※コラボ衣装はこちらへ
葬送の荘園巡回公演
アリス・デロス:荘園を調査する中で、私は埃を被った一冊の本を発見した。そこに記されていたのは、とある冒険譚だった。
冒険マップ

「ヒンメルとの別れの後、フリーレンは人間を知るための旅に出た。」
フリーレン:そろそろ行こうか。
フリーレン:さっきの木だ。…この森、いつも迷うな。
1日目
フリーレン:どっちに進もうかな?
【左】
フリーレン:聖徒に買い出しにいかないとだから、こっちではないかもしれないな。
【右】
フリーレン:進んでみようか。
フリーレンがハイターのもとを訪れると、ハイターはある頼み事をしてきた。
フリーレン:賢者エーヴィヒの墓所から出土した魔導書の解読を依頼されたよ。今は失われた死者の蘇生や不死の魔法が記されているらしい。

フリーレン:解読の合間にハイターが引き取った子供・フェルンに魔法を教えることになった。
フリーレン:フェルンは魔力探知にほとんど引っかからない。卓越した魔力の操作技術を持っている。
フリーレン:この歳でいったいどれだけの、研鑽を積んだんだろう。
フェルンは魔法で一番岩を打ち砕き、ハイターに一人前となった証を見せた。ハイターとの別れの後、フリーレンとフェルンは旅に出る。

フリーレン:じゃあ、行こうか。
フェルン:はい、フリーレン様。
2日目

フェルン:フリーレン様、蒼月草を探し始めてから、もう半年になりますね。
フリーレン:そうだね。そろそろ探索範囲を広げようか。
フェルン:フリーレン様は何故、魔法を集めているのですか?
フリーレン:ただの趣味だよ。
フェルン:そうは思えません。
フリーレン:本当にただの趣味だよ。前はもっと無気力にだらだらと生きていたんだけどね。
フリーレン:私の集めた魔法を褒めてくれた馬鹿がいた。それだけだよ。
フェルン:くだらない理由ですね。
フリーレン:そうだね。

フェルン:それ…
フリーレン:花弁だね。シードラットは餌を外敵のいない安全な場所に埋めて隠すといわれている。
フェルン:…賢い動物なのですね。
フリーレン:そうでもない。何か所にも埋めるから、よく埋めた場所を忘れるんだ。

フリーレン:あるとは思ってたけど、まさかこれほどとはね。遅くなったね、ヒンメル。
フェルン:本当に見つけてしまうなんて…
フリーレン:これで蒼月草の魔法が作れるよ。
フェルン:なんでそんなに魔法に一生懸命に…理解できません。
フリーレン:わかるはずだよ。フェルンだって、魔法使いになることを諦めなかった。
フェルン:それは違います。
フェルン:私は一人で生きていける力さえ手に入れば、なんでもよかったのです。別に魔法じゃなくたって…
フリーレン:でも、魔法を選んだ。
フェルン:…そうですね。
二人が銅像の前に並ぶ


フリーレン:あ、忘れるところだった。


フリーレン:それじゃ、行こうか。
3日目

シュタルク:フリーレン。
フリーレン:遅かったじゃん。
シュタルク:足止めは30秒でいいんだよな。
シュタルク:ひとつ約束してくれないか?俺が途中で死んだとしても、竜は必ず仕留めてほしいんだ。
フリーレン:わかった、約束する。でも何故、村の人達のためにそこまでするの?
シュタルク:俺はこの村に三年もいたんだぜ。
フリーレン:短いね。
シュタルク:超長えよ。
三人が紅鏡竜の近くで立ち止まる

シュタルク:よし、じゃあ一丁やるか。
フェルン:手が震えています。
シュタルク:怖いものは怖いんだよ。
シュタルクが一人で紅鏡竜に近づく

シュタルク:必要なのは、覚悟だけだ…。
シュタルク:竜の間合いに入った。
フェルン:攻撃してきませんね。
フリーレン:警戒している…やっぱりそうか。道理で村が襲われなくなったわけだ。
フリーレン:竜は賢い生き物だ。強い相手に自分から喧嘩を売りに行くような馬鹿じゃない。


シュタルク:今だ!!撃ちまくれ!!
シュタルク:おい!!なんで撃たねぇ!?言われた通りにやっただろ!?
シュタルク:一人で戦えってか!?ふざけんなよクソババア!!やっぱお前も師匠と同じ…
フリーレン:もう死んでいるよ。
シュタルク:……え?
フリーレン:クソババアか。
フェルン:後が怖いなぁ…
シュタルク:…俺がやったのか…。俺が一人で、竜を倒した…。
フリーレン:シュタルク、よくやった。期待以上だ。偉いぞ。
フリーレン:宝の山だ。うひょー!
フェルン:全部は持っていけませんよ。
フリーレン:シュタルク、これからどうする?別にアイゼンのところに帰ってもいいんだよ。
シュタルク:師匠が俺を連れてけって言ったんだろ?それに俺もくだらない旅がしたくなったんだ。
4日目

フリーレン:これで首切り役人は全滅だ。失敗したね、アウラ。
アウラ:そうね。残念だわ。でも、ここであなたを仕留められれば、戦果としては十分だわ。
アウラ:あなたはこの戦いで、沢山の不死の軍勢を私の支配下から解放したわね。
アウラ:この私の前で、そんなに多くの魔力を消費して大丈夫なのかしら?
フリーレン:哀れだ。
アウラ:服従させる魔法(アゼリューゼ)

フリーレン:嬉しそうだね、アウラ。勝利を確信しているの?
アウラ:今にわかるわ。
アウラ:葬送のフリーレン。80年ほど前に初めて表舞台に姿を現し、勇者一行とともに魔王様を倒した、謎に満ちた年齢不詳のエルフの魔法使い。
アウラ:でも、あなたがどれだけ長く生きた魔法使いかなんてどうでもいい。あなたの魔力がすべてを物語っている。
アウラ:手に取るようにわかる。あなたは優秀な魔法使いだけれども、魔力自体はそれほどでもない。鍛錬を積んだのは、精々合わせて100年程度。しかも80年前と大して変わっていない。
アウラ:私には遠く及ばない。
アウラ:私の勝ちよ。後はこの私直々に、あなたの首を落としてあげる。


フリーレン:私の魂を天秤に乗せたな、アウラ。
フリーレン:正直、このまま軍勢の物量で押されていたら危なかったけれども、お前が自分の魔力に自信を持っていてよかった。やっとお前を倒せる。
アウラ:…どういうこと?
フリーレン:もう気が付いているはずだ。私は魔力を制限していた。お前は見誤ったんだ。アウラ。
アウラ:…そんなはずはないわ。それならこの私が見逃すはずがない。あなたの魔力には制限特有の不安定さも、僅かなぶれもなかった。
フリーレン:驚いた。魔族はそこまで正確に魔力を観測できるのか。師匠のやり方は正しかったみたいだ。
フリーレン:私は生きていた時間の殆どを魔力を制限して過ごした。この状態が自然になるほどに。
アウラ:…馬鹿じゃないの?なんでそんな訳のわからないこと…
フリーレン:そうだね、馬鹿みたいだ。でも魔族に勝てる。
アウラ:…ふざけるな。私は五百年以上生きた大魔族だ。
フリーレン:アウラ。お前の前にいるのは、千年以上生きた魔法使いだ。
フリーレン:"アウラ、自害しろ。"


アウラ:…ありえない…この私が…
5日目

ザイン:兄貴に謝ってきた。
フリーレン:うん。
ザイン:勘違いしないでほしいんだけどな、優しい兄貴なんだ。手を上げられたことなんかなかった。
ザイン:そんな兄貴に殴らせちまった。あんな表情は初めて見たな…
ザイン:フリーレン。俺、冒険者になることにしたよ。あいつを追いかける。
ザイン:まだ10年しか経っていねぇしな。
フリーレン:そう。
ザイン:俺の旅の目的はあいつを探すことだ。あいつを見つけて、俺はガキの頃のくだらない夢をかなえる。
ザイン:だから途中までだ。途中まで一緒に行ってやる。

翌日の朝。

ザイン:ところで、お前達の旅の目的はなんなんだ?
フリーレン:天国。
ザイン:わざわざ目指すような場所か?死ねばみんな行けんだろ。
フェルン:ザイン様も行けるんですか?
ザイン:なんかこの子、すげー当たり強くない?
シュタルク:一緒に頑張ろうな…。
ザイン:マジでなんなの?
6日目

フリーレン:これでここともお別れだね。
フェルン:シュタルク様はどこに行っても慕われていますね。
シュタルク:そうか?
フリーレン:ところでフェルン、昨日はどんな魔法をもらったの?
フェルン:ふふーん…わかりませんか?
フリーレン:服が綺麗になってる。それになんかフローラルな香りがする。
フリーレン:これはまさか…
フェルン:「服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法」です。
フェルン:これで洗濯が楽になります。
フリーレン:でかした、フェルン。それでこそ私の弟子だ。
フェルン:当然です、フリーレン様。
フリーレン達は出会った人々と別れ、次の目的地に向かう。
フェルン:ザイン様の時もそうでしたけど、ずいぶんあっさり別れますね。
シュタルク:クラフトのときもだ。
フリーレンは昔のことを思い出したようだ。
ヒンメルの言葉が脳裏に浮かぶ。
フリーレン:また会ったときに恥ずかしいからね。
シュタルク:ん?
フェルン:なんですか、それは。
未知の冒険(公共マップ)
オブジェクト
【魔法】

マップに落ちている石を動かして投げることができる。
プレイヤーに命中すると倒れる。

魔法で投げた石を防御できる。
【切り株】

アウラを除くコラボ衣装のキャラが座った時のみ料理をプレゼントできる。
NPC会話
- ショップ
フリーレン:冒険のメダルが見つかったんだね。ありがとう。
ストーリー
- 助けを呼ぶ声の元に向かう
loading...
【ストーリー】
冒険者:小さな船で航海してたら、海の渦に呑まれ、記憶も失って…気づいたらここにいた。
冒険者:まだ夏の海島の上っぽいけど…この違和感は何なんだろう?
???:怖いよー!!、怖いよー!!
冒険者:遠くから誰かの声が聞こえる…行ってみよう。
冒険者:この人、宝箱に挟まれてる…何とかして助けてあげよう。
???:ちょっといいかな。いったん引っ張るのやめよ?ちぎれちゃうから……
???:こういうときはね、逆に押し込むんだよ。
???:ミミックがオエッってなって、噛むのやめるから。
冒険者:ミミック…?わかった、試してみるよ。
???:ふぅ…助かった…。
冒険者:大丈夫?さっき…これを「ミミック」って言ってたけど。
???:大丈夫だよ。宝箱だと思ったんだけどね。
???:魔導書の魔力を感じたんだけどな…。
冒険者:魔導書…?それに…魔力?
???:うん、この辺りはいろんな魔法の魔力を感じるんだよね。
冒険者:何だか怖いな…。魔法を使えないと危ないの?
???:そうだね、安全とはいえないかな。
???:あ、ここに杖があるよ。さっきは助けてもらったし、魔法を教えてあげようか。
???:この巻物にある魔法で、物を動かすことができるよ。
冒険者:ありがとう…君、名前は?
フリーレン:フリーレン。冒険のメダルを集めにこの島に来たんだけど、仲間とはぐれちゃったみたいなんだよね。
フリーレン:もし見かけたら、ここで待っていると伝えてくれるかな。
※再度話しかけた場合
フリーレン:フェルン達を見かけたら、私はここにいるって伝えてね。 - はぐれた仲間を探す
loading...
【ストーリー】
大きな岩で道が塞がってるな…
さっそく魔法でどかしてみよう。
シュタルク:やっと人に会えた!助かったぜ。
フェルン:すみません、フリーレン様を見かけませんでしたか?長い杖を持っているはずなのですが。
冒険者:君たちは…フェルンとシュタルク?
シュタルク:あれ?なんで俺達の名前を?
冒険者:フリーレンさんに会ったからだよ。ミミックに食べられていたけど、今はもう大丈夫。
フェルン:また、ミミックに食べられていたんですね…
冒険者:二人への伝言も預かってるよ。「森の入口で待ってる」って。
フェルン:ありがとうございます。助かりました…このまま先に進まれるのですか?
冒険者:うん、そのつもりだよ。
フェルン:この先に進まれるのでしたら、この防御魔法の巻物を使ってください。
※再度話しかけた場合
シュタルク:戻ってきたのか。もしかして迷った?
フェルン:突然伸びてきた蔓は、防御魔法で防ぐことができますよ。 - 森の奥へ進む
loading...
【ストーリー】
攻撃性を持つ蔓だ。
早速防御魔法で身を守ってみよう。
冒険者:フリーレンさん?どうしてここに?
フリーレン:…。
冒険者:フリーレンさん、そういえばこのメダルを見つけたよ。
フリーレン:ありがとう、これが欲しかったんだよね。また冒険のメダルが見つかったら、私達に届けてくれるかな。面白いものと交換するよ。
フリーレン:フェルンとシュタルクが森の外で待っているよ。



