画家

Last-modified: 2024-05-08 (水) 20:39:56

画家(エドガー・ワルデン)

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ワルデン家の一人息子。
幼少時から芸術に深い興味を持っており、並ならぬ才能を発揮してきた。
家族の溺愛と民衆からの賛美によって、彼はおかしな性格に育ってしまった。
彼の目には芸術しか見えず、自らを過剰なほど評価しており、自分自身を除けば誰も彼と芸術について説く資格がないと考えている。
彼がゲームに参加するのは賞金のためではない。
ワルデン家の継承者である彼にとって、お金に心が動かされることはないのだ。
では、彼がゲームに参加したのはなぜか?

外在特質

  • 芸術センス
    筆とキャンバスを携帯し、ハンターの容姿を記憶した後、画家はキャンバスにハンターの肖像を描くことができる。
    描き終わった後はキャンバスをマップ内に立てることができる。
    ハンターがマップ内に立っているキャンバスを見ると絵に引き寄せられ、強制的にキャンバスに向かって行き、自分の容姿を暫く鑑賞する。
    ハンターがキャンバスに向かって歩く時間がX秒を超えると絵に対する興味を失くし、絵は効果を失う。
    芸術センス.png
    【記憶】
    ハンターがXメートル以内にいる時、画家がハンターの正面を見ることでハンターの容姿を記憶することができる。
    【絵画制作】
    X%まで記憶を完了した後、スキルボタンをタップすると絵画制作を行うことができる。
    記憶進捗が進むにつれ、絵画制作の速度が上昇する。
    絵画制作状態にある画家は移動できるが、板・窓、脱出口以外の操作を行うことはできない。
    再度タップすると絵画制作状態を終了できる。
    画家は窮余の一策状態中に絵画制作を行えない。
    【キャンバス設置】
    X%まで絵画制作を行った後、スキルボタンをタップすると目の前にキャンバスを置くことができる。
    ハンターがキャンバスに近づくと強制的に引き寄せられる。
    絵画制作進捗が進むにつれ、ハンターがキャンバスの前で立ち止まる時間も長くなる。
    1つのキャンバスの効果範囲内に2つ目のキャンバスは設置できない。
    アプデ前

    芸術センス
    筆とキャンバスを携帯し、ハンターの容姿を記憶した後、画家はキャンバスにハンターの肖像を描くことができる。
    描き終わった後はキャンバスをマップ内に立てることができる。
    ハンターがマップ内のキャンバスに近づくと絵に引き寄せられ、
    強制的にキャンバスに向かって行く。そして自分の容姿を暫く鑑賞する。
    ハンターがキャンバスに向かって歩く時間が長すぎると絵に対する興味を失くし、絵は効果を失う。
    芸術センス.png
    【記憶】
    ハンターが一定範囲内にいる時、画家がハンターの正面を見ることでハンターの容姿を記憶することができる。
    【絵画制作】
    記憶完了後、スキルボタンをタップすると絵画制作を行うことができる。
    絵画制作状態にある画家は移動できるが、板・窓・地下室以外の操作をすることはできない。
    再度タップすると絵画制作状態が終了できる。
    画家は窮余の一策状態中に絵画制作を行えません。
    【キャンバス設置】
    絵画制作完了後、スキルボタンをタップすれば目の前にキャンバスを置くことができる。
    ハンターがキャンバスに近づくと強制的に引き寄せられる。
    1つのキャンバスの作用範囲内に2つ目のキャンバスは設置できない。

  • センス共鳴
    絵を描いていると、画家も自分の作品に影響される。
    絵を1つ置く度に移動速度が永久的にX%増加する。この効果は最大X回まで重ねられる。
    センス共鳴.png
  • 感性の直感
    画家は現実の対象に対する感覚と観察を重視している。
    そのため彼はロケットチェアの半分の進度に影響されず、
    画家が2回目にロケットチェアに拘束された時は前回救出された進度に戻る。
    感性の直感.png
  • 有我の境地
    絵の効果が終了した時、ハンターは絵の作者に対して興味を持ち、画家の位置がハンターにX秒間表示される。
    有我の境地.png

秘密演繹

立体構成

【達成条件】ハンターが絵画の引き寄せ範囲内に一定時間滞在する


うわさ

エドガーはとうに人間の喧噪と偽善に嫌気がさしていた。
この世で追求するに値するものは、もはや真の芸術と創作のインスピレーションしかない。

背景推理

実装:グローバル版シーズン15
同時実装:彫刻師(キャラ実装と同時に追加:破輪)

1.運命

かつて僕は、運命が僕のために最良のスタートを選んでくれると信じていた。

  • 結論
    1通の招待状:
    箔押し模様と丁寧な封蝋が施されており、内容は至ってシンプル。
    ワルデン家一人息子の1歳生誕を祝うという内容だ。
【基礎目標】
・1人の仲間と出会う
【レベルアップ目標】
・2人の仲間と出会う
・3人の仲間と出会う


2.愛

本には、愛を表現する方法の1つは称賛だと書いてあった。

  • 結論
    いくつかのプレゼント:
    長々とした文面の手紙には、ご機嫌取りの称賛の言葉で埋め尽くされていた。
    差出人の名はバリエル伯爵。
【基礎目標】
・ハンターの容姿を記録する
【レベルアップ目標】
・ハンターの容姿を記録する
・ハンターの容姿を記録する


3.僕が好きなもの

生活は素晴らしいものでいっぱいだ。
筆はその素晴らしいものを留めておくことができると彼らは言っていた。

  • 結論
    数枚の絵:
    歪んだ人物の肖像、庭の風景画、食後のデザートと綺麗な白い犬……
【基礎目標】
・絵画を1回制作
【レベルアップ目標】
・絵画を1回制作
・絵画を2回制作


4.信じて疑わない

「エドガー坊ちゃんは私が見た中で、最も芸術の才能がある生徒です!」

  • 結論
    1通の推薦状:
    「我が旧友、サラさんは絵画の領域においてかなり学がある。もしかすると……」
【基礎目標】
・キャンバスを1回設置
【レベルアップ目標】
・キャンバスを1回設置
・キャンバスを2回設置


5.着色

最初の一筆が絵全体の色彩を決めることもある。

  • 結論
    日記1:
    奇妙な夢を見た。
    先生が僕の手を握って、ベトベトの塗料を付けてキャンバスの上に塗りたくる夢……
【基礎目標】
・ハンターを1回絵に引き寄せる
【レベルアップ目標】
・ハンターを1回絵に引き寄せる
・ハンターを2回絵に引き寄せる


6.誕生日プレゼント

十歳の誕生日の日、「彼」は口を開いた。

  • 結論
    ページの間に挟まっていた1通の手紙:
    エドガー、真の芸術を知りたいか?
【基礎目標】
・自分で脱出ゲートを開ける
【レベルアップ目標】
・自分で脱出ゲートを開ける
・自分で脱出ゲートを開ける


7.成長

少し分かるようになってきた。
人々は自分の利のためならば、その十倍の嘘を平気でつく。

  • 結論
    日記2:
    あいつらはワルデン家の権利と財産を狙っているだけだ。
    サラさんも同じ。彼は芸術を愛してなんかいない。
    あの絵たちはなおさらだ。
【基礎目標】
・絵でハンターを1回足止めする
【レベルアップ目標】
・絵でハンターを1回足止めする
・絵でハンターを2回足止めする


8.喧噪

芸術以外のことはどうでもいい。

  • 結論
    殴り書きのノート:
    「あれらはフォークがお皿を引っ掻くような音を立てた。もう燃やしてしまうべきかもしれない。
    あの失敗作たちは壁の上で叫び、泣き、あいつらみたいに喧しい……」
【基礎目標】
・地下室からの脱出
【レベルアップ目標】
・地下室からの脱出
・地下室からの脱出


9.新しい色彩

赤は優しい口ずさみだ。

  • 結論
    所々文字が消えかけている失踪報告:
    「……男、39歳、かつて……家庭教師を勤め……」
【基礎目標】
・ハンターに30秒追撃される
【レベルアップ目標】
・ハンターに60秒追撃される
・ハンターに90秒追撃される


10.新たなインスピレーション

生命の美だけが永遠に美しい。

  • 結論
    最後の画作:
    ペーパーナイフに少し赤色がついている。
【基礎目標】
・ハンターを絵に引き寄せた後仲間を救出する
【レベルアップ目標】
・ハンターを絵に引き寄せた後仲間を救出する
・ハンターを絵に引き寄せた後仲間を救出する


誕生日手紙

  • 2022年
    Q.エドガー・ワルデンの絵画教師を勤めていたのは?
    ジェイ/バリエル伯爵/サラ/アルヴァ・ロレンツ
    Q.エドガー・ワルデンが最も不得意とする絵画の題材は?
    風景/人物/動物/以上のどれも違う
  • 2023年
    Q.エドガー・ワルデンは他人に対する印象を何に例えているか?
    絵の題材/絵の具の色/絵の内容/絵画方法
    Q.エドガー・ワルデンが荘園へ向かった理由は?
    インスピレーションを得るため/人間から離れるため/傑作を描くため/以上の全て

1年目

1枚の肖像画の裏にあるメッセージ

 エラ、5歳の誕生日おめでとう!この肖像画は君へのプレゼントだ。早く元気になれよ!
 君が15歳、僕が17歳になる頃には、僕もきっとすごい画家になっているはずだ。
 その時になればたくさんの人が君と一緒に僕の絵を見に来る。君は偉大な画家の妹になるんだ。
……

 当時のメッセージを見直すと、ただ滑稽にしか思えない。
 この世界のほとんどの人間は凡庸で口ばかりだ。僕は彼らの理解を得る必要もないし、彼らのことはつまらないとしか感じない。
 僕を理解できる人間だけが、僕の芸術に一筆添えることができる。
 6歳の時、馬車にいた母が青色を残した。8歳の時、画材室にいた妹が白色を残した。彼女たちが夜通し咳をし続け、病に苦しむ姿は未だに忘れられない。時間の流れと共に、インスピレーションも徐々に薄れ、消えていった。
 その後、僕を理解してくれたのはサラさんだけだった。でも悲しいことに、彼は嘘つきである正体を徐々に露にした。

 サラさんが僕に与えてくれたインスピレーションもどんどん少なくなっていった。彼は去るのだろうか?僕を欺いたまま逃げるのだろうか?

 ここ数日、僕にはずっとキャンバスと筆の叫び声が聞こえていた。
 ――彼の色が必要なら、自分から何かを残せばいいじゃないか。

【中国版】

【中国版】
一幅肖像画后的留言

  祝艾拉五岁生日快乐!这是送给你的肖像,祝你早日康复!
  等你十五岁,我十七岁时,我会成为一名厉害的画家。
  那时会有很多人和你一起看我的画,你会成为最伟大的画家的妹妹。
  ……

  再回过头看当初的留言,我只觉得好笑。
  这世界上绝大多数人庸俗聒噪,我无需他们的理解,他们也只会让我觉得无趣。
  唯有那些能理解我的人才能为我的艺术添上一笔。
  六岁时,马车里的母亲留下了青色;八岁时,画具室中的妹妹留下了白色。我仍不忘她们彻夜的干咳,病中容貌。但随着时间,那些灵感也渐渐模糊、消逝了。
  后来,只有萨莱先生理解我,但可悲的是,他也逐渐暴露了骗子的真相。

  萨莱先生能给我的灵感也越来越少了。他会离开吧?会带着欺骗逃走吧?
  这些天,我总能听到画布和画笔们的叫声:
  ーー如果需要他的颜色,不如主动留下些什么。

【英語版】

【英語版】
A Message Behind a Portrait

Happy 5th Birthday, Ella! I paint this portrait of you to wish you a speedy recovery!
By the time you reach 15, and I'm 17, I'll become a masterful painter.
Many will come to see my paintings, and you'll be the sister of the greatest painter..
..
I burst into laughter when I look back at the message from that day. Most people in this world are vulgar and noisy. I don't need them to understand me, and all they do is bore me.
Only those who understand me can add a stroke of brilliance to my art.
When I was 6, mother left green behind in the carriage. When I was 8, my younger sister left white behind in the painting room. I can never forget their coughs that filled the night and their sickly countenances. But as time passed, the inspiration they gave me started to fade into obscurity.
Later on, Mr. Sarai was the only person who understood me, but sadly, he started revealing his true colorsーhe was a filthy liar.

The inspiration Mr. Sarai gave me dwindled. Will he leave? Will he leave with his lies?
Lately, I've heard the cries of the canvas and paintbrushes:
If you need his color, why don't you take it yourself?


2年目

エドガー・ワルデンの実験ファイルの1ページ

番号:5-?-1
氏名:エドガー・ワルデン

【テスト標記】
1、芸術家
2、中立派
3、微慢な傍観者

【テスト傾向】
歪められた「献身者」

【テスト結果】
1、全体評価:
 5-?-1はグループの中で最も理性的な実験対象である。しかし、その理性は彼自身の人間としての感情をほとんど消すことで得た目標に由来するものだ。そして彼は最終的に自身の目標のためにその身を捧げた。彼にとっては、これも「完璧」な結末だったと言える。

2、過程説明:
 このグループの実験で、実験対象たちはそれぞれの過去に直面させられた。自らの傷を暴く自己反省である。彼らの文化背景、価値観、階級の差が一連の衝突を生み、ゲーム開始前にはっきりとした派閥が分かれたが、5-?-4*1はそのゲームに参加できなかった。
 5-?-1は終始中立的な立場に立ち、傍観者の視点から他の4名の争いを観測していた。彼は朧げな、意味不明な絵で一同の恐怖心を煽り、おもしろがるような態度で彼らの反応を観察した。彼は人の心を弄ぶ争い合いを見下げ、更には5-?-5 *2が仕掛けた罠すら見破った。
 理性的な5-?-1には、最終的な勝利を手にするチャンスがあった。だが彼の絵によって、5-?-5 *3はその血液を使って報復を果たした。最終局面で5-?-1は反抗せず、「絶唱」こそが彼の追い求めてきた最終的な目標であることに気付いた。

3、分析総括
 5-?-1の理性は彼の芸術に対する執着に由来する。だが芸術は同時に敗北を招き、よって彼は抵抗を諦め、望んでその身を捧げた。
 個人の目標という面から見れば、これは5-?-1の望みどおりの結果と言えるだろう。彼は自らが追い求める答え――即ち「画家の命を差し出すことで、絵を絶唱とする」という、作品の価値を更に昇華させる方法を見つけたのだ。だがその答えも彼の執念も、病的であり偏屈で歪んだものだ。これは成長過程で家族が亡くなったり、恩師に裏切られたことによる一連のショックが原因だと思われる。あるいはそれも関係なく、「天才」とはそもそもこういうものなのだろうか?
 1つのグループの実験だけでは確かな結論を出せない。今後の実験で5-?-1に類似する実験体を投入し、引き続き検証を行うことにする。

【中国版】

【中国版】
艾格·瓦尔登的一页实验档案

编号:5-?-1号
姓名:艾格·瓦尔登

【测试标记】
1、艺术家
2、中立派
3、倨傲的旁观者

【测试倾向】
被扭曲的“献身者”

【测试结果】
1、整体评价:
  5-?-1是整组中最理智的实验对象。但他的理智来源于他扭曲的、几乎泯灭人类感情的目标。而他最终为了自己的目标献身,对于他来说,也算是一种“完美”的结局。

2、流程说明:
  在该组实验中,实验对象们被迫面对各自的过去,进行自揭伤疤的自我反省。他们的文化背景、价值观、阶级差异也导致了一系列矛盾,使得在游戏开始前便划分为清晰的阵营,而5-?-4未能进入游戏。
  5-?-1全程站在中立的立场,以旁观者的视角观测其他四人的斗争。他用模糊的、意味不明的画作引出众人忌惮的心结,以玩味的态度观察众人反应。他不屑于玩弄人心的斗争,更是识破了5-?-5设下的圈套。
  理智的5-?-1本有机会获得最终的胜利,但也正因为他的画作,使得5-?-5有机会使用他的血液反制。在最终时刻,5-?-1并未进行反抗,意识到“绝唱”正是他追寻的最终目标。

3、分析总结
  5-?-1的理智来源于他对艺术的执着。但他最终也因艺术落入败局,心甘情愿地献身,放弃了抵抗。
  从个人目标的层面看,5-?-1最终得偿所愿,找到了他所追求的答案——即让作品再度升华的方式,就是献祭画师的生命来让画作成为绝唱。但无论是答案还是他的坚持,都是病态的、偏执而扭曲的。这或许是成长过程中亲人离世、恩师背叛带来的一系列打击所致,又或许,这本就是“天才”的通病?
  单一组别的实验并不能得出确切结论,在后续实验中,可以投入更多与5-?-1相似的实验品,继续进行验证。

【英語版】

【英語版】
A Page from Edgar Valden's Experiment File

Serial No. 5-?-1
Name: Edgar Valden

[Test Indicators]
1. Artist
2. Centrist
3. Arrogant Spectator

[Inclination]
The twisted ""devotee""

[Test Results]
1. Overall Evaluation
Subject 5-?-1 was the most rational test subject in the group. But his rationality stemmed from his twisted and almost inhumane goal. In the end, he devoted his life to his goal, and for him, it could be considered a ""perfect"" ending.

2. Methodology
In the group experiment, the test subjects were forced to face their pasts and engage in self-reflection by exposing their own scars. Their cultural background, values, and difference in class led to a string of conflicts, causing them to be clearly divided into factions even before the game began. But Subject 5-?-4 failed to enter the game.
Subject 5-?-1 remained neutral throughout the experiment and watched the others fight from the perspective of a bystander. He used vague and incomprehensible paintings to bring out the fear in others and playfully observed their reactions. He disdains mind games and sees through the trap set by Subject 5-?-5.
Someone as rational as Subject 5-?-1 should have had the chance to win the game, but it was his paintings that gave Subject 5-?-5 an opportunity to use his blood against him. At the final moment, Subject 5-?-1 did not fight back and realized that the ""swan song"" was his ultimate goal.

3. Analysis Summary
Subject 5-?-1's rationality comes from his obsession with art, but in the end, it was art that led to his fall by making him give up all resistance and willingly sacrifice himself.
From the perspective of personal goals, Subject 5-?-1 got what he wanted and found the answer he sought ー The way to sublimate a piece of art further is to devote a painter's life to transform it into a swan song. But both the answer and his insistence were pathological, paranoid, and twisted. Perhaps this is the result of the impact brought about by experiencing the death of loved ones and betrayal of mentors; or perhaps, it's a common illness suffered by the ""gifted?""
A single group experiment is insufficient to draw a solid conclusion. Test subjects similar to Subject 5-?-1 can be introduced in the subsequent experiments for further verification.


3年目

1通の別れの手紙

"親愛なる父さん、こうして何も言わずに去る僕をどうか許してほしい。
 僕を探す必要も、心配する必要もない。今の僕は今までにないほど晴れやかな気持ちでいる。十数年生きてきた中で一番気楽で嬉しい心地だ。
 僕は父さん、そして「紳士」を自称する彼らのことを心から嫌悪している。おべっかを聞きながら成長した僕は、徐々にそれらを薄っぺらく、耳障りで偽りだらけに感じるようになった。そんな言葉は美しい過去を殺す凶器だ。もちろん、あなたもその凶器を持つ一人だった。
 僕は今でも、母さんが舞踏会の帰りの馬車で死んだ光景を覚えている。馬車の扉を開けた時、僕は温度を失い、青白くなった母さんの顔を見た。そして蒸し暑い午後、あなたは当時6歳だったエラのことも忘れてしまった。僕の「誕生パーティー」に忙しくしていたあなたは、彼女と遊ぶ約束を忘れてしまったんだ。彼女は画室で小さな体を縮こまらせ、その顔は窒息によって死んだ魚のように血の気を失っていた。最後の瞬間まで、彼女はあなたが部屋の扉を開けるのを待ちわびていたのだろう。
 僕の人生の数少ない友人は一人また一人と去っていった。あなたが僕のために呼び寄せた「先生」も結局はあなたと同じ、ただの嘘つきだった。最終的に彼には、ささやかな価値を発揮してもらうしかなかった。今までの人生で僕が残した色彩は、全てあなたの虚偽によって砕け散ったんだ。
 僕はようやく気付いた。僕自身も、あなたが言う芸術も、結局あなたの虚栄の仮面に施された装飾にすぎない。あなたのことはもう恨んでいないが、同時にこの場所にも未練はない。この空っぽな屋敷も、もはやどうでもいい。
 あなたへの挨拶はこれで最後になるかもしれない。あなたの古なじみの一人が僕に新しい方向を示してくれた。僕は遠くへ向かい、自分だけのキャンバスにのせる新しい色彩を探しに行く。
 これっきり、もう二度と会うことはないだろう。この手紙が、あなたの追い求める「貴族」の尊厳と体裁に沿うものであることを祈る。エドガー・ワルデン"

衣装

UR

  • 黄金比(限定)
    「レッドストーンを媒介に、自身をチップとし、黄金比によって有機物と無機物を調和する。美しい再生によって、奇跡が産まれるのだ。」
    (S13・真髄1)
  • ナルキッソス(限定)
    偽りの河の向こうに揺れる、触れることのできない水中の影を求めて。
    (S15・真髄3)

SSR

  • 逃亡者
    恐怖の絶望を理解できないからこそ、運命の糸に手を伸ばす勇気がある。
    (S17・真髄3)
  • 長生
    神への信仰がゆっくりと形を成し、博山のことを誰も口にしなくなった頃、
    長生だけが創造主の意志を胸に、海外仙山への道のりをなぞっていた。
    (S22・真髄2)
  • ダヴィンチ
    天才の筆は、目の前の美しさだけでなく、未来の可能性を描くことも得意とする。
    (2022・演繹の星)
  • 聖夜の温もり
    どんな色なら、この目の前の生き生きとした暖かな景色をキャンバスに残せるだろうか?
    (S29・真髄3)

SR

  • カラーパレット
    カラーパレットがひっくり返り、服に唯一無二の作品をこぼした。
    「調和と再構築は型にはまらなくても構わない」
    ――それが彼の得たインスピレーションだった。
    (ショップ)
  • 骨董鑑定士
    彼は厳しい眼差しで物を1つずつ見定めていった。
    全てのものにチップとなる価値があるとは限らない。
    (2021・春節イベント)
  • 流浪者
    受刑者の苦痛に見て見ぬふりをするのは彼の日常になっていた。
    生きるということ自体、難しいことなのだ。
    (S15・真髄2)
  • 塗装職人
    大都会のハッピーナイトは永遠に終わらない。
    彼の絵の才能は1面1面の広告壁のみに縛られ、
    町のあちこちにあるネオン看板の下に寄生していた。
    (CALL OF THE ABYSSⅤ)
  • テレビン油
    キャンバスに一番よく浸透するのは、白と黒の油彩ではない。
    (期間限定ショップ)
  • 最後の写生(限定)
    彼らを写生する芸術家は、最終的に彼らの一員となった。
    (CALL OF THE ABYSSⅦ)

R

  • 青を描く
    青色で描かれた模様。特殊な立体感がある。
    (CALL OF THE ABYSSⅣ)
  • 緑を塗る
    自由に緑色を塗りたくろう! それは自然と和みの選択だ。
    (CALL OF THE ABYSSⅣ)
  • 茶色に染める
    茶色に染めることで画面に厚みを持たせ、安定感を増す。
    (S15・推理の径)

携帯品

UR

  • パンドラ
    神に与えられし才能の下には、果てなき災いの水が広がっている。
    特殊効果:スキルエフェクト変更
    (S16・ランク秘宝)

SSR

  • シェーレグリーン
    毒があることは分かっているが、それは確かにより素晴らしい緑色を見せてくれる。
    特殊効果:スキルエフェクト変更
    (S21・ランク秘宝)

SR

  • 「星空」
    芸術というものは、時には特別な目で普通の物事の別の一面を見つけるだけ。
    (S15・ランク秘宝)

料理

SR

  • チーズプラトー
    様々な種類のチーズ、漬け野菜、旬の果物が板の上に丁寧に並べられている
    ――豊富な色合いを持つ料理には、至る所にこだわりがある。
    (2024・春節イベント)

原案

  • 第五设计师結果発表より
    画家原案.jpg
    【姓名】エドガー・ワルデン(Edgar Valden)
    【特質】左利き、傲慢、偏執、神経質
    【職業】画家
    【人物紹介】
    ワルデン家の一人息子であり、医学の絵画を描くことに大きな興味を持ち、素晴らしい才能を示した。
    しかし、家族の愛情と教師の賞賛だけで育ったエドガーには絵画しか眼中になかった。
    彼は順風満帆な人生を送り何の不自由もないようだったが、エウリュディケ荘園からの招待状は彼の考えを変えたようだった。
    【出身階級】貴族
    【年齢】21歳
    【誕生日】4.23
    【趣味】絵画
    【特技】絵画
    【嫌いなもの】役に立たない騒々しい人や物
    【好きなもの】芸術的な美しさを持つ人や物
    【声の特徴】傲慢、鮮明、はっきりとした男性の声、普通の速度
    (原文)
    ※デザインコンテストの結果、正式採用が決定したサバイバーの発表時の情報。
  • 原案者Weiboより
    • Q.彼はなぜ荘園に行ったのでしょうか?
      実は私が暗示していますが、あまり明らかではないかもしれません。
      エドガーはこれまで長い間ボトルネックに陥り、部屋に閉じこもっていました。
      そんな時に荘園主が人間の血を絵の具として使っていることを示唆する手紙が来て、エドガーはそれを試して夢中になった。
      しかし、次第に彼は自分の血では満足できなくなった。
      そこで彼は荘園主の招待を受けてゲームに参加し、これをきっかけに自身の「最高傑作」を完成させたいと思った。
      (原文)
  • エドガーの日記(原案者の創作)
    僕にとって筆は芸術を創造するための根本ではない。
    僕が考えている限り、砂利、葉、木、更には指先まで、何でも僕の「筆」になることができる。
    • 1月14日
      今日はメイベルが3日前にシャゾが送ってきた花瓶はどこにあるのかと尋ねて来たが、僕には分からなかった。
      彼女は怒って、自分がいつもこれらのことを覚えているとは限らないと言った。
      僕はそれが間違っているとは思わない。シャゾであろうと誰であろうと、花瓶を送ってこようと、何であろうと関係ない。
      だがメイベルはそう思わなったようで、彼女は私に毎日の出来事を日記に書いて欲しいと頼んできた。
      あまり意味がないとは思うが、メイベルが頑ななので同意した。
      その後に花瓶の事を尋ねたところ、パンが言うには花瓶はシャゾがメイベルに送ってきた遅めの誕生日プレゼントで、私に写生等の小道具として使われたらしい。
      つまり彼女が気にしているのは、僕が送った誕生日プレゼントが気に入らないからなのか?
      (原文)
    • 1月15日
      今日は雨が降った。
      僕は雨があまり好きではない。雨が降るたびに世界の色が暗くなる。
      しかし僕に反して、イギリスは雨が特に多い。
      雨が降っている時はインスピレーションを得るのが難しいので、絵筆を置いてあちこちを歩き回る。
      でもこういう時のメイベルは逆に楽しそうに見える。雨が好きなのだろう。
      今度は彼女のために雨の景色を描いてみるのもいいかもしれない。
      (原文)
    • 1月16日
      今日はメイベルとシャゾが遊びに出かけた。
      なぜシャゾはメイベルと遊ぼうとするたびに僕に意見を聞きに来るのだろうか。
      僕がメイベルの代わりに決めることなどできないというのに。
      シャゾが僕が「勝手にしろ」と言うのを聞くたびに嬉しそうな顔をしているのもよく分からない。
      パンによれば男と淑女が2人きりで外出する時には家族の同意を得なければならないらしい。
      父はいつも留守なので、兄である私を探しに来るしかなかったのだ。
      よく分からない。子供の頃、シャゾがメイベルを探しに来た時はそんなことまったく気にしていなかった。
      パンは長い間笑っていたが、彼は僕に好きな人ができれば分かると言った。
      意味不明だ。
      (原文)
    • 1月17日
      マリーがいなくなった。
      メイベルはマリーがいなくなったのは僕が原因だから僕に探して来て欲しいと言った。
      正直なところ、僕の絵に影響がないしインスピレーションを齎すこともないからマリーがいてもいなくてもどうでもいい。
      でもパンはマリーがアトリエからいなくなれば鼠が出るかもしれないと言った。
      手伝いは断られたので、僕が探しに出かけざるおえなかった。
      最終的に庭の木の上で震えているのを見つけたので、登って抱いて降りた。
      我が家にやってきた時とは違い、今は元気がない。
      当時はアトリエから庭に飛び出してメイベルの花を踏みつけていたというのに。
      パンはそれは歳をとっているからで、そのうちもう会えなくなるかもしれないと言った。
      生老病死は僕のコントロールできるものではないが、それを描くことはできる。
      (原文)
    • 1月18日
      今日は静かな1日だった。
      だったはずだ。
      午後に突然シャゾがアトリエに押し入ってきて肖像画を描いて欲しいと頼んできた。
      いきなり創作の邪魔をされて不快なのは言うまでもないが、彼の顔を見ても何かのインスピレーションを得られるとも思えないので当然断った。
      それから彼はアトリエで騒ぎ立てていた。子供の頃とそっくりだ。
      こういう時はメイベルが恋しくて堪らない、彼女が傍にいればシャゾは絶対に五月蝿くしないのだ。
      その後、彼は疲れて眠ってしまった。疲れていればどこでも寝られるのも子供の頃と同じだ。
      風邪をひくだろう、バカが。
      (原文)
    • 1月19日
      今日は庭にスケッチに行った。
      庭の一角には母の大好きな薔薇ががあるので、それが目当てだ。
      大きな薔薇が血のような赤い海を形成しており、目を離せなくなった。
      僕はセイレーンに誘惑された水夫のように、深く嵌って抜け出せない。
      今日はもう少しだけここにいよう。
      (原文)
    • 1月20日
      今日は剣術を習う日だ。
      父は僕が理想的な後継者になるとは思っていなかったが、それでも週に1日は他の貴族の子弟と一緒に勉強するように言われた。
      今日はちょうどフェンシングの授業だ。
      正直に言うと、僕は剣を振るったり他人が剣を振るのを見るよりも、剣の性質や紋様を研究したいと思っている。
      しかし、シャゾは明らかにこれに意欲的だ。
      他人の趣味に口出す資格はない。彼が楽しくフェンシングを楽しむのも悪いことではない。
      僕に強制しないなら。
      (原文)
    • 1月22日
      今日はメイベルに言われた。
      彼女は僕が昨日日記を書いていない、継続力と忍耐力がないと言った。
      昨日は徹夜で絵を完成させたのを覚えている。本当に日記を書いていなかった。
      しかしメイベルはどうやってそれを知ったのだろうか?僕の日記を盗み見ている?
      日記に書かない方が良いこともあるようだ。
      (原文)
    • 1月23日
      今日はメイベルに話をした。
      僕の日記を読んだかを聞くと、彼女は口では否定していたが、慌てた表情があまりにも露骨だった。
      読んだに違いない。
      彼女を傷つけたくはなかったので、他人の物に触るなら同意を得なければならないし、自分の都合で動いてはいけないと言った。
      彼女が聞いていたかは知らない。
      (原文)
    • 1月24日
      今日は晴れている。
      日差しはいつでも気持ちがいいので、わざわざ日当たりの良いベランダを選んでスケッチをを始めた。
      マリーも太陽の光が大好きなようで、ずっと僕の足元で寝ていた。
      今日はのんびりした1日だった。
      (原文)
    • 1月25日
      今日はシャゾに狩猟に連れていかれた。
      僕は民謡を集めるのに丁度いいと思って行ったが、結局シャゾの巻き添えになって足を挫いた。
      僕大したことではないと思ったが、メイベルは心配のあまりずっと泣いていた。
      もっと早く知っていれば行かなかったのに。
      (原文)
    • 1月26日
      今日は父が家でパーティーを開いた。
      パン曰く何かを祝っているらしい……
      忘れたが、重要なことではなかったはずだ。
      父は僕がワルデン家の後継者として立ち会わなければならないと言った。
      無意味な挨拶、食べきれない無駄なディナー、喧騒、嘘、無意味な一切。
      一方で、シャゾには感謝しなければならないかもしれない。
      足を挫いたお陰で僕は名利しか見えていない薄っぺらな女と踊らなくてもいいのだから。
      彼女たちが金を積み重ねたセンスのないアクセサリーを見ると吐き気がする。
      (原文)
    • 1月27日
      今日は珍しく誰も邪魔しない。
      シャゾは後ろめたいだろうからしばらく僕に迷惑はかけないだろう。
      メイベルは僕を静養させるために、あまり邪魔しないようにしてくれた。
      パン……
      パンは金があるのに使いどころがない暇人から送られてきた慰問品を整理してくれた。
      僕は小さな傷が分からない。
      僕自身は何の支障も感じていないのに、どうして彼らはひどくものものしいのだろう。
      僕は煩わしくなくてのんびりできているが。
      (原文)
    • 1月28日
      今日は何もなかった。
      (原文)
    • 1月29日
      今日、マリーが亡くなった。
      とても辛い。
      シャゾとメイベルが一緒にくれたプレゼントで、何年も一緒にいてくれた。
      私はそれをよく日向ぼっこするベランダの下の庭に埋めた。
      私は暗闇から夜明けまでそこに座っていた。
      (原文)

※画家は中国版第五人格のデザインコンテスト(第五设计师)の入賞作品。
妹の名前は原案とは異なっており、原案の設定が公式でどこまで引き継がれているかはわからない。

その他

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※全て名画のパロ。
最後の晩餐→菫の花束を持つカミーユ・モネ(絵の中)&アトリエ船で描くクロード・モネ→ムンクの叫び→最後の晩餐→星月夜→通りの神秘と憂鬱→忘れえぬ女

  • 紹介動画より
    この世界の全ての素晴らしきものが、僕に絵のインスピレーションを与えてくれた。
    でも…それらは段々…可愛くなくなってしまった…。
    平凡な人間は決して芸術に敬意を払わない
    なぜなら、彼らは芸術を永遠に手に入れられないから
    裏表のある性格
    尽きることのない欲望
    口ばかりで無能そのもの
    僕と芸術の真髄について語り合える人なんて存在しない
    ここで何の楽しみも得られなくなった今
    ただあの楽園が、僕にかつてないインスピレーションを与えてくれることだけを祈る。
  • 公式Twitterより
    • 凡俗が芸術を理解し得るのは到底難しい話である。
      世界の美しさを描こうとも、周囲は底の無い貪欲を暴け出して、それを汚そうとするばかり。
      この場所には希望も無いと思った彼は、芸術性を求めて「楽園」へと旅立った…
    • 人は彼の才能を「一筋の光」と呼ぶ。
      キャンバスに彩られる世界はまるで全てを照らし出すような明るさと華やかさで溢れている。
      心が黒く染まれば染まるほど、色は美しく重なっていくのだ。
  • ショップ販売開始時のパック説明文
    喧噪と偽善から遠ざかり、真の芸術を悟るのだ。
  • 周年逸話集より
    絵は人を表す。
    秘密は表面にはなく、内面にある。
    ワルデン家の一人息子が称賛者たちの虚偽と無知に気付いた時、彼は全てを拒絶して交流を嫌悪するようになった。


まとめ

本名

エドガー・ワルデン
Edgar Valden
艾格·瓦尔登
아이거 월든
※実装時ゲーム内では一部「アイガー・ウォールデン」表記もあった。

年齢

21歳
※年齢は公募時点のものである
(4月23日生まれ)

出身階級

貴族
※2021/7/29の公式HPの更新で階級表記が削除された

役職

画家(日本語)
画家(中国語)
Painter(英語)
화가(韓国語)

性格

左利き、傲慢、偏執、神経質
※性格は公募時点のもの
好きなもの:美しく、芸術的な人や物
嫌いなもの:無能な、または騒々しい人や物

趣味

芸術

特技

芸術

実験ファイル

番号:5-?-1
標記:芸術家、中立派、微慢な傍観者
傾向:歪められた「献身者」

人間関係

◆荘園のゲームの参加者

  • パトリシア・ドーヴァル
    エドガーと同時期に招待された異族の女性。
    「獲物」を捧げる(罪を抱えた魂を十字路に導く)ことで「神」との約束を維持するという信仰を持ち、「豊かな猟場」であるエウリュディケ荘園に訪れた。*4
    最終局面のエドガーは彼女の仕掛けた罠を見破っていたが、「命を差し出すことで、絵を絶唱とする」ことで作品の価値を更に昇華させられることに気づき、抵抗せずに望んでその身を捧げた。*5
  • ウィラ・ナイエル
    エドガーと同時期に招待された調香師。
    彼の描いた「意味不明な絵」はウィラのエドガーに対する警戒心を芽生えさせ、エドガーはおもしろがるような態度で彼女を含む参加者の反応を観察した。*6
    カヴィンの脱落後、エドガーとウィラは協力してホセを唯一の犯人に仕立て上げ、事実上の事前脱落まで追い込んだ。*7
  • ホセ・バーデン
    エドガーと同時期に招待された航海士。
    誰が薬を飲むかという議論の後、エドガーとウィラはカヴィンの自己犠牲により善悪観に罅が入ったホセの隙を突き、彼を唯一の犯人に仕立て上げた。
    その結果、ホセの最も苦痛な記憶が呼び起され、彼は自己審判に陥って精神が崩壊し、実質上の事前脱落となった。*8
  • カヴィン・アユソ
    エドガーと同時期に招待されたカウボーイ。
    誰が薬を飲むかという議論において、自ら名乗り出て脱落した。*9

◆その他

  • エラ・ワルデン
    エドガーと2歳差の妹。
    エドガーが8歳の時に亡くなっており、彼に「白色」のインスピレーションを遺した。
    過去のエドガーは彼女の5歳の誕生日に肖像画を描いてプレゼントした。*10
  • サラ
    エドガーの絵画教師。39歳の男性。
    詳しい経緯は不明だが、エドガーの10歳の誕生日にサラに見せられた作品は、エドガーがの彼ことを「私利私欲で近付く者たちと変わらない、芸術を愛してなんかいない」と言うようなものだった。*11
    彼の裏切りはエドガーの思想を歪めた一因となり、後に行方不明となっている。*12
  • バリエル伯爵
    エドガーにプレゼントを贈った。
    彼からの長々とした文面の手紙には、ご機嫌取りの称賛の言葉で埋め尽くされていた。*13

参考ページ


コメント

  • 画家くん、チーズプラトーを食べました! -- 2024-02-12 (月) 06:45:25
  • モデルにウィリアム・ターナーも挙げられるかもしれません。①3歳差の妹が5歳(ターナー8歳)にして死去②母親とも若いうちに死別③誕生日が同一④サラという名前の10歳年上の愛人がいた⑤若くから評価された風景画家であるといった類似点があります -- 2023-05-31 (水) 18:35:34
  •  6歳の時、馬車にいた母が青色を残したということはエラが亡くなったのはエドガーが8歳の時、つまりエラは6歳で亡くなったのではないでしょうか? -- 2023-01-08 (日) 00:26:49
    • ありがとうございます、エドガーがという文言を追加しました -- 管理人? 2023-01-08 (日) 06:18:59
  • 名前からして元ネタはエドガー・ドガかな?ドガもかなり気難しくて皮肉屋な性格だったらしいし。ちなみにエドガー・ドガの作品と助言はウォルター・シッカート(リッパーの元ネタ)の芸術に影響を与えている -- 2021-07-10 (土) 06:54:53
  • 画家とサラ先生のモチーフですがレオナルド・ダ・ヴィンチと弟子のサライの関係性を反転させて要素として取り入れているんじゃないでしょうか。サライは10歳からダ・ヴィンチに師事し、素行の悪さにも関わらず寵愛され後年財産の一部を受け継いでいます。 またダ・ヴィンチとサライの年齢差は28歳なので年齢差も近い可能性があるかなと…(画家の誕生日からサラ先生失踪までの期間にもよりますが) -- 2021-06-19 (土) 02:58:05

*1 カヴィン・アユソ
*2 パトリシア・ドーヴァル
*3 パトリシア・ドーヴァル
*4 呪術師手紙2、呪術師手紙3の「2.過程説明」
*5 画家手紙3の「2.過程説明」「3.分析総括」
*6 画家手紙3の「2.過程説明」、調香師手紙2
*7 一等航海士手紙3の「3.過程説明」
*8 ここまで一等航海士手紙3の「2.過程説明」、カウボーイ手紙2
*9 一等航海士手紙3の「2.過程説明」、カウボーイ手紙2
*10 画家手紙1
*11 画家背景推理6・7
*12 画家手紙3の「3.分析総括」、画家背景推理
*13 画家背景推理2