概要
コストと効果が上がった、改築のシンプルな上位種カード。
改築と異なり、屋敷を5コストのアクションカードに置換したり、終盤では5コスト以上のカードなら何であろうと属州に変換できる。
効果の都合上なるべく早い段階での購入が望ましいが、7コストと高額であるため初手どころかデッキ2巡目の購入すら難しい。そのため使い勝手は改築と異なる。
他のカードで圧縮をするなり、ゴミあさりのようなカードで使いまわすなりしたい。
利用法
- 集めやすい行商人を属州に置換する等、効率の良い使い方は改築と同じ。
- 大きく異なる点は、5コストカードを属州に置換できること。狩猟団等によって過剰引き切りを行っているならば、最終盤に属州点数に変換できる点は大きい。
- 鉱山と同じく、銅貨を銀貨に、銀貨を金貨に変換できる。ただし、鉱山と違って手札に獲得するわけではないため、即座の金量増加にはならない。
- 繁栄サプライでは白金貨が登場することも多いため、早い段階で金貨を変化していくと金量が大幅に増大する。
詳細なルール
- 拡張を使用した場合、必ず手札1枚を廃棄しなくてはならない。
- 手札1枚を廃棄した場合、必ずカード1枚を獲得しなくてはならない。
- 例えば、0コストの呪いを廃棄した場合、サプライにある0~3コストのカードのうち何かしらを獲得することになる。
- 手札が1枚もなく廃棄できなかった場合はカードを獲得できない。
- コストを参照するとき廃棄したカードは通常廃棄置き場にある。
- 獲得するカードは廃棄したカードのコストよりちょうど3コイン多い必要はなく、廃棄したカードのコストとコストが同じ、あるいはそれよりコストが少ないカードでもよい。
- 廃棄したカードのコストにポーション(負債)が含まれている場合、コストが最大3コイン多ければ、コストにポーション(廃棄したカードの負債コスト以下の負債)が含まれるカードをも獲得できる。
- 大学(2+P)を廃棄した場合、コスト5+P以下のカード1枚を獲得する。
- ポーションが含まれていない、ただの5コスト以下のカードでもよい。
- 大金(8+<8>)を廃棄した場合、コスト11+<8>以下のカード1枚を獲得する。
- 負債が含まれていない白金貨(9)や植民地(11)、逆に負債だけの大君主(<8>)でもよい。
関連カード
コメント
- 結局改築でもできる事をしてるだけの事が多い。7金病を患った時、仕方なく改築の代用品として購入するイメージ。コロプラ場だと事情が変わるが、通常は7金の価値があるかと言うと… --
- 7コストというのが重い。屋敷を5コストに変換するのは強いけど、大抵はデッキ3周目の購入になるから4周目からそれをやると、効果が出るのは5周目となると…。 --
- 7コストの中で一番弱くね?と思いきや、ある程度ゲームに慣れると+3コストの使い勝手の良さと柔軟性で何だかんだ強さがわかってくる1枚。植民地場だとゲームエンドまでのターンが長いから高コストも意外と気にならないし。 --
- 使い勝手は良いよね。高コストアクションを玉座の間や鍛錬や首謀者で使えれば当然パワー効率は良いんだけど、同コスト鍛造にはそれが向かないっていう欠点があるよね。その点拡張は、一気にデッキ成長できる。とはいえ、屋敷等の不要カードの圧縮を兼ねないとカードパワー的には手札2枚使って+3金(過去の購入内容に遡って3金足して買いなおし)だから、圧縮ができて購入権もある場だと5コストアクションを属州に改築とかできないと物足りないのも分かる……。圧縮できる場で、拡張が手に入って屋敷と手札に揃うまで屋敷を圧縮しないというのも難しいし。もしかして7金の出しやすさも含めて男爵とか結構相性良いか?5コストに枚数集めたいアクション(喰い合わせ的に狩猟小屋あたり)がある場合、男爵→拡張を経由して争奪戦に間に合うか……? --