湖景村まとめ(仮)

Last-modified: 2024-03-15 (金) 17:45:51

湖景村関係

湖景村.jpg
湖景村はエウリュディケ荘園に隣接するきわめて閉鎖的な漁村。
村人が住まうエリアは鉱山の麓にあり、森に包まれた形になっている。
残るは塩湖付近の区域で、三面とも山に囲まれており、そこに行くには狭い山道を通るしかないようだ。
後に狂宴ゲームの実験場として使用されている。
(湖景村ページエウリュディケ荘園の地図)

  • 湖景村の水神伝説
    水神.png
    湖景村の塩湖の底には「神」が身を寄せている。
    神を顕現させるためには、伝説に従って黄色のローブを着た聖徒たちが生きた動物(湖景村祈願記録によれば、実は生贄には人間も含まれており、純潔な処女や子供は特に価値が高い)の血肉を湖の中に投げ込む必要がある。
    湖にそれを投入すれば、「神」が水面へと浮かび、巨大な姿が浮かび上がるという。
    岸辺にいる村人たちは山頂まで響くほどの大きな声で願いを叫んで叶えてもらう。
    願いを伝えたあと、聖徒は塩湖の北面にある聖所を開き、供え物の残骸をそこに入れ、「最後の儀式」を行う。
  • 「聖徒」
    水神を崇める団体で、黄色いローブがトレードマーク。
    村内ではある程度の特権を持っている。
    強欲なユージーン夫妻と無礼なよそ者のボルカ―を、最後の儀式の日に火で「洗礼」しようとしていた。
  • 湖景村と直接関係するハンター
    夜の番人デザイン過程にて、湖景村・罪の森の事件に関係していると明言されている。
    いずれもクトゥルフ神話をモチーフとしたキャラクター。
    黄衣の王.pngハスター(黄衣の王)
    「湖景の道」・水神伝説などに関係があるらしい。
    夢の魔女.pngイドーラ(夢の魔女)
    ルキノが研究していた新種の蛇・巨大な鱗・睡眠実験などに関係があるらしい。キャラの日クイズによれば、イドーラの存在は夢境に関わりがあり、イドーラに惹きつけられた者は「階段」の夢を見るようになる。
    夜の番人.pngイタカ(夜の番人)
    湖景村と関係があるらしいが、現時点での関りは不明。

水神伝説が定着する前

  • 関係キャラクター
    グレイス.pngグレイス(漁師)
    村民に神女として祭り上げられた失語症の女性。「偽りの神」として湖底に沈められる。
    関連ページ:漁師
  • 事件
    画像なし湖景村で謎の災害が発生
    浅瀬で魚の群れが死亡するという原因不明の災害が発生する。漁師たちが朝から漁へ出ても何の収穫も得られない日が続き、村の生計の維持は難しくなっていった。
    関係キャラクターグレイス.png
    関連ページ:漁師(背景推理公式HPストーリー)
    赤子が流れ着く.png上流から捨て子が入った魚籠が流れ着く
    漁村の上流から捨て子が入った魚籠が流れて来る。とある湖景村の住民は魚籠の中の女の子を「グレイス」と名付け引き取った。
    同時にとある旅人が、「異様に暗い肌と背が曲がった奇怪な姿」の人々が女性を追い、女性が抱えていた赤子を川に流しているのを目撃する。
    関係キャラクターグレイス.png
    関連ページ:漁師(手紙1公式HPストーリー背景推理2)
    神女.pngグレイスは「神女」と呼ばれるようになる
    漁村に来て以来、漁村の収穫は日に日に良くなっていった。
    人々は彼女が漁村の災いを払ってくれたのだと思い込み、その憶測が広まるにつれ、人々はグレイスを神女として扱うようになった。
    一方で首の腫瘍により喋れないグレイスは同年代から孤立していた。
    関係キャラクターグレイス.png
    関連ページ:漁師(公式HPストーリー背景推理5~6)
    画像なし湖景村で再度災害が発生
    再び魚が死亡する災害が発生する。今回の災いは中々収束せず、村人たちは自分たちが神に裏切られたと思い、その怒りを全て「神女」のグレイスにぶつけた。
    関係キャラクターグレイス.png
    関連ページ:漁師(背景推理7公式HPストーリー)
    グレイスが生贄になる.pngグレイスが生贄として捧げられる
    「偽りの神」を信じたことで真の神の逆鱗に触れたのだと主張する怪しげな教派が現れる。彼らは「グレイスを最初の生贄と差し出すことで真の神の怒りを沈めることができる」と主張した。
    人々はグレイスを錨に繋ぎ、網に包ぎ、両足を杭で貫いて湖の底へと沈めた。
    関係キャラクターグレイス.png 黄衣の王.png*1
    関連ページ:漁師(背景推理8~10公式HPストーリーデザイン過程)

水神伝説が定着した後

  • 関係キャラクター
    ◆村民
    画像
    なし
    マージョリー・ヘイワード
    15年前に湖景村に引っ越してきたよそ者。ナターシャの叔母。
    画像
    なし
    ユージン・ヘイワード
    15年前に湖景村に引っ越してきたよそ者。ナターシャの叔父。
    関連ページ:踊り子(背景推理手紙1手紙3)|黄衣の王(手紙1手紙2)|祭司(手紙1)|夢の魔女(手紙1手紙2)
    踊り子.pngナターシャ(踊り子)
    ヘイワード夫妻の姪。都会に憧れており、村にやって来たサーカス団のピエロと駆け落ちする。
    関連ページ:踊り子(背景推理手紙1手紙3)
    画像
    なし
    ホープス
    廃れた船に住んでいる足と目が不自由な老人。坑道の爆発に巻き込まれたことがトラウマになっている。
    関連ページ:夢の魔女(手紙2)
    ◆調査員関係
    祭司.pngフィオナ・ジルマン(祭司)
    アーサー・ラッセルに湖景村の調査を依頼した人物。
    関連ページ:祭司(手紙1)夢の魔女(手紙1)魔トカゲ(手紙1)
    画像
    なし
    アーサー・ラッセル
    フィオナからの依頼を受け、調査員たちを指揮し湖景村を調査している。
    関連ページ:祭司(手紙1)夢の魔女(手紙1)魔トカゲ(手紙1)
    画像
    なし
    ボルカー・ベルグンド
    調査員。湖景村を調査していたが、「最後の儀式」の日に消息を絶った。調査とは別口で、父から受け継いだ睡眠実験を続けている。
    関連ページ:黄衣の王(手紙1手紙2)|祭司(手紙1)|夢の魔女(手紙1手紙2)|魔トカゲ(手紙1)
    ◆大学関係
    教授.pngルキノ・ドゥルギ(教授)
    某大学の教授。新種の蛇の研究をしていたが失踪した。
    画像
    なし
    デュケイン・トンプソン
    某大学の教授。ルキノに新種の蛇の共同研究を持ちかけた人物。ルキノと実験室が替わったことを不満に思っている。
    画像
    なし
    ダレン・ベルグンド
    ボルカ―の弟。ルキノの実験室の清掃員で新種の蛇を発見した。ボルカーの睡眠実験に似た「長い階段」を夢に見るようになり、最終的に失踪した。
    ◆その他
    芸者.png美智子(芸者)
    異国の紳士と結婚しイギリスにやって来た芸者。舅と上手くいかず、家を追い出される。
    関連ページ:芸者(手紙1)
    画像
    なし
    アーサー・ビアス
    湖景村の幼子失踪事件の唯一の生き残り。
    関連ページ:記憶の灰燼・上に登場した新聞記事|黄衣の王(手紙3~4背景推理6~10)|夢の魔女(手紙4)

  • 事件
    画像なしヘイワード夫妻とナターシャが湖景村に移住
    ボルカ―が湖景村を訪れる15年前、ヘイワード夫妻は姪のナターシャを連れて湖景村に逃げ込む。夫妻は閉鎖的なこの村に留まれるよう様々な努力をしたらしい。
    関係キャラクター踊り子.png
    関連ページ:黄衣の王(手紙1)
    画像なしナターシャが駆け落ちする
    ナターシャは美しく静かな村が好きだったが、毎朝早起きして魚を捕ることは好きではなかった。
    村にやって来たサーカス団の微笑みピエロと仲を深めた彼女は、ヘイワード夫妻を「安神塩」で眠らせて駆け落ちした。
    関係キャラクター踊り子.png
    関連ページ:踊り子(背景推理手紙1手紙3)
    画像なし美智子に関する取引の手紙*2
    息子と結婚した美智子を良く思っていないドネリーは、ユージーン・ヘイワードとの取引で彼女の存在が他人に見つからないようにしたらしい。
    取引の6か月後、ユージーンは「運送費用」を更に援助して欲しい旨の手紙を送っている。
    関係キャラクター芸者.png
    関連ページ:芸者(手紙1)
    バカンス.png湖景村が療養地としての宣伝を始める
    「湖景村の風景は優美で、民風は純朴。療養休暇に適している。子供のいる家庭なら、割引サービスが受けられる。」
    関係キャラクター黄衣の王.png
    関連ページ:黄衣の王(背景推理2)
    失踪事件.png湖景村で7人の幼子の失踪事件が起きる
    療養のために湖景村に来た客の子供7人が失踪する事件が起きる。警察は調査を行ったが、村人たちは何も知らない様子だった。
    失踪した子供の内の1人アーサー・ビアスが湖景村の1マイル先でびしょ濡れ状態で発見されたが、「記憶」そのものに対して極端な拒否反応を見せていた。
    湿気のある環境を渇望したり、無意識に動物の血に石を浸したり、寝ている間に軟体動物のように身体をうねらせるなど、怪しげな行動を見せたが、治療により徐々に安定していったが当時の記憶は戻らないままだった。
    関係キャラクター黄衣の王.png
    関連ページ:黄衣の王(背景推理2手紙3)
    画像なし恐怖小説「湖景の道」が出版される
    湖景村の水神伝説をモチーフとした小説が協力出版される。湖景村は小説の生まれた地として療養地の宣伝を続けている。
    小説の作者で療養中のアーサー・ビアスは湖景村の記憶を思い出せなかったが、「湖景の道」の出版前、とある人物と湖景村の神の祭り事に関する話を何度も話しており、「本の内容は本人が実際に経験したものである」と断言するなど前述の症状と矛盾した様子を見せた。
    関係キャラクター黄衣の王.png
    関連ページ:黄衣の王(背景推理7手紙3)
    画像なし調査員ボルカ―が湖景村の調査を始める(9月12日~9月21日)
    フィオナ・ジルマンがアーサー・ラッセルに湖景村の調査を依頼する。アーサー・ラッセルにより、調査員ボルカ―が湖景村に派遣される。
    ボルカ―はヘイワード夫妻の姪の部屋を借り、湖景村の地形構造や水神伝説について聞き込みを行った。
    また、ボルカーは調査とは別口で睡眠実験を行っており、夢の中で階段を降り、炎の穴に近づいている。
    関係キャラクター黄衣の王.png 祭司.png
    関連ページ:黄衣の王(手紙1)祭司(手紙1)
    画像なし湖景村で火災が発生(9月26日)
    調査員ボルカ―は聖徒たちが祭祀の最後に行う儀式について調べるため、あらゆる手段を使って聖所に潜り込もうとする。しかし聖徒たちはボルカ―とヘイワード夫妻を無礼者として火で「浄化」しようとしていた。
    聖徒の誘導によりヘイワード夫妻はボルカ―と一緒に湖景村の隣の林に来て、「浄化」は順調に進んだようだが、マージョリーが火の中に何かを見たと喚いたせいで中断されたらしい。
    この日、湖景村の隣の林では火災が発生し、後の調査で火の痕から巨大な鱗が見つかっている。
    関係キャラクター黄衣の王.png 夢の魔女.png 祭司.png
    関連ページ:黄衣の王(手紙1手紙2)|祭司(手紙1)|夢の魔女(手紙1手紙2)
    湖景村2.png湖景村で大規模な失踪事件が発生
    ある冬の夜、台風が湖景村のすぐ隣にある山を襲撃し、罠を見回っていた狩人を巻き込んで湖へと放り投げた。
    何とか岸辺に泳ぐことができた狩人は、湖景村の住民が全て消え失せていることに気付く。警察の調査の結果、村のそばの湖の中心には誰もいない船が多数あった。
    関係キャラクター黄衣の王.png
    関連ページ:湖景村黄衣の王(背景推理8)
    画像なし調査員クリスが湖景村を調査(12月3日~12月6日)
    アーサー・ラッセルは失踪したまま連絡が取れない調査員ボルカ―に代わり、調査員クリスを派遣する。
    クリスはボルカ―の報告にあった部分を中心に湖景村の地形などを調べるが、不自然な点は全く見つからなかった。彼は住民が一切活動していないことから調査価値がないと判断した。
    関係キャラクター夢の魔女.png 黄衣の王.png
    関連ページ:夢の魔女(手紙1)
    画像なしダレン・ベルグンドが新種の蛇を発見
    某大学の実験室の清掃員ダレンは家で「十数日以内に四肢が生える蛇」を発見する。
    ダレンは実験室の主ルキノ・ドゥルギの薦めにより、蛇を捕まえ「高値段で珍しい鱗のある動物を募集する」と告知していたデュケイン・トンプソンに引き渡す。
    同時期、ダレンもボルカーと同じ「階段」の夢を見るようになる。
    関係キャラクター教授.png魔トカゲ.png
    関連ページ:魔トカゲ(背景推理7)
    変異.pngデュケイン・トンプソンがルキノ・ドゥルギに共同研究を持ちかける
    ルキノはデュケインに共同研究を持ちかけられ、新種の蛇に関する研究を始める。
    ルキノ自ら蛇の持つ毒液を試したところ、身体能力が向上することが判明する。
    また、「湖景村」という村で奇妙な蛇が出没していることを知る。
    関係キャラクター教授.png魔トカゲ.png
    関連ページ:魔トカゲ(背景推理8~10)教授(背景推理)
    ルキノ失踪.pngルキノ・ドゥルギが失踪
    ルキノが自宅で消息を絶つ。彼の書斎では巨大な鱗が発見され、後の調査で湖景村の火災痕から発見された鱗と同じものだと分かっている。
    関係キャラクター教授.png魔トカゲ.png
    関連ページ:魔トカゲ(手紙1)教授(背景推理8)
    画像なしダレン・ベルグンドが失踪
    アーサー・ラッセルがフィオナの依頼を取り消す1ヶ月前、重病の母親を残してダレンが失踪する。
    関係キャラクター夢の魔女.png
    関連ページ:魔トカゲ(手紙1)
    画像なしアーサー・ラッセルがフィオナ・ジルマンの依頼を中止
    フィオナ・ジルマンの依頼でボルカ―の親族を調査した結果、ボルカ―の弟ダレンの周囲でも失踪事件が相次いでいることが明らかになる。
    一連の失綜事件はすべて湖景村に関連しており、アーサー・ラッセルは犯罪組織の関与を考慮し、依頼を中止して依頼金を返却することにした。
    関係キャラクター祭司.png 黄衣の王.png 夢の魔女.png 教授.png魔トカゲ.png
    関連ページ:魔トカゲ(手紙1)
    画像なし研究所が湖景村を調査*3
    失踪事件後、とある研究所が湖景村の環境調査を依頼される。
    水質サンプルによれば、湖の藻類は同じ地域の他の湖よりも遥かに多く、未確認の微生物が沈殿している。土壌サンプルによれば、湿度が周辺地域よりも遥かに高く、一部は強酸性で、一部には大量の未確認微生物が沈殿している
    土壌サンプルの微生物は水質サンプルと同じだが、濃度は土壌の方が低い。
    調査員の辞退、調査記録の紛失、初期調査環境が嵐によって破壊されていたことなどから調査は中止となり、サンプルは皇家学会に引き渡された。
    関係キャラクター夢の魔女.png 黄衣の王.png
    関連ページ:夢の魔女(手紙3)
    画像なしとある調査員が湖景村を調査
    とある調査員が皇家学会のため、湖景村を調査する。調査の結果、周囲の植物が枯れているが中心の植物が生い茂るエリア(繁茂区)があり、そのエリアの川の流れが不自然なことが分かった。
    彼は未来の議員(おそらくアーサー・ラッセル)からの依頼を受けていたが、「湖景の道」で記された状況はなく、人の影も見当たらなかった。
    調査員は「階段」の夢を見るようになり、「繁茂区」の奥へ進むにつれて現実と夢境が徐々に絡まり合う感覚に陥った。
    関係キャラクター夢の魔女.png 黄衣の王.png
    関連ページ:夢の魔女(手紙4)
    画像なしアーサー・ビアスがエウリュディケ荘園の招待を受ける
    アーサー・ビアスは「かつての湖景村の幼子失踪事件の生き残り」という肩書を利用して、サザーク区の選挙に立候補していた。
    しかし選挙前夜、欠けている幼少期の記憶に惹かれ「ゲーム」の誘いに乗り、湖景村に戻って来た。
    関係キャラクター黄衣の王.png
    関連ページ:記憶の灰燼・上に登場した新聞記事黄衣の王(手紙4)

コメント

  • 数年ぶりにプレイ再開した復帰勢なのですが、このページ含むストーリーや世界観関連の記事面白くて一気読みしてしまいました。こんなにストーリーが進んでいたとは…とても分かりやすくて助かってます! -- 2024-03-15 (金) 17:45:51

*1 確定ではない
*2 他事件との時系列関係が分かっていないので、実際の順番が前後する可能性あり
*3 調査自体は事件後すぐかもしれない