮影モードに切り替えることで異なる視点における幻影を生成することができる。
    独占スクープ.png
    【牽制視点】
    幻影は自動的に落とされていない木の板の片側に移動する。
    板が当たる位置にハンターが現れると、幻影は自動的に木の板を落とし、木の板を落とした後に消える。
    幻影に気絶させられたハンターの気絶回復速度はX%上昇する。
    木の板を先に落とすと幻影は自動的に消える。
    ハンターが幻影によって落とされた板を破壊する速度はX%低下する。
    幻影と仲間の距離がXメートル未満の時、持続時間消費速度がX%上昇する。
    幻影存在中に再びスキルボタンをタップすると、幻影を消すことができる。
    付近に選択可能な木の板がない場合、幻影は正面に移動し続け、障害物に衝突すると止まる。
    【救援視点】
    仲間がロケットチェアに拘束され、記者との距離がXメートル以内である場合、幻影は自動的に最も近くにあるロケットチェアに移動し、仲間を救援する。
    ロケットチェアに拘束されている仲間が他のサバイバーによって救出された場合、幻影はそのまま消失する。
    この視点において、幻影とハンターの距離がXメートル以内である場合、ハンターに輪郭が表示される。
    【使用方法】
    タップすると目の前に幻影を生成し、長押しでチャージすると指定位置に幻影を生成できる。
    救援視点では、サバイバーが拘束されているロケットチェア付近Xメートル以内に幻影を直接生成できない。
    救援視点の幻影のみが残された時、撮影モードを切り替えることで幻影視点を選択することができる。
    アプデ前

    独占スクープ
    カメラを携帯しており、記者は自分から撮影モードに切り替えることで異なる視点における幻影を生成することができる。
    【牽制視点】
    幻影は自動的に落とされていない木の板の片側に移動する。
    ハンターが板が命中できる位置に現れると自動的に木の板を落とし、幻影は木の板を落とした後に消える。
    幻影に気絶させられたハンターの気絶回復速度はX%上昇する。
    木の板を先に落とすと幻影は自動的に消える。
    ハンターが幻影によって落とされた板を破壊する速度はX%低下する。
    幻影と仲間の距離がXメートル以内の時、持続時間消費速度がX%上昇する。
    幻影存在中に再びスキルボタンをタップすると、自分から幻影を消すこともできる。
    【救援視点】
    仲間がロケットチェアに拘束され、記者との距離がXメートル以内である場合、幻影は自動的に最も近くにあるロケットチェアに移動し、仲間を救援する。
    ロケットチェアに拘束されている仲間が他のサバイバーによって救出された場合、幻影はそのまま消失する。
    この視点において、幻影とハンターの距離がXメートル以内である場合、ハンターに輪郭が表示される。
    【使用方法】
    タップすると目の前に幻影を生成し、長押しでチャージすると指定位置に幻影を生成できる。
    救援視点では、サバイバーが拘束されているロケットチェア付近Xメートル以内に幻影を直接生成できない。

  • 観測視点
    幻影の基礎移動速度と操作速度はサバイバーと一致し、ダメージは通常攻撃X回分まで受けられるが、ハンターに存在感を与えない。
    ハンターは攻撃が幻影に命中した時の回復速度がX%上昇する。
    記者と幻影のどちらかが攻撃を受けると、両方が同時に被攻撃加速効果を獲得する。
    幻影が攻撃された場合、記者の被攻撃加速時間がX秒延長される。
    記者が危機一髪天賦を携帯している時、救援視点の幻影が救援に成功した場合、救援された仲間にもダウンなし効果が適用される。
    記者と幻影の距離がXメートル以内の時、記者の移動速度がX%上昇する(幻影はX%上昇)。
    観測視点.png
  • ディープリポート
    記者は金属が擦れる音が苦手なため、解読速度がX%低下する。
    幻影が倒される度、記者の解読速度が更にX%低下。最大X%まで。
    ディープリポート.png
  • 「勇敢」
    子供時代の経験によって、記者は恐怖に対峙する時、人並外れた「勇気」を持ち、ロケットチェアの発射速度がX%低下する。
    「勇敢」.png

秘密演繹

明日のニュース

【達成条件】


うわさ

フィルムは何も語らないが、思い出は違う。

自己分析

実装:シーズン29
同時実装:幸運児*1小説家*2「少女」*3「悪夢」*4泣きピエロ教授「フールズ・ゴールド」

1.強靭

「私」はここにいる。

  • 結論
    調査報告A1:「雇い主の要求に応じて追跡ターゲットを変更。
    前回のターゲットとは異なり、今回のターゲットは安定した対外的な身分と、
    相対的に完全な職業履歴を有している。
    後ほど、これらの情報の真実性を確かめる」
【基礎目標】
・ハンターを30秒牽制する
【レベルアップ目標】
・ハンターを60秒牽制する
・ハンターを90秒牽制する


2.冷静

チャンスはいつも混乱の中に隠れている。

  • 結論
    調査報告A2:「追跡ターゲットの成年後の履歴は確かであることが分かった。
    しかし前回のターゲット同様、彼女の成年前の経歴調査は困難を極めた。
    現在唯一分かるのは、彼女が成年した後にフリーの記者として海外から帰国したことだけだ」
【基礎目標】
・暗号機解読の完璧判定1回
【レベルアップ目標】
・暗号機解読の完璧判定3回
・暗号機解読の完璧判定5回


3.慎重

危険は常に一歩先を行く。

  • 結論
    調査報告B1:「追跡ターゲットは非常に慎重だ。
    彼女が家を離れる際、人が触れやすい場所にある小物などをわざわざ特殊な角度に置いている。
    我々のメンバーの1人も危うくバレてしまうところだった。
    リスクを考慮し、我々はさらに踏み込んだ調査を一時的に断念することにした」
【基礎目標】
・幻影を1回生成する
【レベルアップ目標】
・幻影を2回生成する
・幻影を3回生成する


4.偽装者

身分は簡単に暴かれてしまう嘘だ。

  • 結論
    調査報告C3:「追跡ターゲットのアパート所在地域を担当するポストマンを買収したところ、
    彼女のアパートには毎日5通~10通ほどの手紙が届いているらしい。
    しかし、宛先の名前は毎回異なるそうだ」
【基礎目標】
・幻影がロケットチェアから1回仲間を救出する
【レベルアップ目標】
・幻影がロケットチェアから1回仲間を救出する
・幻影がロケットチェアから1回仲間を救出する


5.強迫神経症

自制は檻であり、階段でもある。

  • 結論
    調査報告B4:「追跡ターゲットは常に手袋を着用しており、その手袋を取ったところは1度も目撃されていない」
【基礎目標】
・自分自身がロケットチェアから1回仲間を救出する
【レベルアップ目標】
・自分自身がロケットチェアから1回仲間を救出する
・自分自身がロケットチェアから1回仲間を救出する


6.カタルシス

偽りの愉悦でも、苦痛が永遠ではないことを教えてくれる。

  • 結論
    調査報告B5:「追跡ターゲットは毎週アパートの下にあるベーカリーでスイーツを注文している。
    ベーカリーのスタッフによると彼女の好みの幅はずいぶん広いらしいが、トリュフケーキには特にこだわっているそうだ」
【基礎目標】
・幻影がハンターを1回気絶させる
【レベルアップ目標】
・幻影がハンターを1回気絶させる
・幻影がハンターを1回気絶させる


7.危機意識

あなたを救うものは、あなたを滅ぼすこともできる。

  • 結論
    調査報告-総括:「ターゲットに存在がバレてしまったため、調査は中止。
    現在まで集めた情報は全て雇い主に提出した。
    すでに手に入れた情報から、我々の調査対象に対する評価はーー『抹消すべき存在』である」
【基礎目標】
・ハンターを1回気絶させる
【レベルアップ目標】
・ハンターを1回気絶させる
・ハンターを1回気絶させる


8.類比推理

一番似ていて、一番異なる。

  • 結論
    ノートの1ページ:「この『デロス』嬢は確かにこの荘園のことをよく知っている。
    これまでに受け取った報告を照らし合わせたところ、
    彼らが予想以上に私の近くにいるかもしれないという疑いが生じた」
    【基礎目標】
    ・被攻撃加速を利用してハンターと累計5メートルの距離を取る
    【レベルアップ目標】
    ・被攻撃加速を利用してハンターと累計10メートルの距離を取る
    ・被攻撃加速を利用してハンターと累計15メートルの距離を取る

9.余分な「勇気」

恐怖は最後の防衛線だ。

  • 結論
    ノートの1ページ:「当初、私は『デロス』嬢の無謀さや勇敢さをただの演技だと思っていた。
    しかしそれは間違っていたのかもしれない。
    あれは縁起でもなければ、本当の勇敢さでもない。
    勇気が育つ土壌に、恐怖という名の栄養は欠かせないものだ」
【基礎目標】
・ロケットチェアから仲間を1人救助し、その後20秒間ダウンしない
【レベルアップ目標】
・ロケットチェアから仲間を1人救助し、その後20秒間ダウンしない
・ロケットチェアから仲間を1人救助し、その後20秒間ダウンしない


10.最高の演繹

最高のパフォーマンスは、最終幕に上演されることが多い。

  • 結論
    ノートの1ページ:
    「実験対象が何を見たのかはもはや重要ではない。
    彼女が何を見たと私に思わせたかったのか……私は初めて興味を抱いた」
【基礎目標】
・幻影を使用した後即座に1回ハンターの攻撃を防ぐ
【レベルアップ目標】
・幻影を使用した後即座に1回ハンターの攻撃を防ぐ
・幻影を使用した後即座に1回ハンターの攻撃を防ぐ


誕生日手紙

1年目

丸められた1枚のカルテ

(紙の裏にはたくさんの木屑が付いており、正面には少し拙い筆跡で細々とした記録が記されている)
こんにちは。どうやら私の予想通り、あなたはこのメモを見つけてくれたみたいね。誰かがペンを1本残しておいてくれたみたいだから、2つ目の窓と柵の間に挟んでおいたわ。この人物はあなたに何かを記してほしいのかもしれない。私もね。
……
こんにちは。ええ、見つけたわ。私は自分が覚えていることを書き起こして、元の場所に置いておくことにする。看護師たちも、部屋に余計なものが現れることは望まないでしょう。
……
何かを、忘れている気がする。でも、いい兆しだわ。少なくとも私は、何かを忘れていることを覚えている
……
今日の朝食は大好きなマロンケーキだった
……
いいえ、朝食はラズベリーケーキだったはずでは?
……
あなたは誰?
……
誰かが薬を取り替えた。恐らく、あのペンを残した人が
……
あなたは誰?
……
この文字を見たなら、恐らくあなたの推測は正しい……
……
あなたは誰?
……
バーボン先生の秘密を見つけた
……
あなたは誰
……
あなたはもう「自分が誰か」を忘れている。それを覚えておいて
……
あなたは誰
……
あの鍵はバーボン先生の引き出しに入っている
……
あなたは誰
……
彼らは薬に問題があることに気づいたみたい。でも構わない。
今夜、行動を起こす
……
おかえりなさい、勇敢なナイチンゲール

衣装

UR

  • 永遠(限定)
    救済も堕落も、結果ではない。新しい輪廻の始まりだ。
    (S26・真髄1)

SR

  • 忘れる者
    あなたは何を探しているの?過去、それとも未来?
    (ショップ)
  • スピネル
    誰かと目標が一致していても、時折道を違えることがある。
    暗闇を終わらせる流火となる者もいれば、長い夜に道を示す天の川となる者もいる。
    (2023・星光の競走チャレンジイベント)
  • 公式報道
    末世の理想主義者。
    彼女はその文才を以って避難所に楽観的な情報をもたらし、人々の心を鼓舞していた。
    しかし記者として、それは本当に良いことだと言えるのか?
    (CALL OF THE ABYSSⅦ)
  • 気付け薬
    恐怖が阻まれた時、この偽りのシェルターは意味を失う。
    彼女が持っている瓶は現実世界の痛みを思い出させ、深い眠りから覚まさせてくれる。
    (S31・真髄1)
  • 記録写真
    カメラは船上の全てを見届けた。
    波に打たれ、時が経てば忘れ去られてしまうそのひとつひとつを、
    彼女は小さな紙切れに焼き付けていく。
    (中国版6周年イベント)

R

  • 自信の赤
    挫折と失敗から学べば、成長できると信じるべきだ。
    (CALL OF THE ABYSSⅦ)

携帯品

SR

  • 写真入り財布
    この財布にはお金は入っていない。あるのは写真1枚だけ。
    (S29・ランク秘宝)

料理

SR

  • ホワイトコーヒー
    香しいホワイトコーヒー。
    アジアで改良されたコーヒーの一種であり、深夜に記録や手掛かりを整理していた時間を思い出させる。
    (2023・記憶の灰燼・後編イベント)

    その他

    • 紹介動画より
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      人物 時間 場所 事件 動機
      記者の前では秘匿などできるわけがない
      謎の事件に出くわすたび
      苦しみが襲うたび
      逃げずに立ち向かえば
      すべてを終わらせることができる
      私はそう信じている
    • 開発秘話より
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      • キャラクター
        アリス・デロスというのは第五人格ストーリーをご存じの皆さんにとっては印象に残っている名前かと思います
        彼女の名前や面影はさまざまな形、さまざまな場面でオルフェウスの記憶の回想シーンや夢の中にも複数回にわたって出現しました
        これらの部分的なイメージの欠片がオルフェウスの推測によってひとつの人物に融合され、彼はこの人物を「記憶」と呼びます
        「再会の時」大型アップデートの最後にこの物語の時間軸の終点へとたどり着きましたが
        これからのメインストーリー新章では時間を遡っていきあの「記憶」の本当の姿を皆さんにお見せします
        すべてのキャラクターの中で最も真実に近い視点を持っているのはアリス・デロスでしょう
        最初のIDENTITYシステムのキャラクターが登場した時にすでにお伝えしたことではありますが
        IDENTITYシステムはペアとなるキャラクターが同じ物語背景から設計されていますがサバイバーとハンターが一対一とは限りません
        つまりサバイバー「記憶」のようにIDNENTITYシステムに属するキャラクターもサバイバーである状況を除けば
        今後もハンターのIDENTITYキャラクターがまたハンターである可能性もあり、あるキャラクターがIDENTITYシステムでは皆さんが知っている「別人」として登場することもあります
        アリスと「記憶」の関係は今後のストーリーにおいて鍵のような存在になるでしょう
        なので、ネタバレしすぎると新章を楽しもうとしている皆さんのお気持ちを損ねるのでシンプルにお伝えしますが「記憶」は今のオルフェウスの認識の中に在るアリス・デロスの一部です
        前後の順番をより理解しやすくするためにこちらの図をご覧ください
        開発秘話.jpg
        これまでのメインストーリーをおさらいしてみましょう
        現在までの既存情報ではオルフェウスの話は時系列でいうと、生まれ、荘園の衝撃事件、荘園での狂いゲーム開始、荘園の火災、ライシンバッハ氏からの依頼を受けて荘園に戻る、となります
        「再会の時」から「記憶の灰燼」までのメインストーリーは倒置の手法となります
        今回、アリス・デロスの登場する新章はここから始まります(アリスの画像がある部分)
        皆さんはデロスさんの目線から大火災前の荘園にたどり着き、荘園のゲームに参加します
        子供時代のデロスさんの自宅はこの場所でここで起きたことを調査していくわけです
        デロスさん目線で経験したすべては実際の出来事として非常に信憑性があります
        「再会の時」アップデートの時も皆さんはオルフェウスの目線で荘園における一連の調査をしましたが
        エピソードにもあったように「オルフェウス」は荘園の薬の効果を試すなど紆余曲折を経て一連の調査をした後自身の荘園での「遭遇」も思い出して
        自分の「妻と子供」の存在にも気づいて彼女たちが自分を探すためにこの狂いゲームに参加したことを思い出した
        娘を救い出すことができなかったことが拭いきれない後悔の念となって残ったのです
        ですが、これらの記憶は彼が荘園で記憶を再生する薬物を使った作用によるものでその記憶の信憑性は低いものです
        前述のこれらの記憶はすべてが実際に起きた出来事だとは限りません
        実在の人物と経験が交錯されてつなぎ合わされたものです
        オルフェウスの記憶に出てくる「少女」も実はオルフェウスの娘ではなくあくまでも彼の子供時代のアリス・デロスと関わった真の記憶がオルフェウスのねじれた記憶に反映されたにすぎません
        オルフェウスとしてのすべての経験は「事実としての経験」と「薬の効果による記憶」に区別せねばならず「現実」と「オルフェウスの認知」の2つの部分に分かれるのです
        ここまでくると、皆さんはもう一つのことに気づいたかと思いますが、現実から乖離している「オルフェウスの認知」とも別の、3つ目の線は一体どうなるのでしょうか
        現実でのオルフェウスが荘園で狂気あふれるゲームを始める理由は一体なんでしょうか
        これらの謎は「記憶の灰燼 後編」以降のメインストーリーにて少しずつ明らかになっていきます
        皆さんがアリスの目線を通して見えたのはほぼ本当の荘園の姿なのです
        そのためデロスさんの物語が進行しながら我々もストーリーを体験しつつ、多くのヒントを得ていきます
        (※手がかりはマルチ戦やカスタム戦モードのマップで探索することができます)
        数年にわたり行われた実験の全貌も徐々に明らかになっていくでしょう
      • 外見
        「記憶」にある姿と違いアリス・デロスは大人の女性でありおとぎ話のような幼少期を過ごし悪夢のような子供時代ともがき続けた少女時代を乗り越えてきました
        あの時代を生きている孤独な女性ですが波乱の人生を生き延びた彼女には聡明な頭脳はもちろん強い精神も不可欠だったのです
        そのため、イメージとしては彼女の性格にある自信、自立心、忍耐力、勇気ある部分を目立たせるようにしたいと思います
        記者の職業として、彼女はカメラを持って、真実を記録するのです
        手袋は彼女の過去に関係があります
        ずっと克服しようと努力しているが彼女にはある程度、強迫症のようなところがあります
    • 第二十七回第五人格座談会より
      Q.「少女」(9月13日)と記者(5月5日)の誕生日が同じ日じゃないのはなぜ?
      A.記者の誕生日は記者が生まれた日ですが、「少女」の「誕生日」はオルフェウスの記憶にある「記憶」が生まれた日で、オルフェウスの人生を変えた日でもあります。それは記者の誕生日ではありません。

    まとめ

    本名

    アリス・デロス(日本語)
    爱丽丝・德罗斯(简体中国語)
    Alice Deross(英語)
    앨리스 델로스(韓国語)

    職業

    記者(日本語)
    记者(中国語)
    Journalist(英語)
    기자(韓国語)

    年齢

    (5月5日生まれ)

    趣味

    音楽、演劇

    特技

    偽装

    性格

    好きなもの:トリュフケーキ、ギリシャ神話
    嫌いなもの:暗い環境、鳥の鳴き声

    人間関係

    ◆荘園のゲームの参加者

    • オルフェウス
      アリスと同時期に荘園に招待された最近人気のサスペンス小説家。オルフェウスはペンネーム。*5
      服装は最先端のデザインで、髪型も小綺麗に整っており、オルフェウスの名作たちが相当な富を齎してくれたことが分かる。*6
      アリスは以前から彼の著作を集めており、荘園にはその内の1冊を持ち込んでいる。*7
      本人たちは(少なくともアリスは)気付いていないが、オルフェウスはアリスの幼馴染だった。*8
      • クレイバーグ競馬場でアリスがフレデリックに見つかりそうになった時、フレデリックの前に姿を現す。*9
        探偵としてフレデリックにブルーホープを探す手助けをすることを提案しつつ、アリスがブルーホープを見つけられるよう会話を進めた。*10
      • クレイバーグ競馬場から脱出する際、気を失ったアリスを荘園に連れ帰る。*11
        競馬場の一件の後、アリスとメリーに、謎の失踪を遂げたフレデリックへの警戒のために同盟を組むことを提案した。*12
        信頼の証として彼が話した過去によれば、オルフェウスの父はマヌスの先代の荘園主(デロス夫妻)だった。
        しかし森の番人*13がジプシーと共謀した結果、荘園は強奪し尽くされた。
        森の番人とジプシーは事件以降失踪しており、オルフェウスは彼らを見つける手がかりを得るために荘園に来た。*14
    • フレデリック・クレイバーグ
      アリスと同時期に荘園に招待された作曲家。銃の名手。
      服はよく手入れされているが、古い流行のデザイン。
      • 荘園に訪れたアリスが最初に出会った客人で、アリスの観察によれば「初めてここに来た客人には見えない」。*15
        執事曰く、社交界では人気があり地元では名の知られたクラシック音楽の新星だが、作曲面においては父ほどの才能を受け継がれなかった。*16
      • マリー・デ・カペーの実家でヤグルマギクを家紋とするクレイバーグ家の血を引いている。*17
        マリーの遺品のブルーホープを探しており、アリスはゲーム前に隠れてクレイバーグ競馬場に向かうフレデリックを見つけ、追跡した。*18
        アリスはオルフェウスとフレデリックの会話を聞いて先んじてブルーホープを見つけたが、結局銃で脅され彼に宝石を渡すことになった。*19
        オルフェウスとアリスをクレイバーグ競馬場に閉じ込めて去った彼は、なぜかブルーホープごと荷物をを残し失踪している。*20
    • メリー・プリニウス
      アリスと同時期に荘園に招待された昆虫学者。著名な生物学者の未亡人。*21
      女性にしてはがっしりとした体つきで、服装からは生活は豊かだが派手な趣味ではないことを窺わせる。
      • 競馬場での一件の後、オルフェウスの提案でアリス・オルフェウスと同盟を組む。
        信頼の証として彼女が話した過去によれば、亡くした夫の死因となった特殊な蜂について知るために荘園に来た。*22
    • ノートン・キャンベル(探鉱者)ノートン・キャンベル(「フールズ・ゴールド」)
      エウリュディケ荘園の地下室を探索する最中、眠っていたアリスの夢の中で「罪の森のゲーム」のハンター(「フールズ・ゴールド」)として現れた人物。
      おそらくアリスは知らないが、夢の合間に意識が朦朧とするアリスに薬を飲ませたのも彼である。*23
      気が付くとアリスは地下室から客室に戻っており、食堂に向かうと、朝食を取る新たな訪問者としてのノートンがいた。*24
    • マリー(血の女王)
      フレデリックによってクレイバーグ競馬場に閉じ込められたアリスの前に現れたハンター。
    • 「悪夢」
      「灰燼の記憶・上」で実装された新チュートリアルでは、アリスも罪の森の「最後のゲーム」に参加している。
      ゲートを開けて脱出しようとした彼女の背後から聞こえた「アリス」という呼びかけに振り向くと、ハンター・「悪夢」がこちらに向かってきていた。
      彼女が目を凝らすと、その先にいたのは……*25
    • 「少女」
      10年後(探偵)のオルフェウスの記憶に登場するゲームの参加者。
      「少女」とはアリスの幼少期の姿で、「再会の時」の少女の日記の冒頭は「記憶の灰燼・上」の冒頭でアリスが書く日記の内容と同じものとなっている。*26
    • エマ・ウッズ
      現在行方不明になっている庭師。
      アリスが秘密の書斎で見つけた日記には彼女について記載されていた。
      他にも「ハンター」と呼ばれる存在や不可思議な遭遇についても書かれており、それらはアリスに恐ろしいほどのリアルさを感じさせた。*27

    ◆エウリュディケ荘園の住人(幼少期)

    • デロス夫妻
      アリスの両親。エウリュディケ荘園の主。
      当時はまだ荒れ果てていた荘園の所有者となり、妻や使用人たちと共に荘園を拡大した。*28
      1887年のエウリュディケ荘園殺人事件にて何者かに殺される。
      警察が発見した娘のアリスは気が触れており、事件は未解決のまま幕を閉じる。*29
    • ベイン・ペリッツ
      デロス夫妻に雇われ、後の「罪の森」を管理していた森の番人。*30
      幼少期のオルフェウスとアリスは罪の森のベインの小屋周辺を遊び場にしていていた。*31
    • バルク・ラ・パドゥーラ
      デローズ夫妻と共にエウリュディケ荘園の管理をしていた。*32
      当時のバルクは建物のデザインを担当していたが、仕事とは別に荘園に「仕掛け」を作ることに熱中しており、「記憶の灰燼・上」でアリスが使用したミューズの回廊もそのうちの1つである。*33
    • ボンボン
      バルクが自身の助手とするため製作したロボット。
      アリスの名付けにより「ボンボン」と名乗り始めた。*34
    • リサ
      エウリュディケ荘園でアリスの世話を担当するメイド。*35

    ◆クレイバーグ競馬場関連

    • マヌス・デ・カペー
      オルフェウスの話に登場する人物。
      アイルランドからやって来た貴族で、アリスが客人として荘園を訪れる約10年前のエウリュディケ荘園の主。
      • 彼の貴族らしい振る舞いは高く評価され、一帯の中流階級の家は娘をマヌスに嫁がせようとしたが、マヌスはマリー・クレイバーグに一目惚れして結婚する。
        結婚後、社交の場がなく浮かない様子だったマリーのために「クレイバーグ競馬場」を建て、後の「死の白馬」サインラスを彼女に贈った。
        マリーの死去後、サインラスがコースから飛び出して雑踏事件を引き起こし多数の死傷者を出したことで長い損害賠償裁判に陥り、最終的に発狂して失踪した。*36
      • マリーが死去した際、クレイバーグ家から彼女の嫁入り道具であるブルーホープを返すよう手紙を受けていたが無視し続ける。
        しかしマヌスが行方不明になった後、マリーの父親の元に「彼女は彼女が愛する場所で、最愛と永眠している」という手紙がマヌスから届いた。*37
    • マリー・デ・カペー(旧姓クレイバーグ)
      オルフェウスの話に登場する人物。
      アリスが客人として荘園を訪れる10年ほど前のエウリュディケ荘園の主、マヌス・デ・カペーの妻。
      オーストリア貴族の末裔でクレイバーグは母の家名。子供の頃から称賛されること、宝石、馬が好きだった。
      • マヌスと結婚後、社交に適した場所がないことから浮かない様子だった。
        彼はそんなマリーのために「クレイバーグ競馬場」を建て、後の「死の白馬」サインラスを贈った。
        サインラスは名馬として数々のメダルや賞状を獲得し、出走する際は必ずマリーがヤグルマギクをつけて勝利の祝福をしていた。
        クレイバーグ競馬場も社交の場として栄え、マリーの悩みは解決したように見えたが、ある時彼女は競馬場で首吊り自殺をしてしまう。
      • 彼女の死因には様々な憶測があり、その中の噂では「マリーがある騎手と不倫関係にあり、世間からそれで注目されてストレスのあまり自殺した」というものがあった。
        本来幸せの象徴である筈のヤグルマギクが、彼女と騎手の不貞の動かぬ証拠となったらしい。*38
    • サインラス
      クレイバーグ競馬場の最盛期、最も有名だった名馬。
      マリー・デ・カペーの死後、バリエル家主催の競馬大会で雑踏事件を引き起こしたことで「死の白馬」と呼ばれるようになった。*39
      元々はマヌス・デ・カペーが妻のマリー・デ・カペーに贈った馬だった。
      出走する際は必ずマリーが勝利の祝福としてヤグルマギクを贈っていたが、それが後に彼女と騎手の浮気の証拠となってしまう。
      雑踏事件後は人々の怒りを鎮めるためマヌスに殺処分され、マリーの花嫁道具のブルーホープと共にクレイバーグ競馬場のヤグルマギクの丘に埋葬されていた。*40


参考ページ


コメント

  • 1年目の手紙不気味すぎるだろ… -- 白に輝くダイヤモンド? 2024-05-06 (月) 22:32:51

*1 未知の標記のみ
*2 未知の標記のみ
*3 未知の標記のみ
*4 未知の標記のみ
*5 「記憶の灰燼・上」第二幕01
*6 ここまで「記憶の灰燼・上」第四幕01
*7 「記憶の灰燼・上」第一幕03
*8 記憶の灰燼・上第三幕ムービー、公式Weiboで公開された過去のオルフェウスの写真、再会の時の第十幕01の写真と記憶の灰燼第一幕01の写真の両親の一致
*9 「記憶の灰燼・下」第六幕01
*10 「記憶の灰燼・下」第六幕02
*11 「記憶の灰燼・下」第七幕02
*12 「記憶の灰燼・下」第七幕02
*13 イラストはベインではなく、秘密の書斎の幼少期のオルフェウスの写真に映る森林保護員だった
*14 ここまで「記憶の灰燼・下」第七幕03
*15 ここまで「記憶の灰燼・上」第二幕02
*16 ここまで「記憶の灰燼・上」第二幕04
*17 「記憶の灰燼・下」第六幕01
*18 「記憶の灰燼・下」第五幕02
*19 「記憶の灰燼・下」第六幕03
*20 「記憶の灰燼・下」第七幕02
*21 「記憶の灰燼・上」第二幕01
*22 ここまで「記憶の灰燼・下」第七幕03
*23 ここまで「記憶の灰燼・下」第八幕04
*24 「記憶の灰燼・下」第八幕05
*25 ここまで新チュートリアルムービー
*26 記憶の灰燼・上第三幕ムービー、公式Weiboで公開された過去のオルフェウスの写真、記憶の灰燼・上第一幕、再会の時第十幕02
*27 「記憶の灰燼・上」第三幕03
*28 狂眼公式HPストーリー
*29 第五美術設定集、記者キャラストーリー動画、再会の時 実写PV
*30 断罪狩人公式WeChatストーリー、2021.12.11のファミ通インタビュー
*31 ガードNo.26背景推理8、2021.12.11のファミ通インタビュー
*32 狂眼背景推理1
*33 狂眼公式HPストーリー、「記憶の灰燼・上」第三幕02
*34 ここまでガードNo.26紹介動画、ガードNo.26公式HPストーリー、ガードNo.26背景推理3
*35 「記憶の灰燼・下」第七幕03
*36 ここまで「記憶の灰燼・上」第四幕03・「記憶の灰燼・下」第六幕01
*37 ここまで「記憶の灰燼・下」第六幕01
*38 ここまで「記憶の灰燼・上」第四幕03、「記憶の灰燼・下」第六幕01
*39 ここまで「記憶の灰燼・上」第四幕03、応援団背景推理4・ストーリー
*40 ここまで「記憶の灰燼・下」第六幕01・02