第8グループまとめ

荘園に招待される前

ナタリーが入団するまで

• 45年前の4月30日：モウロ・モートン誕生
  物心つく前に両親が亡くなったモウロを引き取ったのは叔父のバーナード・モートンだった。
  モウロが知るのはもう少し後になるが、彼の両親は存命であればノイジーサーカス団を引き継ぐ立場にあったようだ。

  	野人背景推理1：誕生 日記1：人生最初の10年は私の世界には犬のぬいぐるみと木製の壁4面しかなかった。 それと、おじさんバーナードもいた。
  	野人誕生日手紙4：汚れでいっぱいの日記 サーカス団の古株の清掃員に聞いた。 もし私の両親が死なず、バーナードがサーカス団を引き継いでいなかったら、サーカススターになるはずだったのは私だったと。

• 35年前前後：モウロ・モートンは「野人」になる
  10歳ごろのモウロ・モートンはバーナード・モートンに野生動物の馬術ショーを強制された。
  彼はバーナードが団長を務めるノイジーサーカス団で「野人」としてのパフォーマンスを行った。

  	野人背景推理3：保護者 日記2：「私は君の保護者です。君の行為が合理的に監視されなければなりません。」と言って笑い出した。 「地面に落ちたパンを拾ってそのイノシシに乗れ」と言った。
  	野人背景推理5：動物 「カスパー・ハウザーの結末は誰でも知っていた。注目がなくなると、あの虫けらは自殺したんだ。」 彼は鞭を取り出してブーツを叩いた。 「家に戻って練習しろ、お前なんかバーデンの王子じゃないんだ。」
  	野人背景推理6：パフォーマンス ポスター：動物に育てられた子供ーーモウロ！ 素晴らしい野生動物の馬術パフォーマンス、この喧騒サーカス団があなたのために差し上げます！

• ??年前(泣きピエロの年齢は20以上)：ジョーカー誕生
  生まれつきの泣き顔と右足の畸形を持つジョーカーは両親にとって「金のなる木」だった。
  両親がノイジーサーカス団の人間だったのかは不明だが、ジョーカーはノイジーサーカス団で孤独な幼少期を過ごし、優秀な泣きピエロとなった。

  NO IMAGE	影と宝探しイベントより 生まれつきの哀愁の表情、つるつるの右足の膝…… サーカス団において、このような子供は正に金の生る木だ。 彼は長く孤独な子供時代の事を今でも覚えていた。 あの2人は灯の下で金を数えながら、彼を「神からのプレゼント」だと称した。
  	泣きピエロ設定解説より 彼の奇形はパフォーマーである両親の目には、降ってわいた天の恵みに見えた。 彼は泣きピエロに扮してびっこを引きながら舞台に上がらなければならず、性格に反する滑稽劇で人を笑わせなければならなかった。

• 24年前：ヴィオレッタ誕生
  生まれつき四肢がなかったヴィオレッタは、(おそらく見世物小屋の)パフォーマンス席に捨てられていた。
  彼女は見世物小屋の管理者であるマックスに引き取られ、「ペンギンと人間のキメラ」として彼の見世物小屋で人気を博した。
  しかし時間と共に観客に飽きられ、ノイジーサーカスに移籍させられてしまった。

  NO IMAGE	結魂者ストーリー ヴィオレッタはかつて有名な見世物小屋の芸人だった。 観衆が興味を失ってからというもの、彼女は落ちぶれ、三流サーカス団で滑稽劇を演じていた。
  	結魂者背景推理10：期限切れ 写真：門の外で、人を入れた籠が馬車に運ばれている。 シルクハットをかぶった男は下を向いて金を数えている。

• 23年前の6月9日：ナターシャ誕生
  経緯は不明だが、叔父叔母であるヘイワード夫妻に引き取られている。

• 22年前の6月1日：マイク・モートン誕生
  旅芸人出身としてマイク・モートンが誕生する。
  経緯は不明だが、後にノイジーサーカスに入団し、バーナード・モートンに育てられたようだ。
  モウロ・モートンのように虐待的な扱いはされず、ふざけ合う程度には関係性も良好だった。
  曲芸師としてノイジーサーカスの一番の人気者に成長した彼は、パフォーマンスに硝酸アンモニウムなどの化学薬品を使おうとしたが、バーナードに止められていた。

  	曲芸師背景推理1：家 彼はまさに理想の父親だ。 ひげを生やした中年の男性が一人の金髪の少年を抱いて、サーカス団のテントの前に立っている。
  	曲芸師背景推理5：「親愛なるあなた」 私は硝酸アンモニウムが大好きだ！ 水と混ざると、それは炎天下の夏日でも涼しさをもたらすのだ！ バーナードの表情は面白い。 そればかりか彼は私のことを「親愛なるマイク・モートン」と呼んだのだ！ おお、バーナードよ、その呼び方をもう一度聴きたい。 次は冷えた手を君の襟の中に忍び込ますよ。

• 15年前以内：ヘイワード夫妻とナターシャが湖景村に移住
  ユージーン・ヘイワードとマージョリー・ヘイワードは幼いナターシャを連れて湖景村に逃げ込んだ。
  以降、ナターシャは漁家の娘として育った。

  	踊り子背景推理1：漁村 毎朝早起きして魚を捕らなくてもよいのであれば、私はそこを好きになるかもしれない。
  	踊り子背景推理5：ユージンおじさん マルガレータ、本名ナターシャは、叔父と叔母と共に漁村で暮らしていた。
  NO IMAGE	黄衣の王記念日手紙1：一通の送り出していない家書 ユージーンとマージョリーの話によると、十五年前、彼らは姪を連れてこの村まで逃げ込み、ここに留まれるよう様々な努力をしてきたようです。

• ナターシャはセルゲイと出会う
  湖景村にサーカスの巡業が訪れ、ナターシャはサーカスの微笑みピエロであるセルゲイに出会った。
  ユージーン・ヘイワードは彼女がセルゲイと近付くことを嫌がったが、ナターシャは気にせず距離を縮めて行った。

  	踊り子背景推理2：サーカス団 そのてっぺんが尖ったテントには、私の憧れのすべてがあるようだった。 花、煌びやかな衣装、拍手…そして優秀な微笑みの道化師。
  	踊り子背景推理5：ユージンおじさん ナターシャ、あの軽薄な奴から離れるんだ！ 道理をわきまえて自分の身を守る良い娘になりなさい。
  	踊り子背景推理6：軽快なワルツ 写真：赤毛の若者と黒髪の少女が村の舞踏会で踊っている。

• セルゲイはナターシャに駆け落ちを提案する
  都会に憧れるナターシャはその提案を飲み、ヘイワード夫妻のローソンスープ(ボルシチ)に安神塩を入れた。
  そして彼らが寝ている間にセルゲイの助けを得て、駆け落ちを成功させた。

  	踊り子背景推理7：突然止まる 「ナターシャ、俺と一緒に来ないか？」 彼はそう尋ねた。
  	踊り子背景推理8：立入禁止 ユージンおじさんは部屋に施錠をしていたが、屋根の換気窓だけ鍵がかかっていなかった。 それはセルジオにとって難しいことではなかった。
  	踊り子誕生日手紙1：受け取られない手紙 過去の自分は愚か過ぎます。 ひたすら湖景村を離れて、セルゲイの言った「大都市」に行きたいです。 あの夜のローソンスープはなんだか少し苦かったでしょう？全部私のせいです。 私はスープの中に安神塩を入れたから、おじさんとおばさんが翌日の朝市を逃すようになったのかもしれません。

• 10年以上前：バリエル伯爵が月の河公園を建設
  バリエル伯爵はエウリュディケ荘園を貫く月の河沿いに遊園地「月の河公園」を創設した*1。

  NO IMAGE	第五人格美術設定集より 10年前に機械式アミューズメントが新しいトレンドを生み出し、人々は自分のポケットからお金を取り出してテーマパークのチケットを購入しようとした。 月の河公園はかつてこの地区で人気のスポットだった。
  	月の河公園背景 バリエル伯爵は「月の河」を横断する高い城壁とジェットコースターの建設を統括した。 月の河は南から北へ流れる軌道を通って城壁の外に流れており、月の河を境に対称に近い形をした独特の風景が生まれた。 経営初期、このジェットコースターはたくさんの客を招き月の河へ安定した収入をもたらした。

• ノイジーサーカス団は月の河公園で興行を行うようになる
  バリエル伯爵はノイジーサーカス団と契約し、ノイジーサーカス団は月の河公園でパフォーマンスを行うようになった。

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  月の河公園背景 収入が増加すると、バリエル伯爵はスクリーミングハウスとメリーゴーランドを開設し、「ノイジーサーカス」というサーカス団と契約してフリークショーとサーカスショーを紹介した。 観光客は月の河公園の名声を呼び、遠くの街の住民もこの公園に集まるようになった。

  
  

月の河公園のカーニバルまで

• ノイジーサーカス団にセルゲイとナタリー(ナターシャ)が入団する
  ノイジーサーカス団に微笑みピエロのセルゲイと(ナターシャから名を変えた)女調教師ナタリーのカップルが入団した。
  ジョーカーはナタリーに恋をした。

  	曲芸師背景推理4：新しい顔 サーカスは人々が行き来する場所だ。私たちはいつも新しい顔を歓迎する。もちろん、美しい子に限るけどね。 一枚の写真：赤髪の若いイケメンが一人の金髪の美女を抱きしめている。
  	道化師背景推理3：彼女の「恋人」 1枚の写真：サーカス団で撮影した、女調教師のナタリーとお笑いピエロのセルジオの親密そうな写真。 遠くの隅には1人、泣面の男が立っている。

• バリエル伯爵が月の河公園でビッグイベントを計画*2
  バリエル伯爵は月の河公園で「カーニバル」を開催することにし、チケットは飛ぶような勢いで売れた。

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  月の河公園背景 良好な営業収入によりバリエル伯爵はビッグイベントを開催することを決めたーー月の河公園は門を閉め一晩中開園し、人々は退屈な夜間外出禁止令から一時的に解放される。 客たちは高い値段をものともせずにこぞって買ったため、すぐに売り切れた。 笑い声、ワイン、音楽、鼻をつく食べ物の香りは近隣住民の話題になった。

• ジョーカーはセルゲイがナタリーを虐待していることを知る
  ナタリーの夫であるセルゲイは、私生活では酒に溺れ妻を虐待していた。
  彼女の身体は暴力でボロボロになっており、ジョーカーに相談するほかなかった。

  	泣きピエロストーリーPVより セルゲイ このサーカスのかつての大黒柱は舞台の上では観客に笑顔をもたらしていたが私生活の彼は酒に溺れていた 彼の妻は彼よりも優しい男と親しくなり一度口論になった後、彼女はその男のテントに入り込んだ
  	道化師背景推理7：彼女の「獄卒」 日記：可哀想なナタリー、彼女の背中は傷跡だらけ……必ずあの野郎と話をつけてやる！ こんなことはやめるべきだ。
  	踊り子誕生日手紙3：マルガレータ・ツェレの実験ファイルの1ページ ナターシャ、ナタリー、マルガレータ。 どの身分も、ナターシャに真の自由をもたらすことはなかった。 よそ者である湖景村のナターシャは、現地の集団に溶け込むことができず(彼女の養育者は生贄にされたほどである)、サーカス団のナタリーも夫の暴力でボロボロになり、ジョーカーに相談する外なかった。

• ジョーカーは「不思議な火災」で顔に傷を負う
  セルゲイはナタリーが暴力についてジョーカーに相談したのを良く思わず、マイク・モートンの強酸を盗み、ジョーカーの化粧品に仕込んだ。
  ジョーカーは休憩室でメイクをした際に顔に大火傷を負い、泣きピエロを続けることができなくなってしまった。
  この時点でジョーカーはこの「火災」がセルゲイの仕業であることは知らなかったようだ。

  	泣きピエロストーリーPVより 彼の妻は彼よりも優しい男と親しくなり一度口論になった後、彼女はその男のテントに入り込んだ。 この全てに耐えかねたセルゲイは強酸でその哀愁の顔を潰しその男の一生を滅ぼした。
  	道化師背景推理8：愛の代価 新聞の切り抜き：サーカス団の不思議な火災！ 有名な喜劇役者が休憩室で被害に遭い、顔面にひどい火傷を負って、泣きピエロの役が続けられなくなってしまった。
  	曲芸師背景推理6：愛の代価 日記3：バーナードが私の愛する子供たちに挨拶をしてくれた。 彼はジョーカーの顔の傷がまるで「腐敗」しているように見えるらしい。 なんて悲しい事だ！もちろん、私は確かに強酸をなくした。 バーナードが今回の「管理不備」を発見する前に、私がもう1瓶取り戻さなくちゃ。

• カーニバルの数日前：モウロ・モートンはノイジーサーカス団を脱出する
  何者かに協力を得ていたモウロ・モートンは、協力者に手紙を残した。
  手紙によれば彼は誰も想像できないような方法で死を偽装し、秘密裏にサーカス団から消える計画を立てていたようだ。
  マイク・モートンはモウロ・モートンに関する依頼をしていたようだが、彼が死を偽装したことで依頼は中止となったようだ*3。

  	野人誕生日手紙2 僕はもうここを出るよ！前金なら返した。君の枕の下に入れてある（鍵はかかっていなかった。防犯には注意したほうがいい）。ああ、一応多めに入れておいたよ。君へのお礼だ。 奇妙な形で「死に」、謎の消失を遂げる。人々には伝説のような印象が残るだろう。 … 僕がどんな思いをしてきたか君には理解できないだろうし、理解してほしいとも思わないさ。 彼らはきっと真面目に僕を探さない。 自信を持って言える。飽きた玩具や見飽きた鑑賞品を気にする奴なんていないからね。 でも、君は違う。君は、どうか舞台を楽しんでほしい。 バーナードに面倒を見てもらうんだ。 数日後のカーニバル……そこでなら、君は真の力を発揮できる。 僕のことは、どうか幸運を祈っていてくれ。誰にも見つからない場所へ行き、徹底的に「死人」となろう。
  	野人誕生日手紙1：アーサー・ラッセルへの手紙 アーサー・ラッセルは手紙の中で曲芸師マイクに、マイクが探すよう依頼していた目標の人物が灰に燃え尽きたことを話していた。

• カーニバル前のとある夜：ジョーカーは「不思議な火災」の犯人を知る
  セルゲイが酔っぱらっていたある夜、ジョーカーは自身が泣きピエロを辞めることになった事件の犯人が彼であることを知る。

  泣きピエロストーリーPVより この全てに耐えかねたセルゲイは強酸でその哀愁の顔を潰しその男の一生を滅ぼした。 真相が発覚したのはセルゲイは酒に酔ったとある夜。

• カーニバルの前日：ヴィオレッタはノイジーサーカス団を追い出される
  ヴィオレッタは団員を練習に誘ったが相手にされず、バーナード・モートンに数日間頭を冷やすよう追い出された。
  この出来事によって、彼女は月の河公園の事件から逃れた。

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  結魂者記念日手紙4：日記の最後のページ カーニバルが始まる前日、私が後悔に苛まれていたことを彼らは知らない。あの日、誰も誘いに応えて練習に参加してくれなかった。 私はバーナードに追い出されて「数日間頭を冷やせ」と言われたわ。 私はあの軟いゴムボールを持って、1人で道を歩いていた。 通りすがりの子どもが私を見ると訊ねた：「ねえ、君ってサーカス団の役者？」 私の返答を待たず、もう1人の子どもが私を蹴りつけて言った：「そいつから離れろ、化け物だ！」 彼らは笑い、キャーキャー叫びながら走り去っていった。 そう、私は舞台を、「ノイジー」での唯一の出し物を失ったの。全部私のせい。 私はもっと上手に演じて、彼らに気に入ってもらえるべきだった。

• カーニバルの当日：月の河公園で殺人事件が発生
  カーニバルの当日にジョーカーは月の河公園で大虐殺事件を起こし、当日買い物に出かけていたマイク・モートン以外のノイジーサーカス団員は死亡。
  彼はセルゲイの「顔を奪い」、仮面として自身の新たな人生を象徴するシンボルとした。
  ナタリーは事件が始まる前に月の河に飛び込み脱出したため、事件を逃れた。

  NO IMAGE	月の河公園背景 狂ったサーカスのスタッフが歓喜すべきカーニバルの夜を悪夢に変えるなど誰も予想していなかった。 人々は泣き叫び、悲鳴を上げながらチェーンソーを振り回す恐ろしい影から逃れようとしたが、しっかりと施錠された門と高くそびえ立つ城壁によって外から完全に遮断されていた。 唯一の生存者は若い女性で、この混乱が始まる前に月の河に飛び込み、川の流れに沿って城壁の下から公園を脱出した。
  	泣きピエロストーリーPV そして当日罰としてセルゲイも彼の顔を失った。彼の顔は嫌いだ。吐き気がする。 だがこの顔は新たな記号となった。 セルゲイの　そして私のでもあるこの顔。
  	泣きピエロ設定解説より ジョーカーが持っている笑顔の「仮面」は、彼が黙々と見つめて模写していたセルゲイの顏にそっくりだ。 泣きピエロにとってこの「仮面」は新たな人生を象徴するシンボルであり、それはジョーカーに属するものでありセルゲイに属するものでもある。
  	曲芸師背景推理7：カーニバル カーニバルは通常混乱を意味するが、混乱はチャンスを意味する。 買い物リスト：硝強酸水、ラクダの糞、牛乳、卵

• ナタリーはヘイワード夫妻に謝罪の手紙を送る*4
  事件後にナタリーはナターシャとしてヘイワード夫妻に手紙を送った。
  手紙が受け取られなかったのは、彼らが既に湖景村で生贄にされていたのが理由なのかもしれない。

  	踊り子誕生日手紙1：受け取られない手紙 今では、後悔しているのは湖景村を離れたことではなくて、おじさんとおばさんと正式に別れを告げずに暗闇に紛れてこっそりと逃げたことです。 もし愚かな私を許してくれるなら、ご返事ください。 ずっと待っています。セルゲイはもう二度と私の手紙を破くことはできませんから。
  	踊り子誕生日手紙3：マルガレータ・ツェレの実験ファイルの1ページ よそ者である湖景村のナターシャは、現地の集団に溶け込むことができず(彼女の養育者は生贄にされたほどである)…
  NO IMAGE	黄衣の王記念日手紙2：一冊の厚い祈願記録本 村人12*5と村人13の記録が赤ペンで書かれた大きな丸に囲まれている。 … 吾等神の僕は祭祀の儀式でこの三人に洗礼を施す 。しかし、不潔な人間を水で祭る行為は神への侮辱を意味するため、吾等は水の下の神が見届ける中、湖のほとりにおいて烈火で彼らの穢れを祓わなければならない！

• マイク・モートンは事件の犯人を探し始める
  事件の犯人は依然捕まっていない。
  マイク・モートンは市の霊安室の団員の死体を検分し、セルゲイとナタリー以外の人間は亡くなっていることを確認した。

  	曲芸師背景推理8：幕を閉じる カーニバル大虐殺を起こした殺人犯は行方不明。 住民は地方警察の力不足だと判断し、更なる調査を要求している。
  	曲芸師背景推理9：カーニバル 日記4：市の霊安室を探し回ったら、新しくやってきたおかしな恋人たち以外は全ての人間を見つけた。 彼らはあの日、一番最後の演出に回されていた。 逃げ出す機会などなかったのだ。

• マイク・モートンは警察内部の情報を得る
  マイク・モートンは調査機関に依頼し、「ノーフェイス」(おそらく顔がない死体)がジョーカーの死体ではないという情報を得る。
  アーサー・ラッセルの見解では「ノーフェイス」こそがセルゲイだろうとのことだった。

  道化師記念日手紙1：調査報告 警察内部の情報によると、月の河事件の「ノーフェイス」は五体満足であり、強酸によって顔が潰れてしまったと報道されていた被害者ジョーカーの身体特徴とは一致しません。 我々は依然セルゲイの行方を調査していますが、現在把握している証拠から推測すると、彼は生きて月の河公園を出ていない可能性が高いでしょう。

• マイク・モートンはナタリーが改名していることを知る
  マイク・モートンは調査機関に依頼し、ナタリーがマルガレータ・ツェレに改名していたことを知る。
  また、追加の依頼としてナタリーがノイジーサーカス団に来る前の身分の情報を知りたがっていた。

  曲芸師誕生日手紙1：アーサー・ラッセルへの手紙 前回でご送信いただいた調査報告はたいへん助かり、ありがとうございました。調教師のナタリーまたはマルガレータ・ツェレについて、彼女の家庭、彼女がサーカス団【ノイジー】に加入した前にどのような生活を過ごしていたかをまだ理解したいです。 来週はしばらく出かけるつもりです。

  
  

荘園に招待されるまで

• ヴィオレッタ
  ヴィオレッタは1人の機械技師に助けを借りて、自分の体に機敏に動く機械の義肢と、精巧な装置を取り付けた。
  彼女は新たな舞台で最高のショーを演じるために、荘園主からの招待を受けた。

  NO IMAGE	結魂者ストーリーより 彼女はもう一度舞台に立ち、大スターとして観衆の注目の的になりたかった。 1人の機械技師に助けを借りて、ヴィオレッタは自分の体に、機敏に動く機械の義肢と、精巧な装置を取り付けた。 彼女は新たな演目ーー人型スパイダーショーを作り出したのだ。 彼女のショーは団長に断られたが、ヴィオレッタは諦めなかった。 彼女は出演要請を受け、エウリュディケ荘園に自身のリバイバルショーを準備した。
  	結魂者記念日手紙：日記の最後のページ ……とにかく、私は荘園の主人に感謝すべきね。 彼の脚本に、彼による私たちの再会に感謝を。 私がじきに得られる、最高のショーのチャンスに感謝をーー 私は静かに皆の訪れを待っているわ。 ｢ノイジー｣の舞台裏で待っていた当時と同じように。 今度こそ必ず皆に最高の出し物を見せるわ。全て、あの手紙の童謡に書かれていた通りに： 「私たちは全てを忘れ、生まれ変わる。」

• マイク・モートン
  マイク・モートンは、ノイジーサーカスを壊した元凶を探すことしか考えられなくなっていた。
  荘園からの招待状には失踪した新人カップルの片割れの名があった。

  	曲芸師ストーリーより 「ノイジーサーカス」は彼の全てであり、「惨劇」といったものは、本来そこに存在してはならないはずだった。 あの災難から生き残ったマイクは、「ノイジーサーカス」を壊した元凶を探すことしか考えられなくなっていた。
  	曲芸師背景推理10 招待状：手紙には黒髪の女性の写真が一枚同封されている。写真の裏にはナタリーという名前が書かれている。

• ジョーカー
  なぜ彼が荘園に来たかは明かされていない。
  事件後、「笑顔の仮面」を付けるようになった彼は暴力で物事を解決するようになった。

  道化師記念日手紙3：ジョーカーの実験ファイルの1ページ 顔が潰れる前のジョーカーは、喜劇感あふれる哀愁の顔を持っており、観客たちに笑みをもたらす泣きピエロだった。 その泣き顔の裏には、ジョーカーの脆弱さと劣等感が隠されていた。 月の河公園事件で泣き顔が潰れ、笑顔の仮面をつけるようになったジョーカーは、暴力で物事を解決するようになった。

• ナタリー(マルガレータ・ツェレ)
  事件後のナタリーはセルゲイから解放され、マルガレータ・ツェレに改名して生きていた。
  しかしセルゲイは唯一の収入源でもあったため、彼女は経済的に不安定だった。
  以前の華やかな生活を忘れることができない彼女は、ゲームの賞金目当てに荘園主の招待を受けた。

  	踊り子うわさより 感情的なもつれから夫と離婚して以来、経済的に安定したことがなかった。マルガレータは、「自由」には別の一面があることを理解した。 億万長者になれるチャンスを、彼女は当然逃したりはしなかった。
  	踊り子誕生日手紙3：マルガレータ・ツェレの実験ファイルの1ページ 惨劇の後、生き残ったマルガレータは束縛から逃れたように見えたが、鮮やかな生活に対する追求が彼女の目に見えない拘束具となった──これが全ての不幸の源であり、彼女が荘園へ来た目的でもある。

• モウロ・モートン
  ノイジーサーカス団から姿を消して「人間」としての生活を歩み始めた彼だが、上手くいかなかったようだ。

  野人ストーリーより 観光客に見つけられて現代社会に戻された彼は、紳士になる方法を習っていた。 しかし、彼は新たな「生存法則」に対して疲れを感じていた。 全てを捨てて大自然に戻ろうとしていた彼は、一体エウリュディケ荘園にて解放の術を見つけられるのか？

  
  

荘園に招待された後

序盤

• モウロとマイク、ジョーカーとマルガレータで明確な陣営区分があった。
  ヴィオレッタはどちらの陣営にも属していなかったが、モウロとマイクに何度か助けられていたようだ。

  野人誕生日手紙3：モウロ・モートンの実験ファイル モウロとマイクは強固な同盟を結び、共にジョーカーとマルガレータに対抗した。 ヴィオレッタは疎遠されていたが、何度もモウロとマイクの助けを受けていた。

• ジョーカーはセルゲイを演じており、マルガレータは薬物投与の影響でジョーカーをセルゲイと信じ込んでいた。
  (少なくともマルガレータとヴィオレッタは彼をセルゲイと認識していたようだ)
  マルガレータは「セルゲイ」のいるノイジーサーカス団の暖かい家族の雰囲気を懐かしんでいた。

  マルガレータ・ツェレの実験ファイルの1ページ マルガレータは薬物の影響の下、ジョーカーを微笑みピエロのセルゲイ──彼女のかつての恋人と、悪夢だと勘違いした。 ほんの一時、彼女は心から「ノイジー」サーカス団の暖かい家族の雰囲気を懐かしんでいた。

• マイクにとって、元ノイジーサーカス団員たちとの再会は予想外だった。

  	曲芸師誕生日手紙：マイク・モートンの実験ファイルの1ページ マイクは真相を探求する目的で荘園を訪れ、「ノイジー」の知り合いたちと再会するとは思ってもいなかった。
  	曲芸師誕生日手紙2：マイク・モートンの荘園日記 全く予想外の集まりだなあ、まさかここで「古い友人」に会えるなんて！ ここ数日、いつも体を引きずるあの見覚えのある姿を見かけていた。 思わず心臓が「ドキドキ」と脈打ったけれど、にわかには信じられなかった。 彼はやっぱり生きていたんだ！！！ しかし、4つのブサイクな顔が並ぶと何だか可笑しいな。 食卓で彼らが席に着いた時、危うく我慢できなくなるところだった。あははははは！ (このページにはペンにつつかれた痕跡がある)

• モウロは過去の出来事によって、自分に「人間」としての価値を見出せなかった。
  そのため、序盤の彼は「復讐」という明確な目的があったマイクと比較すると、状況に合わせるだけの受動的な行動が多かった。
  しかし荘園で他の参加者と「人間」としての対等な関係を持つ中で、モウロは徐々に自分の価値を認めることができるようになった。

  野人誕生日手紙3：モウロ・モートンの実験ファイル ・特殊な経歴によってサーカス団を離れたモウロは、自分に明確な定義を持つことが難しかった。 人に決められた運命から脱する努力はしているが、自身に対する認知も他人に由来するものであることが多い。 ・初期の実験において、モウロは目的達成を急いでおらず、同盟のマイクの方がより強い目的性を見せた。 序盤のモウロは状況に合わせて行動するだけだったが、ヴィオレッタを助ける最中、モウロも徐々に環境や自我に対する明確な認知が生まれ始め、自身の価値と「使命」を認めることができた。 ・サーカス団の輝く役者でもなければ、文明の通じない野人や獣でもない。 サーカス団内で、モウロはほとんどの者たちに疎遠されていた。 しかし実験内の小さな環境で、他人との同盟によってモウロは団体で認められたと感じ、相手との対抗でモウロは「人間｣として向き合われた自己肯定を持てるようになった。

  
  

実験過程中(薬物投与：ヴィオレッタ・マルガレータ)

• ジョーカーはセルゲイを演じていたが、音楽に合わせてジョーカーが大好きな『道化師』ポルカを踊り出したことでその正体が明かされた。

  	踊り子誕生日手紙3：マルガレータ・ツェレの実験ファイルの1ページ マルガレータは薬物の影響の下、ジョーカーを微笑みピエロのセルゲイ──彼女のかつての恋人と、悪夢だと勘違いした。
  	道化師記念日手紙2：破られた1ページ セルゲイだけが妙に小躍りしていた。「純粋さ」と「彼」は、あまりにも合わない。 彼は両手を腰に添え、嬉しそうに踊り始めた。 セルゲイは絶対にこんな風に踊ったりしない。 彼は単純な喜びなんて知らない。彼が本当にこの曲を好きになったことはない。踊った時に左足を先に着地させたりもしない！思い出した。これは『道化師』ポルカだ。右足が不自由なジョーカーが大好きだった曲。 彼はユーモアなこの音楽が好きで、不器用な彼の動きを笑う人々の笑い声が大好きだった。 「ああ、セルゲイ。あなたは相変わらず素敵ね。」片隅の女がぼつりと囁いた。 彼女の声は軽やか過ぎて現実味がなかったが、この素晴らしい全てを引き裂くには十分だった。 かつて私が深く愛したこの顔は、徐々にサーカス団の裏で木を切り落とす時のあの落胆した顔と重なり、見たことないような歪みと凶悪さが見えるようになった。

• セルゲイの正体がジョーカーであることを知ったマルガレータは、美貌と弱みを見せることで彼の同情を引こうとした。
  具体的なタイミングは不明だが、彼女はとある「香水」のことを彼に話したようだ。

  	踊り子誕生日手紙3：マルガレータ・ツェレの実験ファイルの1ページ ほんの一時、彼女は心から「ノイジー」サーカス団の暖かい家族の雰囲気を懐かしんでいた。 しかしジョーカーの正体が分かると、マルガレータはすぐにまた「美貌と弱みを見せることで同情を引き、他人の庇護を求める」という既存の行動パターンに戻った。
  	踊り子誕生日手紙2：1通のしわくちゃの紙切れ 踊り子が荘園内で道化師ジョーカーに書いた手紙。 彼女はジョーカーに助けを求め、他の者たちが寝静まった後に会いたいと頼んでいた。
  	踊り子誕生日手紙4：日記の1ページ こんなことになると分かっていたら、私は絶対にあの手紙を出さなかったのに…… あの日、彼は誠実な態度でヴィオレッタにしたことを認めた。 奴はとっくに計画を立てていたのだと、その時に気付くべきだったわ。 だって誰かが犠牲にならなければ、私たちは全員荘園に囚われたままになるし、ゲームも永遠に始まらない。 今となっては何もかも手遅れ……ああ、私ってば、どうして彼に香水のことまで話してしまったの……

• 実験計画に従い、テーブルに「リハーサルルール」が設置された。
  ヴィオレッタは喜んでその内容を招待者たちに知らせた。

  泣きピエロ誕生日手紙3：ジョーカーの実験ファイルの1ページ 実験計画の通り、テーブルに残された劇のリハーサルルールが「ノイジー」の意見が分かれたきっかけとなった。 すると予測通り、ヴィオレッタは劇のリハーサルに対して気持ちを高ぶらせ、すぐにその内容を一同に知らせた。

• ジョーカーは「リハーサルルール」を見て、劇が「現実での虐殺」でなければならないと思い込んだ。
  彼はヴィオレッタを呼び出し、機械足を切断して荘園から放り出してそのまま大雪の中に放置した。
  ジョーカーは誠実な態度でヴィオレッタにしたことを認めた。
  マルガレータは死んだ彼女の身体から覚えのある匂い(香水)を嗅ぎとった。
  彼女の死によって参加者たちの「和やか」な雰囲気は砕け散り、マイクは月の河公園の惨劇の真相に薄らと気付き始めた。

  	泣きピエロ誕生日手紙3：ジョーカーの実験ファイルの1ページ 他のメンバーの反応ももれなく予想の内だったが、ジョーカーだけは違った。 ジョーカーは劇というものが現実での実際の虐殺でなければならないと思い込み、すぐに行動を起こしたーー 「ショーのインスピレーション」を集めるという名目で、このグループで疎遠されていたヴィオレッタを呼び出し、その機械足を切断して荘園から放り出し、動きがままならないヴィオレッタを大雪の中に放置した。
  NO IMAGE	結魂者記念日手紙3：ヴィオレッタの実験ファイルの1ページ ヴィオレッタがジョーカーに傷つけられた後、「和やか」だった雰囲気は砕け散った。 ウサギの出現はオオカミの群れの足跡を暴くように。 グループ全体から見れば、ヴィオレッタの被害は矛盾を劇化させる働きを持つ。
  	踊り子誕生日手紙4：日記の1ページ 昨日見た光景を、私は未だに信じられない。 ヴィオレッタの体から見覚えのある匂いがしたのは……全部私のせいだ。 私がペラペラ喋りすぎたから……もうダメ、これ以上は想像すら恐ろしい。 ヴィオレッタ、どうか許して。こんなことをするつもりは一切なかったの。 私はただ、欲しかっただけで……ただ（この後ろの文字には2回線が引かれている）束の間だけでも支えになってくれるものが欲しかっただけなの……！
  	曲芸師誕生日手紙3：マイク・モートンの実験ファイルの1ページ そしてヴィオレッタが襲われた時、マイクの心の中で朧げな答えが浮かび上がり、過去の様々な闇も徐々に露になっていった。

• ゲームは次の段階に進み、マルガレータはジョーカーの次の標的が自分になるのではないかと恐怖すると共に幻覚症状が進行していた。

  踊り子誕生日手紙4：日記の1ページ 昨日、ここでとても恐ろしい出来事が起こった。 でも、ゲームは確かに彼の言っていた通り、次の段階に進んでいたわ。 明日、私たち4人はゲームを続行する。ここに来て……私は恐怖を感じていた。 今回選ばれたのがヴィオレッタなら、次こそ私の番かもしれない。 なのに今、私にはもう信頼できる人もいない。彼はセルゲイと同じ、忌まわしき狂人だったのよ！ …… もし彼の次の目標が私なら、絶対に出鼻をくじいてやる。二度も騙されるなんて御免！ 早く全部終わらせて、お金を持ってここから出たい。漁村が懐かしいわ……でも、帰る前にもっと広い世界も見てみたいな。 視界に映る、ぼんやりした恐ろしいものがどんどん増えてきている気がする。病気が悪化しているのかしら？ 別の何かで気を紛らわさないと。あれ？そういえば、私のオルゴールは？

カーニバルゲーム

• ゲーム開始後、事件の真相が明らかになるにつれ、ジョーカーのマルガレータに対する庇護は脅迫へと変わった。
  彼は暴力的な手段をもって主導者となり、望む結果を手に入れようとした。
  そんな中、薬物の影響で精神が崩れかかっていたマルガレータは極端な道へ足を進め、脱落した。

  	踊り子誕生日手紙3：マルガレータ・ツェレの実験ファイルの1ページ ゲーム開始後、月の河公園惨劇の真相が徐々に暴かれるにつれ、ジョーカーのマルガレータに対する庇護は脅迫へと変わった。 この時、薬物の影響で精神が崩れかかっていたマルガレータは極端な道へ足を進めたが、幸運が彼女自身に再び訪れることはなかった──今後高いプレッシャーにおける薬物実験体の感情制御観察は、今まで以上に慎重に進める必要がある。
  	ジョーカーの実験ファイルの1ページ 実験にて、再び「ノイジー」の知人に出会ったジョーカーは、情勢が自分の想定していたものとは異なると気付くと、今までのように現実を受け入れるのではなく暴力的な手段を以て主導者となり、彼が望む結果を手に入れようとした。

• マイクとモウロは「ゲストショー」を行い、ジョーカーとマルガレータの協力関係を打ち砕いた。
  しかしマルガレータを失い消沈したジョーカーに対し、事件の犯人への復讐を望んでいたマイクは結局彼に復讐することを諦めた。
  ノイジーサーカス団の過去の闇が暴かれるにつれて信念が崩れていったマイクは、再び現実に向き合うことができなくなった。

  マイク・モートンの実験ファイルの1ページ ・ゲーム内で、マイクとモウロが共に行った「ゲストショー」は、徹底的にジョーカーとマルガレータの協力関係を打ち砕いた。 しかし再びマルガレータを失い消沈したジョーカーに対し、マイクは復讐を諦める選択をし、彼が長らく思いをはせていた舞台の上に留まった。 ・「ノイジー」サーカス団の家族は、彼の心の中で1番の存在だ。このような家族に対する愛着は幼稚で、盲目的だ。「ノイジー」の過去の闇が暴かれるにつれ、マイクはようやく自身の楽しい舞台が上辺だけの穏やかで短いひと時にしか存在しないことを知った(この点に関しては私も共感する)。そして信念が崩れたマイクは、再び現実に向き合うことはできなかったーー

• ジョーカーは強気を演じていたが、圧迫的な環境の中に耐え続けられるほど脆弱な内心は強くなかった。
  事件が再現されるにつれ、ジョーカーの「仮面」も剝がれて行った。
  真相が露わになった後、「仮面」の無くなった素の自分に向き合えなかった彼はマルガレータと同様に脱落した。

  ジョーカーの実験ファイルの1ページ しかし圧迫的な環境の中、長時間十分な強気と警戒を保たせるほどジョーカーの脆弱な内心は強くなかった。 サーカス事件の「状況が再現される」につれ、彼の「嘘の鎧」も崩壊していった。 真相が露になった後、8-0-3は仮面を取った「赤裸々」な自分と向き合えず精神が暴走を起こし、最終的に薬物を使用したマルガレータと同じ結末を迎えた。

実験終了後

• モウロ・モートン
  モウロは第8グループの中で唯一の生き残りとなった。
  ノイジーサーカス団の旧友たちとの再会の中で自身の「人」としての価値を見出すことができた彼だが、ゲームで全員を失ったことでそれらは再び崩れ落ちた。
  モウロは12月1日に荘園の森から脱出を試みたが、失敗に終わったようだ。
  その後次のグループの参加者である(モウロ殺害の依頼を受けた)ナワーブ・サベダーやウィリアム・エリスらと接触し、12月5日に行方不明(脱落)になった。
  ナワーブの実験ファイルでは、モウロは彼に「処理」されたとのことだが、これが殺害を意味するかは不明。

  	野人誕生日手紙3：モウロ・モートンの実験ファイル このグループの実験は壊滅的な結果で終わり、モウロは唯一の生存者となった。 一同が脱落し、生き残ったのは自分1人になった時、モウロが築き上げた認知と帰属感は再び崩れ落ちた。これによって彼は9組目の実験が始まる前に脱落してしまった。
  	野人誕生日手紙3：汚れでいっぱいの日記 12月1日、森の中をずっと探し回ったが、森から出られる道はどうしても見つからない。 あのイノシシの友人たちがいなかったらと思うと、悪夢のような想像が浮かぶ。 … 神よ、それか誰でもいい。早く終わらせてくれ。 吹雪に凍え死んでも、誰かに殺されてもいい。 皆逝ってしまった。私もここで死ぬのなら、せめて孤独にならないように、どうか友人たちと同じ場所に埋葬してくれ。
  	傭兵誕生日手紙3：ナワーブ・サベダーの実験ファイル ・ナワーブはこのグループにおける最も危険な実験対象である。 彼は比較的強い身体能力と精神を持ち、最初から最後までモウロの殺害をこなすためにその邪魔となる参加者を全て排除した。 ・モウロを処理した後、彼は更に計画を漏らす可能性があるカート・フランクを排除し、ウィリアムを騙して協力させ、共にセルヴェを排除した。 ゲーム開始前からこのグループは2人脱落となってしまい、「4人でゲームに入る」という規則が破られたことによってゲームは正常に行えなくなった。
  	オフェンス日記1：12月5日 オフェンスウィリアムと傭兵ナワーブは荘園で行方不明になった野人モウロを探し、マジシャンセルヴェに出会った。

  
  

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