写真家

Last-modified: 2024-04-11 (木) 22:41:19

写真家(ジョゼフ)

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【現実世界形態3Dモデル】

【現実世界形態3Dモデル】

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両親と共にフランスからイギリスまで亡命する道中で、ジョゼフは同胞の兄弟を失った。
心の痛みに苦しまされた彼は、絵に没頭するようになる。
月日が流れ、ジョゼフは筆で自分の変化を記録し続けていた。
まるで兄弟とは一度も離れていなかったかのように。
しかし、紙に描かれた物は所詮幻であり、どう足掻いても真実にはならない。
胸の痛みは、映像を永遠に保存できるという機械に出会うまで続いた。
これでようやく真実を記録する術を見つけたと思い、彼はこの機械ですべてを記録し始める。
映像は現実をくっきりと、そのまま映し出すことができた。
それでも、時間が過ぎるとともに、写真の中に残されたのは映像であって、現実にある物や人間はいずれも壊れ、衰えていくことに気付く。
そう、まるで彼の兄弟のように。
ジョゼフは現実にある物や人間を永遠に保存することを望んだ。
彼は、写真の中にある世界が「生きる」ことを望んだのだ。
そうして彼は所謂「霊魂学」に没頭し、撮影機に奇怪な改造を加え始めた。
写真の中で魂を保存する方法を見つけたと、ある日彼は身近の友人に宣言する。
とうとう老いで頭もおかしくなったのかと皆思ったが、ジョゼフに写真を撮られた者が次々と消え、事態はどんどん深刻になっていった。
恐怖でパニックに陥った大勢の人間がジョゼフの屋敷に押し入った頃、その写真家の姿はどこにもなく、作業部屋にはまるで生きているような肖像写真がみっしり飾られていた。
肖像写真の中の人たちはまるで写真の中から、彼らのことを見つめているようだった。

外在特質

  • 写真世界
    カメラを使って撮影し、この時刻のサバイバーとフィールドを複製し、静止した写真世界を創り出す。
    ジョゼフはいつでも写真の世界に入り、過去のサバイバーを探してロケットチェアに拘束することができる。
    サバイバーはカメラの残留映像を通って写真の世界に入ることができる。
    写真の世界は静止しているため、サバイバーは荘園から脱出することも、ロケットチェアで荘園に送り返されることもない。
    写真世界で暗号機解読の進度を累積できるが、解読の完成はできない。
    写真の中の人物も、写真世界に入ったサバイバーにステータスアップまたはステータスダウンの全体効果を及ぼすことができない。
    写真世界.png
    【特殊】
    写真世界が崩壊したあと、カメラはしばらくのクールタイムが必要になり、その後再び撮影が可能になる。
    同時に、写真世界で累加された状態の半分は、現実世界に投影される。
    アプデ前

    写真世界
    カメラを使って撮影し、この時刻のサバイバーとフィールドを複製し、静止した写真の世界を創り出す。
    写真の世界が崩壊したあと、カメラはしばらくのクールタイムが必要になり、その後再び撮影が可能になる。
    同時に、写真の世界で累加された状態の半分は、現実の世界に投影される。
    ジョゼフはいつでも写真の世界に入り、過去のサバイバーを探してロケットチェアに拘束することができる。
    写真の世界は静止しているため、サバイバーは荘園から脱出することも、ロケットチェアで荘園に送り返されることもない。
    これと対照的に、現実世界にいるサバイバーはカメラの残留映像を通って写真の世界に入ることができ、写真世界で暗号機解読の震度を累積できるが、解読の完成はできない。
    写真の中の人物も、写真の世界に入ったサバイバーにステータスアップまたはステータスダウンの全体効果を及ぼすことができない。

  • 時空重畳
    二重の時空の力を帯び、通常攻撃で1.5倍のダメージを与える。
    時空重畳.png

形態変化

  • 瞬影留痕
    写真の世界が存在する時に使用できる。
    残相を通ってジョゼフは自由に写真の世界を出入りできる。
    瞬影留痕.png
  • 時空残像
    ジョゼフは移動時に過去15秒間の痕跡を記録する。
    スキルキーを長押しすると、押した時間の長さに応じて過去の位置まで戻ることができる。
    時空残像.png

うわさ

ジョゼフの世界では、すべての写真が時間の標本だ。

背景推理

実装:グローバル版シーズン6
同時実装:占い師狂眼

1.逆流

過去に戻ろうとも、困難ばかりだ。

  • 結論
    破損したスクラップ:国王から…
    主催者とその臣民による相互信頼及び慈しみから見て、国の疲弊に対する有効的な挽回方法が提供されることだろう…
    皆の幸福を確たるものとするため、再度長期的に搾取される平静と安寧を感じ取ることができる。
    全国会議が…宮で行われる。*1
【基礎目標】
・窓枠を2回乗り越える
【レベルアップ目標】
・窓枠を3回乗り越える
・窓枠を4回乗り越える


2.変革

彼らは雄叫びを上げ、その手に持つたいまつで、空までも明るくなった。

  • 結論
    日記1:皆、冬の暖炉が好きだ。
    炎は明るいし暖かい。
    しかし、街中での暴虐を目の当たりにしたとき、日々の生活で使われる普通のものが、別の一面を持つことを、認識できたのだ。
【基礎目標】
・溜め攻撃でサバイバーに1回命中
【レベルアップ目標】
・溜め攻撃でサバイバーに1回命中
・溜め攻撃でサバイバーに2回命中


3.思い出

最も恐ろしいのは、忘れることと壊れることだ。

  • 結論
    破損した肖像画:双子の兄弟が年若い夫婦の間に立ち、微笑みをうかべている。
【基礎目標】
・1枚の木の板を破壊
【レベルアップ目標】
・2枚の木の板を破壊
・3枚の木の板を破壊


4.避難

人民の意志によりこの地に辿り着き、刃による駆逐でのみここを去るだろう。

  • 結論
    日記2:クロードの咳は日に日に悪化し、眠れていないみたいだ。
    父が言うには、あと一か月、あと一か月だけ頑張れば着くらしい。
【基礎目標】
・カメラを1回使用する
【レベルアップ目標】
・カメラを2回使用する
・カメラを3回使用する


5.失う

帰ってきて欲しい。

  • 結論
    綺麗な肖像画:青年が1人、無表情で中年夫婦の間に立っている。
【基礎目標】
・写真世界に2回入る
【レベルアップ目標】
・写真世界に3回入る
・写真世界に4回入る


6.カメラ・オブスクラ

外に移る景色を、上下左右逆さまに投射できる不思議な箱。

  • 結論
    日記3:美しさは時と共にすぐさま消え失せる。
    どんなに素晴らしい技法を用いても、カメラ・オブスクラ内の情景を描き表すことはできない。
    これが人間の限界なのかもしれない。
    生物として、成長し、老い、病に侵され、最終的に朽ちていく。
    クロード、私の運命も君と変わらないよ。
【基礎目標】
・写真世界でサバイバーを3回攻撃する
【レベルアップ目標】
・写真世界でサバイバーを4回攻撃する
・写真世界でサバイバーを5回攻撃する


7.うわさ

「知らない」は「最悪」より、更に恐ろしいものだ。

  • 結論
    日記4:最近、使用人と従業人の様子がおかしい。
    隠れて何かを相談しているみたいだ。
    病気を理由に辞めていく者も多い。
    手足の震えが止まらないため、他の者の手助けがなければ実験を続けることはできない。
    クロード、どうやら私も老いが訪れたようだ。
【基礎目標】
・世界合併時の半投射を利用して1人のサバイバーをダウンさせる
【レベルアップ目標】
・世界合併時の半投射を利用して2人のサバイバーをダウンさせる
・世界合併時の半投射を利用して3人のサバイバーをダウンさせる


8.腐食

光、それは最も優秀な絵筆。

  • 結論
    破損している実験記録:…塩化銀は硝酸銀の代わりに使用できる。
    塩化銀を塗った紙をカメラ・オブスクラに入れ…ぼんやり…アスファルト
【基礎目標】
・写真世界で1人のサバイバーをロケットチェアに拘束する
【レベルアップ目標】
・写真世界で2人のサバイバーをロケットチェアに拘束する
・写真世界で3人のサバイバーをロケットチェアに拘束する


9.現像

これで、肉眼ではとらえられないものをはっきりと見える。

  • 結論
    破損している実験記録2:…水銀の蒸気の燻蒸効果は、意外なものだった。
    普通の労働人でさえ…
【基礎目標】
・時空残像を使用して過去に戻ってサバイバーを1回攻撃
【レベルアップ目標】
・時空残像を使用して過去に戻ってサバイバーを2回攻撃
・時空残像を使用して過去に戻ってサバイバーを3回攻撃


10.恐怖

アレは我々を狂乱させる。

  • 結論
    破損したスクラップ:…ジョゼフ・ドラソネス…行方不明。
    労働人と使用人は、邸宅が失踪した老人に呪われていると言う。
【基礎目標】
・世界を超えた後、サバイバーを3回攻撃する
【レベルアップ目標】
・世界を超えた後、サバイバーを5回攻撃する
・世界を超えた後、サバイバーを7回攻撃する


記念日手紙

  • 2022年
    Q.ジョゼフの亡くなった兄弟の名前は?
    エリオット/クロード/マーコリー/オリフ
    Q.ジョゼフが行方不明になる前に没頭していた本の種類は?
    神秘学/芸術学/歴史学/医学
  • 2023年
    Q.ジョゼフの国籍は?
    フランス/イギリス/イタリア/オランダ
    Q.以下の項目の内、ジョゼフが得意でないものは?
    絵画/ダンス/フェンシング/商売

1年目

届くことのない家への手紙

親愛なるクロード:
 今日は雨じゃないが、お前が旅立った日のように凍える。
 今、私は書斎に篭り、遥かな時を隔てた手紙を書いている。永遠に、届くことのない手紙だ。少し馬鹿げているが、今日という今日は、どうしても我慢が利かなかった。
 お前と私は、かつて同じ四季を歩んだ。一年、また一年と、あの冬を迎えるまで。私たちの道は次第にずれていき、恐ろしい死神が春を楽しみにしていたお前の行く先に立ちはだかった。
 彼はお前を連れて行ってしまった。今までもたくさんの人を。私では行くことのできない、一目見ることもできない世界に。
 私は自分を責めていた。まだ肌寒さがうっすらと残るあの初春に、どうして私は生き残ってしまったのだと。
 私は何をしても、お前のことを思い浮かべてしまう。だが、毎日鏡の前に立っていると、その面影も徐々に馴染みないものに変わっていく気がするのだ。時間さえも奪えない記憶を、どうやって手に入れることができよう?私はお前を永遠に覚えていられるだろうか?私はかつて敬愛していた人々を、永遠に覚えていられるだろうか?
 お前は二度と私の質問に答えてくれない。そう考えただけで、心が潰れるように痛い。
 春は必ず訪れると、お前は言っていた。雨雲が永遠に太陽の光を遮ることなどできないのだと。
 ただ、あの日から、私はお前のいない春を満喫することができなくなった。
 私は覚えていなくてはならない。誰かが、何かを覚えていなくては。
 災難や病、過ぎ去りし命、そして共に春を迎えるはずだった人々…
 私はすべてを、この心に深く刻みたいと思う。


ジョゼフ

【中国版】

【中国版】
无法寄出的家书

亲爱的克劳德:
今天没有下雨,却仍然保留着你离去那天的寒意。
我坐在书房里,隔着遥远的时光,写一封永远不可能寄出去的信。看起来有点蠢,但在今天,我无法控制自己。
你和我,曾经共同走过四季的路,一年又一年,直到那个冬天。我们所走的路开始偏斜,你仍然满怀希望等待着春天,可怕的死神却站在前方。
他带着你离去了,带着许多人离去了,去我无法到达也无法看清的世界。
我甚至有些责怪自己,为什么,在这个寒意料峭的初春,是我活了下来。
我想念你,亲爱的兄弟。可当我站在镜子前面,日复一日镜中的面孔却逐渐变得陌生。即使时光也不能夺走的记忆,该如何获得呢?我可以永远记得你吗?我可以永远记得那些可爱可敬的人们吗?
你再也不会回应我了,意识到这一点时总让我心碎。
你说春天始终会再来,正如乌云无法永远遮蔽太阳的光辉。
只是从那天起,我再也无法享受那些没有你的春天了。
我必须记住什么,总有人应该记住什么。
那些灾难,那些疾病,那些逝去的生命,那些本应一同迎接春天到来的人们……
我想全部记住。

你的兄长
约瑟夫

【英語版】

【英語版】
An Undelivered Letter

Dear Claude:
It didn't rain today, yet it's chilly, just like the day you left.
I'm sitting in my study, many years after, writing a letter that will never be delivered. It seems silly, but I can't control myself today.
You and I spent all the seasons together, year after year, until that winter.
The roads began to steepen, yet you were waiting for spring to come with hope while the horrible angel of death awaited.
He took you with him and left. He took many with him and left, to a world I couldn't go nor understand.
I even began to blame myself. Why did I survive in this freezing spring?
I missed you, my dear brother. Yet when I stand in front of the mirror, day by day, the face looking back at me has begun to feel foreign. How do I obtain memories that even time can't take away? Will I remember you forever? Will I remember the people I love and admire forever?
You'll never answer me now. My heart broke when I came to such a realization.
You said spring will always come, just like the clouds can never block the sun's brilliance.
From that day onward, I could never enjoy spring without you.
What must I remember? Someone must remember.
Those disasters, those illnesses, those lives lost, those people who should have welcomed spring with us...
I want to remember them all.

Your brother,
Joseph


2年目

最後の手紙

我が友エリオットへ:
 私はすでに意を決している。もう再三私を説得する必要はない。
 彼女はきっとまだ、この荘園のどこかに生きているはずだ。私は彼女を見つけ、彼女を連れて出る。
 老執事の信頼も何とか勝ち取ったんだ。こんな大事な段階で身を引くわけにはいかない。
 しかし、君が最初に予測していたように、ここは決して普通の荘園ではない。少なくともあの顔にしわの入った、足取りがおぼつかない紳士の老人…あの親し気な笑顔は、対外用の偽りの仮面なのかもしれない。

 老人は毎日画室で1時間ほど過ごす。彼はただ数枚の破損した落書きの紙を、静かに眺めるだけだ。こっそり調べてみたが、これらの落書きは全て1人によるものだという事以外、特に異常はない。その者の名はクロード。だが私がこの人物について訊ねようとすると、荘園の人間は皆口を閉ざす。

 老人はそれ以外の時間のほとんどを地下の暗室で費やしていた。君も知っているだろう、彼が写真を処理する場所だ。だがいくら彼が写真を愛しているからと言っても、この時間は長すぎではないだろうか?
 また、昔は老紳士もここまで狂気じみてはいなかったと聞いた。全てのきっかけは、一度の遠出に由来する。彼がその時に何を経験したのかは誰も知らない。知っているのは彼が帰宅した時、多くの神秘学の書籍を持ち帰ったことだけだ。それ以降、老人は日夜自身を暗室の中に閉じ込め、誰も中へ入れようとしなかった。そういえば、街で老人や子供が失踪する怪事件が起き始めたのもその頃からだったらしい。
 あの場所に問題がないなんて、誰が信じるものか!
 しかし、なぜ荘園内の誰もこの件に対して疑問や意見を言わないのだろうか?
 未知に対する恐怖が本能的な好奇心に勝ったのか、それとも本当に主人の命令が何よりも重要なのか?

 とりあえず、明日の夜、私は地下の暗室に忍び込もうと思う。この先で何が待ち構えているのかは分からない。だが私は、その扉を開くと決心したのだ………

敬具
マーコリー

【中国版】

【中国版】
最后一封信

吾友艾略特:
我心意已决,你不必一而再再而三地劝我。
她一定还活着,就存在于这个庄园的某个角落。我会找到她,带上她一起出来。
何况我已取得老管家的信任,不可能在这种阶段抽身而退。

不过,确实如你最初猜测的那样,这里绝不会只是一个普通的庄园,至于那位沟壑纵横、步履蹒跚的乡绅老爷,谦和可亲的笑脸也许只是他虚假的对外面具。

老人每天会花一个小时待在画室里,对着那几张破损的涂鸦纸静默不语。我偷偷检查过,这些涂鸦画除了都出自一人之手外,并无异常。此人名叫克劳德,可每当我旁敲侧击问及时,庄园内的人都讳莫如深。

除此之外的大部分时间,老人都待在地下暗室。你知道的,就是他处理相片的地方。可是,即便他再热爱摄影,这时长是否也太不寻常了些?
我又打听到,老乡绅以前并没有那么疯狂。—切的转折点,源自一次远游,没人知道他远游时遇到了什么,只知道他回家时拿了许多神秘学的书籍。自那之后,老人就整日整夜把自己关在暗室里,还不允许下人入内。好像也是从那个时候起,镇子上出现了老人小孩离奇失踪的怪事。
要说那个地方没有问题,傻瓜都不信!
然而,庄园内居然没有任何人提出疑问或者讨论这件事?不知是对未知的恐惧压过了本能的好奇,还是当真主人的命令高于一切?

总之,明晚,我会潜进地下暗室。我不知道前方等着我的是什么,但我已决心推开那扇门……

祝安
麦考利

【英語版】

【英語版】
The last letter

Elliot, my friend:
I have made up my mind. You can save your breath.
She must still be alive somewhere in this manor. I'll find her and get her out.
Not to mention that l've already gained the butler's trust. I can't just back out at this point.
However, just as you predicted, this is no ordinary manor. As for that staggering old gentleman, his gentle smile is just a facade.

He spends an hour in the studio every day looking at those papers with doodles without a word. I checked out those papers in secret and found nothing special about them, except that the doodles were drawn by the same person. It's someone named Claude, yet whenever I tried to bring him up in conversations, everyone in the manor became evasive.

Apart from the time he spent in the studio, the old man seldom leaves the darkroom in the basement. As you know, that's where photographs. Yet no matter how passionate he is about photography, the hours he spends douwn there are simply too long.
I also found out that he wasn't this crazy in the past. Things took a turn when he came back from a journey to somewhere far away. No one knows what happened during the trip, save that he brought back with him a number of mysterious books. From then on, the old man spends all day in the processed his darkroom and shuts everyone out. I think that's also when old people and children began to go missing in town.
Something's up with this place. No one will believe otherwise!
The thing is, no one in the manor has ever questioned or discussed this!
Perhaps their fear of the unknown trumps their curiosity, or the master's command trumps all?

Anyway, I'll slip into the darkroom tomorrow night. I'm not sure what to expect, but l'm determined to open that door…

All the best,
Macaulay


3年目

手紙用紙で綴られた日記

 夕焼けのオレンジ色、鏡像が割れる光影、筋がくっきり浮かび上がる枯れたホオズキ、巡り行く春夏秋冬と星々の軌跡⋯⋯
 動きの変遷は生と死に意義を与え、生活以外のロマンというものを生み出す。しかし太古の昔から変わらない反復に、人は新鮮なものに対する情熱を失った。
 ──なぜか、最近はこんなことばかり考えている。
 偽りの鏡像から長い間出ていないせいか、身の回りの真実を真剣に見ていない。
 人々が遠くの薔薇園を夢見るにもかかわらず、窓際で咲き誇る薔薇の花に目を向けないように。
 あるいは、永遠の鏡像に対する人々の反応が、私の期待するものとは異なることが増えているからか。誰かが言った。この世の人間全員があなたの過ちを責め立てた時、たとえあなたが正しくても、徐々に自分を疑い始めてしまうと。
 昔、エリコットと名乗った青年のことを今でも覚えている⋯⋯エリットだったか、エリオットだったか⋯⋯まあいい、名前は重要ではない。私の実験に異議を申し立てたのは彼が初めてではなかったが、彼は最も理性的で、最も口うるさい奴だった。

 死者について、罪悪感についての心理的な助言や導き、時間や命に関する意義の話などを私は聞きたくなかった。だが長く生きていると、つい彼の言葉を思い出してしまう。
 しかし彼らはなぜ分かってくれないのか。命とは元々詩的にやって来るもので、腫れあがった状態で終わりを迎えるべきではない。だから「永遠の国」の民となった時、彼らは感激を覚えながら瞬間的な詩の1コマを享受すべきなのだ。
 なぜ彼らのほとんどは老いることを選び、醜くなることを選び、魂すら安らぐことのできない現実を選ぶのか?
 実験は本当に間違っていたのだろうか?
 そうだ、1つだけ。あれに関してだけは、私も実験の失敗を認めざるを得ない。
 あなたが本当の意味で帰ってきていないこと。
 私の手が届く場所にいても、今のあなたは静かに微笑むことしかできない。
 そう、私の実験に間違いはない。実験が成功を納めた日、きっとすべてが円満に終わる。
 その日、あなたがここまで読み進めた時、あなたの口からこの問いに対する答えを教えてほしい。「クロード、あなたと私が光影の中で時を止めて以来、何年経っただろうか?」

【中国版】

【中国版】
由信纸订成的日记
  日沉弥漫的橘,破碎镜像的光影,干枯后脉络毕现的黄果酸浆,流转变换的寒暑春秋与星辰轨迹⋯⋯
  动意的变迁赋予了生死以意义,制造出生活之外的所谓浪漫,而亘古不变的重复会让人失去对新鲜的热情。
  ──不知为什么、最近我常思考这些。
  也许是我太久没有从虚假的镜像中出来,没有认真去看看身边的真实。
  就像人们总是梦想远方的玫瑰园,却不去欣赏盛开于窗前的玫瑰花。
  又或许是,越来越多人对永恒镜像的反应与我所期待的大相径庭。不是有人说,当世上所有人都指责你的过错,即便你是正确的,久而久之,你也会怀疑自己。
  我仍然记得很多年前那名自称艾考特的青年····或许是艾利特,艾略特⋯⋯算了,名字不重要。他不是第一个对我的实验做出控诉的人,却是最理智最啰嗦的一个。
  我确实不想听那些关于逝者关于沉沦的心理开导言辞,或者关于时间与生活的意义,但活得越久,越会让人忍不住回想起他的话。
  可是他们为什么不能明白,生命本就该诗意而来,不该臃肿地收尾。所以成为“永恒国”子民的那一刻,他们该要满怀感激地,享受瞬间诗意的定格。
  为什么他们大多数人宁愿选择老去,选择丑陋,选择挣扎在灵魂也无法安息的现实中?
  难道实验真的是错误的吗?
  是了,有一点,仅此一点,会让我承认实验的失败。
  那就是你还没有真正回来。
  现在的你,在我触手可及的地方,却只会安静地笑。
  对,我的实验设有错,也许我能等到实验彻底成功的那天,让一切达成圆满。
  也许那天,当你阅读到这里时,能亲口告诉我这个问题的答案:克劳德,这是你我定格在光影中的第几年?

【英語版】

【英語版】
A Diary Made from Stationery Paper

As the tangerine sun sinks below the horizon, it casts a fragmented light upon the dried remains of fallen fruit. The world continues along its immutable cycle of seasons, as predictable as the constellations in the skies above…
The vicissitudes of life bring meaning to all existence and fill it with a glamor that persists even beyond death's inevitable call. Endless routine only makes us lose our passion for the new and the unknown.
For some reason, these are the thoughts that have filled my waking moments as of late.
Perhaps it has been too long since I ventured out of the mirror's realm, and I have yet to ascertain the truth of the world around me.
Like a man who yearns for greener pastures yet fails to realize the beauty and merit of fields lie beneath his feet…
Or perhaps, it is simply that more and more people react to the mirror far differently than I expected. They say that even if you are undeniably correct, you will still doubt yourself if the entire world curses your name.
I distinctly recall a young man from many years ago by the name of Eckhart… Or was it Elliot? Or maybe Elton…? It matters not. He was not the first to take offense to my experimentation, but he was certainly the most rational and vocal about it.
I had no desire to listen to his sermons about the deceased or the meaning of life and time. The longer I live, however, the more I find myself recalling his words. Why? Why don't they understand? Life is a gift, a wondrous blessing that should end as poetically as it begins. For this reason, when a person faces their own end, they should be grateful, even ecstatic, at the opportunity to have their final moments immortalized.
Why do so many choose to grow old, to lose their youthful beauty, to struggle helplessly in the knowledge that their souls will never find peace… All this is beyond me.
Could it be that my experiment truly is flawed?
Indeed, there is but one thing, and one thing alone, that could make me acknowledge the failure of my endeavors.
And that would be… If you never came back to me.
You, who lies so near and yet so far away, who can only smile and laugh silently as I toil in solitude.
No… My experiment is not flawed. It is proceeding swimmingly; I need only wait patiently, and everything will come full circle soon enough.
When that day finally comes, and you finish reading up to this point, perhaps then you can tell me, Claude… In which year you were in my photograph, eternally?


4年目

1枚の黄ばんだ写真

(写真の正面にはうっすらと若者が1人写っており、裏には以下の文字が記されている)
我が弟、クロードへ:
 色彩豊かな日光は以前に増して眩しく見え、私の視力を食らい君の姿もどんどん朧げにしていく。
 私の心が落ち着くのは暗い室内で君を抱きしめている時だけだ。
 私は貪欲に周囲の水銀蒸気を吸っている。それのおかげで私は「永遠の国」に浸り、現実の中で唯一の幸せを感じることができる。時折ほんの少しだけ、君に会えることもある。
 周りの人間は徐々に消えていった。残るは最後の1人だ。しかし彼の命ももう残りわずかだろう。実験は中断せざるを得ないーーもしかすると、最初からそれに逆らってはいけなかったのかもしれない……
 写真を現像するには感光性物質の顕現と水洗いが必要になるように、双方向のフィードバックには活性剤が必要だ。
 病に苦しんでいた君に何もしてやれなかった私を運命があざ笑っているのかもしれないーー余命いくばくもない頃、ようやく得難い機会が訪れた。
 遅くなったが……この神聖な儀式を終えれば、時が止まった君の笑顔を取り戻すことができる。
 暗箱と君の写真、私が持ち去るのはそんな数少ない持ち物だけ。それ以外の声と姿、光と影、思い出、そして数十年来の発明は、「永遠の国」を守れるよう、この館に置いていくことにする。
 そうだ、若い紳士の格好をすべきかもしれない。かつての君をなぞろうーー邪魔者は、全て封じてしまえばいい。

【中国版】

【中国版】
一张泛黄的照片

(照片正面依稀可见一个年轻人,背面记录了下面的文字: )
吾弟克劳德:
  色彩杂糅的太阳光愈发刺眼,吞噬着我的视力,也模糊了你的容貌。唯有在暗室之中,紧紧拥抱着你,才能让心沉静下来。
  我贪婪地吸食着周遭的水银蒸气,它们让我沉浸在“永恒国“中,享受着现实唯一的美好,藉由它们,有时甚至可以短暂地,看到你。
  周围的人渐次消失,直到只剩一人,而他的生命,也显而易见地所剩无几。实验不得不中断——或许从一开始,它便是不可逆的……
  双向的反馈需要一些催化剂,正如影像的显现需要感光物质的曝光与冲洗。
  或许是命运的嘲弄,指责我在你疾病缠身之时无能为力——在风烛残年之际,难能可贵的机会才姗姗来迟。
  虽迟但到……只需完成这场神圣的仪式,便可让定格的你重新绽放笑颜。
  暗箱和你的相片是为数不多需要携带的物品,至于其他的音容、光影与回忆,以及数十年来的发明,便留在这府邸中,用来守护“永恒国”免受侵袭。
  或许,我该打扮成一位年轻的绅士,以你的模样出现――阻碍者,都会被封存。

【英語版】

【英語版】
A Yellowed Photograph

(A young man is faintly visible in the photograph, and the following is written on the back:)
My dear brother Claude,
The mixed colors of the sun grow increasingly dazzling. It is swallowing my vision and blurring your image. My heart is only ever truly calm when I hold you tight in the darkroom.
I greedily inhale the mercury vapor around me. They allow me to immerse myself in the ""Eternal Kingdom"" and enjoy the only beauty in reality. Sometimes, they even let me see you for a fleeting moment.
The people around me slowly vanished until only one remained, and even his life is cleanly running out. The experiment had to be paused... Perhaps it was never reversible...
Some catalysts are required for two-way feedback, just as a photograph requires the exposure and development of photosensitive substances to be seen.
Perhaps destiny is mocking me for being helpless when you needed me... And this rare opportunity came late in my final years.
It may be late... But if I can complete this sacred ritual, then your frozen face will smile again.
The camera obscura and your photographs are the few things I must take with me. As for the other faces, time, memories, and decades of inventions, I shall leave them in this mansion to keep the ""Eternal Kingdom"" safe.
Perhaps I should dress up as a young gentleman and take your appearance ー All obstructors will be archived.


5年目

写真家肖像画1.jpg 写真家肖像画3.jpg
ジョゼフ

1.優雅な貴族の青年。感情を表に出さないのは もはや癖になっているようだ。
2.背筋の曲がった老人の影がうっすらと青年の姿と交差し、老衰と青春は相容れない落差を生んでいる。
3.精巧な作りの装い。刺繍部分には縫い直した痕跡があり、数十年前ほどの古い品に見える。
4.古いフィルム。子供の姿は上手く写らなかったようで、朧げでぎこちない印象を与える。
5.使用と養生の痕跡がはっきりとあるカメラ。多くの被写体の生き生きとした瞬間を捉えたかもしれない。

写真家肖像画2.jpg
1枚のメッセージ

"冷たく静かで、しかし永遠に香りが絶えないそのバラ園は、未だに罪の「肥料」を探し続けている――彼は衰退から新生を、貧しさから活力を育むことを決して諦めなかった。結局、「永遠」は彼に更なる時間と痛みを与えたが、彼もついに物事を留めることはできても、取り戻すことはできないのだと理解した。"

衣装

UR

  • アズラーイール
    この季節一枚目の落ち葉を持って、彼は空から舞い降りた。
    (ショップ)
  • 裁判官(限定)
    正義?公平?
    それは枷を掛けられる前に考えるべきことだ。
    (S13・真髄2)
  • 亡霊の魔術師(限定)
    あの若者が神殿へと足を踏み入れた時、彼は同じくらい神託の顕現に期待していた。
    神秘的な予言を経て、邪神の子がついに浮かび上がる瞬間を。
    (S27・真髄2)

SSR

  • 月下の紳士
    夢の中の月光は優しく柔らかい。
    ただ、彼と一曲踊ってくれる相手はいないようだ。
    (S3・真髄3)
  • アポロ
    あなたへの光と希望は私だけが与えられる。
    私だけが奪える。
    (S6・真髄1)
  • 血の剣
    魔典の力を略奪するために裏で行動し、鏡から得た情報を通して古城の残局を把握した。
    しかし、抱擁の出現を予想できず、彼は手に入れたばかりの物が奪われていくのを見ているしか術がなかった。
    だが、次の獲物は決して手放さない。
    (S9・真髄1)
  • アン・リニュ
    幻夢を刺し壊す準備はできたか?
    (S12・真髄2)
  • ファウスト
    一切の無常なるものはただ幻影たるに過ぎず。
    (2021・演繹の星)
  • 宿酔
    ワインに染められたバラは、まるで何かの予兆のようだ。
    酔いが醒める頃、真っ先に災いの到来に気付くのは誰だろうか?
    ――遡及シリーズ衣装
    (期間限定ショップ)
  • 安寧
    安寧の世界は、往々にしてけたたましい魂を育む。
    (S26・真髄1)

SR

  • 「虚言」
    私の言葉は、全て私の本心だ。
    …私に、本心と言うものがあればの話だが。
    (S5・真髄2)
  • 催眠医師
    医療職:催眠医師
    メモ:催眠により患者の弱みや歪みの様を集める。
    患者に対して無意味な同情心を抱くのはロールシャッハ医師だけだ…
    あいつをあの虫ケラたちの仲間に仕立て上げてやろう!
    (S6・真髄2)
  • 伯爵
    永遠に壁に掛けられたくないのなら、彼への態度には気を付けることだ。
    (S7・真髄2)
  • マクベス
    どれほど長く暗くても、明けない夜はない。
    ――『マクベス』
    (イベントショップ)
  • オークション司会
    彼は他人を真似ることしか知らないと嘲笑われていたピークマンが、その複製能力で異界の物を輝かせられるとは思ってもいなかった。
    最も熱狂的な崇拝者として、オークション司会は異界行者の作品を拡散し続け、深淵の華麗さと新奇さを世界中に広めようとしていた。
    (CALL OF THE ABYSSⅢ)
  • イチハツ
    あの砂漠の冒険は成功したとは言えないが、少なくとも例のノートの価値は証明された。
    私はより高い報酬を出し、より良いアシスタントを雇った。
    密林に入った初日から、彼らは報酬以上の働きをしてくれた。
    (S10・真髄2)
  • 「特使」
    親王殿下、善良な人の方が貪欲になりやすい。
    これはあなたが学ぶべき最後の授業だ。
    (S11・真髄3)
  • 「謎」
    「龍を殺す方法を知っていますか?烈火の中でその首を切り落とし、最古の壁に嵌めるのです。」
    炎の光の中、龍殺しの騎士は軽やかに言い放った。
    彼の懐の子供はその肩に寄りかかり、彼の背後の鱗まみれの尻尾に目を向け、こくりと頷いた。
    (グローバル版3周年イベント)
  • スロースケートの種
    5つの小さな氷の人形。いがみ合い、疑い合う。
    言葉の端々から疑いを招き、5つは4つになった。
    (S20・真髄1)
  • 聖誕祭衣装
    クリスマスの雪夜、この時だけ、町は写真の中と同じような白黒の光景を見せてくれる。
    (2022・クリスマスイベント)

R

  • 血影
    瞬く間に終わってしまう歓喜は致命的な毒となる。
    しかし、誰がこのロマンスを拒めるだろうか?
    (S4・推理の径)
  • 夕焼け
    空が次第に暗くなり、夜が訪れようとしている。
    街中を行き交う人々に、夕日の余韻を楽しんでもらうのも悪くはないだろう。
    (閲歴得点)
  • 潭の影
    静かな水面に映し出された来客の顔は、潭の水の冷たさを隠す。
    (S11・推理の径)

携帯品

UR

  • 致命的な招待状
    熱烈な招待には気をつけて。危険がいっぱいの晩餐会は罠で溢れている。
    カシャッ、カシャッ。瞬く間に、あなたも彼のコレクションになるかもしれない。
    特殊効果:スキルエフェクト変更 風船を持つアクションを変更
    (S13・ランク秘宝)
  • 「慈悲」
    偽りの慈悲も優しさだろうか?
    特殊効果:
    スキルエフェクト変更
    ロケットチェアを操作した後、ロケットチェアをカーニバルチェアに変えることができる。
    (写真家専用[限定]携帯品、3周年祭典で獲得)
    (3周年・オフラインパック)

SSR

  • 星見
    運命とは、あらかじめ知っていたとしても逃れられない未来だ。
    特殊効果:移動および撮影のエフェクトを変更
    (ショップ)

SR

  • シルクの手袋
    主な用途は指の保護ではなく、決闘前に相手の顔に投げつけること。
    (S18・ランク秘宝)

料理

SR

その他

  • 中国版公式サイトより
    ※現在はHP改修により削除済
    両親に従ってフランスからイギリスに亡命したジョゼフは、兄弟を失った悲しみから絵を描くことに夢中になった。
    原文

    原文

    跟随父母从法国流亡到英格兰,失去同胞 兄弟的痛楚让约瑟夫沉迷于绘画。

  • 人気ハンター設定資料より
    ジョゼフはかつて地元の人から尊敬を集めた名士だった。
    上品な立ち振る舞いと異国の話し方は人を引きつけ、人々はみな進んでこの老紳士の趣味のためにモデルを志望した。
  • 第五人格美術設定集より
    ジョゼフと美智子はどちらも「美しい」ハンターであり、同じように二重の状態があり、コントラスト法を利用して恐怖感を作った。
    私たちは元のキャラクターに少し美少年のような雰囲気が欲しいと思い、特に古典的な映画のキャラクター(「ベニスに死す」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」など)を参考にしてから異化状態を作ることになった。
    西洋剣は地域的な特徴が強く、剣術の動作が「不恰好」に思ったために歩いたり、攻撃したり、窓を越える部分でキャラクターらしい動きができるように設計した。
    原文

    约瑟夫和美智子类似,都属于“好看”的监管者,同样也有双状态,利用反差的手法制造轻口味的恐怖感。
    我们希望原角色能有美少年的气息,特地参考了一些经典电影角色(《魂断威尼斯》《夜访吸血鬼》等),确定了这种感觉后再做异化状态的设定。
    西洋剑有强烈的地域特征,剑术动作给人“不好惹”的感觉,于是在走路、攻击、翻窗这些部分,设计了更符合角色气质的动作。

  • 周年逸話集より
    優雅な見た目に騙されてはいけない。
    一秒先には、彼のコレクションになっているかもしれないのだから。


まとめ

本名

ジョゼフ・ドラソネス
Joseph Desaulniers
约瑟夫 德拉索恩斯
요셉 데소르니에즈

表記揺れとしてデソルニエーズがあり、公式グッズではこちらの訳が使われている。

記念日

3月11日

職業

前伯爵

役職

写真家(日本語)
摄影师(中国語)
Photographer(英語)
Fotografer(インドネシア語)
Jurugambar(マレー語)
ช่างภาพ(タイ語)
Nhiếp Ảnh Gia(ベトナム語)
사진사(韓国語)
どの言語でも撮影者を意味する。

年齢

外見は17、実際は60

性格

偏執、懐古、傲慢、優雅
好きなもの:秋の日、銀製品
嫌いなもの:湿ったもの、夏

趣味

撮影

特技

絵画、ダンス、フェンシング

人間関係

  • クロード・ドラソネス
    ジョゼフの双子の弟。*2
    両親と共にフランスからイギリスへ亡命する最中の冬の日、病により亡くなる。*3
    クロードの死は大きな心の傷を残し、ジョゼフは絵で自身の変化を記録し続けることに没頭するようになる。
    「映像を永遠に保存できる機械」に出会い、彼の記録は絵から写真へと手段を変えたが、結局写真に残るのは「映像」であって「現実の物や人」はクロードのようにいずれ衰えていくことに気付く。
    やがて彼は写真の中の世界が「生きる」ことを望むようになり、今度は「霊魂学」に没頭して撮影機に奇怪な改造を加えるようになった。*4
    ジョゼフの研究の目的はクロードを取り戻すこと。*5
    余命いくばくもなくなったジョゼフはクロードの笑顔を取り戻す「得難い機会」を手に入れ、暗箱と彼の写真だけを持ち去り館を後にした。
    その際、かつてのクロードをなぞり、若い紳士の格好をすることにした。*6
  • エリオット
    かつてジョゼフの暮らす荘園に出入りしていた青年。
    ジョゼフの実験に異議を申し立てた人々の1人。
    ジョゼフは彼の名前を曖昧にしか覚えていないが、「最も理性的で最も口うるさい」ことだけは覚えていた。*7
  • マーコリー
    エリオットの友人。
    ジョゼフの荘園で行方不明になった知り合いの女性を探すため、老人(ジョゼフ)がよく籠り自分以外誰も入れようとしない地下の暗室に忍び込むことを決心した。
    彼がエリオットに送った手紙は「最後の手紙」とあることから、暗室に行ったまま行方不明になっている可能性が高い。*8
  • マリー・アントワネット
    フランス王妃。
    ドラソネス家がイギリスへ亡命するきっかけとなったと思われるフランス革命の重要人物。*9


参考文献

コメント

  • 安寧の衣装設計秘話?の時日本語版でもドラソネス表記になっていましたね。個人的にはフランス伯爵の頃がデソルニエーズで亡命後がドラソネスと解釈しているのですが、そうするとイギリスへ到着出来たか否かがクロードの苗字表記に関わるんでしょうか……?あとは、彼が知らずに吸っていた訳ではなく意識的に、積極的に水銀蒸気を吸っていたことから魂を閉じ込めるには実質的な死も必要だったのかな……なんて考えてます -- 2023-05-30 (火) 07:17:01

  • 実際発音きくとデソルニエーズというよりデソルニエに近い音なんですけど、カナダ系フランス人の苗字らしいですね、という。 -- 2022-11-07 (月) 23:31:07
  • 公式HP更新でデソルニエーズという訳のものが消えたので写真家の苗字はドラソネスで統一します。よろしくお願いします。 -- 管理人? 2022-09-26 (月) 21:23:35
    • 本国での事情はよく分かってないんですがなんだかフランス風からイギリス風の響きになりましたね -- 2022-09-26 (月) 23:51:14
      • 本国は德拉索恩斯で統一されていて表記揺れはないです -- 管理人? 2022-09-27 (火) 10:06:44
  • メメントモリという言葉を調べていたら、写真が発明されてから家族の遺体を生きてるかのように撮影するとい習慣がヴィクトリア朝の頃にあったとありました。第五人格の設定ではクロードを亡くした頃はまだ写真の技術が発明されていなかったようですが、ジョゼフが写真家という設定を与えられたのにはヴィクトリア朝の頃のメメントモリが影響しているのかなと。 -- 2022-02-20 (日) 03:37:16
  • 記念日イラストのリンクを追加しました。 -- 2021-12-08 (水) 09:22:28
    • ありがとうございます。助かります! -- 管理人? 2021-12-08 (水) 20:40:29
  • 1年目手紙の「クラウド」ですが、現在では「クロード」に修正されてました。 -- 2021-11-13 (土) 07:18:06
    • ありがとうございます!確認して修正いたしました。 -- 管理人? 2021-11-13 (土) 12:11:48
  • 不適切でしたら消して頂きたいのですが、ジョゼフのデザインや能力、戦い方などは「レイトン教授と悪魔の箱」に登場するアンソニーというキャラクターが深く関係していると思います。 -- 2021-10-13 (水) 05:31:17
  • Josephを「ジョセフ」と発音するのはどちらかと言うと英語圏に多いと聞いたことがある。以前エマちゃんが名前を呼び間違えたとかなんとか言ってたがエマちゃんはイギリス人でさらに言えば写真家もイギリスに行っているので「ジョセフ」呼びはあながち間違いでもないのかもしれない -- 2021-07-21 (水) 11:36:06
  • ここのサイトが好きすぎて応援してます -- ten? 2021-03-14 (日) 22:11:10
  • 個人的な考察ですがジョゼフは寿命が来る前に自らの魂をも写真世界に保存し、現実世界でボロボロなのはすでに風化しかけているからで、そこにあるのは肉体だけなので呼吸する必要はない。しかし写真世界では魂が中に入り活動しているから呼吸などをしなくてはいけないからだと思っています。 -- 2021-02-18 (木) 09:21:10
  • 史実通りに彼が写真機の発明者であるなら、背景推理に「写真」があるキャラは必然的に彼より後の世代であり、「写真」が出てこず日記や手紙や手記のみのキャラは彼が写真技術を広める前の年代のキャラ、という事になる…かな? -- 2020-05-31 (日) 07:44:57
  • 写真家の記念日の英語版、サイレント修正入ってましたよね……。画像見つけたら貼りますが、最後のところが「your brother」だけになってました。 -- 2020-04-26 (日) 22:30:43
  • SSR衣装「月下の紳士」は顔の模様の特徴や色からしてシベリアンハスキーがモデルかと思われます -- 2020-04-25 (土) 11:51:49
  • 2020年バレンタインの携帯品「筆先の恋」についてる花は葉と花弁の形状からローズマリーだと推察。ローズマリーの花言葉は「追憶」「思い出」「貞淑」、フランスでは「あなたは私を生かしてくれる」など。また、ローズマリーは「記憶のハーブ」とも呼ばれているので羽根ペンに付けるにはピッタリかもです。 -- 2020-03-29 (日) 15:43:20
    • 携帯品の効果見てみましたが確かに花弁の形似てますね…。ありがとうございます!追加しておきます! -- 管理人? 2020-03-31 (火) 20:56:50
  • 背景推理に出てきた薬物、塩化銀も硝酸銀も水銀も劇薬指定されており、ジョゼフの日記の「手足の震え」や「視力の衰え」は単なる加齢だけではなく中毒症状なのかもしれません。そうなると、現実世界でのヒビ割れはそれもある…? -- 2020-02-24 (月) 11:40:00
  • SR衣装「虚言」のカギ括弧が抜けておりましたので追加しておきました。 -- 2020-02-12 (水) 16:40:18
    • ありがとうございます! -- 管理人? 2020-02-12 (水) 21:46:39
  • UR衣装「アズラーイール」は中東の死の天使。「死」を司り人の魂を肉体から切り離す事が得意とされていた。だから人の魂すら捉えてしまう写真家を作った彼に当て嵌められたのかなぁとか -- 2020-01-31 (金) 17:00:10
    • 情報ありがとうございます!反映いたしました。 -- 管理人? 2020-02-06 (木) 20:08:34
  • 写真家の夕焼け衣装も随時追加します -- 2019-09-09 (月) 06:57:39
    • ありがとうございます。限定衣装は衣装の一覧にすら出ないので情報非常に助かります! -- 管理人? 2019-09-09 (月) 17:33:32
      • 夕焼け追加しました -- 2019-09-19 (木) 13:54:26
  • フランスの貴族ということから、もし現実の歴史と第五人格の歴史が同じであるならば、革命というのはフランス革命のことで、背景推理1の全国議会とは三部会、宮とはベルサイユ宮殿と思われる。 フランス革命が大体1789年前後で写真が誕生し普及し始めたのが1839年くらいなので、年齢の辻褄は合っている。 レオの結婚が1874年なのでゲーム内での年齢は最初から人外のハンターを除けばダントツで、写真の外に出ている時にボロボロなのはとっくに寿命が来ているためなのかもしれない。 -- 小ネタから移動? 2019-09-05 (木) 22:00:40
    • フランスの貴族デルソニエーズ家に生まれる。 しかし国の圧政に耐えかねた民衆による革命により領を追われ、イギリスに亡命する最中に兄弟のクロードが体調不良により死亡してしまう。 それによって心にダメージを負い、クロードと自分の絵を描くことで兄弟を失った現実から目を逸らし続けていたが絵は所詮どこまで行っても絵のまま真実にならず、心の穴を埋めきれず鬱々とした日々を送るが、ある時映像を永遠に保存できる「写真」に出会い、傾倒していく。 しかし時間が過ぎるとともに、写真の中に残されるのは映像だけで、現実にあるものはいずれ衰えていく事に気づき、現実にあるものも写真と同じように永遠に保存することを望み始める。 そのために所謂「霊魂学」に没頭し、使用人や労働人を犠牲に撮影機に奇怪な改造を加え始める。 そして老いたある時、ついに写真の中で魂を保存する方法を見つけ、沢山の行方不明者と共にジョゼフ自身も失踪する。 -- 移動済? 2019-09-11 (水) 00:01:56
    • このコメントめちゃくちゃ昔の私のやつなのですが、たまになんらかのソースにしてる方いますがそもそも元ネタの年号とかと結構ズレてたりハンター全般は子供でもハンターになった後結構長そうだったりするので歴史を感じる程度の認識にしてください -- 管理人? 2020-08-03 (月) 20:48:04

*1 フランスの全国三部会のこと。三部会とは聖職者(第一身分)、貴族(第二身分)、平民(第三身分)の3つの身分の代表が行う会議のことで、フランスでは絶対王政(国王に権力を集中させること)が確立されていたため長らく行われなかった。史実では1789年、平民の納税の不平等負担への不満の高まりから170年ぶりに三部会が開かれるが、根本の解決には至らずフランス革命が起きてしまった。
*2 写真家背景推理3
*3 写真家公式HPストーリー、写真家手紙1・3
*4 ここまで写真家公式HPストーリー
*5 写真家手紙3・4
*6 写真家手紙3
*7 ここまで写真家手紙3
*8 写真家手紙1
*9 写真家公式HPストーリー、写真家背景推理1