Tier8 アメリカ 重戦車 (課金戦車) / 略称:Renegade / 日本語表記:レネゲード
車体はM48及びT54E1と同一である。
T95E6に似た小さな防楯を持つ砲塔が個性を放っている。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,500 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 152/76/38 |
最高速度(前/後)(km/h) | 45/17 |
重量(t) | 49.54 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.15 |
本体価格 | 9,000G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
105 mm Gun T140E3 | 5.88 | AP APCR HE | 226 255 53 | 360 360 440 | 2,118 | 0.38 | 2.5 | 1,080 1,380 1,080 | 42 | 1,005 4,400 765 | 2,400 | -10°/+20° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
M54 Renegade | 250/140/40 | 34 | 400 | 11,800 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental AV-1790-5B E2 | 800 | 20 | 569 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
M54 Renegade | 55 | 35 | 10,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
AN GRC 8E | 745 | 105 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 5.36% | 1.06% |
移動時 | 2.68% | 0.53% |
車両に関する変更履歴
v1.6.0 | スーパーテスト用に(「T54E2」として)追加 |
v1.6.1 | クライアント内に追加 |
v1.6.1.4 | 新規実装 |
解説(v1.6.1.4)
- 概要
v1.6.1.4で追加されたTier8のアメリカ課金重戦車。
1950年代、T54E1と並行開発されていた通常砲塔の試作戦車(T54E2)である。
"Renegade(レネゲード)"とは、英語で「無法者」を意味する言葉
- 火力
俯仰角はアメリカ戦車らしく-10°/+20°と優秀。- 105 mm Gun T140E3
単発火力や貫通力はTier8重戦車として平均的な値となっている。金弾のAPCRは距離減衰が少なめで、距離500mでも240mmを維持している。
DPMが上位であるほか弾速も良好であり、照準拡散が中戦車並みとトップクラスに優秀。
それでいて照準時間や精度もそれなりの値があるため、俯角も合わせると攻撃性能はかなり優れていると言えるだろう。
- 105 mm Gun T140E3
- 装甲
HPはオートローダー組よりマシ程度にはあるがTier8HTとしては低め。- 砲塔
正面は傾斜により280mm厚相当以上の多くの部分が占めておりアメリカ車輌らしい硬さを誇るが、上部にはアメリカ恒例の大型機銃塔が鎮座し、その正面装甲厚も175~190mm程度に留まっている。最大俯角を取った状態でも7割程度は露出してしまうため、常に狙われる弱点となっている。
また細かい弱点ではあるが、防楯付近は240-250mm程度でも貫通可能。俯角を取った際には絞られた形状が仇となり、防楯よりも下は傾斜が相殺されて220mm程度で貫通可能となってしまう。
正面から見えているターレットリングも200mm程度の装甲しかないため、ハルダウン中であっても砲塔下部は見せないほうが良いだろう。 - 車体
T54E1やM48A5 Pattonとほぼ同じで、Tierが下がっているとはいえ重戦車としてはやや頼りない装甲と言える。
正面上部は傾斜+標準化込みで170~210mm、下部は160~200mm程度であり、格下の通常弾であれば弾くが同格以上の弾は防げないことが多いだろう。
正面装甲のすぐ後ろに大きな弾薬庫とドライバーの当たり判定が存在するため、抜かれるとよく破損/負傷する。
側面は前半分が76.2mm、後半が50.8mmで、舟型の傾斜装甲となっているため豚飯による跳弾は狙える。
- 砲塔
- 機動性
旋回性は重戦車としては良好な部類。
アメリカ重戦車の中では後退が速い点もセールスポイントである。
スペック上は最高速度と出力重量比も遅めの中戦車程度の良好な値だが、履帯の性能があまり良くなく下り坂で加速しない限りは概ね35km/h~40km/hといったところ。
特に不整地では機動性が落ちやすくなっている点には注意。
- その他
視認範囲は400mと優秀。隠蔽率も大きなキューポラで悪いかと思いきや重戦車としては平均的な値に収まっている。
Chrysler KやT77と同様に四人乗りのため、T54E1・T57 Heavy・T110E5の乗員育成に使える一方、M103などの六人乗りの重戦車の乗員育成には向いていない。
- 総論
アメリカ中戦車を高単発にして重戦車にしたかのような攻撃重視の車両である。
車体は頼りなく、砲塔も冷静に狙われたらハルダウンしていても近~中距離ではキューポラをスポスポ抜かれるため、右壁などで可能な限り隠すか、機動性と俯角を生かした中戦車的な運用を行うのが向いているだろう。
おなじく中戦車的な運用が可能なT26E5と比べると、キューポラと車体の装甲で大幅に劣る代わりに総合的な砲性能と機動性に優れている。
砲性能に優れているため、クレジットは稼ぎやすい。
史実
T54は1950年代に試作された中戦車で、M48パットンの車体をベースとし105mm砲を搭載する計画であった。
砲塔の種類が異なる以下の3タイプが計画されていた。
T54:通常砲塔+自動装填装置
T54E1:搖動砲塔+自動装填装置
T54E2:通常砲塔+人力装填(これがゲーム中の当車輌)
T54の105mmT140砲は、T29重戦車が搭載している105mmT5E2砲の軽量版でした。その後、1954年にM47・M48パットン系列の後継中戦車としてのT95開発計画がスタートし、そちらへ関心が移ったため、計画は全てキャンセルされました。
T95計画では様々な砲塔・砲・火器管制システムがテストされており、このT54E2砲塔(及び105mm T140)もT95車体に搭載されT95E3としてテストされている。T95計画が中止されXM60計画(のちのM60)が開始された時も、砲を120mm T123E6に換装したT54E2(車体はM48)がテストされており、意外と長期間使われていたようである。
なお、ゲーム中の”M54 Renegade”という名称はWotオリジナルのものであり、Wot以外では通用しないので注意。
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