マジシャン日記
12月5日 セルヴェ・ル・ロイ
推理:12月5日 マジシャンは荘園の寝室で、野人モウロが失踪後に残した痕跡を捜査した。 |
別視点:オフェンス日記・1
「失踪した人物を見つけ出し、新たなゲーム枠を得ろ」
招待状にはそう書かれていた
モウロ
彼はどこだ?
- 1.1F02
マジシャン:雪が降っている時に逃げ込むのは賢い選択とは言えないな。
マジシャン:開かない。ロックは壊れているようだ。
マジシャン:モウロはここからは出られない。
冒険家:こんにちは! マジシャン:こんにちは。
冒険家:新入りか?見たことない顔だな。
マジシャン:これで見えただろ…
冒険家:ははっ、面白い奴だ。
冒険家:当ててみようか。この部屋の新しい客かな?
マジシャン:違う。
冒険家:ならお前はどうしてこの部屋にいる?
マジシャン:(同じ質問を返す)
冒険家:この部屋から出ていった人を見かけた。
冒険家:彼らには会ったんだろう?
マジシャン:そうだ。
冒険家:ナワーブ・サベダー。いつもフードのついた変わった服を着ている。陰気臭く、口数も少ない。
冒険家:ウィリアム・エリス。無鉄砲にふるまうことが多いが、実際に騒ぎを起こしたことはない!
マジシャン:でも?
冒険家:彼はああ振舞っているが…私は彼がそれほど無鉄砲だとは思えない。
冒険家:付き合ってくれてありがとう。こんなに話を聞いてくれた人は久しぶりだ。
冒険家:さよなら。
マジシャン:(鍵がかかっている)
マジシャン:これは……リンゴが刺さった枝?
窓枠のロックがかかっている
モウロはそこから逃げ出せるはずがない
彼はまだ荘園の中にいるはずだ
12月6日 セルヴェ・ル・ロイ
推理:12月6日 マジシャンは傭兵がイノシシを処理する様子を見かけた。 彼は傭兵が野人の失踪に関係しているのではないかと疑った。 |
リンゴと枝
これは誰のものだ?
- 1.エントランスホール
冒険家:おはよう!
マジシャン:おはよう
冒険家:当ててみよう、何か知りたいことがあるんじゃないか?
冒険家:枝。昨日、君がこれを持って1F02から出てくるのを見た。
冒険家:あれはモウロのものだ。失踪する前、彼は丁度「彼のカワイ子ちゃんたち」に餌をやろうとしていた。
マジシャン:「カワイ子ちゃんたち」?
冒険家:君はまだ屋敷の裏にある林は行っていないだろう?
冒険家:彼の「カワイ子ちゃんたち」は林の中にいる。
冒険家:良いだろう、笑えない冗談だ。
冒険家:モウロはあの林の中のイノシシと一緒にいるのが好きだった。
- 2.屋外
マジシャン:この状況……逃げないと……
- 3.食堂
マジシャン:危ない!
- 4.キッチン
傭兵:…
傭兵:どけ!
- 5.食堂
マジシャン:今度は何をしているんだ?
傭兵:部屋が暑すぎる。このままでは腐ってしまう。
マジシャン:はじめから外に置いておけば良かっただろ?
傭兵:ふん。
マジシャン:怪しいな。
- 6.キッチン
マジシャン:少し待とう。
マジシャン:まだ酒を飲むときではない。
マジシャン:そろそろだ。
- 7.食堂
マジシャン:彼は出ていったんじゃないのか?戻って来たのか?
マジシャン:まさか、エントランスホールで何かしたのか?
- 8.エントランスホール
マジシャン:特に異常はなさそうだ。
マジシャン:おかしいな、開かないみたいだ。
マジシャン:きっとエントランスホールで何かやったんだ。直接会って「話して」みよう。
- 9.屋外
マジシャン:おい!
傭兵:背後に立たれるのが嫌いなんだ。
マジシャン:お前が、あの野蛮人を片付けたのかい?
傭兵:なんだと?
マジシャン:知ってるんだぞ。
傭兵:何のことか分からないな。
マジシャン:1階の2号室のヤツだろう?君が殺したのはーー
冒険家:ねぇ!凄いものを見つけたんだ!早く来て!
ナワーブ・サベダー
彼はずっと見張っている
全くあのイノシシに近づけない
何とかしなくては
12月7日 セルヴェ・ル・ロイ
推理:12月7日 マジシャンがイノシシを調べようとした時、傭兵に止められた。 機嫌が悪くなった彼は怒りをネズミに向けた。 |
別視点:オフェンス日記・3
時間が流れている
もう1度確認しなければ
- 1.エントランスホール
冒険家:モウロの「ペットたち」は鬱陶しいだろう?
冒険家:普段は決して昼間から動き回ったりしないんだが。
冒険家:幸運を祈る。
- 2.食堂
マジシャン:部屋番号を手に入れた。
マジシャン:だが、失踪した彼はまだ見つかっていない。
マジシャン:あのイノシシたちがもっとマシに動いてくれるといいんだが。
マジシャン:後で飲みに来よう。
- 3.屋外
マジシャン:おかしいな…
マジシャン:この感覚は…
マジシャン:まだ何か入ってるな。
傭兵:やめろ。
傭兵:それはオレの獲物だ
マジシャン:見ていただけだ
傭兵:黙れ
マジシャン:そうカリカリするなって
傭兵:オレの獲物を足で見るな!
マジシャン:ただの死んだ猪じゃないか
傭兵:次はないぞ
マジシャン:頭が痛い。
マジシャン:一杯飲もう。
- 4.食堂
傭兵:おい。
傭兵:どこで人の物を狙う癖を身につけたのかは知らないが、イノシシが欲しいなら自分で捕まえに行け。
マジシャン:あれはただのイノシシの死体だ。
傭兵:それで、なぜお前はイノシシの死体に興味を?
傭兵:それと、礼儀のなっていない奴に付きまとわれるのは嫌いなんだ。
傭兵:俺と俺の物から離れてくれ。
マジシャン:クソ!
マジシャン:鼠までバカにして!
マジシャン:……毒薬?
あの鼠たちのせいで落ち着かない
何より
調査のリスクが高くなっている
12月10日 セルヴェ・ル・ロイ
推理:12月10日 ネズミを退治するために、マジシャンはワインに毒薬を仕込んだ。 |
もうすぐ時間だ
まだ私はあのイノシシに近寄れない
だが、「突破口」を見つけた
- 1.エントランスホール
オフェンス:焼き豚足……
オフェンス:確かに美味しそうだ。
オフェンス:ナワーブさんが屋外にイノシシを丸ごと置いていたのか。
オフェンス:キッチンと食堂に上物のワインもあるって?
オフェンス:ありがとう!素晴らしいインスピレーションを得ることができた!
マジシャン:もう一度外へ行って運を試すべきだな。
- 2.屋外
マジシャン:今近づくのは良いアイディアとは言えない。 - 3.食堂
マジシャン:こいつは何をする気だ……
- 4.キッチン
マジシャン:さっきはひどい目にあった。
マジシャン:酒がいるな。
マジシャン:忌々しい鼠め!
マジシャン:今に見てろよ!
マジシャン:思う存分飲むが良いさ。
マジシャン:私たちが食べたものは全部ここら持ち出されていたなんて想像できないな…
マジシャン:この薬を持っていては危ない。安全な隠し場所を探さなくては。
- 5.エントランスホール
マジシャン:こいつはどこに置くべきだ?
マジシャン:……鍵がかかったままだ。
マジシャン:ここに隠そう。
- 6.食堂
マジシャン:ウィリアム・エリスはあのイノシシに近づけただろうか。
- 7.屋外
マジシャン:全部凍って固まっている。開かない。
マジシャン:キッチンに工具があるかもしれない。
マジシャン:頑丈で鋭利な肉切り包丁とかな。
- 8.キッチン
オフェンス:アドバイスありがとう。豚足はもう焼いている最中だ。もうしばらく時間がかかる。
オフェンス:今日の日記は書いたか?
オフェンス:一緒に食前酒でも飲みに行かないか。
オフェンス:ついでにこの面倒な日記を片付けよう。
マジシャン:ああ……。
オフェンス:それが良い。先に食卓で待っててくれ。
ウィリアム・エリス、厄介な奴だ。
さっきできなかった事の続きをしよう。
キッチンに肉切り包丁があればいいんだが
あと、あの豚足は一口も食べるつもりはない