サブキャラ

Last-modified: 2023-06-04 (日) 22:10:17

あ行

アーサー・ビアス(亚瑟・比尔斯/Arthur Byers)

かつて湖景村で起きた7人の子供の失踪事件の被害者であり唯一の生き残り。
村から1マイル離れた場所で旅行者に保護され、発見時は濡れた状態で精神が錯乱しており、事件時の記憶を失っていた。
湖景村の水神伝説をモチーフとした恐怖小説「湖景の道」は彼の体験が元になっている。
成長した彼はサザークで政治家になろうとしていたようだが、選挙前夜に失った記憶に惹かれてゲームの誘いに乗り、湖景村に戻ることになる。
そこでは最終的に4体の「化け物」と湖景村に戻ってきたことの後悔を記録に綴り、自身の記録を外に持ち出してほしいと願っていた。
実験予備候補者05-L-01-000としてとある記録に記載されている。

  • "祭司"フィオナ・ジルマン
    荘園では"祭司"フィオナ・ジルマンに興味を持たれ、2人しか理解できない言語を使って何度も秘密の会話をしていた。
    フィオナはアーサーに幼い頃の経験について何度も聞いた。
    彼はゲーム前日にそれに対し、上記の言語を使い、「僕たちが答えを探しているんじゃなくて、答えが僕らに呼びかけているのだ」と答えた。
  • 登場
    黄衣の王背景推理・記念日手紙(3・4年目)、祭司誕生日手紙(2・4年目)
    ※サザーク関連の話は記憶の灰燼・上の新聞記事より


アーサー・ラッセル(亚瑟・罗素/Arthur Russell)

ウォルクやクリスを「我々の調査員」と表現しており、何らかの組織において調査員を指揮する立場にあると思われる。
様々な人物から依頼を受け、調査報告書を提出している。
◆"祭司"フィオナ・ジルマン
ウォルク・ベルグンド及びクリスからの湖景村についての調査報告を転送した。
また、ウォルク失踪後はヘイワード夫妻とウォルクの親族についての調査報告をしている。
◆"曲芸師"マイク・モートン
月の河事件の「ノーフェイス」と行方不明のナタリーの身辺調査についての依頼をしている。
また、マイクからの依頼で「ターゲット」を追っていたようだが、ターゲットはアーサーの雇員が到達する前に除名された。
そのためマイクはアーサーに契約を取り消しを希望する手紙を送った。
このターゲットについては野人の誕生日の手紙であるため野人の可能性が高い。
◆"傭兵"ナワーブ・サベダー
"野人"モウロの捜索依頼を受けており、アーサーに対して追って出発する旨の電報を送っている。

  • 登場

アイリーン・レズニック(艾琳・列兹尼克/Irene Reznik)

マーク・レズニックの妻で"機械技師"トレイシー・レズニックの母親。
マーク曰く、トレイシーの性格や器用さは母親譲りのものであるらしい。

アデリア(安德莉亚/Andrea)

"ヴァイオリニスト"アントニオと親交があった女性。
かつてアントニオが独弦曲を演奏した際に泣きながら部屋を出ていってしまった。
彼はその出来事を後悔して彼女を探し続けており、それが荘園に来るきっかけとなった。

  • モチーフとして考えられるもの
    「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」のヒロイン役であるアンドレア・デック(Andrea Deck)が由来のネーミングという説がある。

アナ・エンドロフ(安娜・恩德洛武/Anna Ndlovu)

"昆虫学者"メリー・プリニウスの実家の母親。
荘園の主人に嫁ぐ娘に対し、身分の差から考えられるハイリスクさを心配している。

アヌシー・レミントン(安纳西・雷明顿/Annecy Remington)

マーシャ・レミントンの子供。
生まれていればエマの妹であった(日本語版では性別が読み取れないが、英語版では「her」と女性であることを示す表現が使用されている)。
手紙の内容では"弁護士"フレディ・ライリーの子である可能性が高い。
出産の際に母親と共にリディア・ジョーンズ診療所で死亡したと思われる。
フレディがレオを騙していたことを知ったマーシャはフレディの元を去ったが、彼との子供であったアヌシーを育てるつもりではあったらしい。


アンジェリーナ(安吉丽娜/Angelina)

アンジェリーナ.png
道に迷った途中に幼少期の"カウボーイ "カヴィン・アユソを狂牛から救ったインディアンの少女。
クリスマス&新年イベントでアンジェリーナを模したと思われるジンジャーブレッドマンが登場する。
カヴィンに長縄技術を教えた人物であると同時に、彼の所有する投げ縄は元々彼女から与えられたものである。
一家ぐるみでの親交があり、詳細は不明だがカヴィンの両親の行動によって別れる事になった。
既に故人であり、カウボーイは彼女の遺した投げ縄を彼女の家族に返さなかったことを悔いている。

ウィラ・ナイエル(薇拉・奈尔/Vera Nair)

"調香師"の双子の姉である、本物のウィラ・ナイエル。
調香師としての才能はあったが内向的であったクロエとは異なり、外交的で人気があった。
勘違いからクロエに殺害されてしまい、以降は入れ替わりクロエがウィラとして生活している。

  • 登場
    調香師背景推理・誕生日手紙(1年目)

ヴェロニカ(维诺妮卡/Veronica)

ホワイトサンド・ストリート孤児院の孤児の一人。
ある孤児の日記に登場し、新入りについて「少し休まなければいけない」と言っていた。


ウォルク・ベルグンド(沃尔克・贝尔格伦/德Volcker Berglund)

アーサー・ラッセルの組織の調査員。
"祭司"フィオナ・ジルマンの依頼で、アーサー・ラッセルを経由する形で彼の湖景村に関する調査報告を送っている。
調査のため9月12日に父親の遺物を持って湖景村を訪れ、部屋を貸してくれたマージョリーとユージンの家に居候し、湖景村の水神伝説について調べていた。
水神の存在には否定的であったが、「聖徒」の話を聞いて湖景村の祭祀に参加することになる。
生贄を捧げた後に行われる最後の儀式の詳細を知るために潜入したとする9月26日の調査報告以降消息を絶っている。
「聖徒」の祈願記録によれば「無礼且つ謀反をたくらむ冒涜者」と称されており、9月26日に行われる儀式で洗礼(烈火で穢れを祓う)を受けさせようとされていた。
調査員としての職務とは別に父親と睡眠実験を行い、「階段の向こう、赤い霧の中の炎の洞窟」を目指している。
度々研究についての手紙を兄弟のダレンに送っており、湖景村の調査でも実験を続けている。

  • 表記揺れ
    ボルカー
  • モチーフとして考えられるもの
    夢の魔女のモチーフ考察ページドリームランド参照
    彼と父が睡眠実験で目指していた「階段の向こう、赤い霧の中の炎の洞窟」に関しては、ラブクラフトの著作「未知なるカダスに夢を求めて」などに登場する異世界ドリームランドに行く為の門として登場する。

エラ・ワルデン(艾拉·瓦尔登/Ella Valden)

"画家"エドガー・ワルデンの2歳差の妹。
エドガーが8歳の時、彼に「白色」のインスピレーションを遺して亡くなっている。
過去のエドガーは彼女の5歳の誕生日に自身の描いた肖像画を贈った。

  • 登場
    画家誕生日手紙(1年目)

ウェンディ・レスター(温蒂・莱斯特/Wendy Lester)

"玩具職人"アニー・レスターの母親。
英国名家出身の令嬢で才気と気質に溢れる女性。
チェコの無名な画家と結婚し、娘を出産後に出血多量で死亡した。
彼女は資産の50%を成年後のアニーに継承権を与えており、更にそれとは別に資産の30%の継承権も秘匿を依頼してしてアニー残していた。
また、生前に娘のために玩具屋を準備しており、アニーはこれを継いで玩具屋になった。

エリオット(艾略特/Elliot)

詳しい関係は不明だが、かつて"写真家"ジョゼフの暮らす荘園に出入りしていた青年。
ジョゼフの研究に関して否定的だったらしく、彼曰く「最も理性的で、最も口うるさい奴」。

  • 登場
    写真家記念日手紙(2・3年目)

エリサ(艾莉莎/Elisa)

Y.R.の友人であり、彼女が"納棺師"イソップ・カールへ宛てた手紙を届けた。
イソップと墓場の東角にある黄バラ園で会う約束をしていたが、詳しい経緯は不明だが亡くなっている。
Elisaと言う名前はElizabethの短縮形に由来しているとされ、この名前は愛称である可能性もある。

オリフ、ウィリー(奥利弗、威利/Oliver、Willie)

"バッツマン"ガンジ・グプタと同じ英国皇室クリケットボールチームのメンバー。
一週間の内一日しかトレーニングスケジュールがないガンジと違い、二日以上のトレーニングがある。

か行

カール・トンプソン(卡尔・塔普森/Carl Taplin)

協会主席の男。
マークの死後、彼が自身の時計店に1000ポンド相当の発条を借り入れていたと主張し、その相殺の為にトレイシーの発明した新型発条を請求していた。

クリス(克里斯/Chris)

消息を絶ったウォルクに代わり湖景村の調査を行った人物。
アーサー・ラッセルを仲介し、"祭司"フィオナ・ジルマンへ12月3日から6日までの湖景村の調査報告を送った。

クリスティーナ(/Christina)

"蝋人形師"フィリップの妹。
フィリップと共に蝋人形を作成しており、フィリップが世界各国に研究に行っている間に死亡していた。
原因や詳しい経緯は明らかになっていないが、「お前のせいだ」という犯行現場の文字から彼が原因のようである。

  • 登場
    蝋人形師背景推理 (名前は第三回第五人格座談会より)

グレイグ・ナイエル(克雷格・奈尔/Craig Nair)

"調香師"ウィラ・ナイエル(クロエ)の父と思われる人物。
ナイエル家の家族経営店の管理人でクロエの香水を作るための試みについて良く思っていなかった。

クロード・ドラソネス(克劳德・德拉索恩斯/Claude Desaulniers)

"写真家"ジョゼフの双子の弟であったが、フランス革命から英国に逃げる最中病により命を落とした。
ジョゼフが写真技術や心霊研究に没頭したのはクロードの死が引き金になっているようである。

  • モチーフとして考えられるもの
    写真家の考察ページ参照
    名前の由来は実在の発明家であり写真技術の発明者であるジョセフ・ニセフォール・ニエプスの兄にして共同研究者であるクロード・ニセフォール・ニエプスと思われる。
    第五人格ではジョゼフが兄でクロードが弟になっている。
  • 登場
    写真家背景推理・記念日手紙(1年目)

ケイン・ライリー(凯恩・莱利/Kane Riley)

"弁護士"フレディ・ライリーの遺書で彼の現金預金の相続者となっている男性。
苗字からフレディの血縁と思われるが、詳しい関係は不明。


ゲキウ・ヴァンダーゴー(格秋・范德高/Gertrude Vandergaw)

"占い師"イライ・クラークが心を寄せる商人の娘。イライは彼女の家を救うために、自身の予言の力を引き換えにした。
誓約を破ったことによる代償として天眼が使えなくなったイライに裏をかくことを提案する。

  • モチーフとして考えられるもの
    英語版での名前はガートルート。
    強い槍を意味する名前であり、イライの手紙に登場するケルト神話の英雄スェウの伝承に由来する名であるという説がある。

さ行

サム・バーボン(山姆・波本)

サム.jpg
"バーメイド"デミ ・バーボンの兄。背景推理の内容からデミとは血の繋がっていない可能性もある。
ドーフリン酒の開発者であり妹と共にバーを経営していたが、ある日荘園から招待をを受けたことで働く為に出て行ったきり失踪。
"一等航海士"ホセ・バーデンが受け取った招待状の中に記されたキーワードの筆者はホセの父の貨物リストの点検者のサイン欄から姓が「バーボン(Bourbon)」とだけ明らかになっており、彼か妹のどちらかである可能性がある。

サラ(萨莱Sarai/Sarai)

"画家"エドガー・ワルデンの絵の教師。39歳の男性。
エドガーは彼の事を「嘘つき」と称しており、後に行方不明となっている。

  • モチーフとして考えられるもの
    名前の由来はレオナルド・ダ・ヴィンチの弟子だったジャン・ジャコモ・カプロッティの通称である「サライ(Salai)」ではないかという説がある。
  • 登場
    画家背景推理・誕生日手紙(1年目)

サリバン(莎莉文/Sullivan)

"心眼"ヘレナ・アダムスの教師である若い女性。
目の見えないヘレナは彼女に点字を教え、彼女の文学的才能を見出した。
誕生日イベントのクイズによれば「視覚障害、聴覚障害、優れた文学の才能がある」という対外的なイメージはサリバンがヘレナのために作り上げたものであるという。
ヘレナが父親に宛てた手紙には荘園でサリバンの友人と待ち合わせていると書いているが、サリバンと荘園にどのような関わりがあるかは不明。

  • モチーフとして考えられるもの
    【アン・サリヴァン(Anne Sullivan)/1866-1936】
    本名はジョアンナ・マンズフィールド・サリヴァン・メイシー。
    ヘレン・ケラーの家庭教師であり、目、耳、声の三重の身体障害のために躾や教育を満足に受けることができなかったヘレンと指文字などの工夫でコミュニケーションを取り、障害を克服させた。


ジェイ・カール(杰伊・卡尔/Jerry Carl)

"納棺師"イソップ・カールの師であり、母親から引き取り育てた養父。
荘園からの招待状に従いゲームに参加し、高所からの転落による粉砕骨折と刃物による大量の出血・大規模な組織挫傷という重傷を負いながらも生還する。
その後弟子のイソップの手で納棺された。
原案者により元ネタと言われている「アフターライフ」の設定がそのまま適用されているのであれば、この「納棺」は殺害を意味する可能性がある。

  • 登場
    納棺師背景推理・記念日手紙(1年目)

ジェームズ・ホイッスラー(詹姆斯・惠斯勒/James Whistler)

"リッパー"ジャックの画家としての師であり、デロスの知人の画家。
デロスとは非常に親しい人物であることから窺える。
デロスからエウリュディケ荘園に招かれるが、詳細は不明だが体調を崩していたため代わりにジャックをエウリュディケ荘園に行かせた。
ジャックについては「才能ある若者」と評価している。

  • モチーフとして考えられるもの
    【ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(James Abbott McNeill Whistler)/1834-1903】
    アメリカ出身の画家であり、主にロンドンで活動した。
    その色調や画面構成は浮世絵をはじめとする日本美術の影響が濃く、印象派とも伝統的アカデミズムとも一線を化した独自の絵画世界を展開した。
    リッパーの元ネタと思われるウォルター・シッカートは彼のアシスタントを務めていた時代があった。
  • 登場
    リッパーストーリー・記念日手紙(1年目)


ジャンヌ・ド・ラ・モット・ヴァロア(让娜・德・瓦罗尔/Jeanne de Valois-Saint-Rémy)

マリーを偽ってロアンにルビーの首飾りの代理購入を持ちかけた。
他にも総額200万リーブルに及ぶ金銭を騙し取っており、裁判で有罪として笞刑・拷問刑及び終身刑となった。

  • モチーフとして考えられるもの
    【ラ・モット=ヴァロワ伯爵夫人ことジャンヌ・ド・ヴァロワ=サン=レミ/1756-1791】

    【ラ・モット=ヴァロワ伯爵夫人ことジャンヌ・ド・ヴァロワ=サン=レミ/1756-1791】
    フランスのヴァロワ朝の旧王家であるヴァロア家の末裔であり、ジャック・ド・サン・レミ男爵と使用人の娘として誕生した。
    ジャンヌが生まれた時にヴァロア家は既に没落しかけており、後に両親ともに死去し、領地は没収されて孤児としての少女時代を送った。
    姉妹で困窮していた所をブランヴィリエ夫人に拾われ、彼女は姉妹を修道院寄宿学校に預ける共に系図学者の協力を得て姉妹の血統を証明した(ブランヴィリエ夫人ではなく修道院長に拾われたとされる説もある)。
    ジャンヌは寄宿学校に通い、そのままロンシャン修道院で修道女になる予定だったが、不満だったために22歳の時に逃亡した。
    1780年にマルク・アントワーヌ・ニコラ・ド・ラ・モット伯爵を名乗る男と結婚する。
    ラ・モット伯爵は陸軍士官ではあったが本物の貴族であるかは疑わしい。
    1786年に2人で共謀して「首飾り事件」を起こした。
    これはジャンヌがマリー・アントワネットの親友を騙ってロアン枢機卿に取り入りダイヤモンドの首飾りを買わせたというもので、首飾りは元々商人が前王であるルイ15世および公妾のデュ・バリー夫人のために製作していたもの。
    しかし、首飾りの完成時には既に2人も亡くなってしまい、あまりにも豪華すぎるために王宮以外では売れなかったために多少の怪しさには目を瞑ってロアン枢機卿に売った(一度マリー・アントワネットにも首飾りを紹介していたが、高額なので彼女は断った)。
    ロアン枢機卿は「マリー・アントワネットから買ってほしい」と頼まれたと言うジャンヌに首飾りの購入を頼まれたが、手持ちのお金では足りないために支払いをマリー・アントワネット持ちにして商人と契約した。
    王宮はそのような契約を知らないために支払いをせず、商人が業を煮やして申し出たために事件が発覚した。
    発覚後はジャンヌとロアンをはじめ事件にかかわった者が次々逮捕されたが、首飾りは詐欺仲間に分配されたために行方不明となった。
    裁判では有罪判決を受けて厳しい罰を受けたが、世間ではマリー・アントワネットへの不満が頂点に達していたため、マリー・アントワネットの陰謀であると信じられ同情されていた。
    そのためか、終身刑であったにも関わらず脱獄し、ロンドンに逃亡して虚偽の醜聞をもとに後に本を出版し金銭を得ている。

    第五人格の首飾り事件は首飾りがダイヤモンドではなくルビーであること以外は史実とほとんど変わらない。

ジョン・アダムス(约翰・亚当斯)

"心眼"ヘレナ・アダムスの父で大工。
幼い頃に病気で視力を失ったヘレナに白杖を作り、視力に頼らず物を感知するすべを教え、教師を雇った。
ヘレナに文学的才能があることをサリバンから聞き喜ぶが、ヘレナを学校に通わせるには貯蓄が足りず困っていた。

ジョセフ(約瑟夫/Joseph)

"復讐者"レオ・ベイカーとマーシャ・レミントンの結婚式に立ち会った神父。
写真家と同名であるが関係性は不明。


ジョン・ヘンリー・アンダーソン(约翰・亨利・安德森/John)

"マジシャン"セルヴェ・ル・ロイの師匠。
ショー中に事故死しており、この死因にはセルヴェが関わっている可能性が高い。
セルヴェは事故の前日に飛び込んで来た少年が理由で自身の不満に火がつき道具の検査を途中でやめたと手紙に書いている。
"オフェンス"ウィリアム・エリスは、セルヴェが「道具に細工をしている」光景を目撃している。

  • モチーフとして考えられるもの
    【ジョン・ヘンリー・アンダーソン(John Henry Anderson)/1814-1874】
    奇抜なパフォーマンスやトリックを考案した有名なマジシャン。
    1830年から興行を始め、1840年にスコットランドからロンドンに移住し、「北の魔術師」という名前を使用してショーを行った。
    マジシャンの携帯品にはウサギがあるが、シルクハットからウサギを取り出すマジックを発明した人物が彼である。

セルゲイ(瑟吉/Sergi)

セルジオ.jpg
ノイジーサーカス団の微笑みピエロであり赤髪のハンサムな男。
湖景村で当時貧しい漁師の娘であったナターシャ(後の"踊り子")と駆け落ちした。
駆け落ち後のナターシャは叔父叔母に手紙を送ろうとしていたようだが、セルゲイが破り捨てていたらしい。
ナターシャと共にノイジーサーカス団に入団し、"泣きピエロ"ジョーカーに代わってサーカスの新たな大黒柱となっていたが、私生活では酒に溺れていた。
セルゲイの虐待で身体がボロボロになったナターシャがジョーカーにセルゲイのことを相談したことで腹を立て、"曲芸師"マイク・モートンがパフォーマンスのために保管していた強酸を盗みジョーカーの顔を潰した。
詳しい経緯は不明だがセルゲイが酒に酔ったとある夜にこの事件の真相が明らかになり、月の河公園事件で「ノーフェイス」となった。

  • 表記揺れ
    セルジオ
  • モチーフとして考えられるもの
    【セルヒオ(Sergio)/映画「気狂いピエロの決闘」より】

    【セルヒオ(Sergio)/映画「気狂いピエロの決闘」より】
    主人公ハビエルが入団したサーカスの稼ぎ頭であるおどけピエロ。
    「人殺しにならないため」にピエロをしており、ミスをして子供に怪我をさせそうになったハビエルに対して本気で怒るなど、仕事に対しては真摯であるが稼ぎ頭であることをいいことに団員に対して横暴な振る舞いをしていた。
    同じサーカスの曲芸師のナタリアと恋人関係にあったが酒癖が悪く、悪酔いをして彼女に暴力を振るっては愛の告白をするというドメスティック・バイオレンスの典型のような状態にあった。
    ナタリアの浮気が発覚し、ナタリアとデートをしていたハビエルに殴りかかった後にその報復を受けて顔に大怪我を負うもなんとか命拾いをするが、子供が見た途端に逃げ出すような醜い顔になってしまい、ピエロの職業を続けられなくなってしまう。
    それでもピエロを諦めきれないセルヒオはナタリアと共にサーカスを抜けて個人巡業を続ける。
    しかし当然上手くいくはずもなく、ナタリアには愛想を尽かされた。
    最後にはピエロの職業も投げ捨てナタリアへの執着心だけで行動するが、彼女の死によってハビエルとともに泣き崩れる。

    元ネタはノイジーサーカス団の元ネタである映画「気狂いピエロの決闘」に登場するピエロのセルヒオでほぼ間違いないと思われる。
    セルヒオはセルジオのスペイン語発音である。


た行

ダレン・ベルグンド(达伦・贝尔格伦德/Darren Berglund)

"魔トカゲ"ルキノの勤める大学の実験室(元トンプソンの実験室)の清掃員でウォルクの兄弟。
ウォルクと手紙とのやりとりをしているが、重病を患う母親を置いて奇妙な研究に没頭するウォルクを疎ましく思っているらしい。
突如現れた奇妙な蛇に嫌悪感を抱いており、ルキノに相談したところ捕獲することを提案される。
その後トンプソン教授の告知を見て彼に渡し、経緯は不明だが失踪している。

チャールス・メスマー(查尔斯・梅斯默/Charles Mesmer)

"「心理学者」"エダ・メスマーの父。
"弁護士"フレディ・ライリーと駆け落ちしたマーシャの診察を担当した医師。
手紙の内容から心療内科医、もしくは精神科医である可能性が高い。
「例の病院」の投資についてライリーと話したがっている。


デニス・デローズ(丹尼斯・徳梦斯/Dennis DeRoss)

  • デニス・デローズ
    廃墟となっていたエウリュディケ荘園の所有者で、妻や使用人たちと共に荘園に住んでいた。
    "断罪狩人"ベイン・ペレッツを後の「罪の森」の番人として雇い、"狂眼"バルク・ラパドゥーラと共に荘園の設計や増設を行っていた。
    名前は不明だが娘がおり、彼女がバルクの作り出した"ガードNo.26"にボンボンという名前を与えた。
    既に亡くなっている。
  • サバイバーやハンターの手紙に登場する「デロス男爵」
    デニス・デローズと同様エウリュディケ荘園の所有者だが、同一人物かは不明(表記は英語語・中国語共にデローズと同じ)。
    「デロス男爵」は英語版では「Baron DeRoss」となっているため、手紙の受取人である「デロス男爵」は少なくとも、前述した「デニス・デローズの娘」とは別人となる(女性が爵位に就いた場合は女性形である「Baroness」となるため)。
    精神医学の専門家でもあり、荘園の招待者に送られる手紙と同様の蕨(シダ)の紋様のついた封蝋を使っている。
    • "空軍"マーサ・ベハムフィール"
      手紙で協力する代わりにゲームへの参加と「新たな身分」を要求していた。
      また、かつて彼の身に起きた「悲劇」の件で脅迫しているとも取れる文面でもある。
      彼女のいう「あのお方」が新しい登場人物か、或いは既に現時点で登場している他のだれかを指しているのかは不明。
    • "マジシャン"セルヴェ・ル・ロイ
      セルヴェと手紙のやり取りをしており、セルヴェに失踪したモウロの捜索を依頼している。
      また、セルヴェは師匠に関する事故の件について彼に語りたがった。
    • ホワイトサンド精神病院
      持ち前の知識からロレーヌ修道女に医療上のアドバイスを行っていた。
      "医師"エミリー・ダイアーの告発により過ちに気付いたロレーヌ修道女から精神病院の患者の再診への協力を求められ、デューク主教へとスポンサーとして紹介されている。
    • "彫刻師"ガラテア・クロード
      才能が目覚めないガラテアに対して、(おそらくガラテアの父である)クロード氏へとデロス男爵が紹介されている。
      ガラテアは彼の邸宅に行った後に彫刻の才能を開花させ、「ガラテア」の彫像を完成させた。
    • "医師"エミリー・ダイア―
      エミリーが追われる原因になった事件の発覚は「デロス男爵」の友人を原因としたものだった。
      その補填のための提案として”資金援助”を称しエミリーを荘園に招いた。
    • ジェームズ・ホイッスラー
      デロスの友人であり、デロス男爵は彼をエウリュディケ荘園に招いた。
      しかしジェームズは体調を崩していたため、代わりに弟子の"リッパー"ジャックを荘園に行かせた。

デューク(杜克/Duke)

ホワイトサンド孤児院を買い取り精神病院に改装させた神父。
後に地区主教に就任し、転任後はホワイトサンド精神病院の管理は副院長のロレーヌ修道女が引き継いだ。
精神病院に入れられた"冒険家"カート・フランクの退院を奨めるが、ロレーヌに断られている。


デュケイン・トンプソン(杜凯因・汤普森/Duquein Thompson)

"魔トカゲ"ルキノの同僚の教授。
何かの「仲人」事業を行っており、それをルキノに邪魔されたため恨みを持っていた模様。
実験室の移動も「仲人」事業が関わっていると思われる。
高値段で貴重で珍しい鱗のある動物を探しており、ダレンから提供された奇妙な蛇について、ルキノに共同研究を提案した。

ドネリー(Donnelly/唐纳利)

苗字が"芸者"美智子の夫のマルスと非常に似ている事や、息子がいるという描写からおそらくマルスの父。
美智子とマルスの結婚を猛反対しており、3人で撮った写真の裏に「人を不快にさせる女」と書き込むほどだった。
マルスの出張中に失踪した美智子について、息子に対しては「使用人と駆け落ちした」と言い張り新しい嫁を探すよう催促した。
ユージーンと女性に関する何らかの取引をしていた。

ドロレス・ホワイト(多洛雷斯・怀特/Dolores White)

"泣き虫"ロビー・ホワイトの姉。
片腕を失っており、孤児院ではそれを生かして物乞いをしていた。
両親を失った後、2人でホワイトサンドストリート孤児院に入っていた。
弟とは仲が良いが、一方で両親の死因を話せないことを後ろめたく思っている。
精神病院の治療器具に関して過去の見聞から危機を感じており、孤児たちに出されているスープ(薬)を弟の分まで飲んだり捨てたりしていた。
弟を失ったことと薬の影響で正気を失い、ホワイトサンド精神病院に多数の死傷者を出した。

  • 登場
    泣き虫ストーリー・背景推理、クリスマス&新年イベント(2020年)、泥棒誕生日手紙(2年目)


な行

ナザニール・ノエル(纳撒尼尔・诺威尔/Nathaniel Norwell)

治安法官の息子で"夜の番人"イタカの双子の兄。
治安法官として現地の人々を率いて極寒の森に踏み入り、魔女として追われていたイタカの育ての母を捕らえて拷問した。
森から帰還した後は人変わったように大人しくなり、後に遺書を残して死亡した。
警察は死因を自殺と判断したが、彼の父は他殺と断定し、理由は濁している。

ナポリ(纳波利/Napoli)

"祭司"フィオナ・ジルマンと同じ荘園のゲームの参加者の友人。

  • 登場
    祭司誕生日手紙(2年目)

ニコラス・オズ(尼古拉斯・奥兹/Nicholas Oz)

"玩具職人"アニー・レスターの母親であるウェンディの代理弁護士。
彼女の依頼でアニーの遺産相続の手続きも行っている。
アニーの持つ遺産の50%の権利をアニーの父に譲る手続きをした後、彼女と連絡が取れなくなっていた。
しかしアニーのかつての友人の協力によってホロウェイ療養院に入院しているアニーの下に訪れ、隠し遺産の30%の遺産相続手続きを提案した。

ニコラ・ド・ラ・モット(德・拉莫/Nichola)

警備大隊の将校。
ジャンヌと共謀し、多くの貴族から大量の金銭を騙し取っているとの証言が上がっている。

  • モチーフとして考えられるもの
    【マルク・アントワーヌ・ニコラ・ド・ラ・モット(Marc Antoine-Nicolas de la Motte)/1755-1831】
    ジャンヌの夫。首飾り事件の首謀者はジャンヌと彼だったとされている。
    結婚当時は陸軍士官でしかなかったことがわかっており、伯爵であったかは怪しい。
    ジャンヌがロアン枢機卿に取り入ったことで、ロアン枢機卿の推薦によりアルトワ伯爵の護衛を担当していた。

は行

バーナード・モートン(伯納徳·莫顿/Barnard Morton)

ノイジーサーカス団の団長。
月の河公園の事件で"泣きピエロ"ジョーカーに殺害された。
事件後、彼のサーカス団は弟に引き継がれることとなった。

  • "野人"モウロ
    実の叔父であり、モウロの両親の死後に彼の保護者となった。
    幼いモウロを外界から隔離しており、野人としての芸をするように虐待するようになった。
    サーカスの古株の清掃員によれば、モウロの両親が死ななければバーナードはノイジーサーカスを受け継がず、サーカスのスターはモウロだったという。
  • "曲芸師"マイク・モートン
    マイクの父親であり(背景推理1の文章から義理である可能性がある)、彼とは冗談を言い合う程度には仲が良かった。
  • 結魂者"ヴィオレッタ
    月の河公園の事件の前日、ヴィオレッタが団員を練習に誘った際に「数日間頭を冷やせ」という言葉と共に彼女を追い出した。
    この出来事によって、ヴィオレッタは事件から逃れた。
  • モチーフとして考えられるもの
    【フィニアス・テイラー・バーナム(Phineas Taylor Barnum)/1810-1891】

    【フィニアス・テイラー・バーナム(Phineas Taylor Barnum)/1810-1891】
    アメリカの興行師であり、後のリングリング・ブラザーズ・アンド・ベイリー・サーカスを設立したことで知られる。
    サーカスの運営だけでなく見世物小屋の経営も行っており、フリークスショーや非西洋圏の未開人の展示をしていた。
    また、バーナムのサーカスでは公演中に168名もの死者が出る大火災が起きており、消火活動にピエロらが参加したことから「ピエロが泣いた日」と呼ばれた。

    モデルは映画「グレイテスト・ショーマン」などのモデルとなった興業師P・T・バーナムという説がある。
    彼も当初はフリークスを虐待していたが、やがて彼らの扱いも良くなり晩年はむしろ彼らから慕われていたという。
  • 登場
    野人背景推理・誕生日手紙(2年目)、曲芸師背景推理、野人誕生日タスク(苗字)

バーバラ(芭芭拉/Barbara)

見世物小屋の演者で"結魂者"ヴィオレッタの旧友。
ヴィオレッタはノイジーサーカスに移籍した後、彼女に正月祝いと近況報告の手紙を送っている。
その返信として、バーバラは自身が新年ショーで重大な演目を担うこと、ヴィオレッタがいなくなった後の見世物小屋が如何に上手くいっているかを語った。

バリエル(巴利尔/Barriere)

月の河公園、及び黄金の石窟を所有する伯爵。
"道化師"ジョーカーが起こした事件の元々のイベントは彼が主催したものだった。
黄金の石窟において黄金ではない「欲しいもの」を手に入れたらしい。
"「アンデッド」"ペルシーの皇家学会加入推薦を却下したた人物で、"画家"エドガー・ワルデンに対してはご機嫌取り目的で称賛の手紙を送っていた。
また、"弁護士"フレディ・ライリーの遺書を預かるキーオ-バリエル弁護士事務所は彼に関係する者である可能性がある。

ハンナ(汉娜/Hanna)

"「使徒」"アンの母親。
病で亡くなっており、彼女の体調の悪化して以降、アンの父は猫の神像の宗教に傾倒し始めた。
アンの父曰く、「息を引き取った時ですら、私たちの娘が背負うべきではない罪のために祈りを捧げていた」。

ベティ、ピットブル、クララ(贝蒂、皮普、克拉拉/Betty,Pip,Clara)

見世物小屋にいた頃の"結魂者"ヴィオレッタの世話をしていた人物。
ベティは朝食を、ピットブルは昼食を、クララは夕食を持ってきていた。
見世物小屋を離れたヴィオレッタを心配しており、特にクララはマックスのヴィオレッタへの粗雑な扱いに憤りを見せていた。
しかしヴィオレッタは五体不満足の自分に向けられる同情の視線に対し、彼女たちは自分を理解していなかったと語っている。

  • 登場
    結魂者記念日手紙(1年目・2年目)

ベニー(本尼/Benny)

"探鉱者"ノートンの父親とは仕事仲間であり、かつて自身たちの貧困な生活から脱出するための「金色の計画」に関する手紙を送っている。
ノートンは金鉱の手掛かりを探すため、彼に近付き騙した。

ヘルマン・バルサーク(赫尔曼·巴尔萨克/Herman Balsa)

ヘルマン.jpg
"「囚人」"ルカ・バルサーの父親であり手書き原稿の作者。ルカに似た容姿を持つ。
既に亡くなっており、ルカからは「ろくでなし」と称されている。
学生時代はヘルマン・ゼーマンの署名を使っており、教師からは「情熱に溢れ、ロマンある科学の理想を抱いている」という評価をされていた。
"隠者"アルヴァ・ロレンツとは学生時代からの付き合いで、共に永久機関の完成を求めて研究を続けていた。
しかし家財を犠牲にした結果、ヘルマンは妻の嫁入り道具をオークションに出すことになり、妻は憤死しルカは家出した。
細かい経緯は不明だが「アルヴァ・ロレンツは私を裏切った。私の理想を奪い、私の人生を滅ぼした。」という手稿を書き、実験による発火事故で死亡している。

  • モチーフとして考えられるもの
    【ピーター・ゼーマン(Pieter Zeeman)/1865-1943】
    オランダの物理学者。
    「ゼーマン効果」を発見したことでヘンドリック・ローレンツと共にノーベル物理学賞を受賞した。

ヘンリー(亨利/Henry)

"空軍"マーサ・ベハムフィールの婚約者。
恵まれた家庭の生まれであるらしく、パイロットになりたいというマーサの夢を応援していたようだ。
彼自身もパイロットであったが、グライダーの墜落により死亡した。

  • モチーフとして考えられるもの
    空軍のモチーフ考察ページマルト・リシャール参照
    名前の由来は"空軍"のモデルと思わしきフランスのスパイ、マルト・リシャールの最初の夫であるアンヌ・リシャールであると思われる。


ホープス(霍普斯/Hopps)

湖景村の宗教の信者で廃れた船に住んでいる足と目が不自由な老人。
かつてとある坑道の爆発に巻き込まれたことがトラウマになっており、水神にはその記憶を打ち砕いてくれるよう願っている。

ポリニャック伯爵夫人(推动波利涅克/Polignac)

"血の女王"マリーの愛用する小トリアノン宮殿に入ってきたすみれ色の瞳を持つ女性。
謙虚で優雅、人を引き寄せるとされているが、実際のところは金銭をよく使う人物だった模様。
ランバル公妃の地位に取って代わりマリーの友人になるが、革命時には早々に家族を連れてフランスから逃げた。

  • モチーフとして考えられるもの
    【ポリニャック伯爵夫人およびマンチーニ侯爵夫人ヨランド・マルティーヌ・ガブリエル・ド・ポラストロン/1749-1793】

    【ポリニャック伯爵夫人およびマンチーニ侯爵夫人ヨランド・マルティーヌ・ガブリエル・ド・ポラストロン/1749-1793】
    マリー・アントワネットの取り巻きであり、ポリニャック伯爵ジュールの妻。
    後世ではランバル公妃と比較されることが多く、ランバル公妃よりも美しい容姿を持つが彼女とは違い一族のために私利私欲を貪った女性というような評価を受けることが多い。
    彼女が嫁いだポリニャック伯爵家は代々ブルボン王家に仕えた家であったが、ルイ14世・ルイ15世の時代に起こったクーデターに関わっていたために家運は衰退していた。
    1767年に許嫁としてポリニャック伯爵家に入った彼女は家運を回復するためにフランス宮廷に入った。
    そこで機転の良い彼女はマリー・アントワネットに取り入り寵愛を手にし、ランバル公妃に代わり女官位に就いた。
    国王夫妻の友人という地位を手に入れ目標を達成した彼女は権勢をほしいままにしたが、1789年のフランス革命によって亡命を余儀なくされてしまう。
    バスティーユ襲撃の際に国王夫妻を真っ先に見捨てた恰好でスイスを経てオーストリアに亡命し(夫人本人はヴェルサイユに留まりたいと王妃に願い出ていたがそれを王妃に却下され一刻も早く出発するようにという命令を受け、そのさらに翌日に亡命したとも言われている。王妃はランバル公妃にも亡命するように伝えており、それだけ当時の民衆の王妃とその友人への憎悪は強く、残っていればランバル公妃のような最期を送ることになった可能性もあった)最終的に滞在先のウィーンで急死した。

    史実とほとんど変わらない。
    すみれ色の瞳という表現はおそらくシュテファン・ツヴァイクの書いた歴史小説「マリー・アントワネット」からの引用。

ま行

マーク・レズニック(马克・列兹尼克/Mark Reznik)

父の懐中時計.png 技師父.jpg 
"機械技師"トレイシー・レズニックの父親。
妻の死後男手一つで娘のトレイシーを育て上げたレズニック時計店の主人。
爆発事故により死亡しており、トレイシーは父親の生前から作り上げていた機械人形を完成させるために荘園にやってきた。
なお、機械技師の携帯品「父の懐中時計」の特殊効果や2019年の父の日にイベント実装された機械技師の落書きなどで、彼の容姿は大まかに判明している。

マーコリー(麦考利/Macaulay)

エリオットの友人で行方不明の知り合いの女性を探している。
"写真家"ジョゼフの奇妙な行動から彼を疑っており、彼がよく閉じこもっている荘園の暗室に忍び込む計画を立てていた。
「最後の手紙」とあることから、その後行方不明になっている可能性が高い。


マーシャ・レミントン(玛莎・雷明顿/Martha Remington)

マーシャ.jpg
"庭師"エマ・ウッズ(リサ・ベイカー)の母親であり、"復讐者"レオ・ベイカー及び"弁護士"フレディ・ライリーの妻。
レミントンは旧姓であり、レオと結婚した後はベイカー姓に変えている。
以前からレオとは不仲で、レオがフレディに薦められて購入しようとしていた軍需工場について最後まで反対していた。
夫に愛想をつかし娘のリサを置いてフレディと共に駆け落ちしたが、後にフレディがレオを騙して陥れたことを知り、怒ってフレディの元を去ろうとしていた。
何らかの事故によって生まれる予定だった第2子のアヌシーと共に"医師"エミリー・ダイアーの診療所で亡くなっている。
なお"空軍"と名前が似ており英語版に至っては混同されているが、中国語版の"空軍"の名は玛尔塔(マルト、一般的にはフランス語人名のMartheに当てられる)であり、明確に区別されている。

  • モチーフとして考えられるもの
    旧姓であるレミントンに関してはアメリカに「Remington Arms」という銃器メーカーが存在し、これから来ている可能性がある。
  • 登場
    庭師背景推理、弁護士背景推理・誕生日手紙(1年目)、医師背景推理、復讐者記念日手紙(1年目)、クリスマス&新年イベント(2020年)


マージョリー・ヘイワード(玛乔丽・海沃德/Marjory Hayward)

15年前に湖景村に引っ越してきた住民で、"踊り子"マルガレータ・ツェレ(本名ナターシャ)の叔母。
ナターシャにとっては育ての母でもあり、彼女からは「いつも特徴的な大声で私を起こす」と表現されている。
姪のナターシャがセルジオと駆け落ちした後、元々彼女が使っていた部屋に調査員として湖景村にやってきたウォルクを宿泊させた。
「聖徒」の祈願記録によれば夫のヘイワードと共に水神に対してより多くの見返りを求めており、「揺るがない意志を持たない愚かな信者」と称されている。
そのため外来者のウォルクと夫のユージーンと共に9月26日の儀式で洗礼(烈火で穢れを祓う)を受けさせようとされていた。
儀式の途中、火の中に何かを見たらしいが詳細は不明。

マルス・ドナルド(迈尔斯・唐纳德/Miles Donald)

"芸者"美智子の夫であるイギリスの将校。
美智子の失踪後、父には使用人と駆け落ちしたと告げられるも信じずに探し続けている。
友人である"空軍"マーサ・べハムフィールから美智子のハットピンをオークションで見つけたという連絡があり、落札者の荘園を訪れた。
荘園主はハットピンをマールスに渡すと共に「物語の結末」を話す代わりにゲームに参加することを提案し、マルスはその提案を受けることにした。
"芸者"美智子の4年目の手紙によればマルスは3か月前に軍人情報移動申請を送っていた。
軍は審査の受理後書類を返送しようとしたが跳ね返されたため、彼が軍官情報リストに記入していた弔慰金受取人住所である美智子宛に書類が送られた。

  • 表記揺れ
    マールス
  • 登場
    芸者ストーリー、芸者記念日手紙(2・3・4年目)


マックス(麦克斯/Max)

"結魂者"ヴィオレッタの育ての親であり見世物小屋の管理人。
自身の見世物小屋の前に捨てられていた四肢欠損児であるヴィオレッタを育て、見世物としての仕事をさせていた。
ヴィオレッタに芸を教えたのも彼であり、人気がなくなってからは金銭と引き換えに三流サーカスへ移籍させた。
彼女がいなくなった後は見世物小屋の軌道が乗っているようで、新年祝いに役者たちにワインを振る舞うほどに機嫌が良かった。
ヴィオレッタが新しい義肢を手に入れた際に再度ショーに出して欲しいと言われるが断っている。
決して善人と呼べる存在ではなかったが、ヴィオレッタは他の人間と自分を同等に扱うマックスの態度に寧ろ好感を示していた。

  • 登場
    結魂者背景推理・記念日手紙(1年目)、クリスマス&新年イベント(2020年)

マリー・ラヴィン(玛丽・拉文/Mary)

呪術母.jpg
"呪術師"パトリシア・ドーヴァルの育ての母親。
2019年の母の日にイベント実装された呪術師の落書きにも登場している。
"血の女王"とは苗字が異なるので別人。
ニューオリンズにて捨てられていたパトリシアを引き取り、薬草や医術、呪術について教育し呪術師として育て上げた。
また、パトリシアが20歳になった際に船のチケットを渡して、パトリシアの実の母の出身地であるハイチへと彼女自身のルーツを探しに行かせた。

  • モチーフとして考えられるもの
    【マリー・キャサリン・ラビュー(Marie Catherine Laveau)/1801-1881】

    【マリー・キャサリン・ラビュー(Marie Catherine Laveau)/1801-1881】
    ニューオリンズにおいてルイジアナ・ブードゥーの女王として知られていた女性司祭。
    薬草師や助産師もする一方で占いや助言も行い、政治家・ビジネスマンなど様々な人物が彼女に相談をし、ビジネス関連の決定をくだしていていたという。
    1791年から1804年にかけて起こっていたハイチ革命による黒人奴隷の一斉蜂起により、多くのフランス人とクレオール(フランス人と黒人奴隷のハーフ)が難民としてニューオリンズになだれ込んだ。
    マリーの家族もその1例であり、1801年にクレオールと白人の間にフレンチクォーターとしてニューオリンズで生まれた。
    その後髪結いの職業をしつつブードゥーの術者としても有名となり、ニューオリンズのブードゥー教の指導者達の支配者となった。
    彼女は身分を問わず多くの人を救い、その人脈は幅広く、有罪判決を受けた人物を無罪にできるほどだったという。
    死後は娘がマリー・ラビュー二世として彼女の後を継いだ。

    呪術師の背景推理1の「サイコロを振る前に彼女の名前を呼んでみて!あなたに幸運をもたらしてくれるかもよ。」という文章と同様、ギャンブラー達がサイコロを振る際、マリー・ラビューの名前を叫ぶ風習がある。
  • 登場
    呪術師誕生日手紙、第五人格美術設定集(苗字)

見知らぬ人

"幸運児"と共にゲームに参加するも、"道化師"に捕まってしまった青年。
ゲーム内のアイコンなどで登場しているが、公式座談会(2021.10.19)で再登場しないと明言されている。

  • 登場
    チュートリアル

マクガレン(麦格伦/Macallan)

ホワイトサンド精神病院の管理者であるデューク神父の代理人。
デューク神父から病院を任されており、ドロレスから先生と呼ばれている。
"泥棒"クリーチャー・ピアソンから孤児院を買い取る取引を直接行っていた人物であり、孤児院と引き換えに彼に対し硬貨を13枚渡した。

マリー・ニコル・ルゲイ・デシニー(奥莉诺/Nicole le Guay d'Oliva)

ジャンヌの詐欺仲間の娼婦。
マリー・アントワネットに扮してロアンと会っていた。

  • モチーフとして考えられるもの
    【マリー・ニコル・ルゲイ・デシニー(Marie Nicole Le Guay d'Oliva)/1761-1789】
    パリで活動していた売春婦で、首飾り事件の首謀者であるジャンヌの共犯者。
    マリー・アントワネットに似た容姿を持ち、王妃に扮してロアン枢機卿と面会した。
    その際には口を一切聞かず、1本の薔薇を枢機卿に渡しただけで彼は騙されてしまった。
    ニコル・ドリヴァ男爵夫人という偽名を名乗っている。

ミカエル(/Mikhail)

"「アンデッド」"ペルシーの助手。イニシャルはM.Sと思われる。
ペルシーの「死者蘇生」と「パーフェクトヒューマン」の研究を手伝っており、後に研究のために「奇跡を起こす」という遺書を残し死亡した。
"墓守"アンドルー・クレス(A.C)と石板の取引を行っており、石板の生産時間がアンドルーの報告より後であることを彼に対して指摘している。
また、この「石板」の扱いについてより強固な協力関係を築くことを要求しており、その一環としてアンドルーへ逃走先の家と交通手段を提供して失踪の手助けを行っている。

や行

ユージーン・ヘイワード(尤金・海沃德/Eugene Hayward)

15年前に湖景村に引っ越してきた住民で、"踊り子"マルガレータ・ツェレ(本名ナターシャ)の叔父。
ナターシャにとっては育ての父でもある。
姪のナターシャからは「いつも眉間に皺を寄せている」「世の中に彼を喜ばせることなど何一つないようだった」と表現されている。
ナターシャがピエロのセルジオに惹かれていることを快く思っていなかったが、セルジオに出し抜かれ駆け落ちされてしまう。
また、ドネリー(Mr.Donnellyという表記から苗字である)という人物に「預かっていた物は適切に処置した」「彼女の存在が見つかることは二度とない」という内容の手紙を送っているが、そこには「運送費用が予想を超えたためもう少し援助して欲しい」とドネリーを暗に脅迫しているとも取れる文言も記載されていた。
「聖徒」の祈願記録によれば妻のマージョリーと共に水神に対してより多くの見返りを求めており、「揺るがない意志を持たない愚かな信者」と称されている。
そのため外来者のウォルクと妻のマージョリーと共に9月26日の儀式で洗礼(烈火で穢れを祓う)を受けさせようとされていた。

ら行

ランバル公妃(朗巴勒亲/Lamballe)

"血の女王"マリーの親しい友人であり、マリーとの下世話な噂があった。
マリーの出産時には最初に彼女の部屋にかけ込んだ。
ポリニャック伯爵夫人が小トリアノン宮殿に入った後は地位を取って代わられてしまったが、彼女とは違い革命時には王妃の傍に留まり続けた。

  • モチーフとして考えられるもの
    【マリー・テレーズ・ルイーズ・ド・サヴォワ=カリニョン(Marie Thérèse Louise de Savoie-Carignan)/1749-1792】

    【マリー・テレーズ・ルイーズ・ド・サヴォワ=カリニョン(Marie Thérèse Louise de Savoie-Carignan)/1749-1792】
    マリー・アントワネットの取り巻きでありランバル公ルイ・アレクサンドルの妻。
    1770年ランバル公に嫁いですぐにフランス宮廷に仕え始め、同年にフランスに嫁いできたマリー・アントワネットに気に入られて女官長に任命されるが、1776年からポリニャック伯爵夫人にマリー・アントワネットの寵愛が移り始め、女官長の位も彼女に奪われた。
    しかし、ポリニャック伯爵夫人とは違いランバル公妃はマリーに金品をせびらなかったため、王妃の友情は再びランバル公妃に戻った。
    フランス革命時は国王ルイ16世一家への援助を求めるためにイギリスへと渡ったり、自分の部屋を王党派と国王一家との連絡場所として提供するなどマリーの味方であり続け、1792年に国王一家と共に幽閉された際に革命裁判所にて革命の正当性を認めなかった。
    そのために民衆の反感を買い、九月虐殺で撲殺され、遺体は切り刻まれたという。

    史実とほとんど変わらない。

ルイ・ド・ロアン(德雷萨/Rohan)

枢機卿であり宮廷司祭長。
ジャンヌに160万リーブルに値するルビーの首飾りの代理購入を契約させられた他、総額200万リーブルに及ぶ金銭を騙し取られた。
王妃であるマリーを偽って代理購入をしたため誹謗中傷で訴訟されていたが、証拠不十分として無罪となった。
しかし、間接的にフランス王妃マリー・アントワネットの名誉を損害したことから、宮廷司祭長から罷免された。

  • モチーフとして考えられるもの
    【ルイ=ルネ=エドゥアール・ド・ロアン(Louis René Édouard de Rohan)/1734-1803】

    【ルイ=ルネ=エドゥアール・ド・ロアン(Louis René Édouard de Rohan)/1734-1803】
    ロアン=ゲメネ公家の一員として、パリに生まれる。
    同家は1704年以来ストラスブールの司教職を世襲しており、1760年に聖職に就くとすぐに、叔父であるコンスタンティーヌ・ド・ロアン司教の助手となった。
    1772年にはたポーランド分割に関する情報を収集するため、ウィーンの大使館に派遣されるがその放蕩ぶりからマリー・アントワネットの母であるマリア・テレジアから反感を買う。
    ルイ15世の逝去後はウィーンから戻されたが、一族の力で1777年には聖ヴァースト修道院長に、1778年にはポーランド王スタニスワフ・ポニャトフスキの指名で枢機卿に就任した。
    修道院長も兼任していたが聖職としての仕事よりも華やかな暮らしを好んでいたため、生活の拠点はパリのままだった。
    そんな放蕩ぶりとウィーン時代の行動からマリー・アントワネットからは嫌われており、どうにか王妃の機嫌を取りたかったロアンはマリー・アントワネットの親友を名乗るジャンヌ・ド・ラ・モット・ヴァロア(ラ・モット伯爵夫人)から渡された「これまでのことは水に流して旧交を温めましょう」という手紙から、偽のマリー・アントワネットと文通を始める。
    当然これは偽の手紙であったが、騙されているロアンはラ・モット伯爵夫人に「マリー・アントワネットが160万リーブルのダイヤモンドの首飾りを欲しがっている」と伝えられ、言われた通りに首飾りを購入する。
    しかし、あまりに高額だったため手持ちの金額では買えず、支払先をマリー・アントワネット持ちにしたことで詐欺事件が発覚した。
    事件発覚当時はラ・モット伯爵夫人の存在は見つかっておらず、勝手に名前を使われて激怒したマリー・アントワネットは「(自分の嫌いな)ロアン枢機卿が自分の名前を使って詐欺をしている」と主張し、裁判を起こした。
    しかし調査によってラ・モット伯爵夫人という黒幕の存在が明らかになったこと、ロアンには名家と聖職者というバックボーンがあったこと、マリー・アントワネットと敵対する貴族が多かったことなどから王妃の面子を無視して無罪となった。
    世間ではマリー・アントワネットへの勝利者として持て囃された。
    現王であるルイ16世は無罪の判決であったことに不満を持ち、ロアンを修道院に隠居させたがすぐに戻され貴族と民衆からさらに反感を買った。

    史実とほとんど変わらない。

レトー・ド・ヴィレット(雷托/Rétaux de Villette)

ロアン枢機卿の腹心である龍騎兵。
ジャンヌと協力してロアンを騙した。

  • モチーフとして考えられるもの
    【レトー・ド・ヴィレット(Rétaux de Villette)/1754-1797】
    首飾り事件の首謀者であるジャンヌの共犯者であり恋人。
    事件ではロアン枢機卿に対し王室の側仕えを名乗っていた。
    事件後はフランスから追放されたためイタリアに移り、ヴェネツィアで事件についての本を出版した。

ローラ(劳拉/Laura)

"「使徒」"アンの叔母。
様子のおかしい父親について手紙でアンから相談を受けていた。

ロレーヌ・ミレー(洛琳・米勒/Lorraine Miller)

ホワイトサンド精神病院に所属していた修道女。
元々は副院長だったが、デュークが主教に転任したために院長となった。
誇大妄想の症状で患者として入院していた"冒険家"カート・フランクの退院について反対していた。
ホワイトサンド精神病院にボランティアとして訪れていたリディア・ジョーンズ(後の"医師"エミリー・ダイアー)が違法手術騒動で逃亡する直前、彼女から病院の診断・治療に誤りがあるという告発の手紙を受け取る。
そのことがきっかけで病院が過ちを犯していることを知ったため、手紙のアドバイスに従い精神医学にも精通したデロス男爵に患者たちの再診について相談した上で、スポンサーとしてデュークに紹介する。
患者の再診を終えた後、最初の患者が去ってすぐにオフィスに辞表を残して失踪した。

  • 表記揺れ
    ローリン
  • モチーフとして考えられるもの
    泥棒のモチーフ考察ページ「ジョージ・ミュラー」参照
    Müller姓はドイツ語圏の姓であり、英語ではMillerとも読むことからここから来ていると思われる。


中国名

素公

"白黒無常"謝必安に兄と呼ばれる立場にある人物。
軍に入り国に報いるように彼に手紙で勧めた。

簫珩

"骨董商"戚十一の祖父。
先帝に謀反を企てた簫の残党という理由で車裂きで処刑された。

簫望

簫珩の息子。父同様車裂きで処刑された。

林従璸

"骨董商"戚十一の実家である簫家の老いた使用人。
元々は病を患って故郷に帰っていたらしい。
簫家への粛清から十一を連れて逃げ、物乞いとして暮らしていた。
既に亡くなっているが、彼女に「過去の恨みは捨て、安らかに生きてほしい」という言葉を残した。

林景福

中華街の御景軒のオーナー。
粘土の彫刻に長けており、店内の芸術品が不足するほどに需要があったが心臓病で亡くなってしまった。
林従璸の遠い親戚であり、従璸と十一を匿っていた時期があった。
従璸が亡くなったことで血の繋がりがない彼女を追い出すよう薦められている。

馮文耀

林馮の弟。
姉の林馮と共に御影軒の経営をすることになったが奇妙な事件で亡くなった。

唐肆

富商である唐家の少女。
"骨董商"戚十一の店の前で言い争っていたところを彼女が助けたことで毎日絡んでくるようになった。
おそらく十一が荘園に来ることになった理由は彼女。

唐嘉実

唐肆の祖父。

イニシャル

Y.R.

"納棺師"イソップ・カールの実の母親であり、ジェイに息子を預けた。
イソップが納棺師になるきっかけは彼女の死であり、死後はジェイに埋葬された。
手紙の中で「(イソップが)父親のような誰もが愛する優雅な紳士になることを見届けるのが、私が薄暗い生活の中で持った唯一の夢」と語っており、母親としての愛があったことが伺える。
Y.R.とは手紙に登場するイニシャルであるが、これが名前なのか偽名なのかは不明。背景推理に登場する黄色い薔薇から、偽名の場合は「Yellow Rose」の頭文字を取った可能性もある。

R.R

"「アンデッド」"ペルシーの助手ミカエルの取引相手。
R.Rはミカエル(M.S)のみと取引している。取引内容はステーキで、産出時間が詳しく記録されている。

B.A.

聖心病院で何らかの人体実験を行っている人物。
軍需工場の火事で亡くなったとされる"復讐者"レオ(「残灰」)を実験体として使っている。
誰も知らないはずの「残灰」の生存と居場所を突き止めたとある男性から連絡を受け、6種類の精神療法や薬物制御などの手段と共に「残灰」を貸した。


コメント

  • マクガレンのスペルはMcGarrenではなくMacallanではないですか? -- 2022-09-11 (日) 07:56:53
    • ありがとうございます、確認して修正しました -- 管理人? 2022-09-11 (日) 14:08:36
  • ダレン・ベルグンドの失踪が「教授失踪の前月」と記載されているのですが、ここは未確定ではないでしょうか。魔トカゲ1年目手紙の「ダレンも先月に消息を~」を何の前かと読むか次第の箇所なのですが、「教授失踪の前月」以外に「ダレン失踪の翌月に、調査困難の連絡をジルマンに送った」とも読めると思います。 ウォルク親族動向調査の開始(“この前の返信”の付近)⇒教授失踪情報を入手⇒動向調査継続⇒ダレン失踪⇒ダレン失踪翌月に調査困難の連絡を発信、という流れです。 -- 2022-05-19 (木) 01:08:59
    • ご意見ありがとうございます!修正します! -- 管理人? 2022-05-24 (火) 20:28:14
  • サブキャラに記載しているキーガン・ニコラス・キーオが近いうちに新ハンターとして実装される可能性があります。実装日が決まり次第個別記事を作成してもらえると助かります。 -- 2022-03-21 (月) 20:38:29
    • 実装日が決まり次第というかPVが来たら作ってるので告知してもらわなくても大丈夫ですよ -- 管理人? 2022-03-22 (火) 06:22:39
  • 写真家手紙でのクロードの表記ゆれ修正について追記しました。問題ありましたら修正お願い致します。 -- 2021-12-08 (水) 09:13:23
    • ありがとうございます! 表記揺れは申し訳ありません、こっちを直すの完全に忘れておりました……あんまり置いておいても運営さんの粗探しっぽくなるので申し訳ないのですが表記揺れの話ごと消します-- 管理人? 2021-12-08 (水) 20:42:30
  • 二重表記になっていた部分こっそり直しておきますね -- 2021-09-24 (金) 04:54:21
    • ありがとうございます。゚(゚´ω`゚)゚。ピィ- -- 管理人? 2021-09-24 (金) 17:25:41
  • 管理人さんいつもお疲れ様です。2周年記念オフラインパック限定版のストーリーを載せる予定はありますか?(デローズ家の娘に関する方) -- 2020-09-18 (金) 07:43:56
    • すみませんもうありましたね!!失礼しました。 -- 2020-09-18 (金) 07:48:08
  • ジェイ・カールのモチーフについてかかれている項目に『ジャックの愛称であるジェイ、又はジェリーになったと思われる』となっているのですが、ジャック(Jack)の愛称であるならばジャッキー(Jacky,Jackie)になるのでは? ジェリー(Jerry)が愛称であるならば本名は一般的にジェラルド (Gerald)、ジェローム(Jerome) 、ジェレマイア (Jeremiah)、ジェイミー(Jeremy)ではないでしょうか。 -- 2020-06-10 (水) 12:12:51
  • ゲキウの名前なのですが、英名を正確に翻訳すると「ガートルード」となるらしいです。なので、ゲキウの名前は誤訳なのでは?とも言われています -- 2020-06-09 (火) 22:57:34
    • 表記揺れに関しては編集指針にルール書いてあります。あとガートルードに関しては占い師の考察ページにもあります -- 2020-06-09 (火) 23:00:49
  • 機械技師の父親のモデルにはピエール・ジャケ・ドローが含まれないでしょうか。18世紀に活躍したスイスの時計職人でイギリスでも工房を開いていたそうです。非常に精巧なオートマタを製作した功績、また今現在もブランドが存在する時計メーカーの元祖です。娘が2人、息子が1人居ましたが妻と二番目の娘を亡くしています。彼の製作したオートマタ「文筆家」「音楽家」「画家」。その内の「画家」の描く絵の一つにはルイ・16世とマリー・アントワネットを描いているとされる「ロイヤル・カップル」というものがあるのも気になりました。Twitterでも呟いた内容ですがご容赦下さい。他の方の意見が気になります。 -- 2020-05-31 (日) 20:44:21
    • 私的な意見ですが、機械技師の父というよりは機械技師本人に関わるのではないかな?と思いました。お父さんの方は機械人形作っているか怪しいですし。 -- 2020-06-01 (月) 20:37:20
      • なるほどです!機械人形は機械技師の父が作ったものを元にしたのだと思っていましたがプロフィールを見直すとそのような記述はありませんね、失礼致しました。コメントありがとうございます! -- 2020-06-05 (金) 20:12:16
  • 日記を書いていたのはヴェロニカではなくヴェロニカから話を聞いた別の孤児では? -- 2020-03-31 (火) 03:00:36
    • ご指摘ありがとうございます!背景推理見直してきたのですがかなり間違ってましたね。申し訳ありません、頭が寝てたみたいです…。申し訳ありません!修正いたしました! -- 管理人? 2020-03-31 (火) 07:27:01
  • 確認できる限り中国語名も追加しました。特に過去の手紙などわからなかったものも多いので、スクショを残していたなどで確認可能な方は追加していただけると幸いです。 -- 2020-03-19 (木) 14:20:42
    • 編集ありがとうございます!レイアウトを少しいじったのと、編集指針の方に表記揺れや同名のキャラクターについて追加いたしました。 -- 管理人? 2020-03-19 (木) 23:13:04
  • ローリン・ミレーとロレーヌシスターは別人。ロビーの背景推理でドローレスと話しているのと、エミリーが手紙を送った相手がロレーヌ。デュークにカートの退院に関する手紙を送ったのがローリン・ミレー -- 2020-03-19 (木) 09:50:30
    • デュークのところの名前だけ勝手に編集しました -- 2020-03-19 (木) 09:57:28
    • 英語版のテキストは見られましたか? -- 2020-03-19 (木) 12:08:50
    • 英語版ではローリンもロレーヌも同じ「Lorraine」の綴りなので同一人物かと思うのですが、中国語版ではどうなのでしょう。日本語版はウォルクとボルカーもですが表記ゆれ?別人?と思われるのが時々あるので判断しにくいですね。 -- 2020-03-19 (木) 12:10:43
      • 中国語版では全て洛琳なので、すべて同一人物で間違いないと思われます。空軍と庭師の母親の件もあるので、中国語版名称も表記したほうがいいかもしれません。自分が確認できる限りで追加してみます。 -- 2020-03-19 (木) 12:34:55
      • 冒険家の手紙のローリンは洛琳・米勒、泣き虫の背景推理のロレーヌ修道女は洛琳修女という表記だったので同一人物と考えて良いかと思います。 -- 管理人? 2020-03-19 (木) 12:35:42
  • あと"泣き虫"ロビー・ホワイトの姉のドローレス・ホワイトも… -- 2020-01-27 (月) 22:51:28
    • 追加しました -- 2020-01-28 (火) 08:06:52